特開2018-188839(P2018-188839A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 三井金属アクト株式会社の特許一覧

<>
  • 特開2018188839-車両ドアラッチ装置 図000003
  • 特開2018188839-車両ドアラッチ装置 図000004
  • 特開2018188839-車両ドアラッチ装置 図000005
  • 特開2018188839-車両ドアラッチ装置 図000006
  • 特開2018188839-車両ドアラッチ装置 図000007
  • 特開2018188839-車両ドアラッチ装置 図000008
  • 特開2018188839-車両ドアラッチ装置 図000009
  • 特開2018188839-車両ドアラッチ装置 図000010
  • 特開2018188839-車両ドアラッチ装置 図000011
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2018-188839(P2018-188839A)
(43)【公開日】2018年11月29日
(54)【発明の名称】車両ドアラッチ装置
(51)【国際特許分類】
   E05B 77/38 20140101AFI20181102BHJP
   E05B 85/26 20140101ALI20181102BHJP
   E05B 85/02 20140101ALN20181102BHJP
   B60J 5/00 20060101ALN20181102BHJP
【FI】
   E05B77/38
   E05B85/26
   E05B85/02
   B60J5/00 M
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2017-90885(P2017-90885)
(22)【出願日】2017年4月29日
(71)【出願人】
【識別番号】000148896
【氏名又は名称】三井金属アクト株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100089934
【弁理士】
【氏名又は名称】新関 淳一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100092945
【弁理士】
【氏名又は名称】新関 千秋
(72)【発明者】
【氏名】多賀 隆雄
【テーマコード(参考)】
2E250
【Fターム(参考)】
2E250AA21
2E250HH01
2E250JJ09
2E250JJ43
2E250KK02
2E250LL01
2E250PP02
2E250PP04
2E250PP05
2E250PP06
2E250PP07
2E250PP10
(57)【要約】      (修正有)
【課題】ラチェットストッパーの取付性・組立性を改善した車両ドアラッチ装置を提供する。
【解決手段】ラッチボディ12の正面側にラッチ14およびラチェット16を回転自在に支受し、ラチェット16にはラチェットバネ20を止着し、ラッチボディ12の正面側にラチェットバネ20の弾力で回転したラチェット16と、弾着するラチェットストッパー25を設け、ラッチボディ12の正面側にはラチェットストッパー25が組み付けられるストッパー収納部26を形成し、ストッパー収納部26の正面側先端には内方に向かって傾斜した傾斜案内面31を形成し、ラチェットストッパー25は、ストッパー収納部26に差し込まれる取付部27とラチェット16と弾着する弾力受け部28とを備え、取付部27と弾力受け部28とは同一形状又は対称形状に構成した。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両ドアに固定されるラッチボディ12の正面側に、車体に固定されたストライカ10と係合するラッチ14をラッチ軸13でまた前記ラッチ14と係合するラチェット16をラチェット軸15で回転自在に支受し、前記ラチェット16には前記ラチェット16を前記ラッチ14との係合方向に付勢するラチェットバネ20を止着し、前記ラッチボディ12の正面側に前記ラチェットバネ20の弾力で回転した前記ラチェット16の当接片24と弾着して前記ラチェット16を停止させるラチェットストッパー25を設けた車両ドアラッチ装置において、
前記ラッチボディ12の正面側には前記ラチェットストッパー25が組み付けられるストッパー収納部26を形成し、
前記ストッパー収納部26の正面側先端には内方に向かって傾斜した傾斜案内面31を形成した車両ドアラッチ装置。
【請求項2】
請求項1において、前記ラチェットストッパー25は、前記ストッパー収納部26に差し込まれる取付部27と前記ラチェット16の前記当接片24と弾着する弾力受け部28とを備え、前記取付部27と前記弾力受け部28とは同一形状又は対称形状とした車両ドアラッチ装置。
【請求項3】
請求項1又は2において、前記ラチェットストッパー25は前記傾斜案内面31に至らない厚さとした車両ドアラッチ装置。
【請求項4】
請求項2において、前記取付部27と前記弾力受け部28との境界部には一対のスリット29を形成し、前記ストッパー収納部26には前記スリット29に差し込まれる一対の区画壁30を形成した車両ドアラッチ装置。
