【課題を解決するための手段】
【0009】
これらの目的は、コネクタハウジングアセンブリが、第2の位置において一緒にプラグ接続されるように構成されるコネクタハウジングおよび嵌合コネクタハウジングを含み、第2の位置において、コネクタハウジングまたは嵌合コネクタハウジングのうちの1つが第1の位置と比べてプラグ方向のまわりに回転されるという理由で、本発明のコネクタハウジングアセンブリでは達成される。本発明のコネクタハウジングアセンブリでは、第1の位置において、ケーブル方向とコンタクト方向とは互いに実質的に垂直であり、一方、第2の位置において、ケーブル方向とコンタクト方向とは互いに実質的に平行である。
【0010】
本発明の電気コネクタアセンブリは、第2の位置において一緒にプラグ接続されるように構成されるコネクタハウジングおよび嵌合コネクタハウジングを備えることによって上記の問題を解決し、第2の位置において、コネクタハウジングまたは嵌合コネクタハウジングのうちの1つは、第1の位置と比べてプラグ方向のまわりに回転され、第1の位置において、ケーブル側レセプタクルに受け取られる導電体とコンタクト側レセプタクルに受け取られる嵌合導電体とは互いに実質的に垂直であり、一方、第2の位置において、それらは互いに実質的に平行である。
【0011】
以下において、本発明のさらなる有利な実施形態が説明される。各々それ自体有利である個々の特徴は、互いに任意に組み合わされ得る。
【0012】
コネクタハウジングアセンブリの好ましい実施形態では、ケーブル方向とプラグ方向とは互いに少なくとも約45°の角度をなし、および/またはコンタクト方向とプラグ方向とは互いに少なくとも約45°の角度をなす。
【0013】
両方のハウジングがそれらのレセプタクルの間に少なくとも約135°の角度を生じさせるならば好ましい。
【0014】
少なくとも約135°の同じ角度が各ハウジングの2つのレセプタクル間に設けられる場合、第1の位置において、少なくとも約45°の方向の2つの等しい角度変化は、合計して少なくとも約90°の方向の変化になり得る。
【0015】
一方、ハウジングレセプタクル間に少なくとも約135°の角度をもつ2つのハウジングが第2の位置において一緒にプラグ接続される場合、コネクタハウジングによって導入される方向の角度変化は、方向の角度変化が両方のハウジングで反対であるので、嵌合コネクタハウジングによって導入される方向の角度変化を補償することができる。
【0016】
(a)ケーブル方向とプラグ方向との間、および(b)コンタクト方向とプラグ方向との間で異なる角度を選ぶことによって、複数のプラグ位置を得ることができ、得られたケーブル方向およびコンタクト方向は、90°および180°と異なる角度をなすことができる。しかしながら、両方の可能な位置において、ケーブル方向とコンタクト方向との間の角度は、先行技術の解決策におけるものと等しくない。
【0017】
電気コネクタアセンブリの第1の有利な実施形態では、それぞれケーブル方向および/またはコンタクト方向と反対方向に、それに準拠したハウジング(according housing)に挿入されるように構成されたコネクタインサートおよび/または嵌合コネクタインサートが設けられ、コネクタインサートがケーブル側部分とコネクタ側部分とを含み、嵌合コネクタインサートがコンタクト側部分とコネクタ側部分とを含み、コネクタインサートおよび/または嵌合コネクタインサートは、それに準拠したハウジングに装着される場合、接続セクションから、それぞれのハウジングの接続セクションの反対側の端部に配置されているレセプタクルまで延びる。
【0018】
コネクタハウジングへのコネクタインサートの装着および/または嵌合コネクタハウジングへの嵌合コネクタインサートの装着の異なる手段が可能である。両方のハウジングは1つの部品として具現化することができる。
【0019】
一体化されたハウジングの場合には、コネクタインサートは、例えば、接続セクションに配置されたレセプタクルが開口する側として規定されるケーブル側または接続側のどちらかからコネクタハウジングに挿入される。
【0020】
