特開2018-185069IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

冷媒回路装置に関し、より詳細には、ヒートポンプ機能を有する冷媒回路を備えた冷媒回路装置に関するものである。

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】冷凍能力を所望の大きさに調整しつつ液バック現象の発生を回避すること。
【解決手段】冷却器34、圧縮機31、放熱器32、補助放熱器33、第1キャピラリーチューブ38及び第2キャピラリーチューブ40a,40b,40cを冷媒管路35で順次接続して構成された主回路30と、圧縮機31の出口側の冷媒管路35から分岐する導入管路45に接続されるとともに商品収容庫3に設置された加熱器46と、加熱器46と補助放熱器33の入口側の冷媒管路35とを接続する帰還管路47とを備えた冷媒回路20を有し、駆動する場合に外部空気を放熱器32及び補助放熱器33に送出する庫外送風ファンF1と、圧縮機31に吸引される冷媒の温度を検出する出口温度センサSと、出口温度センサSを通じて検出される冷媒温度の変化に応じて庫外送風ファンF1の送風量を増減させて冷却器34での冷凍能力を制御する制御部50とを備えている。
【選択図】図3

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところが、上述した冷媒回路装置においては、補助放熱器の出口の冷媒温度に応じて放熱器及び補助放熱器に外気を送出する外気送風ファンの送風量を制御するようにしていたので、ヒートポンプ運転で冷凍能力が過剰となった場合に、圧縮機が液相状態の冷媒を吸引してしまういわゆる液バック現象の発生を検知することができず、結果的に液バック現象を回避することが困難であった。 かかる液バック現象の発生を回避するために、圧縮機として回転数を可変することが可能なインバータ圧縮機を適用したり、膨張機構として開度を調整可能な電子膨張弁を適用したりすることで対応可能であるが、インバータ圧縮機や電子膨張弁は高価であり、結果的に製造コストの増大化を招来し、好ましくない。 本発明は、実情に鑑みて、冷凍能力を所望の大きさに調整しつつ液バック現象の発生を回避することができる冷媒回路装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

目的を達成するために、本発明に係る冷媒回路装置は、冷却器と、前記冷却器から冷媒を吸引して圧縮する圧縮機と、前記圧縮機で圧縮された冷媒を放熱させる放熱器と、前記放熱器の下流側において通過する冷媒を放熱させる補助放熱器と、前記補助放熱器で放熱した冷媒を断熱膨張させる膨張機構とを冷媒管路で順次接続して構成され、前記冷却器で冷媒を蒸発させて該冷却器が設置された室の内部空気を冷却する主回路と、前記・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、制御手段が、圧縮機に吸引される冷媒の温度を検出する冷媒温度検出手段により検出される冷媒温度の変化に応じて、室の外部空気を放熱器及び補助放熱器に送出する外気送風手段の送風量を増減させて冷却器での冷凍能力を制御するので、冷凍能力を所望の大きさに近似させることができる。しかも、制御手段が圧縮機に吸引される冷媒の温度を直接入手することができ、液相冷媒が圧縮機に吸引されることを抑制できる。従って、冷凍能力を所望の大きさに調整しつつ液バック現象の発生を回避することができるという効果を奏する。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】図1は、本発明の実施の形態である冷媒回路装置が適用された自動販売機の内部構造を正面から見た場合を示す説明図である。

【図2】図2は、図1に示した自動販売機の内部構造を示すものであり、右側の商品収容庫の断面側面図である。

【図3】図3は、本発明の実施の形態である冷媒回路装置を概念的に示す概念図である。

【図4】図4は、本発明の実施の形態である冷媒回路装置の特徴的な制御系を模式的に示す模式図である。

【図5】図5は、制御部が実施する庫外送風ファン駆動制御の処理内容を示すフローチャートである。

【図6】図6は、図5に示した送風量可変制御の処理内容を示すフローチャートである。

【図7】図7は、図6に示した送風量調整制御の処理内容を示すフローチャートである。

【図8】図8は、本発明の実施の形態である冷媒回路装置における冷媒の状態変化を示すモリエル線図(P−h線図)である。

選択図 図3出願人が指定した本件の代表的な図

1 本体キャビネット   3 商品収容庫   20 冷媒回路   30 主回路   31 圧縮機   32 放熱器   33 補助放熱器   34 冷却器   35 冷媒管路   38 第1キャピラリーチューブ   40a,40b,40c 第2キャピラリーチューブ   41 内部熱交換器   45 導入管路   46 加熱器   47 帰還管路   50 制御部   51 入力処理部   52 判定処理部   53 比較処理部   54 設定処理部   55 駆動処理部   59 メモリ   F1 庫外送風ファン   F2 庫内送風ファン   S 出口温度センサ

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