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特開2018-186908サーバ装置、及びそれに用いられるコンピュータプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2018-186908(P2018-186908A)
(43)【公開日】2018年11月29日
(54)【発明の名称】サーバ装置、及びそれに用いられるコンピュータプログラム
(51)【国際特許分類】
   A63F 13/79 20140101AFI20181102BHJP
   H04N 21/488 20110101ALI20181102BHJP
   G06F 13/00 20060101ALI20181102BHJP
   A63F 13/35 20140101ALI20181102BHJP
   A63F 13/86 20140101ALI20181102BHJP
【FI】
   A63F13/79
   H04N21/488
   G06F13/00 540A
   A63F13/35
   A63F13/86
【審査請求】有
【請求項の数】5
【出願形態】OL
【全頁数】18
(21)【出願番号】特願2017-90024(P2017-90024)
(22)【出願日】2017年4月28日
(11)【特許番号】特許第6277504号(P6277504)
(45)【特許公報発行日】2018年2月14日
(71)【出願人】
【識別番号】506113602
【氏名又は名称】株式会社コナミデジタルエンタテインメント
(74)【代理人】
【識別番号】100099645
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 晃司
(74)【代理人】
【識別番号】100116171
【弁理士】
【氏名又は名称】川澄 茂
(74)【代理人】
【識別番号】100121533
【弁理士】
【氏名又は名称】佐々木 まどか
(74)【代理人】
【識別番号】100161090
【弁理士】
【氏名又は名称】小田原 敬一
(72)【発明者】
【氏名】玉川 充
【テーマコード(参考)】
5B084
5C164
【Fターム(参考)】
5B084AA02
5B084AA12
5B084AB07
5B084AB36
5B084AB50
5B084BA03
5B084BB15
5B084CD22
5B084DC02
5B084DC03
5C164FA22
5C164UA04S
5C164UD11P
5C164UD21S
(57)【要約】
【課題】ゲーム動画の評価結果にゲームの活動実績を反映することができるサーバ装置を提供する。
【解決手段】センターサーバ2は、動画データ18に基づいて各動画を表示するユーザ端末5がネットワーク3を介して接続され、各動画が各ユーザUによって評価される場合に、各ユーザの評価結果を管理する。また、センターサーバ2は、ユーザ端末5が提供するゲームに関連するゲーム動画がユーザ端末5に表示される場合に、各ユーザUのゲームに関するプレイ実績の有無の情報とユーザIDとが関連付けられるように記述されたプレイデータ19を記憶している。そして、センターサーバ2は、そのプレイ実績の有無の情報に基づいて、各ユーザUの評価結果を互いに区別される特別評価結果及び一般評価結果に分類し、特別評価結果を含むように各ユーザUの評価結果を提供する。
【選択図】図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
動画データに基づいて各動画を表示する動画表示端末がネットワークを介して接続され、当該動画表示端末を通じて各動画が各ユーザによって評価される場合に、各ユーザの評価結果を管理するサーバ装置であって、
ネットワークを介して接続されるゲーム端末が提供するゲームに関連するゲーム動画が前記動画データに基づいて前記動画表示端末に表示される場合に、各ユーザの前記ゲームに関する活動実績の情報と各ユーザを識別するためのユーザ識別情報とが関連付けられるように記述された活動データを記憶する活動データ記憶手段と、
前記活動データの前記活動実績の情報に基づいて、一部の分類に属する評価結果に対応する特別評価結果が他の分類に属する評価結果に対応する他の評価結果と区別されるように、前記一部の分類及び前記他の分類を含む複数の分類に各ユーザの評価結果を分類する結果分類手段と、
前記結果分類手段の分類結果に基づいて、前記特別評価結果を含むように、各ユーザの評価結果を提供する結果提供手段と、
を備える、サーバ装置。
【請求項2】
前記結果分類手段は、前記活動実績の情報に基づいて、前記ゲームのプレイ実績を持つユーザの評価結果を前記一部の分類に、前記プレイ実績を持たないユーザの評価結果を前記他の分類に、それぞれ分類する、請求項1に記載のサーバ装置。
【請求項3】
前記前記特別評価結果及び前記他の評価結果の少なくともいずれか一方には、前記特別評価結果が前記他の評価結果と区別されるように、前記特別評価結果の価値を前記他の評価結果の価値よりも高めるための編集が実行される、請求項1又は2に記載のサーバ装置。
【請求項4】
前記結果提供手段は、前記特別評価結果及び前記他の評価結果の価値が数値化される場合に、前記他の評価結果の価値及び前記特別評価結果の編集後の価値の合算結果を提供することにより前記特別評価結果を含むように、各ユーザの評価結果を提供する、請求項3に記載のサーバ装置。
【請求項5】
前記結果提供手段は、各ユーザの評価結果として前記特別評価結果だけを抽出して提供する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のサーバ装置。
【請求項6】
前記活動データ記憶手段を備えるコンピュータを、請求項1〜5のいずれか一項に記載のサーバ装置の各手段として機能させるように構成されたコンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、動画データに基づいて各動画を表示する動画表示端末がネットワークを介して接続され、この動画表示端末を通じて各動画が各ユーザによって評価される場合に、各ユーザの評価結果を管理するサーバ装置等に関する。
【背景技術】
【0002】
