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特開2018-124944人材推薦装置、人材推薦プログラム、人材推薦方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2018-124944(P2018-124944A)
(43)【公開日】2018年8月9日
(54)【発明の名称】人材推薦装置、人材推薦プログラム、人材推薦方法
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/10 20120101AFI20180713BHJP
【FI】
   G06Q50/10
【審査請求】有
【請求項の数】11
【出願形態】書面
【全頁数】17
(21)【出願番号】特願2017-26402(P2017-26402)
(22)【出願日】2017年1月31日
(71)【出願人】
【識別番号】517050569
【氏名又は名称】如是科技(大連)有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】230118500
【弁護士】
【氏名又は名称】南部 弘樹
(72)【発明者】
【氏名】常薇
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049BB53
(57)【要約】
【課題】 人材に関する情報収集量を豊富にし、且つ、人材の採用過程を重視することにより、企業が真に求める人材を発掘・採用するための装置等を提供する。
【解決手段】 企業が求める人材を表す求人情報を取得し、企業に対して人材を推薦する推薦情報を取得し、推薦者情報を提供した推薦者に対し懸賞を付与する。なお、推薦者とは、求人情報を登録した企業の社員でもなく、且つ、求人情報を管理する人材紹介会社の社員でもなく、且つ、推薦された求職者でもない者である。また、求人情報のほかに推薦情報の信頼性を確保するための信頼性情報も取得する。
この懸賞は、企業が求職者の履歴情報を選定したタイミング、または企業が求職者を面接したタイミング、または前記求職者が入社したタイミングにおいて付与される。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
企業が求める人材を表す求人情報を取得する求人情報取得手段と、
職を求める求職者を前記企業に推薦する推薦情報を取得する推薦情報取得手段と、
前記推薦情報を提供した推薦者に対し懸賞を付与するための懸賞付与処理を行う懸賞付与手段とを備え、
前記推薦者とは、前記企業の社員でもなく、且つ、前記求人情報を管理する人材紹介会社の社員でもなく、且つ、推薦された前記求職者でもない者であることを特徴とする人材推薦装置。
【請求項2】
企業が求める人材を表す求人情報を取得する求人情報取得手段と、
職を求める求職者を前記企業に推薦する推薦情報を取得する推薦情報取得手段と、
前記推薦情報の信頼性を確保するための信頼性情報を取得する信頼性情報取得手段と、
前記推薦情報を提供した推薦者に対し懸賞を付与するための懸賞付与処理を行う懸賞付与手段とからなることを特徴とする人材推薦装置。
【請求項3】
前記信頼性情報には、前記推薦者と、前記推薦者が推薦した前記求職者との関係が含まれることを特徴とする請求項2記載の人材推薦装置。
【請求項4】
前記信頼性情報には、推薦理由が含まれることを特徴とする請求項2記載の人材推薦装置。
【請求項5】
企業が求める人材を表す求人情報を取得する求人情報取得手段と、
職を求める求職者を前記企業に推薦する推薦情報を取得する推薦情報取得手段と、
前記推薦情報を提供した推薦者に対し懸賞を付与するための懸賞付与処理を行う懸賞付与手段とを備え、
前記懸賞付与処理は、前記企業が前記求職者の履歴情報を選定した履歴情報選定懸賞タイミング、または前記企業が前記求職者を面接した面接懸賞タイミング、または前記求職者が入社した入社懸賞タイミングにおいて行われることを特徴とする人材推薦装置。
【請求項6】
前記履歴情報選定懸賞タイミングとは、履歴情報選定に関する異議申立期間が終了した後であることを特徴とする請求項5記載の人材推薦装置。
【請求項7】
前記面接懸賞タイミングとは、面接に関する異議申立期間が終了した後であることを特徴とする請求項5記載の人材推薦装置。
【請求項8】
前記入社懸賞タイミングとは、入社に関する異議申立期間が終了した後であることを特徴とする請求項5記載の人材推薦装置。
【請求項9】
コンピュータを、
企業が求める人材を表す求人情報を取得する求人情報取得手段、
職を求める求職者を前記企業に推薦する推薦情報を取得する推薦情報取得手段、
前記推薦情報を提供した推薦者に対し懸賞を付与するための懸賞付与処理を行う懸賞付与手段として機能させるものであり、
前記推薦者とは、前記企業の社員でもなく、且つ、前記求人情報を管理する人材紹介会社の社員でもなく、且つ、推薦された前記求職者でもない者であることを特徴とする人材推薦プログラム。
