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特開2018-134650セラミックフィルター及びセラミックフィルターの使用方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2018-134650(P2018-134650A)
(43)【公開日】2018年8月30日
(54)【発明の名称】セラミックフィルター及びセラミックフィルターの使用方法
(51)【国際特許分類】
   B22D 18/04 20060101AFI20180803BHJP
   B22D 43/00 20060101ALI20180803BHJP
【FI】
   B22D18/04 X
   B22D43/00 C
【審査請求】未請求
【請求項の数】9
【出願形態】OL
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2017-29660(P2017-29660)
(22)【出願日】2017年2月21日
(71)【出願人】
【識別番号】516158873
【氏名又は名称】株式会社ヴァインテック
(71)【出願人】
【識別番号】000003207
【氏名又は名称】トヨタ自動車株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100130281
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 道幸
(72)【発明者】
【氏名】近藤 真一
(72)【発明者】
【氏名】海野 薫
(72)【発明者】
【氏名】白川 博一
(72)【発明者】
【氏名】井手 裕貴
(72)【発明者】
【氏名】飯田 友樹
【テーマコード(参考)】
4E014
【Fターム(参考)】
4E014NA08
(57)【要約】
【課題】
ストーク管を戻ってくる溶湯に含まれる不純物を捕獲し、溶湯への不純物の混入を抑えることが可能なセラミックフィルター及びセラミックフィルターの使用方法を提供することにある。
【解決手段】
略筒状で、内面が下方に向かって傾斜する擂鉢状の上室部と、上室部の下部開口よりも径が大きい略筒状で、上室部の下方に設けられた下室部とを備え、上室部の擂鉢状の下部部分が、下室部の上部開口部位置において、下室部の軸中心方向に突出し、逆止突起状であることを特徴とする。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
金属溶湯中から不純物を除去するセラミックフィルターにおいて、
略筒状で、内面が下方に向かって傾斜する擂鉢状の上室部と、
該上室部の下部開口よりも径が大きい略筒状で、該上室部の下方に設けられた下室部とを備えることを特徴とするセラミックフィルター。
【請求項2】
前記上室部の擂鉢状の下部部分が、前記下室部の上部開口部位置において、該下室部の軸中心方向に突出し、逆止突起状であることを特徴とする請求項1記載のセラミックフィルター。
【請求項3】
前記上室部と前記下室部との略中間部分の外周に、略円板状の円板部を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のセラミックフィルター。
【請求項4】
前記下室部の内部に、内周面から突出するフィンを有することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のセラミックフィルター。
【請求項5】
前記下室部の内部に、傘状の突起を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のセラミックフィルター。
【請求項6】
前記上室部の内面に、コーティングを施してなることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のセラミックフィルター。
【請求項7】
請求項1〜請求項6記載のセラミックフィルターを、
鋳造装置の溶湯容器内の溶湯の中に配置すると共に、
該溶湯容器の上方に設けられた金型のキャビティ内に送り込むために該溶湯に浸漬されたストーク管の下方に配置し、
該ストーク管と該セラミックフィルターとを、所定間隔離間させることを特徴とするセラミックフィルターの使用方法。
【請求項8】
前記金型のキャビティ内での成型後、該金型の型開きに際し、前記溶湯容器の排気速度を制御し、前記ストーク管内を下降する前記溶湯の下降速度を制御することを特徴とする請求項7記載のセラミックフィルターの使用方法。
【請求項9】