【請求項5】
請求項4において、前記取付部27および前記弾力受け部28には、前記区画壁30が挿入可能な、十字状に配置したスリット29を形成した車両ドアラッチ装置。
【請求項6】
請求項1〜5のいずれか一項において、前記ラッチボディ12には前記ラチェット16の前記当接片24に向かって伸びて前記ラチェット16が過剰回転したときに前記当接片24と当接して前記ラチェット16を停止させ得る予備ストッパー34を一体的に形成した車両ドアラッチ装置。
【請求項7】
請求項6において、前記予備ストッパー34は前記ストッパー収納部26に連接させた車両ドアラッチ装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両ドアラッチ装置に関するものであり、特に、ラッチ装置のラチェットを弾力的に支受するラチェットストッパーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のドアラッチ装置は、ストライカと係合するラッチと、ラッチと係合するラチェットとを備えており、ラチェットはラチェットバネの弾力でラッチと係合する方向に付勢されている。ラチェットバネで付勢されたラチェットは、閉扉状態(ハーフラッチ状態・フルラッチ状態)になるとき、ラッチと係合可能位置まで回転した後、弾性のラチェットストッパーに弾着停止し、ラチェットバネによる回転は終了する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2004−232355号公報
【特許文献2】特開2006−067655号公報
【特許文献3】特開2016−056550号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のラチェットストッパーは、ラッチボディに単純に取付けられており、ラッチボディからの脱落等に対策が講じられているのみで、取付性・組立性について改善が遅れていた。特に、現在の車両ドアラッチ装置は「時間あたり数千個」という速度で自動組立機により組み立てられており、自動組立機にラチェットストッパーを不適切な向きで供給したときの、時間的ロスや、強い弾性を備えたラチェットストッパーをラッチボディの収納部に短時間で装着する点での改善は十分でなかった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
よって、本発明は、車両ドアに固定されるラッチボディ12の正面側に、車体に固定されたストライカ10と係合するラッチ14をラッチ軸13でまた前記ラッチ14と係合するラチェット16をラチェット軸15で回転自在に支受し、前記ラチェット16には前記ラチェット16を前記ラッチ14との係合方向に付勢するラチェットバネ20を止着し、前記ラッチボディ12の正面側に前記ラチェットバネ20の弾力で回転した前記ラチェット16の当接片24と弾着して前記ラチェット16を停止させるラチェットストッパー25を設けた車両ドアラッチ装置において、前記ラッチボディ12の正面側には前記ラチェットストッパー25が組み付けられるストッパー収納部26を形成し、前記ストッパー収納部26の正面側先端には内方に向かって傾斜した傾斜案内面31を形成した車両ドアラッチ装置としたものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明の請求項1に係る発明では、ストッパー収納部26の正面側先端に傾斜案内面31を形成してあるため、ラチェットストッパー25をストッパー収納部26に向けてその位置を微調整させながら差し込むことができ、自動組立機による組立が円滑に行える。
また、本発明の請求項2および請求項4に係る発明では、取付部27と弾力受け部28は互いの機能を交換可能(補完可能)となって、ラチェットストッパー25をストッパー収納部26に取り付ける際に、ラチェットストッパー25を上下反対向きや表裏反対向きのままでもストッパー収納部26に機能を損なうことなく取り付けできる。
また、本発明の請求項3に係る発明では、ラチェットストッパー25は傾斜案内面31より低いため、ラチェットストッパー25の外れ防止に貢献できる。
また、本発明の請求項5に係る発明では、ラチェットストッパー25に十字状に配置したスリット29を形成したため、ラチェットストッパー25を90度回転させた状態でも、ストッパー収納部26に取り付けできる。
また、本発明の請求項6に係る発明では、ラチェットストッパー25が機能不全になっても、予備ストッパー34によりラチェット16の危険な過剰回転を未然に防止できる。
また、本発明の請求項7に係る発明では、ラチェットストッパー25の弾力受け部28の近傍に予備ストッパー34を配置できるため、ドアラッチ装置の操作性の変化を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明によるドアラッチ装置のラッチユニットの正面図。
図2】ラッチユニットのラッチボディの一部拡大斜視図。
図3】ラッチユニットのラチェットストッパーの正面図。
図4】ラチェットストッパーの斜視図。
図5】ラッチボディのストッパー収納部とラチェットストッパーの拡大断面図。
図6】ラチェットストッパーの別の実施例の正面図。
図7】ラッチボディのストライカ通路の突当部の一部拡大斜視図。
