技術分野
空調システムの構造
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】対向するサブドレンパンによる通風抵抗を低減する
【解決手段】2つの熱交換器10,20が、両方とも傾斜して配置されており、且つ、この2つの熱交換器10,20が任意の対称面に対して面対称の形で配置されており、以って逆V字型を構成している。熱交換器10,20にはサブドレンパン群11、21が設けられ、サブドレンパン群11、21同士は対称面に対して非面対称の配置で設けられている。
【選択図】図1
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
ここで、本出願人は、図7、図8に示す構造の熱交換器を検討している。
図7は斜視図であり、図8は三面図である。図7(a)、(b)は、異なる方向から見た斜視図である。図8(a)は正面図、図8(b)は上面図、図8(c)は左側面図、図8(d)は右側面図である。
尚、これら各図面のうち図8(a)(正面図)以外の図面は、サブドレンパンに関しては透視図として示している。
この熱交換器は、例えば空調システムの室内機に設けられるが、図7、図8では、室内機の他の構成は省略して示している。
図示の例の熱交換器は、板状に形成された熱交換部(蒸発器など)を2枚用いて、この2枚が両方とも傾斜しており、且つ、この2枚が任意の対称面(垂直の平面など)に対して面対称に配置された構造を有する。つまり、図8(a)(正面図)では図示のように逆V字状(A字状、あるいはハの字状とも言える)に配置される2つの熱交換部110.120を有する構成となっている。この様な構成により、熱交換器の大きさに比べてその設置空間を小さくすることができ、以って例えば室内機の小型化を図ることができる。
また、図示の例の熱交換部110,120は、それぞれ、サブドレンパン群111,121を備える。2つの熱交換部110,120には、それぞれ、その表面(内側表面)に図示のようにサブドレンパン群111,121が設けられている。これより、サブドレンパン群111とサブドレンパン群121とが対向して設けられることになる。
のように、図示の例の熱交換器は、まず、一対の熱交換部110,120が対向して設けられ、特に1対の熱交換部110,120における互いに対向する面同士が任意の対称面に対して面対称になるように配置される。そして、各熱交換部110,120におけるサブドレンパン群111,121同士が対称面に対して面対称になるように配置される。
尚、サブドレンパン群111は、複数のサブドレンパン111a,111b,・・・より成る。同様に、サブドレンパン群121は、複数のサブドレンパン121a,121b,・・・より成る。
各サブドレンパン111a,111b,・・・、121a,121b,・・・は、ドレン水を流下させる為に(受けた結露水を排水する為に)、図7に示す例では側面から見て(水平方向に対して熱交換部の長手方向に傾斜する形で)同じ傾斜角で傾斜して(図8(d)(右側面図)において同じ傾斜角αとなるように)各熱交換部に取り付けられている(並行設置されている)。つまり、この例では、左側の熱交換部110のサブドレンパン111a,111b,・・・と、右側の熱交換部120のサブドレンパン121a,121b,・・・とが、対称面に対して面対称となるように配置されている。
尚、対称面を側面から見た状態を、図8(a)(正面図)において一点鎖線の直線で示すものとする。図示の一点鎖線で示すように、対称面は、2つの熱交換部110,120の中間に位置しており、図示のように二次元的に見た場合は、サブドレンパン群111とサブドレンパン群121とは(あるいは、熱交換部110と熱交換部120とは)、一点鎖線によって線対称の関係に位置する。
この様に、図7の例では、2つの熱交換部110,120が、それぞれに設けられたサブドレンパン群111,121まで含めた全体としても、対称面に対して面対称となっている。この為、左右で互いに対応するサブドレンパン間の間隔が、図8(a)(正面図)に示すように、上方側になるほど狭くなり、サブドレンパン111a−121a間が、最も狭くなる。
一方で、空気の流れは、図8(a)(正面図)に太矢印で示すように、各熱交換部110,120の外側から内側に向けて、熱交換部110,120を通過するように構成されている。
この為、のように2枚の熱交換部を左右対称に傾斜配置させた熱交換器の内側の上方部では、サブドレンパンにより流路が閉塞されている(空気が通り難くなる)為、空気の熱交換器通過後の通風抵抗が非常に大きくなっている。この様に、逆V字型の熱交換器に関して、サブドレンパンによる通風抵抗の増大、という課題が生じる。
尚、上述したことから、図7、図8に示すような構造の熱交換器を、面対称タイプの熱交換器と呼ぶ場合もあるものとする。
本発明の課題は、空調システムにおいて、対向する形でサブドレンパンが形成された1対の熱交換部を有する熱交換器の構成に係わり、サブドレンパンによる通風抵抗を低減する熱交換器、室内機、空調システム等を提供することである。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明の熱交換器は、空調システムの熱交換器であって、対向して設けられた1対の熱交換部と、該1対の熱交換部が対向する側の面にそれぞれ設けられたサブドレンパン群とを有する。
【発明の効果】
本発明の熱交換器、室内機、空調システム等によれば、対向する形でサブドレンパンが形成された複数の熱交換器本体を有する構成に係わり、サブドレンパンによる通風抵抗を低減することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】(a)、(b)は、本例の熱交換器の第1の構造例の斜視図である。
【図2】(a)〜(d)は、本例の熱交換器の第1の構造例の三面図である。
【図3】(a)、(b)は、第1の構造例の効果を説明する為の図である。
【図4】本例の熱交換器の第2の構造例の斜視図である。
【図5】(a)〜(d)は、本例の熱交換器の第2の構造例の三面図である。
【図6】本例の熱交換器を備える室内機の一例を示す図である。
【図7】面対称タイプの熱交換器の斜視図である。
【図8】(a)〜(d)は、面対称タイプの熱交換器の斜視図である。
10 熱交換部
11 サブドレンパン群
11a,11b,11c,11d サブドレンパン
20 熱交換部
21 サブドレンパン群
21a,21b,21c,21d サブドレンパン
30 熱交換部
31 サブドレンパン群
31a,31b,31c,31d サブドレンパン
40 熱交換部
41 サブドレンパン群
41a,41b,41c,41d サブドレンパン
60 熱交換部
61 顕熱交換器
62 蒸発器
63 サブドレンパン群
63a,63b,63c,63d サブドレンパン
70 熱交換部
71 顕熱交換器
72 蒸発器
73 サブドレンパン群
73a,73b,73c,73d サブドレンパン
81,82 吸気口
83 ファン
84 ファン
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