特開2018-198110(P2018-198110A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2018-198110(P2018-198110A)
(43)【公開日】2018年12月13日
(54)【発明の名称】フットスィッチ
(51)【国際特許分類】
   H01H 3/14 20060101AFI20181116BHJP
   H01H 13/16 20060101ALI20181116BHJP
   B60K 26/02 20060101ALI20181116BHJP
【FI】
   H01H3/14
   H01H13/16 A
   B60K26/02
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
【全頁数】15
(21)【出願番号】特願2017-101284(P2017-101284)
(22)【出願日】2017年5月22日
(71)【出願人】
【識別番号】593204085
【氏名又は名称】一色 竹男
(72)【発明者】
【氏名】一色 竹男
【テーマコード(参考)】
3D037
5G206
【Fターム(参考)】
3D037EA08
3D037EB02
3D037EB25
5G206AS02Z
5G206AS51H
5G206AS51K
5G206DS02H
5G206DS02K
5G206FS12K
5G206GS21
5G206HS02
5G206KS16
5G206KS61
5G206PS04
(57)【要約】      (修正有)
【課題】車両内の運転者の視角内に設けた警告灯ライトにより、アクセルペダルに足が触れている事を運転者が確認できればペダル踏み間違い事故の逓減に繋がると思われる。従って、足がアクセルペダルに触れる加圧でも確実に通電し、アクセルペダルに簡単に付設できる樹脂製のフットスイッチを提供しようとするものである。
【解決手段】相対応する上下2枚の弾性を有する樹脂プレートの長面後部の間にスペーサーと結束バンド通し穴を内設し、足がペダルに触れる35gの加圧でも上側プレートが下方に撓みプレートに内設した上下2枚の電極板が接触して通電し、足がペダルから離れる動作で通電を解除する構造を特徴とし、又、アクセルペダルに付設する為の固定バンドによる固定手段と共に、下側プレートの長面前部先端の下側にはアクセルペダルを保持する為のペダル受けを配設して成るアクセルペダル付設用樹脂製フットスイッチを提供するものである。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
相対応する上下2枚の弾性プレート1・2と上下2枚の弾性プレート1・2の間に絶縁体のスペーサー3を設けた構成を基本構造とするフットスイッチである。相対応する上下2枚の弾性プレート1・2に配線9を施し上下2枚の弾性プレート1・2の間に2mmから7mmの隙間を設定する為の絶縁体スペーサー3に、ペダルPとフットスイッチを固定する為の結束バンド通し穴4を形成して上下弾性プレート1・2の長面後方末端に内設し、足がペダルPに触れる加圧で上側弾性プレート1が下方に撓み、上下弾性プレート1・2の前方部先端で下側弾性プレート2と接触して通電し、足がペダルから離れる動作で上側弾性プレート1の弾性により、設定された元の隙間に復元し通電を解除する上側弾性プレート1と両面テープを介してペダルPの先端から後方に貼着付設する下側弾性プレート2の先端部にペダルPを保持するペダル受け5を配設して成る、弾性を有する電気的導電性金属をプレートの部材とした事を特徴とする実施例1のペダル付設用フットスイッチ。
【請求項2】
相対応する上下2枚のプレート1・2と上下2枚のプレート1・2の間にスペーサー3を設けた構成を基本構造とするフットスイッチである。相対応する上下2枚のプレート1・2の間に2mmから7mmの隙間を設定する為にペダルPとフットスイッチを結束固定する為のバンド通し穴4と配線通し穴7を形成したスペーサー3を上下プレート1・2の長面後方部末端に内設する構造で、他方、長面前方部先端に上下プレート1・2のそれぞれに電極板6a・6bを内設する構造のフットスイッチであり、上側プレート1に刳り貫き貫通孔8を設ける事によって上側プレート1の弾性がより増加し、足が触れただけでも上側プレート1は下方に撓み前方部先端で上側電極板6aが下側電極板6bと接触して通電し、足がペダルPから離れる動作で上側プレート1の弾性により設定された隙間に復元し通電を解除する上側プレート1と両面テープを介してペダルPの先端から後方に貼着付設する下側プレート2の先端部にペダルPを保持するペダル受け5を配設して成る、樹脂を母材とした事を特徴とする実施例2のペダル付設用フットスイッチ。