嵌合コネクタインサートは、同様に、嵌合コネクタハウジングに、すなわち、接続側またはケーブル側のいずれかから挿入することができる。
【0021】
さらに、コネクタハウジングおよび/または嵌合コネクタハウジングは2つの部品を含むことができ、コネクタインサートおよび/または嵌合コネクタインサートの組み立て中に、前記挿入部はそれぞれのハウジングの1つの部分に挿入され、それぞれのハウジングの第2の部分はハウジングを閉じることによって、それぞれのハウジングの第1の部分に取り付けられ得る。
【0022】
コネクタインサートおよび/または嵌合コネクタインサートをそれぞれのハウジングに組み込むための別の可能性は、コネクタインサートおよび/または嵌合コネクタインサートをそれぞれのハウジングに直接成形することである、すなわち、それぞれのハウジングがコネクタインサートおよび/または嵌合コネクタインサートのまわりに成形される。
【0023】
本発明の電気コネクタアセンブリの別の有利な実施形態では、コネクタインサートのケーブル側部分および接続側部分および/または嵌合コネクタインサートのコンタクト側部分および接続側部分は、互いに少なくとも約135°の角度をなす。
【0024】
「少なくとも約135°」という用語は、挿入部の部分によって張られる角度のある一定の変動が、正確に135°ではないことがあり、±数度の範囲内で変動することがあることを表していることに留意されたい。
【0025】
コネクタインサートおよび嵌合コネクタインサートは、挿入部のそれぞれの部分の間に同じ角度を特徴としてもつことが好ましい。ケーブル方向とコンタクト方向との間の角度が90°または180°から外れていることが好ましい場合、挿入部の異なる部分の間の角度は前記135°と異なっていてもよい。
【0026】
コネクタインサートまたは嵌合コネクタインサートのうちの1つが、少なくとも約135°の角度をなす2つの部分を特徴としてもつ場合、90°および180°から外れるケーブル方向とコンタクト方向との間の角度を得ることもでき、ここで、対応する第2の挿入部の部分は、実質的に異なる角度をなすことができる。
【0027】
コネクタインサートのケーブル側部分および/または嵌合コネクタインサートのコンタクト側部分は、ケーブルの剥かれた部分を単独で含むことができる。この剥かれた部分は、前記ケーブルの露出した芯を含むことができる。ケーブルの前記芯は、少なくとも約135°の角度を得るために、必要な曲げを備えることができる。しかしながら、コネクタインサートおよび/または嵌合コネクタインサートは、互いに少なくとも約135°の固定角度をなす2つの部分を含む個々の部品として具現化することができる。
【0028】
コネクタインサートおよび/または嵌合コネクタインサートは、対応する挿入部の2つの部分の間の角度を設定できるようにする曲げ領域を含むことができる。この場合、剥かれたケーブルの芯は、挿入部の既に曲げられた領域に取り付けることができ、または対応する挿入部の1つの部分を用いて受動的に曲げることができる。
【0029】
電気コネクタアセンブリの別の実施形態では、コネクタインサートおよび/または嵌合コネクタインサートが、ケーブルを受け取るためのケーブル凹部と、それに準拠したハウジングの内側コネクタハウジングおよび/また内側嵌合コネクタハウジングを受け取るための内側ハウジング凹部とをもつシールドを含み、ケーブル凹部と内側ハウジング凹部とが互いに少なくとも約135°の角度をなせば有利である。
【0030】
シールドは、それが取り囲む挿入部と同じ角度を示すならば好ましい。同じ角度によって、挿入部とシールドとの間のクリアランスが最小にされ、さらに、そのような電気コネクタアセンブリによって必要とされる空間を最小にすることができる。
【0031】
コネクタインサートおよび/または嵌合コネクタインサートのシールドは、対応する挿入部を完全に取り囲むことができる。しかしながら、シールドは、それが適用される環境に応じて構成することもできる。
【0032】
例えば、コネクタハウジングまたは嵌合コネクタハウジングのうちの1つが、機械またはデバイスの壁の内部にまたは背後に部分的に組み付けられる場合、デバイスまたは機械の壁は、やはり、電磁気クロストークまたは寄生結合(parasitic coupling)に対するシールドの特徴をもつことができるので、シールドによって挿入部の1つの側のみを遮蔽することで十分であることがある。
