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特開2017-74577アルカリ性カルシウム酸素電子水の生成法及びその装置。
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  • 特開2017074577-アルカリ性カルシウム酸素電子水の生成法及びその装置。 図000004
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2017-74577(P2017-74577A)
(43)【公開日】2017年4月20日
(54)【発明の名称】アルカリ性カルシウム酸素電子水の生成法及びその装置。
(51)【国際特許分類】
   C02F 1/46 20060101AFI20170331BHJP
【FI】
   C02F1/46 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】書面
【全頁数】5
(21)【出願番号】特願2015-213426(P2015-213426)
(22)【出願日】2015年10月14日
(71)【出願人】
【識別番号】598079101
【氏名又は名称】金子 一行
(72)【発明者】
【氏名】金子 一行
【テーマコード(参考)】
4D061
【Fターム(参考)】
4D061DA03
4D061DB08
4D061EA02
4D061EB02
4D061EB04
4D061EB09
4D061EB14
4D061EB16
4D061EB20
4D061EB28
4D061EB31
4D061EB33
4D061EB39
4D061ED06
4D061GC14
(57)【要約】      (修正有)
【課題】多孔性セラミックスの電極を母体とし、セラミックの中心の空洞に電線を入れ、この部分を電極に使用することにより、アルカリ性カルシウム酸素電子水を生成できる装置を提供する。
【解決手段】バッテリー等の簡易電源で、勝れた飲料水を生成する携帯用に開発した装置で、電源は国内・海外での商業用電源及び携帯用に乾電池仕様とし、周波数は高周波仕様として、生成装置本体の前面に電極スイッチ二個SW1およびSW4とエアーポンプスイッチSW3一個を取り付け、電極スイッチは、使う水の用途により適当に選択され、生成装置の能力内で一度に二種類の水が生成できるアルカリ性カルシウムイオン水とアルカリ性カルシウム酸素電子水生成装置。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
本発明は、アルカリ性カルシウム、イオン水生成装置にエアーポンプを追加設置し、水槽に貯めてある飲料水に周波数200Hz以上の電圧を印加し、同時に電動エアーポンプからエアーを水槽に送り、エアーに含まれる酸素を水に溶解させ、前記記載の電圧を水に印加してアルカリ性カルシウム酸素電子水の生成法及びその装置。
【請求項2】
電極は、電圧とエアーを同時に貯め水に印加する装置として、水中にエアーを放出するためにセラミックスの中心が空洞になっている多孔性セラミックスを使用。また、通電性に勝れ水のいやな匂いも吸収する炭素混合セラミックスも電極として使用。
【請求項3】
エアーポンプにチューブを接続し、チューブ中間にチューブコネクターを使用。此のコネクターを介して電圧導線をチューブの中に通し、多孔性セラミックスの先端迄導線を導いている。セラミックスの中に入った導線部分が電極となり、電子とエアーに含まれる酸素を同時に水中に印加する装置。
【請求項4】
生成装置収納ポックスの前面にアルカリ性カルシウム酸素電子水電極とは別に、アルカリ性カルシウム、イオン水を生成するための電極差込みプラグを取り付ける。便利性を考慮し両方にスイッチを取り付けて使用。アルカリ性カルシウム、イオン水の電極は金属性とし多様に使用できる電極とする。此れによりアルカリ性カルシウム酸素電子水及びアルカリ性カルシウムイオン水と二種類の水を同時に生成でき利便性に勝れた画期的なアルカリ性カルシウム酸素電子水生成装置
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
交流の商業用電源に、(1)電源プラグを接続し(2)スイッチを経由し(3)ヒューズを通って(4)変圧器の一次側に電気が投入される。一次側の一方はインビダンスに接続されており、放熱管から二次側を直列に介して接続端子に接続されている。他の電源を使用する場合は交流か直流かを確認し、直流電源の場合は交流に変換する装置を使用する。
【0002】