動画データに基づいて各動画を表示する動画表示端末がネットワークを介して接続され、この動画表示端末を通じて各動画が各ユーザによって評価される場合に、各ユーザの評価結果を管理するサーバ装置が存在する。例えば、各動画として番組コンテンツを利用し、番組コンテンツを視聴している視聴者の映像に基づいて視聴者の番組コンテンツに対する評価を決定して記録する動画配信システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2015−142207号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のシステムでは、動画に対する視聴者(ユーザ)の評価は管理されているものの、ゲーム動画に関する言及はない。このため、そのようなゲーム動画に対応するゲームの活動実績は動画の評価に利用されておらず、管理もされていない。
【0005】
そこで、本発明は、ゲーム動画の評価結果にゲームの活動実績を反映することができるサーバ装置等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のサーバ装置は、動画データに基づいて各動画を表示する動画表示端末がネットワークを介して接続され、当該動画表示端末を通じて各動画が各ユーザによって評価される場合に、各ユーザの評価結果を管理するサーバ装置であって、ネットワークを介して接続されるゲーム端末が提供するゲームに関連するゲーム動画が前記動画データに基づいて前記動画表示端末に表示される場合に、各ユーザの前記ゲームに関する活動実績の情報と各ユーザを識別するためのユーザ識別情報とが関連付けられるように記述された活動データを記憶する活動データ記憶手段と、前記活動データの前記活動実績の情報に基づいて、一部の分類に属する評価結果に対応する特別評価結果が他の分類に属する評価結果に対応する他の評価結果と区別されるように、前記一部の分類及び前記他の分類を含む複数の分類に各ユーザの評価結果を分類する結果分類手段と、前記結果分類手段の分類結果に基づいて、前記特別評価結果を含むように、各ユーザの評価結果を提供する結果提供手段と、を備えている。
【0007】
一方、本発明のコンピュータプログラムは、前記活動データ記憶手段を備えるコンピュータを、上述のサーバ装置の各手段として機能させるように構成されたものである。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の一形態に係る動画配信システムの全体構成の概要を示す図。
図2】動画配信システムの制御系の要部の構成を示す図。
図3】動画評価サービスの一例の概要を説明するための説明図。
図4】特別評価結果に属する評価結果の価値が上昇するように編集される場合の動画評価サービスの一例の概要を説明するための説明図。
図5】動画データの内容の一例を説明するための説明図。
図6】プレイデータの内容の一例を説明するための説明図。
図7】結果分類処理ルーチンのフローチャートの一例を示す図。
図8】結果提供処理ルーチンのフローチャートの一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一形態に係る動画配信システムについて説明する。図1は、本発明の一形態に係る動画配信システムの全体構成の概要を示す図である。図1に示すように、動画配信システム1は、サーバ装置としてのセンターサーバ2を含んでいる。センターサーバ2は、一台の物理的装置によって構成される例に限らない。例えば、複数の物理的装置としてのサーバ群によって一台の論理的なセンターサーバ2が構成されてもよい。また、クラウドコンピューティングを利用して論理的にセンターサーバ2が構成されてもよい。
【0010】
センターサーバ2には、ネットワーク3を介して、ユーザ端末5が接続される。ユーザ端末5は、ユーザによって使用されるネットワーク端末装置の一種である。例えば、ユーザ端末5として、携帯電話(スマートフォンを含む)が利用されてよい。携帯電話は、ユーザの個人用途に供されるユーザ端末の一種である。例えば、携帯電話は、動画を表示(再生)する動画再生機能を有していてよい。そして、携帯電話は、例えば、このような動画再生機能を通じて動画を表示するための動画表示端末として機能してよい。また、携帯電話は、ソフトウェアの実行を通じて、その他にも各種の機能を発揮してよい。例えば、そのような機能には、ユーザにゲームをプレイさせるゲーム機能が含まれてよい。そして、携帯電話は、例えば、このようなゲーム機能を通じてゲームを提供するゲーム端末として機能してよい。つまり、ユーザ端末5は、例えば、動画表示端末及びゲーム端末の両方として機能してよい。なお、ユーザ端末5として、例えば、その他にもパーソナルコンピュータ、携帯型タブレット端末装置といった、ネットワーク接続が可能でかつユーザの個人用途に供される各種のネットワーク端末装置が利用されてよい。
【0011】
ネットワーク3は、一例として、TCP/IPプロトコルを利用してネットワーク通信を実現するように構成される。典型的には、WANとしてのインターネットと、LANとしてのイントラネットと、を組み合わせてネットワーク3が構成される。図1の例では、センターサーバ2はルータ3aを介して、ユーザ端末5はアクセスポイント3bを介して、それぞれネットワーク3に接続されている。
【0012】
なお、ネットワーク3は、TCP/IPプロトコルを利用する形態に限定されない。ネットワーク3として、通信用の有線回線、或いは無線回線(赤外線通信、近距離無線通信等を含む)等を利用する各種の形態が利用されてよい。
【0013】
センターサーバ2は、ネットワーク3を介してユーザ端末5のユーザに各種のWebサービスを提供する。Webサービスには、ユーザ端末5に動画を配信するための動画配信サービスが含まれる。さらに、Webサービスは、動画配信サービスを通じて配信される各動画に対する評価を受け付ける動画評価サービスを含んでいる。例えば、動画評価サービスは動画配信サービスの一部として提供されてもよい。動画評価サービスの詳細は後述する。
【0014】
なお、Webサービスは、その他にもユーザ端末5の機能に応じて各種のサービスを含んでいてよい。例えば、Webサービスは、動画或いはゲームに関する各種の情報を提供する情報サービスを含んでいてよい。また、例えば、Webサービスは、各ユーザ端末5に各種データ或いはソフトウェアを配信(データ等のアップデートを含む)する配信サービスを含んでいてもよい。さらに、Webサービスは、ユーザによる情報発信、交換、共有といった交流の場を提供するコミュニティサービス、各ユーザを識別するためのユーザIDを付与するサービス、ネットワーク3を介して複数のユーザが共通のゲームをプレイする際にユーザ同士をマッチングするマッチングサービス等を含んでいてもよい。
【0015】
