(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2018-200505(P2018-200505A)
(43)【公開日】2018年12月20日
(54)【発明の名称】3次元画像のインタラクティブ表示方法及びシステム
(51)【国際特許分類】
G06T 19/00 20110101AFI20181122BHJP
G06F 3/0481 20130101ALI20181122BHJP
【FI】
G06T19/00 A
G06F3/0481 150
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
【外国語出願】
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2017-103731(P2017-103731)
(22)【出願日】2017年5月25日
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.JAVASCRIPT
2.WINDOWS
3.ANDROID
(71)【出願人】
【識別番号】517184956
【氏名又は名称】王驍勇
(74)【代理人】
【識別番号】110002055
【氏名又は名称】特許業務法人JAZY国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】王驍勇
【テーマコード(参考)】
5B050
5E555
【Fターム(参考)】
5B050AA10
5B050BA09
5B050BA13
5B050BA15
5B050CA07
5B050CA08
5B050EA07
5B050EA12
5B050EA19
5B050EA27
5B050FA02
5B050FA08
5E555AA04
5E555AA27
5E555BA02
5E555BA14
5E555BB02
5E555BC08
5E555CA02
5E555CA12
5E555CB05
5E555CB16
5E555CB45
5E555CC27
5E555DB53
5E555DC19
5E555DC24
5E555DC43
5E555FA00
(57)【要約】 (修正有)
【課題】3次元画像のインタラクティブ表示方法及びシステムを提供する。
【解決手段】異なる角度に位置している所定物体の複数枚の画像を取得し、複数枚の画像をステッチングして、所定物体の3次元画像を形成し、3次元画像をウェブブラウザにアップロードし、ウェブブラウザのウェブページに3次元画像を表示する。
【効果】ユーザーが様々な端末を使ってウェブページをアクセスして、3次元画像の閲覧、シェアーが実現でき、3次元画像がユーザーの外部操作によって相応に動作できるため、任意の角度から3次元画像を見ることができ、ユーザーと3次元画像とのインタラクティブ体験を向上することができる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定物体の異なる角度に位置している複数枚の画像を取得するステップS1と、
前記複数枚の画像をステッチングして、前記所定物体の3次元画像を形成するステップS2と、
前記3次元画像をウェブブラウザにアップロードするステップS3と、
前記ウェブブラウザのウェブページに前記3次元画像を表示するステップS4と、
を含むことを特徴とする3次元画像のインタラクティブ表示方法。
【請求項2】
前記ステップS4では、HTML5及びJavascript技術を利用して前記3次元画像を表示することを特徴とする請求項1に記載の3次元画像のインタラクティブ表示方法。
【請求項3】
前記ステップS4の後、
外部操作によってオフセット方向及びオフセット角度を確定するステップS5と、
前記3次元画像が前記オフセット方向に沿って前記オフセット角度の分オフセットするように制御するステップS6と、をさらに含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の3次元画像のインタラクティブ表示方法。
【請求項4】
前記ステップS1は、前記所定物体の3次元モデルに対しレンダリングを行って、前記所定物体の異なる角度に位置する複数枚の画像を形成するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の3次元画像のインタラクティブ表示方法。
【請求項5】
前記3次元画像に文字、音声、リンクの情報中の少なくとも一種を付け加えるステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の3次元画像のインタラクティブ表示方法。
【請求項6】
所定物体の異なる角度に位置している複数枚の画像を取得するために用いられる取得モジュールと、
前記複数枚の画像をステッチングして、前記所定物体の3次元画像を形成するために用いられる画像ステッチングモジュールと、
前記3次元画像をウェブブラウザにアップロードするために用いられるアップロードモジュールと、
前記ウェブブラウザのウェブページに前記3次元画像を表示するために用いられる表示モジュールと、
を含むことを特徴とする3次元画像のインタラクティブ表示システム。
【請求項7】
前記表示モジュールは、HTML5及びJavascript技術を利用して前記3次元画像を表示することを特徴とする請求項1に記載の3次元画像のインタラクティブ表示システム。
【請求項8】
