特開2018-114289(P2018-114289A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 株式会社コナミデジタルエンタテインメントの特許一覧
<>
  • 特開2018114289-ゲーム装置及びゲームプログラム 図000003
  • 特開2018114289-ゲーム装置及びゲームプログラム 図000004
  • 特開2018114289-ゲーム装置及びゲームプログラム 図000005
  • 特開2018114289-ゲーム装置及びゲームプログラム 図000006
  • 特開2018114289-ゲーム装置及びゲームプログラム 図000007
  • 特開2018114289-ゲーム装置及びゲームプログラム 図000008
  • 特開2018114289-ゲーム装置及びゲームプログラム 図000009
  • 特開2018114289-ゲーム装置及びゲームプログラム 図000010
  • 特開2018114289-ゲーム装置及びゲームプログラム 図000011
  • 特開2018114289-ゲーム装置及びゲームプログラム 図000012
  • 特開2018114289-ゲーム装置及びゲームプログラム 図000013
  • 特開2018114289-ゲーム装置及びゲームプログラム 図000014
  • 特開2018114289-ゲーム装置及びゲームプログラム 図000015
  • 特開2018114289-ゲーム装置及びゲームプログラム 図000016
  • 特開2018114289-ゲーム装置及びゲームプログラム 図000017
  • 特開2018114289-ゲーム装置及びゲームプログラム 図000018
  • 特開2018114289-ゲーム装置及びゲームプログラム 図000019
  • 特開2018114289-ゲーム装置及びゲームプログラム 図000020
  • 特開2018114289-ゲーム装置及びゲームプログラム 図000021
  • 特開2018114289-ゲーム装置及びゲームプログラム 図000022
  • 特開2018114289-ゲーム装置及びゲームプログラム 図000023
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2018-114289(P2018-114289A)
(43)【公開日】2018年7月26日
(54)【発明の名称】ゲーム装置及びゲームプログラム
(51)【国際特許分類】
   A63F 13/44 20140101AFI20180629BHJP
   A63F 13/426 20140101ALI20180629BHJP
   A63F 13/814 20140101ALI20180629BHJP
   A63F 13/2145 20140101ALI20180629BHJP
【FI】
   A63F13/44
   A63F13/426
   A63F13/814
   A63F13/2145
【審査請求】未請求
【請求項の数】24
【出願形態】OL
【全頁数】48
(21)【出願番号】特願2018-23641(P2018-23641)
(22)【出願日】2018年2月14日
(62)【分割の表示】特願2015-153740(P2015-153740)の分割
【原出願日】2015年8月3日
(71)【出願人】
【識別番号】506113602
【氏名又は名称】株式会社コナミデジタルエンタテインメント
(72)【発明者】
【氏名】中野 秀泰
(72)【発明者】
【氏名】▲高▼橋 寛昭
(72)【発明者】
【氏名】▲猪▼飼 丈爾
(72)【発明者】
【氏名】井川 藤樹
(72)【発明者】
【氏名】金磯 直信
(72)【発明者】
【氏名】三戸 康資
(72)【発明者】
【氏名】増田 寛之
(72)【発明者】
【氏名】脇田 潤
(72)【発明者】
【氏名】右寺 修
(72)【発明者】
【氏名】清野 秀行
(72)【発明者】
【氏名】大津 慎次郎
(72)【発明者】
【氏名】鍛治 拓人
(72)【発明者】
【氏名】永井 雄大
(72)【発明者】
【氏名】松尾 美穂
(57)【要約】
【課題】タイミングゲームにおいて、少ない操作で多くの操作をまかなうこと。
【解決手段】ゲーム制御部(130)は、入力部(112)が受け付けた操作を示す操作情報を取得し、操作を行う基準となる基準タイミングを示す基準タイミング情報に基づいて、入力部(112)が受け付けた操作のタイミングについての評価を行う。ゲーム制御部(130)は、操作情報が示す1又は複数の操作に対して、この操作数よりも多い数の評価を行う。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
入力部が受け付けた操作を示す操作情報を取得し、前記操作を行う基準となる基準タイミングを示す基準タイミング情報に基づいて、前記入力部が受け付けた操作のタイミングについての評価を行う制御部を備え、
前記制御部は、前記操作情報が示す1又は複数の操作に対して、前記1又は複数の操作の数よりも多い数の前記評価を行うゲーム装置。
【請求項2】
前記制御部は、前記操作情報が示す1又は同時とみなす複数の操作に対して、前記1又は同時とみなす複数の操作の数よりも多い数の前記評価を行う請求項1に記載のゲーム装置。
【請求項3】
前記操作情報は、操作を受け付けた操作位置を示す情報を含み、
前記制御部は、前記操作位置を含む領域の各々に対応付けられた前記基準タイミング情報に基づいて、前記領域に対応する前記評価を行い、
前記操作情報が示す操作位置の数よりも多い数の前記領域の各々に対応して、前記評価を行う請求項1又は2に記載のゲーム装置。
【請求項4】
前記操作情報は、操作を受け付けたオブジェクトを示す情報を含み、
前記制御部は、前記オブジェクトの各々に対応付けられた前記基準タイミング情報に基づいて、前記オブジェクトに対応する前記評価を行い、
前記操作情報が示す1又は複数のオブジェクトの数よりも多い数のオブジェクトの各々に対応して、前記評価を行う請求項1又は2に記載のゲーム装置。
【請求項5】
各基準位置に対応する基準タイミングになったときに、操作標識の位置と前記基準位置とが評価範囲内になるように、前記操作標識と前記基準位置との相対的位置関係を時間経過とともに変動させる表示制御部を備え、
前記制御部は、前記基準位置を示す情報に対応付けられた前記基準タイミング情報に基づいて、前記評価を行い、
前記操作情報が示す1又は複数の操作の数よりも多い数の基準位置の各々に対応して、前記評価を行う請求項1又は2に記載のゲーム装置。
【請求項6】
複数の領域の各々について、前記領域で受け付けた操作を示す操作情報を取得し、前記領域で前記操作を行う基準となる基準タイミングを示す基準タイミング情報に基づいて、前記領域で受け付けた操作のタイミングについての評価を行う制御部を備え、
前記制御部は、少なくとも2個の前記領域の一部が重なっている重複領域で操作を受け付けた場合に、前記少なくとも2個の前記領域の各々に対応して、前記評価を行うゲーム装置。
【請求項7】
前記制御部は、少なくとも2個の前記領域の間に位置する前記領域のうち、前記少なくとも2個の領域の一部が重なっている重複領域で操作を受け付けた場合に、前記少なくとも2個の領域の各々に対応して、前記評価を行う請求項6に記載のゲーム装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記少なくとも2個の領域の各々に対応する前記基準タイミング情報に基づいて、前記少なくとも2個の領域の各々に対応して、前記評価を行うか否かを判定する請求項6又は7に記載のゲーム装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記少なくとも2個の領域の各々に対応する前記基準タイミング情報が示す前記基準タイミングを同時又は同時とみなす場合に、前記少なくとも2個の領域の各々に対応して、前記評価を行う請求項8に記載のゲーム装置。
【請求項10】
前記制御部は、少なくとも2個の前記評価の結果を比較し、比較した結果に基づいて、前記操作に応じた表示を行うか否かを決定する請求項6又は7に記載のゲーム装置。
【請求項11】
前記制御部は、前記評価の結果が同一である前記少なくとも2個の領域の各々に対応して、前記操作に応じた表示を行う請求項10に記載のゲーム装置。
【請求項12】
複数のオブジェクト各々について、前記オブジェクトに対する操作を示す操作情報を取得し、前記オブジェクトに対して前記操作を行う基準となる基準タイミングを示す基準タイミング情報に基づいて、前記オブジェクトに対する操作のタイミングについての評価を行う制御部を備え、
前記制御部は、1又は複数の前記オブジェクトについての前記操作情報を取得した場合に、前記1又は複数のオブジェクトに対応する前記評価と、前記1又は複数のオブジェクトとは異なる前記オブジェクトである追加評価オブジェクトに対応する前記評価と、を行うゲーム装置。
【請求項13】
前記追加評価オブジェクトは、前記1又は複数のオブジェクトに対する操作のタイミングから予め定めた時間内に前記基準タイミングがある請求項12に記載のゲーム装置。
【請求項14】
前記制御部は、前記1又は複数のオブジェクトに対応する前記基準タイミングと、前記追加評価オブジェクトに対応する基準タイミングと、に基づいて、前記追加評価オブジェクトに対応する評価を行うか否かを判定する請求項12又は13に記載のゲーム装置。
【請求項15】
前記制御部は、前記1又は複数のオブジェクトに対応する前記基準タイミングと、前記追加評価オブジェクトに対応する基準タイミングと、を同時又は同時とみなす場合に、前記追加評価オブジェクトに対応する評価を行う請求項14に記載のゲーム装置。
【請求項16】
前記制御部は、少なくとも2個の前記評価の結果を比較し、比較した結果に基づいて、前記操作に応じた表示を行うか否かを決定する請求項12又は13に記載のゲーム装置。
【請求項17】
前記制御部は、前記評価の結果が同一である前記1又は複数のオブジェクト及び前記追加評価オブジェクトについて、前記操作に応じた表示を行う請求項16に記載のゲーム装置。
【請求項18】
操作を受け付ける入力部と、
操作標識に対する操作を行う基準となる基準タイミングになったときに、前記操作標識の位置が基準位置に基づく評価範囲内に存在するように、前記操作標識と前記基準位置との相対的位置関係を時間経過とともに変動させ、
前記入力部が操作を受け付けたときに、前記評価範囲内に存在する前記操作標識に対して、前記操作に応じた表示を行わせる表示制御部と、
を備え、
前記表示制御部は、第1の前記基準位置又は前記第1の基準位置に対応する位置において前記入力部が操作を受け付けたときに、
前記第1の基準位置に基づく評価範囲内に存在する前記操作標識に対して、前記操作に応じた表示を行わせるとともに、
前記第1の基準位置とは異なる第2の基準位置に基づく評価範囲内に存在する前記操作標識に対して、前記操作に応じた表示を行わせるゲーム装置。
【請求項19】
前記表示制御部は、
複数のレーンの各々について、前記レーンを移動する操作標識に対する操作を行う基準となる基準タイミングになったときに、前記操作標識の位置が前記レーンにおける判定ラインを含む評価範囲内に存在するように、前記操作標識を前記レーンに沿って移動させ、
第1の前記レーン上又は前記第1のレーンの延長上に位置する領域において前記入力部が操作を受け付けたときに、前記第1のレーンとは異なる第2の前記レーンにおける判定ラインを含む評価範囲内に存在する前記操作標識に対して、前記操作に応じた表示を行わせる請求項18に記載のゲーム装置。
【請求項20】
入力部が受け付けた操作の操作タイミングに基づいて、前記操作を行う基準となる基準タイミングを示す基準タイミング情報であって、基準位置に対応する情報に対応付けられた基準タイミング情報から、前記操作の数よりも多い数の前記基準位置に対応する基準タイミング情報を決定する基準決定部と、
前記基準決定部が決定した基準タイミング情報に基づいて、前記操作の数よりも多い数の基準位置について、前記操作タイミングについての評価を行う評価部と、
を備えるゲーム装置。
【請求項21】
操作標識に対する操作を行う基準となる基準タイミングになったときに、前記操作標識の位置が基準位置に基づく評価範囲内に存在するように、前記操作標識と前記基準位置との相対的位置関係を時間経過とともに変動させる表示制御部を備え、
前記評価部は、前記操作タイミングと評価対象範囲内にあり、かつ、前記操作タイミングに最も近い基準タイミングを含む、前記操作の数よりも多い数の基準位置に対応する基準タイミング情報を決定し、
前記表示制御部は、前記評価部の評価に基づいて、前記操作の数よりも多い数の基準位置に基づく評価範囲内に存在する操作標識に対して、前記操作に応じた表示を行わせる請求項20に記載のゲーム装置。
【請求項22】
入力部が受け付けた操作の操作タイミングに基づいて、前記操作を行う基準となる基準タイミングを示す基準タイミング情報であって、領域に対応する情報に対応付けられた基準タイミング情報から、前記操作の数よりも多い数の前記領域に対応する基準タイミング情報を決定する基準決定部と、
前記基準決定部が決定した基準タイミング情報に基づいて、前記操作の数よりも多い数の領域に対応して、前記操作タイミングについての評価を行う評価部と、
を備えるゲーム装置。
【請求項23】
入力部が受け付けた操作の操作タイミングに基づいて、前記操作を行う基準となる基準タイミングを示す基準タイミング情報であって、オブジェクトに対応する情報に対応付けられた基準タイミング情報から、前記操作の数よりも多い数の前記オブジェクトに対応する基準タイミング情報を決定する基準決定部と、
前記基準決定部が決定した基準タイミング情報に基づいて、前記操作の数よりも多い数のオブジェクトに対応して、前記操作タイミングについての評価を行う評価部と、
を備えるゲーム装置。
【請求項24】
コンピュータを、請求項1から23のいずれか一項に記載のゲーム装置として動作させるためのゲームプログラムであって、前記コンピュータを前記ゲーム装置が備える各部として機能させるためのゲームプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ゲーム装置及びゲームプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ゲーム分野において、音楽ゲーム等のタイミングゲームが提供されている。タイミングゲームは、リズムや音楽、表示に合わせて、ユーザが操作を行うことで進行するタイプのゲームである。
例えば、特許文献1に示すタイミングゲームは、複数のレーンのそれぞれに判定ラインが設けられ、この判定ラインに向けてノーツが移動してくるタイプのゲームである。このゲームでは、各レーンに対応する操作部がゲーム機に設けられ、各レーンに沿ってノーツが移動する。ユーザは、ノーツが判定ラインに到達したタイミングで、そのレーンに対応する操作部を操作する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許2922509号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このようなタイミングゲームは、スマートフォン等の携帯端末やパーソナルコンピュータ(PC)等に適していると言えない場合があった。
例えば、スマートフォンは、一般的に、ゲームの操作部をタッチパネルで提供することが多いが、画面が小さいことが多い。例えば、複数のレーンを有するタイミングゲームの場合、各レーンに対応する操作ボタンは、タッチパネルの狭い領域内に、近接して配置される。ユーザは、この狭い領域内で複数の操作ボタンを操作しなければならず、操作ミスを起こしやすくなる。
特に、近接する操作ボタンを同時に操作しなければならない場合に、操作ミスがより顕著になる。具体的な例では、隣り合うレーンにノーツが並んで移動し、同時に判定ラインに到達する場合、ユーザは、隣り合う操作ボタンを同時に操作する必要がある。しかし、隣り合う操作部が非常に狭い領域(例えば、1cm〜2cm程の幅)に配置されているため、ユーザは、複数本の指で、その領域に触れることができず、操作ができない場合がある。この場合、タイミングゲームでは、操作ミスと判定されてしまう。
【0005】
また、例えばタイミングゲームの操作ボタンを、PCのキーボードの入力キーで実現する場合を考える。ここで、PCは、キーボードの各入力キーを、各レーンに対応する操作ボタンとして割り当てる。キーボードは、入力キーの数がゲームに必要な操作ボタンの数よりも多く、キー同士の間隔が狭いため、ユーザは、操作ミスを起こしやすくなる。また、キーボードやPCによっては、一定数以上の入力キーを同時に押した場合に、反応しなくなるものもある。
【0006】
以上に例示したとおり、操作部への操作の困難性や操作部の制限によって、操作ができない場合があるにもかかわらず、タイミングゲームでは、操作ミスと判定されてしまうことがあった。又は、タイミングゲームでは、ゲーム操作の難易度の変更や新たなゲーム操作を求められることもある。
【0007】
本発明のいくつかの態様は、タイミングゲームにおいて、少ない操作で多くの操作をまかなうことができるゲーム装置及びゲームプログラムを提供することを目的の一つとする。
【0008】
また、本発明の他の態様は、後述する実施形態に記載した作用効果を奏することを可能にするゲーム装置及びゲームプログラムを提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述した課題を解決するために、本発明の一態様は、入力部が受け付けた操作を示す操作情報を取得し、前記操作を行う基準となる基準タイミングを示す基準タイミング情報に基づいて、前記入力部が受け付けた操作のタイミングについての評価を行う制御部を備え、前記制御部は、前記操作情報が示す1又は複数の操作に対して、前記1又は複数の操作の数よりも多い数の前記評価を行うゲーム装置である。
【0010】
また、本発明の一態様は、複数の領域の各々について、前記領域で受け付けた操作を示す操作情報を取得し、前記領域で前記操作を行う基準となる基準タイミングを示す基準タイミング情報に基づいて、前記領域で受け付けた操作のタイミングについての評価を行う制御部を備え、前記制御部は、少なくとも2個の前記領域の一部が重なっている重複領域で操作を受け付けた場合に、前記少なくとも2個の前記領域の各々に対応して、前記評価を行うゲーム装置である。
【0011】
また、本発明の一態様は、複数のオブジェクト各々について、前記オブジェクトに対する操作を示す操作情報を取得し、前記オブジェクトに対して前記操作を行う基準となる基準タイミングを示す基準タイミング情報に基づいて、前記オブジェクトに対する操作のタイミングについての評価を行う制御部を備え、前記制御部は、1又は複数の前記オブジェクトについての前記操作情報を取得した場合に、前記1又は複数のオブジェクトに対応する前記評価と、前記1又は複数のオブジェクトとは異なる前記オブジェクトである追加評価オブジェクトに対応する前記評価と、を行うゲーム装置である。
【0012】