次に、動画配信システム1の制御系の要部について説明する。図2は、動画配信システム1の制御系の要部の構成を示す図である。図2に示すように、センターサーバ2は、コンピュータとしての制御ユニット10と、記憶ユニット11と、を備えている。制御ユニット10は、マイクロプロセッサと、そのマイクロプロセッサの動作に必要な内部記憶装置(一例としてROM及びRAM)等の各種周辺装置とを組み合わせたコンピュータユニットとして構成されている。なお、制御ユニット10には、キーボード等の入力装置、モニタ等の出力装置等が接続され得る。しかし、それらの図示は省略した。
【0016】
記憶ユニット11は、制御ユニット10に接続されている。記憶ユニット11は、電源の供給がなくても記憶を保持可能なように、例えば、磁気テープ等の大容量記憶媒体により構成されてよい。記憶ユニット11には、サーバ用データ14及びサーバ用プログラム15が記憶されている。サーバ用プログラム15は、センターサーバ2がユーザ端末5に各種のサービスを提供するために必要なコンピュータプログラムである。制御ユニット10がサーバ用プログラム15を読み取って実行することにより、制御ユニット10の内部には、Webサービス管理部17が設けられる。
【0017】
Webサービス管理部17は、上述のWebサービスを提供するために必要な処理を実行する。Webサービス管理部17は、コンピュータハードウェアとコンピュータプログラムとの組み合わせにより実現される論理的装置である。なお、制御ユニット10の内部には、その他にも各種の論理的装置が設けられ得る。しかし、それらの図示は省略した。
【0018】
サーバ用データ14は、サーバ用プログラム15の実行に伴って参照されるデータである。例えば、サーバ用データ14は、動画データ18及び活動データとしてのプレイデータ19を含んでいてよい。動画データ18は、各種の動画を表示するためのデータである。このような動画には、例えば、ゲームに関連する動画が含まれていてよい。より具体的には、動画データ18は、例えば、ユーザ端末5が提供するゲームの過去のプレイにおけるゲーム画面の遷移を動画(以下、ゲーム動画と呼ぶ場合がある)として表示するためのデータを含んでいてよい。また、プレイデータ19は、各ユーザに固有の固有情報を管理するためのデータである。例えば、このような固有情報は、各ユーザのゲームに関する活動実績の情報を含んでいてよい。そして、例えば、プレイデータ19は、前回までのプレイ結果(過去のプレイ状況)を次回以降に引き継ぐため、或いは各ユーザに固有の設定内容を引き継ぐために使用されてよい。動画データ18及びプレイデータ19の詳細は後述する。
【0019】
なお、サーバ用データ14は、例えば、その他にもユーザID等の各種IDを管理するためのID管理データ等のWebサービスのための各種のデータを含み得る。しかし、それらの図示は省略した。
【0020】
一方、ユーザ端末5には、制御ユニット30と、記憶ユニット31と、モニタMOと、タッチパネル32と、スピーカ33と、が設けられている。記憶ユニット31、モニタMO、タッチパネル32及びスピーカ33は、いずれも制御ユニット30に接続されている。制御ユニット30は、マイクロプロセッサと、そのマイクロプロセッサの動作に必要な内部記憶装置(一例としてROM及びRAM)等の各種周辺装置とを組み合わせたコンピュータユニットとして構成されている。なお、制御ユニット30には、例えば、その他にも動画の再生或いはゲームの提供等に必要な各種の装置が接続され得る。しかし、それらの図示は省略した。
【0021】
モニタMOは、制御ユニット30からの出力信号に基づいて各種の画像等を表示するための周知の表示装置である。一例として、モニタMOは、制御ユニット30からの出力信号に応じて、動画及びゲームをプレイするためのゲーム画面を表示してよい。タッチパネル32は、ユーザが指等で触れると、その接触位置に応じた信号を出力する公知の入力装置である。タッチパネル32は、例えば、透明に構成され、モニタMOの表面に重ね合わされるように配置されてよい。そして、タッチパネル32は、ユーザのタッチ操作に基づいてそのタッチ位置に対応する信号を制御ユニット30に出力する。同様に、スピーカ33は、制御ユニット30からの出力信号に基づいて各種の音声を再生するための周知の出力装置(音声再生装置)である。スピーカ33は、制御ユニット30からの出力信号に応じて、動画或いはゲームで使用されるBGM等の各種の音声を再生する。
【0022】
一方、記憶ユニット31は、電源の供給がなくても記憶を保持可能なように、例えば、磁気記録媒体や光記録媒体、フラッシュSSD(Solid State Drive)などにより構成されてよい。記憶ユニット31には、端末プログラム34及び端末データ35が記憶されている。端末プログラム34は、ユーザ端末5が各種のサービスを提供するために必要なコンピュータプログラムである。例えば、このようなサービスには、動画の再生及びゲームの提供が含まれてよい。端末プログラム34の実行に伴って、制御ユニット30の内部には、サービス提供部37が設けられる。サービス提供部37は、動画の再生或いはゲームのプレイ等のサービスを提供するために必要な各種処理を実行する。サービス提供部37は、コンピュータハードウェアとコンピュータプログラムとの組み合わせにより実現される論理的装置である。なお、制御ユニット30の内部には、その他にも各種の論理的装置が設けられ得る。しかし、それらの図示は省略した。
【0023】
端末データ35は、端末プログラム34の実行に伴って参照されるデータである。端末データ35は、例えば、動画データ18及びプレイデータ19を含んでいてよい。例えば、これらのデータは、必要な部分が含まれるように、少なくとも一部がセンターサーバ2から提供されてよい。なお、端末データ35は、その他にも各種のサービスを実行するための各種のデータを含んでいてよい。例えば、そのようなデータには、動画やゲームに必要なBGM等の各種の音声を再生するための音声データ、ゲームに必要な各種画像を表示するための画像データ、及び上述のID管理データが含まれてよい。しかし、それらの図示は省略した。
【0024】