図8】ラッチユニットのストライカストッパーの正面図。
図9】ラッチユニットの室外側ハウジングケースの室外側側面図。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
本発明に係る車両ドアラッチ装置の実施形態について図面を参照して説明する。ドアラッチ装置は車体に固定されるストライカ10と、ドアに固定されてストライカ10と係合するラッチユニット11とを備えている。ラッチユニット11の合成樹脂等で形成されるラッチボディ12の正面側には、ラッチ軸13によりラッチ14が軸止され、また、ラチェット軸15によりラチェット16が軸止される。図1は開扉状態を示している。
【0009】
ドアが閉扉移動すると、ストライカ10がラッチボディ12に形成したストライカ通路17内に相対的に進入してラッチ14のストライカ係合溝18と当接する。ストライカ通路17はスイング式ドアの場合、水平方向の通路となる。ストライカ10がストライカ係合溝18に当接すると、ラッチ14は図1のアンラッチ位置からラッチバネ19の弾力に抗してフルラッチ方向(反時計回転方向)に回転させられ、ラッチ14がハーフラッチ位置に至ると、ラチェット16はラチェットバネ20の弾力により反時計回転してラッチ14のハーフラッチ係合部21と係合可能となり、また、ラッチ14がフルラッチ位置に至ると、ラッチ14のフルラッチ係合部22と係合可能となり、ラチェット16がフルラッチ係合部22と係合するとラッチ14はフルラッチ位置に保持され、ドアは閉扉状態に保たれる。
【0010】
アンラッチ状態(開扉状態)では、図1のように、ラチェット16はその係合爪23がラッチ14の外周部に当接した状態に保持される。これに対して、ラッチ14がハーフラッチ位置若しくはフルラッチ位置になると、ラチェット16はラチェットバネ20の弾力で反時計回転して、係合爪23はハーフラッチ係合部21若しくはフルラッチ係合部22と係合可能位置に押し出される。ラチェットバネ20の弾力で反時計回転したラチェット16は、ラチェット16の当接片24が弾性ラチェットストッパー25に弾着して停止する。
【0011】
ラチェットストッパー25はラッチボディ12の正面側に一体的に形成したストッパー収納部26に取り付けられる。ラチェットストッパー25にはストッパー収納部26に差し込まれる取付部27が設けられる。取付部27は正面側からストッパー収納部26に差し込まれるが、この差込方向に対して直交する方向においては、ストッパー収納部26から容易に外れない形状、例えば、Tヘッド形状に形成されている。
【0012】
取付部27の反対側には、弾力受け部28が形成される。弾力受け部28にはラチェット16の当接片24が当接する。従来の弾力受け部28は当接片24を支受する機能と省スペース化を優先して設計されていたが、本発明では、弾力受け部28を取付部27とは同一(対称)に形成している。これにより、取付部27と弾力受け部28は互いの機能を交換可能(補完可能)となって、ラチェットストッパー25をストッパー収納部26に取り付ける際に、ラチェットストッパー25を上下反対向きや表裏反対向きのままでもストッパー収納部26に機能を損なうことなく取り付けできる。この利点は、自動組立機によるドアラッチ装置の組立作業性を向上させる。つまり、従来では、ラチェットストッパー25が正規の向きでなかった場合には、自動組立機によるラチェットストッパー25の組立不良が発生してしまい、手作業による再組立が必要となると共に、目視による組み付け確認も行うため、効率低下を招いていた。
【0013】
ラチェットストッパー25は、取付部27と弾力受け部28との境界部に左右一対のスリット29を備え、スリット29にはストッパー収納部26の一対の区画壁30が差し込まれる。スリット29と区画壁30の形状は、ラチェットストッパー25を上下反対向きや表裏反対向きに使用できる条件を満たせる形状であればよい。
【0014】
ラチェットストッパー25の差込方向に対して直交する方向におけるラチェットストッパー25のサイズ(各部分の縦横の外径)は、対応するストッパー収納部26のサイズ(各部分の縦横の内径)と略等しくし、円滑にラチェットストッパー25をストッパー収納部26に差し込めるようにする。ラチェットストッパー25をストッパー収納部26に対して圧入(嵌入)すること、つまり、ラチェットストッパー25を弾力的に押し潰しながらストッパー収納部26に取り付けるのは、円滑な組立性を損なうので好ましくなく、また、取付後のラチェットストッパー25とストッパー収納部26とに隙間が生じることも好ましくない。
【0015】
ストッパー収納部26の正面側先端には傾斜案内面31を形成し、ラチェットストッパー25のサイズより大きく開口させる。傾斜案内面31を形成することで、ラチェットストッパー25と同じサイズに形成されたストッパー収納部26に、自動組立機により差し込まれるラチェットストッパー25は、その位置を微調整されながら円滑にストッパー収納部26に差し込まれる。
【0016】