前記表示モジュールは、外部操作によってオフセット方向及びオフセット角度を確定し、前記3次元画像が前記オフセット方向に沿って前記オフセット角度の分オフセットするように制御するために用いられることを特徴とする請求項6又は7に記載の3次元画像のインタラクティブ表示システム。
【請求項9】
前記取得モジュールは、前記所定物体の3次元モデルに対しレンダリングを行って、前記所定物体の異なる角度に位置する複数枚の画像を形成するために用いられることを特徴とする請求項6に記載の3次元画像のインタラクティブ表示システム。
【請求項10】
前記3次元画像に文字、音声、リンクの情報中の少なくとも一種を付け加えるために用いられる情報付けモジュールをさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の3次元画像のインタラクティブ表示システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、3次元画像のインタラクティブ表示の技術分野に関し、特に、HTML5(第5回改訂版のハイパーテキスト・マークアップ言語)に基づいた3次元画像のインタラクティブ表示方法及びインタラクティブ表示システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の3次元デジタル表示技術は、通常強大なCPUに依頼しており、GPU及びRAMの画像ワークステーションは、高級表示環境、産業のみに現れる。様々な個人端末装置の演算能力の継続的強化に伴い、何時でも何処でも3次元コンテンツを閲覧したがっている人々の要求もますます強くなっているため、頻繁により強大なハードウェア設備を購入している。しかしながら、現在の市場には、クロスプラットフォームで使用可能な3次元表示手段がまだ出現しておらず、況して総合的なユーザーインタラクティブ体験の機能も具備しない。このような情況が出現する主要原因は非常に複雑であるが、まとめてみると下記のような幾つかの要因がある。
【0003】
(1)スマートフォンや多機能テレビなどの様々な端末装置は、3次元コンテンツに対するレンダリング能力が標準化されていないため、所定の装置で運用可能なコンテンツであっても、他の装置でも同じ効果を得るとは言えない。
【0004】
(2)3次元図形のフォーマットが統一されていないため、現在流行っている3次元図形のフォーマットが雑多であり、例えば、主流のフォーマットとして、obj、maya、max、fbx、cat、stl、igs、VRMLなどがあり、異なるプラットフォームで流行っているフォーマットとして、Unity3d、rhino、formZなどがある。
【0005】
(3)例えばWindows、IOS、Androidなど、各種類の操作システムが不同であり、アルゴリズム設計が統一でないため、3次元フォーマット図形の演算速度及び効果が完全に異なっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、従来技術における様々な端末装置の3次元コンテンツに対するレンダリング能力の非標準化、3次元図形のフォーマットの不統一及び各種操作システムのアルゴリズムの不統一などの問題による、3次元図形のクロスプラットフォームでの表示が不可能になるという欠陥を克服することを課題とし、HTML5に基づいており、クロスプラットフォームに表示可能な3次元画像のインタラクティブ表示方法及びシステムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、下記のような技術方案によって上記課題を解決する。
【0008】
本発明による3次元画像のインタラクティブ表示方法は、下記ステップを含み、即ち、
ステップS
1:所定物体の異なる角度に位置している複数枚の画像を取得する;
ステップS
2:前記複数枚の画像をステッチングして、前記所定物体の3次元画像を形成する;
ステップS
3:前記3次元画像をウェブブラウザにアップロードする;
ステップS
4:前記ウェブブラウザのウェブページに前記3次元画像を表示する。
【0009】
本技術方案において、取得した複数枚の画像をステッチングして、所定物体の3次元画像を形成し、それを統一の公開プラットフォーム、即ちウェブブラウザのウェブページに表示することにより、ユーザーが様々な端末を使ってウェブブラウザのウェブページをアクセスして、3次元画像の閲覧、シェアーが実現できるようにする。ユーザーは、例えば、ウェブブラウザをサポートするPC(個人用コンピューター)、携帯用デバイス又はPAD(タブレット型コンピューター)、携帯電話などの端末を使ってウェブページをアクセスすることができる。
【0010】
ステップS
1において、物体に対し多角度で撮影する方式によって画像を取得することができ、画像シーケンスをアップロードする方式によって画像を取得することもできる。
【0011】
ステップS
2において、2次元画像のステッチング技術を利用して、前記複数枚の画像をステッチングし、その中、取得した複数枚の画像をクラウドにアップロードすることができ、クラウドに基づいて複数枚の画像をステッチングすることで、ローカルのロードデータによる演算速度の減速問題を避けることができ、ユーザーが3次元画像を迅速に体験できるようにするとともに、適用プラグイン又は専用の運用プラットフォームの使用を避けて、クロスプラットフォーム体験を実現し、且つ、何のソフトウェアもインストールする必要がない。
【0012】
