特開2018-170218IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

電池用正極ペースト

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】電解液への分散剤の溶出が少ない正極を形成することができる電池用正極ペーストを提供する。
【解決手段】本発明の一態様は、正極活物質、導電剤、結着剤、共重合体及び分散媒を含み、共重合体が、下記式(1)で表される構成単位(a)、下記式(2)で表される構成単位(b)及び下記式(3)で表される構成単位(c)を含有し、共重合体中の構成単位(c)の含有量が、15質量%以上45質量%以下である電池用正極ペーストである。式(1)〜(3)中、R1、R2、R3、R5、R6、R7、R9、R10、R11、及びR12は、それぞれ独立して、水素原子、メチル基又はエチル基である。R4は、炭素数8〜30の1価の炭化水素基である。R8は、炭素数2〜4の直鎖状又は分岐状のアルキレン基である。pは、1〜50の数である。

【選択図】なし

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかし、共重合体を含有する正極ペーストにより得られた正極を用いた電池は、充放電の繰り返しに伴う抵抗増加率が大きいという不都合を有する。この原因は、正極ペースト中に含有させた共重合体の電解液に対する溶解性が高いことにあると、発明者らは知見した。すなわち、正極から共重合体が電解液中に溶出した共重合体が、正極と負極との間に存在するセパレータの目詰まりを生じさせることにより、抵抗が増加するものと推測される。一方、共重合体の分子量を大きくすることで、電解液への共重合体の溶解性は低くなると考えられる。しかし、単に共重合体の分子量を大きくすると、ペーストの粘度が低下しづらくなることから好ましくない。 本発明は、以上のような事情に基づいてなされたものであり、その目的は、電解液への共重合体の溶出が少ない正極を形成することができる電池用正極ペーストを提供することである。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

課題を解決するためになされた本発明の一態様は、正極活物質、導電剤、結着剤、共重合体及び分散媒を含み、共重合体が、下記式(1)で表される構成単位(a)、下記式(2)で表される構成単位(b)及び下記式(3)で表される構成単位(c)を含有し、共重合体中の構成単位(c)の含有量が、15質量%以上45質量%以下である電池用正極ペーストである。 (式(1)〜(3)中、R1、R2、R・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、電解液への共重合体の溶出が少ない正極を形成することができる電池用正極ペーストを提供することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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