また、本発明の一態様は、操作を受け付ける入力部と、操作標識に対する操作を行う基準となる基準タイミングになったときに、前記操作標識の位置が基準位置に基づく評価範囲内に存在するように、前記操作標識と前記基準位置との相対的位置関係を時間経過とともに変動させ、前記入力部が操作を受け付けたときに、前記評価範囲内に存在する前記操作標識に対して、前記操作に応じた表示を行わせる表示制御部と、を備え、前記表示制御部は、第1の前記基準位置又は前記第1の基準位置に対応する位置において前記入力部が操作を受け付けたときに、前記第1の基準位置に基づく評価範囲内に存在する前記操作標識に対して、前記操作に応じた表示を行わせるとともに、前記第1の基準位置とは異なる第2の基準位置に基づく評価範囲内に存在する前記操作標識に対して、前記操作に応じた表示を行わせるゲーム装置である。
【0013】
また、本発明の一態様は、入力部が受け付けた操作の操作タイミングに基づいて、前記操作を行う基準となる基準タイミングを示す基準タイミング情報であって、基準位置に対応する情報に対応付けられた基準タイミング情報から、前記操作の数よりも多い数の前記基準位置に対応する基準タイミング情報を決定する基準決定部と、前記基準決定部が決定した基準タイミング情報に基づいて、前記操作の数よりも多い数の基準位置について、前記操作タイミングについての評価を行う評価部と、を備えるゲーム装置である。
【0014】
また、本発明の一態様は、入力部が受け付けた操作の操作タイミングに基づいて、前記操作を行う基準となる基準タイミングを示す基準タイミング情報であって、領域に対応する情報に対応付けられた基準タイミング情報から、前記操作の数よりも多い数の前記領域に対応する基準タイミング情報を決定する基準決定部と、前記基準決定部が決定した基準タイミング情報に基づいて、前記操作の数よりも多い数の領域に対応して、前記操作タイミングについての評価を行う評価部と、を備えるゲーム装置である。
【0015】
また、本発明の一態様は、入力部が受け付けた操作の操作タイミングに基づいて、前記操作を行う基準となる基準タイミングを示す基準タイミング情報であって、オブジェクトに対応する情報に対応付けられた基準タイミング情報から、前記操作の数よりも多い数の前記オブジェクトに対応する基準タイミング情報を決定する基準決定部と、前記基準決定部が決定した基準タイミング情報に基づいて、前記操作の数よりも多い数のオブジェクトに対応して、前記操作タイミングについての評価を行う評価部と、を備えるゲーム装置である。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】本発明の第1実施形態に係る表示の一例を表す概略図である。
図2】第1実施形態に係るゲーム装置の構成を示す概略ブロック図である。
図3】第1実施形態に係る表示の一例を示す概略図である。
図4】第1実施形態に係るシーケンスデータの内容の一例を示す概略図である。
図5】第1実施形態に係る画面位置情報の一例を示す概略図である。
図6】第1実施形態に係る表示の別の一例を示す概略図である。
図7】第1実施形態に係る設定情報の一例を示す概略図である。
図8】第1実施形態に係る入力領域の一例を示す概略図である。
図9】第1実施形態に係るゲーム装置の動作の一例を示すフローチャートである。
図10】第1実施形態に係る評価部の構成を示す概略ブロック図である。
図11】第1実施形態に係るゲーム制御処理の動作の一例を示すフローチャートである。
図12】第1実施形態に係る最終評価処理の動作の一例を示すフローチャートである。
図13】第1実施形態に係る表示の別の一例を表す概略図である。
図14】本発明の第2実施形態に係る表示の一例を表す概略図である。
図15】第2実施形態に係るゲーム装置の構成を示す概略ブロック図である。
図16】第2実施形態に係る設定情報の一例を示す概略図である。
図17】第2実施形態に係る評価部の構成を示す概略ブロック図である。
図18】第2実施形態に係るゲーム制御処理の動作の一例を示すフローチャートである。
図19】第2実施形態に係る最終評価処理の一例を示すフローチャートである。
図20】第2実施形態に係るシーケンスデータの内容の一例を示す概略図である。
図21】第1実施形態の変形例に係る表示の一例を表す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る表示の一例を表す概略図である。ゲーム装置10の画面には、タイミングゲームの表示E1が行われている。このゲームでは、複数のレーンL‐1〜L‐9が表示され、ノーツ(操作標識の一例)は各レーンに沿いながら、各レーン上の判定ラインJ1(基準標識の一例)に向かって移動する。このゲームでは、レーンL‐nに対応して、ボタン(ボタン画像)B‐nが表示されている。nは、n=1,2,・・・Nの整数のいずれかであり、図1の例ではN=9である。具体的には、n=1についてはボタンB‐1がレーンL‐1に対応し、n=2についてはボタンB‐2がレーンL‐2に対応している。なお、以下では、nを「レーン番号」とも称する。また、ボタンB‐nのnを「ボタン番号」とも称することもある。
【0018】
ユーザは、レーンL‐nにおいて、各ノーツが判定ラインJ1に到達するタイミング(基準タイミング)に合わせて、ボタンB‐nに対して操作を行う。換言すれば、各ノーツは、ユーザが操作すべき基準タイミングの各々に対応し、その画面上の位置や移動速度によって、基準タイミングを表している。ゲーム装置10は、ボタンB‐nが操作されたタイミング(操作タイミング)と基準タイミングとに基づいて、ユーザの操作について評価処理を行う。
【0019】
具体的に、レーンL‐1のノーツN112の例を挙げて説明する。ノーツN112は、レーンL‐1に沿って、判定ラインJ1に向かって移動する。ユーザは、ノーツN112が判定ラインJ1に到達するタイミング(ノーツN112が表わす基準タイミング)に合わせて、ボタンB‐1に対して操作を行う。ゲーム装置10は、ボタンB‐1が操作された操作タイミングと、ノーツN112が表わす基準タイミングと、に基づいて、評価処理を行う。ゲーム装置10は、評価処理で「成功」と評価した場合、「成功」を示す成功表示を行い、ユーザに報酬(例えば点数)を付与する。ユーザは、各ノーツに対して操作を行い、ゲーム装置10は、各操作について評価処理を行う。
【0020】
図1に、二点鎖線で囲った部分の表示E11を、拡大して表わす。表示E11は、隣り合うレーンL‐5、L‐6について、判定ラインJ1部分を拡大したものである。レーンL‐5の判定ラインJ1において、成功表示D151が表示されている。また、レーンL‐6の判定ラインJ1において、成功表示D161が表示されている。つまり、ゲーム装置10は、レーンL‐5のノーツとレーンL‐6のノーツの各々において、評価処理で「成功」と評価している。
【0021】
ここで、操作位置Op11は、ボタンB‐5上のみにある。つまり、ユーザは、レーンL‐5に対応するボタンB‐5に対してのみ、操作を行っている。なお、操作位置とは、ゲーム装置10に対して、ユーザが操作を行った位置である。
一方、ボタンB‐6上には、操作位置が存在しない。つまり、ユーザは、ボタンB‐6に対する操作を行っていない。つまり、ゲーム装置10は、ボタンB‐6が操作されていないにも関わらず、ボタンB‐6に対応するレーンL‐6において、評価処理を行い、その結果、成功表示D161を表示している。ここで、ゲーム装置10は、ボタンB‐5に対する操作に基づいて、レーンL‐5とは異なるレーンL‐6において、評価処理を行っている。換言すれば、ゲーム装置10は、ボタンB‐6とは異なるボタンB‐5に対する操作に基づいて、レーンL‐6において評価処理を行っている。別の観点からは、ゲーム装置10は、ボタンB‐6やレーンL‐6の外にある領域に対する操作に基づいて、レーンL‐6において評価処理を行っている。
【0022】
また、ゲーム装置10は、ボタンB‐5が操作されていることに基づいて、レーンL‐5において評価処理を行い、その結果、成功表示D151を表示している。このように、ゲーム装置10は、ボタンB‐5への1個の操作に対して、レーンL‐5においての評価処理とレーンL‐6においての評価処理、つまり、2回の評価処理を行っている。すなわち、ゲーム装置10は、検出した操作の回数よりも多く、評価処理を行う。逆に言えば、ゲーム装置10は、評価処理の回数よりも少なく、操作を検出している。
【0023】
以上のように、図1では、ゲーム装置10は、ボタンB‐5に対しての1個の操作に対して、レーンL‐5においての評価処理とレーンL‐6においての評価処理との2個を行う。これにより、ゲーム装置10は、ボタンB‐5とボタンB‐6を同時に操作することができない場合でも、ボタンB‐5に対しての1個の操作で、ボタンB‐5とボタンB‐6を同時に操作することができる。したがって、ユーザは、少ない操作(例えば1個)で多くの操作(例えば2個)をまかなうことができる。例えば、ボタンB‐5とボタンB‐6の間隔が狭く、ボタンB‐5とボタンB‐6への2個の操作を同時にできない場合でも、ゲーム装置10は、ボタンB‐5への1個の操作によって、2個の操作を行ったこととすることができ、操作ミスと評価されてしまうことを防止できる。
なお、本実施形態では、ゲーム装置10は、ボタンB‐6に対しての1個の操作が行われた場合でも、レーンL‐5においての評価処理とレーンL‐6においての評価処理の2個を行う。
【0024】
〔ゲーム装置の構成〕
図2は、本実施形態に係るゲーム装置10の構成を示す概略ブロック図である。
ゲーム装置10は、ユーザ(プレイヤ)がゲームをプレイする端末であり、例えば、スマートフォン等の携帯端末、PC(パーソナルコンピュータ)、タブレットPC、ゲーム機器等のコンピュータ装置である。本実施形態では、ゲーム装置10はスマートフォンであるとして説明する。
【0025】
ゲーム装置10は、入出力装置11、記憶装置12、制御装置13、スピーカ装置14、及び通信装置15を含んで構成される。また、ゲーム装置10は、表示部111、入力部112、楽曲データ記憶部121、シーケンスデータ記憶部122、設定情報記憶部123、ユーザ情報記憶部124、ゲーム制御部130、音声出力部141、及び通信部151を含んで構成される。
【0026】
入出力装置11は、例えば、タッチパネルである。タッチパネルは、表示装置と位置入力装置を組み合わせたものであり、例えば、液晶パネルとタッチパッドを組み合わせたものである。タッチパネルは、画像等を表示し、また、指やペン等で触れられた位置(操作位置)を検出する電子部品である。
記憶装置12は、例えば、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等の記録媒体またはこれらの組合せを用いて構成される。記憶装置12は、ゲーム装置10が備える各部を制御するための各種プログラムや各種情報を記憶する。
【0027】
制御装置13は、ゲーム装置10の制御中枢として機能するCPU(Central Processing Unit)等の情報処理装置である。制御装置13は、入出力装置11が検出した操作と記憶装置12が記憶する情報とに基づいて、ゲーム装置10が備える各部を制御する。
スピーカ装置14は、電気信号を音に変換し、変換した音を出力する装置である。
通信装置15は、外部機器と通信を行う装置であり、集積回路及びインターフェース(例えば、アンテナや端子)である。通信装置15は、無線で通信を行ってもよいし、有線で通信を行ってもよい。
【0028】
〔ゲーム装置の各部の構成〕
入出力装置11は、表示部111及び入力部112を実現する。
表示部111は、出力制御部135(後述)の制御に従って、ゲーム装置10の画面に、画像(文字等を含む)の情報を表示する。表示部111は、例えば、図3の表示E2を表示する。
【0029】
図3は、本実施形態に係る表示の一例を示す概略図である。この表示E2は、図1の表示E1と同じものである。図3には、画面の座標(タッチパネルの座標)が表わされている。ここで、水平方向はx座標であり、垂直方向はy座標である。この座標の原点(0,0)は、画面の左上に設定されている。
表示部111は、レーンL‐nを、座標(Xm,H_lmin)から座標(Xn,H_lmax)までの領域に表示している。ここで、m=n−1である。なお、座標(X,Y)との記載は、x座標の値が「X」であり、y座標の値が「Y」であることを表す。また、座標(X1,Y1)から座標(X2,Y2)までの領域との記載は、4個の座標(X1,Y1),(X1,Y2),(X2,Y1),(X2,Y2)を頂点とする矩形の内側の領域を表す。具体的には、表示部111は、レーンL‐1を、座標(X0,H_lmin)から座標(X1,H_lmax)までの領域に表示している。
【0030】
表示部111は、判定ラインJ1を、y=Y_lineの位置に、x=X0からX9に亘って表示している。レーンL‐nには、判定ライン上に、基準位置PL‐n(n=1,2,・・・N)が設定されている。例えば、レーンL‐nに対応する基準位置PL‐nは、レーンL‐nの中点、つまり、座標((Xn+Xm)/2,Y_line)に設定されている。具体的には、レーンL‐1に対応する基準位置PL‐1は、座標((X1+X0)/2,Y_line)に設定されている。また、基準位置PL‐nのnを「基準位置番号」とも称することもある。
【0031】
図2に戻って、入力部112は、ユーザによる操作を検出する。入力部112は、操作を検出した場合、その操作の操作位置を示す情報(例えば、x座標の値,y座標の値)を制御装置13へ出力する。
【0032】
記憶装置12は、楽曲データ記憶部121、シーケンスデータ記憶部122、設定情報記憶部123、及びユーザ情報記憶部124を実現する。
楽曲データ記憶部121は、ゲームの対象となる楽曲毎に、楽曲データを記憶する。楽曲データは、例えば、楽曲上の位置(楽曲位置とも称する)を表すための楽曲位置情報と音階等との関係を記述したデータである。楽曲位置情報は、例えば、楽曲の開始からの経過位置を表し、楽曲開始(t=0)からの経過時間tを表す。
【0033】
シーケンスデータ記憶部122は、シーケンスデータ(図4)を記憶する。シーケンスデータは、例えば、基準タイミングとレーン番号nとが対応付けられたデータである。
基準タイミングは、楽曲の進行に合わせて、ユーザが操作を行うべきタイミングであり、ユーザが操作を行う基準となるものである。この基準タイミングは、操作タイミングについての評価を行うことに用いられる。
【0034】
〔シーケンスデータについて〕
図4は、本実施形態に係るシーケンスデータbの内容の一例を示す概略図である。この図において、シーケンスデータbは、条件定義情報b1と、操作シーケンス情報b2とを含む。
条件定義情報b1には、楽曲を識別する楽曲ID、音楽のテンポ、ビート、トラック、楽曲の長さ、等を示す条件定義情報が記述される。この条件定義情報は、ゲームを実行するための各種の条件を指定する情報である。
操作シーケンス情報b2には、レーン番号と基準タイミングとが対応付けられて記述される。操作シーケンス情報b2には、オブジェクト情報b3が含まれる。オブジェクト情報b3は、画面内にノーツを表示すること、また、評価処理を行うことに利用される。
【0035】
オブジェクト情報b3には、レーン番号と、基準タイミングと、ノーツを画面に表示させ続ける時間(画面存在時間)と、が含まれる。オブジェクト情報b3は、これらの情報が互いに対応付けられたレコードを複数有し、これらのレコードの集合として構成されている。図4の例では、各情報は、各レコードにおいて、空白で区切られ、左から、レーン番号、基準タイミング情報、画面存在時間の順に記述されている。
【0036】
基準タイミングを表す基準タイミング情報は、楽曲データと同様に、楽曲位置情報で表される。楽曲位置情報は、例えば、楽曲中の小節番号、拍数、及び拍中の位置を示す値である。ここで、拍中の位置は、1拍の先頭からの経過位置であり、1拍の長さをi個の単位時間に等分して先頭からの単位数で表現される。例えば、i=96の場合、図4中のタイミング情報「03,4,012」は、楽曲の3小節目の4拍目で、 かつその拍の先頭から1/8だけ経過した位置が基準タイミングであることを表す。なお、1拍の秒数は、60(秒)をテンポで除算した値であり、例えばテンポが「60」の場合には1秒になる。基準タイミング情報は、楽曲開始からの経過時間tを表し、この経過時間tが基準タイミングとなる。
【0037】
画面存在時間は、ノーツが画面に出現してから、基準位置に到達するまでの時間を示す。画面存在時間は、例えば、基準タイミング情報と同じ単位時間を用いて表される。例えば、n=96の場合、図4中の画面存在時間「192」は、2拍分の時間を表す。本実施形態では、画面存在時間は、ノーツが画面に表示されてから、対応するレーンL‐nの基準位置PL‐nに到達するまでの時間として設定されている。
なお、画面存在時間は、条件定義情報b1に含まれていてもよい。また、条件定義情報b1及びオブジェクト情報b3の少なくとも一方は、ノーツの出現位置と判定ライン(基準位置)との距離、ノーツ移動速度(速さ)、出現位置から基準位置までの到達時間(時間)、についての情報の少なくともいずれか2つを含んでいてもよい。ここで、出現位置は、画面外に仮想の出現位置(例えば、y座標がマイナスの値)であってもよい。また、図4に示すデータ構造に限らず、その他、例えば公知の種々のデータ構造を用いることができる。
【0038】
図4のオブジェクト情報b3のレコードの各々は、各ノーツに対応している。
具体的には、図4のレコードb305は図3のノーツN111、レコードb306はN131、レコードb306はN171に対応している。
例えば、図4のレコードb305は、レーン番号が「1」であり、基準タイミング情報が楽曲の開始から「03」小節目の「4」拍目の先頭から1/8(「012」を96で除算)を経過した位置であり、また、画面存在時間が「192」であることを表す。このレコードb305に基づいて、表示部111は、図3のように、レーン「1」にノーツN112を表示する。
ここで、表示部111は、基準タイミングと画面存在時間に基づいて、ノーツN112が基準時刻T11に判定ラインJ1へ到達するように、ノーツN112を移動させる。具体的には、表示部111は、基準タイミング「03,4,012」が表わす経過時間t=t11から画面存在時間「192」が表わす時間T12を差し引いた経過時間t=t10(=t11−T12)において、ノーツN112を、上方のスタート座標((X1+X0)/2,H_lmin)に表示する。表示部111は、変位(基準位置PL‐nの座標からスタート座標を差し引いた値)を画面存在時間で除算した値を、y方向の移動速度として、ノーツN112を移動させる。図4では、x方向の変位は「0」であり、y方向の変位は「Y_line−H_lmin」である。これにより、表示部111は、経過時間t=t11において、基準位置PL‐1の座標((X1+X0)/2,Y_line)に、ノーツN112を到達させることができる。
また、図4のオブジェクト情報b3には、基準タイミングが同じレコードが複数存在する。例えば、レコードb305とb306とb307の3個は、基準タイミングが同じである。これらのレコードは、ユーザに同時に操作することを要求するレコードである。例えば、これらのレコードに対応するノーツ(図3のノーツN112、N132、N151)は、同時に判定ラインJ1に到達する。
【0039】
図2に戻って、設定情報記憶部123は、画面位置情報(図5)及び設定情報(図7)を記憶する。画面位置情報は、レーン番号nとレーン表示領域と基準位置PLnとボタン番号nとボタン表示領域とが対応付けられたデータである。ここで、レーン表示領域はレーンL‐nの各々を表示する領域であり、ボタン表示領域はボタンB‐nの各々を表示する領域である。以下、画像等のオブジェクトを表示する領域を「表示領域」とも称する。