本技術方案において、例えば、3次元画像の色又はバックグラウンドを調整するなど、3次元画像をウェブブラウザにアップロード前に、それに対し最適化処理を行うことができる。
【0013】
本技術方案において、所定の物体とは、例えば、茶碗、鞄、衣類、携帯電話、車、家具など、いずれの立体的形状の物体である。
【0014】
好ましくは、ステップS
4において、HTML5及びJavascript(コンピューター言語の一種)技術を利用して前記3次元画像を表示する。
【0015】
好ましくは、ステップS
4の後、下記ステップをさらに含み、即ち、
ステップS
5:外部操作によってオフセット方向及びオフセット角度を確定する;
ステップS
6:前記3次元画像が前記オフセット方向に沿って前記オフセット角度の分オフセットするように制御する。
【0016】
本技術方案において、外部操作とは、ユーザーが3次元画像に対して行う例えば左フリック、右フリック、上フリック、下フリック又はその他の方向へのフリックなどを指し、マウス又は指で外部操作を行うことができる。ユーザーの外部操作によってオフセット方向及びオフセット角度を確定し、3次元画像が前記オフセット方向に沿って前記オフセット角度の分オフセットするように3次元画像を制御することにより、ユーザーが任意の角度で3次元画像を見ることができて、ユーザーと3次元画像とのインタラクティブ体験を向上させることができる。
【0017】
好ましくは、ステップS
1は、所定物体の3次元モデルに対しレンダリングを行って、前記所定物体の異なる角度に位置する複数枚の画像を形成するステップを含む。ここで、3次元レンダリングエンジンを利用して物体の3次元モデルに対してレンダリングを行うことができる。なお、3次元レンダリングエンジンに関しては、従来技術であるため、説明は省略する。
【0018】
好ましくは、3次元画像のインタラクティブ表示方法において、3次元画像に文字、音声、リンクの情報中の少なくとも一種を付け加えるステップをさらに含む。
【0019】
本技術方案において、ユーザーは、3次元画像に文字、音声及び/又はリンクなどの情報を付け加えることができる。ここで、情報を付け加えるユーザーは、物体の3次元画像をアップロードしたユーザーであってもよく、付け加えた情報は、例えば、所定物体を撮影した時間、所定物体のサイズなど、所定物体のプロパティーを表す情報であってもよい。また、情報を付け加えるユーザーは、所定物体の3次元画像を見たユーザーであってもよく、付け加えた情報は、例えば、所定物体の販売価格の相談、所定物体の使用性能に対するレビューなど、所定物体に対するユーザーの評論であってもよい。
【0020】
本技術方案において、3次元画像に付け加えた情報は、3次元画像の移動に伴って移動するようになっている。
【0021】
本発明による3次元画像のインタラクティブ表示システムは、所定物体の異なる角度に位置している複数枚の画像を取得するために用いられる取得モジュールと、前記複数枚の画像をステッチングして、前記所定物体の3次元画像を形成するために用いられる画像ステッチングモジュールと、前記3次元画像をウェブブラウザにアップロードするために用いられるアップロードモジュールと、前記ウェブブラウザのウェブページに前記3次元画像を表示するために用いられる表示モジュールと、を含んでいる。
【0022】
好ましくは、表示モジュールは、HTML5及びJavascript技術を利用して3次元画像を表示する。
【0023】
好ましくは、表示モジュールは、外部操作によってオフセット方向及びオフセット角度を確定し、3次元画像がオフセット方向に沿ってオフセット角度の分オフセットするように3次元画像を制御する。
【0024】
好ましくは、取得モジュールは、所定物体の3次元モデルに対しレンダリングを行って、所定物体の異なる角度に位置する複数枚の画像を形成する。
【0025】
好ましくは、3次元画像のインタラクティブ表示システムは情報付けモジュールをさらに含み、情報付けモジュールにより、3次元画像に文字、音声、リンクの情報中の少なくとも一種を付け加える。
【0026】
もちろん、本技術分野に適合する限り、上記した好ましい方案を任意に組み合わせることもできる。
【発明の効果】
【0027】
従来技術に比べ、本発明によれば、取得した複数枚の画像をステッチングして、所定物体の3次元画像を形成し、それを統一の公開プラットフォーム、即ちウェブブラウザのウェブページに表示することで、ユーザーが様々な端末を使ってウェブブラウザのウェブページをアクセスして、3次元画像の閲覧、シェアーが実現できるようにする。また、本発明によれば、3次元画像がユーザーの外部操作によって相応に移動できるため、ユーザーが任意の角度から3次元画像を見ることができて、ユーザーと3次元画像とのインタラクティブ体験を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【
図1】本発明の実施形態による3次元画像のインタラクティブ表示方法のフローチャートである。
【
図2】本発明の実施形態による3次元画像のインタラクティブ表示システムの構造を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0029】
以下、実施形態によって本発明を詳しく説明する。なお、本発明の保護範囲は、下記実施形態に限定されない。
【0030】
本発明の実施形態による3次元画像のインタラクティブ表示方法は、
図1に示すように、以下のようなステップを含んでいる。
