(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2017-75928(P2017-75928A)
(43)【公開日】2017年4月20日
(54)【発明の名称】雨量観測装置
(51)【国際特許分類】
G01W 1/14 20060101AFI20170331BHJP
【FI】
G01W1/14 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
【全頁数】3
(21)【出願番号】特願2015-217077(P2015-217077)
(22)【出願日】2015年10月15日
(71)【出願人】
【識別番号】307041724
【氏名又は名称】有限会社 海陸電子
(72)【発明者】
【氏名】日高 道徳
(57)【要約】
【課題】安価でランニングコストが安い雨量計のプログラムを提供すること。
【解決手段】この雨量計のプログラムはパーソナルコンピュータで動作します。雨量計からの入力を取り込み、数値や棒グラフや折れ線グラフで各雨量表示をします。表示された内容はインターネットを通じてパーソナルコンピューターや携帯電話にリアルタイムで表示できます。また設定値以上の雨量があったときはあらかじめ登録してあるパーソナルコンピューターや携帯電話にメールで警報を送ります。システムの不具合があった場合はこのシステムの管理者として登録しているパーソナルコンピューターや携帯電話にメールでその内容を送ります。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
降雨量を検出する降雨量検出手段と、該降雨量検出手段によって検出された降雨量が所定量以上となったことを検出して所定の信号を出力する降雨量判定手段とを備え、前記降雨量判定手段によって出力された所定手段を送信する送信手段と、前記送信手段から送信された信号を受信する手段とを備え、前記受信手段は受信した信号を表示する表示手段を備えたことを特徴とする雨量観測装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、雨量観測装置に関する。
【背景技術】
【0002】
雨量計測をするためにはかなりの費用がかかる。
【0003】
市販されている簡易型雨量計としては容器に雨を溜めてその深さを測るものがある。これはいちいち物差しを用いて計らなければいけないので測定者が常に付いている必要があり実用的ではない。
【0004】
雨量を測定する装置は沢山ある。しかし、雨量情報をメールで通報し、その雨量をネットで簡単に見ることができない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来の装置は、すべてが専用設計であるため、高価であるという問題点があった。
【0006】
そこで、この発明は、上記に鑑みてされたものであって、安価に製造でき、低ランニング・コストを実現する雨量計を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は上記課題を解決するために、降雨量を検出する降雨量検出手段と、該降雨量検出手段によって検出された降雨量が所定量以上となったことを検出して所定の信号を出力する降雨量判定手段とを備え、前記降雨量判定手段によって出力された所定手段を送信する送信手段と、前記送信手段から送信された信号を受信する手段とを備え、前記受信手段は受信した信号を表示する表示手段を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
この発明によれば、安価に製造でき、低ランニング・コストを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】 本発明の雨量観測結果のデータを表示したものである。
【
図2】
図1に示したデータ表示を同時に複数表示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、以下に示す実施例の構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、或いは実質的同一のものが含まれる。
【0011】
また、この発明にかかる雨量測定のプログラムは、10分間と1時間の雨量の予測を計算し表示していることを、備えたことを特徴とする。
【0012】
また、この発明にかかる雨量測定のプログラムは、過去42日まで遡って長期実効雨量を計算し折れ線グラフと数値で表示していることを、備えたことを特徴とする。
【0013】
また、この発明にかかる雨量測定のプログラムは、毎日または週に一度管理者にメールで通報することを、備えたことを特徴とする。
【0014】
また、この発明にかかる雨量測定のプログラムは、システム異常時には管理者にメールで通報することを、備えたことを特徴とする。
【0015】
また、この発明にかかる雨量測定のプログラムは、ハイビジョン画面に同時に12の画面を表示できることを、備えたことを特徴とする。
【産業上の利用可能性】
【0016】
以上のように、本発明にかかる測定装置及びその製造方法は、安価に製造できる点、低ランニング・コストを実現できる点で有用である。