従来のアルカリ性生成装置は、酸性とアルカリ性に分離する生成装置が主に売られていますが、いずれも水道管直結型であり使用する場所が限られている。本発明は、貯め水に通電して生成するため場所を嫌わず電源さえ有れば何処ででも生成が可能である。
【0003】
本発明は、多孔性セラミックスの電極を母体とし、セラミックの中心の空洞に電線を入れ、この部分を電極に使用する。水に酸素と電子を同時に印加できる画期的発明で、簡単にアルカリ性カルシウム酸素電子水を生成できる装置。
【0004】
生成装置本体の前面に電極スイッチ二個とエアーポンプスイッチ一個を取り付け、電極スイッチは、使う水の用途により適当に選択される。生成装置の能力内で一度に二種類の水が生成できる。アルカリ性カルシウムイオン水とアルカリ性カルシウム酸素電子水。
【先行技術文献】
【0005】
【特許文献1】 公開特許公報 昭和54−54971号
【0006】
【非特許文献1】 特願平成10−167639 公報
【0007】
【非特許文献1】 「金子一行 アルカリ性カルシウムイオン水の生成法及びその装置 1998年」
【発明の概要】
【発明が解決しょうとする課題】
【0008】
水にカルシウムを入れず電圧の励起運動でカルシウム含有量が上がる理由が解りませんでしたが、最近やっと解明されました。水の中にカルシウム含有量の多いクロレラや藻の胞子等が相当多く含まれており、電圧の励起運動で胞子の幕が破砕され中のカルシウムが水に溶解し含有量が上がります。
【0009】
先進国では、蛇口を捻ると水は出るが、日本国内でもまだ水道が普及していない過疎地が有る。本発明は水道管直結型ではないので貯め水で生成でき、交流の電源さえ確保できば過疎地でも簡単にアルカリ性カルシウム酸素水が生成でき、また海外の水の悪い発展途上国等にも大いに貢献できるアルカリ性カルシウム酸素水生成装置。
【問題を解決するための手段】
【0010】
此の装置で災害用備蓄水を造る。都市部の水道は蛇口迄殺菌された水が供給されてきますが、地方の簡易水道等は殺菌されておらず、また飲料水の採水に困難をきたしている地域もあり雨水等を煮沸し飲料水としている。海外の場合はその儘飲んでいるのが現状で飲み水が病気の源となっている。此の装置は、電圧の励起運動で滅菌し、更にエアレーションの酸素で大きく滅菌するため前記記載の地域で大いに健康に貢献てきる装置。
【発明の効果】
【0011】
最近、肺以外の胃等の粘膜からも酸素を吸収すると医学的に解明された。アルカリ性カルシウム酸素電子水は、此れに沿った発明であり社会的に大きく貢献できる装置。
【0012】
外国の多くの国の水道水はミネラル分が多く含んだ硬水であるが、此の硬水に生成装置から電圧を印加すると周波数が水に励起運動を起こさせ各分子が細分化して硬水が一時軟水となり、硬度450でも問題なく飲料水となる。
【0013】
人間は呼吸する事により、2%の活性酸素が体内で作られると言われ、此の活性酸素が各部位の細胞を酸化錆びさせ種々の病気を引き起こす原因と言われている。
【0014】
アルカリ性カルシウム酸素電子水の生成装置で生成した水を飲むと電子を失って酸化した活性酸素は生成水から電子が送られ無害となり排出されると思われる。
【発明を実施するための形態】
【0015】
200Hz及び500Kc以上の電圧を貯め水に印加し、更にエアーレーションで水に酸素を注入する事により滅菌効果が大きくなり、国内では災害用備蓄水、水耕栽培水、肥料水のイオン化、家畜の飲み水等々備え付けの電極で多種多様の水が生成できる装置。
【0016】
日本国内ばかかりでなく海外を見渡せば、飲料水に困窮している国は相当数あり、此の装置は発展途上国の健康に大きく貢献できる装置。
【0017】
大都市ではマンションが多く屋上貯水タンクは塩素が抜け殺菌効果が薄れている。此の塩素が抜けた飲料水タンクに此の生成装置より電圧と酸素を送り滅菌し、マンション全体にアルカリ性酸素電子水を供給する。此れによりマンション全体に給水する水は全部アルカリ性カルシウム酸素水となり風呂水等にも使え健康に大きく貢献する。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】 本発明の回路図である。
【実施例】
【0019】
【符号の説明】
【0020】
T1.T2 電源差し込みプラグ
SW1 電源スイッチ
F ヒューズ
PL パイロット
TS タイマー
R 抵抗
D 放熱ランプ
C コンデンサー
T トランス
SW2 スイッチ
C2 コンデンサー
T3 電極導線
E ステンレス電極
T4 電極導線
SW3 エアーポンプスイッチ
PN エアーポンプ
SW4 電極スイッチ
CT エアーチューブ
KS エアーチューブコネクター
E2 多孔性セラミックス電極
E2 電線電極
図1