図5は、本実施形態に係る画面位置情報の一例を示す概略図である。なお、図5の画面位置情報は、表示部111の表示(例えば図3)に用いられる。
【0040】
図2に戻って、設定情報は、例えば、入力領域A‐nとレーン番号nとが対応付けられたデータである。入力領域A‐nは、ユーザが操作を入力する領域であり、レーンL‐n毎に設定されている。本実施形態では、入力領域A‐nは、ゲーム装置10の画面(タッチパネル)の領域である。なお、入力領域A‐nのnを「入力領域番号」とも称することもある。設定情報の詳細については、後述する。
【0041】
ユーザ情報記憶部124は、ユーザID(又は端末ID)に紐づけて、ユーザ情報やゲーム関連情報を記憶する。ユーザ情報には、本ゲームのユーザについて、例えば、名前やニックネーム等を示す情報が含まれる。ゲーム関連情報には、本ゲームのユーザについて、例えば、プレイ可能な楽曲、プレイ履歴、楽曲等のダウンロード履歴、楽曲やレベルに応じた評価、報酬(得点やアイテム等)等を示す情報が含まれる。
【0042】
制御装置13は、ゲーム制御部130として、設定部131、受付部132、評価部133、報酬制御部134、出力制御部135を実現する。
【0043】
設定部131は、ゲームの設定を行う。例えば、設定部131は、例えば、設定画面でのユーザからの入力に従って、レーン番号nと入力領域A‐nとの関係を定める設定情報を、設定(登録、更新)する。
【0044】
〔設定情報について〕
図6は、本実施形態に係る表示の別の一例を示す概略図である。この表示E3は、設定画面の表示の一例である。表示E3は、レーンL‐5(又はボタンB‐5)について、対応する入力領域A‐5を設定させるものである。本実施形態では、一例として、設定部131は、1個の入力領域A‐5について設定された内容に基づいて、他のレーンL‐1〜L‐4、L‐6〜L‐9に対応する入力領域A‐1〜A‐4、A‐6〜A‐9について設定する。ただし、設定部131は、各レーンL‐nについて、それぞれ入力領域を設定させる表示を行ってもよい。なお、表示E3は、入力領域A‐nについて、水平方向(x軸方向)を設定する場合の表示である。表示E3には、入力領域A‐nについて、垂直方向(y軸方向)を設定するための表示が含まれてもよい。
【0045】
スライダーc21は、入力領域A‐5を設定するための操作子である。設定された入力領域A‐5は、レーンL‐5について、「成功」と評価する操作位置の範囲を表す。ユーザは、ツマミc22を左右に移動させることで、入力領域A‐5を変動させる。例えば、ツマミc22を左に移動させると、設定部131は、水平方向の入力領域A‐5を狭く(小さく、短く)した設定情報を生成する。一方、ツマミc22を右に移動させると、設定部131は、水平方向の入力領域A‐5を広く(大きく、長く)した設定情報を生成する。
枠c23に囲まれた領域には、設定対象であるレーンL‐5及びボタンB‐5が、他のレーンL‐1〜L‐4、L‐6〜L‐9と判別できるように、色分けされて表示されている。また、この領域には、線c231、c232、及び左右両方向矢印の画像c233が表示されている。線c231及びc232は、水平方向について、入力領域A‐5の境界を表す。画像c233は、入力領域A‐5の幅(水平方向の長さ)を表す。つまり、線c231及びc232で挟まれた範囲が、入力領域A‐5として設定される。
ボタンc24は、入力領域A‐nを初期設定に戻すためのボタンである。
【0046】
ツマミc22が左端にあるとき、各入力領域A‐nは、レーンL‐nの表示領域と同じ領域で設定される。つまり、入力領域A‐nは、レーンL‐nをはみ出さないように、設定される。ツマミc22が左端から右方向に移動させられると、各入力領域A‐nは、隣のレーンL‐(n−1)やレーンL‐(n+1)に徐々に進入していき、複数の入力領域A‐n同士の少なくとも一部が重なっていく(重なった領域を「重複領域」とも称する)。
図6において、二点鎖線で囲まれた領域は、入力領域A‐5である。この図は、1個隣のレーン(又はボタン)を包含して、入力領域A‐5が設定されていることを示す。例えば、レーンL‐5に対応する入力領域A‐5には、左隣のレーンL‐4と右隣のレーンL‐6とが含まれている。また、入力領域A‐5には、レーンL‐4に対応するボタンB4と、レーンL‐6に対応するボタンB6と、が含まれている。
【0047】
なお、設定部131は、ツマミc22の移動量に応じて、線c231とc232とを互いに逆方向に同じ距離だけ動かす。つまり、設定部131は、入力領域A‐5の両端を同時に設定する。ただし、設定部131は、入力領域A‐5の一端(例えば、線c231又はc232)毎に、別々に設定してもよい。
設定部131は、ツマミc22の位置に応じた設定情報を生成し、生成した設定情報を設定情報記憶部123に記憶させる。
【0048】
以下、図7図8を用いて、設定情報の例について説明をする。
図7は、本実施形態に係る設定情報の一例を示す概略図である。この図において、各設定情報Tb11、Tb12、Tb13は、設定部131が生成し、設定情報記憶部123に記憶させる設定情報を示す。各設定情報Tb11、Tb12、Tb13は、入力領域A‐nとレーン番号nとが対応付けられて記述される。なお、図7の入力領域A‐nにおいて、各座標の値は、図3のものと同じである。
図8は、本実施形態に係る入力領域A‐nの一例を示す概略図である。図8は、各入力領域設定において、便宜上、例えば表示E2のうち、レーンL‐3〜L‐7及びボタンB‐3〜B‐7の部分のみを表している。符号8Aを付した入力領域設定8Aは設定情報Tb11に対応し、符号8Bを付した入力領域設定8Bは設定情報Tb12に対応し、符号8Bを付した入力領域設定8Cは設定情報Tb13に対応する。
【0049】
設定情報Tb11は、レーンL‐nに対応する入力領域A‐nが、他のレーンL‐k(k=1、2、・・・、Nであり、k≠n)に対応する入力領域A‐kと重複しない場合の設定情報である。例えば、設定情報Tb11は、初期設定の設定情報である。なお、設定情報Tb11では、入力領域は、y軸方向において、H_lminからH_lmaxまでの領域、つまり、レーン表示領域と同じ領域である。また、例えば、X1+1とは、X1に1を加算した値であり、x軸方向において、X1の画素から1ピクセル隣の画素を表す。
入力領域設定8Aは、設定情報Tb11の入力領域A‐nを表す。入力領域設定8Aにおいて、左右両方向矢印d13〜d17は、それぞれ、レーンL‐3〜L‐7に対応する入力領域A‐3〜A‐7の水平方向の範囲を表している。本実施形態では、入力領域A‐nの各々は、図3のレーンL‐nが表示されている領域(図5のレーン表示領域)と同じである。
【0050】
設定情報Tb12は、入力領域A‐nが、1個隣のレーンL‐(n±1)に対応する入力領域A‐(n±1)と、一部が重複する場合の設定情報である(図6の時点の設定情報)。例えば、レーンL‐5とレーンL‐4とはx=X3+1〜X5で重複し、レーンL‐5とレーンL‐6とはx=X4+1〜X6で重複する。
入力領域設定8Bは、設定情報Tb12の入力領域A‐nを表す。入力領域設定8Bにおいて、左右両方向矢印d23〜d27は、それぞれ、レーンL‐3〜L‐7に対応する入力領域A‐3〜A‐7の水平方向の範囲を表している。例えば、レーンL‐nに対応する入力領域A‐nの各々は、1個左隣のレーンL‐(n−1)と1個右隣のレーンL‐(n+1)のレーン表示領域を含む。また、入力領域A‐nは、ボタンB‐nとボタンB‐(n−1)とボタンB‐(n+1)を含む。一方、レーンL‐(n−1)とレーンL‐(n+1)に対応する入力領域は、レーンL‐nの表示領域を含む。
換言すれば、例えばレーンL‐nの表示領域やボタンB‐nの表示領域に含まれる位置は、3個の入力領域A‐(n−1)、A‐n、A‐(n+1)に含まれる。つまり、この位置は、3個のレーン番号n−1、n、n+1に対応付けられている。
【0051】
このように、設定部131は、少なくとも2個の入力領域A‐nについて、少なくとも一部を重ねて設定できる。換言すれば、操作位置が重複領域に含まれる場合、この操作位置に対応するレーン番号nは、複数個存在することとなる。例えば、設定情報Tb12が設定されている場合、図1及び図3において、ボタンB‐5の表示領域は、レーン番号n=4、5、6に対応付けられた領域のすべてに含まれる。この場合、ボタンB‐5上の操作位置は、レーン番号n=4、5、6、つまり、レーンL‐4とレーンL‐5とレーンL‐6の3個のレーンに対応付けられることとなる。
なお、レーンL‐1については、1番左端のレーンであり、1個左隣のレーンが存在しない。したがって、図7において、入力領域A‐nの左側の境界は、設定情報Tb11と同じもの(x=X0)で設定されている。
【0052】
設定情報Tb13は、レーンL‐nの入力領域A‐nが、1個隣のレーンL‐(n±1)の入力領域A‐(n±1)及び2個隣のレーンL‐(n±2)の入力領域A‐(n±1)と重複する場合の設定情報である。
入力領域設定8Cは、設定情報Tb13の入力領域A‐nを表す。入力領域設定8Cにおいて、左右両方向矢印d33〜d37は、それぞれ、レーンL‐3〜L‐7に対応する入力領域A‐3〜A‐7の水平方向の範囲を表している。
なお、図7の設定情報は、設定部131が、垂直方向において、レーンL‐nの表示領域全体を入力領域A‐nとして生成したものである。つまり、これらの設定情報では、入力領域A‐nの垂直方向は、H_lminからH_lmaxの領域として設定されている。ただし、設定部131は、入力領域A‐nの垂直方向の範囲を、その他の範囲としてもよい。例えば、設定部131は、ボタンB‐nの表示領域を入力領域としてもよく、この場合、例えばH_lminをY_lineに置き換えた設定情報を生成する。また、設定部131は、水平方向又は垂直方向において、入力領域A‐nをレーンL‐1〜L‐9の表示領域以外の領域を含むものとしてもよい。
【0053】
図2に戻って、受付部132は、入力部112から入力された情報に基づいて、入力部112が検出した操作を示す操作情報を生成する。操作情報には、例えば、操作情報を識別する識別子と、操作位置と、操作を受け付けたタイミング(例えば、時刻。操作タイミングとも称する)と、操作イベントと、が含まれる。操作イベントとは、所定の操作によって発生するイベントであり、例えば、ゲーム装置10の画面において、ユーザの指等が接触したこと、触れている指等が移動したこと、ユーザの指等が離されたこと、等を示す。受付部132は、例えば、操作イベント毎に操作情報を生成し、生成した操作情報を評価部133へ出力する。
具体的には、受付部132は、ある操作位置においてユーザの指等が接触したとき、その操作位置と、ユーザの指等が接触した時刻と、ユーザの指等が接触したことを示す情報と、を含む操作情報を生成する。また、受付部132は、ユーザの指等が離されたとき、その操作位置と、ユーザの指等が離された時刻と、ユーザの指等が離されたことを示す情報と、を含む操作情報を生成する。
【0054】
評価部133は、受付部132が生成した操作情報と、記憶装置12が記憶する情報と、に基づいて、評価処理を行う。評価処理には、タイミング評価処理と位置評価処理とが含まれる。
タイミング評価処理において、評価部133は、シーケンスデータの各レコードに含まれる基準タイミングと、操作情報に含まれる操作タイミングと、の差(「タイミング差」とも称する)が所定時間内であるか否かを判定する。評価部133は、所定時間内であると判定したレコードについて、タイミング評価を「成功」とする。一方、評価部133は、所定時間内でないと判定したレコードについて、タイミング評価を「失敗」とする。
【0055】
位置評価処理において、評価部133は、設定情報記憶部123が記憶している設定情報を読み出し、操作情報の操作位置が含まれる入力領域A‐nを選択する。評価部133は、選択した入力領域A‐nに対応するレーン番号nを、抽出する。評価部133は、シーケンスデータの各レコードに含まれるレコードについて、レコード中に含まれるレーン番号が抽出したレーン番号nと一致するか否かを判定する。評価部133は、レーン番号同士が一致すると判定したレコードについては、位置評価を「成功」とする。一方、評価部133は、レーン番号同士が一致しないと判定したレコードについては、位置評価を「失敗」とする。
評価部133は、タイミング評価と位置評価との双方において「成功」とした場合、最終的な評価(最終評価)を「成功」とする。一方、評価部133は、タイミング評価において「失敗」とした場合、最終評価を「失敗」とする。タイミング評価と位置評価とはいずれを先に行うこととしてもよい。
【0056】
ここで、評価部133は、位置評価処理において、操作情報が示す1又は複数の操作に対して、この1又は複数の操作の数(「操作数」とも称する)よりも多い数の最終評価処理を行うこととなる。つまり、評価部133は、検出された操作の回数よりも多くのnについて位置評価処理を行って、位置評価を「成功」とする場合がある。その結果、評価部133は、検出された操作の回数よりも多くの最終評価を行う場合がある。
【0057】
例えば、ユーザが「03,4,012」が表わす時間に、ボタンB‐5上の操作位置Op11(図1)をタッチした場合について説明をする。
この場合、評価部133は、図4のシーケンスデータのうち、少なくともレコードb301〜b304について、タイミング評価を「成功」とする。評価部133は、レコードb301〜b304について、位置評価処理を行う。ここで、評価部133は、設定情報に応じて異なる回数の位置評価処理を行う。
以下、図7の(T1)設定情報Tb11が設定されている場合、(T2)設定情報Tb12が設定されている場合、(T3)設定情報Tb13が設定されている場合、について、評価部133が行う位置評価処理について説明する。
【0058】
(T1)設定情報Tb11が設定されている場合
評価部133は、図7の設定情報Tb11が設定されている場合、1個のレーン番号n=5を抽出する(図8の入力領域設定8A参照)。評価部133は、レコードb301〜b304について、1個のレーン番号n=5を含むか否かの評価を行う。つまり、評価部133は、1個の操作に対して、1回の位置評価処理を行う。
位置評価処理の結果、評価部133は、1個のレコードb303について、位置評価を「成功」とする。この場合、評価部133は、その他のレコードb301、b302、b304について、位置評価を「失敗」とする。
【0059】
(T2)設定情報Tb12が設定されている場合
評価部133は、図7の設定情報Tb12が設定されている場合、3個のレーン番号n=4、5、6を抽出する(図8の入力領域設定8B参照)。評価部133は、レコードb301〜b304について、3個のレーン番号n=4、5、6のいずれかを含むか否かの評価を行う。つまり、評価部133は、1個の操作に対して、3回の位置評価処理を行う。
位置評価処理の結果、評価部133は、2個のレコードb303、b304について、位置評価を「成功」とする。この場合、評価部133は、その他のレコードb301、b302について、位置評価を「失敗」とする。
【0060】
(T3)設定情報Tb13が設定されている場合
評価部133は、図7の設定情報Tb13が設定されている場合、5つのレーン番号n=3、4、5、6、7を抽出する(図8の入力領域設定8C参照)。評価部133は、レコードb301〜b304について、5つのレーン番号n=3、4、5、6、7のいずれかを含むか否かの評価を行う。つまり、評価部133は、1個の操作に対して、5回の位置評価処理を行う。
位置評価処理の結果、評価部133は、2個のレコードb302、b303、b304について、位置評価を「成功」とする。この場合、評価部133は、その他のレコードb301について、位置評価を「失敗」とする。
【0061】
報酬制御部134は、評価部133による評価結果に基づいて、ユーザに報酬を付与する。報酬制御部134は、評価部133が最終評価を「成功」とした場合には、ユーザに所定の報酬を付与する。報酬制御部134は、評価部133が最終評価を「失敗」とした場合には、ユーザに報酬を付与しない。なお、報酬制御部134は、評価部133が最終評価を「失敗」とした場合に、ユーザに負の報酬を付与(例えば、減点)してもよい。
【0062】
出力制御部135は、音声出力部141に対する音声の出力と、表示部111に対する画像等の出力とを制御する。例えば、出力制御部135は、楽曲データ記憶部121に記憶されている楽曲データを読み出し、音声出力部141に出力して再生する。
出力制御部135は、画面位置情報(図4)に基づいて、表示情報を生成する。これにより、出力制御部135は、生成した表示情報に基づいて、表示部111に対して表示を行わせる。例えば、出力制御部135は、図1図3のような表示を行わせる。
【0063】
ここで、出力制御部135は、上述のように、基準タイミングになったときに、ノーツが判定ラインJ1へ到達するように、ノーツを移動させる。出力制御部135は、入力部112が操作を受け付けたときに、ノーツに対して、評価部133の評価結果に応じた表示を行わせる。具体的には、出力制御部135は、評価部133が最終評価を「成功」としたレコードについては、そのレコードに対応するノーツに対して、成功表示を行う。
【0064】
スピーカ装置14は、音声出力部141を実現する。音声出力部141は、出力制御部135の制御に従って、音声を出力する。
通信装置15は、通信部151を実現する。通信部151は、制御装置13が生成した情報を外部機器へ送信し、また、外部機器から受信した情報を制御装置13へ出力する。
【0065】
〔ゲーム装置の動作〕
次に、図面を参照して、本実施形態に係るゲーム装置10の動作例を説明する。
図9は、本実施形態に係るゲーム装置10の動作の一例を示すフローチャートである。(ステップS10)出力制御部135は、ユーザからの操作に応じて設定画面を、表示部111に表示させる。その後、ステップS20へ進む。
(ステップS20)受付部132は、ユーザから設定画面に対する操作を受け付ける。設定部131は、受付部132が受け付けた操作に応じて設定情報の入力を受け付ける。設定部131は、入力された設定情報を設定情報記憶部123に記憶させる。その後、ステップS30へ進む。なお、ステップS10及びS20の動作は、例えば、ユーザが設定を希望する際に、設定画面の表示を選択した場合に行われる。ユーザが設定を希望せず、ゲームを行う場合には、ステップS10及びS20の動作は行われずに、ステップS30から動作が行われる。
【0066】
(ステップS30)ユーザが楽曲を選択すると、出力制御部135は、選択された楽曲データを、楽曲データ記憶部121から読み出す。出力制御部135は、読み出した楽曲データを、音声出力部141に対して楽曲を出力して再生させるとともに、楽曲に対応するシーケンスデータを読み出し、ゲームをスタートさせる。その後、ステップS40へ進む。
(ステップS40)出力制御部135は、進行する楽曲に合わせて、シーケンスデータに基づくタイミングで、ノーツを表示部111に表示させる。その後、ステップS50へ進む。
(ステップS50)ゲーム制御部130は、ユーザから入力される操作に応じて、ゲーム制御処理を行う。その後、ステップS60へ進む。
(ステップS60)ゲーム制御部130は、楽曲が終わるとゲームを終了する。
【0067】
〔ゲーム制御処理について〕
以下、ゲーム制御処理(図9のステップS50)について、説明をする。