次に、動画配信システム1が提供する動画評価サービスの詳細について説明する。動画評価サービスは、上述のとおり、配信対象の各動画に対する評価を受け付けるサービスである。また、動画評価サービスは、受け付けた各動画に対する評価結果を各ユーザに提供するように構成されている。さらに、動画評価サービスは、そのような評価結果を、分類条件に基づいて複数に分類し、分類毎の評価結果が互いに区別されるように提供する。具体的には、例えば、動画評価サービスは、そのような各分類の評価結果を一部の分類だけを抽出することによりその一部の分類と他の分類とが区別されるように各ユーザに提供してよい。あるいは、動画評価サービスは、一部の分類に属する評価結果の価値を他の分類に属する評価結果の価値よりも高く編集することにより一部の分類に属する評価結果が他の分類に属する評価結果と区別されるように提供してもよい。つまり、動画評価サービスは、一部の分類に属する評価結果の価値が他の分類に属する評価結果の価値よりも重視されるように、各動画の評価結果を提供してよい。さらに、このような価値は、一部の分類と他の分類とが識別されるように提供されてもよいし、数値化される場合等、合算可能な場合には合算結果が提供されてもよい。
【0025】
図3及び図4を参照して、動画評価サービスの一例の概要について具体的に説明図する。図3は、動画評価サービスの一例の概要を説明するための説明図である。図3に示すように、動画評価サービスは、評価工程、分類工程、及び結果提供工程を含んでいる。評価工程では、各動画に対する各ユーザの評価結果がユーザ端末5を介して受け付けられる。分類工程では、各ユーザの評価結果が分類条件に基づいて特別評価結果及び一般評価結果に分類される。そして、結果提供工程では、そのような特別評価結果及び一般評価結果が区別されるように、ユーザ端末5を介して各ユーザに提供される。
【0026】
具体的には、評価工程では、各ユーザの評価結果がユーザ端末5からセンターサーバ2に送信される。例えば、ユーザ端末5は、動画再生機能を発揮するための動画用のアプリケーション(ソフトフェア)を通じて評価結果を受け付けてよい。例えば、このような動画用のアプリケーションとしてWebブラウザアプリケーション(以下、Webブラウザと呼ぶ場合がある)が使用されてよい。つまり、評価工程では、Webアプリを介して評価結果の入力及び送信が実行されてよい。また、このようなWebアプリは、評価結果の受け付けにユーザIDを要求してもよい。そして、ユーザ端末5は、このようなWebアプリを介して、評価結果とともに、評価者のユーザIDをセンターサーバ2に送信してよい。なお、評価工程は、動画の中或いは視聴後等の適宜の時期に提供されてよい。
【0027】
分類条件は、例えば、各動画の視聴実績、評価実績、評価者の属性、及びゲーム動画の場合にはそのゲーム動画に対応するゲームの活動実績を要件として含んでいてよい。例えば、視聴実績として、各動画を最後まで視聴したか否か、同じ動画を複数回視聴しているか否かの情報が利用されてよい。また、例えば、評価実績として、他の動画に対する評価実績(評価対象の動画に関連する動画等の特定の動画に対する評価実績を含む)の有無が利用されてよい。同様に、評価者の属性として、所定の性別に該当するか否か、所定の年齢に該当するか否か、所定の範囲に住所等が位置するか否か等が利用されてよい。さらに、活動実績として、ゲーム動画に対応するゲーム或いはそれに関連するゲーム(シリーズのゲームの場合は前作のゲーム、若しくはキャラクタが共通する他のゲーム等)のプレイ実績の有無(所定のレベルや進行度合い等の詳細が更に要件として利用されてもよい)、又はゲームにおけるユーザの関連性(フレンド設定の関係、或いはライバル設定の関係等)が利用されてよい。
【0028】
例えば、分類条件が活動実績を要件に含む場合に、分類工程において、センターサーバ2は、プレイデータ19に基づいてゲーム動画に対する各ユーザの評価結果を特別評価結果及び一般評価結果に分類する。具体的には、センターサーバ2は、ゲーム動画に対する評価結果がそのゲーム動画に対応するゲームのプレイ実績を持つユーザから提供されている場合に、その評価結果を特別評価結果に分類する。一方、センターサーバ2は、その評価結果がゲームのプレイ実績を持たないユーザから提供されている場合、その評価結果を一般評価結果に分類する。つまり、センターサーバ2は、ユーザIDを基準にプレイデータ19の活動実績の情報を参照し、ユーザIDがそのゲームのプレイ実績に関連付けられていれば特別評価結果に、関連付けられていなければ一般評価結果に、それぞれ評価結果を分類する。そして、センターサーバ2は、その分類結果を管理する。例えば、このような管理に動画データ18が使用されてよい。つまり、センターサーバ2は、例えば、動画データ18を介して、各動画の評価結果を特別評価結果及び一般評価結果に区別しつつ管理してよい。この場合、特別評価結果、及び一般評価結果が、本発明の一部の分類、及び他の分類にそれぞれ対応する。また、これらにそれぞれ属する評価結果が本発明の特別評価結果及び他の評価結果にそれぞれ対応する。
【0029】
結果提供工程において、センターサーバ2は、特別評価結果が一般評価結果と区別されるように、少なくとも特別評価結果をユーザ端末5に提供する。具体的には、例えば、センターサーバ2は、このような区別が実現されるように、特別評価結果だけを抽出して提供したり、価値を編集した後の特別評価結果及び一般評価結果を提供したりしてよい。また、例えば、センターサーバ2は、このような区別がユーザ端末5によって実行されるように、特別評価結果及び一般評価結果の両方をユーザ端末5に提供してもよい。つまり、センターサーバ2は、特別評価結果が一般評価結果と区別されるようにユーザ端末5に表示される限り、区別前後の特別評価結果及び一般評価結果のいずれをユーザ端末5に提供してもよい。
【0030】
また、特別評価結果に属する評価結果の価値が一般評価結果に属する評価結果の価値よりも高くなるように編集される場合、特別評価結果及び一般評価結果のいずれか一方が編集されてもよいし、両方が編集されてもよい。例えば、価値が上昇するように特別評価結果の方だけに1以上の係数が積算されてもよいし、価値が下がるように一般評価結果の方だけに1未満の係数が積算されてもよい。あるいは、これらが組み合わされるように特別評価結果及び一般評価結果の両方に係数が積算されてもよい。
【0031】
図4は、特別評価結果に属する評価結果の価値が上昇するように編集される場合の動画評価サービスの一例の概要を説明するための説明図である。また、図4の例は、図3の例と同様に、分類条件が活動実績を要件に含む場合を示している。さらに、図4の例は、各動画が星の数によって評価される場合(各ユーザが各動画に評価結果を示す数の星を付与する場合)を示している。そして、図4の例は、このような評価結果の全体を合算した合算結果に対応する星の数が各動画の評価としてユーザUに提供される場合を示している。このような場合、図4に示すように、特別評価結果に属する評価結果の価値が一般評価結果の価値よりも高くなるように特別評価結果に属する評価結果が編集され、そのような編集後の評価結果が閲覧者に提供される。