【請求項3】
図17が示す様にシガーライタ−電源ソケット10を活用し車両内のライト12と接続した請求項1あるいは請求項2のペダル付設用フットスイッチS。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
車両のペダルに付設するフットスイッチに関するものである。
【背景技術】
【0002】
自動車のアクセルペダルの踏み間違い事故防止の手段として特別製のアクセルペダルや特別なセンサーなど電気配線作業を伴うアクセルペダルの取り付けで高額な費用が発生する難点があった。誰もが簡単に取り付けできるものでは無かった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2012−234506
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ペダルに足が触れる加圧で車両内に設置されたライトが点灯・点滅する事で、足がアクセルペダルに触れている状態である事を運転者が確認できればペダル踏み間違い事故の逓減に繋がると思われる。
【0005】
従って、車両のペダルに費用の負担も少なく簡単に付設でき車両内のライトと接続するペダルに足が触れただけでも通電するフットスイッチを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
弾性を有する材質を活用し相対応する上下2枚の弾性プレートの長面後部末端の間にスペーサーを内設し、足がペダルに触れる加圧で上側弾性プレートが下方に撓み下側弾性プレートに接触して通電し、足がペダルから離れる動作で通電を解除する構成を基本構造とするペダル付設用フットスイッチを提供するものである。
【発明の効果】
【0007】
本件のフットスイッチはシンプルな構造である為、量産が可能で費用対効果が大きい。
【0008】
下側弾性プレートは弾性素材の剛柔性によりペダルに貼着して付設し易く、図17の使用例の様に手間が掛らず配線も簡単にでき、上下弾性プレートの電極が接触しライトが点灯・点滅する事によって、運転者がペダルに足が触れている状態である事を確認でき、ペダル踏み間違い事故の逓減に繋げるものである。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】弾性を有する導電性金属をプレートの部材とした実施例1のフットスイッチの斜視図である。
図2】実施例1のフットスイッチの左側面図である。
図3】実施例1のフットスイッチの正面図に切断線AA´と切断方向表したものである。
図4図3の切断方向で現れる実施例1の上側弾性金属プレート1の断面図に配線9したものである。
図5】実施例1のフットスイッチの正面図に切断線AA´と切断方向を表したものである。
図6図5の切断方向で現れる実施例1の下側弾性金属プレート2の断面図に配線9したものである。
図7】ペダルPの先端から後方に実施例1のフットスイッチを貼着付設した状態を表している。
図8】ペダルPに貼着付設した実施例1のフットスイッチを図示したものである。足がペダルPに触れる加圧で上側弾性金属プレート1が撓み上下弾性金属プレート1・2が接触して通電している状態を表している。
図9】樹脂を母材とした構造の実施例2のフットスイッチの斜視図である。
図10】実施例2のフットスイッチの左側面図である。
図11】実施例2のフットスイッチの正面図に切断線AA´と切断方向を表したものである。
図12図11の切断方向で現れる実施例2の上側弾性樹脂プレート1の断面図に配線9したものである。
図13】実施例2のフットスイッチの正面図に切断線AA´と切断方向を表したものである。
図14図13の切断方向で現れる実施例2の下側弾性樹脂プレート2の断面図に配線9したものである。
図15】ペダルPの先端から後方に実施例2のフットスイッチを貼着付設した状態を表している。
図16】ペダルPに貼着付設した実施例2のフットスイッチを図示したものである。足がペダルPに触れる加圧で上側弾性樹脂プレート1が撓み上下弾性樹脂プレート1・2の電極板6a・6bが接触して通電している状態を表している。
図17】アクセルペダルAPに貼着付設したフットスイッチSと車両内のライト12との接続配列を示したものである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
