(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2017-59162(P2017-59162A)
(43)【公開日】2017年3月23日
(54)【発明の名称】商品サイズデータ管理方法
(51)【国際特許分類】
G06Q 30/06 20120101AFI20170303BHJP
【FI】
G06Q30/06 140G
【審査請求】有
【請求項の数】6
【出願形態】OL
【全頁数】50
(21)【出願番号】特願2015-185612(P2015-185612)
(22)【出願日】2015年9月18日
(11)【特許番号】特許第5981623号(P5981623)
(45)【特許公報発行日】2016年8月31日
(71)【出願人】
【識別番号】715008894
【氏名又は名称】篠原 光
(72)【発明者】
【氏名】篠原 光
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049BB58
(57)【要約】 (修正有)
【課題】ネットワークを通じて商品を購入する際に、自己の求めているサイズと実際の商品のサイズに対してミスマッチが発生しないように、その差異を視覚化しその結果を端末画面にて確認することができ、なおかつ個人の実名を入力することを必要とせず、さらに利用者が入力したデータを保存しいつでも照会することが可能となる、商品サイズデータ管理方法を提供する。
【解決手段】顧客が商品サイズデータ管理サーバーに商品のサイズに係る情報をアップロードするステップと、商品サイズデータに対し固有管理コードを生成しサーバーに格納するステップと、利用者が自己のサイズ情報を商品サイズデータ管理サーバーに登録するステップと、利用者が固有管理コードを用いてサイズの適合性について照会するステップと、商品サイズと利用者のサイズを照会するステップと、照会結果を利用者の画面で確認するステップを含むことを特徴としている。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
顧客端末と利用者端末と管理者端末と商品サイズデータ管理サーバーとがネットワークを介して接続されてなる商品サイズデータ管理方法であって、
顧客が前記顧客端末を用いて前記商品サイズデータ管理サーバーに商品のサイズについてのデータを入力し登録するステップと、
前記商品サイズデータ管理サーバーにて、前記登録商品サイズデータに関連付けた固有管理コードを生成し付与するステップと、
前記顧客が、前記生成された固有管理コードを前記商品サイズデータ管理サーバーからダウンロードし取得するステップと、
利用者が前記利用者端末を用いて前記商品サイズデータ管理サーバーに自己の所定箇所のサイズデータを入力し登録するステップと、
前記利用者が前記利用者端末を用いて前記商品サイズデータ管理サーバーにサイズの適合性について調査を所望する商品の前期固有管理コードを入力するステップと、
前記商品サイズデータ管理サーバーにて前記固有管理コードと前記利用者が登録した所定箇所のサイズデータとを照会し、その差異を算出するステップと、
前記算出された差異に基づき前記商品サイズデータ管理サーバーにて画像処理を行い、前記利用者端末に表示するステップを含むことを特徴とする商品サイズデータ管理方法。
【請求項2】
前記顧客が前記顧客端末を用いて前記商品サイズデータ管理サーバーに商品のサイズに係る情報をアップロードし登録する際に、メーカー名、ブランド名、商品ジャンル、メーカー商品コード、商品名、色、対象、サイズ、これに付随する商品情報によって分類された一つの商品データに対し、一つの照会用の固有管理コードを生成するステップと、
前記固有管理コードを前記商品のサイズに係る情報に関連付けて前記商品サイズデータ管理サーバーに保存するステップとをさらに含んでなる請求項目1に記載の商品サイズデータ管理方法。
【請求項3】
利用者が前記利用者端末を用いて前記商品サイズデータ管理サーバーにてサイズの適合性についての調査を実行する際に、対象とする商品の商品ジャンルを選択/入力することで、前記商品サイズデータ管理サーバーに保存されている前記利用者のデータより前記ジャンル情報に関連付けられた項目に格納されているデータが検索され抽出されるステップと、
前記商品の固有管理コードを入力し、照会を実行することにより前記商品サイズデータ管理サーバーより当該商品の前記項目におけるサイズデータを検索し抽出するステップと、
前記抽出された利用者のデータと商品のデータを照会し、差異を算出するステップをさらに含んでなる請求項1または2のいずれか1項に記載の商品サイズデータ管理方法。
【請求項4】
前記利用者が前記利用者端末を用いてサイズの適合性についての調査を所望する商品の固有管理コード情報が不明な場合に、商品ジャンルを選択することで前記ジャンル情報に関連付けられた入力項目が表示されるステップと、
前記表示された前記入力項目に前記商品の所定箇所のサイズデータを入力し、照会を実行するステップとをさらに含んでなる請求項1から3のいずれか1項に記載の商品サイズデータ管理方法。
【請求項5】
前記利用者が前記利用者端末を用いて、商品サイズ適合性の照会を実行したログ情報を、固有管理コードを商品サイズデータに関連付けて前記商品サイズデータ管理サーバーに保存するステップとをさらに含んでなる請求項1から4のいずれか1項に記載の商品サイズデータ管理方法。
【請求項6】
前記ネットワークに管理者端末がさらに接続されてなり、
前記管理者が前記管理者端末を用いて前記商品サイズデータ管理サーバーにて前記利用者が前記利用者端末を用いて前記固有管理コードを入力し照会を実行したログ情報を検索するステップと、
検索された前記固有管理コードに関連付けられた前記商品及び前記利用者に関わる情報を抽出するステップと、
前記抽出データを、前記管理者端末を用いてダウンロードするステップとをさらに含んでなる請求項1から5のいずれか1項に記載の商品サイズデータ管理方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ネットワークを通して衣料品等の商品を購入しようとする時に、自己のサイズに適合しているか否かを照会し端末の画面にて視覚的に確認することができる商品サイズデータ管理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、パーソナルコンピューター(以下、PC)やスマートフォン、携帯型情報端末等の普及によって、ネットワークを介して商品を購入する機会が多くなってきている。そして、商品を購入した利用者は、商品に記載されているサイズ情報を読み取り、そのサイズが適しているか否かを自分のサイズに当てはめ自分で判断したうえで注文するという方法が採られていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2009−294909号公報
【非特許文献1】「Virtual Fitting Room」英国Fits.me社(平成27年8月18日検索)インターネット<URL:http://fits.me/try-it-now/>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、実際に届けられた商品を試着した結果、自己の身体に対してそのサイズが適していなかった場合には、サイズ不適合なままその商品を受け入れるか、購入先へ返品処理を行うという方法になるが、返品処理は販売店によって細かく手順が規定されており、利用者にとっては非常に煩わしく、さらに多くの場合、返品は購入者の都合とされるため、返品のための梱包資材及び送料は購入者が負担することが主流となっており、ネットワークを通じて商品を購入する場合の障壁となるという問題があった。
一方、適性サイズの商品を推奨するために、特許文献1に掲載されているように、携帯端末を用いてカタログや雑誌等の印刷物に掲載されている商品画の画像を撮影し、その画像を指定のショッピングモールサーバーに送信すると、画像認識機能によって商品を特定し、予め登録しておいた利用者自身の身体サイズとの差分を演算し、適性サイズを検索し推奨する商品を提示するシステムが考えられている。利用者がこのシステムを利用する手段には、カメラ付き携帯端末を用いることが前提とされ、サーバーにアクセスして画像を所定のシステムに送信する場合には、専用のアプリを予めダウンロードしておく必要が有り、携帯端末を持たない者や、携帯端末の小さなディスプレイ画面を用いた操作が不得意な者は、この形態におけるサービスの対象から排除されてしまう可能性が高いものとなっている。また、サーバーに画像が登録されていない商品については、サイズに関するデータが当該サービス提供システムのデータベースに存在しないため、サイズの適合性を照会することができない。また、商品を特定する情報の入力ソースが、利用者によってカメラ付き携帯端末で撮影された画像のみであり、送信される画像品質にばらつきが生じる可能性が高いと推測されるが、サーバー側での商品検索は、これらの画像とマッチングシステムの判定結果の精度に依存することとなり、正確に判定されていたのか否かを利用者側から確認することができない。また、サーバー側で自動的にサイズの適合性が判断されてしまうため、商品を購入する前、或いは、利用者自らによってバイアスを入力していない場合には、「首周りはゆとりが欲しい」、「ウェストはぴったりで」等、サイズを測定する項目毎、もしくは、商品ジャンル毎に利用者自身の好みによって自己が主体となって商品の適性サイズを判定しサイズを選択することができない。さらに、注文を前提としているシステムであることから、登録する利用者の基本的な情報として、氏名、住所、電話番号等の個人情報の他に、身体各所のサイズといったプライベートな情報も登録しなければならないため、情報漏洩リスクへの不安等心理面での負担も生じ、尚も課題が残る。
一方、海外においては、非特許文献1に示すような衣服における仮想試着システムが一部で利用され始めており、上記商品サイズデータ管理システムを利用することで自分自身の身体にどのサイズが適合しているかを判断する場合の支援とすることができる。しかしながら、実際に当該商品を購入するプロセスへと進行してゆくことから、利用者の実名や身体サイズ等の個人情報がそのまま販売サイトを運営する業者に提供されることとなり、商品を様々なインターネット通販サイトから購入する利用者にとっては、購入を検討している商品のサイトにおいて、その都度自分自身の身体サイズデータを入力することとなる。一般的には個人の身体各所のサイズ等他人には漏らしたくないプライベートな情報であり、それらを提供しなければならないばかりか、都度自己のサイズデータを入力するといった煩雑な作業を繰り返すことを強いられることとなる。さらに、上記商品サイズデータ管理システムを導入していないサイトで販売されている商品については、画面上でのサイズ照会ができないといった問題が残る。
【0005】
本発明は、上記問題に鑑み、利用者がネットワークを通じて商品を購入する際に、自己の求めているサイズと実際の商品のサイズに対してミスマッチが発生しないように、その差異を視覚化しその結果を確認することができ、なおかつ個人の実名を入力することを必要とせず、さらに利用者が入力したデータを保存しいつでも照会することが可能となる、商品サイズデータ管理方法を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための手段は、以下の手段によって達成される。なお、括弧内は、後述する実施形態の参照符号を付したものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0007】
請求項1に係る商品サイズデータ管理方法は、顧客端末(2)と利用者端末(3)と商品サイズデータ管理サーバー(1)とがネットワーク(N)を介して接続されてなる商品サイズデータ管理方法であって、
顧客が前記顧客端末(2)を用いて商品毎にサイズについてのデータが記載されている商品情報を前記商品サイズデータ管理サーバー(1)に入力し登録するステップ(ステップS6)と、
前記商品サイズデータ管理サーバー(1)にて、固有管理コードを生成し前記登録された商品のサイズに係る情報に前記固有管理コードを結合したファイル(以下、商品サイズデータと言う)を生成し、保存するステップ(ステップS8)と、
前記顧客が前記顧客端末(2)を用いて、前記商品サイズデータ管理サーバー(1)より前記商品サイズデータをダウンロードし取得するステップ(ステップS11)と、
利用者が前記利用者端末(3)を用いて前記商品サイズデータ管理サーバー(1)に自己の所定箇所のサイズを入力し登録するステップ(ステップS22)と、
利用者が調査を所望する商品に対して発行された固有管理コードを、前記利用者端末(3)を用いて入力するステップ(ステップS24)と、
前記商品サイズデータ管理サーバー(1)において前記固有管理コードに関連付けられた商品サイズデータと前記利用者が登録した所定箇所のサイズデータとを照会しその差異を算出し表示するために画像処理を行うステップ(ステップS27)と、
前記利用者端末(3)に前記の結果を表示するステップ(S28)を含むことを特徴としている。
【0008】
また、請求項2に係る商品サイズデータ管理方法は、上記請求項1に記載の商品サイズデータ管理方法において、前記商品サイズデータ管理サーバー(1)に商品のサイズに係る情報を登録する際に、その製造会社、ブランド、ジャンル、商品名、色、対象、サイズによって分類し、一つの商品に係るデータに対し一つの照会用の固有管理コードを生成処理するステップ(ステップS7)と、
商品サイズデータ・データベースに順序立てて格納するステップ(ステップS8)をさらに含んでなることを特徴としている。
【0009】
また、請求項3に係る商品サイズデータ管理方法は、利用者が前記利用者端末(3)を用いて前記商品サイズデータ管理サーバー(1)にてサイズの適合性について調査を所望する商品の固有管理コードを入力するステップ(ステップS24)と、
前記利用者が登録したサイズとの差異を照会し算出された結果を、前記商品サイズデータ管理サーバー(1)の表示方法管理テーブルにて管理された方法よって画像処理し、前記利用者端末(3)に表示するステップ(ステップS28)を含んでなることを特徴としている。
【0010】
また、請求項4に係る商品サイズデータ管理方法は、利用者が前記利用者端末(2)を用いて固有管理コードが不明な商品のサイズの適合性についての調査を所望する際に、前記商品の所定箇所のサイズに係る情報を入力し照会を行うステップ(ステップS26)と、
その結果を利用者端末(3)にて確認するステップ(ステップS28)を含んでなることを特徴としている。
【0011】
また、請求項5に係る商品サイズデータ管理方法は、利用者が前記利用者端末(3)を用いて実行したサイズ照会の結果を、前記商品サイズデータ管理サーバー(1)に保存するステップ(ステップS29)と、
前記利用者が利用者端末(3)を用いて保存した前記サイズ照会の結果を、利用者端末(3)に呼び出して確認するステップ(ステップS28)
を含んでなることを特徴としている。
【0012】
また、請求項6に係る商品サイズデータ管理方法は、上記請求項1から5の何れか1項に記載の商品サイズデータ管理方法において、前記ネットワーク(N)に管理者端末(4)がさらに接続されてなり、
前記商品サイズデータ管理サーバー(1)にて固有管理コードを入力し照会を実行したログ情報を検索するステップ(ステップS32)と、
前記検索の結果抽出されたログ情報に関連付けられて保存されている商情報を結合するステップ(ステップS34)と、
前記結合ファイルを前記管理者が前記管理者端末(4)を用いてダウンロードするステップ(S37)を含んでなることを特徴としている。
【発明の効果】
【0013】
次に、本発明の効果について、図面の参照符号を付して説明する。なお、括弧内は、後述する実施形態の参照符号を付したものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0014】
請求項1に係る発明によれば、顧客が顧客端末(2)を用いて商品のサイズに係る情報を商品サイズ管理サーバー(1)にアップロードすれば、商品毎に照会用の固有管理コードが生成され付与される。次にこれらの商品が掲載されているネット販売サイトに当該固有管理コードを表示することによって、前記商品をネット販売サイトから購入することを検討する利用者が、当該固有管理コードを記録(またはコピー)し、利用者が利用者端末(3)から商品サイズ管理サーバー(1)にログインし、利用者自身の専用ページを開設し利用者の所定箇所のサイズ情報を入力、保存した後に当該固有管理コードを入力(またはペースト)し照会することによって、自己のサイズに適合したものであるかを、利用者端末(3)の画面にて確認することができる。これによって、ネットワークを用いて商品を購入しようとしている利用者が、購入時に自身の実名と所定箇所のサイズデータを都度入力する必要がなくなるとともに、利用者が購入しようとしている商品のサイズが適当か否かについて商品を注文する前に確認し判断することが可能となり、想定外であった場合の返品手続き処理を行可能性を大幅に削減することができる。
【0015】
請求項2に係る発明によれば、顧客が顧客端末(2)を用いて商品サイズデータ管理サーバー(1)に登録したい商品のサイズ及び関連情報をフォーマットに従いアップロードすれば、当該商品の製造会社、ブランド、ジャンル、商品名、色、サイズ等によって分類され、1つの商品に対し1つの照会用の固有管理コードを生成及び結合し、商品サイズデータ・データベースに順序立てて格納するため、利用者が利用者端末(3)を用いてログインし、商品サイズについての調査を所望した際に、当該固有管理コードを入力(またはコピー&ペースト)するだけで良くなるため、所定箇所のすべてのサイズ情報を入力する手間が省略できるとともに、入力ミスによる誤表示を防止できる。
【0016】
請求項3に係る発明によれば、利用者が前記利用者端末(2)を用いて自己が調査を所望する商品の所定箇所のサイズと自己が登録した所定箇所のサイズとの差異を、前記商品サイズデータ管理サーバー(1)を用いて照会した際に、商品ジャンルを選択または入力することによって差異の算出に必要な項目が抽出され、その照会結果として算出された差異を、前記商品サイズデータ管理サーバー(1)の表示方法管理テーブルにて管理された表現方法によって画像処理し、前記利用者端末に表示することにより、利用者が知りたい情報に絞り込み、利用者にとってより直感的にわかりやすい表現で情報提供することで、照会した商品サイズとの差異がどの部分にどの程度生じているのかを把握しやすくなり、利用者の判断を合理的に支援することができる。
【0017】
請求項4に係る発明によれば、利用者が調査を所望する商品についての固有管理コードが不明であった場合でも、前記利用者端末(2)を用いて商品サイズデータ管理サーバー(1)にログインし、対象とする商品の所定箇所のサイズに関わる情報を入力または選択し、照会処理を実行することも可能であるため、利用者は、固有管理コードが不明な商品についてもサイズの適合性についての照会結果を画面で確認し、購入するか否かを判断することができるようになる。
【0018】
請求項5に係る発明によれば、利用者が前記利用者端末(2)を用いてログインし、自己が所望した商品サイズと自己のサイズとを照会しその差異の表示結果を、前記商品サイズデータ管理サーバー(1)に保存することができるため、いつでも保存しておいた情報を呼び出すことができるので、複数の商品のサイズ適合性を確認し検討することができるようになる。
【0019】
請求項6に係る発明によれば、管理者が管理者端末(4)を用いて前記商品サイズデータ管理サーバー(1)にて固有管理コード毎に利用者による照会ログ情報を検索し結果をダウンロードし取得することができるため、前記照会ログ情報を用いて固有管理コードに関連付けられた商品とその商品に興味を持ちサイズ照会を実行した利用者に係る情報を分析することが可能となり、顧客にとって商品開発を行う上での有効な情報として活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【