【請求項10】
コンピュータを、
企業が求める人材を表す求人情報を取得する求人情報取得手段、
職を求める求職者を前記企業に推薦する推薦情報を取得する推薦情報取得手段、
前記推薦情報の信頼性を確保するための信頼性情報を取得する信頼性情報取得手段、
前記推薦情報を提供した推薦者に対し懸賞を付与するための懸賞付与処理を行う懸賞付与手段として機能させることを特徴とする人材推薦プログラム。
【請求項11】
コンピュータを、
企業が求める人材を表す求人情報を取得する求人情報取得手段、
職を求める求職者を前記企業に推薦する推薦情報を取得する推薦情報取得手段、
前記推薦情報を提供した推薦者に対し懸賞を付与するための懸賞付与処理を行う懸賞付与手段として機能させるものであり、
前記懸賞付与処理は、前記企業が前記求職者の履歴情報を選定した履歴情報選定懸賞タイミング、または前記企業が前記求職者を面接した面接懸賞タイミング、または前記求職者が入社した入社懸賞タイミングにおいて行われることを特徴とする人材推薦プログラム。
【請求項12】
コンピュータが、
企業が求める人材を表す求人情報を取得する求人情報取得ステップと、
職を求める求職者を前記企業に推薦する推薦情報を取得する推薦情報取得ステップと、
前記推薦情報を提供した推薦者に対し懸賞を付与するための懸賞付与処理を行う懸賞付与ステップとを実行するものであり、
前記推薦者とは、前記企業の社員でもなく、且つ、前記求人情報を管理する人材紹介会社の社員でもなく、且つ、推薦された前記求職者でもない者であることを特徴とする人材推薦方法。
【請求項13】
コンピュータが、
企業が求める人材を表す求人情報を取得する求人情報取得ステップと、
職を求める求職者を前記企業に推薦する推薦情報を取得する推薦情報取得ステップと、
前記推薦情報の信頼性を確保するための信頼性情報を取得する信頼性情報取得ステップと、
前記推薦情報を提供した推薦者に対し懸賞を付与するための懸賞付与処理を行う懸賞付与ステップとを実行することを特徴とする人材推薦方法。
【請求項14】
コンピュータが、
企業が求める人材を表す求人情報を取得する求人情報取得ステップと、
職を求める求職者を前記企業に推薦する推薦情報を取得する推薦情報取得ステップと、
前記推薦情報を提供した推薦者に対し懸賞を付与するための懸賞付与処理を行う懸賞付与ステップとを実行するものであり、
前記懸賞付与処理は、前記企業が前記求職者の履歴情報を選定した履歴情報選定懸賞タイミング、または前記企業が前記求職者を面接した面接懸賞タイミング、または前記求職者が入社した入社懸賞タイミングにおいて行われることを特徴とする人材推薦方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、人材推薦を行うための装置等に関し、特に不特定多数の一般人が、企業の求める人材を捜索・推薦するための装置等に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、技術は日々進歩し、景気の変動も激しさを増す一方である。企業は、このような社会情勢の変化に対応するため、優秀な人材を確保しようと採用活動を活発に行っている。そして、これまでの企業の採用活動(特に、中途採用活動)は、社員からの推薦や人材紹介会社経由で行われるのが一般的であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007−305006号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来の採用活動には2つの問題があった。
1つ目の問題は、情報収集量の限界という問題である。すなわち、社員の推薦による採用活動では、社員の人脈に限界があるため、企業が真に求める人材を発掘できないという問題があった。また、人材紹介会社経由の採用活動の場合も、人材紹介会社に登録されている人材しか発掘できないため、企業が真に求める人材を発掘できないという問題があったのである。
【0005】
2つ目の問題は、採用過程の軽視という問題である。すなわち、採用活動の最終目的は「採用・就職」であるが、その前段階として「履歴書(履歴情報)の収集」と「面接来場者の確保」という過程がある。従来の採用活動は、「採用・就職」という最終目的だけに着目してこれらの過程を軽視していたため、結果として企業が真に求める人材を発掘できず、「採用・就職」という最終目的も充分に果たすことができなかったのである。
【0006】
本発明は、このような課題を解決するためのものであり、情報収集量を豊富にし、且つ、採用過程を重視することにより、企業が真に求める人材を発掘・採用するための装置等を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記問題を解決するため、本発明では、次の手段を備える装置、コンピュータを次の手段として機能させるコンピュータプログラム、コンピュータが次のステップを行う方法が提供される。
