特開2018-199982IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

トンネルにおける防水シートに関し、特に、NATM(New Austrian Tunneling Method)工法等によるトンネル施工に用いられる防水シート

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】トンネルにおける二次覆工コンクリートと密着させることで漏水を防止可能であり、かつ安価な防水シートを提供する。
【解決手段】トンネル1の一次覆工コンクリート3と二次覆工コンクリート4との間に防水シート10を張設する。防水シート10も防水層11における二次覆工コンクリート4側の面にコンクリート接合層20を積層する。コンクリート接合層20は、例えば網状体20xで構成され、網材21からなる埋入部と、網目22からなる充填空間部を有し、埋入部が二次覆工コンクリート4内に埋入され、充填空間部に二次覆工コンクリート4が充填される。
【選択図】図2

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

特許文献1の防水シートは、特殊な生産設備を要し、製造が容易でなくコストが高い。また、防水シートと二次覆工コンクリートとが密着して一体化されるために、二次覆工コンクリートが乾燥収縮等でクラックを生じやすくなる。
本発明は、かかる事情に鑑み、二次覆工コンクリートと密着させることで漏水を防止可能であり、かつ安価な防水シートを提供することを主な課題とする。更には、防水シートにアイソレーション(縁切り)機能を持たせて、二次覆工コンクリートのクラックを抑制することを第2の課題とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

前記課題を解決するために、本発明は、トンネルの一次覆工コンクリートと二次覆工コンクリートとの間に張設される防水シートであって、 防水層と、 前記防水層における一次覆工コンクリート側の面に積層された排水層と、 前記防水層における二次覆工コンクリート側の面に積層され、前記二次覆工コンクリートと接合されるコンクリート接合層と、 を備え、前記コンクリート接合層は、埋入部と、前記埋入部・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明の防水シートによれば、二次覆工コンクリートと物理的に密着させることで、該防水シートに穴が開いていたとしても、トンネル内への漏水を防止できる。しかも安価に作製することができる。
更に、防水層とコンクリート接合層との間に易剥離層を介在させることにすれば、二次覆工コンクリートの乾燥収縮時にクラックが発生するのを防止でき、ひいてはトンネル内への漏水を一層確実に防止できる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】図1は、本発明の第1防水シートを含むトンネルを解説的に示す正面断面図である。

【図2】図2(a)は、前記防水シートを解説的に示す拡大断面図である。図2(b)は、図1の円部IIbの拡大断面図である。

【図3】図3は、前記防水シートのコンクリート接合層の斜視図である。

【図4】図4(a)は、前記コンクリート接合層の一部分の拡大平面図である。図4(b)は、前記コンクリート接合層を二次覆工コンクリート内に埋入された状態で示す拡大して示す平面図である。

【図5】図5(a)は、本発明の第2防水シートを解説的に示す拡大断面図である。図5(b)は、同図(a)の防水シートを含むトンネルの一部分の拡大断面図である。

【図6】図6は、本発明の第3防水シートを含むトンネルの一部分の拡大断面図である。

【図7】図7は、前記第3コンクリート接合層の斜視図である。

選択図 図2出願人が指定した本件の代表的な図

1 トンネル   2 地山   3 一次覆工コンクリート   4 二次覆工コンクリート   6 ロックボルト   10 防水シート   10B,10C 防水シート   11 防水層   12 排水層   13 易剥離層   20 コンクリート接合層   20x 網状体   21 網材(埋入部)   21c 交差部   22 網目(充填空間部)   30 コンクリート接合層   31 シート部   32 凸部分(埋入部)   33 凹部分(充填空間部)

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