このゲーム制御処理では、評価部133は、タイミング評価処理において、基準タイミングと操作タイミングとのタイミング差に応じて、複数段階の異なる評価(「段階評価」とも称する)を行う場合について説明する。例えば、評価部133は、成功の評価を3段階に分けて、評価を行う。評価部133は、例えば、操作タイミングと基準タイミングとのタイミング差が、0.0秒以上0.2秒以内である場合、タイミング評価を「COOL」とする。評価部133は、タイミング差が0.21秒以上0.4秒以内である場合にタイミング評価を「Great」とし、タイミング差が0.41秒以上0.8秒以内である場合にタイミング評価を「Good」とする。評価部133は、タイミング差が0.81秒以上である場合にタイミング評価を「失敗」とする。
また、評価部133は、段階評価の結果に基づいて、どのレコード(ノーツ)に対して、最終評価を「成功」とするかを決定する。
【0068】
図10は、本実施形態に係る評価部133の構成を示す概略ブロック図である。評価部133は、操作情報処理部1331、候補抽出部1332、評価位置決定部1333、第1評価部1334、第2評価部1335、成功条件設定部1336、及び、最終評価部1337を含んで構成される。
【0069】
操作情報処理部1331は、受付部132から操作情報を取得する。
候補抽出部1332は、抽出条件を充足するレコードを抽出する。
評価位置決定部1333は、操作情報処理部1331が取得した操作情報と設定情報に基づいて、レーン番号nを抽出する。ここで、評価位置決定部1333は、レーン番号nとして、レーン番号n1(n1=1、2、・・・、N)とレーン番号n2(n2=1、2、・・・、Nであり、n2≠n1)の両方を抽出する場合がある。レーン番号n1は、レーン表示領域に操作位置を含むレーン(「被操作レーン」とも称する)L‐n1のレーン番号である。レーン番号n2は、レーン表示領域に操作位置を含まないレーン(「追加評価レーン」とも称する)L‐n2のレーン番号である。
【0070】
第1評価部1334は、被操作レーンL‐n1について、位置評価処理とタイミング評価処理を行う。この被操作レーンL‐n1の数(レーン番号n1の数)は、操作数と一致する。
第2評価部1335は、追加評価レーンL‐n2について、位置評価処理とタイミング評価処理を行う。つまり、評価部133は、操作数より、追加評価レーンL‐n2(レーン番号n2の数)の数だけ、多くの評価処理を行う。
なお、制御装置13は、評価位置決定部1333が抽出したレーン番号nのレーンL‐nについて、位置評価処理とタイミング評価処理を行う。これにより、第1評価部1334及び第2評価部1335が実現される。
成功条件設定部1336は、レコードに含まれる情報又は評価処理の結果に基づいて、最終評価において「成功」とする条件(最終成功条件とも称する)を設定する。
【0071】
最終評価部1337は、以下の条件(C11)と(C12)の両方を充足するレコードに対して、最終評価を「成功」とする。ただし、最終評価部1337は、条件(C11)〜(C13)のすべてを充足するレコードに対して、最終評価を「成功」としてもよい。(C11)位置評価を「成功」とされたレコードである。
(C12)タイミング評価を「成功」とされたレコードである。
(C13)最終成功条件を充足するレコードである。
なお、評価部133は、これらの条件(C11)〜(C13)を判定する処理の順序については、どの順序で処理してもよい。
【0072】
一方、最終評価部1337は、以下の条件(C21)を充足するレコードに対して、最終評価を「失敗」とする。
(C21)タイミング処理で「失敗」と評価されたレコードである。
【0073】
以下、ゲーム制御処理の動作の一例について説明をする。
なお、ここで説明する一例では、条件(C11)〜(C13)と条件(C21)を判定する処理が並行して行われる。具体的には、評価部133は、条件(C11)〜(C13)を判定する処理を、図11に従って行う。
一方、評価部133は、条件(C21)を判定する処理として、ゲーム中にレコードを監視する(「監視処理」とも称する)。評価部133は、基準タイミングが現在時刻より、予め定められた失敗評価時間以上、過去のレコードであって、操作を受け付けたことが記録されていないレコードについては、タイミング評価を「失敗」とする。このレコードについては、最終評価部1337が最終評価を「失敗」とする。このレコードに対応するノーツは、例えば、判定ラインを通過して所定時間(失敗評価時間)経過すると、失敗表示(例えば、「Miss」と表示)される。
【0074】
図11は、本実施形態に係るゲーム制御処理の動作の一例を示すフローチャートである。このフローチャートは、図9のステップS50の処理に対応する。なお、このフローチャートは、最終成功条件が「未だ最終評価がされていないレコードであって、基準タイミングが最も古いレコード」である場合の一例である。
【0075】
(ステップS500)操作情報処理部1331は、受付部132から操作情報を取得したか否かを判定する。操作情報を取得したと判定された場合(Yes)、ステップS502へ進む。一方、操作情報を取得していないと判定された場合(No)、ステップS534へ進む。なお、ステップS502以降の処理については、1個の操作情報毎に行われる。(ステップS502)操作情報処理部1331は、ステップS500で取得した操作情報に基づいて、操作タイミングに対応する楽曲位置を算出する。具体的には、操作情報処理部1331は、操作情報に含まれる操作タイミング(実時刻)から楽曲の開始時刻を差し引くことで、操作タイミングに対応する楽曲位置を算出する。その後、ステップS504へ進む。
【0076】
(ステップS504)候補抽出部1332は、シーケンスデータの各レコードに含まれる基準タイミング情報と、ステップS502で算出された楽曲位置と、に基づいて、タイミング差が評価対象範囲内であるか否かを判定する。なお、評価対象範囲は、予め定められた時間であり、例えば、「失敗」と判定しない時間(0.8秒)である。タイミング差が評価対象範囲内であるレコード(「評価候補レコード」とも称する)があると判定された場合(Yes)、ステップS506へ進む。一方、評価候補レコードがないと判定された場合(No)、ステップS534へ進む。
ここで、候補抽出部1332は、未だ最終評価がされていないレコードについて、判定対象とする。なお、最終評価がされていないレコードとは、最終評価が「成功」でも「失敗」でもないレコードである。一例として、上記の監視処理において、最終評価が「失敗」のレコードには、処理済フラグが設定される。また、後述するように、最終評価が「成功」のレコードにも、処理済フラグが設定される。候補抽出部1332は、処理フラグが設定されていないレコードを、未だ最終評価がされていないレコードと判定して、ステップS504の判定対象とする。別の一例として、上記の監視処理において、最終評価が「成功」のレコードと「失敗」のレコードは、シーケンスデータから削除されてもよい。この場合、候補抽出部1332は、削除されていないレコードを、未だ最終評価がされていないレコードと判定して、ステップS504の判定対象とする。
【0077】
(ステップS506)評価位置決定部1333は、ステップS500で取得された操作情報と設定情報に基づいて、操作位置が含まれる入力領域A‐nに対応するレーン番号nを、抽出する。ここで、評価位置決定部1333は、設定情報によって、操作情報が示す操作の数(操作数)よりも多い数のレーン番号nを抽出する場合がある。その後、ステップS508へ進む。
【0078】
(ステップS508)第1評価部1334と第2評価部1335は、ステップS504の評価候補レコードについて、つまり、第1評価部1334と第2評価部1335は、ステップS506で抽出されたレーン番号nの数だけ、位置判定処理を行う(条件(C11)参照)。例えば、操作数よりも多い数のレーン番号nが抽出された場合、第1評価部1334と第2評価部1335は、操作数よりも多い数の位置判定処理を行うこととなる。
なお、第1評価部1334は、被操作レーンL‐n1のレーン番号n1について、そのレーン番号n1が評価候補レコードに含まれるか否かを判定する。第2評価部1335は、追加評価レーンL‐n2のレーン番号n2について、そのレーン番号kが評価候補レコードに含まれるか否かを判定する。
【0079】
抽出されたレーン番号nが含まれるレコード(「段階評価レコード」とも称する)があると判定された場合(Yes)、ステップS510へ進む。一方、段階評価レコードがないと判定された場合(No)、ステップS534へ進む。
(ステップS510)成功条件設定部1336は、段階評価レコードのうち、基準タイミングが最も古いレコード(条件(C13)参照)を充足するレコードを抽出する。ここで、段階評価レコードの数は、操作数よりも多い場合がある。その後、ステップS512へ進む。
【0080】
(ステップS512)第1評価部1334と第2評価部1335は、ステップS510で抽出された段階評価レコードを、1個ずつ選択する。第1評価部1334と第2評価部1335は、選択した段階評価レコード含まれる基準タイミング情報と、ステップS502で算出された楽曲位置と、に基づくタイミング差に応じて、段階評価を行う。
なお、第1評価部1334は、被操作レーンL‐n1のレーン番号n1が含まれる段階評価レコードがある場合、その段階評価レコードに含まれる基準タイミングに基づいて、段階評価を行う。第2評価部1335は、追加評価レーンL‐n2のレーン番号n2が含まれる段階評価レコードがある場合、その段階評価レコードに含まれる基準タイミングに基づいて、段階評価を行う。その後、ステップS514へ進む。
【0081】
(ステップS514)第1評価部1334と第2評価部1335は、ステップS510で抽出された段階評価レコードのすべてについて、段階評価が完了したか否かを判定する。段階評価が完了したと判定された場合(Yes)、ステップS520へ進む。一方、段階評価が完了していないと判定された場合(No)、ステップS512へ戻る。
なお、ステップS512の処理は、段階評価レコードの数だけ繰り返される。つまり、段階評価レコードの数が操作数よりも多い場合には、第1評価部1334と第2評価部1335は、操作数よりも多い数のタイミング評価処理(段階評価)を行うこととなる(条件(C12)参照)。
【0082】
(ステップS520)最終評価部1337は、ステップS510で抽出された段階評価レコードの各々に対して、最終評価を「成功」とする。このレコードは、最終評価部1337は、ステップS508で条件(C11)が判定され、ステップS514で条件(C12)が判定され、ステップS514で条件(C13)が判定されたレコードである。
その後、ステップS530へ進む。
【0083】
(ステップS530)出力制御部135は、ステップS520における最終評価に基づいて、ステップS500で取得した操作情報が示す操作に応じた表示を行う。例えば、出力制御部135は、最終評価が「成功」であるレコードについて、そのレコードに対応するノーツに対して、成功表示を行う。また、最終評価部1337は、最終評価が「成功」であるレコードについて、処理済フラグを設定する。なお、出力制御部135は、ステップS512での段階評価の結果に応じて、この成功表示の態様を変えてもよい。例えば、出力制御部135は、段階評価の結果を表示してもよい。その後、ステップS532へ進む。
【0084】
(ステップS532)報酬制御部134は、ステップS520の最終評価処理の結果に基づいて、ユーザに報酬を付与する。報酬制御部134は、最終評価が「成功」である場合には、ユーザに所定の報酬を付与する。なお、報酬制御部134は、ステップS512での段階評価の結果に応じた報酬を、付与してもよい。例えば、出力制御部135は、段階評価の結果に応じて異なる点数を付与する。
(ステップS534)操作情報処理部1331は、ゲームが終了したか否かを判定する。ゲームが終了したと判定された場合(Yes)、図11の動作は終了する。一方、ゲームが終了していないと判定された場合(No)、ステップ501へ戻る。
【0085】
図11の動作について、例えば、ユーザが「03,4,018」が表わす時間に、ボタンB‐2上の操作位置をタッチした場合について説明をする。また、ここでは、図7の設定情報Tb12が設定されている場合について説明をする。
この場合、図11のステップS504において、候補抽出部1332は、例えば、図4のレコードb301〜b307を、評価候補レコードと判定する。ステップS506において、評価位置決定部1333は、レーン番号n=1、2、3(n1=2、n2=1、3)を抽出する。つまり、1個のタッチに対して、3回の位置評価処理を行う。ステップS510において、第2評価部1335は、図4のレコードb301、b302、b305、b306を、段階評価レコードとする。成功条件設定部1336は、段階評価レコードのうち、基準タイミングが最も古いレコードb301、b302を、抽出する。
ステップS512において、第2評価部1335は、レコードb301、b302の各々について、タイミング差を「006」に相当する時間(例えば、テンポが「60」の場合には1/16=0.0625秒)と計算する。この場合、第2評価部1335は、レコードb301、b302のすべてでタイミング差が0.2秒以内であるので、タイミング評価を「COOL」とする。
【0086】
以上の結果、評価部133は、レーン番号n=1についてはレコードb301の最終評価を「成功」とし、レーン番号n=3についてはレコードb302の最終評価を「成功」とする。出力制御部135は、レコードb301とレコードb302に対応するノーツに対して、成功表示を行う。
この場合、ゲーム装置10は、「1個」の操作に対して、「3回」の位置評価処理を行い、「2」回の段階評価を行うこととなる。そして、ゲーム装置10は、1個のレーンL‐1において1個のノーツに対して成功表示を行い、また、1個のレーンL‐3において1個のノーツに対して成功表示を行うこととなる。この場合、ゲーム装置10は、「1個」の操作に対して、「2個」のノーツに対して成功表示を行うこととなる。
【0087】
〔変形例〕
なお、最終成功条件は、例えば、「最も古い基準タイミングから同時操作時間内に基準タイミングがあるレコード」としてもよい。なお、同時操作時間とは、予め定められた時間であり、基準タイミングが同時とみなされる時間である。この場合、最終評価部1337は、図12で最終評価を「成功」とされるレコードに加えて、同時操作時間内に基準タイミングがあるレコードに対して、最終評価を「成功」とする。この場合、例えば、図12のステップS510において、成功条件設定部1336は、段階評価レコードのうち、基準タイミングが最も古いレコードと、その基準タイミングから同時操作時間内に基準タイミングがあるレコードを抽出する。
また、評価部133は、条件(C13)を判定する処理を、条件(C12)の後に行ってもよい。これにより、例えば、評価部133は、段階評価を先に行って、段階評価の結果に基づいて、最終成功条件を充足するか否かを判定できる。
【0088】
図12は、本実施形態に係るゲーム制御処理の動作の別の一例を示すフローチャートである。図12のゲーム制御処理と図11のゲーム制御処理との動作を比較すると、ステップSa510、ステップS516、及びステップS520との処理が異なる。図12のゲーム制御処理のその他の処理については、図11のものと同じであるので、説明は省略する。なお、図12のフローチャートは、最終成功条件が「最も評価が高いレコード」という条件である場合の一例である。また、図12のフローチャートは、最終成功条件が「成功レコードは1レーンに1つ」という条件でもあるが、本発明はこれに限らす、これらの最終成功条件を別々に設定してもよい。
【0089】
(ステップSa510)第1評価部1334と第2評価部1335は、段階評価レコードを抽出する。ここで、段階評価レコードの数は、操作数よりも多い場合がある。その後、ステップS512へ進む。
(ステップS516)成功条件設定部1336は、ステップS512における段階評価の結果の中から、「成功」と評価する評価結果(「成功評価」とも称する)を設定する。具体的には、成功条件設定部1336は、ステップS512における段階評価の結果の全ての中から、最も評価が高い評価結果を、成功評価に設定する。例えば、段階評価の結果が複数存在する場合、成功条件設定部1336は、少なくとも2個の段階評価の結果を比較し、比較した結果、最も評価が高い評価結果を、成功評価に設定する。なお、評価結果は、例えば、評価の高い順に、「COOL」、「Great」、「Good」である。その後、ステップS520へ進む。
(ステップSa520)最終評価部1337は、ステップS512での段階評価の結果と、ステップS516で設定した成功評価に基づいて、最終評価の処理(「最終評価処理」とも称する)を行う。例えば、最終評価部1337は、成功条件設定部1336が設定した成功評価を含むレコードのうち、レーン番号n毎に、最も古い基準タイミングを含むレコードに対して、最終評価を「成功」とする。つまり、最終評価部1337は、レーン番号n毎に「成功」と判定するレコードを、1つにしている。
【0090】
図11図12の動作について、例えば、ユーザが「03,4,018」が表わす時間に、ボタンB‐2上の操作位置をタッチした場合について説明をする。
この場合、第2評価部1335は、図4のレコードb301、b302、b305、b306のすべてでタイミング差が0.2秒以内であるので、タイミング評価を「COOL」とする。ステップS516において、成功条件設定部1336は、成功評価を「COOL」に決定する。最終評価部1337は、レーン番号n=1で最も古い基準タイミングを含むレコードb301と、レーン番号n=3で最も古い基準タイミングを含むレコードb302と、に対して、最終評価を「成功」とする。
【0091】
〔第1実施形態のまとめ〕
(1)このように、本実施形態では、ゲーム装置10は、入力部112が受け付けた操作を示す操作情報を取得し、操作を行う基準となる基準タイミングを示す基準タイミング情報に基づいて、入力部112が受け付けた操作のタイミングについての評価を行うゲーム制御部130を含んで構成される。ゲーム制御部130は、操作情報が示す1又は複数の操作に対して、この1又は複数の操作の数(操作数)よりも多い数の評価を行う。
つまり、ゲーム装置10は操作数よりも多い数の評価を行うので、ユーザは操作数よりも多い数の操作を行ったことと同等になる。すなわち、ゲーム装置10は、タイミングゲームにおいて、少ない操作で多くの操作をまかなうことができる。例えば、ゲーム装置10は、入力部112への操作の困難性や入力部112の制限によって、多くの操作ができない場合がある。その場合でも、ゲーム装置10は、少ない操作で多くの操作をまかなうことができ、タイミングゲームにおいて、操作ミスと判定されてしまうことを防止できる。例えば、スマートフォン等において、隣り合う操作ボタンが非常に狭い領域(例えば、1cm〜2cm程の幅)に配置されたとき、複数本の指で、その領域に触れることができない場合でも、1本の指で1個の操作ボタンに触れれば、隣り合う操作ボタンへの複数の操作をまかなうことができる(図1参照)。
【0092】