前記金型のキャビティ内での成型後、該金型の型開きに際し、該キャビティ内への吸気速度を制御し、前記ストーク管内を下降する前記溶湯の下降速度を制御することを特徴とする請求項7記載のセラミックフィルターの使用方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、金属溶湯中から不純物を除去するセラミックフィルター及びセラミックフィルターの使用方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、例えば、金属の鋳造におけるアルミニウム等の鋳造方法である低圧鋳造では、低圧鋳造装置(例えば、特許文献1)が用いられている。従来の鋳造装置としては、例えば、図9及び図10に示す形態がある。図9及び図10は、従来の鋳造装置の動作の一例を示す説明図である。
【0003】
図9及び図10を用いて、従来の鋳造装置1の動作を示すと、まず、鋳造装置1は、鋳造品Cを成型する金型であってキャビティ42を有する上型44と下型40と、溶湯Aを蓄える溶湯容器であって、加熱して溶解状態に保つ浸漬ヒータ36を有する溶湯炉30とからなる。そして、溶湯炉30の上方に設けられた金型(下型40と上型44)のキャビティ42内に送り込むために溶湯Aに浸漬されたストーク管34が配置されている。
【0004】
従来の鋳造装置1で鋳造を行う場合には、まず、溶湯炉30の内側32の溶湯Aのない空間である密閉空間32aを加圧し、溶湯Aをストーク管34を介して、下型40と上型44のキャビティ42内に送り込む(図9参照)。キャビティ42内が溶湯Aで満たされて鋳造が終わった段階で、上型44を外すことで型開きを行い、鋳造品Cを脱型させる。このとき、ストーク管34内の溶湯Aが、凝固した鋳造品Cと分離し、溶湯炉30の内側32に戻る(図10参照)。これにより、鋳造品Cの鋳造が終了し、再び、上型44を閉じることで、新たに鋳造を行うことができるようになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2009−195989号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来の鋳造装置では、ストーク管34内の溶湯Aが、凝固した鋳造品Cと分離し、溶湯炉30の内側32に戻る工程で、ストーク管34内の溶湯Aが空気と接触することにより、酸化物(不純物)が発生する(図10参照)。そして、その不純物が溶湯炉30に入り、次の鋳造時に、不純物が鋳造品Cに混ざり込んで、鋳造品Cの不良の原因になる場合がある。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ストーク管を戻ってくる溶湯に含まれる不純物を捕獲し、溶湯への不純物の混入を抑えることが可能なセラミックフィルター及びセラミックフィルターの使用方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1記載のセラミックフィルターは、略筒状で、内面が下方に向かって傾斜する擂鉢状の上室部と、上室部の下部開口よりも径が大きい略筒状で、上室部の下方に設けられた下室部とを備えることを特徴とする。
【0009】
請求項2記載のセラミックフィルターは、上室部の擂鉢状の下部部分が、下室部の上部開口部位置において、下室部の軸中心方向に突出し、逆止突起状であることを特徴とする。
【0010】
請求項3記載のセラミックフィルターは、上室部と下室部との略中間部分の外周に、略円板状の円板部を備えることを特徴とする。
【0011】
請求項4記載のセラミックフィルターは、下室部の内部に、内周面から突出するフィンを有することを特徴とする。
【0012】
請求項5記載のセラミックフィルターは、下室部の内部に、傘状の突起を設けたことを特徴とする。
【0013】
請求項6記載のセラミックフィルターは、上室部の内面に、コーティングを施してなることを特徴とする。
【0014】
請求項7記載のセラミックフィルターの使用方法は、請求項1〜請求項6記載のセラミックフィルターを、鋳造装置の溶湯容器内の溶湯の中に配置すると共に、溶湯容器の上方に設けられた金型のキャビティ内に送り込むために溶湯に浸漬されたストーク管の下方に配置し、ストーク管とセラミックフィルターとを、所定間隔離間させることを特徴とする。
【0015】
請求項8記載のセラミックフィルターの使用方法は、金型のキャビティ内での成型後、金型の型開きに際し、溶湯容器の排気速度を制御し、ストーク管内を下降する溶湯の下降速度を制御することを特徴とする。
【0016】
請求項9記載のセラミックフィルターの使用方法は、金型のキャビティ内での成型後、金型の型開きに際し、キャビティ内への吸気速度を制御し、ストーク管内を下降する溶湯の下降速度を制御することを特徴とする。
【発明の効果】
【0017】