【0031】
ステップ101:写真撮影によって、所定自動車の異なる角度の10枚の画像を取得する;
ステップ102:2次元画像のステッチング技術により前記10枚の画像をステッチングして、所定自動車の3次元画像を形成する;
ステップ103:形成された3次元画像を、ウェブブラウザにアップロードする;
ステップ104:ウェブブラウザのウェブページに前記3次元画像を表示する;
ステップ105:外部操作によってオフセット方向及びオフセット角度を確定する;
ステップ106:前記3次元画像を、前記オフセット方向に沿って前記オフセット角度の分オフセットするように制御する。
【0032】
ここで、3次元画像をウェブブラウザにアップロード前に、3次元画像に対し最適化処理を行うことができ、例えば、3次元画像の色又はバックグラウンドを調整することができる。
【0033】
ステップ104において、所定自動車の3次元画像を、HTML5及びJavascript技術を利用して表示する。
【0034】
本実施形態において、ユーザーは、携帯電話を使ってウェブブラウザ中の所定自動車の3次元画像が表示されているウェブページをアクセスし、携帯電話の表示画面で手操作することによって、所定自動車の3次元画像を閲覧する。例えば、ユーザーが指で左フリックをするとき、自動車の3次元画像も指操作に従って左方向へ移動する。
【0035】
本実施形態における3次元画像のインタラクティブ表示方法は、さらに、3次元画像に文字、音声、リンクの情報中の少なくとも一種を付け加えるステップを含んでいる。例えば、3次元画像をアップロードしたユーザーは、ステップ103を行う前に3次元画像に、所定自動車を撮影した時間、所定自動車の部品構成及び販売価格などの情報を付け加えることができる。ウェブブラウザのウェブページで所定自動車の3次元画像を閲覧しているユーザーは、ウェブページに表示されている3次元画像に、所定自動車に対する評論などの情報を付け加えることができる。そのうち、3次元画像に付け加えた情報は、3次元画像の移動に従って移動できるようになっている。
【0036】
なお、ユーザーは、ウェブブラウザのウェブページに表示されている3次元画像を他のウェブページにシェアーして、他のユーザーも閲覧できるようにしてもよい。
【0037】
本実施形態において、所定自動車の3次元画像がウェブブラウザにアップロードされると、ユーザーは、そのウェブブラウザのウェブページをアクセスして所定自動車の3次元画像を閲覧することができ、3次元画像に対し、左フリック、右フリック又はその他のフリック操作をすることができて、所定自動車の3次元画像がユーザーの操作に従って移動されて、所定自動車を総合的に閲覧できるようユーザーに便宜を与える。また、本実施形態では、クラウドに基づいて所定自動車の画像をステッチングし、これにより、ローカルのロードデータによる演算速度の減速問題を避け、ユーザーが3次元画像を迅速に体験できるようにするとともに、適用プラグイン又は専用の運用プラットフォームの使用を避けて、クロスプラットフォーム体験を実現し、且つ、何のソフトウェアもインストールする必要がない。
【0038】
本発明は、本発明の実施形態による3次元画像のインタラクティブ表示システムは、
図2に示すように、取得モジュール21、画像ステッチングモジュール22、情報付けモジュール23、アップロードモジュール24及び表示モジュール25を含んでいる。
【0039】
取得モジュール21は、所定物体の異なる角度の複数枚の画像を取得するために用いられる。ここで、取得モジュールが画像を取得する方式として、所定物体の3次元モデルに対しレンダリングすることにより、異なる角度に位置する所定物体の複数枚の画像を形成する。
【0040】
画像ステッチングモジュール22は、複数枚の画像をステッチングして、所定物体の3次元画像を形成するために用いられる。
【0041】
情報付けモジュール23は、所定の3次元画像に文字、音声、リンクの情報中の少なくとも一種を付け加えるために用いられる。
【0042】
アップロードモジュール24は、所定の3次元画像をウェブブラウザにアップロードするために用いられる。
【0043】
表示モジュール25は、所定のウェブブラウザのウェブページに、HTML5及びJavascript技術を利用して所定の3次元画像を表示し、外部操作によってオフセット方向及びオフセット角度を確定して、所定の3次元画像が確定したオフセット方向に沿って確定したオフセット角度の分オフセットするよう、所定の3次元画像を制御するために用いられる。
【0044】
本発明において、画像を取得する方式は、上記実施形態で説明した写真撮影の方式に限定されず、画像シーケンスをアップロードし、所定物体の3次元モデルに対しレンダリングすることで、異なる角度に位置する所定物体の複数枚の画像を取得してもよい。取得した画像の数は、上記実施形態で説明した10枚に限定されず、全ての画像をステッチングして所定物体の3次元画像が取得できる数であれば、実際の情況に応じて確定することもできる。
【0045】
以上のように、好ましい実施形態により本発明を詳細に説明したが、その目的は、当業者が、本発明の内容を理解した上で実施できるようにするためである。もちろん、本発明の保護範囲は、上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨に基づいて変更又は改善することができ、いずれも本発明の保護範囲に含まれる。
【外国語明細書】