図1】本発明に係る商品サイズデータ管理方法に関する商品サイズデータ管理システムの概要説明図である。
【
図2】本発明に係る商品サイズデータ管理方法に関する商品サイズデータ管理システムの一実施形態を示す全体図である。
【
図3】本実施形態に係る商品サイズデータ管理サーバーの概念ブロック図である。
【
図4】本実施形態に係る商品サイズデータ管理システムを用いて、顧客が顧客端末を用いてログイン後の初期画面例を示す図である。
【
図5】本実施形態に係る商品サイズデータ管理システムを用いて、顧客が顧客端末を用いて顧客基本情報を登録する画面例を示す図である。
【
図6】本実施形態に係る商品サイズデータ管理システムを用いて、顧客が顧客端末を用いて商品のサイズに係る情報を登録する際の商品ジャンルを選択する画面例を示す図である。
【
図7】本実施形態に係る商品サイズデータ管理システムを用いて、顧客が顧客端末を用いて登録する商品のサイズに係る情報をアップロードする画面例を示す図である。
【
図8】本実施形態に係る商品サイズデータ管理システムを用いて、顧客が顧客端末を用いて商品のサイズに係る情報をアップロードした結果を確認する画面例を示す図である。
【
図9】本実施形態に係る商品サイズデータ管理システムを用いて、顧客が顧客端末を用いて商品のサイズに係る情報のアップロードを完了したことを確認する画面例を示す図である。
【
図10】本実施形態に係る商品サイズデータ管理システムを用いて、顧客が顧客端末を用いて固有管理コードを検索し確認する画面例を示す図である。
【
図11】本実施形態に係る商品サイズデータ管理システムを用いて、利用者が利用者端末を用いて利用者の基本情報を登録する画面例を示す図である。
【
図12】本実施形態に係る商品サイズデータ管理システムを用いて、利用者が利用者端末を用いて利用者のサイズに係る情報を登録する画面例を示す図である。
【
図13】本実施形態に係る商品サイズデータ管理システムを用いて、利用者が利用者端末を用いて調査を所望する商品の固有管理コードを入力しサイズの適合性について照会を実行する画面例を示す図である。
【
図14】本実施形態に係る商品サイズデータ管理システムを用いて、利用者が利用者端末を用いて調査を所望する商品のサイズデータを入力しサイズの適合性について照会を実行する画面例を示す図である。
【
図15】本実施形態に係る商品サイズデータ管理システムを用いて、利用者が利用者端末を用いてサイズの適合性についての照会結果を確認する画面例を示す図である。
【
図16】本実施形態に係る商品サイズデータ管理システムを用いて、利用者が利用者端末を用いてサイズの適合性についての照会結果を商品サイズデータ管理サーバーに保存した画面例を示す図である。
【
図17】本実施形態に係る商品サイズデータ管理システムを用いて、利用者が利用者端末を用いて商品サイズデータ管理サーバーに保存した利用者のサイズの適合性についての照会結果を検索する画面例を示す図である。
【
図18】本実施形態に係る商品サイズデータ管理システムを用いて、管理者が管理者端末を用いて管理者情報を検索する画面例を示す図である。
【
図19】本実施形態に係る商品サイズデータ管理システムを用いて、管理者が管理者端末を用いて管理者情報を編集及び登録する画面例を示す図である。
【
図20】本実施形態に係る商品サイズデータ管理システムを用いて、管理者が管理者端末を用いて顧客情報を検索する画面例を示す図である。
【
図21】本実施形態に係る商品サイズデータ管理システムを用いて、管理者が管理者端末を用いて照会ログデータを検索及びダウンロードする画面例を示す図である。
【
図22】本実施形態に係る商品サイズデータ管理システムを用いて、管理者が管理者端末を用いてお知らせ情報を登録及び削除する画面例を示す図である。
【
図23】本実施形態に係る利用者サイズデータ管理テーブルを示す図である。
【
図24】本実施形態に係る商品サイズデータ管理テーブルを示す図である。
【
図25】本実施形態に係る商品サイズ照会テーブルを示す図である。
【
図26】本実施形態に係る商品サイズ照会結果の表示方法管理テーブルを示す図である。
【
図27】本実施形態に係る商品サイズデータ入力項目管理テーブルを示す図である。
【
図28】顧客が商品サイズデータ管理サーバーにログインし、同実施形態に係る商品サイズデータ管理システムの使用例を説明するフローチャート図である。
【
図29】利用者が商品サイズデータ管理サーバーにログインし、同実施形態に係る商品サイズデータ管理システムの使用例を説明するフローチャート図である。
【
図30】管理者が商品サイズデータ管理サーバーにログインし、利用者が固有管理コードを用いて照会を実施したログデータを抽出する際の同実施形態に係る商品サイズデータ管理システムの使用例を説明するフローチャート図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、本発明に係る商品サイズデータ管理方法に関する商品サイズデータ管理システムの一実施形態について、
図1から
図3を参照して具体的に説明する。商品サイズデータ管理システムは、
図3に示すように、商品サイズデータ管理サーバー1と顧客が使用する顧客端末2と、ネットワークを用いて商品を購入しようとしている一般の利用者が使用する利用者端末3と、当該商品サイズデータ管理サーバー1の管理者が使用する管理者端末4とがネットワークNを介して接続されている。この顧客端末2、利用者端末3、管理者端末4は、PC(Personal Computer)やスマートフォン(多機能携帯電話)、PDA(Portable Digital Assistance)等で構成されてなるものである。なお、本実施形態においては、説明の都合上、顧客端末2と利用者端末3とを1つだけ用いる例を示しているが、勿論、複数用いても良い。
【0022】
一方、商品サイズデータ管理サーバー1は、
図3に示すように、CPU等からなる中央制御部10と、顧客情報取得生成部11と、顧客情報データベース12と、商品情報取得生成部13と、商品サイズデータ情報データベース14と、利用者情報取得生成部15と、利用者情報データベース16と、固有管理コード生成部17と、固有管理コード情報データベース18と、管理者情報取得生成部19と、管理者情報データベース20と、お知らせ情報取得生成部21と、お知らせ情報データベース22と、利用者データ差異情報取得生成部23と、利用者照会ログ情報データベース24と、商品サイズデータ検索情報取得生成部25と、照会ログ情報検索取得部26と、サイズデータ管理情報テーブル27と、Webページ(
図4から
図22に示す画面P1からP19)を生成するためのプログラムが格納されている画面プログラム28と、無線ルータ、無線LAN、有線LAN、ダイヤルアップ等の通信手段でネットワークNに接続が可能な通信部29で構成されている。
【0023】
顧客情報取得生成部11は、
図2に示す顧客端末2を用いて顧客が入力した情報を取得生成するものである。具体的には、顧客が顧客端末2を用いて専用のURLにアクセスすると、ログイン画面(図示せず)が顧客端末2に表示され、その表示内容に基づき顧客が顧客端末2を用いてIDおよびパスワードを用いてログインすると、顧客毎のホーム画面(
図4に示すP1参照)が表示される。そして、メニューボタンの「顧客基本情報管理」(
図4に示すME-1参照)を選択(クリック)すると、
図5に示す画面P2が顧客端末2に表示される。そして、顧客が顧客端末2を用いて会社名、所属部署名、担当者名、住所、電話番号、FAX番号、メールアドレス、パスワードを入力(P2a参照)し、「更新」(P2b参照)を選択(クリック)すると、顧客情報生成部11は、この内容を取得する。そして、この取得された内容が、中央制御部10を介して顧客情報データベース12に格納される。なお、本実施形態については、明示していないが、当該顧客がこれまでに商品サイズデータ管理サーバーに登録している商品データ件数を表示することもできる。
【0024】
一方、商品情報取得生成部13は、
図2に示す顧客端末2を用いて、顧客が登録した商品のサイズに係る情報を取得生成するものである。具体的には、顧客が顧客端末2を用いて専用のURLにアクセスすると表示されるログイン画面(図示せず)に、IDとパスワードを入力しログインを選択(クリック)すると表示されるホーム画面(
図4に示すP1参照)が顧客端末2に表示される。そして、メニューボタンの「商品データ登録」(ME2参照)を選択(クリック)すると、
図6に示す画面P3が表示される。そして、顧客がアップロードし登録を実施しようとしている商品のジャンル(P3a参照)を選択(クリック)し、「次へ」(P3b参照)を選択(クリック)すると、
図7の画面P4が表示される。この時に顧客が選択した商品ジャンルがP4aに表示されており、顧客はこれを確認することができる。そして、顧客は顧客端末2を用いて予め作成しておいた商品のサイズに係る情報ファイル(例えばXLSファイル)をアップロードできるようになる。尚、必要な商品のサイズに係る情報をアップロードするためのフォーマットをダウンロードするボタンを、画面につけても良い(P4c参照)。
そして、顧客が顧客端末2を用いて「ファイルを選択」(P4b参照)を選択(クリック)してアップロードするファイルを指定し、「次へ」(P4c参照)を選択(クリック)すると、商品情報取得生成部13は、この情報を取得する。次いで、中央制御部10は、アップロードしたファイルに記録されていた商品情報から、データが正しく記録されている件数とエラーとなったデータ件数をカウントし、数顧客端末2に
図8に示す画面P5を送信する。そして、顧客が顧客端末2を用いてアップロードした商品サイズに係る情報で登録可能となる件数が表示される(P5a参照)。
そして、この内容に問題がなければ、顧客は顧客端末2を用いて「実行」(P5b参照)を選択(クリック)すると、商品情報取得部13は、その情報を取得する。そして、この取得された内容が中央制御部10を介して固有管理コード生成部17へと連携され、商品1つに対し1つの管理コードが生成される。そして、中央制御部10を介して商品毎に生成された固有管理コードが商品のサイズに係る情報に関連付けられて商品サイズデータファイルが生成され、商品サイズデータ情報データベース14に格納され、生成された固有管理コードは、中央制御部10を介して、固有管理コード情報データベース18に関連付けて格納される。
次に、中央制御部10は、
図9に示す画面P6を送信し、顧客端末2に表示される。そして、顧客は、アップロードした商品のサイズに係る情報がサーバーに登録完了されたことを確認することができる。なお、顧客が「戻る」(
図8に示すP5c参照)を選択(クリック)した場合は、顧客端末2に前画面(
図7に示す画面P4参照)が示されることになる。
【0025】
そして、顧客は、顧客端末2を用いてアップロードした商品サイズに係る情報に対して生成された固有管理コードを、取得することができるようになる。具体的には、顧客は、顧客端末2を用いて商品サイズに係るデータをアップロード完了後に表示される画面(
図9に示すP6参照)に表示されているJOB.NO.(P6a参照)を記録する。次に、固有管理コード確認ボタン(P6b参照)を選択(クリック)もしくは、メニューボタンの「固有管理コード確認」(ME3参照)を選択(クリック)すると、顧客端末2に固有管理コード確認画面(
図10が示すP7参照)が表示される。そして、固有番号検索画面(P7a参照)に記録したJOB.NO.を入力するか、アップロード日の範囲、商品ジャンルの項目を選択し「検索」(P7a参照)を選択(クリック)すると、商品データ検索取得生成部25がこれを取得する。
次に、中央制御部10が商品サイズデータ情報データベース14にてこれを検索し、その検索結果の情報を顧客端末2に表示(
図10に示すP7b参照)する。検索されたファイルをダウンロードする場合には表示されたリストのダウンロードを選択し、「実行」(P7c)を選択(クリック)することによって、顧客端末2にデータ(例えばCSVファイル)がダウンロードされる。これによって、顧客は、顧客が運用しているインターネットサイトの商品販売サイトやカタログ、雑誌等の商品を掲載する場合にこれらの固有管理コードを掲載することができるようになる(
図1に示すM1参照)。
一方、検索したデータを削除したい場合には、削除を選択(クリック)し、「実行」を選択(クリック)することによって、中央制御部10を介して商品サイズデータ情報データベース14、及び固有管理コード情報データベース18に格納されていた当該データが削除される。
【0026】
ところで、顧客が
図2に示す顧客端末2を用いて登録した商品データに基づき生成された固有管理コードは、固有管理コード生成部17において生成された際に、中央制御部10によって商品サイズに係る情報に関連付けて結合されて生成(以下、商品サイズデータという)され、商品サイズデータ情報データベース14に格納される。これにより、顧客端末2、利用者端末3、管理者端末4を用いて固有管理コードを入力し検索を実行すれば、これに関連付けられ格納された商品サイズデータを容易に抽出することができる。
【0027】
利用者情報取得生成部15は、
図2に示す利用者端末3を用いて、利用者が登録した利用者の基本情報及びサイズに係る情報を取得生成するものである。具体的には、利用者が利用者端末3を用いて専用のURLにアクセスすると、ログイン画面(表示せず)が利用者端末3に表示され、この表示内容に基づき利用者が利用者端末3を用いてID及びパスワードを用いてログインし、表示される画面(
図11に示すP8参照)に表示されるメニューボタンの「ユーザー基本情報」(ME20参照)をクリックすると、画面P8aが利用者端末3に表示される。利用者が利用者端末3を用いて利用者のパスワード、誕生日、住居エリア、性別、ニックネーム、メールアドレスを入力または選択(P8a参照)し、「登録」(P8b参照)を選択(クリック)すると、利用者情報取得生成部15は、この利用者の基本情報を取得し、この取得された内容が、中央制御部10を介して利用者情報データベース16に格納されることとなる。
【0028】
利用者が、利用者端末3を用いて商品サイズデータ管理サーバーにログイン後に表示されるメニューボタンの「マイサイズ」(
図11に示すME21参照)をクリックすると、
図12に示す画面P9が利用者端末3に表示され、表示された項目に従って利用者が所定箇所のサイズ情報(例えば、身長、頭囲、首囲、バスト・胸囲等)を入力できるようになる(P9a参照)。入力後に、「登録」(P9b参照)を選択(クリック)すると、利用者情報取得生成部15は、この利用者の基本情報を取得し、この取得された内容が、中央制御部10を介して利用者情報データベース16に格納されることとなる。
【0029】
管理者情報取得生成部19は、
図2に示す管理者端末4を用いて、管理者が入力した管理者に関する情報を取得生成するものである。具体的には、管理者が管理者端末4を用いて専用のURLにアクセスすると、ログイン画面(表示せず)が管理者端末4に表示され、この表示内容に基づき管理者が管理者端末4を用いてID及びパスワードを用いてログインし、表示される画面(
図18に示すP15参照)に表示されるメニューボタンの「管理者情報」(ME30参照)をクリックすると、画面P15が管理者端末4に表示される。そして、管理者端末4を用いて管理者が編集したい管理者のID、フリーワードを入力(P15a参照)し、「検索」を選択(クリック)すると、検索でヒットした件数および管理者IDと管理者のリストが表示される(P15b参照)。次に、編集する管理者のリストを選択し、「実行」(P15c参照)を選択(クリック)すると、
図19の画面P16が表示される。
次いで、変更する項目(例えば、パスワード、メールアドレス、使命、権限範囲)を入力(P16a参照)し、「更新」を選択(クリック)すると、管理者情報取得生成部はこの内容を取得する。そして、この取得された内容が、中央制御部10を介して、管理者情報データベース20に格納されることとなる。なお、本実施形態については、明示していないが、検索結果のデータ(例えばCSVファイル)をダウンロードするボタンを表示することもできる。
【0030】
管理者を新規に登録したい場合には、管理者が管理者端末4を用いて専用のURLにアクセスすると、ログイン画面(表示せず)が管理者端末4に表示され、この表示内容に基づき管理者が管理者端末4を用いてID及びパスワードを用いてログインし、表示される画面(
図18に示すP15参照)に表示されるメニューボタンの「管理者情報」(ME30参照)をクリックすると、画面P15が管理者端末4に表示される。次いで、「新規登録」(P15a参照)を選択(クリック)すると、中央制御部19がこれを取得し、画面プログラム28より
図19に示す画面P16の画面を読み出し、これを管理者端末4に表示する。管理者は、新規に登録したい管理者のID、パスワード、メールアドレス、氏名、権限範囲を入力(P16a参照)し、「実行」(P16b参照)を選択(クリック)するすると、管理者情報取得生成部はこの内容を取得する。そして、この取得された内容が、中央制御部10を介して、管理者情報データベース20に格納されることとなる。
【0031】
お知らせ情報取得生成部21は、
図2に示す管理者端末4を用いて、管理者が入力した管理者および顧客データに関する情報を取得生成するものである。具体的には、管理者が管理者端末4を用いて専用のURLにアクセスすると、ログイン画面(表示せず)が管理者端末4に表示され、この表示内容に基づき管理者が管理者端末4を用いてID及びパスワードを用いてログインし、表示される画面(
図18に示すP15参照)に表示されるメニューボタンの「お知らせ情報管理」(ME33参照)をクリックすると、
図22に示す画面P19が管理者端末4に表示される。
そして、管理者が管理者端末4を用いて顧客端末2の画面(
図4に示すP1a参照)に表示させたいコメントを入力し、表示する期間、表示する対象者については予め管理者端末4にて作成しておいたデータ(例えばCSVファイル)を指定し、「アップロード」(P19a参照)を選択(クリック)すると、お知らせ情報取得生成部21は、この編集内容を取得し、この取得された内容が、中央制御部10を介してお知らせ情報データベース22に格納されることとなる。そして、利用者端末2の画面(
図4に示すP1a参照)に表示されることとなる。
【0032】
一方、過去に登録したお知らせ情報を抽出し、削除することも可能である。具体的には、管理者が管理者端末4を用いて商品サイズデータ管理サーバー1へのログインを行い、表示される画面(
図18に示すP15参照)に表示されるメニューボタンの「お知らせ情報管理」(ME33参照)をクリックし、管理者端末4に
図22のP19の画面を表示させる。次いで、表示されているお知らせ情報リスト(P19b参照)より削除を「選択」(クリック)し、「実行」を選択(クリック)すると、お知らせ情報取得生成部21は、この編集内容を取得し、この取得された内容が、中央制御部10を介しお知らせ情報データベース22に格納されている当該データを検索し削除することとなる。そして、利用者端末2の画面(
図4に示すP1a参照)に表示されなくなる。
【0033】
利用者データ差異情報取得生成部23は、利用者が利用者端末3を用いて調査を所望する商品のサイズについての適合性を照会することを実行した結果となる情報を取得生成するものである。具体的には、利用者が
図2に示す利用者端末3を用いて専用のURLにアクセスすると、ログイン画面(表示せず)が利用者端末3に表示され、この表示内容に基づき利用者が利用者端末3を用いてID及びパスワードを用いてログインし、表示されるメニューボタンの「サイズ照会」の「固有管理コード入力」(
図13に示すME22参照)をクリックすると、画面P10が利用者端末3に表示される。次いで、利用者が販売サイトやカタログ等から記録しておいた(
