(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2018-178021(P2018-178021A)
(43)【公開日】2018年11月15日
(54)【発明の名称】粘着カーペットクリーナー
(51)【国際特許分類】
C09J 7/20 20180101AFI20181019BHJP
【FI】
C09J7/02 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
【全頁数】3
(21)【出願番号】特願2017-82374(P2017-82374)
(22)【出願日】2017年4月3日
(71)【出願人】
【識別番号】595130964
【氏名又は名称】大嶋 哲郎
(72)【発明者】
【氏名】大嶋 敏郎
【テーマコード(参考)】
4J004
【Fターム(参考)】
4J004AB01
4J004CC03
4J004EA01
4J004FA10
(57)【要約】
【課題】従来の粘着カーペットクリーナーに於いては、使用済み部分を切除した後、切断線が不明確な為、次に使用済み部分を剥ぎ取る際、切り取り線を探すのに難があった。
【解決手段】台紙を着色材とし、台紙と粘着材の間に白色材部を設けることにより、明瞭な切断線が現れる。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
台紙を着色材とし、台紙と粘着材部の間に白色材部を設けた粘着カーペットクリーナーのロールシート。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、粘着カーペットクリーナーのロール紙に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ロール紙の使用済み部分を切除する際、切り取り線としてミシン目を設けたり、切り取り用具を使用する方法等が採られている
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
解決しようとする問題点は、ミシン線が設けてあっても、その線と通りに切除されずに不規則に破り取られるケースが多かった。その際、埃が付着した状態での切断線は不明瞭となり、次に剥がす際、切断線を探すのが困難であった。本発明はロール紙の切断線を明確にするすることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は台紙を着色材とし、その片面又は両面を白色材とした。
【発明の効果】
【0005】
本発明により、使用済み部分を切除する際、剥がし始めの箇所が顕著な線となり、確認し易くなる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【
図1】本発明のロール紙の構成説明の断面図である。
【
図2】本発明のロール紙切断部分の縦断面拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
図に於いて、1は粘着材であり、2は台紙であり着色された材質のものを使用する。3は台紙2の表面を覆う白色材であり、白色の薄紙或いは、白色の印刷インクでも良い。
【0008】
図2は使用済みのシート部分を切除した際の切断面拡大図であり、シートを外向きに裂いた場合、台紙2の切断面4は
図2に示すように斜め状態で裂ける、その為、台紙の色は0.1〜0.4ミリ程度の太さの線となって現れる。
【0009】
図3はシートを切除した後のロール全体の斜視図であり、本発明の実施例として、、台紙2の材質を赤色とした場合、白色のロールシート上に、顕著な赤色の切断線5が現れる。
【符号の説明】
【0010】
1 粘着材
2 台紙
3 白色材
4 切断面
5 切断線