技術分野
永久磁石同期電動機(以下、PMSM)やシンクロナスリラクタンスモータ(以下、SynRM)等の同期電動機の最大出力を増大させ、かつ、高精度なトルク制御を実現する技術に関するものである。
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】同期電動機の最大出力を増大させると共に、高精度なトルク制御を実現可能とした制御装置を提供する。 【解決手段】半導体電力変換器70により同期電動機80を制御するための制御装置であって、電動機80のトルク指令値から電流指令値を演算する電流指令演算器18を備えた制御装置において、電流指令演算器18は、トルク指令値から磁束上限値を演算する磁束上限値演算器と、トルク指令値から磁束下限値を演算する磁束下限値演算器と、電動機80の磁束指令値を磁束上限値及び磁束下限値により基準化した基準化磁束指令値を演算する基準化変換器と、前記トルク指令値及び基準化磁束指令値を入力とする関数により前記電流指令値を演算して出力する電流指令生成部と、を備える。 【選択図】図1
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
特許文献1に記載された電流指令値の演算方法では、原理的に、負荷角がトルクの増加関数である必要がある。
一方、電動機の端子電圧を制限値に制御した場合、その出力が最大になるのはトルク/電圧が最大になる動作点であり、この動作点は、トルク/磁束が最大になる動作点にほぼ等しい。しかし、トルク/磁束が最大になる動作点では、負荷角がトルクの増加関数ではなくなるので、特許文献1に記載された技術では電流指令値を演算できなくなり、結果として電動機の最大出力まで運転することができないという問題がある。
そこで、本発明の解決課題は、同期電動機の最大出力を増大させると共に効率を向上させ、高精度なトルク制御を実現可能とした同期電動機の制御装置を提供することにある。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
課題を解決するため、請求項1に記載した発明は、
半導体電力変換器により同期電動機を制御するための制御装置であって、前記同期電動機のトルク指令値から電流指令値を演算する電流指令演算器を備えた制御装置において、
前記電流指令演算器は、
前記トルク指令値から磁束上限値を演算する磁束上限値演算手段と、
前記トルク指令値から磁束下限値を演算する磁束下限値演算手段と、
前記同期電・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明によれば、同期電動機の最大出力を増大させると共に、高精度なトルク制御を実現することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明の制御装置のブロック図である。
【図2】 図1における電流指令演算器のブロック図である。
【図3】 図2における基準化変換器の入出力特性を示す図である。
【図4】 図2における電流指令生成部のトルク指令値と基準化磁束指令値Ψa(Table) * との関係を示すテーブルである。
50 三相交流電源
60 整流回路
70 電力変換器
80 同期電動機
90 位置・速度センサ
91 位置・速度検出回路
11u u相電流検出器
11w w相電流検出器
12 直流電圧検出回路
13 PWM回路
14 座標変換器
15 座標変換器
16 減算器
17 速度調節器
18 電流指令演算器
19a,19b 減算器
20a d軸電流調節器
20b q軸電流調節器
21 電圧振幅演算器
22 電圧制限値演算器
121 磁束指令演算器
122 磁束制限値演算器
123 出力制限器
124 減算器
125 磁束調節器
126 出力制限器
127 乗算器
131 トルク制限値演算器
132 出力制限器
141 基準化変換器
142 磁束上限値演算器
143 磁束下限値演算器
144 電流指令生成部
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