相対応する上下2枚の弾性プレートの間に隙間を設定する為、ペダルとフットスイッチを固定する為の結束バンド通し穴を形成したスペーサーを上下2枚の弾性プレートの長面後方部末端に内設し、足が触れる加圧で上側弾性プレートが下方に撓む事により、他方の長面前方部先端で上下弾性プレートあるいは、上下弾性プレートに設けられた電極板が接触して通電する,スイッチの役目をする上側弾性プレートとペダルに貼着する下側弾性プレートの2枚からなる構成を基本の構造とするフットスイッチである。
【実施例】
【0011】
図1は両面テープを介してペダルPに貼着し,結束バンドBを併用する事によりフットスイッチを貼着固定した実施例1のフットスイッチの斜視図である。弾性を有する電気的導電性金属をプレートの部材とした事を特徴とするもので、上下2枚の弾性プレート1・2に配線9を施し、上下2枚の弾性プレート1・2の間に隙間を2mmから7mm以内に設定する為の絶縁体スペーサー3に、ペダルPにフットスイッチを固定する為の結束バンドBの通し穴4を形成して上下2枚の弾性プレート1・2の長面後方部末端に内設し、ペダルPに足が触れる加圧で上側弾性プレート1が下方に撓み下側弾性プレート2に接触して通電し、足がペダルPから離れる動作で上側弾性プレート1の弾性により上下2枚の弾性プレート1・2の間隔が開放され、設定した間隔位置に復元し通電を解除する上側弾性プレート1と両面テープを介してペダルPの先端から後方に貼着する下側弾性プレート2にペダルPを保持するペダル受け5を配設して成る構造を特徴とするペダル付設用フットスイッチである。
【0012】
図9は両面テープを介してペダルPに貼着し、結束バンドBを併用する事によりフットスイッチを貼着固定した実施例2のフットスイッチの斜視図である。構造の本体を樹脂を母材として形成した事を特徴とするものである。相対応する上下2枚の弾性プレート1・2の間に隙間を2mmから7mm以内に設定する為のスペーサー3に、結束バンドBの通し穴4と配線通し穴7を形成し上下弾性プレート1・2の長面後方部末端に内設し、他方、上下弾性プレート1・2のそれぞれに配線9を施した面で捉える電極板6a・6bを長面前方先端部に内設した構成のフットスイッチであり、上側弾性プレート1に刳り抜き貫通孔8を形成する事により上側弾性プレート1の弾性がより増加され足がペダルに触れるだけでも下方に撓み易く上下弾性プレート1・2の電極板6a・6bが接触する事で通電し、足がペダルPから離れる動作で上側弾性プレート1の弾性により上下弾性プレート1・2の間隔が開放され、設定された間隔位置に復元し通電を解除する上側弾性プレート1と両面テープを介してペダルPの先端から後方に貼着する下側弾性プレート2の先端部にペダルPを保持するペダル受け5を配設してなる樹脂を母材とした構造のペダル付設用フットスイッチである。
【0013】
上記の実施例1あるいは実施例2のフットスイッチを車両のアクセルペダルAPに付設し車両内のライト12と接続する事により運転者がアクセルペダルAPに足が触れている事を確認でき、ペダル踏み間違い事故の逓減に繋げるものである。
【産業上の利用可能性】
【0014】
図17は本件のフットスイッチSの利用可能性としてシガ―ライター電源ソケット10と過電流防止のためのヒューズホルダー11と本件のフットスイッチSとライト12を繋げてマイナス側端子13を車体ボディに繋ぐだけで、技術的な配線の手間も掛からず簡単に付設できる使用例を示したものである。
【0015】
図17の使用例の配線を施したフットスイッチSの利用で車両内に設置されたライト12が点灯・点滅しする事により、運転者は足がアクセルペダルAPに触れている状態である事を確認できペダル踏み間違い事故の逓減に繋げるものである。
【符号の説明】
【0016】
1、上側弾性プレート 2、下側弾性プレート 3、スペーサー 4、結束バンド通し穴 5、ペダル受け 6a、電極板 6b、電極板 7、配線通し穴 8、貫通孔 9、配線 10、 シガーライター電源ソケット 11、ヒューズホルダー 12、ライト 13、マイナス側接続端子 P、ペダル AP、アクセルペダル S、フットスイッチ B、結束バンド PA、ペダルアーム XY、省略境界線
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
【手続補正書】
【提出日】2017年8月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
車両のアクセルペダルに付設するフットスイッチに関するものである。
【背景技術】
【0002】
自動車のアクセルペダルの踏み間違い事故防止の手段として特別製のアクセルペダルや特別なセンサーなど電気配線作業を伴うアクセルペダルの取り付けで高額な費用が発生する難点があった。誰もが簡単に取り付けできるものでは無かった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開公報2012−234506
