特開2017-80988(P2017-80988A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2017-80988(P2017-80988A)
(43)【公開日】2017年5月18日
(54)【発明の名称】摩擦具
(51)【国際特許分類】
   B43L 19/00 20060101AFI20170414BHJP
   G02B 3/00 20060101ALI20170414BHJP
   G02B 3/08 20060101ALI20170414BHJP
   G02B 25/00 20060101ALI20170414BHJP
【FI】
   B43L19/00 A
   G02B3/00 Z
   G02B3/08
   G02B25/00 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2015-211154(P2015-211154)
(22)【出願日】2015年10月27日
(71)【出願人】
【識別番号】303022891
【氏名又は名称】株式会社パイロットコーポレーション
(72)【発明者】
【氏名】池田 明教
(72)【発明者】
【氏名】松下 萌黄
【テーマコード(参考)】
2H087
【Fターム(参考)】
2H087KA23
2H087LA11
(57)【要約】
【課題】本発明の課題は、紙面上の熱変色性インキによる筆跡の広い面積における狙った箇所だけを熱変色させることができ摩擦具を提供することである。
【解決手段】熱変色性インキを用いて紙面上に形成した筆跡を摩擦することで、その際に生じた摩擦熱によって前記筆跡を熱変色可能な、弾性材料から成る摩擦部を具備した摩擦具において、前記摩擦具が、透明又は半透明からなる本体と、当該本体の周縁の少なくとも一部に具備した摩擦部と、を備えることを特徴とする。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
熱変色性インキを用いて紙面上に形成した筆跡を、摩擦熱によって熱変色可能な弾性を有する弾性材料から成る摩擦部を具備した摩擦具において、前記摩擦具が、透明又は半透明からなる本体と、当該本体の周縁の少なくとも一部に具備した摩擦部と、を備えることを特徴とする摩擦具。
【請求項2】
前記本体が、前記紙面上の熱変色性の筆跡を拡大して視認可能なレンズ部となることを特徴とする請求項1に記載の摩擦具。
【請求項3】
前記摩擦部を、横断面形状において、前記本体の前後方向及びその垂直方向の最長部よりも外方に位置させ、前記摩擦部が、前記摩擦具を平面上に載置した際に、前記平面に当接する当接部となることを特徴とする請求項1または2に記載の摩擦具。
【請求項4】
前記本体が、筆跡を摩擦する把持部を備え、前記把持部が、弾性を有する弾性材料から成ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の摩擦具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は摩擦具に関する。詳細には、紙面上の熱変色性インキによる筆跡を摩擦しその際に生じる摩擦熱で前記熱変色性インキの筆跡を熱変色可能な摩擦体を備えた摩擦具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、可逆熱変色性インキを用いて形成された筆跡を、摩擦熱により第1状態から第2状態に変色させるゴム弾性を有する摩擦体として、例えば特許文献1、特許文献2がある。
【0003】
しかし、前記特許文献1に記載されているような摩擦体では、一般的に断面形状が円形状や四角形状であり、先端部や縁端部や角部を使用することで、紙面上の熱変色性インキによる筆跡の狭い面積を熱変色させることは考えられていたものの、広い面積の筆跡を熱変色させることについては考えられておらず、特許文献1に記載されているような小さな摩擦体を摩擦しながら徐々に移動させて、広い面積を摩擦していくという作業を行う必要があり、大変であった。尚、広い面積を熱変色させる場合にはドライヤーの熱風が利用されることもあるが、ドライヤーの熱風は紙に当たった際に広がってしまうことから、狙った箇所だけを熱変色させることが困難であった。
【0004】
こうした問題を鑑みて、本願出願人は、特開2013−116588号「摩擦具」にて、断面を略楕円形状に且つ前後端に摩擦部を設けた摩擦体を開示している。
【0005】
【特許文献1】特開2004−148744号公報
【特許文献2】特開2009−126102号公報