(1)企業が求める人材を表す求人情報を取得する求人情報取得手段と、職を求める求職者を前記企業に推薦する推薦情報を取得する推薦情報取得手段と、前記推薦情報を提供した推薦者に対し懸賞を付与するための懸賞付与処理を行う懸賞付与手段とを備え、前記推薦者とは、前記企業の社員でもなく、且つ、前記求人情報を管理する人材紹介会社の社員でもなく、且つ、推薦された前記求職者でもない者である。
(2)企業が求める人材を表す求人情報を取得する求人情報取得手段と、職を求める求職者を前記企業に推薦する推薦情報を取得する推薦情報取得手段と、前記推薦情報の信頼性を確保するための信頼性情報を取得する信頼性情報取得手段と、前記推薦情報を提供した推薦者に対し懸賞を付与するための懸賞付与処理を行う懸賞付与手段とからなる。
(3)前記信頼性情報には、前記推薦者と、前記推薦者が推薦した前記求職者との関係が含まれる。
(4)前記信頼性情報には、推薦理由が含まれる。
(5)企業が求める人材を表す求人情報を取得する求人情報取得手段と、職を求める求職者を前記企業に推薦する推薦情報を取得する推薦情報取得手段と、前記推薦情報を提供した推薦者に対し懸賞を付与するための懸賞付与処理を行う懸賞付与手段とを備え、前記懸賞付与処理は、前記企業が前記求職者の履歴情報を選定した履歴情報選定懸賞タイミング、または前記企業が前記求職者を面接した面接懸賞タイミング、または前記求職者が入社した入社懸賞タイミングにおいて行われる。
(6)前記履歴情報選定懸賞タイミングとは、履歴情報選定に関する異議申立期間が終了した後である。
(7)前記面接懸賞タイミングとは、面接に関する異議申立期間が終了した後である。
(8)前記入社懸賞タイミングとは、入社に関する異議申立期間が終了した後である。
【発明の効果】
【0008】
(1)本発明を利用すれば、採用に関する情報収集量を豊富にすることができる。
(2)本発明では、企業が求職者の履歴情報を選定した段階、または企業が求職者を面接した段階、または求職者が入社した段階において懸賞を付与するので、採用過程を重視でき、企業が真に求める人材を発掘・採用することができる。
また、各段階において、企業に異議申し立てを認めるので、推薦や求職に関する不正を防止できる。
(3)本発明では、推薦に対する信頼性情報を登録するので、求職者の推薦に関し一定の信頼を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】 本発明のハードウェア構成の一例を表す図である。
図2】 企業情報登録画面を表す図である。
図3】 求人情報登録画面を表す図である。
図4】 求人情報閲覧画面を表す図である。
図5】 推薦情報登録画面を表す図である。
図6】 求職者情報閲覧画面を表す図である。
図7】 求人管理データベースを表す図である。
図8】 推薦情報を表す図である。
図9】 懸賞情報の変遷を表す図である。
図10】 本発明を実施するためのフローチャートである。
図11】 STEP4の詳細な処理を表すフローチャートである。
図12】 STEP5の詳細な処理を表すフローチャートである。
図13】 STEP6の詳細な処理を表すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【実施例】
【0010】
まず、本発明の概要について説明する。本発明は、一般人を、推薦者として企業の採用活動に参加させ、企業が求める人を一般の人が捜索し、捜索した人材を企業に推薦する。そして、推薦した求職者が採用等された場合には、推薦者に懸賞を付与するものである。なお、本実施例において、一般人とは、求人情報を登録した企業の社員でもなく、且つ、求人情報を管理する人材紹介会社の社員でもなく、且つ、推薦された求職者でもない者をいう。
【0011】
次に、本発明の実施例を図に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例のハードウェア構成の概略図である。
本発明は、人材紹介会社が運営するサーバー(人材紹介サーバー)1と、求人活動を行う企業が利用する企業端末(コンピュータ)2と、職を求める求職者を企業に推薦する者が利用する推薦者端末(コンピュータ)3と、求職者が利用する求職者端末(コンピュータ)4とからなり、人材紹介サーバー1と企業端末2と推薦者端末3と求職者端末4とはインターネットなどの通信手段を介して情報の送受信ができるよう接続されている。
【0012】
人材紹介サーバー1と企業端末2と推薦者端末3と求職者端末4の記憶装置には、本発明を実現するためのコンピュータプログラム(アプリケーションソフト)や所定のデータが記憶されており、人材紹介サーバー1と企業端末2と推薦者端末3と求職者端末4に内蔵されている処理装置はこのコンピュータプログラムの処理命令に従って所定の処理を行う。
【0013】
次に、各端末の表示画面に表示される内容について説明する。
