技術分野
変圧器及び変圧器の巻線位置調整方法に関し、特に、外側巻線の内側に内側巻線が配置された変圧器及び変圧器の巻線位置調整方法
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】巻線を支持する構造物の簡素化を図ることができるようにすること。 【解決手段】鉛直方向に延びる鉄心(2)の周りに同心に配置された内側巻線(3)及び外側巻線(4)と、外側巻線を軸方向から支持する支持部(5)とを変圧器(1)が有している。外側巻線は、軸方向に分割されて並列回路を構成する上コイル群(4a)及び下コイル群(4b)を含む。支持部は、軸方向における内側巻線の中心位置(C3)に対し、外側巻線の中心位置(C4)が下方に位置するように外側巻線を支持する。 【選択図】図1
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
ところが、特許文献1の方法では、磁束密度が軸方向中心で対称になる場合には外部推力がほぼゼロになるが、実際の巻線の構成では、絶縁やタップ引出等の都合によって磁束密度が非対称になる場合がある。この場合、外側巻線と内側巻線との磁気中心位置が同じにならなくなり、外部推力が発生してしまう。従って、外部推力に耐えることが可能な巻線支持構造物を設ける必要があり、該構造物や変圧器の筐体等の寸法が大きくなって変圧器全体としてのコストが上昇するという問題がある。
ところで、巻線の支持構造物にあっては、巻線自体の自重を長期に亘って安定して支持することが不可欠なことから、巻線を下方から支持する構造物の剛性、強度が高くなる。言い換えると、巻線を上方から支持する構造物の方が相対的に剛性、強度が低くなり、コスト低減等の理由によって簡素化、軽量化が図られる。ところが、した外部推力に対する耐久性を考慮すると、上方の支持構造物についても剛性、強度を高めることが求められ、上方の支持構造物が高重量化、複雑化するという問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、巻線を支持する構造物の簡素化を図ることができる変圧器及び変圧器の巻線位置調整方法を提供することを目的の一つとする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明における一態様の変圧器は、鉛直方向に延びる鉄心の周りに同心に配置された内側巻線及び外側巻線と、前記外側巻線を軸方向から支持する支持部とを有する変圧器であって、前記外側巻線は、軸方向に分割されて並列回路を構成する上コイル群及び下コイル群を含み、前記支持部は、軸方向における前記内側巻線の中心位置に対し、前記外側巻線の中心位置が一致又は下方に位置するように前記外側巻線を支持することを特徴とす・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明によれば、少なくとも巻線の上方の支持構造物に加わる外部推力を抑制でき、巻線を支持する構造物の簡素化を図ることができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 実施の形態に係る変圧器の概略構成を模式的に示す断面図である。
【図2】 変圧器の回路構成図である。
【図3】 外側巻線の軸方向の位置がずれた状態の説明用断面図である。
【図4】 外側巻線の軸方向ずれ量と外部推力との関係の一例を示すグラフである。
【図5】 外側巻線の軸方向ずれ量と上コイル群及び下コイル群の電流値の比率との関係の一例を示すグラフである。
1 変圧器
2 鉄心
3 内側巻線
4 外側巻線
4a 上コイル群
4b 下コイル群
5 支持部
7a 外側上部絶縁物(位置調整部)
7b 外側下部絶縁物(位置調整部)
8a 電流測定手段
8b 電流測定手段
C3 中心位置
C4 中心位置
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