【特許文献3】特開2013−116588号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、前記特許文献1から3に記載されているような摩擦体は、前記摩擦体を構成する弾性材料は、高摩耗性の弾性材料(例えば、消しゴム等)ではなく、摩擦時に消しカスが生じない低摩耗性の弾性材料から成ることが好ましいものである。そのため、摩擦時の磨耗による損耗がなく或いは殆どないのが現状である。
【0007】
また、摩擦体全体を弾性材料としても、紙面と接触する摩擦部は、前端面、後端面やその縁端部の角部などであり、表面や裏面などを使用するケースは殆どない。さらに、摩擦体全体を弾性材料とした場合、コストが高騰し、成形時のヒケや印刷など表示部を設け難くなる等の問題を抱えていた。
【0008】
さらに、特許文献3によれば、広い面積の筆跡を一度に熱変色することができる効果を奏する反面、摩擦体によって、紙面の筆跡が見えにくくなる傾向があり、不必要な部分まで熱変色してしまう恐れがあるという新たな問題があった。
【0009】
本発明は、前記従来の問題点を解決するものであって、紙面上の熱変色性インキによる筆跡の広い面積における狙った箇所だけを熱変色させることができる摩擦具を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために、本発明は、熱変色性インキを用いて紙面上に形成した筆跡を、摩擦熱によって熱変色可能な弾性を有する弾性材料から成る摩擦部を具備した摩擦具において、前記摩擦具が、透明又は半透明からなる本体と、当該本体の周縁の少なくとも一部に具備した摩擦部と、を備えることを特徴とする。
【0011】
また、前記本体が、前記紙面上の熱変色性の筆跡を拡大して視認可能なレンズ部となることを特徴とする。
【0012】
また、前記摩擦部を、横断面形状において、前記本体の前後方向及びその垂直方向の最長部よりも外方に位置させて設けてあり、前記摩擦部が、前記摩擦具を平面上に載置した際に、前記平面に当接する当接部となることを特徴とする。
【0013】
さらにまた、前記本体が、筆跡を摩擦する把持部を備え、前記把持部が、ゴム弾性を有する弾性材料から成ることを特徴とする
【0014】
本願発明の第1の構成によれば、前記摩擦具が、透明又は半透明からなる本体と、当該本体の周縁の少なくとも一部に具備した摩擦部と、を備えることで、熱変色性インキを用いて紙面上に形成した熱変色性の筆跡を、本体を介して目視することができ、所望する部分を摩擦操作しやすくすることができる。尚、透明又は半透明とは、その先にあるものが、透けて見えること、又は少し透き通って見えることであり、白色半透明、着色半透明であってもよい。
【0015】
本願発明の第2の構成によれば、前記本体が、前記紙面上の熱変色性の筆跡を拡大して視認可能なレンズ部とすることで、熱変色性インキを用いて紙面上に形成した熱変色性の筆跡を拡大して視認することができ、摩擦具とルーペとを持ち歩く必要がなくなるとともに、絵や模様の一部を熱変色させる場合やボール径が0.4mm以下の小径ボールを用いた筆跡など、角部を用いて細かな部分を熱変色する用途にも好適に使用することができる。尚、レンズ部は、凸レンズ、両凸レンズ、凹レンズ、両凹レンズ、凹凸レンズ、フレネルレンズなどが例示できるが、周縁部に摩擦部を備えることを鑑みると、レンズ部を薄くすることができるフレネルレンズが好ましい。
【0016】
本願発明の第3の構成によれば、前記摩擦部を、横断面形状において、前記本体の前後方向及びその垂直方向の最長部よりも外方に位置させて設け、前記摩擦部が、前記摩擦具を平面上に載置した際に、前記平面に当接する。その結果、摩擦具を机上等の平面に置くときや地面に落下した場合であっても、ゴム弾性を有する摩擦部が、机や地面に接触するため、本体を損傷し難くすることできる。
【0017】
本願発明の第4の構成によれば、前記本体が、筆跡を摩擦する把持部を備え、前記把持部が、ゴム弾性を有する弾性材料から成ることで、ユーザーが摩擦部を使用するときに、滑りにくく、摩擦操作しやすくするとともに、本体に把持部を有することで、本体を直接把持する場合に比べ、手垢などの汚れを抑制する効果を奏する。
【0018】
尚、把持部の形状は、特に限定されるものでないが、摩擦部と同一の材料にて、表面、周縁(摩擦部)、裏面とを連続的に一体形成することで、摩擦部が本体から外れるのを効果的に抑制することができる。
【0019】