また、ゲーム装置10は、少ない操作で多くの操作をまかなうことができるので、ゲーム操作の難易度を下げることができる。また、タイミングゲームにおいては、従来、1又は複数の操作に対して1個の評価を割当てていた。つまり、操作数よりも評価の数は少なくなる。そして、ユーザは、1個のタイミング(例えば、1個のノーツ)を狙って、1又は複数の操作を行い、その操作が成功することでゲームを楽しむ。これに対して、本実施形態では、ゲーム制御部130は、操作数よりも多い数の評価を行う。これにより、ユーザは、例えば、複数のタイミング(例えば、複数のノーツ)を狙って、1個の操作を行うことができる。このように、ユーザは、新たなゲーム操作を行うこともできる。
【0093】
なお、操作情報が示す複数の操作とは、例えばマルチタッチである。マルチタッチとは、ユーザの指等が、画面上の複数の操作位置に触れることである。
図13は、本実施形態に係る表示の別の一例を表す概略図である。この図の表示E4は、図1の表示E1と同じ楽曲で同じ経過時間tにおける表示である。ここで、この図は、マルチタッチの一例として、ユーザが2本の指で、画面に触れている場合を示す。
【0094】
図13に、二点鎖線で囲った部分の表示E12を、拡大して表わす。なお、表示E11は、図1に拡大して示したものと同じである。表示E11は、レーンL‐1、L‐2、L‐3について、判定ラインJ1部分を拡大したものである。
ここで、操作位置Op12は、ボタンB‐2上にある。つまり、ユーザは、操作位置Op11(図1参照)と操作位置Op12の2個の位置において、画面に触れている(ダブルタッチ(マルチタッチの一例)をしている)。
【0095】
この場合、受付部132は、ダブルタッチを示す操作情報、つまり、2個の操作を示す操作情報を生成する。この操作情報には、2個の操作位置(操作位置Op11の座標と操作位置Op12の座標)が含まれる操作情報を生成する。
例えば設定情報が設定情報Tb12(図7)である場合、ボタンB‐2の表示領域は、入力領域A‐1、A‐2、A‐3に含まれている。したがって、評価部133は、操作位置Op12に対してレーン番号n=1、2、3を抽出する。また、評価部133は、上述のように、操作位置Op11に対してレーン番号n=4、5、6も抽出する。この場合、評価部133は、2個の操作に対して位置評価を最大6回「成功」とする。そして、評価部133は、2個の操作に対して最大6回の段階評価をする、つまり、最大6個の最終評価をすることとなる。
【0096】
例えば、ユーザが「03,4,012」が表わす時間に、図13のマルチタッチをした場合、評価部133は、図4のシーケンスデータのうち、レコードb301〜b304について、最終評価を「成功」とすることとなる。その結果、出力制御部135は、レーンL‐1、L‐3、L‐5、L‐6の判定ラインJ1において、それぞれ、成功表示D111、D131、D151、D161を表示する。これが、図13の表示である。
【0097】
(2)また、本実施形態では、ゲーム制御部130は、操作情報が示す1又は同時とみなす複数の操作に対して、1又は同時とみなす複数の操作の数よりも多い数の評価を行う。本実施形態では、例えば上述のように、設定情報Tb12(図7)が設定されているとき、1個の操作に対して3回の位置評価処理が行われる場合がある。また、設定情報Tb13が設定されているとき、1個の操作に対して5回の位置評価処理が行われる場合がある。また、マルチタッチは、同時とみなされる複数の操作である。この場合、2個の操作に対して6回の位置評価処理が行われる場合があることを、図13を用いて説明した。
なお、操作情報処理部1331は、同時ではなく、微小な時間差がある複数のシングルタッチを同時とみなし、マルチタッチとして処理してもよい。具体的には、操作情報処理部1331は、操作タイミングが予め定めた同時操作時間内にある操作情報については、1個の操作情報とする。例えば、操作情報処理部1331は、複数の操作位置の各々に対して、別々の時刻にシングルタッチが行われたときに、複数の操作情報を取得する。操作情報処理部1331は、これらの操作情報に含まれる操作タイミングが同時操作時間内にある場合、同時にシングルタッチ、つまり、マルチタッチが行われたとみなす。この場合、操作情報処理部1331は、マルチタッチを示す操作情報を1個生成し、生成した1個の操作情報に基づいて、評価処理が行われる。
このように、ゲーム装置10は、1又は同時とみなす複数の操作に対して、その操作数よりも多い数の評価を行うので、ユーザは操作数よりも多い数の操作を行ったことと同等になる。すなわち、ゲーム装置10は、タイミングゲームにおいて、1又は同時とみなされるタイミングにおいて、少ない操作で多くの操作をまかなうことができる。
【0098】
(2a)また、本実施形態では、操作情報は、基準タイミング情報に対応付けられた識別情報に対応する情報を含む。ゲーム制御部130は、操作情報を取得し、この操作情報に対応する識別情報に対応づけられた基準タイミング情報に基づいて、この操作情報が示す操作のタイミングについての評価を行う。ゲーム制御部130は、操作情報が示す1又は複数の操作の数よりも多い数の識別情報の各々に対応して、評価を行う。
これにより、ゲーム装置10は、識別情報毎の基準タイミング情報に基づいて、操作を評価する場合に、1又は同時とみなす複数の操作に対して、その操作数よりも多い数の識別情報の各々に対応して、評価を行うことができる。したがって、ユーザは、操作数よりも多い数の識別情報に対応した操作を行ったことと同等になる。すなわち、ゲーム装置10は、タイミングゲームにおいて、少ない操作で多くの操作をまかなうことができる。
【0099】
ここで、識別情報は、ノーツ(操作標識の一例)の位置に関する情報である。つまり、識別情報は、ノーツを表示する位置に対応づけられ、ノーツの位置を決定するために用いられる。例えば、識別情報は、レーンL‐n(移動経路の一例)を識別する識別情報(例えばレーン番号n)、基準位置PL‐nを識別する識別情報(例えば基準位置番号n)、入力領域A‐nを識別する識別情報(例えば入力領域番号n)である。
また、識別情報は、ユーザが操作した操作位置を評価するために用いられる識別情報である。また、識別情報は、操作に対応する位置、又は、操作の対象となる位置を示す識別情報である。また、評価は、例えば、ユーザに操作された位置に対する評価、つまり、入力部112が検出した操作位置に対する評価である。本実施形態では、評価部133は、ノーツの存在するレーンについて、そのレーンに対応する位置に対して、ユーザが操作したか否かを判定する。
また、識別情報は、入力とノーツ(又はレコード)との対応関係を示すものである。例えば、識別情報は、ボタンB‐nを識別する識別情報(例えばボタン番号n)であってもよい。また、識別情報は、シーケンスデータ(図4)のレコードを、一群のグループ(本実施形態ではレーン毎のグループ)に区分する識別情報である。また、シーケンスデータ(図4)のレコードは操作標識(例えばノーツ)に対応するので、識別情報は、操作標識を一群のグループに区分する識別情報ともいえる。
【0100】
(3)また、本実施形態では、操作情報は、操作を受け付けた操作位置を示す情報を含む。ゲーム制御部130は、操作位置を含む入力領域A‐nの各々に対応付けられた基準タイミング情報に基づいて、入力領域A‐nに対応する評価を行う。ゲーム制御部130は、操作情報が示す操作位置の数よりも多い数の入力領域A‐nの各々に対応して、評価を行う。これにより、ゲーム装置10は、入力領域A‐n毎の基準タイミング情報に基づいて、操作を評価する場合に、1又は同時とみなす複数の操作に対して、その操作数よりも多い数の入力領域A‐nの各々に対応して、評価を行うことができる。したがって、ユーザは、操作数よりも多い数の入力領域A‐nに対応した操作を行ったことと同等になる。すなわち、ゲーム装置10は、タイミングゲームにおいて、少ない操作で多くの操作をまかなうことができる。
なお、本実施形態では、入力領域A‐n(図7)は、レーン番号nを介して、図4のシーケンスデータの基準タイミング情報と対応付けられている。しかし本発明はこれに限らず、例えば、入力領域A‐nと基準タイミング情報とが直接対応付けられてもよい。具体的には、シーケンスデータや設定情報に、レーン番号nに代えて又は加えて、入力領域番号nを含ませてもよい。また、入力領域A‐nと基準タイミング情報とは、レーン番号n以外の情報(例えば、基準位置番号nやボタン番号n)を介して、対応付けられてもよい。
また、入力領域A‐nは、基準標識(例えば、判定ラインの画像)の表示領域を含んで設けられてもよい。例えば、入力領域A‐nは、判定ラインJ1のうち、レーンL‐n上の領域に設定され、幅(y方向の長さ)を設定画面で設定できてもよい。
【0101】
(4)また、本実施形態では、出力制御部135は、各基準位置PL‐nに対応する基準タイミングになったときに、ノーツの位置と基準位置PL‐nとが評価範囲内になるように、ノーツと基準位置PL‐nとの相対的位置関係を時間経過とともに変動させる。ゲーム制御部130は、基準位置PL‐nを示す情報(基準位置番号n)に対応付けられた基準タイミング情報に基づいて、評価を行う。操作情報が示す1又は複数の操作の数よりも多い数の基準位置PL‐nの各々に対応して、評価を行う。これにより、ゲーム装置10は、基準位置PL‐n毎の基準タイミング情報に基づいて、操作を評価する場合に、1又は同時とみなす複数の操作に対して、その操作数よりも多い数の基準位置PL‐nの各々に対応して、評価を行うことができる。したがって、ユーザは、操作数よりも多い数の入力領域A‐nに対応した操作を行ったことと同等になる。すなわち、ゲーム装置10は、タイミングゲームにおいて、少ない操作で多くの操作をまかなうことができる。
なお、基準位置とは、操作を行う基準となるものである。具体的には、基準位置とは、操作を行う位置の基準となるものである。また、基準位置は、操作を行うデバイス上の位置と対応している。
【0102】
また、本実施形態では、基準位置PL‐n(図5)は、レーン番号nを介して、図4のシーケンスデータの基準タイミング情報と対応付けられている。しかし本発明はこれに限らず、例えば、基準位置PL‐nと基準タイミング情報とが直接対応付けられてもよい。具体的には、シーケンスデータに、レーン番号nに代えて又は加えて、基準位置番号nを含ませてもよい。また、基準位置PL‐nと基準タイミング情報とは、レーン番号n以外の情報(例えば、入力領域番号nやボタン番号n)を介して、対応付けられてもよい。
また、ゲーム装置10(出力制御部135)は、例えば図1において、ノーツを静止させて、判定ラインJ1を移動させてもよい。この場合、出力制御部135は、各ノーツに対応する基準タイミングになったときに、各ノーツと判定ラインJ1とが交差するように、判定ラインJ1を移動させる。なお、ゲーム装置10は、ノーツも判定ラインJ1も、双方ともに移動させてもよい。
なお、本実施形態では、出力制御部135は、基準タイミングになったときに、ノーツの位置が基準位置PL‐nに存在するように、ノーツと基準位置PL‐nとの相対的位置関係を時間経過とともに変動させる場合について説明した。しかし本発明はこれに限らず、出力制御部135は、ノーツと基準位置PL‐nとの相対的位置が評価範囲内になればよい。また、相対的位置は、時間や時間に対応する位置(例えば、楽曲位置)であってもよい。基準位置PL‐nは、レーン番号nに対応する基準領域の各位置をも含む。つまり、基準位置PL‐nの集合は、領域を形成してもよい。
【0103】
(5)また、本実施形態では、ゲーム制御部130は、複数の入力領域A‐nの各々について、入力領域A‐nで受け付けた操作を示す操作情報を取得し、入力領域A‐nで操作を行う基準となる基準タイミングを示す基準タイミング情報に基づいて、入力領域A‐nで受け付けた操作のタイミングについての評価を行う。ゲーム制御部130は、少なくとも2個の入力領域A‐nの一部が重なっている重複領域で操作を受け付けた場合に、この少なくとも2個の入力領域A‐nの各々について、評価を行う。
これにより、ゲーム装置10は、重複領域において、1又は同時とみなす複数の操作が行われた場合、少なくとも2個の入力領域A‐nの各々について、1又は同時とみなす複数の操作について評価を行う。したがって、ユーザは、重複領域において1個操作を行った場合に、重複領域で重なっている入力領域A‐n、つまり、少なくとも2個の入力領域A‐nの全てに対して操作を行ったことと同等になる。すなわち、ゲーム装置10は、タイミングゲームにおいて、少ない操作で多くの操作をまかなうことができる。
【0104】
(6)また、本実施形態では、ゲーム制御部130は、少なくとも2個の入力領域A‐(n−1)、A‐(n+1)の間に位置する入力領域A‐nのうち、少なくとも2個の入力領域A‐(n−1)、A‐(n+1)の一部が重なっている重複領域で操作を受け付けた場合に、この少なくとも2個の入力領域A‐(n−1)、A‐(n+1)の各々に対応して、評価を行う。
例えば、図13において、ゲーム制御部130は、入力領域A‐1、A‐3の間に位置する入力領域A‐2のうち、入力領域A‐1、A‐3の一部が重なっている重複領域で操作を受け付けた場合に、入力領域A‐1、A‐3の各々に対応して、評価を行っている。この場合の重複領域(図7の設定情報Tb12参照)は、ボタンB‐2の表示領域、つまり、(X1,Y_line)から(X2,H_lmax)までの領域(図5)である。
これにより、例えば、ユーザが入力領域A‐nを操作した場合に、両側の入力領域A‐(n−1)、A‐(n+1)の各々に対応した評価が行われる。ユーザは、例えば、両側のレーンのノーツ、つまり複数のノーツを狙って、その間にある入力領域A‐nに対して1個の操作を行うことで、例えば「成功」の評価を得ることができる。このように、ユーザは、新たなゲーム操作を行うことができる。
なお、上記の少なくとも2個の入力領域は、2個離れた入力領域A‐(n−2)、A‐(n+2)であってもよい。例えば、また、少なくとも2個の入力領域は、画面の左にp個離れた入力領域A‐(n−p)と、右にq個離れた入力領域A‐(n+q)であってもよい。ここで、pとqは、自然数であり、同じ値であってもよいし、異なる値であってもよい。また、入力領域A‐nは、移動経路(例えばレーンL‐n)や基準位置PL‐nの順序に従って並べられる。
【0105】
(7)ゲーム制御部130は、少なくとも2個の入力領域A‐nの各々に対応する基準タイミング情報に基づいて、少なくとも2個の入力領域A‐nの各々に対応して、評価を行うか否かを判定する。例えば、ゲーム制御部130は、少なくとも2個の入力領域A‐nの各々に対応する基準タイミング情報が示す基準タイミングを同時又は同時とみなす場合に、少なくとも2個の入力領域A‐nの各々に対応して、評価を行う。
例えば、成功条件設定部1336は、基準タイミングが最も古いレコードを抽出する。これに加えて、成功条件設定部1336は、基準タイミングが最も古いとみなせる(例えば、最も古い時間から同時操作時間内にある)レコードを抽出してもよい。図4のようにシーケンスデータ(オブジェクト情報b3)には、基準タイミングが同時又は同時とみなし得るレコードが少なくとも2個以上存在し、これらのレコードの数は、操作数よりも多い場合がある。第1評価部1334と第2評価部1335は、成功条件設定部1336が抽出したレコードに対して、評価を行う。
【0106】
(8)また、本実施形態では、ゲーム制御部130は、少なくとも2個の評価の結果を比較し、比較した結果に基づいて、操作に応じた表示を行うか否かを決定する。これにより、ゲーム装置10は、操作数より多い数の評価を行う場合に、どの評価結果を採用するかを評価結果に応じて決定することができる。
【0107】
(9)また、本実施形態では、ゲーム制御部130は、評価の結果が同一である少なくとも2個の入力領域A‐nの各々について、操作に応じた表示を行う。
具体的には、ゲーム制御部130は、全ての段階評価の結果(少なくとも2個の評価の結果)の中から、最も評価が高い評価結果を、成功評価に決定する。ゲーム制御部130は、段階評価の結果が成功評価であるレコードを、「最も評価が高いレコード」として、最終評価を「成功」であるか否かを決定する。ゲーム制御部130は、最終評価が「成功」であるレコードに対応するノーツに対して、成功表示を行う。
これにより、ゲーム装置10は、操作数よりも多い数の評価を行った場合に、評価間での評価の結果を統一することができる。換言すれば、ゲーム装置10は、評価間での評価の結果が異なり、評価の結果に差が生じることを防止できる。例えば、評価間で異なる評価の結果が採用された場合、相対的に、一方の評価は他方の評価よりも低くなる(例えば、(「Great」と「COOL」)。この場合、ユーザは、自動的に低い評価をされたと感じたり、さらなる操作を行うことで高い評価を得たいと考えたり、不満を生じることもある。本実施形態では、ゲーム装置10は、ユーザがこのような不満を生じることを防止できる。
【0108】
(10)また、本実施形態では、入力部112は、操作を受け付ける。出力制御部135は、ノーツに対する操作を行う基準となる基準タイミングになったときに、ノーツの位置が基準位置PL‐nに基づく評価範囲内に存在するように、ノーツと基準位置PL‐nとの相対的位置関係を時間経過とともに変動させる。入力部112が操作を受け付けたときに、評価範囲内に存在するノーツに対して、操作に応じた表示を行わせる。出力制御部135は、第1の基準位置PL‐n1又は第1の基準位置PL‐n1に対応する位置において入力部112が操作を受け付けたときに、第1の基準位置PL‐n1に基づく評価範囲内に存在するノーツに対して、操作に応じた表示を行わせる。それとともに、出力制御部135は、第1の基準位置PL‐n1とは異なる第2の基準位置PL‐n2(n1≠n2)に基づく評価範囲内に存在するノーツに対して、操作に応じた表示を行わせる。例えば、図1において、ゲーム装置10は、ユーザが、基準位置PL‐5に対応したボタンB‐5を操作した場合に、ボタンB‐5の操作に応じた成功表示D151を行うとともに、別の基準位置PL‐6に対応した操作に応じた成功表示D161を行っている。
これにより、ゲーム装置10は、ユーザが、基準位置PL‐n1に対応した操作をした場合に、基準位置PL‐n1に対応した操作に応じた表示を行うとともに、別の基準位置PL‐n2に対応した操作に応じた表示を行う。すなわち、ゲーム装置10は、タイミングゲームにおいて、少ない操作で多くの操作をまかなうことができる。
なお、基準位置PL‐nに対応する位置は、レーンL‐nの表示領域の一部又は全部であってもよいし、ボタンB‐nの表示領域の一部又は全部であってもよい。
【0109】
(11)また、本実施形態では、出力制御部135は、複数のレーンL‐nの各々について、レーンL‐nを移動するノーツに対する操作を行う基準となる基準タイミングになったときに、ノーツの位置がレーンL‐nにおける判定ラインJ1を含む評価範囲内に存在するように、ノーツを前記レーンに沿って移動させる。出力制御部135、第1のレーンL‐n1上又は第1のレーンL‐n1の延長上に位置する領域において入力部112が操作を受け付けたときに、第1のレーンL‐n1とは異なる第2のレーンL‐n2における判定ラインJ1を含む評価範囲内に存在するノーツに対して、操作に応じた表示を行わせる。例えば、図1において、ゲーム装置10は、ユーザが、第1のレーンL‐5上のボタンB‐5を含む領域において入力部112が操作を受け付けたときに、第1のレーンL‐5とは異なる第2のレーンL‐6における判定ラインJ1を含む評価範囲内に存在するノーツに対して、操作に応じた成功表示D161を行っている。
【0110】
