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特開2017-97424数字選択式宝くじの購入支援プログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2017-97424(P2017-97424A)
(43)【公開日】2017年6月1日
(54)【発明の名称】数字選択式宝くじの購入支援プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/10 20120101AFI20170428BHJP
【FI】
   G06Q50/10 170
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
【全頁数】5
(21)【出願番号】特願2015-225737(P2015-225737)
(22)【出願日】2015年11月18日
(71)【出願人】
【識別番号】715010635
【氏名又は名称】高山 隼一
(72)【発明者】
【氏名】高山 隼一
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC19
(57)【要約】
【課題】数字選択式宝くじを買うにあたり、1等当選確率が約600万分の1であるのに対し、時にはこの当選確率以上に申し込まれているにも関わらず、当選しないときがあります。
【解決手段】本発明は上記課題を解決するために、申込み数字同士が被らないように数字選択を支援することにより、当選の確率を上げることを目的とする。図1に示すように、自分で選んだ申込み数字を入力して検索すると、現時点での申込み数字の組み合わせ及び個別の申込み数字の検索回数が表示される仕組みになっている。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
数字選択式宝くじで、申込み数字を入力して検索をかけると、その検索をかけた数字が、現段階で、何回検索されたかが数字で表示されることを特徴とする数字選択式宝くじの購入支援プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、数字選択式宝くじの購入に伴い申込数字を決定するに際して、候補となる数字を絞り込む助けとなる数字選択式宝くじ購入支援システムを稼働させるプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
現在各種の数字選択式宝くじが発売されている。具体的には、1〜43の43個の数字の中から、異なる6個の数字を選んで購入する「ロト6」、1〜37の37個の数字の中から、異なる7個の数字を選んで購入する「ロト7」、1〜31の31個の数字の中から、異なる5個の数字を選んで購入する「ミニロト」、また、「000」から「999」までの中から好きな3ケタの数字と申込タイプを選ぶ「ナンバーズ3」、「0000」から「9999」までの中から好きな4ケタの数字と申込タイプを選ぶ「ナンバーズ4」等が発売されている。
通常購入者自らが複数の数字の組み合わせを選択するのであるが、その選択の仕方としては誕生日、自動車のナンバー、電話番号、郵便番号等を参照しながら選択する者が少なくない。しかし、係る購入方法では選択肢が少なく、毎回同じような数字の選択を繰り返すことになり、購入の楽しみが漸減してしまうということになる。
そこで、過去の当選データを基に当選数字を予想するような方法や、数字選択を支援する方法が各種提案されている(下記の先行技術文献参照。)。
また、インターネット上では、様々な攻略・予想サイトも提供されています。そのうちの一つとして、数字一つを選び、その選んだ数字が何票選ばれたかが集計されるものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2003−22344号公報
【特許文献2】特開2003−256604号公報
【特許文献3】特開2003−296496号公報
【特許文献4】特開2002−73882号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
毎回のように、約15億〜35億円もの売り上げを誇る「ロト6」「ロト7」ですが、この莫大な金額が一体何口分にあたるかというと、実に1000万口以上になる日もあります。「ロト6」の1等当選確率は、約1/600万ですので、毎回1等が出るのが当たり前です。しかし、これだけの口数ですと、何口も組合せ数字が被る結果となります。そのため、1000万口以上の口数が買われても、1等当選が0口の日が多々あります。結局、当選確率以上に買われても、1等が0口、もしくはたったの1〜2口程度なのです。 他の人と数字が被った時点で、1等当選はないと思ってよいかもしれません。
ここで考え方を変えて、1等狙いでなく誰とも被らない数字を狙うことによって逆に1等当選の可能性を高めることを考えてはどうでしょうか。1等当選数字を予想することは原理的に不可能です。しかしながら、仮に当選した場合に、他の人と数字が被っていないことによって、当選金を高めることが可能になります。そのためには他の人と被らない数字を選ぶとことが必要になります。ただ、他の人が購入した数字を知ることはできません。