本発明で、摩擦部を構成する弾性材料は、ゴム弾性を有する樹脂(ゴム、エラストマー)が挙げられ、例えば、シリコーン樹脂、SBS樹脂(スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、SEBS樹脂(スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、フッ素系樹脂、クロロプレン樹脂、ニトリル樹脂、ポリエステル系樹脂、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)等が挙げられる。前記摩擦部を構成する弾性材料は、高摩耗性の弾性材料(例えば、消しゴム等)ではなく、摩擦時に消しカスが生じない低摩耗性の弾性材料が最も好ましい。
【0020】
本発明で、本体を構成する材料は、合成樹脂やガラス等が挙げられ、特に熱可塑性樹脂、具体的には、PMMA樹脂(ポリメタクリレート樹脂)、ABS樹脂(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体)、PP樹脂(ポリプロピレン)、POM樹脂(ポリオキシメチレン)、PC樹脂(ポリカーボネート)、PS樹脂(ポリスチレン)、PET樹脂(ポリエチレンテレフタレート)などが好ましく、透明性のよい材料である非結晶性樹脂を選定することにより、視認性が向上するので好ましく、PMMA樹脂などのアクリル樹脂やPC樹脂が例示できる。また、前記した合成樹脂は、単一の合成樹脂を原材料とすることが好ましい。
【0021】
摩擦具の外観形状は、正面視において円形、正方形、或いは長方形や平行四辺形、楕円形状や長円形状や卵形状などのオーバル形状等、特に限定されることはないが生産性の観点から前後対称形が好ましい。本体形状も正面視において円形、正方形、或いは長方形や平行四辺形、楕円形状や長円形状や卵形状などのオーバル形状等、特に限定されることはないが、摩擦操作や携帯性を鑑みて、本体形状は、前後方向に直交する方向の断面において、表面と裏面間の厚みが側面間の長さよりも短い、例えば薄板状とすることが好ましい。また、正面視においては、細長状等、長手方向を有する形状が好ましく、レンズ部や把持部を設ける場合には、本体の正面及び/又は裏面を凸状や凹状、同心円状の溝を持つ薄板に形成する、フレネルレンズを設けることが好ましい。
【0022】
摩擦部は、本体の周縁の少なくとも一部、好ましくは、複数箇所、より好ましくは全周に設けることが好ましく、摩擦操作時の感触などを考慮すると、正面視において鋭角なエッジ部のないR面とすることが好ましい。また、小さな面積と大きな面積を摩擦しやすいように、同曲率の円形ではなく、複数の曲率からなる円周とすることが好ましい。さらに、小さな面積を摩擦操作するには、摩擦部と紙面との接触面積が少なく、単位面積当たりの摩擦荷重が大きくなる傾向にあるため、曲率の小さい部分の肉厚を、他の曲率の大きい部分の肉厚よりも厚くすることが好ましい。尚、摩擦部の肉厚は、摩擦部を形成する材料の硬さや摩擦部の形状により適宜設定すればよいが、肉厚が薄くなり過ぎると摩擦時に摩擦部が破損し易く、また、本体の影響を受け、紙面に跡が残り易くなる恐れがある。具体的には、摩擦部の厚さは、薄い部分で1mm以上とすることが望ましい。
【0023】
また、摩擦部は、断面視においても表層側を尖塔形や凸曲面状に形成にすることで、摩擦部の先端が見やすくなると共に、凸曲面状とすれば、摩擦部と紙面との円滑な接触が可能となるとともに、摩擦部と紙面との適正な接触面積が得られ、摩擦熱の発生が容易となるので好ましい。
【0024】
さらにまた、本体に摩擦部を設ける方法は、接着、融着、乗り越し嵌合、圧入嵌合、二色成形により一体に形成する等、特に限定されるものではないが、生産性などを考慮すると、二色成形とすることが好ましい。
【発明の効果】
【0025】
本発明の摩擦具によれば、紙面上の熱変色性インキによる筆跡の広い面積における狙った箇所だけを熱変色させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
図1】実施例1の摩擦具を正面から見た外観図である。
図2】実施例1の摩擦具を側面から見た外観図である。
図3】実施例1の摩擦具を平面から見た外観図である。
図4図1におけるA−A断面図である。
図5】実施例1の摩擦具の斜視図である。
図6】実施例1の本体の斜視図である。
図7】実施例2の摩擦具を正面から見た外観図である。
図8図7におけるB−B断面図である。
図9】実施例3の摩擦具を正面から見た外観図である。
図10】実施例3の摩擦具を側面から見た外観図である。
図11】実施例3の摩擦具を平面から見た外観図である。
図12図7におけるC−C断面図である。
図13】実施例31の摩擦具の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0027】