【0033】
電気コネクタおよび/または電気嵌合コネクタに適用されるシールドは、実質的に同じでもよく、さらに、わずかにまたは完全に異なってもよい。
【0034】
シールドを使用して、対応するコネクタハウジングの内部に配置された剥かれたケーブル部分を遮蔽することができる。マルチワイヤケーブルは、一般に、電磁気クロストークに対して遮蔽されているので、多芯ケーブルの絶縁物シールディングの一部が、電子接続を確立するために取り除かれる場合でさえ、シールドは電気回路全体の連続的なシールディングを保証することができる。この剥かれたケーブル部分は、シールドで取り囲まれ、遮蔽され得る。
【0035】
シールドは、シールド間にまたはシールドと機械壁との間に、十分な垂直力を用いて電気コンタクトを確立するために使用することができる弾性クランピング脚部を含むことができる。
【0036】
さらに、前記弾性クランピング脚部は、嵌合コネクタからコネクタを抜くのに必要となることがある機械的リリース力を増加させることができ、またはロック部材として働くこともできる。
【0037】
上述で与えられた効果の任意の組合せが本発明の一実施形態において行われ得ると想定することができる。
【0038】
本発明の電気コネクタアセンブリの別の好ましい実施形態では、コネクタインサートのシールドおよび/または嵌合コネクタインサートのシールドは、フード部分を含む。
【0039】
フード部分は、シールドによるシールディングを補完するためにシールドに取り付けるかおよび/または固定することができる別個の要素とすることができる。
【0040】
シールドは、ケーブルおよび/または内側ハウジングまたは内側嵌合コネクタハウジングを受け取るための異なる凹部を含むので、前記要素の組み立ては、大部分は、フード部分によって促進され得る。フード部分は、前記要素がシールドに挿入された後で初めてそのシールディング位置に持って来られる。
【0041】
それゆえに、着脱可能に構成され、異なる要素を挿入した後にシールドに組み立てられるフード部分は、挿入される要素とシールドとの間に大きいクリアランスを必要とすることなく、ケーブル、内側コネクタハウジング、または内側嵌合コネクタハウジングの挿入を可能にする(両方の要素は、少なくとも約135°の角度をなし得る)。
【0042】
フード部分は、曲がったケーブルおよび/または曲がった内側コネクタハウジングおよび/または曲がった内側嵌合コネクタハウジングの曲がったシールドへの容易な組み付けを可能にすることができ、挿入された要素は、シールドにしっかりと嵌めることができ、電磁気クロストークに対するシールディングは、前記要素がシールドに挿入された開口上にフード部分を取り付けることによって補完される。
【0043】
本発明の電気コネクタアセンブリの別の実施形態では、フード部分がヒンジ線のまわりに傾斜可能であり、ヒンジ線が脆弱化線であるならば有利である。
【0044】
フード部分およびシールドそれ自体は、金属シートから作られた一体構造の打ち抜き曲げ部品(monolithic stamped and bent part)とすることができる。
【0045】
フード部分がヒンジによってシールドに取り付けられる場合、フード部分は、別個の要素の場合におけるように紛失することがないであろう。
【0046】
ヒンジ線が脆弱化線(weakening line)であるならば有利である。その理由は、そのような脆弱化線が、金属シートの打ち抜きまたは曲げの間に容易に生成することができ、それゆえに、ヒンジの製造を容易にするからである。
【0047】
脆弱化線は、さらに、手でシールドを容易に組み立てることを可能にする。その理由は、曲げ力が加えられる場合、金属シートの曲げが生じることになる所定の構造を脆弱化線が示しているからである。
【0048】
脆弱化線は、金属シートの残りと比較して材料厚さが減少した線として、または前記構造の輪郭のはっきりした区域内に金属シートの強度を減少させる金属シートのドリル孔、ノッチ、くぼみ、または同様の構造を含む線として具現化され得る。