図1に示すM2参照)、サイズの適合性についての調査を所望する「商品のジャンル」を選択(P10b参照)する。商品サイズデータ管理サーバー1は、利用者が商品ジャンルを特定することによって、商品のサイズを照会する項目に関わる情報を特定している。次いで、調査を所望する商品の固有管理コードを入力(P10c参照)し、「実行」(P10d参照)を選択(クリック)すると、利用者データ差異情報取得生成部23がその内容を取得する。尚、固有管理コードをカメラなどで撮影した画像データ(例えばJPGファイル)を利用者端末2に格納し、そのファイルを指定してアップロードして商品サイズデータ管理サーバーに送信し、画像データから文字認識機能によってデータを抽出する技術を利用して固有管理コードを入力しても良い。
次いで、利用者データ差異情報取得生成部23にて取得された内容に基づき、中央制御部10が、その取得した商品のサイズ照会に必要となる項目を、サイズデータ管理情報テーブル27にて取得し、利用者情報データベース16に格納されている利用者のサイズに係る情報からサイズ照会に必要となる項目に格納されているデータを抽出する。一方、中央制御部10が、その取得した内容が商品サイズデータ情報データベース14に格納されているか否かを検索し、その結果である検索された商品のサイズデータを抽出する。次いで、中央制御部10が、サイズデータ管理情報テーブル27にて利用者のサイズデータと前記抽出された商品のサイズデータの差異の算出及び表示するための画像処理を行い、中央制御部10を介して、画面プログラム28にて表示画面(画面14に示すP12参照)を読み出し、この結果を組み合わせて利用者端末3へ送信する。なお、この利用者が照会を実行した商品のサイズとの差異に関わる情報の表示方法の詳細については、後述することとする。
【0034】
一方、利用者がサイズの適合性について調査を所望する商品の固有管理コードについての情報が不明な場合には、利用者端末3を用いてログイン後に表示される画面(図示せず)のメニューから「サイズ照会」の「サイズ入力」(
図14に示すME22参照)を選択(クリック)し、表示された画面(P11a参照)から照会ができるようになる。サイズ照会を行う商品のジャンルを画面P11bから選択(クリック)し、次いで表示される項目(P11c参照)に商品のサイズを入力し、「実行」(P11d参照)を選択(クリック)すると、利用者データ差異情報取得生成部23がその内容を取得する。次いで、その内容に基づき中央制御部10が、商品のサイズ照会に必要となる項目を、サイズデータ管理情報テーブル27にて取得し、利用者情報データベース16に格納されている利用者のサイズに係る情報から当該項目のデータを抽出し、利用者データ差異情報取得生成部23が取得した商品のサイズデータの差異の算出を行い、その結果を利用者端末3に送信し、表示(
図15に示すP12参照)する。
【0035】
一方、利用者が利用者端末3を用いて、調査を所望する商品のサイズを照会した結果が、利用者端末の画面に表示される(
図15に示すP12参照)が、この結果を基に、ひとまわり大きい、もしくは小さいサイズについての照合結果も確認することを所望した場合に、簡単に結果を確認できる方法も有している。具体的には、利用者端末3に表示されたP12の画面の「ひとつ大きなサイズ」(P12d参照)を選択(クリック)すると、その内容を固有管理コード取得生成部17がその内容を取得する。そして、この内容を中央制御部10が、商品サイズデータ情報データベース14に格納されている当該固有管理コードに関連付けられた商品を抽出し、同じ商品コードでひとつサイズが大きい商品があるか否かを検索し、その結果を前記手順と同様にサイズデータ管理情報テーブルにて利用者のサイズデータと前述の抽出された商品のサイズデータの差異の算出し画像処理を行い、その結果を利用者端末3の画面に表示する(
図15に示すP12参照)。
また、利用者が同様に照会を実施し利用者端末3の画面に表示された結果(P12a参照)の商品のサイズよりもひとつ小さいサイズについての照会結果についても確認を所望する場合は、利用者端末3に表示された画面(P12a参照)の「ひとつちいさなサイズ」(P12c参照)を選択(クリック)すると、その内容を固有管理コード取得生成部17がその内容を取得する。そして、この内容を中央制御部10が、商品サイズデータ・データベース14に格納されている当該固有管理コードに関連付けられた商品を抽出し、同じ商品コードでひとつサイズが小さい商品があるか否かを検索し、前期同様の手順で照会し、その結果を利用者端末3の画面に表示することとなる。
【0036】
また、利用者が
図2の利用者端末3を用いてサイズ照会を実施した結果を保存し、後に利用者が
図2の利用者端末3を用いてその結果を画面にて確認することができる。具体的には、利用者端末3を用いて商品のサイズ照合を実施した結果が表示される画面P12にて表示される「保存」(P12d)を選択(クリック)すると、この内容を利用者情報取得生成部15が取得する。そしてその内容を、中央制御部10を介して利用者照会ログ情報データベース24に格納される。これらのデータは、利用者ID、保存年月日、商品ジャンル、ブランド名に関わる情報が関連付けられて格納される。利用者の照会結果が問題なく利用者照会ログ情報データベース16に格納されると、中央制御部10が画面プログラム28から画面プログラム28から
図16に示すP13の画面を読み出し、
図2の利用者端末3に表示(画面15に示すP13参照)される。
【0037】
次に、利用者が
図2の利用者端末3を用いて保存した照合結果について、確認する方法について説明する。
具体的には、利用者が利用者端末2を用いて専用のURLにアクセスすると表示されるログイン画面(図示せず)に、IDとパスワードを入力しログインを選択(クリック)すると表示されるホーム画面(
図11に示すP8参照)が利用者端末3に表示される。そして、メニューボタンのマイノート(ME23参照)を選択(クリック)すると、
図17に示す画面P14が表示される。表示画面には、利用者が利用者端末3を用いて照会を実施した結果のリストがP14bに表示されており、商品ジャンル、保存年月日、ブランド名を画面P14aに入力または選択し、検索を選択(クリック)するとその内容を利用者情報取得生成部15が取得する。そして、その取得された内容に基づき、中央制御部10が、その内容が利用者照会ログ情報データベース24内に格納されているか否かを検索し、その検索結果を利用者端末3に表示する(P14b参照)。検索結果としては、保存年月日、商品ジャンル、ブランド名、再表示ボタン、削除ボタンが表示される。この時複数の件数が該当している場合には、それぞれがリストとなって表示される。照合結果を確認したい場合は、このリストの再表示ボタンを選択(クリック)し、「実行」(P14c参照)を選択(クリック)すると、その内容を利用者情報取得生成部15が取得する。そして、その取得された内容に基づき中央制御部10が、利用者照会ログ情報データベース24にて検索を行い、その結果が利用者端末3の画面(
図15に示すP12参照)に表示される。
【0038】
一方、利用者が
図2の利用者端末3を用いて保存した照合結果を削除する方法について説明する。
具体的には、利用者が利用者端末2を用いてログインし、メニューボタンの「マイノート」(ME23参照)を選択(クリック)すると、
図17に示す画面P14が表示される。ここで表示されたリストの削除(P14b参照)を選択(クリック)し、「実行」を選択(クリック)すると、その内容を利用者情報取得生成部15が取得する。そして、その取得された内容に基づき中央制御部10が、利用者照会ログ情報データベース24内に格納されているデータから抽出し、その情報を消去する。すると中央制御部10は、その結果を画面プログラム28から読み出し、その結果を組み込んで利用者端末3のマイノート画面(P14b参照)に表示する。
【0039】
照会ログ情報検索取得部26は、
図2に示す管理者端末4を用いて管理者が、利用者照会ログ情報データベース24内に格納されている帳票データを検索する際、その検索内容を取得するものである。具体的には、管理者が管理者端末4を用いてログインし、表示された画面(表示せず)のメニューボタンの「照合ログデータ」(ME32参照)を選択(クリック)すると、
図21に示す画面P18が管理者端末4に表示される。これにより、管理者が管理者端末4を用いて、固有管理コード、フリーワード、期間のいずれかを入力あるいは選択(クリック)し、「検索」(P18a参照)を選択(クリック)すると、照会ログ情報検索取得部26は、その内容を取得する。そして、その取得された内容に基づき、中央制御部10が、その内容が利用者照会ログ情報データベース24内に格納されているか否かを検索する。そして、中央制御部10が、検索番号を生成し前記検索によって抽出された照会ログデータに付与し、利用者照会ログ情報データベース24内に格納する。ついで、中央制御部が、画面プログラム28から画面(
図21に示すP18参照)を読み出し、その検索結果を組み込んで管理者端末4に表示する(P18b参照)。
【0040】
管理者は、管理者端末4に表示される照会ログデータの検索結果画面(P18b参照)のデータ(例えばCSVファイル)を、ダウンロードすることができる。具体的には、管理者が管理者端末4を用いてログインし、表示される画面(図示ぜず)のメニューボタンから「照会ログデータ」(ME32参照)を選択(クリック)すると表示される画面P18にて照会ログデータ検索を実行すると、その結果が、リストとなって表示される(P18b参照)。管理者が、検索結果リストからダウンロードしたいファイルの「選択」ボックスを選択(クリック)し、「実行」(P18c参照)を選択(クリック)すると、その情報を照会ログ情報検索取得部26は、その内容を取得する。そして、その取得された内容に基づき、中央制御部10が、その内容が利用者照会ログ情報データベース24内に格納されているデータを検索する。そして、その結果抽出されたデータが中央制御部10を介して、
図2に示す管理者端末4のデスクトップにダウンロードされることとなる。
ところで、管理者が管理者端末4を用いて入力もしくは選択された条件には、「検索番号」が付与される。よって、複数の検索結果からダウンロードするファイルを抽出する場合には、この「検索番号」をキーに抽出しているため、再度検索条件を設定する必要がなく、データ抽出にかかる時間をヤン祝することができる。
【0041】
<商品サイズデータ管理システム使用例>
ここで、上記説明した商品サイズデータ管理システムの使用例を、
図28、
図29及び
図30のフローチャート図を参照して説明する。
【0042】
まず、
図28を参照して、顧客が商品サイズデータ管理サーバー1にログインし、当該商品サイズデータ管理システムを使用する例を説明する。
【0043】
顧客が
図2に示す顧客端末2を用いてネットワークNを介して商品サイズデータ管理サーバー1に接続すると、
図3に示す中央制御部10は、画面プログラム28より、ログイン画面を示す画面(図示せず)を読み出し、その読み出した画面を顧客端末2に送信する。これにより、顧客は顧客端末2に送信されてきた画面に基づき、
図19に示す画面P16aにて管理者が管理者端末4を用いて登録した、ID及びパスワードを入力して、商品サイズデータ管理サーバーにログインするための認証を行う(ステップS1)。
【0044】
次いで、顧客が顧客端末2を用いてログインするためのID及びパスワードを入力すると、顧客情報取得生成部11はその情報を取得する。そして、中央制御部10は、顧客データベース12に格納されている顧客情報を検索、照合した結果を受けて画面プログラム28よりマイページ画面P1を読み出し、その読み出した画面を顧客端末2に送信する。これにより、顧客は、顧客端末2を用いて商品サイズデータ管理サーバーにログインする(ステップS2)。
【0045】
そして、顧客が顧客端末2を用いて、顧客端末2に表示されたメニューボタンの「商品データ登録」(
図4に示すME2参照)を選択(クリック)すると、中央制御部10は、画面プログラム28より、
図6に示す画面P3を読み出し、その読み出した画面を顧客端末2に送信する。
顧客は、顧客端末2に送信されてきた画面に基づき、商品ジャンルを選択(クリック)(
図6に示すP3a参照)し、「次へ」(P3b参照)を選択(クリック)すると、商品情報取得生成部13はその情報を取得する。そして、中央制御部10は、画面プログラム28より、商品のサイズに係る情報をアップロードする画面(
図7に示すP4参照)を読み出し、その読み出した画面を顧客端末2に送信する。
次に、顧客は、顧客端末4を用いて、P4cを選択(クリック)することでダウンロードできる登録用フォーマットに従い予め作成しておいた商品のサイズに係る情報ファイルをアップロードするために「ファイルを選択」を選択(クリック)(P4b参照)し、「次へ」(P4d参照)を選択(クリック)すると、商品情報取得生成部13は、この情報を取得する(ステップS3)。
そして、中央制御部10は、商品情報取得生成部13にて取得した商品ジャンル情報に対応するフォーマットを、サイズデータ管理情報テーブル27に格納されているテーブルから商品サイズデータ管理テーブル(
図24に示すP21)を読み出し、そのテーブル内のTBL-11からTBL-15に、アップロードされた商品に係る情報のファイルをそれぞれ格納する。すなわち、TBL-11には、顧客IDが格納され、TBL-12には、メーカー名が格納され、TBL-13には、ブランド名が格納され、TBL-14には、商品ジャンルが格納され、TBL-15には、商品のサイズ情報が格納される(ステップS4)。
続いて、中央制御部10が、ファイルが適正に作成されているかデータチェックを実行し、正しく入力されているデータ件数とエラーとなった件数を抽出し、画面プログラム28より、商品データのアップロード実行確認画面(
図8に示すP5参照)を読み出し、その情報を組み込み顧客端末2に送信する(ステップS5)。
これにより、顧客は、顧客端末2を用いて、顧客がアップロードしたデータについて、商品サイズデータ管理サーバー1に登録が可能な商品サイズデータの件数、および、エラーとなり登録不可能なデータの件数を確認することができる(P5a参照)。顧客がこの内容を確認後問題なければ、
図8に示す画面の「実行」(P5b参照)を選択(クリック)すると、商品情報取得生成部13は、この情報を取得する(ステップS6)。
次いで、中央制御部10が、固有管理コード生成部17にて、顧客がアップロードした商品サイズに係る情報を、商品サイズデータ管理テーブル(
図24に示すP21参照)に組み込んだデータにおいて一つの商品データに対し一つの固有管理コードを生成する(ステップS7)。生成される固有管理コードは、英数字の組み合わせか、バーコード及びその君合わせによって表されても良い。
次いで、中央制御部10が、前記商品サイズデータ管理テーブルのTBL-10にJOB NO.を格納し、TBL-16に固有管理コード取得生成部17で生成された前記固有管理コードをそれぞれ格納し、商品サイズデータとして商品サイズデータ情報データベース14に格納する。そして、前記生成された固有管理コードは、格納された前記商品サイズデータに関連付けられて固有管理コード情報データベース18に格納される。そして、中央制御部10は、画面プログラム28より、商品サイズデータのアップロード完了を示す画面(
図9に示すP6参照)を読み出し、その読み出した画面を顧客端末2に送信する。これによって、顧客は、表示された画面(P6a参照)にて、当該データのジョブナンバーと商品サイズデータのアップロードが完了したことが確認できる(ステップS8)。
また、サイズデータ管理情報テーブル24に格納されている商品サイズデータ管理テーブル(
図24に示すP21)のTBL-15は、商品情報と商品毎にサイズに関する情報が格納されるが、商品によって必要となるサイズ情報が異なるため、商品のサイズに係る情報が与えられていない項目には、情報が格納されず空白となる。具体的には、TBL-15aには、メーカー商品コードが格納され、 TBL-15bには、色に関する情報が格納され、TBL-15cには、対象に関する情報が格納され、TBL-15dには、メーカーサイズに関する情報が格納され、TBL-15eには、適応身長に関する情報が格納され、TBL-15fには、頭囲に関する情報が格納され、TBL-15gには、首囲に関する情報が格納され、TBL-15hには、バスト囲あるいは胸囲に関する情報が格納され、TBL-15iには、ウェスト囲に関する情報が格納され、TBL-15jには、ヒップ囲に関する情報が格納され、TBL-15kには、背肩幅に関する情報が格納され、TBL-15l には、袖丈に関する情報が格納され、TBL-15nには、裄丈に関する情報が格納され、TBL-15mには、袖幅に関する情報が格納される。このように、TBL-15に関わる項目は、商品ジャンルによってそれぞれ異なる項目となり、顧客が商品サイズに係る情報をアップロードし、登録するときには、その商品に係る情報を格納する項目は、商品ジャンルに従って変化する。つまり、
図24に示すP21の商品サイズデータ管理テーブルは、衣料品についての一例であり、例えば同じ衣料品であっても、スカートやズボン、靴、手袋等、対象となる商品の商品ジャンルが異なる商品を商品サイズデータ管理サーバー1に登録する場合には、予め
図2に示す管理者が管理者端末4を用いて管理画面(図示せず)にて商品サイズデータ管理テーブルの編集を行い、商品ジャンル毎にTBL-15に格納される項目を増設した後に行う。そして、顧客が顧客端末3を用いて登録する各商品のサイズに係る情報も、商品サイズデータ管理テーブルの項目に従って格納されることとなる。
【0046】
次いで、顧客は、顧客様端末2に表示された
図9に示す画面P6bに表示された「固有管理コード確認へ」を選択(クリック)するか、メニューボタンの「固有コード確認」(ME3参照)を選択(クリック)すると、中央制御部がこの情報を取得し、画面プログラム28より、
図10に示す画面P7を読み出し、その読み出した画面を顧客端末2に送信する。これにより、顧客は、顧客端末2を用いて、JOB NO.、アップロード日、ジャンルのいずれかを入力あるいは選択(クリック)し、「実行」を選択(クリック)する(P7c参照)と、この検索内容が商品サイズデータ管理サーバー1に送信される(ステップS9)。
【0047】
この検索内容が、商品サイズデータ管理サーバー1に送信されると、商品サイズデータ検索情報取得生成部25は、その内容を取得する。そして、その取得された内容に基づき、中央制御部10が、その内容が商品サイズデータ情報データベース14内に格納されているか否かを検索し、その検索結果(
図10に示すP7b参照)を顧客端末2に送信する(ステップS10)。
次に、顧客端末2に表示された画面P7bを確認し、商品管理コードに関するデータのダウンロードを所望するリストを選択(クリック)し、「実行」(P7c参照)を選択(クリック)すると、中央制御部10がその情報を取得し、そのファイル(例えばCSVファイル)をダウンロードすることとなる。これにより、顧客は、顧客がアップロードした商品のサイズに係る情報に付与された固有管理コードを参照することができることとなる(ステップS11)。そして顧客は、商品を掲載しているサイトあるいはカタログ等に掲載している商品情報と共に固有管理コードを掲載することができる。
【0048】
次に、
図29を参照して、利用者が商品サイズデータ管理サーバー1を利用して、商品サイズの照会を行う方法について説明する。
【0049】
利用者が
図2に示す利用者端末3を用いてネットワークNを介して商品サイズデータ管理サーバー1に接続すると、
図3に示す中央制御部10は、画面プログラム28より、ログイン画面を示す画面(図示せず)を読み出し、その読み出した画面を利用者端末2に送信する。これにより、利用者は利用者端末3に送信されてきた画面に基づき、利用者が利用者端末3を用いて登録した、ID及びパスワードを入力する。(ステップS20)。すると、商品サイズデータ管理サーバー1の利用者情報取得生成部15がその内容を取得する。次に、中央制御部10がその内容に基づき、利用者情報データベースを検索し、ログインするための認証を行う。次いで、その検索結果を画面プログラム28から読み出し、利用者端末3に表示する。これにより、利用者は、商品サイズ情報管理サーバー1にログインすることとなる(ステップS20)。
【0050】
そして、利用者が利用者端末3を用いて、利用者端末3に表示されたメニューボタンの「ユーザー基本情報」(