図2は、企業端末2に表示される内容であり、企業が企業情報を登録するための画面である。図2に表された各データ項目を企業の担当者が入力した後、「企業情報を送信」をクリック又はタップすることにより、図2に表された企業情報が人材紹介サーバー1に送信され、それを受信(取得)した人材紹介サーバー1はそれらデータを記憶装置に記憶する。
なお、入力するデータ項目は図2に表されたものに限らない。また、氏名等については日本人の名称を登録することとしたが、外国企業(例えば、中国であれば)陳一、趙二などの氏名が登録される。
【0014】
図3は、企業端末2に表示される内容であり、求人情報(どのような人材を募集するかを表す具体的なデータ)を登録するための画面である。図3に表された各データ項目を企業の担当者が入力した後、「求人情報を送信」をクリック又はタップすることにより、図3に表された求人情報が人材紹介サーバー1に送信され、それを受信(取得)した人材紹介サーバー1はそれらデータを記憶装置に記憶する。なお、入力するデータ項目は図3に表されたものに限らない。
【0015】
図4は、推薦者端末3に表示される内容であり、上記の求人情報が表示される。推薦者はこの情報を閲覧して、求人に合致した人材を探すのである。
【0016】
図5は、推薦者端末3に表示される内容であり、推薦者が探した人材を登録するための情報(推薦情報登録画面)を表したものである。図5に表された各データ項目を推薦者が入力した後、「推薦情報を送信」をクリック又はタップすることにより、図5に表された推薦情報が人材紹介サーバー1に送信され、それを受信(取得)した人材紹介サーバー1はそれらデータを記憶装置に記憶する。なお、入力するデータ項目は図5に表されたものに限らない。
【0017】
なお、ここで図5の信頼性情報について説明する。本発明は推薦者が推薦した人材が採用等されたら、その推薦者に懸賞金を与えるものである。よって、懸賞金目的で虚偽の情報や架空の人材を推薦する場合(不正推薦の場合)がある。そこで、このような不正を防止するため、信頼性情報の入力を行うこととしているのである。信頼性情報とは、推薦者と求職者との関係や推薦理由などが挙げられるが、これに限るものではない。
【0018】
図6は、企業端末2に表示される内容であり、上記の推薦情報の一部が表示される。企業の採用担当者はこの情報を閲覧して、求人に合致した人材を探すのである。なお、後述する図8の「公開の可否」が「否」になっている場合は、氏名・住所・連絡先等は表示されないものとする。
【0019】
次に、人材紹介サーバー1の記憶装置に記憶された情報について説明する。
図7は、求人管理データーベースであり、これは上記の図2図3により入力・送信された企業情報と求人情報とを関連づけて記憶したものである。なお、ここには1レコードのみを図示しているが、本来は複数のレコードが集まって求人管理データーベースを構成している。
【0020】
図8は、推薦情報(推薦管理データベース)であり、これは上記の図5により入力・送信された情報と、懸賞情報とを関連づけて記憶したものである。
懸賞情報とは、企業に求職者を紹介した推薦者に懸賞を付与するタイミングを管理するための情報である。
推薦者に懸賞を付与するタイミングは3つあり、その3つとは、履歴情報選定のタイミング・面接のタイミング・入社のタイミングであるが、詳細は図9において説明する。
なお、ここには1レコードのみを図示しているが、本来は複数のレコードが集まって推薦管理データーベースを構成している。
【0021】
図9は、懸賞情報の変遷を表した図である。
図9(a)について説明する。これは履歴情報選定の段階で推薦者に懸賞を付与するに際し、懸賞付与を行うタイミングを管理するためのデータである。企業が、推薦者から推薦された求職者の履歴情報(学歴や職歴等からなる情報であって、一般的な履歴書に記載する項目や事項等からなる情報)を閲覧し、その求職者に興味を示してその求職者の詳しい情報(特に、氏名と連絡先)を閲覧したい場合は、所定の処理により「履歴情報選定」の内容が「未選定」から「選定済み」に更新される。
次に、求職者の詳しい情報を閲覧後の一定期間、企業から異議の申し立てがなければ、所定の処理により「履歴情報選定」の内容が「選定済み」から「異議無し」に更新され、異議申し立てがあれば「異議有り」に更新される。
なお、この所定の処理については後述する。
【0022】
図9(b)について説明する。これは面接の段階で推薦者に懸賞を付与するに際し、懸賞付与を行うタイミングを管理するためのデータである。企業が、推薦者から推薦された求職者の履歴情報を閲覧し、その求職者に面接のために来社することを求めたい場合は、所定の処理により「面接」の内容が「未選定」から「面接決定済み」に更新される。
次に、その求職者が面接のために来社(来場)したら所定の処理により「面接」の内容が「面接決定済み」から「面接済み」に更新される。
次に、その求職者が面接のために来社(来場)してから一定期間、企業から異議の申し立てがなければ、所定の処理により「面接」の内容が「面接済み」から「異議無し」に更新され、異議申し立てがあれば「異議有り」に更新される。