本願の発明によれば、ストーク管を戻ってくる溶湯に含まれる不純物を捕獲し、溶湯への不純物の混入を抑えることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】本発明に係るセラミックフィルターを用いた鋳造装置の一例を示す説明図である。
図2】本願発明に係るセラミックフィルターの一例を示す説明図である。
図3】同セラミックフィルターの斜視状態を示す説明図である。
図4】同セラミックフィルターの機能を示す説明図である。
図5】同セラミックフィルターの機能を示す説明図である。
図6】本願発明に係るセラミックフィルターの他の例を示す説明図である。
図7】本願発明に係るセラミックフィルターの使用方法の一例を示す説明図である。
図8】本願発明に係るセラミックフィルターの使用方法の他の例を示す説明図である。
図9】従来の鋳造装置の動作の一例を示す説明図である。
図10】同従来の鋳造装置の動作の一例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の形態について図面を参照しながら具体的に説明する。図1は、本発明に係るセラミックフィルターを用いた鋳造装置の一例を示す説明図である。図2は、本願発明に係るセラミックフィルターの一例を示す説明図である。図3は、同セラミックフィルターの斜視状態を示す説明図である。図4及び図5は、同セラミックフィルターの機能を示す説明図である。図6は、本願発明に係るセラミックフィルターの他の例を示す説明図である。図7は、本願発明に係るセラミックフィルターの使用方法の一例を示す説明図である。図8は、本願発明に係るセラミックフィルターの使用方法の他の例を示す説明図である。
【0020】
セラミックフィルター10は、金属溶湯中から不純物を除去するためのものである。セラミックフィルター10は、図1に示すような鋳造装置1に用いるものである。尚、鋳造装置1としては、例えば、アルミニウムの低圧鋳造のためのものに限定されず、同様な構造の鋳造において用いることができる。セラミックフィルター10を使用可能な例えば鋳造装置1は、鋳造品Cを成型する金型であってキャビティ42を有する上型44と下型40と、溶湯Aを蓄える溶湯容器であって、加熱して溶解状態に保つ浸漬ヒータ36を有する溶湯炉30とからなる。そして、溶湯炉30の上方に設けられた金型(下型40と上型44)のキャビティ42内に送り込むために溶湯Aに浸漬されたストーク管34が配置されている。そして、セラミックフィルター10は、溶湯容器である溶湯炉30内の溶湯Aの中に配置して用いるものである。
【0021】
セラミックフィルター10は、略筒状で、内面(傾斜部26)が下方に向かって傾斜する擂鉢状の上室部20と、上室部20の下部開口22よりも径が大きい略筒状で、上室部20の下方に設けられた下室部12とを備えている。また、セラミックフィルター10は、上室部20の擂鉢状の下部部分が、下室部12の上部開口16位置において、下室部12の軸中心方向に突出し、逆止突起状(逆止突起部24)である。
【0022】
セラミックフィルター10は、粒状の炭化ケイ素からなる骨材に、結合剤として所定量の有機増粘剤と所定量の粉末ガラス等と適量の水を混練したものを、成型して焼成したものである。
【0023】
このような形状のセラミックフィルター10の使用方法を説明する。まず、図1に示すように、セラミックフィルター10を、鋳造装置1の鋳造装置の溶湯容器である溶湯炉30の内側32の溶湯Aの中に配置する。溶湯炉30の内側32のセラミックフィルター10は、ストーク管34の下方に配置し、ストーク管34とセラミックフィルター10とを、所定間隔離間させる。ストーク管34とセラミックフィルター10とを離間させる距離は、後述するように、ストーク管34とセラミックフィルター10との間を、溶融Aが流れることが可能な距離である。
【0024】
次に、セラミックフィルター10が配置された鋳造装置1の動作を説明する。まず、溶湯路30の内側32の溶湯Aのない空間である密閉空間32aを加圧し、溶湯Aをストーク管34を介して、下型40と上型44のキャビティ42内に送り込む(図4参照)。このとき、溶湯Aは、ストーク管34とセラミックフィルター10との隙間から、ストーク管34の下部開口34aに流れ込んで、ストーク管34を上昇していく。
【0025】
キャビティ42内が溶湯Aで満たされて鋳造が終わった段階で、上型44を外すことで型開きを行い、鋳造品Cを脱型させる。このとき、ストーク管34内の溶湯Aが、凝固した鋳造品Cと分離し、溶湯炉30の内側32に戻る(図5参照)。これにより、鋳造品Cの鋳造が終了し、再び、上型44を閉じることで、新たに鋳造を行うことができるようになる。
【0026】