図11に示すME20参照)を選択(クリック)すると、中央制御部10は、画面プログラム28より、
図11に示す画面P8を読み出し、その読み出した画面を顧客端末2に送信する(ステップS21)。
次いで、利用者は利用者端末3に送信されてきた画面P8aに基づき、パスワード、誕生日、住居エリア(例えば郵便番号)、性別、ニックネーム、メールアドレスを入力または選択(クリック)し、「登録」を選択(クリック)すると、利用者情報取得生成部15はその情報を取得する。次いで、中央制御部10は、その情報を利用者情報データベース16に格納する(ステップS23)。
【0051】
次に、利用者が、利用者端末3(
図2参照)を用いて、
図11に表示される画面P8のメニューボタンの「マイサイズ」(ME21参照)を選択(クリック)すると、中央制御部10がその内容を取得し、サイズデータ管理情報テーブル27に格納されている利用者サイズデータ管理テーブル(
図22に示すP20参照)を読み取り、入力する情報の管理項目であるTBL-2からTBL-3を取得し、画面プログラム28より
図12に示す画面P9を読み出し利用者端末3に表示する。これにより、利用者がサイズに係る情報を各項目に入力することができるようになる。つまり、身長(TBL-3a)、頭囲(TBL-3b)、首囲(TBL-3c)、バスト囲/胸囲(TBL-3d)、アンダーバスト(TBL-3e)、ウェスト囲(TBL-3f)、ヒップ囲(TBL-3g)、背肩幅(TBL-3h)、袖丈(TBL-3i)、裄丈(TBL-3j)、二の腕回り(TBL-3k)、手首回り(TBL-3l)他の項目に、自己のサイズ情報を入力もしくは選択(クリック)し、「登録」を選択(クリック)するとTBL-2からTBL-3にそれぞれのデータが格納され、利用者情報取得生成部15はこの内容を取得する(ステップS22)。
そして、中央制御部10が、利用者情報取得生成部15で取得した内容を利用者情報データベースに格納する(ステップS23)。
【0052】
次に、利用者が、利用者端末3(
図1参照)を用いて、
図11に表示される画面P8のメニューボタンの「サイズ照会」固有管理コード(ME22参照)を選択(クリック)すると、中央制御部10がその情報を取得し、画面プログラム28より、サイズ照会確認画面(
図13に示すP10参照)を読み出し利用者端末3に送信する。これにより、利用者は、利用者端末3を用いて、調査を所望する商品のサイズの適合性について商品の固有管理コードを用いて照会することができるようになる。
具体的には、利用者端末3に表示された画面P10aにて、調査を所望する商品の「商品ジャンル」を選択(クリック)し、次いで「固有管理コード入力欄」に当該商品の固有商品コードを入力もしくは固有管理コードを撮影した画像データ(例えばJPGファイル)を選択(P10d参照)し、「実行」(P10e参照)を選択(クリック)すると、利用者データ差異情報取得生成部23がこの内容を取得する(ステップS24)。
【0053】
以下、利用者が商品ジャンルの選択項目の中から「シャツ・ブラウス」を選択した場合を例として、具体的に説明する。利用者データ差異情報取得生成部23にて取得した固有管理コード情報に基づき、中央制御部10は、商品サイズデータ・データベース14を検索し、その検索結果をサイズデータ管理情報テーブル27に格納されている商品サイズ照会テーブル(
図25に示すP22a参照)に格納する。具体的には、TBL-16には当該商品の固有管理コード、TBL-15gに首囲、TBL-15fにはバスト・胸囲、TBL-15kには背肩幅、TBL-15lには袖丈、TBL-15mには裄丈、TBL-15nには袖幅、TBL-14にはジェンル、TBL-12にはメーカー名、TBL-13にはブランド名、TBL-15aメーカー商品コード、TBL-15bには色、TBL-15cには対象、TBL-15dにはメーカーサイズに関わる情報を格納する。
一方、利用者データ差異情報取得生成部23にて取得した商品ジャンル情報に基づき、中央制御部10は、サイズデータ管理情報テーブル27に格納されている商品サイズデータ入力項目管理テーブル(
図27に示すP24a参照)を検索し、商品サイズ照会を実行するために必要な項目情報を取得する。商品サイズデータ入力項目管理テーブル(P24a参照)には、商品ジャンル項目をTBL-31、商品の基本情報をTBL-32、商品サイズ項目をTBL-33に格納している。「シャツ・ブラウス」を照会する場合には、TBL-31を検索し、商品の基本情報TBL-32aからTBL32g、および商品サイズ項目情報TBL-33aからTBL-33eが抽出され、中央制御部10は、その内容を取得する。
【0054】
次いで、中央制御部10は、その取得した内容(例えば「シャツ・ブラウス」を照会するための必要な項目)についての情報を、利用者情報データベース16から検索し、その検索結果をサイズデータ管理情報テーブル27に格納されている商品サイズ照会テーブル(
図25に示すP22b参照)のTBL-2にはユーザーID、TBL-3cには首囲、TBL-3dにはバスト・胸囲、TBL-3hには背肩幅、TBL-3iには袖丈、TBL-3jには裄丈、TBL-3lには手首囲のデータをそれぞれ格納する。この商品サイズ照会テーブル(
図25に示すP22参照)のP-22a及びP-22bのそれぞれの項目にデータが格納されると、P-22cのテーブルによってその差異が算出されることとなる(ステップS25)。
次いで、サイズデータ管理情報テーブル27に格納されている商品サイズ照会テーブル(
図25に示すP22参照)に、商品サイズと利用者のサイズの差異が算出され、その結果がP-22cのテーブルに格納されると、中央制御部10は、この情報を取得し、サイズデータ管理情報テーブル27に格納されている商品サイズ照会結果表示方法管理テーブル(
図25に示すP23a参照)にその情報を格納する。このテーブルは、中央制御部10が取得した商品ジャンル情報によって関連付けられており、使用例として「シャツ・ブラウス」を表示しているが、他の商品ジャンルが選択されていた場合は、その商品ジャンル分類によって計測箇所(項目)が規定されており、その項目毎にパラメータとなる数値も異なる。このテーブルは、管理者が管理者端末4を用いて管理画面(表示せず)にて任意に設定ができるようになっている。この使用事例は、「シャツ・ブラウス」であることから、
図25に示す商品サイズ照会テーブル(P-22a参照)の計測箇所は、TBL-20である首囲の差異データ、TBL-21であるバスト囲あるいは胸囲の差異データ、TBL-22である背肩幅の差異データ、TBL-23である袖丈の差異データ、TBL-24である裄丈の差異データ、TBL-25である袖幅の差異データが格納され、それぞれの数値に設定されたパラメータによって、表現方法が導き出されることとなる。すなわち、首囲は、+1.0なので、「ぴったり」。バスト囲あるいは胸囲は、+1.0なので「ぴったり」。背肩幅は+2.0なので「やや大きい」。袖丈は、+2.0なので「やや大きい」。裄丈は、+2.0なので、「やや大きい」。袖幅は、+1.0なので「ぴったり」という表現が抽出される。また、前述の表現と同時に、実際に算出した差異データ(例えば、+1センチメートル等)の数値を、利用者端末3の画面に表示しても良い。次いで、中央制御部10が、サイズ照合結果を表示する画面(
図15に示すP12参照)を画面プログラム28から読み出し、その結果を組み込んで利用者端末3に表示する(ステップS27)。
これによって、利用者は、利用者端末3に表示された画面(
図15に示すP12a参照)にて、調査を所望した商品と自己のサイズに対する適合性について確認することができることとなる(ステップS28)。
なお、商品サイズとの適合性の照会結果の表示方法については、利用者のサイズと照会した商品サイズとの適性程度を容易に判断することが可能なように、比較する項目毎にスケールを表示しそれらのスケール上の点の位置によって視覚的に表示されているが、利用者端末3に表示される結果の表示方法については、本事例以外にも、バーグラフやスパイダーチャート、イラスト、3Dグラフィックによるもの等、様々な表示方法が可能である。これらの表現方法は、サイズデータ管理情報テーブル27及び画面プログラム28によって制御されていて、管理者が管理者端末4を用いて任意に変更できるものである。
【0055】
また、利用者が利用者端末3の画面に表示された商品サイズ照会結果(
図15に示すP12a参照)から、さらに、同一商品のひとつ大きいサイズ、もしくは、ひとつ小さいサイズのサイズ適性についても、固有管理番号を入力することなく、照会することができる。この場合の調査方法について具体的説明する。
利用者が利用者端末3の
図15に示す画面P12にて、「ひとつ大きいサイズ/ひとつ小さいサイズ」(P12b参/P12C参照)を選択(クリック)すると、利用者データ差異情報取得生成部23は、その内容を取得する。そして、その取得された内容に基づき、中央制御部10が、その内容が商品サイズデータ・データベース14内に格納されているか否かを検索する。この時、商品サイズデータ・データベース14内を検索するキーは当該固有管理コードであり、ヒットした商品データよりもワンサイズ大きい/小さいサイズ(例えば首囲のサイズ)の商品の情報を検索する。
次いで、その検索結果を中央制御部10が取得し、サイズデータ管理情報テーブル27に格納されている商品サイズ照会テーブル(
図25に示すP22a参照)のそれぞれの項目に検索され抽出された商品サイズデータを格納する。すると、前記段落番号0054と同様に、利用者のサイズが抽出された結果であるP22bのテーブルとの差異が算出され、その結果がP-22cのテーブルに格納されと、中央制御部10は、この情報を取得し、サイズデータ管理情報テーブル27に格納されている商品サイズ照会結果表示方法管理テーブル(
図25に示すP23a参照)にその情報を格納すると、各項目に適した表現が抽出される。次いで、中央制御部10が、サイズ照合結果を表示する画面(
図15に示すP12参照)を画面プログラム28から読み出し、この結果を組み込んで利用者端末3に表示する(ステップS27)。
これによって、利用者は、利用者端末3に表示された画面(
図15に示すP12a参照)にて、調査を所望した商品と自己のサイズに対する適合性を確認することができることとなる(ステップS28)。
【0056】
さらに、利用者が、
図2に示す利用者端末3を用いて、商品サイズと自己のサイズの適性を照会した結果(
図15に示す画面P12a参照)を、商品サイズデータ管理サーバー1に保存することができる。次にその方法を説明する。利用者端末3に照会結果が画面P12aに表示されている際に、「保存」(P12d参照)を選択(クリック)すると、利用者情報取得生成部15は、画面P12にして表示した内容を取得すると、中央制御部10を介して利用者照会ログ情報データベース24にこの内容を格納する。
次に、中央制御部10は、画面プログラム28より保存完了を示す画面(
図16に示すP13参照)を読み出し、これを利用者端末3に表示する(ステップS29)。
【0057】
一方、利用者が、
図2に示す利用者端末3を用いて、商品サイズと自己のサイズの適性について照会を実行したすべてのログ情報は、利用者が前記の保存を実行しない場合においても、中央制御部10を介して商品サイズデータ管理サーバー1の利用者照会ログ情報データベース24に格納されるが、利用者が前記の照会結果画面(
図15に示すP12参照)にて保存処理を実行していない照会ログ情報については、保存実行情報は格納されないため、利用者のマイノートには表示されない。
【0058】
また、利用者が利用者端末3を用いて、固有管理コード情報が不明な商品についても、サイズの適合性についての調査を実施することができる。次に、その方法を具体的に説明する。
利用者が、利用者端末3(
図2参照)を用いて、商品サイズデータ管理サーバー1にログインした画面(表示せず)のメニューボタンの「サイズ照会」の「サイズを入力」(
図14に示すME22参照)を選択(クリック)すると、中央制御部10がその情報を取得し、画面プログラム28より、マイサイズ照会・確認画面(
図14に示すP11参照)を読み出し、その読み出した画面を利用者端末3に送信する。これにより、利用者は、利用者端末3を用いて、
図14に示す画面P11aに調査を所望する商品のサイズについての情報を入力することによって、の適合性を照会することができるようになる。
利用者が利用者端末3に表示された画面P11にて、調査を所望する「商品のジャンル」(P11b参照)を選択(クリック)すると、この情報を利用者データ差異情報取得生成部23がこの内容を取得する。次いで、中央制御部10がこの内容に基づいてサイズデータ管理情報テーブル27に格納されている商品サイズデータ入力項目管理テーブル(
図27に示すP24参照)を検索する。商品ジャンルによって照会する項目が異なるため、利用者が選択した商品ジャンル(例えば、「シャツ・ブラウス」)で商品サイズデータ入力項目管理テーブル(P24a参照)の中から検索された商品サイズ管理項目TBL-33は、首囲、バスト囲・胸囲、背肩幅、袖丈、裄丈、袖幅となる。次いで、中央制御部10は、この検索結果を取得し、この内容に基づいて画面プログラム28より読み出し、利用者端末3に表示(
図14に示すP11c参照)する。これによって、サイズの適合性についての調査を行うために自己のサイズを入力する項目が表示される。
【0059】
続いて利用者は、利用者端末3に表示された画面(
図14に示すP11参照)の商品サイズ入力欄(P11c参照)に、商品のサイズに関する情報を入力もしくは選択し、「実行」(P11d参照)を選択(クリック)すると、利用者データ差異情報取得生成部23がこの内容を取得する。(ステップS26)
次いで、中央制御部10がこの内容に基づき、サイズデータ管理情報テーブル27に格納されている商品サイズ照会テーブル(
図25に示すP22参照)を検索し、商品サイズ照会を実行するために必要な核項目に情報を格納する。P22aには商品のサイズ情報である首囲をTBL-15g、バスト/胸囲をTBL-15f、背肩幅をTBL-15k、袖丈をTBL-15gl、裄丈をTBL-15m、袖幅をTBL-15nにそれぞれ格納する。次いで、中央制御部10は、その取得した内容(「シャツ・ブラウス」を照会するための必要な項目についての情報)を、前記商品サイズ照会テーブルP22bのTBL-2にはユーザーID、TBL-3cには首囲、TBL-3dにはバスト・胸囲、TBL-3hには背肩幅、TBL-3iには袖丈、TBL-3jには裄丈、TBL-3lには手首囲のデータをそれぞれ格納する。次いで、P-22a及びP-22bのそれぞれの項目にデータが格納されると、P-22cのテーブルによってその差異が算出される。そして、中央制御部10は、この情報を取得し、サイズデータ管理情報テーブル27に格納されている商品サイズ照会テーブル(
図25に示すP23a参照)にその情報を格納する。そして、中央制御部10が、サイズについての照合結果を表示する画面(
図15に示すP12参照)を画面プログラム28から読み出し、その結果を組み込んで利用者端末3に表示する。(ステップS27)
これによって、利用者は、利用者端末3に表示された画面(
図15に示すP12a参照)にて、調査を所望した商品と自己のサイズに対する適合性を確認することができることとなる(ステップS28)。
【0060】
次に、
図30を参照して、管理者が商品サイズデータ管理サーバー1にログインし、利用者が固有管理コードを用いて商品サイズに対して適応性を照会したログに係る情報をダウンロードする例を説明する。
【0061】
管理者が
図2に示す管理者端末4を用いてネットワークNを介して商品サイズデータ管理サーバー1に接続すると、
図3に示す中央制御部10は、画面プログラム28より、ログイン画面を示す画面(図示せず)を読み出し、その読み出した画面を管理者端末4に送信する。これにより、管理者は管理者端末4に送信されてきた画面に基づき、管理者が管理者端末4を用いて登録した、ID及びパスワードを入力する(ステップS30)。
これによって、商品サイズデータ管理サーバー1の管理者報取得生成部19がその内容を取得する。次に、中央制御部10がその内容に基づき、管理者情報データベース20を検索し、登録した、ID及びパスワードを照会しログインするための認証を行う。次いで、その検索結果を画面プログラム28から読み出し、管理者端末3に表示する。これにより、管理者は、管理者端末3を用いて商品サイズ情報管理サーバー1にログインすることとなる(ステップS31)。
【0062】
管理者が管理者端末4を用いて、管理者端末4に表示されたメニューボタンの「照会ログデータ」(
図18に示すME32参照)を選択(クリック)すると、中央制御部10は、画面プログラム28より、照合ログデータ検索画面(
図21に示すP18参照)を読み出し、その読み出した画面を管理者端末4に送信する。次に、管理者は、管理者端末4に表示された画面(P18a参照)に、検索する対象となる「固有管理コード」、及び利用者が照会を実行した「期間」、「フリーワード」欄に情報を入力もしくは選択(クリック)し、「検索」ボタンを選択(クリック)すると、この検索内容が商品サイズデータ管理サーバー1に送信される。(ステップS32)
【0063】
この検索内容が商品サイズデータ管理サーバー1に送信されると、照会ログ情報検索取得部26は、その内容を取得する。そして、その内容に基づき、中央制御部10が、その内容が利用者照会ログ情報データベース24に格納されているか否かを検索する(ステップS33)。
次いで、中央制御部10が、画面プログラム28を読み出して、この検索結果に生成した検索番号、及びヒットしたデータ件数を組み込み、管理者端末4に表示(
図21に示すP18b参照)する(ステップS34)。
【0064】
次に、管理者がダウンロードを所望する照会ログに係る情報を、画面P18bのダウンロード欄を選択(クリック)し、「実行」を選択(クリック)すると、照会ログ情報検索取得部26は、その内容を取得する。(ステップS35)。
そして、その内容に基づき、中央制御部10が、その検索番号によって関連付けされているデータのファイル(例えばCSVファイル)を生成し(ステップS36)、管理者端末4にダウンロードできることとなる(ステップS37)。
【0065】
以上説明した本実施形態によれば、顧客が顧客端末2を用いて商品のサイズデータを商品サイズデータ管理サーバー1にアップロードすれば、商品データに関連付けられた固有管理コードが生成され、これを顧客が販売活動を実施するネットワーク上の店舗やカタログ等の前記商品を紹介するページに掲載することによって、その商品に興味を持った利用者が商品サイズ管理サーバーにログインし、前記固有管理コードを入力することだけで照会を実行することができる。これによって自己に対するサイズの適合性を利用者端末の画面で直接確認することができ、商品購入に際の障壁となっていたサイズの不一致によるトラブルを削減することができる。
【0066】
また、利用者が利用者端末3を用いて商品サイズデータ管理サーバー1にログインし、登録した利用者の所定箇所のサイズデータは、利用者情報として商品サイズデータ管理サーバー1に保存されるため、商品のサイズについての適合性を照会する際に都度入力する必要がなく、様々な商品のサイズ適合性を検討したい場合はこれを効率的に行うことができる。
【0067】
さらに、利用者が商品サイズデータ管理サーバー1に登録する利用者情報は、実名や住所、電話番号等の個人情報を入力する必要がないため、個人情報漏洩のリスクも無い。また、商品を購入する際にも、購入店舗に個人のサイズ照会データを提供する必要が無いため、個人情報に関連付けられた個人の所定各所のサイズ情報の漏洩リスクも無くなる。
【0068】
さらに、利用者が自己のサイズ情報を登録しておくことで、サイズ適合性の調査を所望する商品の固有管理コード情報が不明な場合であっても、利用者が商品のサイズに係る情報を直接入力することによって、サイズについての適合性を照会することができるため、利用者にとっての利便性が高く、ネットワークを用いた購入活動の促進に資することができる。
【0069】
また、本実施形態の使用例として衣料品を例として説明したが、これに限定されるものでは無く、住居や事務所、店舗、教室、運動施設、作業所等、
