特開2018-11283(P2018-11283A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特開2018011283-感震ライト付き携帯電話機 図000003
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2018-11283(P2018-11283A)
(43)【公開日】2018年1月18日
(54)【発明の名称】感震ライト付き携帯電話機
(51)【国際特許分類】
   H04M 1/00 20060101AFI20171215BHJP
   F21L 4/00 20060101ALI20171215BHJP
   F21V 23/00 20150101ALI20171215BHJP
   H04M 1/02 20060101ALI20171215BHJP
   H04M 1/22 20060101ALI20171215BHJP
   F21Y 115/10 20160101ALN20171215BHJP
【FI】
   H04M1/00 R
   F21L4/00 310
   F21V23/00 110
   F21L4/00 625
   H04M1/02 C
   H04M1/22
   F21Y115:10
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
【全頁数】6
(21)【出願番号】特願2016-153233(P2016-153233)
(22)【出願日】2016年7月14日
(71)【出願人】
【識別番号】503221126
【氏名又は名称】新井 通充
(72)【発明者】
【氏名】新井 通充
【テーマコード(参考)】
3K014
5K023
5K127
【Fターム(参考)】
3K014AA01
5K023AA07
5K023HH07
5K023HH09
5K023MM07
5K023MM12
5K127AA36
5K127BA03
5K127BB14
5K127GD21
5K127JA04
5K127JA15
5K127JA25
(57)【要約】
【課題】携帯電話機は通信情報、ゲーム等には優れているが、真夜中の暗闇の中、地震等の大きな衝撃を受け、携帯電話機が飛び出して手元に無く、折角簡易ライトが備えられていながらも点灯させる事が困難であった。
【解決手段】ガラ系携帯電話機のメーンライトL1、緊急用ライトL2、タッチパネル式携帯電話機では、通知LEDL4とリャーカバーに備えられたメーンライトL3とバッテリの回路上に一定時間点灯するタイマー回路Aを設け、通信中強い衝撃を受けてもメーンライトL1、緊急用ライトL2、タッチパネル式携帯電話機のメーンライトL3と通知LEDL4の作動停止用の通信回路を設け、設定時間各ライトの作動停止用のタイマー回路Bを設け、地震等の衝撃を感知しメーンライトL1や緊急用ライトL2、タッチパネル式携帯電話機の通知LEDL4とリャーカバーに備えられたメーンライトL3を点灯用の感震センサと感震回路を備えた。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ガラ系携帯電話機のメーンライトL1、緊急用ライトL2、タッチパネル式携帯電話機では、通知LEDL4とリャーカバーに備えられたメーンライトL3とバッテリの回路上に一定時間点灯するタイマー回路Aを設け、通信中強い衝撃を受けてもメーンライトL1、緊急用ライトL2、タッチパネル式携帯電話機のメーンライトL3と通知LEDL4の作動停止用の通信回路を設け、設定時間各ライトの作動を停止する為のタイマー回路Bを設け、地震等の衝撃を感知しメーンライトL1や緊急用ライトL2、タッチパネル式携帯電話機の通知LEDL4とリャーカバーに備えられたメーンライトL3を点灯用の感震センサと感震回路を備えたことを特徴とする感震ライト付き携帯電話。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯電話機が設定時間の範囲で設定以上の振動を感知して一定時間点灯し、尚且つ、懐中ライトとしての機能を備えた感震ライト付き携帯電話機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、携帯電話機は通話、メール、インターネットなどの通信手段として使用されているが、簡易ライトを作動させるタッチパネルやプシュボタンを備え手動で点灯させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2012−234756号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の携帯電話機は通信情報、ゲーム等には優れているが、真夜中の暗闇の中、地震等の大きな衝撃を受け、携帯電話機が飛び出して手元に無く、折角簡易ライトが備えられていながらも点灯させる事が困難であった。そこで、この発明は、例えば、ガラ系携帯電話機が折り畳んでいてもメーンライトとリャーカバーに備えられた緊急用ライトが自動で点灯、タッチパネル式携帯電話機では、メーンライトと通知LEDが点灯する為、暗闇でも即携帯電話機を取れ緊急事態を避難出来る事を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述の課題を解決するために、この発明は、請求項1に記載のガラ系携帯電話機のバッテリの回路上に一定時間点灯するタイマー回路Aを設け、通信中強い衝撃を受けてもメーンライトL1、緊急用ライトL2、タッチパネル式携帯電話機のメーンライトL3と通知LEDL4の作動停止用の通信回路を設け、設定時間各ライトの作動停止用タイマ回路Bを設け、地震等の衝撃を感知しメーンライトL1や緊急用ライトL2、タッチパネル式携帯電話機の通知LEDL4とリャーカバーに備えられたメーンライトL3を点灯させる為の感震センサと感震回路を備え、従来の問題点を解消する事が出来る。