なお、この所定の処理については後述する。
【0023】
図9(c)について説明する。これは入社の段階で推薦者に懸賞を付与するに際し、懸賞付与を行うタイミングを管理するためのデータである。企業が、推薦者から推薦された求職者を面接し、その求職者の採用を決定した場合は、所定の処理により「入社」の内容が「未選定」から「採用決定済み」に更新される。
次に、その求職者が実際に入社して勤務を開始したら、所定の処理により「入社」の内容が「採用決定済み」から「入社済み」に更新される。
次に、その求職者が入社してから一定期間、企業から異議の申し立てがなければ、所定の処理により「入社」の内容が「入社済み」から「異議無し」に更新され、異議申し立てがあれば「異議有り」に更新される。
なお、この所定の処理については後述する。
【0024】
次に、本実施例の処理手順について説明する。
図10は本実施例の処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートは、求人情報登録(STEP1)、求人管理データーベース閲覧(STEP2)、推薦(STEP3)、履歴情報選定(STEP4)、面接(STEP5)、採用・入社(STEP6)とからなる。
【0025】
STEP1は、企業情報登録の処理である。
企業の採用担当者は、図2のような企業情報登録ページにアクセスする。
そして、図2に表示されているデータ項目に所定の企業情報を入力し、「企業情報を送信」をクリックまたはタップする。これにより入力した企業情報が人材紹介サーバー1に送信され、それを受信(取得)した人材紹介サーバー1は記憶装置にそれを図7のように記憶する。
【0026】
次に、企業の採用担当者は、図3のような求人情報登録ページにアクセスする。
そして、図3に表示されているデータ項目に所定の情報を入力し、「求人情報を送信」をクリックまたはタップする。これにより入力した求人情報が人材紹介サーバー1に送信され、それを受信(取得)した人材紹介サーバー1は記憶装置にそれを図7のように記憶する。
【0027】
STEP2は、求人管理データーベース閲覧の処理である。
推薦者は、図4のような求人情報閲覧ページにアクセスする。
そして、図4に表示されている求人情報(人材紹介サーバー1から送信された情報)を閲覧する。
【0028】
STEP3は、推薦の処理である。
図4において求人情報を閲覧した推薦者は、条件に合致した人材を捜索し、捜索できた場合は、図5の推薦情報登録ページにアクセスし、図5に表示されたようなデータを入力する。そして、「推薦情報を送信」をクリックまたはタップする。これにより入力した推薦情報と信頼性情報が人材紹介サーバー1に送信され、それを受信(取得)した人材紹介サーバー1は記憶装置にそれを図8のように記憶する。
なお、ここでは推薦者は自ら求職者の情報を入力しているが、既に情報が入力・登録された求職者の情報を推薦するようにしてもよい。
また、求職者とは、推薦された時点では就職または転職の意思はいないが、推薦されたことにより就職または転職の意思を持つに至った者も含むものとする。
【0029】
STEP4は、履歴情報選定の処理であり、その詳細は図11のフローチャートの通りである。以下、図11のフローチャートに沿って説明する。
STEP4−1は、履歴情報閲覧である。推薦者から推薦があったことを知った企業の採用担当者は、図6の求職者情報(推薦された求職者の情報)を閲覧し、この求職者の履歴情報を選定するか否かを判断する。
【0030】
STEP4−2は、履歴情報選定である。採用担当者が、求職者に興味を持ち、履歴情報を「選定する」と判断した場合は、図6の「履歴情報選定済み」のチェックボックスにチェックを入れ、「更新申請」をクリックまたはタップする。これにより、この求職者の履歴情報が選定されたことを示すデータが人材紹介サーバー1に送信され、それを受信(取得)した人材紹介サーバー1は図9(a)の「履歴情報選定:未選定」を「履歴情報選定:選定済み」に更新すると共に、推薦者および求職者の連絡先(ここでは電子メールアドレスとする)に履歴情報が選定されたことを示す電子メール(通知)を送信する。
そして、人材紹介サーバー1は、この求職者の氏名と連絡先等の「公開の可否」を「否」から「可」に更新する(図8)。すなわち、図6において隠蔽処理されている求職者の氏名と連絡先の隠蔽処理を解除し、氏名と連絡先とを閲覧可能にする。
【0031】
STEP4−3は、異議申し立て受付である。採用担当者が、氏名・連絡先すべてを含んだ求職者情報を閲覧し、求職者に連絡をしたとする。この際に、採用担当者が求職者に好感を持てば次のSTEP4−4に進む。しかし、その一方で、求職者が懸賞金目的で誇大な経歴を語るなどの不適切な場合がある。さらには、推薦者が懸賞金目的で架空の人物や偽りの経歴を持つ人物を推薦する場合もある。このような場合、企業は履歴情報選定から一定期間異議を申し立てることができる。
【0032】