以下、図面を参照して本発明における摩擦具の実施例について説明を行う。尚、説明を分かりやすくするために、図面中の同様の部材、同様の部分については同じ番号を付してある。また、本実施例の説明においては図面手前側を前方と表現し、その反対側を後方と表現し、平面視において視認可能な面を表面、その反対側を裏面と表現する。
【0028】
図1図6を用いて本実施例の摩擦具1の構造について説明を行う。摩擦具1はPC樹脂からなる本体2と、本体2の周縁(前端縁2C、後端縁2D、両側縁2E)部に、SEBS樹脂からなる摩擦部3を設けてある。摩擦具1は、正面視において前端部3A及び後端部3Bの曲率と、両側面部3Cの曲率とが異なるオーバル形状としてある。また、図5に示すように、本体2は、前後方向に直交する方向の断面を楕円形状に形成して、表面部2Aと裏面部2Bとが凸曲面形状とした両凸のレンズ部としてある。尚、摩擦部3は、本体2から容易に外れないように、本体2には、表裏側に向かって突出する係止突起2Fと、摩擦部3には、本体2の表裏側に向かって突出する係止突起3Eを設けてある。
【0029】
また、摩擦部の前端部3A及び後端部3Bと、両側面部3Cとが交わる角部3Dの肉厚を、他の部分の肉厚よりも厚くしてある。具体的には、最も厚い角部3Dの肉厚が7mm、他の部分の肉厚を3mmとしてある。
【0030】
摩擦具1を使用するには、摩擦具1を把持し、摩擦部3を熱変色性インキを用いて紙面上に形成した筆跡(図示せず)に圧接して摩擦することで、その際に生じた摩擦熱によって前記筆跡を熱変色可能とすることができる。この時、筆跡は、本体を通じて拡大して見ることができる。
【0031】
図7図8に示す第2の実施例の摩擦具11は、摩擦部13の形状を変更した以外は実施例1と同様にして摩擦具11を得ている。摩擦部13は、本体12の周縁を大きく覆うように装着されており、摩擦具11が、横断面形状において、本体12の前後方向及びその垂直方向の最長部よりも摩擦部13を外方に位置させて形成されている。
【0032】
そのため、摩擦具11を、平滑な机上(図示せず)に置くと、本体2よりも摩擦部13が最外表面となるため、本体2は机上に接触せずに、摩擦部13の当接部13Gが机上に接触することになる。
【0033】
図9図13に示す第3の実施例の摩擦具21は、本体22の表面22A及び裏面22Bに把持部23Fを設けた以外は、実施例1と同様にして摩擦具21を得ている。把持部23Fは、摩擦部23と一体に設けてある。摩擦部23は、本体22の表面22A、裏面22B、周縁と連続して設けてある。また、摩擦具21は、横断面形状において、本体の前後方向及びその垂直方向の最長部よりも摩擦部23が外方に位置するように形成されている。
【0034】
摩擦具21を、平滑な机上(図示せず)に置くと、本体22よりも摩擦部23の最表面が外表面となるため、本体22は机上に接触せずに、摩擦部23の当接部23G(把持部23F)が机上に接触することになる。
【0035】
摩擦具21を使用するには、摩擦具21の把持部23Fを把持し、摩擦部23を熱変色性インキを用いて紙面上に形成した筆跡(図示せず)に圧接して摩擦することで、その際に生じた摩擦熱によって前記筆跡を熱変色可能とすることができる。この時、筆跡は、本体を通じて拡大して見ることができる。
【0036】
尚、本実施例では、本体を凸レンズとしているが、本体の表面に、フレネルレンズからなるレンズ部を設けることもできる。レンズ部をフレネルレンズとすることで、薄板に形成することができる。
【産業上の利用可能性】
【0037】
本発明の摩擦具は、熱変色性インキを用いて紙面上に形成した熱変色性の筆跡を摩擦する以外にも、熱変色性インキが予め紙面等の上に印刷や塗装されたものの摩擦にも使用することができる。また、本体に、貫通孔を設け、ストラップなどの紐部材を挿通可能とすることもできる。
【0038】
また、前記本体が、紐状部材を挿通可能な貫通孔を備えることで、ストラップなどを挿通して携帯性を高めることができるとともに、ゲートからキャビティに流入する方向に材料流路が長すぎたりすると成形品の表面に蛇行状の痕跡を生じるジェッティング現象を抑制することもできる。
【符号の説明】
【0039】
1、11、21 摩擦具
2、12、22 本体
2A、12A、22A 表面部
2B、12B、22B 裏面部
2C 前端部
2D 後端部
2E 側面部
2F、12F、22F 係止突起
3、13、23 摩擦部
3A、13A、23A 前端部
3B、13B、23B 後端部
3C、13C、23C 側面部
3D、13D、23D 角部
3E、13E、22E 係止突起
23F 把持部
13G、23G 当接部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13