図1に示す利用者が係る空間においてのアイテムに対しても適用が可能である。
【0070】
なお、本実施形態において、商品サイズデータ管理サーバー1を1台で構成する例を示したが、勿論、処理を分散させ複数台で構成しても良い。
【0071】
また、本実施形態において説明した、商品サイズデータ管理システム及び使用例並びに画面例はあくまで一例であり、これに限定されるものではない。例えば、
図3から
図17に示す画面P1からP14に「パスワード変更」、「ログアウト」、「お問い合わせ」のメニューボタンを設けても良く、
図18から
図22に示す画面P15からP19に「ログアウト」や、登録データ件数や利用からの照会を受けたコード数や回数を確認できる「実績データ検索」メニューボタンを設けても良い。
【符号の説明】
【0072】
1 商品サイズデータ管理サーバー
2 顧客端末
3 利用者端末
4 管理者端末
N ネットワーク
【手続補正書】
【提出日】2015年11月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項1】
顧客端末と利用者端末と管理者端末と商品サイズデータ管理サーバーとがネットワークを介して接続されてなる商品サイズデータ管理方法であって、
顧客が前記顧客端末を用いて商品のサイズについてのデータを入力し、前記商品サイズデータ管理サーバーにアップロードするステップと、
前記商品サイズデータ管理サーバーにて、前記データに関連付けた固有管理コードを生成し結合した商品サイズデータを生成し保存するステップと、
前記生成された固有管理コードを前記商品サイズデータ管理サーバーから前記顧客端末にダウンロードするステップと、
利用者が前記利用者端末を用いて自己の所定箇所のサイズデータを入力し前記商品サイズデータ管理サーバーにて登録するステップと、
前記利用者が前記利用者端末を用いてサイズの適合性について調査を所望する商品の前期固有管理コードを入力し前記商品サイズデータ管理サーバーが取得するステップと、
前記商品サイズデータ管理サーバーにて前記固有管理コードと前記利用者が登録した所定箇所のサイズデータとを照会し、その差異を算出するステップと、
前記算出した差異に基づき前記商品サイズデータ管理サーバーにて画像処理を行い、前記利用者端末に表示するステップを含むことを特徴とする商品サイズデータ管理方法。
【手続補正2】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項2】
前記顧客が前記顧客端末を用いて商品のサイズに係る情報をアップロードし前記商品サイズデータ管理サーバーにて取得する際に、メーカー名、ブランド名、商品ジャンル、メーカー商品コード、商品名、色、対象、サイズ、これに付随する商品情報によって分類された一つの商品データに対し、一つの照会用の固有管理コードを生成するステップと、
前記商品サイズデータ管理サーバーが前記固有管理コードを前記商品のサイズに係る情報に関連付けて保存するステップとをさらに含んでなる請求項1に記載の商品サイズデータ管理方法。
【手続補正3】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項3】
利用者が前記利用者端末を用いて前記商品サイズデータ管理サーバーにてサイズの適合性についての調査を実行する際に、対象とする商品の商品ジャンルを選択/入力することで、前記商品サイズデータ管理サーバーにて保存している前記利用者のデータより前記ジャンル情報に関連付けられた項目に格納されているデータを検索し抽出するステップと、
前記商品の固有管理コードを入力し、照会を実行することにより前記商品サイズデータ管理サーバーが当該商品の前記項目におけるサイズデータを検索し抽出するステップと、
前記抽出した利用者のデータと商品のデータを照会し、差異を算出するステップをさらに含んでなる請求項1または2のいずれか1項に記載の商品サイズデータ管理方法。
【手続補正4】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項4】
前記利用者が前記利用者端末を用いてサイズの適合性についての調査を所望する商品の固有管理コード情報が不明な場合に、商品ジャンルを選択することで前記商品サイズデータ管理サーバーにて前記ジャンル情報に関連付けられた入力項目を表示するステップと、
前記利用者が前記利用者端末を用いて前記表示された前記入力項目に前記商品の所定箇所のサイズデータを入力し、前記商品サイズデータ管理サーバーにて照会を実行するステップとをさらに含んでなる請求項1から3のいずれか1項に記載の商品サイズデータ管理方法。
【手続補正5】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項5】
前記利用者が前記利用者端末を用いて、商品サイズ適合性の照会を実行したログ情報を、前記商品サイズデータ管理サーバーが固有管理コードを商品サイズデータに関連付けて保存するステップとをさらに含んでなる請求項1から4のいずれか1項に記載の商品サイズデータ管理方法。
【手続補正6】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項6】
前記ネットワークに管理者端末がさらに接続されてなり、
前記管理者が前記管理者端末を用いて前記商品サイズデータ管理サーバーにて前記利用者が前記利用者端末を用いて前記固有管理コードを入力し照会を実行したログ情報を前記商品サイズデータ管理サーバーが検索するステップと、
前記検索した前記固有管理コードに関連付けられた前記商品及び前記利用者に関わる情報を前記商品サイズデータ管理サーバーが抽出するステップと、
前記抽出データを、前記管理者端末にダウンロードするステップとをさらに含んでなる請求項1から5のいずれか1項に記載の商品サイズデータ管理方法。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0007】
請求項1に係る商品サイズデータ管理方法は、顧客端末(2)と利用者端末(3)と商品サイズデータ管理サーバー(1)とがネットワーク(N)を介して接続されてなる商品サイズデータ管理方法であって、
顧客が前記顧客端末(2)を用いて商品
のサイズについてのデータが記載されている商品情報を
入力し前記商品サイズデータ管理サーバー(1)にアップロードするステップ(ステップS6)と、
前記商品サイズデータ管理サーバー(1)にて、前記データに関連付けた固有管理コードを生成し、前記商品の
サイズについてのデータに前記固有管理コードを結合したファイル(以下、商品サイズデータと言う)を生成し、保存するステップ(ステップS8)と、
前記顧客が前記顧客端末(2)を用いて、前記商品サイズデータ管理サーバー(1)より前記商品サイズデータをダウンロードし取得するステップ(ステップS11)と、
利用者が前記利用者端末(3)を用いて
自己の所定箇所のサイズを入力し前記商品サイズデータ管理サーバー(1)にて登録するステップ(ステップS22)と、
利用者が調査を所望する商品に対して発行された固有管理コードを、前記利用者端末(3)を用いて入力
し前記商品サイズデータ管理サーバー(1)が取得するステップ(ステップS24)と、
前記商品サイズデータ管理サーバー(1)において前記固有管理コードに関連付けられた商品サイズデータと前記利用者が登録した所定箇所のサイズデータとを照会しその差異を算出し表示するために画像処理を行うステップ(ステップS27)と、
前記利用者端末(3)に前記の結果を表示するステップ(S28)を含むことを特徴としている。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0008】
また、請求項2に係る商品サイズデータ管理方法は、上記請求項1に記載の商品サイズデータ管理方法において、前記商品サイズデータ管理サーバー(1)に商品のサイズに係る情報を
取得する際に、その製造会社、ブランド、ジャンル、商品名、色、対象、サイズによって分類し、一つの商品に係るデータに対し一つの照会用の固有管理コードを生成処理するステップ(ステップS7)と、
商品サイズデータ
情報データベースに順序立てて格納するステップ(ステップS8)をさらに含んでなることを特徴としている。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0009】
また、請求項3に係る商品サイズデータ管理方法は、利用者が前記利用者端末(3)を用いて前記商品サイズデータ管理サーバー(1)にてサイズの適合性について調査を所望する商品の固有管理コードを入力するステップ(ステップS24)と、
前記利用者が登録したサイズとの差異を照会し算出された結果を、前記商品サイズデータ管理サーバー(1)の表示方法管理テーブルにて管理された方法
によって画像処理し、前記利用者端末(3)に表示するステップ(ステップS28)を含んでなることを特徴としている。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0010】
また、請求項4に係る商品サイズデータ管理方法は、利用者が前記利用者端末(2)を用いて固有管理コードが不明な商品のサイズの適合性についての調査を所望する際に、前記商品の所定箇所のサイズに係る情報を入力し照会を行うステップ(ステップS26)と、
その結果を利用者端末(3)に
表示し前記利用者が確認するステップ(ステップS28)を含んでなることを特徴としている。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0011】
また、請求項5に係る商品サイズデータ管理方法は、利用者が前記利用者端末(3)を用いて実行したサイズ照会の結果を、前記商品サイズデータ管理サーバー(1)
にて保存するステップ(ステップS29)と、
前記利用者が利用者端末(3)を用いて
前記商品サイズ管理サーバーにて保存した前記サイズ照会の結果を、利用者端末(3)に
表示し前記利用者が確認するステップ(ステップS28)を含んでなることを特徴としている。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0012】
また、請求項6に係る商品サイズデータ管理方法は、上記請求項1から5の何れか1項に記載の商品サイズデータ管理方法において、前記ネットワーク(N)に管理者端末(4)がさらに接続されてなり、
管理者が管理者端末(4)を用いて固有管理コードを入力し照会を実行したログ情報を
前記商品サイズデータ管理サーバー(1)にて検索するステップ(ステップS32)と、
前記検索の結果抽出
したログ情報に関連付けられて保存
している
商品情報を結合するステップ(ステップS34)と、
前記結合ファイルを前記管理者端末(4)
にダウンロード
し前記管理者が取得するステップ(S37)を含んでなることを特徴としている。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0014】
請求項1に係る発明によれば、顧客が顧客端末(2)を用いて商品のサイズに係る情報を商品サイズ管理サーバー(1)にアップロードすれば、商品毎に照会用の固有管理コードが生成され付与される。次にこれらの商品が掲載されているネット販売サイトに当該固有管理コードを表示することによって、前記商品をネット販売サイトから購入することを検討する利用者が、当該固有管理コードを記録(またはコピー)し、利用者が利用者端末(3)から商品サイズ管理サーバー(1)にログインし、利用者自身の専用ページを開設し利用者の所定箇所のサイズ情報を入力、保存した後に当該固有管理コードを入力(またはペースト)し照会することによって、自己のサイズに適合したものであるかを、利用者端末(3)の画面にて確認することができる。これによって、ネットワークを用いて商品を購入しようとしている利用者が、購入時に自身の実名と所定箇所のサイズデータを都度入力する必要がなくなるとともに、利用者が購入しようとしている商品のサイズが適当か否かについて商品を注文する前に確認し判断することが可能となり、想定外であった場合の返品手続き処理を
行う可能性を大幅に削減することができる。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0020】
【
図27】本実施形態に係る商品
ジャンル及び入力項目管理テーブルを示す図である。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0021】
以下、本発明に係る商品サイズデータ管理方法に関する商品サイズデータ管理システムの一実施形態について、
図1から
図3を参照して具体的に説明する。商品サイズデータ管理システムは、図
1に示すように、商品サイズデータ管理サーバー1と顧客が使用する顧客端末2と、ネットワークを用いて商品を購入しようとしている一般の利用者が使用する利用者端末3と、当該商品サイズデータ管理サーバー1の管理者が使用する管理者端末4とがネットワークNを介して接続されている。この顧客端末2、利用者端末3、管理者端末4は、PC(Personal Computer)やスマートフォン(多機能携帯電話)、PDA(Portable Digital Assistance)等で構成されてなるものである。なお、本実施形態においては、説明の都合上、顧客端末2と利用者端末3とを1つだけ用いる例を示しているが、勿論、複数用いても良い。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0024】
一方、商品情報取得生成部13は、
図2に示す顧客端末2を用いて、顧客が登録した商品のサイズに係る情報を取得生成するものである。具体的には、顧客が顧客端末2を用いて専用のURLにアクセスすると表示されるログイン画面(図示せず)に、IDとパスワードを入力しログインを選択(クリック)すると表示されるホーム画面(
図4に示すP1参照)が顧客端末2に表示される。そして、メニューボタンの「商品データ登録」(ME2参照)を選択(クリック)すると、
図6に示す画面P3が表示される。そして、顧客がアップロードし登録を実施しようとしている商品のジャンル(P3a参照)を選択(クリック)し、「次へ」(P3b参照)を選択(クリック)すると、
図7の画面P4が表示される。この時に顧客が選択した商品ジャンルがP4aに表示されており、顧客はこれを確認することができる。
そして、顧客は顧客端末2を用いて予め作成しておいた商品のサイズに係る情報ファイル(例えばXLSファイル)をアップロードできるようになる。尚、必要な商品のサイズに係る情報をアップロードするためのフォーマットをダウンロードするボタンを、画面につけても良い(P4c参照)。
そして、顧客が顧客端末2を用いて「ファイルを選択」(P4b参照)を選択(クリック)してアップロードするファイルを指定し、「次へ」(P4
d参照)を選択(クリック)すると、商品情報取得生成部13は、この情報を取得する。次いで、中央制御部10は、アップロードしたファイルに記録されていた商品情報から、データが正しく記録されている件数とエラーとなったデータ件数をカウントし、
顧客端末2に
図8に示す画面P5を送信する。そして、顧客が顧客端末2を用いてアップロードした商品サイズに係る情報で登録可能となる件数が表示される(P5a参照)。
そして、この内容に問題がなければ、顧客は顧客端末2を用いて「実行」(P5b参照)を選択(クリック)すると、商品情報取得部13は、その情報を取得する。そして、この取得された内容が中央制御部10を介して固有管理コード生成部17へと連携され、商品1つに対し1つの管理コードが生成される。そして、中央制御部10を介して商品毎に生成された固有管理コードが商品のサイズに係る情報に関連付けられて商品サイズデータファイルが生成され、商品サイズデータ情報データベース14に格納され、生成された固有管理コードは、中央制御部10を介して、固有管理コード情報データベース18に関連付けて格納される。
次に、中央制御部10は、
図9に示す画面P6を送信し、顧客端末2に表示される。そして、顧客は、アップロードした商品のサイズに係る情報がサーバーに登録完了されたことを確認することができる。なお、顧客が「戻る」(
図8に示すP5c参照)を選択(クリック)した場合は、顧客端末2に前画面(
図7に示す画面P4参照)が示されることになる。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0025】
そして、顧客は、顧客端末2を用いてアップロードした商品サイズに係る情報に対して生成された固有管理コードを、取得することができるようになる。具体的には、顧客は、顧客端末2を用いて商品サイズに係るデータをアップロード完了後に表示される画面(
図9に示すP6参照)に表示されているJOB.NO.(P6a参照)を記録する。次に、固有管理コード確認ボタン(P6b参照)を選択(クリック)もしくは、メニューボタンの「固有管理コード確認」(ME3参照)を選択(クリック)すると、顧客端末2に固有管理コード確認画面(
図10が示すP7参照)が表示される。そして、固有番号検索画面(P7a参照)に記録したJOB.NO.を入力するか、アップロード日の範囲、商品ジャンルの項目を選択し「検索」(P7a参照)を選択(クリック)すると、商品データ検索取得生成部25がこれを取得する。
次に、中央制御部10が商品サイズデータ情報データベース14にてこれを検索し、その検索結果の情報を顧客端末2に表示(
図10に示すP7b参照)する。検索されたファイルをダウンロードする場合には表示されたリストのダウンロードを選択し、「実行」(P7c)を選択(クリック)することによって、顧客端末2にデータ(例えばCSVファイル)がダウンロードされる。これによって、顧客は、顧客が運用しているインターネットサイトの商品販売サイトやカタログ、雑誌等の商品を掲載する場合にこれらの固有管理コードを掲載することができるようになる(
図1参照)。
一方、検索したデータを削除したい場合には、削除を選択(クリック)し、「実行」を選択(クリック)することによって、中央制御部10を介して商品サイズデータ情報データベース14、及び固有管理コード情報データベース18に格納されていた当該データが削除される。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0029】
管理者情報取得生成部19は、
図2に示す管理者端末4を用いて、管理者が入力した管理者に関する情報を取得生成するものである。具体的には、管理者が管理者端末4を用いて専用のURLにアクセスすると、ログイン画面(表示せず)が管理者端末4に表示され、この表示内容に基づき管理者が管理者端末4を用いてID及びパスワードを用いてログインし、表示される画面(
図18に示すP15参照)に表示されるメニューボタンの「管理者情報」(ME30参照)をクリックすると、画面P15が管理者端末4に表示される。そして、管理者端末4を用いて管理者が編集したい管理者のID、フリーワードを入力(P15a参照)し、「検索」を選択(クリック)すると、検索でヒットした件数および管理者IDと管理者のリストが表示される(P15b参照)。次に、編集する管理者のリストを選択し、「実行」(P15c参照)を選択(クリック)すると、
図19の画面P16が表示される。
次いで、変更する項目(例えば、パスワード、メールアドレス、
氏名、権限範囲)を入力(P16a参照)し、「
実行」を選択(クリック)すると、管理者情報取得生成部はこの内容を取得する。そして、この取得された内容が、中央制御部10を介して、管理者情報データベース20に格納されることとなる。なお、本実施形態については、明示していないが、検索結果のデータ(例えばCSVファイル)をダウンロードするボタンを表示することもできる。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0030】
管理者を新規に登録したい場合には、管理者が管理者端末4を用いて専用のURLにアクセスすると、ログイン画面(表示せず)が管理者端末4に表示され、この表示内容に基づき管理者が管理者端末4を用いてID及びパスワードを用いてログインし、表示される画面(