【発明の効果】
【0006】
夜間暗闇で突然の地震等の衝撃(振動5強)で携帯電話機を折り畳んでいても、メーンライトL1、緊急用ライトL2、または、タッチパネル式携帯電話機の通知LEDL4とリャーカバーに備えられたメーンライトL3を自動点灯する為、素早く手に取る事が出来、安全に避難する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明のガラ系携帯電話機のブロック図である。
図2】本発明のタッチパネル式ブロック図である。
図3】本発明のガラ系携帯電話機のプッシュボタンパネルのリャーカバーの平面図である。
図4】本発明のガラ系携帯電話機のサブディスプレー側の平面図である。
図5】本発明のタッチパネル式携帯電話機のメーンディスプレー側の斜視面である。
図6】本発明のタッチパネル式携帯電話機のリャーカバーの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係るガラ系携帯電話機(1)内部に設けられる回路を示すブロック図で、メーンライトL1と裏ケースに設けられた緊急用ライトL2であり、ガラ系携帯電話機(1)内に設けられている感震センサ(6)が、5強の振動を感知し、タイマー回路B(7)により設定時間メーンライトL1と緊急用ライトL2は、タイマー回路A(8)により一定時間点灯する。その後、懐中電灯として使用するには、従来の点灯用のプシュボタン式かタッチパネルを操作する事で使用可能である。
【0009】
また、ガラ系携帯電話機はメーンライトL1と緊急用ライトL2、タッチパネル式携帯電話機ではメーンライトL3、通知LEDは機内に設けられている感震センサ(6)感震回路(10)の制御で5強の振動を感知しても、また、通信回路(9)の制御により、通信中は点灯しない構造となっている。
【0010】
また、図2は、本実施形態に係るタッチパネル式携帯電話機内部に設けられる回路を示すブロック図で、タッチパネル式携帯電話機(2)のメーンライトL3とリャーカバーの通知LEDL4を点灯させるタッチパネル式携帯電話機内に設けられている感震センサ(6)が、5強の振動を感知し、タイマー回路B7により例えばPM9時からAM6時頃まで、タイマー回路Aにより一定時間として例えば120秒間点灯される。その後、点灯を継続するには従来の操作で継続可能である。また、通信回路(9)の制御により、通信中はメーンライトL3と通知LEDL4も点灯しない構造となっている。
【0011】
また、図3は、ガラ系携帯電話機であり、プッシュボタンのリャーカバーの平面図で、リャーカバー上部付近に緊急用ライトL2を備え事で深夜暗闇の中、地震等で衝撃(振動5強)を受けた時、自動で点灯し携帯電話機の居場所が見つかり足元を照らして安全に避難する事が出来る。
【0012】
また、図4は、ガラ系携帯電話機(1)を閉じたメーンディスプレーパネルのリャーカバーの平面図で、本機能を備える事でメーンライトL1が深夜暗闇の中、地震等で衝撃(震度5強)を受けた時、自動で点灯し携帯電話機の居場所が見つかり足元を照らして安全に避難が可能である。
睡眠時の待機で、ガラ系携帯電話機は閉じている為、メーンライトL1と緊急用ライトL2が同時に点灯する事で深夜暗闇の中でも居場所が見つかり足元を照らして安全に避難する事が出来る。
【0013】
また、図5は、タッチパネル式携帯電話機の斜視図でタッチパネル式携帯電話機(2)内部に設けられタッチパネル式携帯電話機(2)のメーンライトL3又は、通知LEDL4を作動させる感震センサ(6)が、5強の振動を感知し、タイマー回路B(7)により設定時間内、タイマー回路A(8)により一定時間点灯される、その後、点灯を継続するには、従来の操作でメーンライトL3だけを点灯可能である。
但し通信中は、通信回路(9)の制御により点灯しない構造となっている。
【0014】
また、図6はタッチパネル式携帯電話機(2)のカメラ用ライト付き面の斜視図で本装置を備える事でタッチパネル式携帯電話機(2)のメーンライトL3と通知LEDL4が同時に点灯する為深夜暗闇の中でも居場所が見つかり足元を照らして安全に避難が出来る。
【符号の説明】
【0015】
1 ガラ系携帯電話機本体
2 タッチパネル式携帯電話機本体
3 サブディスプレーパネル
L1 メーンライト
L2 緊急用ライト
L3 メーンライト
L4 通知LED
5 サブカメラ
6 感震センサ
7 タイマー回路B
8 タイマー回路A
9 通信回路
10 感震回路
11 バッテリ
12 タッチパネル式携帯電話機のリャーカバー
13 タッチパネル式携帯電話機のメーンカメラ
図1
図2
図3
図4
図5
図6