(12)また、本実施形態では、評価位置決定部1333は、入力部112が受け付けた操作の操作タイミングに基づいて、操作を行う基準となる基準タイミングを示す基準タイミング情報であって、基準位置PL‐nに対応する情報(本実施形態ではレーン番号nであるが、基準位置番号n、ボタン番号nであってもよい)に対応付けられた基準タイミング情報から、操作の数よりも多い数の基準位置PL‐nに対応する基準タイミング情報を決定する。第1評価部1334と第2評価部1335は、評価位置決定部1333が決定した基準タイミング情報に基づいて、操作の数よりも多い数の基準位置PL‐nに対応して、操作タイミングについての評価を行う。
例えば、本実施形態の一例において、ゲーム装置10は、1個の操作の操作タイミングに基づいて、2個の基準位置PL‐5、PL‐6に対応するレーン番号n=5、6に対応付けられたレコード(基準タイミング情報を含む)を決定する。ゲーム装置10は、レーン番号n=5、6に対応付けられたレコードの基準タイミング情報に基づいて、2回の段階評価を行う。
これにより、ゲーム装置10は、操作数よりも多い数の基準タイミングを決定し、決定した基準タイミングに基づいて評価を行う。つまり、ゲーム装置10は、タイミングゲームにおいて、少ない操作で多くの評価を行うので、少ない操作で多くの操作をまかなうことができる。
【0111】
(13)また、本実施形態では、出力制御部135は、ノーツに対する操作を行う基準となる基準タイミングになったときに、ノーツの位置が基準位置PL‐nに基づく評価範囲内に存在するように、ノーツと基準位置PL‐nとの相対的位置関係を時間経過とともに変動させる。評価位置決定部1333は、操作タイミングと評価対象範囲内にあり、かつ、操作タイミングに最も近い基準タイミングを含む、操作の数よりも多い数の基準位置PL‐nに対応する基準タイミング情報を決定する。出力制御部135は、評価部133の評価に基づいて、操作の数よりも多い数の基準位置PL‐nに基づく評価範囲内に存在するノーツに対して、操作に応じた表示を行わせる。
これにより、ゲーム装置10は、操作数よりも多い数の基準位置PL‐nを決定し、決定した基準位置PL‐nに基づく評価範囲内に存在するノーツに対して、操作に応じた表示を行わせる。つまり、ゲーム装置10は、タイミングゲームにおいて、少ない操作で多くの操作に応じた表示を行うので、少ない操作で多くの操作をまかなうことができる。
【0112】
(14)また、本実施形態では、評価位置決定部1333は、入力部112が受け付けた操作の操作タイミングに基づいて、操作を行う基準となる基準タイミングを示す基準タイミング情報であって、入力領域A‐nに対応する情報(本実施形態ではレーン番号nであるが、基準位置番号n、ボタン番号nであってもよい)に対応付けられた基準タイミング情報から、操作の数よりも多い数の入力領域A‐nに対応する基準タイミング情報を決定する。第1評価部1334と第2評価部1335は、評価位置決定部1333が決定した基準タイミング情報に基づいて、操作の数よりも多い数の入力領域A‐nについて、操作タイミングについての評価を行う。
これにより、ゲーム装置10は、操作数よりも多い数の基準タイミングを決定し、決定した基準タイミングに基づいて評価を行う。つまり、ゲーム装置10は、タイミングゲームにおいて、少ない操作で多くの評価を行うので、少ない操作で多くの操作をまかなうことができる。
【0113】
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態に係るゲーム装置10aは、ボタンを同時操作することが求められるときに、少なくとも一部のボタンを同時操作した場合には、操作をされていないボタンについても、操作されたものとみなして、ゲームを進行する。ここで、「同時操作」とは、同時とみなす操作であり、同時操作には、例えば、同時に操作されたもの、及び、同時とみなされる時間内(上述の同時操作時間内)に操作されたものが含まれる。
また、本実施形態では、ユーザによる操作を受け付けるオブジェクト(「操作オブジェクト」とも称する)が物理的なボタンである場合について説明をする。例えば、操作オブジェクトは、キーボードの入力キーである。なお、操作オブジェクトは、第1実施形態の入力領域に相当する。
【0114】
図14は、本発明の第2実施形態に係る表示の一例を表す概略図である。ゲーム装置10aの画面には、タイミングゲームの表示E5が行われている。画面上の各オブジェクトについて、レーンLa‐n、ボタンBa‐n、判定ラインJa1は、それぞれ、第1実施形態のレーンL‐n、ボタンB‐n、判定ラインJ1と表示態様が異なるものの、同じ機能を持つ。ここで、nは、第1実施形態と第2実施形態で共通である。ただし、本実施形態では、N=8、つまり、nは、n=1、2、・・・、8の整数のいずれかである。また、nを「レーン番号」と称するが、ボタンBa‐nのnを「ボタン番号」とも称することもある。なお、符号Ba‐1を付した画像は、ターンテーブルの画像であるが、ボタンBa‐1と称する。
【0115】
第1実施形態と同様に、ユーザは、レーンLa‐nにおいて、各ノーツ(例えばNa121)が判定ラインJa1に到達する基準タイミングに合わせて、ボタンBa‐nに対して操作を行う。ゲーム装置10aは、ボタンBa‐nが操作されたタイミング(操作タイミング)と基準タイミングに基づいて、ユーザの操作について評価処理を行う。
【0116】
図14では、ユーザが2本の指で、キーボードの2個の入力キーに触れている。一方、表示E5では、3個のレーンLa‐2、レーンLa6、レーンLa8の判定ラインJa1において、それぞれ、成功表示Da121、Da161、Da181が表示されている。つまり、ゲーム装置10aは、レーンLa‐2とレーンLa6とレーンLa8のノーツの各々において、評価処理で「成功」と評価している。また別観点からは、キーボードは、種類によっては、3個以上の入力キーを同時に押下しても、2個の入力キーを示す情報しか検出できないものがある。
以上のような場合でも、ゲーム装置10aは、操作された入力キーを示す情報を、入力装置11a(例えばキーボード)から取得した場合に、その入力キーの数よりも多い数のレーンLa‐nに対応して、評価処理を行う(この機能を「キー補助機能」とも称する)。
【0117】
〔ゲーム装置の構成〕
図15は、本実施形態に係るゲーム装置10aの構成を示す概略ブロック図である。この図において、ゲーム装置10aは、入力装置11a、記憶装置12a、制御装置13a、スピーカ装置14、通信装置15、及び表示装置16aを含んで構成される。また、ゲーム装置10aは、入力部112a、楽曲データ記憶部121、シーケンスデータ記憶部122、設定情報記憶部123a、ユーザ情報記憶部124、ゲーム制御部130a(設定部131、受付部132a、評価部133a、報酬制御部134、及び出力制御部135)、音声出力部141、通信部151、表示部161aを含んで構成される。
【0118】
ゲーム装置10a(図15)と第1の実施形態に係るゲーム装置10(図2)との構成を比較すると、入力装置11aの入力部112a、記憶装置12aの設定情報記憶部123a、制御装置13aの設定部131aと受付部132aと評価部133a、及び、表示装置16aの表示部161aが異なる。ゲーム装置10aのその他の構成については、ゲーム装置10のものと同じであるので、説明は省略する。
入力装置11aは、例えば、キーボードである。
表示装置16aは、例えば液晶ディスプレイであり、画像等を表示する。
入力部112aは、ユーザによる操作を検出する。例えば、入力部112aは、入力キーの押下を検出した場合、その入力キーを示す情報(例えば、文字コード)を制御装置13aへ出力する。
【0119】
設定情報記憶部123aは、画面位置情報及び設定情報(図16)を記憶する。画面位置情報は、レーン番号nとレーン表示領域と基準位置PLnとボタン番号nとボタン表示領域とが対応付けられたデータである。画面位置情報は、第1実施形態のもの(図5)と同様であるので、説明は省略する。
設定情報は、例えば、入力キー(操作オブジェクトの一例)とレーン番号nとが対応付けられたデータである。入力キーは、ユーザが操作を入力するキーであり、レーンL‐n毎に設定されている。なお、レーン番号nに対応する入力キーAa‐nのnを「入力キー番号」とも称することもある。
【0120】
〔設定情報について〕
図16は、本実施形態に係る設定情報の一例を示す概略図である。この図において、各設定情報は、設定部131aが生成し、設定情報記憶部123aに記憶させる設定情報を示す。設定情報Tb21は、入力キーAa‐nとレーン番号nとが対応付けられて記述される。例えば、入力キーAa‐1(入力キー番号n=1)は、「A」のキーであり、レーン番号「1」と対応付けられている。また、入力キーAa‐2(入力キー番号が2)は、「D」であり、レーン番号「2」と対応付けられている。
【0121】
設定部131aは、ゲームの設定を行う。例えば、設定部131aは、設定画面において、キー補助機能を行うか否かについて、ユーザからの入力を受け付ける。また、設定部131aは、設定画面において、入力キーAa‐nとレーン番号nとが対応付けの設定を、ユーザから受け付ける。
【0122】
キー補助機能を行う場合、ゲーム装置10aは、操作された入力キーAa‐nの数よりも多い数のレーンLa‐nに対応して、評価処理を行う。一方、キー補助機能を行わない場合、ゲーム装置10aは、操作された入力キーAa‐nに対応するレーンLa‐nのみに対応して、評価処理を行う。
【0123】
受付部132aは、入力部112aから入力された情報に基づいて、入力部112aが検出した操作を示す操作情報を生成する。操作情報には、例えば、操作情報を識別する識別子と、入力部112aで押下された入力キーと、操作タイミング(例えば、時刻)と、操作イベントと、が含まれる。なお、操作イベントは、例えば、入力装置11aにおいて、ユーザが入力キーを押下したこと、ユーザの指等が入力キーから離されたこと、等を示す。なお、受付部132aは、入力部112aが検出した操作が同時操作であると判定した場合、複数の操作を示す操作情報を生成する。例えば、受付部132aは、入力部112aで押下された入力キーを複数記述した操作情報を生成する。
評価部133aは、受付部132が生成した操作情報と、記憶装置12aが記憶する情報と、に基づいて、評価処理を行う。評価処理には、タイミング評価処理と位置評価処理とが含まれる。評価部133aが行うタイミング評価処理は、第1実施形態のタイミング評価処理と同じである。
【0124】
位置評価処理において、評価部133aは、設定情報記憶部123aが記憶している設定情報を読み出し、操作情報の入力キーに対応するレーン番号nを、抽出する。なお、抽出されたレーン番号nに対応する入力キーが入力キーAa‐nである。また、評価部133aは、同時操作を示す操作情報の場合、複数の入力キーの各々に対応するレーン番号nを抽出する。
評価部133aは、シーケンスデータの各レコードに含まれるレコードについて、レコード中に含まれるレーン番号が抽出したレーン番号nと一致するか否かを判定する。評価部133aは、レーン番号同士が一致すると判定したレコードについては、位置評価を「成功」とする。
評価部133aは、タイミング評価と位置評価との双方において「成功」とした場合、最終評価を「成功」とする。一方、評価部133は、タイミング評価と位置評価とのいずれかにおいて「失敗」とした場合、最終評価を「失敗」とする。
【0125】
ここで、評価部133aは、キー補助機能が設定されている場合に、操作情報が示す操作が同時操作であるか否かを判定する。同時操作であると判定した場合、評価部133aは、操作情報の入力キーAa‐n1に対応しないレーンLa‐n2の全てについても、位置評価処理を行う。つまり、評価部133aは、操作情報が示す1又は複数の操作に対して、この操作数よりも多い数の位置評価処理を行うこととなる。つまり、評価部133aは、検出された操作の回数よりも多く、位置評価処理を行う場合がある。
【0126】
〔ゲーム装置の動作〕
本実施形態に係るゲーム装置10aの動作例を説明する。
ゲーム装置10aの動作例は、図9のものと同じであるが、ステップS50のゲーム制御処理が異なる。
以下、ゲーム制御処理(図9のステップS50)について、説明をする。以下では、まず評価部133aの構成について説明し、次にゲーム制御処理の動作について説明をする。
【0127】
図17は、本実施形態に係る評価部133aの構成を示す概略ブロック図である。評価部133a(図17)と第1の実施形態に係る評価部133(図10)との構成を比較すると、評価位置決定部1333a、第2評価部1335a、及び、最終判定部1337aが異なる。評価部133aのその他の構成については、評価部133のものと同じであるので、説明は省略する。
【0128】
図18は、本実施形態に係るゲーム制御処理の動作の一例を示すフローチャートである。このフローチャートは、図9のステップS50の処理に対応する。本実施形態に係るゲーム制御処理(図18)と第1の実施形態に係るゲーム制御処理(図11)との動作を比較すると、ステップS506aとステップS520aとの処理が異なる。本実施形態に係るゲーム制御処理のその他の処理については、第1の実施形態に係るゲーム制御処理のものと同じであるので、説明は省略する。
【0129】
(ステップS506a)評価位置決定部1333aは、ステップS500で取得された操作情報と設定情報に基づいて、操作情報に含まれる入力キーに対応するレーン番号nを、抽出する。その後、ステップS508へ進む。
なお、ステップS506では、評価位置決定部1333aは、操作された入力キーに対応するレーン(被操作レーン)L‐n1のレーン番号n1を抽出する。つまり、第1実施形態とは異なり、評価位置決定部1333aは、操作された入力キーに対応しないレーン(追加評価レーン)L‐n2のレーン番号n2を抽出しない。したがって、本実施形態に係るステップS508〜ステップS514の処理では、第1実施形態と同様に第1評価部1334の処理が行われるが、第1実施形態に係る第2評価部1335に相当する処理は行われないこととなる。
【0130】
(ステップS520a)最終評価部1337aは、ステップS510で抽出された段階評価レコードの各々に対して、ステップS512での段階評価の結果と、ステップS516で決定した成功評価に基づいて、最終評価処理を行う。最終評価処理の詳細については、後述する。その後、ステップS530へ進む。
【0131】
図19は、本実施形態に係る最終評価処理の一例を示すフローチャートである。このフローチャートは、図18のステップS520aの処理に対応する。
【0132】
この最終評価処理では、第2評価部1335aは、キー補助機能が設定されているとときに、同時操作であると判定した場合には、「成功」と評価するレコードと基準タイミングが同じであるレコードを選択する。第2評価部1335aは、選択したレコードも「成功」と評価する。なお、基準タイミングが同じとは、例えば、基準タイミングが同じものであるが、これに加えて、基準タイミングが同時とみなされる時間内(例えば、同時操作時間内)のものが含まれてもよい。
【0133】
(ステップS5220a)評価位置決定部1333aは、ステップS510で抽出されたレコードが複数ある場合、「成功」とされたレコードであって基準タイミングが同じレコード(「同一タイミングレコード」とも称する)が、M個以上あるか否かを判定する。なお、本実施形態では、同一タイミングレコードは、同時操作によって評価されたものである。つまり、評価位置決定部1333aは、「成功」と評価される操作について、M個の操作が同時に行われたか否かを判定する。なお、本実施形態では、一例として、M=2である。
同一タイミングレコードがM個以上ある場合(Yes)、ステップS5222aへ進む。一方、それ以外の場合(No)、図19の動作は終了する。
【0134】
(ステップS5222a)第2評価部1335aは、「成功」とされていないレコードのうち、同一タイミングレコードの基準タイミングと同じ基準タイミングのレコード(追加評価レコード)を抽出する。追加評価レコードは、レコードに含まれるレーン番号nに対応する入力キーAa‐n(追加評価オブジェクトの一例)について、所定のタイミングにおいて、操作されていないもの、又は操作が検出されていないものである。その後、ステップS5224aへ進む。
(ステップS5224a)最終評価部1337aは、ステップS5222aで抽出したステップS5222aのすべてについて、最終評価を「成功」とする。
【0135】
図18図19の動作について、例えば、ユーザが「06,3,012」が表わす時間に、入力キー「D」(入力キーAa‐2)と「J」(入力キーAa‐6)を押下した場合について説明をする。この場合、受付部132aは、入力キー「D」及び「J」を含む操作情報が生成する。以下では、図20のシーケンスデータbを用いて、図18図19の動作について説明をする。
【0136】
図20は、本実施形態に係るシーケンスデータbの内容の一例を示す概略図である。本実施形態に係るシーケンスデータb(図20)は、第1実施形態に係るシーケンスデータb(図4)と同じ構造である。図20図4では、オブジェクト情報b3の値が異なる。
図18のステップS506aにおいて、評価位置決定部1333aは、図16の設定情報TB21を参照し、2個の入力キー「D」及び「J」に対応するレーン番号n=2,6を抽出する。この場合、図11のステップS520では、図20のレコードb321とレコードb322は、最終評価を「成功」とされる。一方、レコードb323は、入力キーAa‐8(「L」、追加評価オブジェクト)が操作されていない、又は、操作を検出されていないので、最終評価を「成功」とされない。
【0137】
しかし、ステップS5220aにおいて、第2評価部1335aは、「成功」とされたレコードb321とレコードb322は、基準タイミングが同じであると判定し、同一タイミングレコードが2個あると判定する。ステップS5222aにおいて、第2評価部1335aは、「06,3,012」と同じ基準タイミングを含むレコードb323を抽出する。ステップS5224aにおいて、最終評価部1337aは、レコードb323の最終評価を「成功」とする。なお、第2評価部1335aは、レコードb323の段階評価を、レコードb321とレコードb322の段階評価の結果と同じものにする。つまり、第2評価部1335aは、同一タイミングレコードの段階評価の結果を援用する。
以上により、レコードb322、及びレコードb323の3つのレコードについて、最終判定が「成功」とされる。
【0138】
以上の結果、評価部133は、レーン番号n=2についてはレコードb321、n=6についてはレコードb322、n=8についてはレコードb323の最終評価を「成功」とする。出力制御部135は、レコードb321、b322、及びb323に対応するノーツに対して、成功表示を行う。図14の表示E5では、レーン番号n=2、6、8について、それぞれ、成功表示D121、D161、D181が表示されている。
この場合、ゲーム装置10は、「2個」の操作に対して、「3回」の位置評価処理を行うこととなる。
【0139】
〔第2実施形態のまとめ〕
(1)このように、本実施形態では、ゲーム装置10は、入力部112aが受け付けた操作を示す操作情報を取得し、操作を行う基準となる基準タイミングを示す基準タイミング情報に基づいて、入力部112aが受け付けた操作のタイミングについての評価を行うゲーム制御部130aを含んで構成される。ゲーム制御部130aは、操作情報が示す1又は複数の操作に対して、この操作数よりも多い数の評価を行う。