図18に示すP15参照)に表示されるメニューボタンの「管理者情報」(ME30参照)をクリックすると、画面P15が管理者端末4に表示される。次いで、「新規登録」(P15a参照)を選択(クリック)すると、中央制御部19がこれを取得し、画面プログラム28より
図19に示す画面P16の画面を読み出し、これを管理者端末4に表示する。管理者は、新規に登録したい管理者のID、パスワード、メールアドレス、氏名、権限範囲を入力(P16a参照)し、「実行」(P16
c参照)を選択(クリック)するすると、管理者情報取得生成部はこの内容を取得する。そして、この取得された内容が、中央制御部10を介して、管理者情報データベース20に格納されることとなる。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0033】
利用者データ差異情報取得生成部23は、利用者が利用者端末3を用いて調査を所望する商品のサイズについての適合性を照会することを実行した結果となる情報を取得生成するものである。具体的には、利用者が
図2に示す利用者端末3を用いて専用のURLにアクセスすると、ログイン画面(表示せず)が利用者端末3に表示され、この表示内容に基づき利用者が利用者端末3を用いてID及びパスワードを用いてログインし、表示されるメニューボタンの「サイズ照会」の「固有管理コード入力」(
図13に示すME22参照)をクリックすると、画面P10が利用者端末3に表示される。次いで、利用者が販売サイトやカタログ等から記録しておいた(
図1参照)、サイズの適合性についての調査を所望する「商品のジャンル」を選択(P10b参照)する。商品サイズデータ管理サーバー1は、利用者が商品ジャンルを特定することによって、商品のサイズを照会する項目に関わる情報を特定している。次いで、調査を所望する商品の固有管理コードを入力(P10c参照)し、「実行」(P10
e参照)を選択(クリック)すると、利用者データ差異情報取得生成部23がその内容を取得する。尚、固有管理コードをカメラなどで撮影した画像データ(例えばJPGファイル)を利用者端末2に格納し、そのファイルを指定してアップロードして商品サイズデータ管理サーバーに送信し、画像データから文字認識機能によってデータを抽出する技術を利用して固有管理コードを入力しても良い。
次いで、利用者データ差異情報取得生成部23にて取得された内容に基づき、中央制御部10が、その取得した商品のサイズ照会に必要となる項目を、サイズデータ管理情報テーブル27にて取得し、利用者情報データベース16に格納されている利用者のサイズに係る情報からサイズ照会に必要となる項目に格納されているデータを抽出する。一方、中央制御部10が、その取得した内容が商品サイズデータ情報データベース14に格納されているか否かを検索し、その結果である検索された商品のサイズデータを抽出する。次いで、中央制御部10が、サイズデータ管理情報テーブル27にて利用者のサイズデータと前記抽出された商品のサイズデータの差異
を算出
し、次いでその差を表示するための画像処理を行
う。次いで、中央制御部10
が、画面プログラム28にて表示画面を読み出し、
前記の結果を組み合わせて利用者端末3へ送信する
(図15に示すP12参照)。なお、この利用者が照会を実行した商品のサイズとの差異に関わる情報の表示方法の詳細については、後述することとする。
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0035】
一方、利用者が利用者端末3を用いて、調査を所望する商品のサイズを照会した結果が、利用者端末の画面に表示される(
図15に示すP12参照)が、この結果を基に、ひとまわり大きい、もしくは小さいサイズについての照合結果も確認することを所望した場合に、簡単に結果を確認できる方法も有している。具体的には、利用者端末3に表示されたP12の画面の「ひとつ大きなサイズ」(P12
b参照)を選択(クリック)すると、その内容を固有管理コード取得生成部17がその内容を取得する。そして、この内容を中央制御部10が、商品サイズデータ情報データベース14に格納されている当該固有管理コードに関連付けられた商品を抽出し、同じ商品コードでひとつサイズが大きい商品があるか否かを検索し、その結果を前記手順
(0033)と同様にサイズデータ管理情報テーブルにて利用者のサイズデータと前述の抽出された商品のサイズデータの差異
を算出し画像処理を行い、その結果を利用者端末3の画面に表示する(
図15に示すP12参照)。
また、利用者が同様に照会を実施し利用者端末3の画面に表示された結果(P12a参照)の商品のサイズよりもひとつ小さいサイズについての照会結果についても確認を所望する場合は、利用者端末3に表示された画面(P12a参照)の「ひとつちいさなサイズ」(P12c参照)を選択(クリック)すると、その内容を固有管理コード取得生成部17がその内容を取得する。そして、この内容を中央制御部10が、商品サイズデータ・データベース14に格納されている当該固有管理コードに関連付けられた商品を抽出し、同じ商品コードでひとつサイズが小さい商品があるか否かを検索し、前
記(0033)同様の手順で照会し、その結果を利用者端末3の画面に表示することとなる。
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0036】
また、利用者が
図2の利用者端末3を用いてサイズ照会を実施した結果を保存し、後に利用者が
図2の利用者端末3を用いてその結果を画面にて
参照することができる。具体的には、利用者端末3を用いて商品のサイズ照合を実施した結果が表示される画面P12にて表示される「保存」(P12d)を選択(クリック)すると、この内容を利用者情報取得生成部15が取得する。そしてその内容を、中央制御部10を介して利用者照会ログ情報データベース24に格納される。これらのデータは、利用者ID、保存年月日、商品ジャンル、ブランド名に関わる情報が関連付けられて格納される。利用者の照会結果が問題なく利用者照会ログ情報データベース16に格納されると、中央制御部10が画面プログラム28から
画面を読み出し、その情報を組み込んで図2の利用者端末3に表示
(図16に示すP13参照)
する。
【手続補正23】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0040】
管理者は、管理者端末4に表示される照会ログデータの検索結果画面(P18b参照)のデータ(例えばCSVファイル)を、ダウンロードすることができる。具体的には、管理者が管理者端末4を用いてログインし、表示される画面(図示ぜず)のメニューボタンから「照会ログデータ」(ME32参照)を選択(クリック)すると表示される画面P18にて照会ログデータ検索を実行すると、その結果が、リストとなって表示される(P18b参照)。管理者が、検索結果リストからダウンロードしたいファイルの「選択」ボックスを選択(クリック)し、「実行」(P18c参照)を選択(クリック)すると、その情報を照会ログ情報検索取得部26は、その内容を取得する。そして、その取得された内容に基づき、中央制御部10が、その内容が利用者照会ログ情報データベース24内に格納されているデータを検索する。そして、その結果抽出されたデータが中央制御部10を介して、
図2に示す管理者端末4のデスクトップにダウンロードされることとなる。
ところで、管理者が管理者端末4を用いて入力もしくは選択された条件には、「検索番号」が付与される。よって、複数の検索結果からダウンロードするファイルを抽出する場合には、この「検索番号」をキーに抽出しているため、再度検索条件を設定する必要がなく、データ抽出にかかる時間を
短縮することができる。
【手続補正24】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0045】
そして、顧客が顧客端末2を用いて、顧客端末2に表示されたメニューボタンの「商品データ登録」(
図4に示すME2参照)を選択(クリック)すると、中央制御部10は、画面プログラム28より、
図6に示す画面P3を読み出し、その読み出した画面を顧客端末2に送信する。顧客は、顧客端末2に送信されてきた画面に基づき、商品ジャンルを選択(クリック)(
図6に示すP3a参照)し、「次へ」(P3b参照)を選択(クリック)すると、商品情報取得生成部13はその情報を取得する。そして、中央制御部10は、画面プログラム28より、商品のサイズに係る情報をアップロードする画面(
図7に示すP4参照)を読み出し、その読み出した画面を顧客端末2に送信する。
次に、顧客は、顧客端末4を用いて、P4cを選択(クリック)することでダウンロードできる登録用フォーマットに従い予め作成しておいた商品のサイズに係る情報ファイルをアップロードするために「ファイルを選択」を選択(クリック)(P4b参照)し、「次へ」(P4d参照)を選択(クリック)すると、商品情報取得生成部13は、この情報を取得する(ステップS3)。
そして、中央制御部10は、商品情報取得生成部13にて取得した商品ジャンル情報に対応するフォーマットを、サイズデータ管理情報テーブル27に格納されているテーブルから商品サイズデータ管理テーブル(
図24に示すP21)を読み出し、そのテーブル内のTBL-11からTBL-15に、アップロードされた商品に係る情報のファイルをそれぞれ格納する。すなわち、TBL-11には、顧客IDが格納され、TBL-12には、メーカー名が格納され、TBL-13には、ブランド名が格納され、TBL-14には、商品ジャンルが格納され、TBL-15には、商品のサイズ情報が格納される(ステップS4)。
続いて、中央制御部10が、ファイルが適正に作成されているかデータチェックを実行し、正しく入力されているデータ件数とエラーとなった件数を抽出し、画面プログラム28より、商品データのアップロード実行確認画面(
図8に示すP5参照)を読み出し、その情報を組み込み顧客端末2に送信する(ステップS5)。
これにより、顧客は、顧客端末2を用いて、顧客がアップロードしたデータについて、商品サイズデータ管理サーバー1に登録が可能な商品サイズデータの件数、および、エラーとなり登録不可能なデータの件数を確認することができる(P5a参照)。顧客がこの内容を確認後問題なければ、
図8に示す画面の「実行」(P5b参照)を選択(クリック)すると、商品情報取得生成部13は、この情報を取得する(ステップS6)。
次いで、中央制御部10が、固有管理コード生成部17にて、顧客がアップロードした商品サイズに係る情報を、商品サイズデータ管理テーブル(
図24に示すP21参照)に組み込んだデータにおいて一つの商品データに対し一つの固有管理コードを生成する(ステップS7)。生成される固有管理コードは、英数字の組み合わせか、バーコード及びその
組み合わせによって表されても良い。
次いで、中央制御部10が、前記商品サイズデータ管理テーブルのTBL-10にJOB NO.を格納し、TBL-16に固有管理コード取得生成部17で生成された前記固有管理コードをそれぞれ格納し、商品サイズデータとして商品サイズデータ情報データベース14に格納する。
そして、前記生成された固有管理コードは、格納された前記商品サイズデータに関連付けられて固有管理コード情報データベース18に格納される。そして、中央制御部10は、画面プログラム28より、商品サイズデータのアップロード完了を示す画面(
図9に示すP6参照)を読み出し、その読み出した画面を顧客端末2に送信する。これによって、顧客は、表示された画面(P6a参照)にて、当該データのジョブナンバーと商品サイズデータのアップロードが完了したことが確認できる(ステップS8)。
また、サイズデータ管理情報テーブル24に格納されている商品サイズデータ管理テーブル(
図24に示すP21)のTBL-15は、商品情報と商品毎にサイズに関する情報が格納されるが、商品によって必要となるサイズ情報が異なるため、商品のサイズに係る情報が与えられていない項目には、情報が格納されず空白となる。具体的には、TBL-15aには、メーカー商品コードが格納され、 TBL-15bには、色に関する情報が格納され、TBL-15cには、対象に関する情報が格納され、TBL-15dには、メーカーサイズに関する情報が格納され、TBL-15eには、適応身長に関する情報が格納され、TBL-15fには、頭囲に関する情報が格納され、TBL-15gには、首囲に関する情報が格納され、TBL-15hには、バスト囲あるいは胸囲に関する情報が格納され、TBL-15iには、ウェスト囲に関する情報が格納され、TBL-15jには、ヒップ囲に関する情報が格納され、TBL-15kには、背肩幅に関する情報が格納され、TBL-15l には、袖丈に関する情報が格納され、TBL-15nには、裄丈に関する情報が格納され、TBL-15mには、袖幅に関する情報が格納される。このように、TBL-15に関わる項目は、商品ジャンルによってそれぞれ異なる項目となり、顧客が商品サイズに係る情報をアップロードし、登録するときには、その商品に係る情報を格納する項目は、商品ジャンルに従って変化する。つまり、
図24に示すP21の商品サイズデータ管理テーブルは、衣料品についての一例であり、例えば同じ衣料品であっても、スカートやズボン、靴、手袋等、対象となる商品の商品ジャンルが異なる商品を商品サイズデータ管理サーバー1に登録する場合には、予め
図2に示す管理者が管理者端末4を用いて管理画面(図示せず)にて商品サイズデータ管理テーブルの編集を行い、商品ジャンル毎にTBL-15に格納される項目を増設した後に行う。そして、顧客が顧客端末3を用いて登録する各商品のサイズに係る情報も、商品サイズデータ管理テーブルの項目に従って格納されることとなる。
【手続補正25】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0051
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0051】
次に、利用者が、利用者端末3(
図2参照)を用いて、
図11に表示される画面P8のメニューボタンの「マイサイズ」(ME21参照)を選択(クリック)すると、中央制御部10がその内容を取得し、サイズデータ管理情報テーブル27に格納されている利用者サイズデータ管理テーブル(図
23に示すP20参照)を読み取り、入力する情報の管理項目であるTBL-2からTBL-3を取得し、画面プログラム28より
図12に示す画面P9を読み出し利用者端末3に表示する。これにより、利用者がサイズに係る情報を各項目に入力することができるようになる。つまり、身長(TBL-3a)、頭囲(TBL-3b)、首囲(TBL-3c)、バスト囲/胸囲(TBL-3d)、アンダーバスト(TBL-3e)、ウェスト囲(TBL-3f)、ヒップ囲(TBL-3g)、背肩幅(TBL-3h)、袖丈(TBL-3i)、裄丈(TBL-3j)、二の腕回り(TBL-3k)、手首回り(TBL-3l)他の項目に、自己のサイズ情報を入力もしくは選択(クリック)し、「登録」を選択(クリック)するとTBL-2からTBL-3にそれぞれのデータが格納され、利用者情報取得生成部15はこの内容を取得する(ステップS22)。
そして、中央制御部10が、利用者情報取得生成部15で取得した内容を利用者情報データベースに格納する(ステップS23)。
【手続補正26】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0053】
以下、利用者が商品ジャンルの選択項目の中から「シャツ・ブラウス」を選択した場合を例として、具体的に説明する。利用者データ差異情報取得生成部23にて取得した固有管理コード情報に基づき、中央制御部10は、商品サイズデータ
情報データベース14を検索し、その検索結果をサイズデータ管理情報テーブル27に格納されている商品サイズ照会テーブル(
図25に示すP22a参照)に格納する。具体的には、TBL-16には当該商品の固有管理コード、TBL-15gに首囲、TBL-15fにはバスト・胸囲、TBL-15kには背肩幅、TBL-15lには袖丈、TBL-15mには裄丈、TBL-15nには袖幅、TBL-14にはジェンル、TBL-12にはメーカー名、TBL-13にはブランド名、TBL-15aメーカー商品コード、TBL-15bには色、TBL-15cには対象、TBL-15dにはメーカーサイズに関わる情報を格納する。
一方、利用者データ差異情報取得生成部23にて取得した商品ジャンル情報に基づき、中央制御部10は、サイズデータ管理情報テーブル27に格納されている商品
ジャンル及び入力項目管理テーブル(
図27に示す
P24参照)を検索し、商品サイズ照会を実行するために必要な項目情報を取得する。商品
ジャンル及び入力項目管理テーブル(
P24参照)には、商品ジャンル項目をTBL-31、商品の基本情報をTBL-32、商品サイズ項目をTBL-33に格納している。「シャツ・ブラウス」を照会する場合には、TBL-31を検索し、商品の基本情報TBL-32aからTBL32g、および商品サイズ項目情報TBL-33aからTBL-33eが抽出され、中央制御部10は、その内容を取得する。
【手続補正27】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0054
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0054】
次いで、中央制御部10は、その取得した内容(例えば「シャツ・ブラウス」を照会するための必要な項目)についての情報を、利用者情報データベース16から検索し、その検索結果をサイズデータ管理情報テーブル27に格納されている商品サイズ照会テーブル(
図25に示すP22b参照)のTBL-2にはユーザーID、TBL-3cには首囲、TBL-3dにはバスト・胸囲、TBL-3hには背肩幅、TBL-3iには袖丈、TBL-3jには裄丈、TBL-3lには手首囲のデータをそれぞれ格納する。この商品サイズ照会テーブル(
図25に示すP22参照)のP-22a及びP-22bのそれぞれの項目にデータが格納されると、P-22cのテーブルによってその差異が算出されることとなる(ステップS25)。
次いで、サイズデータ管理情報テーブル27に格納されている商品サイズ照会テーブル(
図25に示すP22参照)に、商品サイズと利用者のサイズの差異が算出され、その結果がP-22cのテーブルに格納されると、中央制御部10は、この情報を取得し、サイズデータ管理情報テーブル27に格納されている商品サイズ照会結果表示方法管理テーブル(図
26に示す
P23参照)にその情報を格納する。このテーブルは、中央制御部10が取得した商品ジャンル情報によって関連付けられており、使用例として「シャツ・ブラウス」を表示しているが、他の商品ジャンルが選択されていた場合は、その商品ジャンル分類によって計測箇所(項目)が規定されており、その項目毎にパラメータとなる数値も異なる。このテーブルは、管理者が管理者端末4を用いて管理画面(表示せず)にて任意に設定ができるようになっている。この使用事例は、「シャツ・ブラウス」であることから、
図25に示す商品サイズ照会テーブル(P-22a参照)の計測箇所は、TBL-20である首囲の差異データ、TBL-21であるバスト囲あるいは胸囲の差異データ、TBL-22である背肩幅の差異データ、TBL-23である袖丈の差異データ、TBL-24である裄丈の差異データ、TBL-25である袖幅の差異データが格納され、それぞれの数値に設定されたパラメータによって、表現方法が導き出されることとなる。すなわち、首囲は、+1.0なので、「ぴったり」。バスト囲あるいは胸囲は、+1.0なので「ぴったり」。背肩幅は+2.0なので「やや大きい」。袖丈は、+2.0なので「やや大きい」。裄丈は、+2.0なので、「やや大きい」。袖幅は、+1.0なので「ぴったり」という表現が抽出される。また、前述の表現と同時に、実際に算出した差異データ(例えば、+1センチメートル等)の数値を、利用者端末3の画面に表示しても良い。
次いで、中央制御部10が、サイズ照合結果を表示する画面(
図15に示すP12参照)を画面プログラム28から読み出し、その結果を組み込んで利用者端末3に表示する(ステップS27)。