【0032】
具体的には、図4の例では、評価工程において、ゲーム動画を視聴したユーザUのうち、そのゲーム動画に対応するゲームのプレイ実績を持つ第1ユーザU1が三つの星(“☆☆☆”)を、プレイ実績を持たない第2ユーザU2が二つの星(“☆☆”)を、それぞれそのゲーム動画に評価結果として付与している。この場合、このような評価結果が第1ユーザU1及び第2ユーザU2のユーザ端末5からセンターサーバ2に送信される。
【0033】
続く分類工程において、センターサーバ2は、分類条件に基づいて編集の要否を判別し、必要な場合に編集を実行する。具体的には、センターサーバ2は、まずユーザIDを基準にプレイデータ19を参照しつつ、プレイ実績を持つユーザUによって提供された評価結果の場合にその評価結果を特別評価結果に分類する。そして、センターサーバ2は、そのような特別評価結果を編集が必要と判別し、星の数が増えるように評価結果に所定の係数を掛け算する。例えば、このような所定の係数として、1.3が利用されてよい(掛け算後の星の数が整数に該当しない場合には、例えば四捨五入により整数化されてよい)。つまり、センターサーバ2は、星の数を約三割増加させることにより星の数が4つとなるように第1ユーザU1の評価結果を編集する。そして、センターサーバ2は、編集後の評価結果を動画データ18によって管理する。なお、評価結果が特別評価結果に属することを示す情報は、動画データ18によって管理されてもよいし、管理されなくてもよい。また、複数のユーザUによって評価される場合、所定の係数の積算は、特別評価結果の累積値に対して実行されてもよいし、特別評価結果に属する評価結果毎に実行されてもよい。つまり、編集前の評価結果の累積値が管理され、所定の係数の積算は提供時にその累積値に対して実行されてもよい。あるいは、所定の係数の積算は分類時に都度実行され、編集後の累積値が管理されてもよい。
【0034】
一方、センターサーバ2は、プレイ実績を持たないユーザUによって提供された評価結果の場合にはその評価結果を一般評価結果に分類する。そして、センターサーバ2は、そのような一般評価結果には編集が不要と判別し、編集をせずに動画データ18を介してそのままその評価結果を管理する。つまり、センターサーバ2は、第2ユーザU2の評価結果として二つを示す星の数をそのまま動画データ18によって管理する。
【0035】
そして、結果提供工程では、編集後の評価結果が評価結果全体の合算値を通じて各動画の評価結果を閲覧するユーザU(閲覧者)に提供される。つまり、編集後の評価結果は、それを含む合算値を通じて各ユーザUに提供される。このような評価結果として、例えば、編集後の評価結果に基づく平均値や最頻値、或いは最高値が提供されてもよい。図4の例では、結果提供工程において、ゲーム動画の評価結果として三つの星を示す情報、つまり編集後の評価結果を含む全体の評価結果の平均値を示す情報が第3ユーザU3のユーザ端末5に提供されている。動画評価サービスは、このように特別評価結果の価値を高めるための編集を実行しつつ、ゲーム動画の評価結果をユーザに提供するように構成されていてもよい。
【0036】
なお、編集後の評価結果は、上述の態様に限らず、各種の態様で提供されてよい。例えば、編集後の評価結果は、動画データ18が特別評価結果と一般評価結果とを区別する情報を含む場合には、特別評価結果だけを対象にする統計(平均値等)結果、抽出結果、並び代え結果等、適宜の態様で提供されてよい。
【0037】
次に、動画データ18及びプレイデータ19の詳細について説明する。図5は、動画データ18の内容の一例を説明するための説明図である。また、図5の例は、動画データ18が評価結果の管理に使用される場合を示している。この場合、図5に示すように、動画データ18は、例えば、“動画ID”、“管理項目”、及び“表示用データ”の情報を含んでいてよい。そして、動画データ18は、例えば、これらの情報が互いに関連付けられるように記述されたレコードの集合として構成されてよい。
【0038】
“動画ID”は、各動画を識別するための情報である。“動画ID”として、例えば、動画毎にユニークな動画IDの情報が使用されてよい。また、“表示用データ”は、各動画をモニタMOに表示させるために必要なデータ(例えばMPEG規格のデータ)である。一方、“管理項目”は、各動画を管理するための情報である。例えば、“管理項目”は、“提供者”、“詳細”及び“評価項目”の情報を含んでいてよい。
【0039】
“提供者”は、各動画を提供したユーザUを示す情報である。例えば、“提供者”の情報として、各動画をアップロードしたユーザUに対応するユーザIDの情報が使用されてよい。“詳細”は、動画の各種の特徴を示す情報である。例えば、“詳細”として、視聴対象の性別、年齢、或いは各動画が属する分類等を示す情報が使用されてもよい。また、例えば、ゲーム動画の場合には、“詳細”として、ゲームの場面(例えば進行度合い)、動画に登場するキャラクタ、プレイするユーザUのレベル(例えばゲーム動画の場合)等のゲームの状況を示す情報が使用されてもよい。
【0040】
“評価項目”は、各動画に対する各ユーザUの評価結果を管理するための情報である。“評価項目”は、例えば、“評価者”、“評価結果”、及び“特別区分”の情報を含んでいてよい。“評価者”は、各動画を評価したユーザUを示す情報である。例えば、“評価者”の情報として、各動画を評価したユーザUに対応するユーザIDの情報が使用されてよい。“評価結果”は、各ユーザUの評価結果を示す情報である。例えば、各動画が星の数で評価される場合には、“評価結果”として、星の数を示す数値の情報が使用されてよい。“特別区分”は、特別評価結果に該当するか否か判別するための情報である。例えば、“特別区分”の情報として、特別評価結果を示すフラグが使用されてよい。また、“特別区分”は、特別評価結果に該当するか否か動画データ18によって管理される場合に使用されてよい。
【0041】
一方、図6は、プレイデータ19の内容の一例を説明するための説明図である。図6に示すように、プレイデータ19は、例えば、ユーザ識別情報としての“ユーザID”、“プレイ実績”、“属性”、及び“関係者”の情報を含んでいてよい。そして、プレイデータ19は、例えば、これらの情報が互いに関連付けられるように記述されたレコードの集合として構成されてよい。この場合、例えば、これらの“プレイ実績”及び“関係者”の情報が活動実績の情報として機能してよい。さらに、例えば、これらの活動実績の情報に“属性”を加えた情報が固有情報として機能してよい。