【0049】
本発明の電気コネクタアセンブリの別の有利な実施形態では、シールドを保持および/または固定するように構成される保持要素が設けられる。
【0050】
シールドのフード部分が、例えば、ケーブル、内側コネクタハウジング、または内側嵌合コネクタハウジングのような含まれる要素を完全に遮蔽するようにシールドの組み立て中に傾けられる場合、フード部分がこのシールディング位置で固定される(fixed and/or secured)ならば好ましい。
【0051】
保持要素は、フード部分をシールドに固定するクリップとして具現化することができ、保持要素は、さらに、シールディング位置にシールドを保持および/または固定するためにシールドとフード部分との上に置かれるリングとして具現化することができる。
【0052】
さらに、保持要素は、シールドの補完的保持もどり止めフックまたはラッチにロックされるフード部分のラッチまたは保持フックとして具現化することができる。
【0053】
電気コネクタアセンブリの別の実施形態では、
− コネクタインサートとコネクタハウジングとの間の、および/または
− 嵌合コネクタインサートと嵌合コネクタハウジングとの間の
クリアランスが、それぞれのハウジングの接続セクションの反対側の端部に配置されているレセプタクルにおけるよりも接続セクションにおいて小さいならば有利である。
【0054】
そのようなクリアランスは、コネクタインサートおよび/または嵌合コネクタインサートが、より大きいクリアランスを特徴とする側から対応するハウジングに挿入されるならば役立つことができる。
【0055】
そのようなクリアランスは、1つの単一部品として具現化されているコネクタインサートおよび/または嵌合コネクタインサートを挿入することを可能にすることができる。
【0056】
対応する挿入部の接続側部分を、接続セクションにそれぞれ配置されているレセプタクルに挿入するために、コネクタインサートおよび/または嵌合コネクタインサートの最終組み立て位置に達するように傾斜移動を適用することができる。しかしながら、この傾斜移動は、それぞれのハウジングの接続セクションの反対側の端部に配置されたコネクタインサートおよび/または嵌合コネクタインサートの部分が十分なクリアランスを有する場合、容易に実行することができる。
【0057】
電気コネクタアセンブリの別の有利な実施形態では、コネクタインサートおよび/または嵌合コネクタインサートは、それに準拠したハウジングの接続セクションの反対側の端部から、それに準拠したハウジングに挿入されるように構成され、好ましくは、所定の位置にスナップ留めされるかまたはクリップ留めされるように構成される。
【0058】
対応するハウジングへのコネクタインサートおよび/または嵌合コネクタインサートのスナップ留めまたはクリップ留めは、それぞれ、コネクタインサートとコネクタハウジングとのフォームフィットと、嵌合コネクタインサートと嵌合コネクタハウジングとの間のフォームフィットとによって達成され得る。
【0059】
挿入部とハウジングとの前記組合せは、挿入部と、対応するハウジングとの間の前述のクリアランスによって特徴づけられる。
【0060】
所定の位置にスナップ留めされるように、挿入部および/または嵌合コネクタインサートは、コネクタハウジングおおよび/または嵌合コネクタハウジングの対向ロック部材にロックされるように構成されたロック部材を含むことができる。
【0061】
所定の位置にスナップ留めされるかまたはクリップ留めされると、挿入部および/または嵌合コネクタインサートと、対応するハウジングとの間のロックの係合は、ユーザへの電気コネクタアセンブリの光学および/または音響および/または触覚フィードバックによって合図することができる。
【0062】
本発明の電気コネクタアセンブリの別の実施形態では、嵌合コネクタがヘッダであり、嵌合コネクタハウジングがヘッダハウジングであるならば有利である。
【0063】
ヘッダは機械またはデバイスの壁に取り付けられるように構成することができ、ヘッダを前記壁に取り付けるためにフランジを含むことができる。