【特許文献2】登録実用新案公報3167590
【特許文献3】特開公報2009−280185
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ペダルに足が触れる加圧で車両内に設置された警告灯ライトが点滅する事で、足がアクセルペダルに触れている状態である事を運転者が確認できればペダル踏み間違い事故の逓減に繋がると思われる。
【0005】
従って、車両のペダルに費用の負担も少なく簡単に付設できアクセルペダルに足が触れただけでも通電するフットスイッチを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
相対応する上下2枚の弾性を有するプレートの長面後方部の間にスペーサーを内設し、足がペダルに触れる加圧で上側プレートが下方に撓み下側プレートに接触して通電し、足がペダルから離れる動作で通電を解除する構造を特徴とし、固定バンドとアクセルペダル保持部を設ける事によってアクセルペダルに簡単に付設する事が出来るようにした樹脂製フットスイッチを提供するものである。
【発明の効果】
【0007】
本件のフットスイッチは樹脂を活用したシンプルな構造である為、費用対効果が大きい。
【0008】
下側プレートは弾性素材の剛柔性によりアクセルペダルに付設し易く、図9の使用例の様に車両内に警告灯ライトを設置することによって、運転者がペダルに足が触れている状態である事を確認でき、ペダル踏み間違い事故の逓減に繋げるものである。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】樹脂製のフットスイッチの左側後方からの斜視図である。
図2】フットスイッチの左側面図である。
図3】フットスイッチの正面図に切断線AA´と切断方向を表したものである。
図4図3の正面図切断方向で現れる上側プレート1の断面図に配線8を施したものである。
図5】フットスイッチの正面図に切断線AA´と切断方向を表したものである。
図6図5の正面図切断方向で現れる下側プレート2の断面図に配線8を施したものである。
図7】ペダルPの先端から後方に向かって付設したフットスイッチを表したものである。
図8】ペダルPに付設したフットスイッチに足が触れた加圧で上側プレート1が撓み電極板6a・6bが接触して通電している状態を表している。
図9】、シガーライターを電源として使用し車両内に警告灯ライト10を設置しフットスイッチSをアクセルペダルPに付設した使用例を示したものである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
相対応する上下2枚のプレートの内側に隙間を設定する為のスペーサーをプレートの長面後方部に内設するもので同時に固定する為のバンド通し穴4と配線通し穴7を長面後方部末端に設けたものであり、足が触れるだけでも上側プレート1が下方に撓み、長面前方部先端の上下2枚のプレートの内側に設けられた電極板6a・6bが接触して通電する構造を特徴とするフットスイッチである。また固定バンドと共にアクセルペダル保持部を設ける事によって付設を簡単にするものである。
【実施例】
【0011】
弾力性のある樹脂の相対応する上下2枚のプレート1・2の間に隙間を1mmから3mm以内に設定する為のスペーサー3と固定バンドBの通し穴4を上下プレート1・2の長面後方部に内設し、長面後方部末端に配線通し穴7を設けたものであり、他方上下プレート1・2の長面前方部内側に面で捉える電極板6a・6bを内設し配線9を施した構造のフットスイッチであり、足が触れる35gぐらいの加圧でも上側プレート1が下方に撓み、電極板6a・6bが接触する事で通電し、足がペダルPから離れる動作で上側プレート1の弾性により上下プレート1・2の間隔が開放され、設定された間隔に復元し通電を解除する構造のフットスイッチである。又、アクセルペダルPの先端から後方に向かって付設する手段としての固定バンドBと共に両面テープを介して付設する下側プレート2の前方部末端下部にはアクセルペダルPを保持する為のペダル受け5を配設した事を特徴とする樹脂を母材とした構造のアクセルペダル付設用フットスイッチである。図7及び図8で使用状態を表したものである。
【産業上の利用可能性】
【0012】
上記のフットスイッチを車両のアクセルペダルPに付設し車両内に警告灯ライト12を設置する事により運転者がアクセルペダルPに足が触れている事を確認でき、ペダル踏み間違い事故の逓減に繋げるものである。
【0013】