【0042】
“ユーザID”は、各ユーザUを識別するためのユーザIDの情報である。“属性”は、各ユーザUの属性を示す情報である。例えば、“属性”の情報として、性別或いは年齢を示す情報が使用されてよい。“関係者”は、関連が設定されている他のユーザUを示す情報である。例えば、“関係者”の情報は、各ユーザU間を関連付けるための関連設定がゲームにおいて許容される場合に使用されてよい。そして、各ユーザU間の関連は、このような関連設定を通じて設定されてよい。また、例えば、このような関連設定として、フレンド登録やライバル登録等が採用されてよい。そして、例えば、“関係者”の情報として、このようなフレンド登録等がされている他のユーザUのユーザIDの情報が使用されてよい。
【0043】
なお、関連設定は、ゲーム毎に設定されてもよい。つまり、“関係者”の情報は“ゲームID”の情報毎に関連付けられてもよい。また、動画配信システム1では、異なる体系によって管理される複数種類のユーザIDが使用されてよい。具体的には、例えば、Webブラウザで使用されるユーザIDとゲームアプリで使用されるユーザIDとは種類(管理体系等)が相違していてよい。つまり、Webブラウザ及びゲームアプリとの間では、同じユーザに対応する異なるユーザIDが使用されてもよい。そして、このようなユーザID間の関連付けは、例えば、ID管理データによって管理されてもよい。このため、例えば、プレイデータ19の“ユーザID”と動画データ18の“提供者”等とでは異なる種類のユーザIDの情報が使用されていてもよい。
【0044】
一方、“プレイ実績”は、ゲームのプレイ実績を示す情報である。例えば、“プレイ実績”は、“ゲームID”、“プレイ日時”、“進行”、及び“成績”の情報を含んでいてよい。“ゲームID”は複数種類のゲームが存在する場合に各ゲームを識別するためにゲーム毎にユニークなゲームIDを示す情報である。また、“プレイ日時”及び“成績”は、ゲームがプレイされた日時及びその時の成績をそれぞれ示す情報である。一方、“進行”は、ゲームの進行度合いを示す情報である。例えば、“進行”の情報として、進行度合いを示す数値がゲームに適時設定されている場合に、そのような数値の情報が利用されてよい。
【0045】
次に、結果分類処理及び結果提供処理について説明する。結果分類処理は、各動画に対する各ユーザUの評価結果を分類条件に基づいて複数の分類に分類するための処理である。例えば、結果分類処理は、図3或いは図4の例の分類工程を実現するように構成されていてよい。一方、結果提供処理は、各動画の評価結果を各ユーザUに提供するための処理である。例えば、結果提供処理は、図3或いは図4の例の結果提供工程を実現するように構成されていてよい。
【0046】
結果分類処理は図7のルーチンを通じて、結果提供処理は図8のルーチンを通じて、それぞれセンターサーバ2の制御ユニット10によって実現される。より具体的には、例えば、図7及び図8のルーチンは、制御ユニット10のWebサービス管理部17を通じて実行されてよい。なお、センターサーバ2の制御ユニット10及びユーザ端末5の制御ユニット30は、これらの処理の他にも各種の周知な処理等を、それぞれ単独で或いは互いに協働して実行する。しかし、それらの詳細な説明は省略する。
【0047】
図7は、結果分類処理を実現するための結果分類処理ルーチンのフローチャートの一例を示す図である。例えば、図7のルーチンは、ユーザ端末5を通じて評価結果が送信される毎に実行されてよい。図7のルーチンが開始されると、Webサービス管理部17は、まずステップS11において各ユーザUの評価結果を取得する。この取得は、例えば、ユーザ端末5からの送信結果に基づいて実行されてよい。また、Webサービス管理部17は、例えば分類条件がプレイ実績を要件に含む場合に、ステップS11において更にユーザIDの情報を取得してよい。
【0048】
続くステップS12において、Webサービス管理部17は、ステップS12においてステップS11で取得した評価結果を分類条件に基づいて分類する。この分類は、例えば、分類条件がプレイ実績を要件に含む場合に、ゲーム動画の評価結果を提供したユーザUがそのゲーム動画に対応するゲームのプレイ実績を持つか否かに基づいて実現されてよい。具体的には、例えば、Webサービス管理部17は、プレイデータ19を参照し、ステップS11で取得したユーザIDにゲーム動画に対応するゲームのプレイ実績がある場合には特別評価結果に、プレイ実績がない場合には一般評価結果に、それぞれ評価結果を分類してよい。
【0049】
さらに、Webサービス管理部17は、例えば特別評価結果の価値を一般評価結果の価値よりも高く扱う場合には、ステップS12において評価結果を編集する。具体的には、Webサービス管理部17は、例えば、このような編集として特別評価結果の価値を高めるための編集を実行する場合には、ステップS12において特別評価結果に所定の係数を掛け算する処理を実行してよい。
【0050】
次のステップS13において、Webサービス管理部17は、ステップS12の処理結果を反映しつつ、評価結果を保存する。具体的には、例えば、Webサービス管理部17は、評価結果を動画データ18に記録することにより保存してよい。また、例えば、編集後の評価結果及びその評価結果が属する分類が動画データ18を介して管理される場合、そのような編集後の評価結果及び分類をステップS12の処理結果として動画データ18に記録してよい。つまり、Webサービス管理部17は、ステップS13において、例えば、編集後の評価結果(評価結果が編集されている場合)及びその評価結果が属する分類が管理されるように動画データ18を更新してよい。そして、ステップS13の処理を終えると、Webサービス管理部17は、今回のルーチンを終了する。
【0051】
図7のルーチンにより、分類条件に基づいて各ユーザUの評価結果が複数の分類に分類され、管理される。また、分類条件に基づいて評価結果が編集される場合には、そのような編集後の評価結果が管理される。換言すれば、図3或いは図4の例の分類工程が実現される。
【0052】
一方、図8は、結果提供処理を実現するための結果提供処理ルーチンのフローチャートの一例を示す図である。評価結果は、例えば、動画を視聴するための視聴画面を通じて提供されてもよいし、専用の画面を通じて提供されてもよい。このため、例えば、図8のルーチンは、視聴画面或いは専用の画面の表示がユーザ端末5からリクエストされた場合に実行されてよい。
【0053】