これによって、利用者は、利用者端末3に表示された画面(
図15に示すP12a参照)にて、調査を所望した商品と自己のサイズに対する適合性について確認することができることとなる(ステップS28)。
なお、商品サイズとの適合性の照会結果の表示方法については、利用者のサイズと照会した商品サイズとの適性程度を容易に判断することが可能なように、比較する項目毎にスケールを表示しそれらのスケール上の点の位置によって視覚的に表示されているが、利用者端末3に表示される結果の表示方法については、本事例以外にも、バーグラフやスパイダーチャート、イラスト、3Dグラフィックによるもの等、様々な表示方法が可能である。
これらの表現方法は、サイズデータ管理情報テーブル27及び画面プログラム28によって制御されていて、管理者が管理者端末4を用いて任意に変更できるものである。
【手続補正28】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0055
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0055】
また、利用者が利用者端末3の画面に表示された商品サイズ照会結果(
図15に示すP12a参照)から、さらに、同一商品のひとつ大きいサイズ、もしくは、ひとつ小さいサイズのサイズ適性についても、固有管理番号を入力することなく、照会することができる。この場合の調査方法について具体的説明する。
利用者が利用者端末3の
図15に示す画面P12にて、「ひとつ大きいサイズ/ひとつ小さいサイズ」(
P12b/P12C参照)を選択(クリック)すると、利用者データ差異情報取得生成部23は、その内容を取得する。そして、その取得された内容に基づき、中央制御部10が、その内容が商品サイズデータ・データベース14内に格納されているか否かを検索する。この時、商品サイズデータ・データベース14内を検索するキーは当該固有管理コードであり、ヒットした商品データよりもワンサイズ大きい/小さいサイズ(例えば首囲のサイズ)の商品の情報を検索する。次いで、その検索結果を中央制御部10が取得し、サイズデータ管理情報テーブル27に格納されている商品サイズ照会テーブル(
図25に示すP22a参照)のそれぞれの項目に検索され抽出された商品サイズデータを格納する。すると、前記段落番号0054と同様に、利用者のサイズが抽出された結果であるP22bのテーブルとの差異が算出され、その結果がP-22cのテーブルに格納されと、中央制御部10は、この情報を取得し、サイズデータ管理情報テーブル27に格納されている商品サイズ照会結果表示方法管理テーブル(図
26に示す
P23参照)にその情報を格納すると、各項目に適した表現が抽出される。次いで、中央制御部10が、サイズ照合結果を表示する画面(
図15に示すP12参照)を画面プログラム28から読み出し、この結果を組み込んで利用者端末3に表示する(ステップS27)。
これによって、利用者は、利用者端末3に表示された画面(
図15に示すP12a参照)にて、調査を所望した商品と自己のサイズに対する適合性を確認することができることとなる(ステップS28)。
【手続補正29】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0058
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0058】
また、利用者が利用者端末3を用いて、固有管理コード情報が不明な商品についても、サイズの適合性についての調査を実施することができる。次に、その方法を具体的に説明する。
利用者が、利用者端末3(
図2参照)を用いて、商品サイズデータ管理サーバー1にログインした画面(表示せず)のメニューボタンの「サイズ照会」の「サイズを入力」(
図14に示すME22参照)を選択(クリック)すると、中央制御部10がその情報を取得し、画面プログラム28より、マイサイズ照会・確認画面(
図14に示すP11参照)を読み出し、その読み出した画面を利用者端末3に送信する。これにより、利用者は、利用者端末3を用いて、
図14に示す画面P11aに調査を所望する商品のサイズについての情報を入力することによって、の適合性を照会することができるようになる。
利用者が利用者端末3に表示された画面P11にて、調査を所望する「商品のジャンル」(P11b参照)を選択(クリック)すると、この情報を利用者データ差異情報取得生成部23がこの内容を取得する。次いで、中央制御部10がこの内容に基づいてサイズデータ管理情報テーブル27に格納されている商品
ジャンル及び入力項目管理テーブル(
図27に示すP24参照)を検索する。商品ジャンルによって照会する項目が異なるため、利用者が選択した商品ジャンル(例えば、「シャツ・ブラウス」)で商品
ジャンル及び入力項目管理テーブル(
P24参照)の中から検索された商品サイズ管理項目TBL-33は、首囲、バスト囲・胸囲、背肩幅、袖丈、裄丈、袖幅となる。次いで、中央制御部10は、この検索結果を取得し、この内容に基づいて画面プログラム28より読み出し、利用者端末3に表示(
図14に示すP11c参照)する。これによって、サイズの適合性についての調査を行うために
商品のサイズを入力する項目が表示される。
【手続補正30】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0059
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0059】
続いて利用者は、利用者端末3に表示された画面(
図14に示すP11参照)の商品サイズ入力欄(P11c参照)に、商品のサイズに関する情報を入力もしくは選択し、「実行」(P11d参照)を選択(クリック)すると、利用者データ差異情報取得生成部23がこの内容を取得する。(ステップS26)
次いで、中央制御部10がこの内容に基づき、サイズデータ管理情報テーブル27に格納されている商品サイズ照会テーブル(
図25に示すP22参照)を検索し、商品サイズ照会を実行するために必要な核項目に情報を格納する。P22aには商品のサイズ情報である首囲をTBL-15g、バスト/胸囲をTBL-15f、背肩幅をTBL-15k、袖丈をTBL-15gl、裄丈をTBL-15m、袖幅をTBL-15nにそれぞれ格納する。次いで、中央制御部10は、その取得した内容(「シャツ・ブラウス」を照会するための必要な項目についての情報)を、前記商品サイズ照会テーブルP22bのTBL-2にはユーザーID、TBL-3cには首囲、TBL-3dにはバスト・胸囲、TBL-3hには背肩幅、TBL-3iには袖丈、TBL-3jには裄丈、TBL-3lには手首囲のデータをそれぞれ格納する。次いで、P-22a及びP-22bのそれぞれの項目にデータが格納されると、P-22cのテーブルによってその差異が算出される。そして、中央制御部10は、この情報を取得し、サイズデータ管理情報テーブル27に格納されている商品サイズ
照会結果表示方法管理テーブル(図
26に示す
P23参照)にその情報を格納する。そして、中央制御部10が、サイズについての照合結果を表示する画面(
図15に示すP12参照)を画面プログラム28から読み出し、その結果を組み込んで利用者端末3に表示する。(ステップS27)
これによって、利用者は、利用者端末3に表示された画面(
図15に示すP12a参照)にて、調査を所望した商品と自己のサイズに対する適合性を確認することができることとなる(ステップS28)。
【手続補正31】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0064
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0064】
次に、管理者がダウンロードを所望する照会ログに係る情報を、画面P18bのダウンロード欄を選択(クリック)し、「実行」
(P18c参照)を選択(クリック)すると、照会ログ情報検索取得部26は、その内容を取得する。(ステップS35)。
そして、その内容に基づき、中央制御部10が、その検索番号によって関連付けされているデータのファイル(例えばCSVファイル)を生成し(ステップS36)、管理者端末4にダウンロードできることとなる(ステップS37)。
【手続補正書】
【提出日】2016年4月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項1】
顧客端末と利用者端末と管理者端末と商品サイズデータ管理サーバーとがネットワークを介して接続されてなる商品サイズデータ管理方法であって、
顧客が前記顧客端末を用いて商品のサイズについてのデータを入力し、前記商品サイズデータ管理サーバーにアップロードするステップと、
前記商品サイズデータ管理サーバーにて、前記データに関連付けた固有管理コードを生成し結合した商品サイズデータを生成し保存するステップと、
前記生成された固有管理コードを前記商品サイズデータ管理サーバーから前記顧客端末にダウンロードするステップと、
利用者が前記利用者端末を用いて自己の所定箇所のサイズデータを入力し前記商品サイズデータ管理サーバーにて登録するステップと、
前記利用者が前記利用者端末を用いてサイズの適合性について調査を所望する商品の商品ジャンルを選択または入力し前記固有管理コードを入力し、前記商品サイズデータ管理サーバーが取得するステップと、
前記商品サイズデータ管理サーバーにて前記固有管理コードと前記利用者が登録した所定箇所のサイズデータとを照会し、前記選択された商品ジャンルによって抽出された項目について商品サイズ照会テーブルを用いてその差異を算出するステップと、
前記商品サイズデータ管理サーバーが、商品サイズ照会結果の表示方法管理テーブルにて複数保存されている商品サイズ照会結果表示方法を、前記利用者によって選択された商品ジャンルに応じて抽出し、前記算出した差異をあてはめて導き出された結果に対し前記利用者端末に表示するための画像処理を行うステップと、
前記利用者端末に送信し表示するステップを含むことを特徴とする商品サイズデータ管理方法。
【手続補正2】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項3】
利用者が前記利用者端末を用いて前記商品サイズデータ管理サーバーにてサイズの適合性についての調査を実行する際に、対象とする商品の商品ジャンルを選択/入力することで、前記商品サイズデータ管理サーバーにて保存している前記利用者のデータより前記ジャンル情報に関連付けられた項目に格納されているデータを検索し抽出するステップと、
前記商品の固有管理コードを入力し、照会を実行することにより前記商品サイズデータ管理サーバーが当該商品の前記項目におけるサイズデータを検索し抽出するステップと、
前記抽出した利用者のデータと商品のデータを照会し、差異を算出するステップと、
管理者によって商品ジャンル毎に異なる計測箇所のそれぞれがパラメータによって規定され、前記管理者端末を用いて商品サイズ照会結果の表示方法管理テーブルに保存されている複数の表示方法の中から、前記選択された商品ジャンルに対応した表示方法を抽出し前記算出の差異をあてはめて当該商品のサイズ適合性についての表示方法を導き出すステップとをさらに含んでなる請求項1または2のいずれか1項に記載の商品サイズデータ管理方法。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0007】
請求項1に係る商品サイズデータ管理方法は、顧客端末(2)と利用者端末(3)と商品サイズデータ管理サーバー(1)とがネットワーク(N)を介して接続されてなる商品サイズデータ管理方法であって、
顧客が前記顧客端末(2)を用いて商品のサイズについてのデータが記載されている商品情報を入力し前記商品サイズデータ管理サーバー(1)にアップロードするステップ(ステップS6)と、
前記商品サイズデータ管理サーバー(1)にて、前記データに関連付けた固有管理コードを生成し、前記商品のサイズについてのデータに前記固有管理コードを結合したファイル(以下、商品サイズデータと言う)を生成し、保存するステップ(ステップS8)と、
前記顧客が前記顧客端末(2)を用いて、前記商品サイズデータ管理サーバー(1)より前記商品サイズデータをダウンロードし取得するステップ(ステップS11)と、
利用者が前記利用者端末(3)を用いて自己の所定箇所のサイズを入力し前記商品サイズデータ管理サーバー(1)にて登録するステップ(ステップS22)と、
利用者が
前記利用者端末(3)を用いて調査を所望する
商品の商品ジャンルを選択し商品に対して発行された固有管理コードを入力
して前記商品サイズデータ管理サーバー(1)が取得するステップ(ステップS24)と、
前記商品サイズデータ管理サーバー(1)において前記固有管理コードに関連付けられた商品サイズデータと前記利用者が登録した所定箇所のサイズデータとを照会しその差異を算出
するステップ(ステップS25)と、
商品ジャンル毎に異なる計測箇所がそれぞれパラメータによって規定された複数の表示方法から前記選択された商品ジャンルに対応した表示方法を抽出し前記差異データをあてはめ、導き出された結果について画像処理を行うステップ(ステップS27)と、
前記利用者端末(3)に前記の結果を表示するステップ(
ステップS28)を含むことを特徴としている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0009】
また、請求項3に係る商品サイズデータ管理方法は、利用者が前記利用者端末(3)を用いて前記商品サイズデータ管理サーバー(1)にてサイズの適合性について調査を所望する商品の
商品ジャンルを選択/入力し固有管理コードを入力
して前記商品サイズデータ管理サーバー(1)が取得するステップ(ステップS24)と、
前記利用者が登録した
サイズを照会し算出された差異を、前記商品サイズデータ管理サーバー(1)の表示方法管理テーブルに
保存されている複数の表示方法から前記選択された商品ジャンルに対応した表示方法を抽出し、前記算出の差異をあてはめることによって導き出された結果に対し、前記利用者端末(3)に表示するための画像処理を行うステップ(ステップS27)と、
前記結果を前記利用者端末(3)に
送信し表示するステップ(ステップS28)を含んでなることを特徴としている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0010】
また、請求項4に係る商品サイズデータ管理方法は、利用者が前記利用者端末(2)を用いて固有管理コードが不明な商品のサイズの適合性についての調査を所望する際に、前記商品の
商品ジャンルを選択/入力して表示された商品サイズ入力箇所に情報を入力し照会を行うステップ(ステップS26)と、
その結果を利用者端末(3)に表示し前記利用者が確認するステップ(ステップS28)を含んでなることを特徴としている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0014】
請求項1に係る発明によれば、顧客が顧客端末(2)を用いて商品のサイズに係る情報を商品サイズ管理サーバー(1)にアップロードすれば、商品毎に照会用の固有管理コードが生成され付与される。次にこれらの商品が掲載されているネット販売サイトに当該固有管理コードを表示することによって、前記商品をネット販売サイトから購入することを検討する利用者が、当該固有管理コードを記録(またはコピー)し、利用者が利用者端末(3)から商品サイズ管理サーバー(1)にログインし、利用者自身の専用ページを開設し利用者の所定箇所のサイズ情報を入力、保存した後に当該
商品のジャンルを選択/入力し固有管理コードを入力(またはペースト)し照会することによって、
商品と自己の身体サイズとの差異を表示するための最適な表示方法が抽出され、利用者端末(3)の画面にて
自己のサイズに適合したものであるかを確認することができる。
利用者が商品サイズの適合性についてより現実に即した情報を提供することによって、ネットワークを用いて商品を購入しようとしている利用者が、購入時に自身の実名と所定箇所のサイズデータを都度入力する必要がなくなるとともに、
利用者は商品サイズの適合性についての照会結果を合理的に確認することができるため、利用者が購入しようとしている商品のサイズが適当か否かについて商品を注文する前に確認し判断することが可能となり、想定外であった場合の返品手続き処理を行う可能性を大幅に削減することができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0015】
請求項2に係る発明によれば、顧客が顧客端末(2)を用いて商品サイズデータ管理サーバー(1)に登録したい商品のサイズ及び関連情報をフォーマットに従いアップロードすれば、当該商品の製造会社、ブランド、ジャンル、商品名、色、サイズ等によって分類され、1つの商品に対し1つの照会用の固有管理コードを生成及び結合し、商品サイズデータ
情報データベースに順序立てて格納するため、利用者が利用者端末(3)を用いてログインし、商品サイズについての調査を所望した際に、当該
商品の商品ジャンルを選択または入力し固有管理コードを入力(またはコピー&ペースト)するだけで良くなるため、所定箇所のすべてのサイズ情報を入力する手間が省略できるとともに、入力ミスによる誤表示を防止できる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0016】
請求項3に係る発明によれば、前記利用者端末(2)を用いて
前記利用者が調査を所望する商品の所定箇所のサイズと
、前記利用者が登録した所定箇所のサイズとの差異を、前記商品サイズデータ管理サーバー(1)を用いて照会した際に、商品ジャンルを選択または入力することによって差異の算出に必要な項目が抽出され、その照会結果として算出された差異を、前記商品サイズデータ管理サーバー(1)の表示方法管理テーブルにて
商品ジャンルごとに計測箇所を設定し、それぞれに異なるにパラメータによって規定し保存されている複数の表示方法から前記選択された商品ジャンルに対応した表示方法を抽出し、前記算出の差異をあてはめることによって導き出された結果に対し、前記利用者端末(3)に表示するための画像処理を行い、前記利用者端末に
送信し表示することにより、利用者が知りたい情報に絞り込み、利用者にとってより直感的にわかりやすい表現で情報提供することで、照会した商品サイズとの差異がどの部分にどの程度生じているのかを把握しやすくなり、利用者の判断を合理的に支援することができる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0017】
請求項4に係る発明によれば、利用者が調査を所望する商品についての固有管理コードが不明であった場合でも、前記利用者端末(2)を用いて商品サイズデータ管理サーバー(1)にログインし、対象とする商品の
商品ジャンルを選択または入力して表示された所定箇所のサイズに関わる情報を入力または選択
することによって照会処理を実行することも可能であるため、利用者は、固有管理コードが不明な商品についてもサイズの適合性についての照会結果を画面で確認し、購入するか否かを判断することができるようになる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0033】
利用者データ差異情報取得生成部23は、利用者が利用者端末3を用いて調査を所望する商品のサイズについての適合性を照会することを実行した結果となる情報を取得生成するものである。具体的には、利用者が
図2に示す利用者端末3を用いて専用のURLにアクセスすると、ログイン画面(表示せず)が利用者端末3に表示され、この表示内容に基づき利用者が利用者端末3を用いてID及びパスワードを用いてログインし、表示されるメニューボタンの「サイズ照会」の「固有管理コード入力」(
図13に示すME22参照)をクリックすると、画面P10が利用者端末3に表示される。次いで、利用者が販売サイトやカタログ等から記録しておいた(
