特開2017-88151(P2017-88151A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特開2017088151-荷崩れ防止ベルト付き台車 図000003
  • 特開2017088151-荷崩れ防止ベルト付き台車 図000004
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2017-88151(P2017-88151A)
(43)【公開日】2017年5月25日
(54)【発明の名称】荷崩れ防止ベルト付き台車
(51)【国際特許分類】
   B62B 3/04 20060101AFI20170421BHJP
   B65D 63/10 20060101ALI20170421BHJP
【FI】
   B62B3/04 D
   B65D63/10 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
【全頁数】3
(21)【出願番号】特願2015-234075(P2015-234075)
(22)【出願日】2015年11月11日
(71)【出願人】
【識別番号】515331990
【氏名又は名称】福岡 武志
(72)【発明者】
【氏名】福岡 武志
【テーマコード(参考)】
3D050
3E085
【Fターム(参考)】
3D050AA01
3D050BB02
3D050DD01
3D050EE08
3D050EE15
3D050KK12
3E085BB05
3E085BB37
3E085BE08
3E085BF05
3E085BF06
3E085BF10
(57)【要約】      (修正有)
【課題】台車での荷物運搬中の荷崩れを防止する事を目的とし、荷崩れ防止ベルトを一体化させた台車を提供する。
【解決手段】別々に分離していたゴムバンドと台車6を一体化し、細かったゴムバンドを台車6の横幅まである帯状のベルト3に改良、更にロール状にして板バネを利用した巻き取る装置を設けた事を特徴とする。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
従来別々に分離していたゴムバンドと台車を一体化、更に細かったゴムバンドを台車の横幅まである帯状のベルトに変更改良、帯状の長いベルトをロール状にして板バネを利用した巻き取る装置を設けた事を特徴とする荷崩れ防止ベルト付き台車。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は台車での荷物運搬中の荷崩れを防止する事を目的とし、荷崩れ防止ベルトと台車を一体化させた事に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、紐又はひも状のゴムバンドなどで荷物を絞める対応はしていたが、台車に乗せた荷物量によっては絞めつめの調整が容易ではなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
これは次のような欠点があった。
(1)従来は台車とゴムバンドは別々で荷物の絞め付けが手軽には出来なかった。
(2)従来のゴムバンドは一定の長さで分離していた為、荷物の量によって絞め付けの調整が困難であった。
(3)従来の細いゴムバンドではなく、台車の幅の帯状のバンドにする事により、雨濡れ防止も期待出来る。
【課題を解決するための手段】
【0005】
別々に分離していたゴムバンドと台車を一体化し、細かったゴムバンドを台車の横幅まである帯状のベルトに改良、更にロール状にして板バネを利用した巻き取る装置を設けた。
【発明の効果】
【0006】
荷物の大小に関係なく荷崩れ防止の為の絞め付けの調整がベルトをロール状にした事による巻き取りの力を利用して容易に出来る。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明「荷崩れ防止ベルト付き台車」本体の平面図である。
図2】本発明「荷崩れ防止ベルト付き台車」本体と台車の取付け側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、発明を実施する為の形態について説明する。
台車幅に合わせた円柱状の棒の端に板バネを内蔵した装置(2)を取付け、任意の長さに設定した帯状ロールベルト(3)を板バネの力を利用してを巻取りながら円柱状の棒にロール状に巻き取る、これが荷崩れ防止ベルト本体(1)である。
更に台車取付けステーを(5)荷崩れ防止ベルト本体(1)と合わせ、固定する。
完成した荷崩れ防止ベルト本体(1)と台車台車取付けステー(5)を台車(6)の前方下部に取付け固定する。
本発明を使用するときは、台車に(6)荷物(7)が大量に載ってたと仮定した場合、通常時は巻き取ってある状態の帯状ロールベルト(3)を前方に引っ張り台車(6)に載ってる荷物(7)の上部を台車の後方に覆うように掛ける。
覆い終わったら帯状ロールベルト(3)の先端に取付けてある台車引っ掛けフック(4)で台車の取っ手や横板や台座など任意の場所に引っ掛けて帯状のベルト(2)を固定する。
収納時は任意の場所に引っ掛けてある台車取付けフック(4)を外せば、板バネの力で自動で帯状ロールベルト(3)が巻き取れる。
【符号の説明】
【0009】
1 荷崩れ防止ベルト本体
2 板バネ内蔵装置
3 帯状ロールベルト
4 台車引っ掛けフック
5 台車取付けステー
6 台車
7 荷物
図1
図2