尚、ストーク管34内の溶湯Aが、凝固した鋳造品Cと分離し、溶湯炉30の内側32に戻る工程で、ストーク管34内の溶湯Aが空気と接触することにより、酸化物(不純物)が発生する(図5参照)。そして、その不純物が溶湯炉30に入ることになるが、ストーク管34の下部開口34aから出た溶湯Aは、図5に示すように、セラミックフィルター10の上室部20の上部開口28からセラミックフィルター10に流れ込む。そして、擂鉢状の上室部20の傾斜部26により集約落下させられた溶湯Aは、上室部20の下部開口22から下室部12の上部開口16から下室部12の内側14に注ぎ込まれる。そして、溶湯Aが、下室部12の内側14から溶湯炉30の内側32に染み出される過程で、不純物がセラミックフィルター10に捕獲されて、浄化されることになる。
【0027】
以上のような構造のセラミックフィルター10を使用することで、ストーク管34を戻ってくる溶湯Aに含まれる不純物を捕獲し、溶湯への不純物の混入を抑えることが可能である。特に、擂鉢状の上室部20の傾斜部26により溶湯Aを集約落下させることで、不純物をセラミックフィルター10で捕獲しやすくしている。また、セラミックフィルター10は、上室部20の擂鉢状の下部部分が、下室部12の上部開口16位置において、下室部12の軸中心方向に突出し、逆止突起状(逆止突起部24)になっていることで、下室部12の内側14に入った溶湯Aを逆流しにくくし、下室部12の周囲方向に溶湯Aが染み出やすいようにしている。
【0028】
尚、不純物を捕獲しやすくために、下室部12の内部に、内周面から突出するフィンを設けたり、下室部12の内部に、傘状の突起を設けたり、上室部20の内面(傾斜部26)に、コーティングを施すことも可能である。
【0029】
尚、上述の鋳造装置1の溶湯容器である溶湯炉30とは異なり、図6の鋳造装置2に示すように、溶湯容器である坩堝炉70のように、溶湯容器の底が坩堝上に湾曲している場合には、上述のセラミックフィルター10では、溶湯炉30内で安定しないことから、図6に示すようなセラミックフィルター50が有用である。
【0030】
図6のセラミックフィルター50は、上述のセラミックフィルター10と同一の素材で、且つ、上室部20と同じ形状の上室部60を備えている。また、下室部12にあたる部分は、円筒状の下室部52を備えている。さらに、セラミックフィルター50は、上室部60と下室部52との略中間部分の外周に、略円板状の円板部58を備えている。
【0031】
そして、この円板部58が、坩堝状の溶湯炉70の内側72に当接可能な大きさと形状で、セラミックフィルター50を、底が湾曲する溶湯炉70内に安定して載置可能であると共に、ストーク管74を介して落ちてくる不純物は円板部58より下部に留まることになり、溶湯Aのみが溶湯炉70上部に移送され、ストーク管74を介してキャビティ42に送湯されることになる。
【0032】
尚、型開き時に、ストーク管34内の溶湯Aの落下速度を遅くすることで、ストーク管34内で発生した酸化物をセラミックフィルター10に確実に落下させる方法として、以下の方法がある。1つは、図7の矢印に示すように、金型である下型40及び上型44とからなるキャビティ42内での成型後、型開きに際し、溶湯容器である溶湯路30の内側32の溶湯Aのない空間である密閉空間32aからの排気速度を制御し、ストーク管34内を下降する溶湯Aの下降速度を制御する方法がある。
【0033】
さらに、もう1つは、図8の矢印に示すように、金型である下型40及び上型44とからなるキャビティ42内での成型後、型開きに際し、キャビティ42内への吸気速度を制御し、ストーク管34内を下降する溶湯Aの下降速度を制御する方法がある。
【産業上の利用可能性】
【0034】
以上のように、本発明によれば、ストーク管を戻ってくる溶湯に含まれる不純物を捕獲し、溶湯への不純物の混入を抑えることが可能なセラミックフィルター及びセラミックフィルターの使用方法を提供することができる。
【符号の説明】
【0035】
1・・・・・鋳造装置
2・・・・・鋳造装置
10・・・・セラミックフィルター
12・・・・下室部
14・・・・内側
16・・・・上部開口
20・・・・上室部
22・・・・下部開口
24・・・・逆止突起部
26・・・・傾斜部
28・・・・上部開口
30・・・・溶湯炉
32・・・・内側
32a・・・密閉空間
34・・・・ストーク管
34a・・・下部開口
36・・・・浸漬ヒータ
40・・・・下型
42・・・・キャビティ
44・・・・上型
50・・・・セラミックフィルター
52・・・・下室部
58・・・・円板部
60・・・・上室部
70・・・・坩堝炉
72・・・・内側
72a・・・密閉空間
74・・・・ストーク管
74a・・・下部開口
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10