これにより、ゲーム装置10は、上述のように、タイミングゲームにおいて、少ない操作で多くの操作をまかなうことができる。例えば、ゲーム装置10は、入力部112aへの操作の困難性や入力部112aの制限によって、多くの操作ができない場合がある。その場合でも、ゲーム装置10は、少ない操作で多くの操作をまかなうことができ、タイミングゲームにおいて、操作ミスと判定されてしまうことを防止できる。例えば、一定数Mより多くの入力キーを同時に押したときに、M個の入力キーまでしか検出できない場合でも、ゲーム装置10は、検出できたM個の入力キーの操作で、M個より多くの入力キーの操作をまかなうことができる(図14参照)。
【0140】
(2)また、本実施形態では、操作情報は、操作を受け付けた入力キーAa‐n(オブジェクトの一例)を示す情報(入力キー番号n)を含む。ゲーム制御部130aは、入力キーAa‐nの各々に対応付けられた基準タイミング情報に基づいて、入力キーAa‐nに対応する評価を行う。また、ゲーム制御部130aは、操作情報が示す1又は複数の入力キーAa‐nの数よりも多い数の入力キーAa‐nの各々に対応して、評価を行う。これにより、ゲーム装置10は、入力キーAa‐n毎の基準タイミング情報に基づいて、操作を評価する場合に、1又は同時とみなす複数の操作に対して、その操作数よりも多い数の入力キーAa‐nの各々に対応して、評価を行うことができる。したがって、ユーザは、操作数よりも多い数の入力キーAa‐nに対応した操作を行ったことと同等になる。すなわち、ゲーム装置10は、タイミングゲームにおいて、少ない操作で多くの操作をまかなうことができる。
なお、本実施形態では、入力キーAa‐n(図16)は、レーン番号nを介して、図4図20のシーケンスデータの基準タイミング情報と対応付けられている。しかし本発明はこれに限らず、例えば、入力キーAa‐nと基準タイミング情報とが直接対応付けられてもよい。具体的には、シーケンスデータや設定情報に、レーン番号nに代えて又は加えて、入力キー番号nを含ませてもよい。また、入力キーAa‐nと基準タイミング情報とは、レーン番号n以外の情報(例えば、基準位置番号nやボタン番号n)を介して、対応付けられてもよい。
なお、オブジェクトは、家庭用ゲーム装置のゲームコントローラのボタン、アーケードゲーム装置のボタンであってもよい。また、オブジェクトは、ボタンに限らず、楽器(楽器を模したものを含む)(例えば、ピアノ等の鍵盤楽器、ギター等の弦楽器、電子楽器、ドラム、和太鼓等の打楽器)の全部あるいは一部(例えば、鍵盤、ターンテーブル、ギター等の弦、スティック(桴を含む))及びその組み合わせ、タッチパッド、又は、センサであってもよい。例えば、オブジェクトは、太鼓の面(膜)と縁(胴)であってもよい。
また、オブジェクトは、画像であってもよい。例えば、移動経路や基準標識、ボタンの画像であってもよい。この場合、操作情報には、レーン番号や、基準位置番号、画像ボタン番号が含まれてもよい。この場合、第2実施形態において、入力キー番号に代えて、基準位置番号、画像ボタン番号が用いられてもよい。
【0141】
(3)また、本実施形態では、ゲーム制御部130aは、複数の入力キーAa‐n各々について、入力キーAa‐nに対する操作を示す操作情報を取得し、入力キーAa‐nに対して操作を行う基準となる基準タイミングを示す基準タイミング情報に基づいて、入力キーAa‐nに対する操作のタイミングについての評価を行う。ゲーム制御部130aは、1又は複数の入力キーAa‐nについての操作情報を取得した場合に、1又は複数の入力キーAa‐nに対応する評価と、1又は複数の入力キーAa‐nとは異なる入力キーAa‐kである入力キーAa‐k(追加評価オブジェクトの一例)に対応する評価と、を行う。
これにより、ゲーム装置10は、1又は複数の入力キーAa‐nに対する操作に対して、1又は複数の入力キーAa‐nに対応する評価と、入力キーAa‐kに対応する評価と、を行うことができる。したがって、ユーザは、操作した入力キーAa‐nよりも多い数の入力キーAa‐nに対応した操作を行ったことと同等になる。すなわち、ゲーム装置10は、タイミングゲームにおいて、少ない操作で多くの操作をまかなうことができる。
【0142】
(4)また、本実施形態では、入力キーAa‐kは、1又は複数の入力キーAa‐nに対する操作のタイミングから予め定めた時間内に基準タイミングがある。例えば、追加評価レコードは、「成功」とされたレコードと基準タイミングが同じである。一方、「成功」とされたレコードは、少なくとも、操作タイミングから評価対象範囲内に基準タイミングがある。したがって、追加評価レコードは、操作タイミングから評価対象範囲内に基準タイミングがある。
【0143】
(5)また、本実施形態では、ゲーム制御部130aは、少なくとも2個の評価の結果を比較し、比較した結果に基づいて、操作に応じた表示を行うか否かを決定する。これにより、ゲーム装置10は、操作数より多い数の評価を行う場合に、どの評価結果を採用するかを評価結果に応じて決定することができる。
【0144】
(6)また、本実施形態では、ゲーム制御部130aは、評価の結果が同一である1又は複数の入力キーAa‐n及び入力キーAa‐kについて、操作に応じた表示を行う。具体的には、ゲーム制御部130aは、全ての段階評価の結果の中から、最も評価が高い評価結果を、成功評価に決定する。ゲーム制御部130aは、段階評価の結果が成功評価であるレコードを、「最も評価が高いレコード」として、最終評価を「成功」であるか否かを決定する。そして、「最も評価が高いレコード」が同一タイミングレコードである場合、ゲーム制御部130a(第2評価部1335a)は、追加評価レコードの段階評価を、同一タイミングレコードの段階評価の結果と同じものにする。これにより、同一タイミングレコードと追加評価レコードは段階評価の結果が同一となる。ゲーム制御部130aは、最終評価が「成功」であるレコードに対応するノーツに対して、成功表示を行う。
これにより、ゲーム装置10は、操作数よりも多い数の評価を行った場合に、評価間での評価の結果を統一することができる。換言すれば、ゲーム装置10は、評価間での評価の結果が異なり、評価の結果に差が生じることを防止できる。
【0145】
(7)また、本実施形態では、評価位置決定部1333aは、入力部112aが受け付けた操作の操作タイミングに基づいて、操作を行う基準となる基準タイミングを示す基準タイミング情報であって、入力キーAa‐nに対応する情報に対応付けられた基準タイミング情報から、操作の数よりも多い数の入力キーAa‐nに対応する基準タイミング情報を決定する。第1評価部1334と第2評価部1335aは、評価位置決定部1333が決定した基準タイミング情報に基づいて、前記操作の数よりも多い数の入力キーAa‐nに対応して、操作タイミングについての評価を行う。
【0146】
[変形例]
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成は上述の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。例えば、上述の第1、2の実施形態において説明した各構成は、任意に組み合わせることができる。
【0147】
操作標識の移動経路(レーンL‐n及びLa‐nに相当)は、1次元の経路が2個あり、経路の交点が基準位置(基準位置PL‐n)であってもよい。この場合に、設定部131は、基準位置に対応する入力領域A‐n同士を、重複領域が存在するように、設定してもよい。
【0148】
図21は、第1実施形態の変形例に係る表示の一例を表す概略図である。
この表示E7では、ゲーム装置10の出力制御部135は、第1のオブジェクトa1を画面内の左上部分(例えば、符号a1‐1に示す画面上端の左側の画面端)から出現させ、所定の基準位置PL‐ij(i=1、2、・・・I、j=1、2、・・・J)に向かって移動させる。ここで、基準位置PL‐ijは、格子状に設定されている。例えば、画面の幅(水平方向の長さ)がi+1で等分され、画面の高さ(垂直方向の長さ)がj+1で等分されている。基準位置PL‐ijは、このように画面を等分する線状に設定され、水平方向にi番目、垂直方向にj番目の基準位置を表す。
出力制御部135は、第1のオブジェクトa1を、画面内を直線的に下方向(破線の矢印a1‐2に示す方向)に移動させる。一方、出力制御部135は、第1のオブジェクトa1に対応する第2のオブジェクトa2を画面内の左下部分(例えば符号a2‐1に示す画面下端の左側の画面端)から出現させ、第1のオブジェクトa1と同一の基準位置PL‐ijに向かって移動させる。ここでは、出力制御部135は、画面内を直線的に上方向(破線の矢印a2‐2に示す方向)に移動させる。ここで、ゲーム装置10は、基準タイミングに、第1のオブジェクトと第2のオブジェクトとが重なり合うように移動させる。
評価部133が、例えば基準タイミングにおいて、基準位置PL‐ijから入力領域A‐ijにおいてタッチ操作が行われたと判定した場合、報酬制御部134は、ユーザに報酬を付与する。なお、入力領域A‐ijは、基準位置PL‐ij毎に設定され、例えば、基準位置PL‐ijを中心とする円である。
なお、図21の表示は、ゲーム装置10が、基準位置PL‐ijに基準位置を表す画像(例えば判定ライン)等は表示させないものである。ユーザは、第1のオブジェクトa1と第2のオブジェクトa2との動きを見ながら、基準位置を予測して操作を行う。
【0149】
ここで、設定部131は、基準位置PL‐ijからの所定範囲の大きさを設定できる。表示E7では、設定部131は、基準位置PLb‐1には入力範囲Ab‐1が設定され基準位置PLb‐1に入力範囲Ab‐1を設定し、基準位置PLb‐2に入力範囲Ab‐2を設定している。ここで、設定部131は、基準位置PLb‐1と基準位置PLb‐2との距離が、入力範囲Ab‐1の半径と入力範囲Ab‐2の半径との合計値よりも小さくなるように、入力範囲Ab‐1及び入力範囲Ab‐2を設定している。
これにより、ゲーム装置10は、例えば、操作位置Op13で1回操作された場合に、基準位置PLb‐1に対応する評価と基準位置PLb‐2に対応する評価との2回の評価を行うことができる。例えば、オブジェクトa13の位置において、オブジェクトa13とa12が重なり、オブジェクトa14の位置において、オブジェクトa14とa15が重なった場合に、そのタイミングにおける操作位置Op13での1回の操作により、ユーザに報酬が付与される。
【0150】
以下、別の変形例について説明をする。
設定部131は、設定情報(図7参照)において、すべてのレーン番号nに対応する入力領域を同じもので設定してもよい。この場合、位置評価がなくなるのと同等になる。つまり、ユーザは、操作位置を気にすることなく、基準タイミングのみを意識して操作をすることができる。これにより、ユーザは、例えば、早く操作タイミングを習得することができる場合がある。
また、入力領域は、レーンL1〜L9の表示範囲をはみだしてもよい。つまり、設定部131は、設定情報において入力領域のx座標について、その値をX0より小さい値にしてもよく、また、X9より大きい値にしてもよい。また、設定部131は、設定情報において入力領域のy座標について、その値をH_lminより小さい値にしてもよく、また、H_lmaxより大きい値にしてもよい。
例えば、設定部131は、設定情報において入力領域を画面全体としてもよい。例えば、入力領域を(0,0),(W_max,H_max)としてもよい。この場合、ユーザは、画面全体を入力領域A‐nにして、ゲームを楽しむことができる。
【0151】
以下、別の変形例について説明をする。
ゲーム制御部130は、少なくとも2個の入力領域A‐nの各々に対応する基準タイミング情報に基づいて、少なくとも2個の入力領域A‐nの各々に対応して、評価を行うか否かを判定してもよい。例えば、ゲーム制御部130は、少なくとも2個の入力領域A‐nの各々に対応する基準タイミング情報が示す基準タイミングを同時又は同時とみなす場合に、少なくとも2個の入力領域A‐nの各々に対応して、評価を行ってもよい。
具体的には、ゲーム制御部130は、タイミング評価処理と位置評価処理を入れ替えてもよい。例えば、図11のステップS506及びステップS508と、ステップS510及びS512と、の順序を入れ替える。この場合に、ゲーム制御部130は、評価候補レコードに対して、まずステップS510及びS512のタイミング評価処理を行う。ゲーム制御部130は、「最も評価が高いレコード」を抽出し、このレコードの基準タイミングから予め定めた時間内(例えば、同時操作時間)の基準タイミングを含むレコードを抽出する。ゲーム制御部130は、抽出したレコードに対して、位置評価処理を行う。
【0152】
以下、別の変形例について説明をする。
ゲーム制御部130aは、1又は複数の入力キーAa‐nに対応する基準タイミングと、入力キーAa‐k(k=1、2、・・・、Nであり、k≠n)に対応する基準タイミングと、に基づいて、入力キーAa‐kに対応する評価を行うか否かを判定してもよい。例えば、ゲーム制御部130aは、1又は複数の入力キーAa‐nに対応する基準タイミングと、入力キーAa‐kに対応する基準タイミングと、を同時又は同時とみなす場合に、入力キーAa‐kに対応する評価を行ってもよい。
具体的には、ゲーム制御部130aは、タイミング評価処理と位置評価処理を入れ替えてもよい。例えば、図18のステップS506a及びステップS508と、ステップS510及びS512と、の順序を入れ替える。この場合に、ゲーム制御部130aは、評価候補レコードに対して、まずステップS510及びS512のタイミング評価処理を行う。ゲーム制御部130aは、「最も評価が高いレコード」(入力キーAa‐nに対応したレーン番号nを含むレコード)を抽出し、このレコードの基準タイミングから予め定めた時間内(例えば、同時操作時間)の基準タイミングを含むレコードであって、入力キーAa‐kに対応するレーン番号kに対応するレコードを抽出する。ゲーム制御部130aは、抽出したレコードに対して、入力キーAa‐kに対応する評価を行う。
【0153】
なお、設定部131は、通信装置15を介して取得した設定情報を、設定情報記憶部123に記憶させてもよい。また、設定部131は、画面サイズに応じて、設定情報を生成し、生成した設定情報を設定情報記憶部123、123aに記憶させてもよい。
また、操作情報には、操作種別(ジェスチャー)が含まれてもよい。ここで、操作種別とは、例えば、タッチパッドの場合には、タッチ、タップ、フリック、スワイプ等の操作の種別である。
【0154】
以下、別の変形例について説明をする。
上記各実施形態において、ゲーム装置10、10a(ゲーム制御部130、130a、出力制御部135)は、ボタンB‐n、Ba‐nが操作されたことを示す表示(「被操作表示」とも称する)をしてもよい。例えば、出力制御部135は、ボタンB‐n、Ba‐nやレーンL‐n、La‐n、基準位置PL‐n、PL‐ijの各々の画像を一時的に置き換える。具体的には、各ボタンB‐nに対して、輝度を明るくもしくは暗く、又は、ボタンB‐nの内側もしくは外側が光った画像(「押下画像」とも称する)が、記憶装置12、12aに記憶される。出力制御部135は、ボタンB‐nが操作されたことを示す場合に、ボタンB‐nの画像を、一時的に、そのボタンB‐nの押下画像に置き換え、その後、ボタンB‐nの画像に戻す。これにより、例えば、表示部111は、ボタンB‐nが一瞬点灯し、その後、元に戻るような被操作表示を行う。
【0155】
第1実施形態の場合、出力制御部135は、評価位置決定部1333が抽出したレーン番号nに対応して、ボタンB‐nの被操作表示を行う。例えば、図7の設定情報Tb12が設定されているときに、ボタンB‐2上の操作位置をタッチした場合について説明をする。この場合、レーン番号n=1、2、3が抽出されるので、出力制御部135は、ボタンB‐1、B‐2、B‐3(又はレーンL‐1、L‐2、L‐3)の被操作表示を行う。
これにより、ユーザは、ある操作位置に触れたときに、どのボタンB‐n、Ba‐nを操作したことになるかを知ることができる。
【0156】
(1a‐1)本発明の一態様に係るゲーム装置(10)は、入力部(112)が受け付けた操作を示す操作情報を取得し、前記操作を行う基準となる基準タイミングを示す基準タイミング情報に基づいて、前記入力部(112)が受け付けた操作のタイミングについての評価を行う制御部(130、130a)と、前記操作情報が示す1又は複数の操作に対して、前記1又は複数の操作の数よりも多い数のオブジェクト(例えば、ボタンB‐n、Ba‐nやレーンL‐n、La‐n、基準位置PL‐n、PL‐ijの各々の画像)について、オブジェクトが操作されたことを示す表示を行う出力制御部(135)と、を備える。なお、オブジェクトは、楽器(楽器を模したものを含む)(例えば、ピアノ等の鍵盤楽器、ギター等の弦楽器、電子楽器、ドラム、和太鼓等の打楽器)の全部あるいは一部(例えば、鍵盤、ターンテーブル、ギター等の弦、スティック(桴を含む))及びその組み合わせ、タッチパッド、又は、センサであってもよい。例えば、オブジェクトは、太鼓の面(膜)と縁(胴)であってもよい。
(1a‐2)本発明の一態様は、(1a‐1)に記載のゲーム装置(10)であって、前記出力制御部(135)は、前記操作情報が示す1又は同時とみなす複数の操作に対して、前記1又は同時とみなす複数の操作の数よりも多い数のオブジェクトについて、オブジェクトが操作されたことを示す表示を行う。
(1a‐3)本発明の一態様は、(1a‐1)又は(1a‐2)に記載のゲーム装置(10)であって、前記操作情報は、操作を受け付けた操作位置を示す情報を含み、前記出力制御部(135)は、前記操作位置を含む領域の各々に対応付けられた前記基準タイミング情報に基づいて、前記領域に対応する前記評価を行い、前記操作情報が示す操作位置の数よりも多い数の前記領域の各々に対応して、オブジェクトが操作されたことを示す表示を行う。
(1a‐4)本発明の一態様に係るゲーム装置(10、10a)は、操作を受け付ける入力部(112、112a)と、操作標識に対する操作を行う基準となる基準タイミングになったときに、前記操作標識の位置が基準位置に基づく評価範囲内に存在するように、前記操作標識と前記基準位置との相対的位置関係を時間経過とともに変動させ、前記入力部(112、112a)が操作を受け付けたときに、前記評価範囲内に存在する前記操作標識に対して、前記操作に応じた表示を行わせる表示制御部(135)と、を備え、前記表示制御部(135)は、第1の前記基準位置又は前記第1の基準位置に対応する位置において前記入力部(112、112a)が操作を受け付けたときに、第1のオブジェクトに対して、操作されたことを示す表示を行わせるとともに、第1のオブジェクトとは異なる第2のオブジェクトに対して、操作されたことを示す表示を行わせる。
【0157】
[付記]
以上の記載から本発明は例えば以下のように把握される。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を便宜的に括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の態様に限定されるものではない。
【0158】
(付記1)本発明の一態様に係るゲーム装置(10、10a)は、入力部(112、112a)が受け付けた操作を示す操作情報を取得し、前記操作を行う基準となる基準タイミングを示す基準タイミング情報に基づいて、前記入力部(112、112a)が受け付けた操作のタイミングについての評価を行う制御部(130、130a)を備え、前記制御部(130、130a)は、前記操作情報が示す1又は複数の操作に対して、前記1又は複数の操作の数よりも多い数の前記評価を行う。