具体的には、企業は図6の履歴情報選定欄の「異議有り」のチェックボックスにチェックを入れ、更新申請を行う。これにより、この求職者に対し企業が「異議有り」を申し立てたことを示すデータが人材紹介サーバー1に送信され、それを受信(取得)した人材紹介サーバー1は図9(a)の「履歴情報選定:選定済み」を「履歴情報選定:異議有り」に更新すると共に、推薦者および求職者の連絡先(ここでは電子メールアドレスとする)に異議があったことを示す電子メール(通知)を送信する。なお、異議を申し立てる期間は、履歴情報選定の処理(STEP4−2)から3日以内とし、それを示すデータが人材紹介サーバー1の記憶装置に記憶されているものとする。ただし、異議期間は任意に決めることができ3日以外であってもよい。また、異議申し立てがあった場合は、後述する懸賞付与処理は行われない。
【0033】
STEP4−4は、懸賞付与処理である。企業の採用担当者が求職者に連絡を取り、好感を持った場合は、図6の履歴情報選定欄の「異議無し」のチェックボックスにチェックを入れ、更新申請を行う。これにより、この求職者に対し企業が「異議が無い」ことを示すデータが人材紹介サーバー1に送信され、それを受信(取得)した人材紹介サーバー1は図9(a)の「履歴情報選定:選定済み」を「履歴情報選定:異議無し」に更新すると共に、推薦者および求職者の連絡先(ここでは電子メールアドレスとする)に異議がなかったことを示す電子メール(通知)を送信する。
なお、履歴情報選定に関し、企業から「異議無し」の通知がなされた時が「履歴情報選定懸賞タイミング」となる(ただし、これに限るものではない)。
【0034】
次に、人材紹介サーバー1は、推薦者および求職者の銀行口座への振り込みデータを作成し、所定の懸賞金を付与するための処理を行う。なお、懸賞金の金額や推薦者および求職者の銀行口座の情報は人材紹介サーバー1の記憶装置に予め記憶されているものとする。また、懸賞金の付与は銀行口座への振り込みに限らず、あらゆる方法で付与することができる。
【0035】
STEP5は、面接の処理であり、その詳細は図12のフローチャートの通りである。以下、図12のフローチャートに沿って説明する。
STEP5−1は、面接決定である。求職者と連絡をとった採用担当者は、この求職者と面接を行うか否かを判断する。
【0036】
STEP5−2は、面接決定通知である。採用担当者が、求職者と面接すると判断した場合は、図6の「面接決定済み」のチェックボックスにチェックを入れ、「更新申請」をクリックまたはタップする。これにより、この求職者の面接が決まったことを示すデータが人材紹介サーバー1に送信され、それを受信(取得)した人材紹介サーバー1は図9(b)の「面接:未選定」を「面接:面接決定済み」に更新すると共に、推薦者および求職者の連絡先(ここでは電子メールアドレスとする)に面接が決定したことを示す電子メール(通知)を送信する。なお、求職者宛の電子メールには面接の日時や場所なども記載されているもとする。
【0037】
STEP5−3は、面接である。採用担当者が実際に求職者と面接する。
【0038】
STEP5−4は、異議申し立て受付である。採用担当者が実際に求職者と面接を行い、この際に採用担当者が求職者に好感を持てば次のSTEP5−5に進む。しかし、その一方で、求職者が面接会場に来ないなどの不適切な場合がある。このような場合、企業は面接決定から一定期間異議を申し立てることができる。
【0039】
具体的には、企業は図6の面接欄の「異議有り」のチェックボックスにチェックを入れ、更新申請を行う。これにより、面接した求職者に対し企業が「異議有り」を申し立てたことを示すデータが人材紹介サーバー1に送信され、それを受信(取得)した人材紹介サーバー1は図9(b)の「面接:面接決定済み」を「面接:異議有り」に更新すると共に、推薦者および求職者の連絡先(ここでは電子メールアドレスとする)に、面接において異議があったことを示す電子メール(通知)を送信する。なお、異議を申し立てる期間は、面接日から3日以内とし、それを示すデータが人材紹介サーバー1の記憶装置に記憶されているものとする。ただし、異議期間は任意に決めることができ3日以外であってもよい。また、異議申し立てがあった場合は、後述する懸賞付与処理は行われない。
【0040】
STEP5−5は、懸賞付与処理である。企業の採用担当者が求職者を面接し、好感を持った場合は、図6の面接欄の「異議無し」のチェックボックスにチェックを入れ、更新申請を行う。これにより、面接においてこの求職者に対し企業が「異議が無い」ことを示すデータが人材紹介サーバー1に送信され、それを受信(取得)した人材紹介サーバー1は図9(b)の「面接:面接決定済み」を「面接:異議無し」に更新すると共に、推薦者および求職者の連絡先(ここでは電子メールアドレスとする)に、面接において異議がなかったことを示す電子メール(通知)を送信する。
なお、面接に関し、企業から「異議無し」の通知がなされた時が「面接懸賞タイミング」となる(ただし、これに限るものではない)。