図5は、機能的説明を優先してラチェットストッパー25とストッパー収納部26の断面を示している。このため、傾斜案内面31はストッパー収納部26の非傾斜面32の深さ(長さ)に対して相対的に大きく描かれているが、傾斜案内面31は、自動組立機によるラチェットストッパー25の差込位置のバラツキ量に応じた大きさを目安とすればよく、差込位置にバラツキが生じても自動組立機による組立は良好になる。また、ラチェットストッパー25の高さは、好適には、非傾斜面32の高さと同じかこれより低くし、ストッパー収納部26からラチェットストッパー25が外れにくくする。
【0017】
ストッパー収納部26の底には通気口33を形成し、ラチェットストッパー25をストッパー収納部26に差し込む際に圧縮される(押し出される)内部空気を排気させる。
【0018】
ラチェットストッパー25は上下反対向きや表裏反対向きに使用できるが、図6のように、スリット29を十字状に配置すると、90度回転した状態でも使用可能となる。この場合、十字状に合わせて、ストッパー収納部26に区画壁30に相当するリブを追加してもよい(この場合、当然、弾力受け部28のスリットにはリブは設けてはならない。)。
【0019】
図1図2のように、ラッチボディ12には予備ストッパー34が一体的に設けられる。予備ストッパー34はラバー製のラチェットストッパー25が耐性限界を超えたりして機能不全になったときに、弾力受け部28に代わってラチェット16の当接片24と当接して、ラチェット16の過剰な回転を防止する。ラチェット16が過剰に回転すると、ラチェット16からラチェットバネ20の一方の脚部の先端が外れて、ラチェット16が機能不全になる畏れがある。また、ラチェット16が過剰回転すると、ラチェット16の係合爪23が想定外の場所でラッチ14の外周に当接する畏れもある。
【0020】
予備ストッパー34は、好適には、ストッパー収納部26を形成するリブ状の膨出部に対して連設形成する。これにより、予備ストッパー34の強度を合理的に向上させることができると共に、弾力受け部28の側方に並行に伸びるように近接配置できるため、弾力受け部28と同じようにラチェット16の当接片24に当接でき、ドアラッチ装置の操作性の変化を抑制できる。
【0021】
ラッチボディ12のストライカ通路17には、弾性のストライカダンパー35を設ける。ストライカダンパー35はストライカ10の進入方向の突き当たり側に配置される。ストライカ通路17はラッチ14やラチェット16が配置される面より裏側に凹むように位置し、ストライカ通路17の上部側はラッチボディ12と一体形成された天井壁36となり、ラッチボディ12に対して撓むことのない強度の壁に形成される。ストライカ通路17の下部側の底壁37もラッチボディ12と一体形成されるが、天井壁36とは異なり、そのストライカ10の進入方向の突き当たり側はラッチボディ12に対して自由端であるバンパー38に形成され、上下方向にある程度撓むように形成されている。
【0022】
ストライカダンパー35は底壁37のバンパー38を上下から狭持するように取り付けられており、これにより、バンパー38の上下方向の動きを弾力的に支受している。ストライカダンパー35の上部側はストライカ通路17に進入したストライカ10と弾力的に当接する当接部39に形成し、ストライカ10の閉扉方向の慣性力を弾力的に吸収する。
【0023】
当接部39の外面はストライカ通路17の長さ方向(ストライカ進入方向)に対して直交させず、下向き、即ち、バンパー38に向かって傾斜させる。これにより、当接部39に当接したストライカ10は下方に押し下げられてバンパー38に押し付けられる。このストライカ10とバンパー38との強い圧接により、閉扉時のラッチユニット11の操作音質が向上する。
【0024】
ストライカダンパー35の上部は、ラッチボディ12に形成した抑え片40に係合させ、ストライカダンパー35の正面側への脱落を防止する。
【0025】
図9には、ラッチユニット11の室外側側面が示され、ラッチボディ12は室外側ハウジングケース41の正面側に収納される。室外側ハウジングケース41の室外側面42は、自動組立機の各パレットに下向きで載置され、この状態で、ドアラッチ装置のロック機構やオープン機構やアクチュエータ機構などの周知の部品が、室外側ハウジングケース41の室内側に自動組立機により組み付けられる。
【0026】
室外側面42には、自動組立機に対する位置決め孔43、44が設けられる。一方の位置決め孔43は室外側ハウジングケース41を高速で自動組立機に位置決め載置できるように丸孔形状で、他方の位置決め孔44は長孔形状に形成する。これにより、室外側ハウジングケース41をパレットに安定して高速に載置できる。
【符号の説明】
【0027】
10…ストライカ、11…ラッチユニット、12…ラッチボディ、13…ラッチ軸、14…ラッチ、15…ラチェット軸、16…ラチェット、17…ストライカ通路、18…ストライカ係合溝、19…ラッチバネ、20…ラチェットバネ、21…ハーフラッチ係合部、22…フルラッチ係合部、23…係合爪、24…当接片、25…ラチェットストッパー、26…ストッパー収納部、27…取付部、28…弾力受け部、29…スリット、30…区画壁、31…傾斜案内面、32…非傾斜面、33…通気口、34…予備ストッパー、35…ストライカダンパー、36…天井壁、37…底壁、38…バンパー、39…当接部、40…抑え片、41…室外側ハウジングケース、42…室外側面、43…位置決め孔、44…位置決め孔。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9