(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2017-81650(P2017-81650A)
(43)【公開日】2017年5月18日
(54)【発明の名称】適合可能な栓体
(51)【国際特許分類】
B65D 39/00 20060101AFI20170414BHJP
【FI】
B65D39/00 100
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
【外国語出願】
【全頁数】5
(21)【出願番号】特願2016-204917(P2016-204917)
(22)【出願日】2016年10月19日
(31)【優先権主張番号】CZ2015-31668 U
(32)【優先日】2015年10月20日
(33)【優先権主張国】CZ
(71)【出願人】
【識別番号】516314044
【氏名又は名称】プレシオサ ガルフ エフゼットシーオー
(74)【代理人】
【識別番号】100091096
【弁理士】
【氏名又は名称】平木 祐輔
(74)【代理人】
【識別番号】100102576
【弁理士】
【氏名又は名称】渡辺 敏章
(74)【代理人】
【識別番号】100129861
【弁理士】
【氏名又は名称】石川 滝治
(72)【発明者】
【氏名】ヤン スティラー
【テーマコード(参考)】
3E084
【Fターム(参考)】
3E084AA04
3E084AA12
3E084AA32
3E084AB02
3E084BA02
3E084CA01
3E084EA02
3E084EB04
3E084EC06
3E084FA09
3E084GA08
3E084GB12
(57)【要約】
【課題】栓体が、栓体の頭部とさらに円錐部とによって形成され、これらが堅固に連結されていること。
【解決手段】ボトルを閉じるために適合可能な栓体であって、ネックの開口部の外法寸法よりも大きいかまたは少なくとも等しい基準外法寸法を有する前記栓体の頭部1と、前記栓体の円錐部(2)とを備え、前記頭部と前記円錐部は、接着剤による堅固な連結によって固定されている。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ボトルを閉じるための適合可能な栓体であって、
ネックの開口部の外法寸法と少なくとも等しいかまたはそれよりも大きい基準外法寸法を有する前記栓体の頭部(1)と、前記栓体の円錐部(2)とを備え、
前記頭部と前記円錐部は、接着剤による堅固な連結によって固定されていることを特徴とする栓体。
【請求項2】
ボトルを閉じるための適合可能な栓体であって、
ネックの開口部の外法寸法よりも大きいかまたは少なくとも等しい基準外法寸法を有する前記栓体の頭部(1)と、前記栓体の円錐部(2)とを備え、
前記頭部と前記円錐部は、溝手段(3)により固定される機械的に取り外し可能な連結によって連結されていることを特徴とする栓体。
【請求項3】
ボトルを閉じるための適合可能な栓体であって、
前記栓体の前記頭部(1)と前記栓体の前記円錐部(2)は、円形、楕円形、または角ばった形状であり、ガラス、木材、樹脂、または金属材料によって作られていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の栓体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ボトル、すなわちスピリッツ、蒸留物、またはワイン用のボトルを閉じるための栓体に関する。
【背景技術】
【0002】
公知の栓体は、欠点を有しており、それは、栓体が、栓体の頭部とさらに円錐部とによって形成され、これらが堅固に連結されていることである。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
本発明は、ボトル、すなわち、スピリッツ、蒸留物、またはワイン用のボトルを閉じるためのガラスの栓体に関し、前記ボトルは、円形または非円形のネックの開口部を有し、前記栓体は、前記ボトルの前記ネックの外法寸法と少なくとも等しいかそれよりも大きい基準外法寸法を有する頭部と、さらに前記栓体の円錐部とを備えている。これら双方の部分は、使用された材料に適応した接着剤によって、または、有利に、機械的に取り外し可能な連結によって、堅固に連結されている。
【0004】
本発明の他の利点は、前記頭部は、該頭部の外法寸法が前記ネックの前記開口部の外法寸法と等しいかまたはそれを超え、いかなる形状であってもよい。これにより、前記ボトルおよび前記栓体の形状の異なるデザインソリューションを可能にすることができる。その一方で、たとえばサーモカプセル、コーティングまたはワイヤバンデージなど、栓体の固定をもたらすためのさらなる技術的要素を用いることができる。
【0005】
優先的に、本発明は、蒸留物のボトルを閉じることを対象にする。選択的に、前記発明は、他の液体であって、前記ボトル、前記栓体、および封止要素が化学的耐性を有する液体のために用いてもよい。
【発明の効果】
【0006】
本発明による前記ボトルのソリューションは、前述の意義の範囲内で、飲料のボトル、すなわちスピリッツや他の液体を対象としたボトル、または選択的に粉状物のためのボトルにおける封止効果の必要な機能的安全性および再現性を提供する。
【0007】
本発明による解決策は、前述の意義の範囲内で、前記栓体および前記ボトルのガラスおよび非ガラス材料に適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】本発明およびその利点を詳細にわたって明らかにした図。
【
図2】本発明およびその利点を詳細にわたって明らかにした図。
【
図3】本発明およびその利点を詳細にわたって明らかにした図。
【
図4】本発明およびその利点を詳細にわたって明らかにした図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の実施の形態は、栓体の頭部1および栓体の円錐部2の形状およびデザインの可変性をもたらす。栓体の頭部1および栓体の円錐部2は、たとえば溝手段3によって取り外し可能に固定され、または接着剤によって堅固に連結される。
【外国語明細書】