なお、評価とは、例えば、位置評価、タイミング評価、段階評価、最終評価のいずれかであってよい。また、評価とは、最終評価の結果に基づく表示であってもよい。この表示は、例えば、成功表示である。つまり、ゲーム装置(10、10a)は、前記操作情報が示す1又は複数の操作に対して、前記1又は複数の操作の数よりも多い数の「位置評価」を行う場合がある。ゲーム装置(10、10a)は、前記操作情報が示す1又は複数の操作に対して、前記1又は複数の操作の数よりも多い数の「タイミング評価」を行う場合がある。ゲーム装置(10、10a)は、前記操作情報が示す1又は複数の操作に対して、前記1又は複数の操作の数よりも多い数の「段階評価」を行う場合がある。ゲーム装置(10、10a)は、前記操作情報が示す1又は複数の操作に対して、前記1又は複数の操作の数よりも多い数の「最終評価」を行う場合がある。ゲーム装置(10、10a)は、前記操作情報が示す1又は複数の操作に対して、前記1又は複数の操作の数よりも多い数の「成功表示」を行う場合がある。
また、ゲーム装置(10、10a)は、前記操作情報が示す1又は複数の操作に対して、前記1又は複数の操作の数よりも多い数のnについて、位置評価で評価し、その位置評価の結果を「成功」とする場合がある。
【0159】
(付記2)本発明の一態様は、付記1に記載のゲーム装置(10、10a)であって、前記制御部(130、130a)は、前記操作情報が示す1又は同時とみなす複数の操作に対して、前記1又は同時とみなす複数の操作の数よりも多い数の前記評価を行う。
【0160】
(付記3)本発明の一態様は、付記1又は2に記載のゲーム装置(10)であって、前記操作情報は、操作を受け付けた操作位置を示す情報を含み、前記制御部(130)は、前記操作位置を含む領域の各々に対応付けられた前記基準タイミング情報に基づいて、前記領域に対応する前記評価を行い、前記操作情報が示す操作位置の数よりも多い数の前記領域の各々に対応して、前記評価を行う。
【0161】
(付記4)本発明の一態様は、付記1又は2に記載のゲーム装置(10a)であって、前記操作情報は、操作を受け付けたオブジェクトを示す情報を含み、前記制御部(130a)は、前記オブジェクトの各々に対応付けられた前記基準タイミング情報に基づいて、前記オブジェクトに対応する前記評価を行い、前記操作情報が示す1又は複数のオブジェクトの数よりも多い数のオブジェクトの各々に対応して、前記評価を行う。
【0162】
(付記5)本発明の一態様は、付記1又は2に記載のゲーム装置(10、10a)であって、各基準位置に対応する基準タイミングになったときに、操作標識の位置と前記基準位置とが評価範囲内になるように、前記操作標識と前記基準位置との相対的位置関係を時間経過とともに変動させる表示制御部(135)を備え、前記制御部(130、130a)は、前記基準位置を示す情報に対応付けられた前記基準タイミング情報に基づいて、前記評価を行い、前記操作情報が示す1又は複数の操作の数よりも多い数の基準位置の各々に対応して、前記評価を行う。
【0163】
(付記6)本発明の一態様に係るゲーム装置(10)は、複数の領域の各々について、前記領域で受け付けた操作を示す操作情報を取得し、前記領域で前記操作を行う基準となる基準タイミングを示す基準タイミング情報に基づいて、前記領域で受け付けた操作のタイミングについての評価を行う制御部(130)を備え、前記制御部(130)は、少なくとも2個の前記領域の一部が重なっている重複領域で操作を受け付けた場合に、前記少なくとも2個の前記領域の各々に対応して、前記評価を行う。
【0164】
(付記7)本発明の一態様は、付記6に記載のゲーム装置(10)であって、前記制御部(130)は、少なくとも2個の前記領域の間に位置する前記領域のうち、前記少なくとも2個の領域の一部が重なっている重複領域で操作を受け付けた場合に、前記少なくとも2個の領域の各々に対応して、前記評価を行う。
【0165】
(付記8)本発明の一態様は、付記6又は7に記載のゲーム装置(10)であって、前記制御部(130)は、前記少なくとも2個の領域の各々に対応する前記基準タイミング情報に基づいて、前記少なくとも2個の領域の各々に対応して、前記評価を行うか否かを判定する。
【0166】
(付記9)本発明の一態様は、付記8に記載のゲーム装置(10)であって、前記制御部(130)は、前記少なくとも2個の領域の各々に対応する前記基準タイミング情報が示す前記基準タイミングを同時又は同時とみなす場合に、前記少なくとも2個の領域の各々に対応して、前記評価を行う。
【0167】
(付記10)本発明の一態様は、付記6又は7に記載のゲーム装置(10)であって、前記制御部(130)は、少なくとも2個の前記評価の結果を比較し、比較した結果に基づいて、前記操作に応じた表示を行うか否かを決定する。
【0168】
(付記11)本発明の一態様は、付記10に記載のゲーム装置(10)であって、前記制御部(130)は、前記評価の結果が同一である前記少なくとも2個の領域の各々に対応して、前記操作に応じた表示を行う。
【0169】
(付記12)本発明の一態様に係るゲーム装置(10a)は、複数のオブジェクト各々について、前記オブジェクトに対する操作を示す操作情報を取得し、前記オブジェクトに対して前記操作を行う基準となる基準タイミングを示す基準タイミング情報に基づいて、前記オブジェクトに対する操作のタイミングについての評価を行う制御部(130a)を備え、前記制御部(130a)は、1又は複数の前記オブジェクトについての前記操作情報を取得した場合に、前記1又は複数のオブジェクトに対応する前記評価と、前記1又は複数のオブジェクトとは異なる前記オブジェクトである追加評価オブジェクトに対応する前記評価と、を行う。
【0170】
(付記13)本発明の一態様は、付記12に記載のゲーム装置(10a)であって、前記追加評価オブジェクトは、前記1又は複数のオブジェクトに対する操作のタイミングから予め定めた時間内に前記基準タイミングがある。
【0171】
(付記14)本発明の一態様は、付記12又は13に記載のゲーム装置(10a)であって、前記制御部(130a)は、前記1又は複数のオブジェクトに対応する前記基準タイミングと、前記追加評価オブジェクトに対応する基準タイミングと、に基づいて、前記追加評価オブジェクトに対応する評価を行うか否かを判定する。
【0172】
(付記15)本発明の一態様は、付記14に記載のゲーム装置(10a)であって、前記制御部(130a)は、前記1又は複数のオブジェクトに対応する前記基準タイミングと、前記追加評価オブジェクトに対応する基準タイミングと、を同時又は同時とみなす場合に、前記追加評価オブジェクトに対応する評価を行う。
【0173】
(付記16)本発明の一態様は、付記12又は13に記載のゲーム装置(10a)であって、前記制御部(130a)は、少なくとも2個の前記評価の結果を比較し、比較した結果に基づいて、前記操作に応じた表示を行うか否かを決定する。
【0174】
(付記17)本発明の一態様は、付記16に記載のゲーム装置(10a)であって、前記制御部(130a)は、前記評価の結果が同一である前記1又は複数のオブジェクト及び前記追加評価オブジェクトについて、前記操作に応じた表示を行う。
【0175】
(付記18)本発明の一態様に係るゲーム装置(10、10a)は、操作を受け付ける入力部(112、112a)と、操作標識に対する操作を行う基準となる基準タイミングになったときに、前記操作標識の位置が基準位置に基づく評価範囲内に存在するように、前記操作標識と前記基準位置との相対的位置関係を時間経過とともに変動させ、前記入力部(112、112a)が操作を受け付けたときに、前記評価範囲内に存在する前記操作標識に対して、前記操作に応じた表示を行わせる表示制御部(135)と、を備え、前記表示制御部(135)は、第1の前記基準位置又は前記第1の基準位置に対応する位置において前記入力部(112、112a)が操作を受け付けたときに、前記第1の基準位置に基づく評価範囲内に存在する前記操作標識に対して、前記操作に応じた表示を行わせるとともに、前記第1の基準位置とは異なる第2の基準位置に基づく評価範囲内に存在する前記操作標識に対して、前記操作に応じた表示を行わせる。
【0176】
(付記19)本発明の一態様は、付記18に記載のゲーム装置(10、10a)であって、前記表示制御部(135)は、複数のレーンの各々について、前記レーンを移動する操作標識に対する操作を行う基準となる基準タイミングになったときに、前記操作標識の位置が前記レーンにおける判定ラインを含む評価範囲内に存在するように、前記操作標識を前記レーンに沿って移動させ、第1の前記レーン上又は前記第1のレーンの延長上に位置する領域において前記入力部(112、112a)が操作を受け付けたときに、前記第1のレーンとは異なる第2の前記レーンにおける判定ラインを含む評価範囲内に存在する前記操作標識に対して、前記操作に応じた表示を行わせる。
【0177】
(付記20)本発明の一態様に係るゲーム装置(10)は、入力部(112、112a)が受け付けた操作の操作タイミングに基づいて、前記操作を行う基準となる基準タイミングを示す基準タイミング情報であって、基準位置に対応する情報に対応付けられた基準タイミング情報から、前記操作の数よりも多い数の前記基準位置に対応する基準タイミング情報を決定する基準決定部(1333)と、前記基準決定部(1333)が決定した基準タイミング情報に基づいて、前記操作の数よりも多い数の基準位置について、前記操作タイミングについての評価を行う評価部(1334、1335)と、を備える。
【0178】
(付記21)本発明の一態様は、付記20に記載のゲーム装置(10)であって、操作標識に対する操作を行う基準となる基準タイミングになったときに、前記操作標識の位置が基準位置に基づく評価範囲内に存在するように、前記操作標識と前記基準位置との相対的位置関係を時間経過とともに変動させる表示制御部(135)を備え、前記基準決定部(1333)は、前記操作タイミングと評価対象範囲内にあり、かつ、前記操作タイミングに最も近い基準タイミングを含む、前記操作の数よりも多い数の基準位置に対応する基準タイミング情報を決定し、前記表示制御部(135)は、前記評価部(1334、1335)の評価に基づいて、前記操作の数よりも多い数の基準位置に基づく評価範囲内に存在する操作標識に対して、前記操作に応じた表示を行わせる。
【0179】
(付記22)本発明の一態様に係るゲーム装置(10)は、入力部(112、112a)が受け付けた操作の操作タイミングに基づいて、前記操作を行う基準となる基準タイミングを示す基準タイミング情報であって、領域に対応する情報に対応付けられた基準タイミング情報から、前記操作の数よりも多い数の前記領域に対応する基準タイミング情報を決定する基準決定部(1333)と、前記基準決定部(1333)が決定した基準タイミング情報に基づいて、前記操作の数よりも多い数の領域に対応して、前記操作タイミングについての評価を行う評価部(1334、1335)と、を備える。
【0180】
(付記23)本発明の一態様に係るゲーム装置(10、10a)は、入力部(112、112a)が受け付けた操作の操作タイミングに基づいて、前記操作を行う基準となる基準タイミングを示す基準タイミング情報であって、オブジェクトに対応する情報に対応付けられた基準タイミング情報から、前記操作の数よりも多い数の前記オブジェクトに対応する基準タイミング情報を決定する基準決定部(1333a)と、前記基準決定部が決定した基準タイミング情報に基づいて、前記操作の数よりも多い数のオブジェクトに対応して、前記操作タイミングについての評価を行う評価部(1334、1335a)と、を備える。
【0181】
(付記24)本発明の一態様に係るゲームプログラムは、ゲーム装置(10、10a)のコンピュータに、入力部(112、112a)が受け付けた操作を示す操作情報を取得し、前記操作を行う基準となる基準タイミングを示す基準タイミング情報に基づいて、前記入力部(112、112a)が受け付けた操作のタイミングについての評価を行う制御手順を実行させ、前記制御手順において、前記操作情報が示す1又は複数の操作に対して、前記1又は複数の操作の数よりも多い数の前記評価を行う。
【0182】
(付記25)本発明の一態様に係るゲームプログラムは、ゲーム装置のコンピュータに、複数の領域の各々について、前記領域で受け付けた操作を示す操作情報を取得し、前記領域で前記操作を行う基準となる基準タイミングを示す基準タイミング情報に基づいて、前記領域で受け付けた操作のタイミングについての評価を行う制御手順(S50)を実行させ、前記制御手順において、少なくとも2個の前記領域の一部が重なっている重複領域で操作を受け付けた場合に、前記少なくとも2個の前記領域の各々に対応して、前記評価を行う。
【0183】
(付記26)本発明の一態様に係るゲームプログラムは、ゲーム装置のコンピュータに、複数のオブジェクト各々について、前記オブジェクトに対する操作を示す操作情報を取得し、前記オブジェクトに対して前記操作を行う基準となる基準タイミングを示す基準タイミング情報に基づいて、前記オブジェクトに対する操作のタイミングについての評価を行う制御手順(S50)を実行させ、前記制御手順において、1又は複数の前記オブジェクトについての前記操作情報を取得した場合に、前記1又は複数のオブジェクトに対応する前記評価と、前記1又は複数のオブジェクトとは異なる前記オブジェクトである追加評価オブジェクトに対応する前記評価と、を行う。
【0184】
(付記27)本発明の一態様に係るゲームプログラムは、ゲーム装置(10、10a)のコンピュータに、操作を受け付ける入力手順、操作標識に対する操作を行う基準となる基準タイミングになったときに、前記操作標識の位置が基準位置に基づく評価範囲内に存在するように、前記操作標識と前記基準位置との相対的位置関係を時間経過とともに変動させ、前記入力手順において操作を受け付けたときに、前記評価範囲内に存在する前記操作標識に対して、前記操作に応じた表示を行わせる表示制御手順(S50)、を実行させ、前記表示制御手順において、第1の前記基準位置又は前記第1の基準位置に対応する位置において前記入力手順において操作を受け付けたときに、前記第1の基準位置に基づく評価範囲内に存在する前記操作標識に対して、前記操作に応じた表示を行わせるとともに、前記第1の基準位置とは異なる第2の基準位置に基づく評価範囲内に存在する前記操作標識に対して、前記操作に応じた表示を行わせる。
【0185】
(付記28)本発明の一態様に係るゲームプログラムは、ゲーム装置(10、10a)のコンピュータに、入力部(112、112a)が受け付けた操作の操作タイミングに基づいて、前記操作を行う基準となる基準タイミングを示す基準タイミング情報であって、基準位置に対応する情報に対応付けられた基準タイミング情報から、前記操作の数よりも多い数の前記基準位置に対応する基準タイミング情報を決定する基準決定手順(S50)、前記基準決定手順において決定された基準タイミング情報に基づいて、前記操作の数よりも多い数の基準位置について、前記操作タイミングについての評価を行う評価手順、を実行させる。
【0186】
(付記29)本発明の一態様に係るゲームプログラムは、ゲーム装置(10、10a)のコンピュータに、入力部(112、112a)が受け付けた操作の操作タイミングに基づいて、前記操作を行う基準となる基準タイミングを示す基準タイミング情報であって、領域に対応する情報に対応付けられた基準タイミング情報から、前記操作の数よりも多い数の前記領域に対応する基準タイミング情報を決定する基準決定手順(S50)、前記基準決定手順において決定された基準タイミング情報に基づいて、前記操作の数よりも多い数の領域に対応して、前記操作タイミングについての評価を行う評価手順、を実行させる。
【0187】
(付記30)本発明の一態様に係るゲームプログラムは、ゲーム装置(10、10a)のコンピュータに、入力部(112、112a)が受け付けた操作の操作タイミングに基づいて、前記操作を行う基準となる基準タイミングを示す基準タイミング情報であって、オブジェクトに対応する情報に対応付けられた基準タイミング情報から、前記操作の数よりも多い数の前記オブジェクトに対応する基準タイミング情報を決定する基準決定手順(S50)、前記基準決定手順において決定された基準タイミング情報に基づいて、前記操作の数よりも多い数のオブジェクトに対応して、前記操作タイミングについての評価を行う評価手順、を実行させる。
【0188】
また、上述のゲーム装置10、10aの機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによりゲーム装置10、10aとしての処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部または外部に設けられた記録媒体も含まれる。配信サーバの記録媒体に記憶されるプログラムのコードは、端末装置で実行可能な形式のプログラムのコードと異なるものでもよい。すなわち、配信サーバからダウンロードされて端末装置で実行可能な形でインストールができるものであれば、配信サーバで記憶される形式は問わない。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に端末装置で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
また、上述した実施形態におけるゲーム装置10、10aの一部、または全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現しても良い。ゲーム装置10、10aの各機能ブロックは個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化しても良い。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現しても良い。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いても良い。
【0189】
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
【符号の説明】
【0190】
10、10a・・・ゲーム装置、11・・・入出力装置、11a・・・入力装置、12・・・記憶装置、13、13a・・・制御装置、14・・・スピーカ装置、15・・・通信装置、16a・・・表示装置、111、161a・・・表示部、112、112a・・・入力部、121・・・楽曲データ記憶部、122・・・シーケンスデータ記憶部、123、123a・・・設定情報記憶部、124・・・ユーザ情報記憶部、130、130a・・・ゲーム制御部、141・・・音声出力部、151・・・通信部、131、131a・・・設定部、132、132a・・・受付部、132、133a・・・評価部、134・・・報酬制御部、135・・・出力制御部、1331・・・操作情報処理部、1332・・・候補抽出部、1333、1333a・・・評価位置決定部、1334・・・第1評価部、1335、1335a・・・第2評価部、1336・・・成功条件設定部、1337、1337a・・・最終評価部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21