【0064】
機械またはデバイスの壁は、機械またはデバイスに達する導電性要素を部分的に遮蔽するので、ヘッダのシールドは、機械またはデバイスに達する前記要素を単に部分的に遮蔽するように構成されてもよい。
【0065】
フランジは、さらに、流体および塵埃が機械またはデバイスに入らないように機械またはデバイスの壁のヘッダ開口を封止するために、軸方向シールを含むように構成されてもよい。
【0066】
電気コネクタアセンブリの別の好ましい実施形態では、嵌合コネクタインサートは、嵌合コネクタハウジングのコンタクト側レセプタクルから接続セクションまで延びるヘッダ挿入部である。
【0067】
ヘッダ挿入部は、コネクタハウジングへの上述のコネクタインサートと同様にヘッダハウジングに挿入され得る。ヘッダ挿入部は、直線移動と傾斜移動との組合せによって挿入され得るが、ヘッダ挿入部は、プラグ方向と、コンタクト方向とは反対の方向とに沿った2つの直線移動によってヘッダハウジングに挿入されることも可能である。
【0068】
ヘッダ挿入部は、少なくとも1つの機械的コンタクトポイントを備える案内要素を含むことができる。少なくとも1つの機械的コンタクトポイントに沿って、ヘッダ挿入部は、ヘッダハウジングへの挿入の間案内される。
【0069】
本発明の電気コネクタアセンブリの別の実施形態では、嵌合コネクタインサートが、嵌合コネクタハウジングのコンタクト側レセプタクルから接続セクションまで延びるヘッダ挿入部であるならば有利である。
【0070】
前記ヘッダ挿入部が単一部品として具現化される、すなわち、ヘッダ挿入部が、組み立て中に接触される2つ以上の別個の部分を含んでいないことが好ましい。
【0071】
電気コネクタアセンブリの別の有利な実施形態では、導電性タブが設けられ、タブは、少なくとも約135°の角度を有し、プラグ方向でヘッダ挿入部に挿入されるように構成される。
【0072】
先に述べた電気導体はケーブルまたはタブのいずれかとして具現化することができ、ヘッダではタブが好ましく、様々な電気コネクタではケーブルが好ましい。
【0073】
ヘッダに適用されるタブは、打ち抜き曲げ金属シート部品として具現化することができる、すなわち、少なくとも約135°の角度を得るために2つの部品を互いに接続する必要なしに一体構造化することができる。
【0074】
ヘッダ挿入部は、プラグ方向に沿って少なくとも約135°だけ曲げられたタブの挿入を可能にするコンタクト側部分を有するように構成することができ、それにより、ヘッダへのタブの組み立ては、傾斜運動なしに直線方向で行うことができる。
【0075】
そのような一体構造タブは、接触抵抗が別の電気コンタクトポイントによって増加されないので有利である。
【0076】
タブは、電気コネクタの電気コンタクトソケットへの1つまたは複数のタブの挿入を容易にするためにタブの先端のところに面取り部を具現化することができる。
【0077】
本発明の電気コネクタアセンブリの別の実施形態では、ヘッダハウジングがコンタクト側からヘッダ挿入部を受け取るように構成されるならば有利である。
【0078】
コンタクト側からヘッダハウジングにヘッダ挿入部を挿入するのは、2つの異なる受取りフェーズの間の2つの直線移動で実行され得る。
【0079】
ヘッダハウジングへのヘッダ挿入部の組み立ては、フォームフィットで両方の要素を係合させることによって完成させることができる。フォームフィットは、ヘッダハウジングの接続側レセプタクルおよび/またはコンタクト側レセプタクルとヘッダ挿入部との補完的形状によって達成され得る。
【0080】
以下、本発明が添付図面を参照しながら説明されるが、上述の特徴の少なくとも一部が、図に示される1つまたは複数の実施形態に組み込まれている。説明する1つまたは複数の実施形態の個々の特徴は、その特徴に関連する利点が特定用途に関連しない場合、上述の説明に応じて省略されることがある。同等に、特定用途がそれぞれの特徴を必要とする場合、説明する実施形態は上述の特徴を追加として含むことができる。
【0081】
図において、同じ要素と、同じ機能および/または構造をもつ要素とは、同じ参照符号でラベル付けされる。