図9は本件のフットスイッチSの利用可能性としてシガ―ライター電源ソケット9と本件のフットスイッチSと警告灯ライト10を繋げてマイナス側端子11を車体ボディに繋ぐだけで、技術的な配線の手間も掛からない使用例を示したものである。
【符号の説明】
【0014】
1、上側プレート 2、下側プレート 3、スペーサー 4、結束バンド通し穴 5、ペダル受け 6a、6b、電極板 7、配線通し穴 8、配線 9、シガーライター電源ソケット 10、警告灯ライト 11、マイナス側接続端子 P、ペダル PA、ペダルアーム S、フットスイッチ B、固定バンド XY、省略境界線
【手続補正2】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
相対応する上下2枚の弾性を有する樹脂プレートの間に隙間を設定する為のスペーサーとフットスイッチを固定する為の固定バンド通し穴と配線通し穴を長面後方部に形成する構造であり、又、長面前方部先端に上下プレートのそれぞれに電極板を内設するものである。又、アクセルペダルに付設する為の固定バンドによる固定手段と共に、下側プレートの長面前方部先端の下側にはアクセルペダルを保持する為のペダル受けを配設した事を特徴とするフットスイッチである。
【請求項2】
運転者の視角範囲内に設置した警告灯ライトに接続した請求項1のフットスイッチ。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正の内容】
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
【手続補正書】
【提出日】2017年8月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0011】
相対応する上下2枚の弾性を有する樹脂プレート1・2の間に隙間を1mmから3mm以内に設定する為のスペーサー3と固定バンドBの通し穴4を上下プレート1・2の長面後方部に内設し、長面後方部末端に配線通し穴7を設けたものであり、他方上下プレート1・2の長面前方部内側に面で捉える電極板6a・6bを内設し配線8を施した構造のフットスイッチであり、足が触れる35gぐらいの加圧でも上側プレート1が下方に撓み、電極板6a・6bが接触する事で通電し、足がペダルPから離れる動作で上側プレート1の弾性により上下プレート1・2の間隔が開放され、設定された間隔に復元し通電を解除する構造のフットスイッチである。又、アクセルペダルPの先端から後方に向かって付設する手段としての固定バンドBと共に両面テープを介して付設する下側プレート2の前方部末端下部にはアクセルペダルPを保持する為のペダル受け5を配設した事を特徴とする樹脂を母材とした構造のアクセルペダル付設用フットスイッチである。図7及び図8で使用状態を表したものである。
【手続補正書】
【提出日】2017年8月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正の内容】
図5
【手続補正書】
【提出日】2018年7月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
自動車のアクセルペダルに付設するフットスィッチに関するものである。
【背景技術】
【0002】
自動車のアクセルペダルの踏み間違い事故防止の手段として特別製のペダルや特別なセンサーなど電気配線作業を伴うペダルの取り付けで高額な費用が発生する難点があった。誰もが簡単に取り付けできるものでは無かった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2012−234506
【特許文献2】登録実用新案公報3167590
【特許文献3】特開公報2009−280185
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
自動車のアクセルペダルに足が触れる加圧で足がアクセルペダルに触れている状態である事を運転者が認識できればペダル踏み間違いによる交通事故の逓減に繋がるのではないかと思われる。
【0005】
従って、自動車のアクセルペダルに費用の負担も少なく簡単に付設固定できアクセルペダルに足が触れただけでも通電するフットスイッチを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
自動車のアクセルペダルの上に付設するフットスィッチを設ける事を手段とするものである。相対応する上下2枚の一体型弾性プレートの長面後部にスペーサーを内設し、上下2枚のプレートの間に隙間を設け、足が上側プレートに触れる加圧で下方に撓み下側プレートに接触して通電し、足が上側プレートから離れる動作で通電を解除する弾性構造を有するアクセルペダル付設用樹脂製フットスイッチを提供するものである。