図8のルーチンが開始されると、Webサービス管理部17は、まずステップS21において表示対象の動画に対応する評価結果を取得する。例えば、Webサービス管理部17は、評価結果が動画データ18によって管理されている場合に、そのような評価結果の情報を含むように動画データ18を取得することにより、このような取得を実現してよい。
【0054】
続くステップS22において、Webサービス管理部17は、ステップS21で取得した評価結果をユーザ端末5に提供する。例えば、Webサービス管理部17は、視聴画面或いは専用の画面がユーザ端末5に表示されるように、ステップS21で取得した動画データ18をユーザ端末5に提供することにより、このような提供を実現してよい。また、評価結果として特別評価結果だけがリクエストされている場合には、Webサービス管理部17は、特別評価結果だけを抽出して提供してよい。つまり、Webサービス管理部17は、評価結果が特別評価結果に絞られた動画データ18を生成し、そのような動画データ18をユーザ端末5に提供してよい。一方、例えば星の数等の編集前の特別評価結果の累積値が管理されている場合には、Webサービス管理部17は、その累積値に所定の係数を積算することにより編集を実行し、その編集結果をユーザ端末5に提供してよい。この場合、編集後の評価結果に基づく特別評価結果及び一般評価結果の合算値がユーザ端末5に提供されてもよい。そして、Webサービス管理部17は、ステップS22の処理を終えると、今回のルーチンを終了する。
【0055】
図8のルーチンにより、各分類に属する評価結果が互いに区別されるように、ユーザ端末5に提供される。具体的には、例えば、特別評価結果の価値を高めるように評価結果が編集されている場合には、編集後の評価結果、つまり特別評価結果の価値が一般評価結果の価値よりも高くなるように区別された評価結果がユーザ端末5に提供される。あるいは、例えば、一般評価結果と区別されるように特別評価結果だけが抽出され、ユーザ端末5に提供される。換言すれば、図3或いは図4の例の結果提供工程が実現される。
【0056】
以上に説明したように、この形態によれば、動画の評価結果が分類条件に基づいて複数の分類に分類され、分類毎に区別されるように各ユーザUに提供される。例えば、分類条件が活動実績を要件に含む場合には、ゲーム動画に対する評価結果は活動実績に基づいて複数の分類に分類される。具体的には、ゲーム動画の評価結果は、そのゲームに関連する活動実績に基づいて特別評価結果と一般評価結果とに分類され、これらが互いに区別されるように提供される。これにより、ゲーム動画の評価結果にそのゲームの活動実績を反映することができるので、例えばゲームに関連の深いユーザUの評価結果の価値を他のユーザUの評価結果の価値よりも高く扱うことができる。
【0057】
ゲーム動画の場合、それに対応するゲームに関連の深いユーザUの評価結果の方が他のユーザUの評価結果よりも有用である場合が多い。具体的には、例えば、ゲーム動画はそれに対応するゲームをプレイするユーザU或いはプレイを希望するユーザUによって視聴される場合が多い。このため、ゲームのプレイ経験を持つユーザU(例えば第1ユーザU1)の評価結果の方がプレイ経験のないユーザU(例えば第2ユーザU2)の評価結果よりも有益である場合が多い。このため、例えば特別評価結果に属する評価結果に所定の係数を積算する編集を通じて特別評価結果及び一般評価結果が区別される場合には、特別評価結果の価値が一般評価結果の価値よりも相対的に高められるので、有用性の高い評価結果の方を他の評価結果よりもユーザU(例えば第3ユーザU3)に重視させることができる。あるいは、特別評価結果だけがユーザUに提供される場合には、ゲーム動画の評価結果を有用性の高い評価結果だけに絞ってユーザUに提供することができるので、評価結果の有用性(或いは信頼性)をより向上させることができる。結果として、評価結果への活動実績の反映を通じて、ゲーム動画に対する評価結果の有用性(或いは信頼性)を向上させることができる。これにより、ゲーム動画の視聴、或いはゲームの利用を促進することもできる。
【0058】
以上の形態において、センターサーバ2の制御ユニット10が、図7のルーチンを実行することにより本発明の結果分類手段として機能する。同様に、センターサーバ2の制御ユニット10が、図8のルーチンを実行することにより本発明の結果提供手段として機能する。一方、センターサーバ2の記憶ユニット11が、プレイデータ19を記憶することにより本発明の活動データ記憶手段として機能する。
【0059】
本発明は上述の形態に限定されず、適宜の形態にて実施することができる。例えば、上述の形態では、ユーザ端末5がソフトウェアの相違により動画表示端末及びゲーム端末の両方として機能している。しかし、本発明は、このような形態に限定されない。例えば、ユーザ端末5は、ハードの相違を通じて、動画表示端末又はゲーム端末として機能してもよい。つまり、例えば、パーソナルコンピュータ及びタブレットといった別々の2台のユーザ端末5が動画表示端末及びゲーム端末としてそれぞれ機能してもよい。さらに、例えば、センターサーバ2には、ユーザ端末5の他にも有料或いは無料で所定範囲のゲームをプレイさせる業務用(商業用)のゲーム機がゲーム端末としてネットワーク3を介して接続されてよい。また、この場合、このようなゲーム機は、ゲーム端末専用として使用されてもよい。
【0060】
以下に、上述の内容から得られる本発明の一例を記載する。なお、以下の説明では本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記したが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
【0061】
本発明のサーバ装置(2)は、動画データ(18)に基づいて各動画を表示する動画表示端末(5)がネットワーク(3)を介して接続され、当該動画表示端末を通じて各動画が各ユーザ(U)によって評価される場合に、各ユーザの評価結果を管理するサーバ装置であって、ネットワーク(3)を介して接続されるゲーム端末(5)が提供するゲームに関連するゲーム動画が前記動画データに基づいて前記動画表示端末に表示される場合に、各ユーザの前記ゲームに関する活動実績の情報と各ユーザを識別するためのユーザ識別情報とが関連付けられるように記述された活動データ(19)を記憶する活動データ記憶手段(11)と、前記活動データの前記活動実績の情報に基づいて、一部の分類に属する評価結果に対応する特別評価結果が他の分類に属する評価結果に対応する他の評価結果と区別されるように、前記一部の分類及び前記他の分類を含む複数の分類に各ユーザの評価結果を分類する結果分類手段(10)と、前記結果分類手段の分類結果に基づいて、前記特別評価結果を含むように、各ユーザの評価結果を提供する結果提供手段(10)と、を備えている。