【0041】
次に、人材紹介サーバー1は、推薦者および求職者の銀行口座への振り込みデータを作成し、所定の懸賞金を付与するための処理を行う。なお、懸賞金の金額や推薦者および求職者の銀行口座の情報は人材紹介サーバー1の記憶装置に予め記憶されているものとする。また、懸賞金の付与は銀行口座への振り込みに限らず、あらゆる方法で付与することができる。
【0042】
STEP6は、採用・入社の処理であり、その詳細は図13のフローチャートの通りである。以下、図13のフローチャートに沿って説明する。
STEP6−1は、採用決定である。求職者と面接を行った採用担当者は、この求職者を採用するか否かを判断する。
【0043】
STEP6−2は、採用決定通知である。採用担当者が、求職者を採用すると判断した場合は、図6の「採用決定済み」のチェックボックスにチェックを入れ、「更新申請」をクリックまたはタップする。これにより、この求職者の採用が決まったことを示すデータが人材紹介サーバー1に送信され、それを受信(取得)した人材紹介サーバー1は図9(c)の「採用:未選定」を「採用:採用決定済み」に更新すると共に、推薦者および求職者の連絡先(ここでは電子メールアドレスとする)に採用が決定したことを示す電子メール(通知)を送信する。なお、求職者宛の電子メールには入社日なども記載されているもとする。
【0044】
STEP6−3は、入社である。求職者は実際に採用された企業に出社する。
【0045】
STEP6−4は、異議申し立て受付である。採用担当者が採用を決定し、指定した日時に求職者が出社すれば次のSTEP6−5に進む。しかし、その一方で、求職者が出社しないなどの不適切な場合がある。このような場合、企業は採用決定から一定期間異議を申し立てることができる。
【0046】
具体的には、企業は図6の入社欄の「異議有り」のチェックボックスにチェックを入れ、更新申請を行う。これにより採用を決定した求職者に対し企業が「異議有り」を申し立てたことを示すデータが人材紹介サーバー1に送信され、それを受信(取得)した人材紹介サーバー1は図9(c)の「入社:入社決定済み」を「入社:異議有り」に更新すると共に、推薦者および求職者の連絡先(ここでは電子メールアドレスとする)に、入社に関し異議があったことを示す電子メール(通知)を送信する。なお、異議を申し立てる期間は、入社日から30日以内とし、それを示すデータが人材紹介サーバー1の記憶装置に記憶されているものとする。ただし、異議期間は任意に決めることができ30日以外であってもよい。また、異議申し立てがあった場合は、後述する懸賞付与処理は行われない。
【0047】
STEP6−5は、懸賞付与である。求職者が実際に出社した場合は、図6の入社欄の「異議無し」のチェックボックスにチェックを入れ、更新申請を行う。これにより、入社においてこの求職者に対し企業が「異議が無い」ことを示すデータが人材紹介サーバー1に送信され、それを受信(取得)した人材紹介サーバー1は図9(c)の「入社:採用決定済み」を「入社:異議無し」に更新すると共に、推薦者および求職者の連絡先(ここでは電子メールアドレスとする)に、入社において異議がなかったことを示す電子メール(通知)を送信する。
なお、入社に関し、企業から「異議無し」の通知がなされた時が「入社懸賞タイミング」となる(ただし、これに限るものではない)。
【0048】
次に、人材紹介サーバー1は、推薦者および求職者の銀行口座への振り込みデータを作成し、所定の懸賞金を付与するための処理を行う。なお、懸賞金の金額や推薦者および求職者の銀行口座の情報は人材紹介サーバー1の記憶装置に予め記憶されているものとする。また、懸賞金の付与は銀行口座への振り込みに限らず、あらゆる方法で付与することができる。
【0049】
上記実施例では、特定の例に基づいて本発明の内容を説明したが、本発明はこれに限るものではない。すなわち、本発明の趣旨に沿うものであれば、上記実施例と異なるハードウェア、異なるデータ、異なる処理手順であってもよい。例えば、懸賞金ではなく懸賞品を推薦者や求職者の住所に送ってもよい。また、懸賞付与のタイミングは必ずしも異議申立期間終了後でなくてもよい。更に、懸賞付与のタイミングは3つあるが、3つのタイミングすべてで懸賞付与を行ってもよいし、任意の1つまたは2つのタイミングで行ってもよい。
【符号の説明】
【0050】
1 人材紹介サーバー
2 企業端末
3 推薦者端末
4 求職者端末
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
【手続補正書】
【提出日】2018年2月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
企業が求める人材を表す求人情報を取得する求人情報取得手段と、
職を求める求職者を前記企業に推薦する推薦情報を取得する推薦情報取得手段と、
前記求職者と前記求職者を推薦した推薦者との関係を含む情報を取得する関係情報取得手段と、
