特開2018-15512(P2018-15512A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特開2018015512-クイック剥離式テープ受け 図000003
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2018-15512(P2018-15512A)
(43)【公開日】2018年2月1日
(54)【発明の名称】クイック剥離式テープ受け
(51)【国際特許分類】
   A47L 25/00 20060101AFI20180105BHJP
   C09J 7/20 20180101ALI20180105BHJP
   B65H 41/00 20060101ALI20180105BHJP
【FI】
   A47L25/00 A
   C09J7/02 Z
   B65H41/00 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
【全頁数】5
(21)【出願番号】特願2016-159377(P2016-159377)
(22)【出願日】2016年7月27日
(71)【出願人】
【識別番号】594098247
【氏名又は名称】遠藤 忠雄
(72)【発明者】
【氏名】遠藤 忠雄
【テーマコード(参考)】
3F108
4J004
【Fターム(参考)】
3F108JA04
4J004CC02
4J004CC06
4J004CE03
4J004EA01
4J004FA08
4J004FA10
(57)【要約】
【課題】粘着テープクリーナーに於いて、ゴミが付着し、粘着力がなくなった粘着テープを剥がす時、剥がす途中で粘着テープが破れ、そこから先剥がすのが厄介でイライラすることが多かった。
【解決手段】柔軟性の細幅バンドの一端に留め具を備え、他端にマグネットを取り付けて形成された剥離バンドを、テープ受け側面の一方側に留め具で固定し、他方側に鉄板を取り付けた、クイック剥離式テープ受けに、粘着テープを差込み、粘着テープに剥離バンドを密着させ、掃除するところを転がしてゴミを取る。
粘着力が無くなっ粘着テープは、マグネットを持って、持ち上げれば、粘着テープが途中で切れること無く簡単に剥がせ、フローリングやクッションフロア使用しても、床に貼り付くことが無いことを特徴とするクイック剥離式テープ受け。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
柔軟性の細幅バンドの一端に留め具を備え、他端にマグネットを取り付けて形成された剥離バンドを、テープ受け側面の一方側に留め具で固定してあり、他方側に鉄板を取り付けてあることを、特徴とするクイック剥離式テープ受け。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、粘着テープクリーナーのテープ受けに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の粘着テープクリーナーは、ゴミが付着し、粘着力が無くなった時、粘着テープを粘着テープの先端よりめくり、一周剥がして粘着力の無くなった部分を切り取り未使用の新しい粘着面を出して使用していた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そのために、次のような問題点があった。
▲1▼粘着テープを剥がす際、剥がす途中で粘着テープが破れ、そこから先、剥すのが厄介であった。
▲2▼粘着テープを剥がす面に、紙屑、糸屑、髪の毛が付着すると、粘着テープを剥がすとき、その部分で破れてしまう。
▲3▼フローリングやクッションフロアーに使用すると、粘着テープが床に貼り付いてしまう。
▲4▼粘着テープにゴミが付着し、汚れた部分を剥がす位置が分かり難い。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
柔軟性の細幅バンドの一端に留め具を備え、他端にマグネットを取り付けて形成された剥離バンドを、テープ受け側面の一方側に留め具で固定してあり、他方側に鉄板を取り付けてあることを特徴とするクイック剥離式テープ受けである。
【発明の効果】
【0005】
▲1▼剥離バンドのマグネットを持って、持ち上げるだけで、粘着テープが途中で破れることなく容易に剥がせる。
▲2▼ゴミが付着した粘着テープを剥がす位置を探す必要がなく、瞬時に剥がせる。
▲3▼剥がす面に紙屑、糸屑、髪の毛が付着していても、粘着テープが破れることなく剥がせる。
▲4▼最も貼り付き易い部分に、剥離バンドが被さっているで、フローリングやクッションフロアで使用しても、粘着テープがフロアに貼り付くことがない。
▲5▼粘着テープを切取る際、剥離バンドに沿って引き裂けば、簡単に切れ、切り口もきれいに切れる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】本発明の斜視図
図2】本発明の一部である剥離バンド斜視図
図3】本発明に粘着テープを装着しようとしている状態を示す斜視図
図4】本発明に粘着テープを装着して、剥離バンドをセットした状態を示す斜視図
図5】従来の粘着テープクリーナーに於いて、ゴミ付着粘着テープを剥がそうとしている状態を示す斜視図
図6】従来の粘着テープクリーナーに於いて、ゴミ付着粘着テープを切除しようとしている状態を示す斜視図
図7】従来の粘着テープクリーナーに於いて、ゴミ付着粘着テープを剥がす際に、中途で破れてしまう情景を示す斜視図
図8】従来の粘着テープクリーナーに於いて、剥離する面に紙屑、糸屑が付着していると、その所で粘着テープが破れてしまう情景を示す斜視図
図9】従来の粘着テープクリーナーに於いて、粘着テープがフローリングやクッションフロアに貼り付いてしまう情景を示す斜視図
図10】本発明の使用に於いて、粘着テープを剥離しようとしている状態を示す斜視図
図11】本発明の使用に於いて、ゴミ付着粘着テープを剥がして、剥離バンドをセッテングしている状態を示す斜視図
図12】本発明の使用に於いて、ゴミ付着粘着テープを剥離バンドに沿って切除している状態を示す斜視図
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図2のように柔軟性の細幅バンド(1)の一端に留め具(2)を取り付け、他端にマグネット(3)を取り付けて形成された、剥離バンド(4)を図1のように、テープ受け(5)側面の一方側に留め具(2)で固定し、他方側に鉄板(7)を取り付ける。
図3のように粘着テープ(8)をテープ受け(5)にはめ込み、図4のように剥離バンド(4)を粘着テープに密着させ、マグネット(3)で鉄板(7)に吸着固定する。
本発明は、以上のような構成である。
【0008】
本発明の使用は図4の状態で取っ手(6)を持って掃除する所を転がしてゴミを粘着テープに付着させゴミを取る。
ゴミが付着して粘着力が無くなった時は、図10のようにマグネット(3)を持ち上げて、粘着テープ剥離後、図11のように剥離バンド(4)を粘着テープから引き離し、粘着テープのゴミ付着面(13)と、粘着テープの新しい面(12)の境目に剥離バンド(4)を合わせ密着する。
図12のようにゴミ付き粘着テープを剥離バンド(4)のところまで剥がし、剥離バンド(4)に沿って粘着テープを引き裂き、図4の状態にし、これを繰り返し使用する。
【符号の説明】
【0009】
1 柔軟性細幅バンド
2 留め具
3 マグネット
4 剥離バンド
5 テープ受け
6 取っ手
7 鉄板
8 粘着テープ
9 紙屑
10 糸屑
11 ゴミ付着粘着テープ
12 粘着テープの新しい面
13 粘着テープのゴミ付着面
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12