【発明の効果】
【0007】
本件のフットスイッチは樹脂を活用したシンプルな構造である為、費用対効果が大きい。
【0008】
また、下側プレートの樹脂素材の剛柔性に加えアクセルペダルの先端下部を支えるペダル受けを下側プレートに配設し、固定バンド通し穴を併設した事で自動車のアクセルペダルへの付設固定を容易にしたものである。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1樹脂製のフットスィッチの左側後方から見た斜視図である。電気配線は施していないものである。
図2フットスイッチの左側面図である。電気配線は施していないものである。
図3フットスイッチの正面図に切断線AA´と切断方向を表したものである。電気配線は施していないものである。
図4図3の切断方向で現れる上側プレート1の断面図に配線8を施したものである。
図5フットスイッチの正面図に切断線AA´と切断方向を表したものである。電気配線は施していないものである。
図6図5の切断方向で現れる下側プレート2の断面図に配線8を施したものである。
図7アクセルペダルPの先端にフットスイッチを付設固定した状態を表したものである。
図8アクセルペダルPに付設固定されたフットスイッチに足が触れる加圧で上側プレート1が下側に撓み上下プレート1・2に内接された電極板6a、6bが接触して通電している状態を表したものである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
相対応する上下2枚の一体型弾性プレートの間に隙間を設定する目的でスペーサーを長面後方部に設け、足が触れた加圧で上側プレートが下方に撓み、下側プレートに接触する事で通電するスイッチの構造とするもので、また下側プレートの先端下部にアクセルペダル受けを配設し、結束バンド通し穴を併設した構成によりアクセルペダルへの付設固定を容易にするものである。
【実施例】
【0011】
自動車のアクセルペダルの上に付設固定するフットスイッチであり、構造の本体を弾性を有する樹脂を母材として形成した事を特徴とするものである。相対応する上下2枚の一体型のプレート1・2の間に隙間を2mmから4mm以内に設定する為のスペーサー3を長面後方部に内設し、結束バンドBの通し穴4と配線通し穴7を設け、配線8を施した面で捉える電極板6a・6bを長面前方部に内設した構成のフットスイッチであり、上下プレート1・2の電極板6a・6bが接触する事で通電し、足が上側プレート1から離れる動作で上側プレート1の弾性により上下プレート1・2の間隔が開放され、設定された間隔位置に復元し通電を解除するものである。又、結束バンドを介してアクセルペダルPの先端に固定する下側プレート2の前方先端下部にペダルPを保持する為のペダル受け5を配設した事を特徴とする構造のペダル付設用樹脂製フットスイッチである。図7及び図8は使用状態を表したものである。
【産業上の利用可能性】
【0012】
上記のフットスイッチを自動車のアクセルペダルに固定し、警告音器具、警告灯などと連接する事により、運転者がアクセルペダルに足が触れている事を認識できれば、アクセルペダル踏み間違いによる事故の逓減に繋がると思われる。
【符号の説明】
【0013】
1、上側プレート 2、下側プレート 3、スペーサー 4、結束バンド通し穴
5、ダル受け 6a、電極板 6b、電極板 7、配線通し穴 8、配線 P、ペダル PA、ペダルアーム XY、 省略境界線
【手続補正書】
【提出日】2018年7月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正の内容】
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
【手続補正書】
【提出日】2018年7月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
相対応する上下2枚の一体型の弾性を有する樹脂プレートの間に隙間を設定する為のスペーサーを設け、アクセルペダルとフットスイッチを結束固定する為のバンド通し穴と配線通し穴を長面後方部に形成したものであり、上下2枚のプレートの長面前方部に電極板を内設する弾性を有する樹脂構造のフットスイッチである。また、固定バンドを介してペダルの先端部に固定する下側プレートの前方先端下部にアクセルペダルを保持する為のペダル受けを配設した事を特徴とするアクセルペダル付設用樹脂製フットスイッチである事を特徴とするものである。