前記推薦者に対し懸賞を付与するための懸賞付与処理を行う懸賞付与手段と、
を備え、
前記推薦者とは、前記企業の社員でもなく、且つ、前記求人情報を管理する人材紹介会社の社員でもなく、且つ、推薦された前記求職者でもない者であることを特徴とする人材推薦装置。
【請求項2】
企業が求める人材を表す求人情報を取得する求人情報取得手段と、
職を求める求職者を前記企業に推薦する推薦情報を取得する推薦情報取得手段と、
前記推薦情報を提供した推薦者に対し懸賞を付与するための懸賞付与処理を行う懸賞付与手段と、
を備え、
前記懸賞付与処理は、前記企業が前記求職者の履歴情報を選定した履歴情報選定懸賞タイミングにおいて行われることを特徴とする人材推薦装置。
【請求項3】
前記履歴情報選定懸賞タイミングとは、履歴情報選定に関する異議申立期間が終了した後であることを特徴とする請求項2記載の人材推薦装置。
【請求項4】
企業が求める人材を表す求人情報を取得する求人情報取得手段と、
職を求める求職者を前記企業に推薦する推薦情報を取得する推薦情報取得手段と、
前記推薦情報を提供した推薦者に対し懸賞を付与するための懸賞付与処理を行う懸賞付与手段と、
を備え、
前記懸賞付与処理は、前記企業が前記求職者の履歴情報を選定した履歴情報選定懸賞タイミング、および前記企業が前記求職者を面接した面接懸賞タイミングにおいて行われることを特徴とする人材推薦装置。
【請求項5】
前記履歴情報選定懸賞タイミングとは、履歴情報選定に関する異議申立期間が終了した後であり、且つ、前記面接懸賞タイミングとは、面接に関する異議申立期間が終了した後であることを特徴とする請求項4記載の人材推薦装置。
【請求項6】
コンピュータを、
企業が求める人材を表す求人情報を取得する求人情報取得手段、
職を求める求職者を前記企業に推薦する推薦情報を取得する推薦情報取得手段、
前記求職者と前記求職者を推薦した推薦者との関係を含む情報を取得する関係情報取得手段、
前記推薦者に対し懸賞を付与するための懸賞付与処理を行う懸賞付与手段、
として機能させるものであり、
前記推薦者とは、前記企業の社員でもなく、且つ、前記求人情報を管理する人材紹介会社の社員でもなく、且つ、推薦された前記求職者でもない者であることを特徴とする人材推薦プログラム。
【請求項7】
コンピュータが、
企業が求める人材を表す求人情報を取得する求人情報取得ステップと、
職を求める求職者を前記企業に推薦する推薦情報を取得する推薦情報取得ステップと、
前記求職者と前記求職者を推薦した推薦者との関係を含む情報を取得する関係情報取得ステップと、
前記推薦者に対し懸賞を付与するための懸賞付与処理を行う懸賞付与ステップと、
を実行するものであり、
前記推薦者とは、前記企業の社員でもなく、且つ、前記求人情報を管理する人材紹介会社の社員でもなく、且つ、推薦された前記求職者でもない者であることを特徴とする人材推薦方法。
【請求項8】
コンピュータを、
企業が求める人材を表す求人情報を取得する求人情報取得手段、
職を求める求職者を前記企業に推薦する推薦情報を取得する推薦情報取得手段、
前記推薦情報を提供した推薦者に対し懸賞を付与するための懸賞付与処理を行う懸賞付与手段、
として機能させるものであり、
前記懸賞付与処理は、前記企業が前記求職者の履歴情報を選定した履歴情報選定懸賞タイミングにおいて行われることを特徴とする人材推薦プログラム。
【請求項9】
コンピュータが、
企業が求める人材を表す求人情報を取得する求人情報取得ステップと、
職を求める求職者を前記企業に推薦する推薦情報を取得する推薦情報取得ステップと、
前記推薦情報を提供した推薦者に対し懸賞を付与するための懸賞付与処理を行う懸賞付与ステップと、
を実行するものであり、
前記懸賞付与処理は、前記企業が前記求職者の履歴情報を選定した履歴情報選定懸賞タイミングにおいて行われることを特徴とする人材推薦方法。
【請求項10】
コンピュータを、
企業が求める人材を表す求人情報を取得する求人情報取得手段、
職を求める求職者を前記企業に推薦する推薦情報を取得する推薦情報取得手段、
前記推薦情報を提供した推薦者に対し懸賞を付与するための懸賞付与処理を行う懸賞付与手段、
として機能させるものであり、
前記懸賞付与処理は、前記企業が前記求職者の履歴情報を選定した履歴情報選定懸賞タイミング、および前記企業が前記求職者を面接した面接懸賞タイミングにおいて行われることを特徴とする人材推薦プログラム。
【請求項11】
コンピュータが、
企業が求める人材を表す求人情報を取得する求人情報取得ステップと、
職を求める求職者を前記企業に推薦する推薦情報を取得する推薦情報取得ステップと、
前記推薦情報を提供した推薦者に対し懸賞を付与するための懸賞付与処理を行う懸賞付与ステップと、
を実行するものであり、
前記懸賞付与処理は、前記企業が前記求職者の履歴情報を選定した履歴情報選定懸賞タイミング、および前記企業が前記求職者を面接した面接懸賞タイミングにおいて行われることを特徴とする人材推薦方法。