【0062】
本発明によれば、ゲーム動画の評価結果は、そのゲームに関する活動実績に基づいて特別評価結果と他の評価結果とに分類され、これらが区別されるように提供される。これにより、ゲーム動画の評価結果にゲームの活動実績を反映することができる。このため、例えば、ゲームに関連の深いユーザの評価結果の価値を他のユーザの評価結果の価値よりも高く扱うことできる。ゲーム動画の場合、それに対応するゲームに関連の深いユーザの評価結果の方が他のユーザの評価結果よりも有用である場合が多い。具体的には、例えば、ゲーム動画はそれに対応するゲームをプレイするユーザ或いはプレイを希望するユーザによって視聴される場合が多い。このため、ゲームのプレイ経験を持つユーザの評価結果の方がプレイ経験のないユーザの評価結果よりも有益である場合が多い。結果として、評価結果への活動実績の反映を通じて、ゲーム動画に対する評価結果の有用性(或いは信頼性)を向上させることができる。
【0063】
活動実績として、各種の実績が使用されてよい。例えば、ゲームのプレイ実績(進行度合い等の詳細を含む)、関連するゲーム(シリーズのゲームの場合は前作のゲーム、或いはキャラクタが共通する他のゲーム等)のプレイ実績、或いはゲームにおけるユーザの関連性(フレンド設定の関係、或いはライバル設定の関係等)等が活動実績として使用されてよい。具体的には、例えば、本発明のサーバ装置の一態様において、前記結果分類手段は、前記活動実績の情報に基づいて、前記ゲームのプレイ実績を持つユーザ(U1)の評価結果を前記一部の分類に、前記プレイ実績を持たないユーザ(U2)の評価結果を前記他の分類に、それぞれ分類してもよい。
【0064】
また、特別評価結果と他の評価結果とは各種の態様で区別されてよい。例えば、本発明のサーバ装置の一態様において、前記前記特別評価結果及び前記他の評価結果の少なくともいずれか一方には、前記特別評価結果が前記他の評価結果と区別されるように、前記特別評価結果の価値を前記他の評価結果の価値よりも高めるための編集が実行されてもよい。この場合、特別評価結果の価値が他の評価結果の価値よりも高められるので、有用性の高い評価結果の方を他の評価結果よりもユーザに重視させることができる。
【0065】
また、特別評価結果は各種の態様で各ユーザに提供されてよい。例えば、特別評価結果は、他の評価結果と一体化可能な場合は、そのような一体化された評価結果を通じて提供されてもよい。あるいは、特別評価結果は他の評価結果とは別に提供されてもよい。具体的には、例えば、本発明のサーバ装置の一態様において、前記結果提供手段は、前記特別評価結果及び前記他の評価結果の価値が数値化される場合に、前記他の評価結果の価値及び前記特別評価結果の編集後の価値の合算結果を提供することにより前記特別評価結果を含むように、各ユーザの評価結果を提供してもよい。この場合、他の評価結果も活用することができる。あるいは、前記結果提供手段は、各ユーザの評価結果として前記特別評価結果だけを抽出して提供してもよい。この場合、ゲーム動画の評価結果を有用性の高い特別評価結果に絞ってユーザに提供することができるので、評価結果の有用性(或いは信頼性)をより向上させることができる。
【0066】
一方、本発明のコンピュータプログラムは、前記活動データ記憶手段を備えるコンピュータ(10)を、上述のサーバ装置の各手段として機能させるように構成されたものである。本発明のコンピュータプログラムが実行されることにより、本発明のサーバ装置を実現することができる。
【符号の説明】
【0067】
2 センターサーバ(サーバ装置)
3 ネットワーク
5 ユーザ端末(動画表示端末、ゲーム端末)
10 制御ユニット(コンピュータ、結果分類手段、結果提供手段)
11 記憶ユニット(活動データ記憶手段)
18 動画データ
19 プレイデータ(活動データ)
U ユーザ
U1 第1ユーザ(プレイ実績を持つユーザ)
U2 第2ユーザ(プレイ実績を持たないユーザ)
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
【手続補正書】
【提出日】2017年11月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
動画データに基づいて各動画を表示する動画表示端末がネットワークを介して接続され、当該動画表示端末を通じて各動画が各ユーザによって評価される場合に、各ユーザの評価結果を管理するサーバ装置であって、
ネットワークを介して接続されるゲーム端末が提供するゲームに関連するゲーム動画が前記動画データに基づいて前記動画表示端末に表示される場合に、各ユーザの前記ゲームに関する活動実績の情報と各ユーザを識別するためのユーザ識別情報とが関連付けられるように記述された活動データを記憶する活動データ記憶手段と、
前記活動データの前記活動実績の情報に基づいて、一部の分類に属する評価結果に対応する特別評価結果が他の分類に属する評価結果に対応する他の評価結果と区別されるように、前記一部の分類及び前記他の分類を含む複数の分類に各ユーザの評価結果を分類する結果分類手段と、
前記結果分類手段の分類結果に基づいて、前記特別評価結果を含むように、各ユーザの評価結果を提供する結果提供手段と、
を備え、
前記前記特別評価結果及び前記他の評価結果の少なくともいずれか一方には、前記特別評価結果が前記他の評価結果と区別されるように、前記特別評価結果の価値を前記他の評価結果の価値よりも高めるための編集が実行される、サーバ装置。
【請求項2】
前記結果分類手段は、前記活動実績の情報に基づいて、前記ゲームのプレイ実績を持つユーザの評価結果を前記一部の分類に、前記プレイ実績を持たないユーザの評価結果を前記他の分類に、それぞれ分類する、請求項1に記載のサーバ装置。
【請求項3】
前記結果提供手段は、前記特別評価結果及び前記他の評価結果の価値が数値化される場合に、前記他の評価結果の価値及び前記特別評価結果の編集後の価値の合算結果を提供することにより前記特別評価結果を含むように、各ユーザの評価結果を提供する、請求項1又は2に記載のサーバ装置。
【請求項4】
前記結果提供手段は、各ユーザの評価結果として前記特別評価結果だけを抽出して提供する、請求項1又は2に記載のサーバ装置。
【請求項5】
前記活動データ記憶手段を備えるコンピュータを、請求項1〜のいずれか一項に記載のサーバ装置の各手段として機能させるように構成されたコンピュータプログラム。