図1参照)、サイズの適合性についての調査を所望する「商品のジャンル」を選択(P10b参照)する。商品サイズデータ管理サーバー1は、利用者が商品ジャンルを特定することによって、商品のサイズを照会する項目に関わる情報を特定しているとともに、
商品ジャンルによって異なる計測箇所ごとにそれぞれ設定されたパラメータによって規定され、商品サイズ照会結果の表示方法管理テーブルに保存されている複数の表示方法の中から、前記選択された商品ジャンルに対応した表示方法を選出している。
次いで、調査を所望する商品の固有管理コードを入力(P10c参照)し、「実行」(P10
e参照)を選択(クリック)すると、利用者データ差異情報取得生成部23がその内容を取得する。尚、固有管理コードをカメラなどで撮影した画像データ(例えばJPGファイル)を利用者端末2に格納し、そのファイルを指定してアップロードして商品サイズデータ管理サーバーに送信し、画像データから文字認識機能によってデータを抽出する技術を利用して固有管理コードを入力しても良い。
次いで、利用者データ差異情報取得生成部23にて取得された内容に基づき、中央制御部10が、その取得した商品のサイズ照会に必要となる項目を、サイズデータ管理情報テーブル27にて取得し、利用者情報データベース16に格納されている利用者のサイズに係る情報からサイズ照会に必要となる項目に格納されているデータを抽出する。一方、中央制御部10が、その取得した内容が商品サイズデータ情報データベース14に格納されているか否かを検索し、その結果である検索された商品のサイズデータを抽出する。次いで、中央制御部10が、サイズデータ管理情報テーブル27にて利用者のサイズデータと前記抽出された商品のサイズデータの差異を算出
する。
次いで、
前記商品サイズデータ管理サーバー(1)の表示方法管理テーブルにて保存されている複数の表示方法から前記選択された商品ジャンルに対応した表示方法を抽出し、前記算出の差異をあてはめることによって導き出された結果に対し、前記利用者端末(3)に表示するための画像処理を行う。
次いで、中央制御部10が、画面プログラム28にて表示画面を読み出し、前記の結果を組み合わせて利用者端末3へ送信する(
図15に示すP12参照)。なお、この利用者が照会を実行した商品のサイズとの差異に関わる情報の表示方法の詳細については、後述することとする。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0034】
一方、利用者がサイズの適合性について調査を所望する商品の固有管理コードについての情報が不明な場合には、利用者端末3を用いてログイン後に表示される画面(図示せず)のメニューから「サイズ照会」の「サイズ入力」(
図14に示すME22参照)を選択(クリック)し、表示された画面(P11a参照)から照会ができるようになる。サイズ照会を行う商品のジャンルを画面P11bから選択(クリック)し、次いで表示される項目(P11c参照)に商品のサイズを入力し、「実行」(P11d参照)を選択(クリック)すると、利用者データ差異情報取得生成部23がその内容を取得する。次いで、その内容に基づき中央制御部10が、商品のサイズ照会に必要となる項目を、サイズデータ管理情報テーブル27にて取得し、利用者情報データベース16に格納されている利用者のサイズに係る情報から当該項目のデータを抽出し、利用者データ差異情報取得生成部23が取得した商品のサイズデータの差異の算出を
行う。次いで、サイズデータ管理情報テーブル27の商品サイズ照会結果の表示方法管理テーブルにて保存されている複数の表示方法から前記選択された商品ジャンルに対応した表示方法を抽出し(図26に示すP23参照)、前記算出の差異をあてはめることによって導き出された結果に対し、前記利用者端末(3)に表示するための画像処理を行い、利用者端末3に送信し、表示(
図15に示すP12参照)する。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0039】
照会ログ情報検索取得部26は、
図2に示す管理者端末4を用いて管理者が、利用者照会ログ情報データベース24内に格納されている
データを検索する際、その検索内容を取得するものである。具体的には、管理者が管理者端末4を用いてログインし、表示された画面(表示せず)のメニューボタンの「照合ログデータ」(ME32参照)を選択(クリック)すると、
図21に示す画面P18が管理者端末4に表示される。これにより、管理者が管理者端末4を用いて、固有管理コード、フリーワード、期間のいずれかを入力あるいは選択(クリック)し、「検索」(P18a参照)を選択(クリック)すると、照会ログ情報検索取得部26は、その内容を取得する。そして、その取得された内容に基づき、中央制御部10が、その内容が利用者照会ログ情報データベース24内に格納されているか否かを検索する。そして、中央制御部10が、検索番号を生成し前記検索によって抽出された照会ログデータに付与し、利用者照会ログ情報データベース24内に格納する。ついで、中
央制御部が、画面プログラム28から画面(
図21に示すP18参照)を読み出し、その検索結果を組み込んで管理者端末4に表示する(P18b参照)。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0045】
そして、顧客が顧客端末2を用いて、顧客端末2に表示されたメニューボタンの「商品データ登録」(
図4に示すME2参照)を選択(クリック)すると、中央制御部10は、画面プログラム28より、
図6に示す画面P3を読み出し、その読み出した画面を顧客端末2に送信する。顧客は、顧客端末2に送信されてきた画面に基づき、商品ジャンルを選択(クリック)(
図6に示すP3a参照)し、「次へ」(P3b参照)を選択(クリック)すると、商品情報取得生成部13はその情報を取得する。そして、中央制御部10は、画面プログラム28より、商品のサイズに係る情報をアップロードする画面(
図7に示すP4参照)を読み出し、その読み出した画面を顧客端末2に送信する。
次に、顧客は、顧客端末4を用いて、P4cを選択(クリック)することでダウンロードできる登録用フォーマットに従い予め作成しておいた商品のサイズに係る情報ファイルをアップロードするために「ファイルを選択」を選択(クリック)(P4b参照)し、「次へ」(P4d参照)を選択(クリック)すると、商品情報取得生成部13は、この情報を取得する(ステップS3)。
そして、中央制御部10は、商品情報取得生成部13にて取得した商品ジャンル情報に対応するフォーマットを、サイズデータ管理情報テーブル27に格納されているテーブルから商品サイズデータ管理テーブル(
図24に示すP21)を読み出し、そのテーブル内のTBL-11からTBL-15に、アップロードされた商品に係る情報のファイルをそれぞれ格納する。すなわち、TBL-11には、顧客IDが格納され、TBL-12には、メーカー名が格納され、TBL-13には、ブランド名が格納され、TBL-14には、商品ジャンルが格納され、TBL-15には、商品のサイズ情報が格納される(ステップS4)。
続いて、中央制御部10が、ファイルが適正に作成されているかデータチェックを実行し、正しく入力されているデータ件数とエラーとなった件数を抽出し、画面プログラム28より、商品データのアップロード実行確認画面(
図8に示すP5参照)を読み出し、その情報を組み込み顧客端末2に送信する(ステップS5)。
これにより、顧客は、顧客端末2を用いて、顧客がアップロードしたデータについて、商品サイズデータ管理サーバー1に登録が可能な商品サイズデータの件数、および、エラーとなり登録不可能なデータの件数を確認することができる(P5a参照)。顧客がこの内容を確認後問題なければ、
図8に示す画面の「実行」(P5b参照)を選択(クリック)すると、商品情報取得生成部13は、この情報を取得する(ステップS6)。
次いで、中央制御部10が、固有管理コード生成部17にて、顧客がアップロードした商品サイズに係る情報を、商品サイズデータ管理テーブル(
図24に示すP21参照)に組み込んだデータにおいて一つの商品データに対し一つの固有管理コードを生成する(ステップS7)。生成される固有管理コードは、英数字の組み合わせか、バーコード及びその組み合わせによって表されても良い。
次いで、中央制御部10が、前記商品サイズデータ管理テーブルのTBL-10にJOB NO.を格納し、TBL-16に固有管理コード取得生成部17で生成された前記固有管理コードをそれぞれ格納し、商品サイズデータとして商品サイズデータ情報データベース14に格納する。
そして、前記生成された固有管理コードは、格納された前記商品サイズデータに関連付けられて固有管理コード情報データベース18に格納される。そして、中央制御部10は、画面プログラム28より、商品サイズデータのアップロード完了を示す画面(
図9に示すP6参照)を読み出し、その読み出した画面を顧客端末2に送信する。これによって、顧客は、表示された画面(P6a参照)にて、当該データのジョブナンバーと商品サイズデータのアップロードが完了したことが確認できる(ステップS8)。
また、サイズデータ管理情報テーブル24に格納されている商品サイズデータ管理テーブル(
図24に示すP21)のTBL-15は、商品情報と商品毎にサイズに関する情報が格納されるが、商品によって必要となるサイズ情報が異なるため、商品のサイズに係る情報が与えられていない項目には、情報が格納されず空白となる。具体的には、TBL-15aには、メーカー商品コードが格納され、TBL-15bには、色に関する情報が格納され、TBL-15cには、対象に関する情報が格納され、TBL-15dには、メーカーサイズに関する情報が格納され、TBL-15eには、適応身長に関する情報が格納され、TBL-15fには、頭囲に関する情報が格納され、TBL-15gには、首囲に関する情報が格納され、TBL-15hには、バスト囲あるいは胸囲に関する情報が格納され、TBL-15iには、ウェスト囲に関する情報が格納され、TBL-15jには、ヒップ囲に関する情報が格納され、TBL-15kには、背肩幅に関する情報が格納され、TBL-15l には、袖丈に関する情報が格納され、TBL-15nには、裄丈に関する情報が格納され、TBL-15mには、袖幅に関する情報が格納される。このように、TBL-15に関わる項目は、商品ジャンルによってそれぞれ異なる項目となり、顧客が商品サイズに係る情報をアップロードし、登録するときには、その商品に係る情報を格納する項目は、商品ジャンルに従って変化する。つまり、
図24に示すP21の商品サイズデータ管理テーブルは、衣料品についての一例であり、例えば同じ衣料品であっても、スカートやズボン、靴、手袋等、対象となる商品の商品ジャンルが異なる商品を商品サイズデータ管理サーバー1に登録する場合には、予め
図2に示す管理者が管理者端末4を用いて管理画面(図示せず)にて商品サイズデータ管理テーブルの編集を行い、商品ジャンル毎にTBL-15に格納される項目を増設し、
商品ジャンル毎に異なる計測箇所のそれぞれについてパラメータによって規定した商品サイズ照会結果の表示方法(図26に示すP23参照)を、商品サイズ照会結果の表示方法管理テーブルに追加した後に行う。そして、顧客が顧客端末3を用いて登録する各商品のサイズに係る情報も、商品サイズデータ管理テーブルの項目に従って格納され
、利用者が商品のサイズ照会を行う際に選択した商品ジャンルに対応して表示方法が抽出され、前記算出した差異が当てはめられることとなる。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0054
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0054】
次いで、中央制御部10は、その取得した内容(例えば「シャツ・ブラウス」を照会するための必要な項目)についての情報を、利用者情報データベース16から検索し、その検索結果をサイズデータ管理情報テーブル27に格納されている商品サイズ照会テーブル(
図25に示すP22b参照)のTBL-2にはユーザーID、TBL-3cには首囲、TBL-3dにはバスト・胸囲、TBL-3hには背肩幅、TBL-3iには袖丈、TBL-3jには裄丈、TBL-3lには手首囲のデータをそれぞれ格納する。この商品サイズ照会テーブル(
図25に示すP22参照)のP-22a及びP-22bのそれぞれの項目にデータが格納されると、P-22cのテーブルによってその差異が算出されることとなる(ステップS25)。
次いで
、中央制御部10は、この算出された差異情報を取得し、サイズデータ管理情報テーブル27に格納されている商品サイズ照会結果表示方法管理テーブル
に複数保存されている表示方法の中から抽出し(図26に示すP23参照)、その情報を
あてはめる。このテーブルは、中央制御部10が取得した商品ジャンル情報によって関連付けられており、使用例として「シャツ・ブラウス」を表示しているが、他の商品ジャンルが選択されていた場合は、その商品ジャンル分類によって計測箇所(項目)が規定されており、その項目毎にパラメータとなる数値も異なる。このテーブルは、管理者が管理者端末4を用いて管理画面(表示せず)にて任意に設定ができるようになっている。この使用事例は、「シャツ・ブラウス」であることから、
図25に示す商品サイズ照会テーブル(P-22a参照)の計測箇所は、TBL-20である首囲の差異データ、TBL-21であるバスト囲あるいは胸囲の差異データ、TBL-22である背肩幅の差異データ、TBL-23である袖丈の差異データ、TBL-24である裄丈の差異データ、TBL-25である袖幅の差異データが
それぞれ算出される。次いで、商品サイズ照会結果の表示方法管理テーブルにて複数保存されている商品サイズ照会結果表示方法を、前記前記選択した商品ジャンルに応じて抽出し、その結果をあてはめるとそれぞれの項目ごとに規定されたパラメータによって、表現方法が導き出されることとなる。すなわち、首囲は、+1.0なので、「ぴったり」。バスト囲あるいは胸囲は、+1.0なので「ぴったり」。背肩幅は+2.0なので「やや大きい」。袖丈は、+2.0なので「やや大きい」。裄丈は、+2.0なので、「やや大きい」。袖幅は、+1.0なので「ぴったり」という表現が抽出される。また、前述の表現と同時に、実際に算出した差異データ(例えば、+1センチメートル等)の数値を、利用者端末3の画面に表示しても良い。
次いで、中央制御部10が、サイズ照合結果を表示する画面(
図15に示すP12参照)を画面プログラム28から読み出し、その結果を組み込んで利用者端末3に表示する(ステップS27)。
これによって、利用者は、利用者端末3に表示された画面(
図15に示すP12a参照)にて、調査を所望した商品と自己のサイズに対する適合性について確認することができることとなる(ステップS28)。
なお、商品サイズとの適合性の照会結果の表示方法については、利用者のサイズと照会した商品サイズとの適性程度を容易に判断することが可能なように、比較する項目毎にスケールを表示しそれらのスケール上の点の位置によって視覚的に表示されているが、利用者端末3に表示される結果の表示方法については、本事例以外にも、バーグラフやスパイダーチャート、イラスト、3Dグラフィックによるもの等、様々な表示方法が可能である。
これらの表現方法は、サイズデータ管理情報テーブル27及び画面プログラム28によって制御されていて、管理者が管理者端末4を用いて任意に変更できるものである。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0055
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0055】
また、利用者が利用者端末3の画面に表示された商品サイズ照会結果(
図15に示すP12a参照)から、さらに、同一商品のひとつ大きいサイズ、もしくは、ひとつ小さいサイズのサイズ適性についても、固有管理番号を入力することなく、照会することができる。この場合の調査方法について具体的
に説明する。
利用者が利用者端末3の
図15に示す画面P12にて、「ひとつ大きいサイズ/ひとつ小さいサイズ」(P12b/P12C参照)を選択(クリック)すると、利用者データ差異情報取得生成部23は、その内容を取得する。そして、その取得された内容に基づき、中央制御部10が、その内容が商品サイズデータ・データベース14内に格納されているか否かを検索する。この時、商品サイズデータ
情報データベース14内を検索するキーは当該固有管理コードであり、ヒットした商品データよりもワンサイズ大きい/小さいサイズ(例えば首囲のサイズ)の商品の情報を検索する。次いで、その検索結果を中央制御部10が取得し、サイズデータ管理情報テーブル27に格納されている商品サイズ照会テーブル(
図25に示すP22a参照)のそれぞれの項目に検索され抽出された商品サイズデータを格納する。すると、前記段落番号0054と同様に、利用者のサイズが抽出された結果であるP22bのテーブルとの差異が算出され、その結果がP-22cのテーブルに格納されと、中央制御部10は、この情報を取得し、サイズデータ管理情報テーブル27に格納されている商品サイズ照会結果表示方法管理テーブル
に複数保存されている表示方法の中から抽出し(図26に示すP23参照)、その情報をあてはめると、各項目に適した表現が
導き出される。次いで、中央制御部10が、サイズ照合結果を表示する画面(
図15に示すP12参照)を画面プログラム28から読み出し、この結果を組み込んで利用者端末3に表示する(ステップS27)。
これによって、利用者は、利用者端末3に表示された画面(
図15に示すP12a参照)にて、調査を所望した商品と自己のサイズに対する適合性を確認することができることとなる(ステップS28)。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0059
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0059】
続いて利用者は、利用者端末3に表示された画面(
図14に示すP11参照)の商品サイズ入力欄(P11c参照)に、商品のサイズに関する情報を入力もしくは選択し、「実行」(P11d参照)を選択(クリック)すると、利用者データ差異情報取得生成部23がこの内容を取得する。(ステップS26)
次いで、中央制御部10がこの内容に基づき、サイズデータ管理情報テーブル27に格納されている商品サイズ照会テーブル(
図25に示すP22参照)を検索し、商品サイズ照会を実行するために必要な核項目に情報を格納する。P22aには商品のサイズ情報である首囲をTBL-15g、バスト/胸囲をTBL-15f、背肩幅をTBL-15k、袖丈をTBL-15gl、裄丈をTBL-15m、袖幅をTBL-15nにそれぞれ格納する。次いで、中央制御部10は、その取得した内容(「シャツ・ブラウス」を照会するための必要な項目についての情報)を、前記商品サイズ照会テーブルP22bのTBL-2にはユーザーID、TBL-3cには首囲、TBL-3dにはバスト・胸囲、TBL-3hには背肩幅、TBL-3iには袖丈、TBL-3jには裄丈、TBL-3lには手首囲のデータをそれぞれ格納する。次いで、P-22a及びP-22bのそれぞれの項目にデータが格納されると、P-22cのテーブルによってその差異が算出される。そして、中央制御部10は、この情報を取得し、サイズデータ管理情報テーブル27に格納されている商品サイズ照会結果の表示方法管理テーブルに
て複数保存されている商品サイズ照会結果表示方法より、利用者によって選択された商品ジャンルに応じて表示方法を抽出し(図26に示すP23参照)、その情報をあてはめると、各項目に適した表現が導き出される、利用者端末に表示するために画像処理を行う。次いで、中央制御部10が、サイズ照合結果を表示する画面(
図15に示すP12参照)を画面プログラム28から読み出し、この結果を組み込んで利用者端末3に表示する(ステップS27)。
これによって、利用者は、利用者端末3に表示された画面(
図15に示すP12a参照)にて、調査を所望した商品と自己のサイズに対する適合性を確認することができることとなる(ステップS28)。
【手続補正17】
【補正対象書類名】図面
【補正方法】変更
【補正の内容】