また、インターネット上では、様々な攻略・予想サイトも提供されています。そのうちの一つとして、数字一つを選び、その選んだ数字が何票選ばれたかが集計されるものがある。一つずつ選ぶのではなく、「ロト6」なら6個の数字を選んで、その選んだ数字の組み合わせが何回検索されたかが表示され、更にその組合せ数字の一つ一つが個別に何回検索されたかが表示されるようになれば、より予想をしやすくなるものです。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記課題を解決するために、数字選択式宝くじの購入支援プログラムであって、宝くじ購入前に、申込み数字を入力して検索をかけると、その検索をかけた数字が、現段階で、何回検索されたかが数字で表示されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明により、数字選択式宝くじを購入前に、自身が購入予定の数字及びその数字の組み合わせと、他の購入予定者の購入予定数字及びその数字の組み合わせと、被っているかを間接的に知ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1図1は本発明の検索表示画面の一例
図2図2は本発明のプロセスの流れの一例を示すフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0008】
図面を参照しながら本発明の実施態様を説明します。図1は本発明の一つの実施例である「ロト6」の場合の操作画面を表示している。また図2はフローチャートの一例表示している。まず初めに使用説明をしますと、ロト6、ロト7、ミニロトのいずれかを選びクリックします。ロト6を選んだ場合は、1〜43の数字の中から購入予定数字を6個選び、図1の組合せ数字入力欄1に6個の数字をそれぞれ入力します。入力したら検索ボタン2をクリックします。
すると図1の検索結果表示部3の組合せ数字欄4に入力した6個の数字が表示され、その隣の組合せ数字検索回数欄6には入力した数字の組み合わせが何回検索されたかが表示されます。またその下の個別検索回数欄5には入力した6個の数字のそれぞれが個別に今現在で何回検索されたかが表示されます。
既に検索されている数字でも買われていない可能性もありますが、買われている可能性が非常に高いと考えられます。この検索結果を参考とすることにより、他の購入者と購入数字が被ることなく買うことができます。そのためには、本プログラムはインターネット等を通して広く提供され、不特定多数あるいはできるだけ多くの利用者を前提とするものである。
なお上記において検索とは、本プログラム(サービス)の利用者が過去に入力検索した個別の数字、組合せ数字及びその検索回数が記憶されたメモリ部から、今回入力した個別の数字及びその組合せ数字の検索回数を検索するものである。また、数字選択式宝くじの発売に合わせて毎回メモリ部がリセットされることが望ましい。
【0009】
それでは次に「被らずに買う」ことが如何に重要かを説明します。毎回のように、15億〜35億円の売り上げを誇る「ロト6」「ロト7」ですが、この莫大な金額が一体何口分にあたるかということを考えてみてください。「ロト6」が1口200円、「ロト7」が1口300円なので、実に1000万口以上になる日もあります。「ロト6」の1等当選確率が約1/600万ということは、毎回1等が出るのが当たり前なのです。しかしながら、これだけの口数ですと、何口もの組合せ数字が被る結果となります。他の人が買った組合せ数字も、殆ど被っていると考えるべきでしょう。なぜなら、上記のように1000万口以上の口数が買われても、1等当選が「0口」の日が多々あるからです。結局、当選確率以上に買われても、1等が0口、もしくはたったの1〜2口程度なのです。このことから他の人と被った時点で、1等当選は難しいと言えます。
ここで考え方を変えてみてはどうでしょう。1等狙いではなく、誰とも被らない数字を狙うことによって、実は、この考えが1等の近道になるのです。しかしみんなが買った数字を知ることなどは不可能ですし、数字を被らずに買うこともは可能です。当然です。今のままでは無理です。この問題を解決するために開発されたのが本発明に係るプログラムです。
1等当選が「0口」、もしくはたったの「1〜2口」程度ということは、如何に「組合せ数字を被らずに買うか」なのです。被らずに買えたらどうでしょう。1等当選「0口」の日がなくなります。キャリーオーバーはなくなりますが、皆さんは当然、1等を狙って買っています。1等当選「0口」のキャリーオーバー狙いの人はまずいないでしょう。「他の人と違う数字を選ぶ」、これこそが1等当選への近道なのです。時には、1000万口を超えるほど買われているにもかかわらず、1等当選が「0口〜1、2口」と少ないのは、皆さんが買われた「組合せ数字」が、ハズレの「組合せ数字」と大量に被っている証拠なのです。何度も言いますが、「如何に被らずに買うか」、そのための宝くじ購入支援プログラムです。これらの事から、今までに存在していなかったこのプログラムの必要性、かつ、宝くじ購入支援としての強さがお分かりいただけたと思います。毎月約12回もの億のチャンスなのです。高額当選を果たすためには、1人でも多くの人が本プログラムを利用することにより、その結果、本プログラム検索結果の精度を上げることにつながり、以前は夢の1等当選だったのが、本プログラムの存在により夢ではなくなるかもしれません。
【符号の説明】
【0010】
1 組合せ数字入力欄
2 検索ボタン
3 検索結果表示部
4 組合せ数字欄
5 個別検索回数欄
6 組合せ数字検索回数欄
図1
図2