技術分野
窒化ガリウム半導体装置および窒化ガリウム半導体装置の製造方法に関する。
従来、エピタキシャル形成したp− 型の窒化ガリウム(以下、GaN)層を部分的に除去してゲートトレンチ部を設けることが知られている(例えば、非特許文献1参照)。また、p− 型のGaN層を部分的に除去してGaN層のメサ部を形成し、当該メサ部の側部および底部にフィールドプレートを形成することが知られている(例えば、同文献参照)。なお、特許文献1には、GaN層にマグネシウム(以下、Mg)を部分的にイオン注入し、その後にMgを熱拡散させることにより拡散領域をp型化させることが記載されている。
[先行技術文献]
[非特許文献]
[非特許文献1] Tohru Oka et al.,"Vertical GaN‐based trench metal oxide semiconductor field‐effect transistors on a free‐standing GaN substrate with blocking voltage of 1.6 kV",Applied Physics Express,published 28 January 2014,Volume 7,Number 2,021002
[特許文献]
[特許文献1] 特開2007−258578号公報
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】ゲートトレンチ部およびメサ部に起因する問題を解決する。 【解決手段】プレーナゲート型の窒化ガリウム半導体装置であって、窒化ガリウム単結晶基板と、窒化ガリウム単結晶基板上の窒化ガリウム層と、窒化ガリウム層中に設けられ、少なくとも一部が窒化ガリウム層の表面に露出する第1導電型の第1のソース領域と、第1のソース領域の底部よりも下において窒化ガリウム層中に設けられ、第2導電型の不純物を有する、第1の埋込領域と、表面と平行な方向において第1のソース領域に隣接し、第1の埋込領域上に設けられ、少なくとも一部が表面に露出する第2導電型の第1のベース領域と、第1のベース領域よりも上方に設けられたゲート電極とを備え、窒化ガリウム層の深さ方向と平行な方向において、第1のベース領域における第2導電型不純物濃度は、第1の埋込領域の上端から表面に向けて徐々に低下する、窒化ガリウム半導体装置を提供する。 【選択図】図2
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
ゲートトレンチ部およびメサ部を設ける場合には、ゲートトレンチ部の底部における角部およびメサ部の底部における角部において、電界集中が生じることにより耐圧が低下する。また、ゲートトレンチ部およびメサ部はフォトリソグラフィー工程における微細加工を妨げるという問題がある。さらに、ゲートトレンチ部およびメサ部を形成するときにGaN層の表面がダメージを受けるという問題がある。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明の第1の態様においては、プレーナゲート型の窒化ガリウム半導体装置を提供する。窒化ガリウム半導体装置は、窒化ガリウム単結晶基板と、窒化ガリウム層と、第1のソース領域と、第1の埋込領域と、第1のベース領域と、ゲート電極とを備えてよい。窒化ガリウム層は、窒化ガリウム単結晶基板上に設けられてよい。第1のソース領域は、窒化ガリウム層中に設けられてよい。第1のソース領域は、少なくとも一部が窒化ガリ・・・ 続きを
知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)
この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 第1実施形態における縦型MOSFET100の上面図である。
【図2】 図1のA‐A断面およびB‐B断面を示す図である。
【図3】 図2のC‐C断面における、Mg濃度分布および残留欠陥分布を示す図である。
【図4】 縦型MOSFET100の製造工程を示すフロー図である。
【図5A】 段階S210を示す図である。
【図5B】 段階S220を示す図である。
【図5C】 段階S225を示す図である。
【図5D】 段階S230を示す図である。
【図5E】 段階S240を示す図である。
【図5F】 段階S250を示す図である。
【図5G】 段階S260を示す図である。
【図5H】 段階S265を示す図である。
【図5I】 段階S270を示す図である。
【図5J】 段階S280を示す図である。
【図5K】 段階S290を示す図である。
【図5L】 段階S300を示す図である。
【図6】 段階S250における熱処理温度の時間変化を示す図である。
【図7】 は、熱処理装置150の概要を示す図である。
【図8】 第2実施形態における縦型MOSFET100の製造工程を示すフロー図である。
【図9A】 段階S265を示す図である。
【図9B】 段階S268を示す図である。
10・・GaN基板、12・・境界、14・・表面、16・・GaN層、17・・境界、18・・裏面、22・・ドリフト領域、22‐T・・上部領域、22‐B・・下部領域、23・・ベース領域、24・・チャネル形成領域、25・・コンタクト領域、26・・ソース領域、27・・側部拡散領域、28・・埋込領域、29・・下部拡散領域、34・・上部拡散領域、35・・第1ドープ領域、36・・第2ドープ領域、37・・側部拡散領域、38・・埋込領域、39・・下部拡散領域、42・・ゲート絶縁膜、44・・ゲート電極、54・・ソース電極、56・・ドレイン電極、58・・電極、60・・線対称軸、70・・保護膜、74・・ガードリング構造、78・・JTE構造、80・・マスク、85・・キャップ層、90・・積層体、100・・縦型MOSFET、110・・活性領域、112・・ゲートパッド、114・・ソースパッド、130・・エッジ終端領域、150・・熱処理装置、160・・制御部、170・・電源部、180・・駆動部、182・・ステージ、184・・トレイ、200・・熱処理炉、210・・シャッタ部、212・・駆動部、214・・シャッタ、220・・昇降部
全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録