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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2018-204865(P2018-204865A)
(43)【公開日】2018年12月27日
(54)【発明の名称】送風機を備えた天井取付型電気機器
(51)【国際特許分類】
   F24F 7/00 20060101AFI20181130BHJP
   B01D 46/44 20060101ALI20181130BHJP
   F21V 23/00 20150101ALI20181130BHJP
   F21V 33/00 20060101ALI20181130BHJP
   H05B 37/02 20060101ALI20181130BHJP
   F24F 11/62 20180101ALI20181130BHJP
   F24F 120/00 20180101ALN20181130BHJP
   F21Y 103/33 20160101ALN20181130BHJP
   F21Y 115/10 20160101ALN20181130BHJP
【FI】
   F24F7/00 A
   B01D46/44
   F21V23/00 115
   F21V33/00 470
   H05B37/02 E
   F24F11/02 S
   F21Y103:33
   F21Y115:10
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
【全頁数】17
(21)【出願番号】特願2017-110465(P2017-110465)
(22)【出願日】2017年6月2日
(71)【出願人】
【識別番号】000005049
【氏名又は名称】シャープ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000338
【氏名又は名称】特許業務法人HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
(72)【発明者】
【氏名】伊豆 晃一
(72)【発明者】
【氏名】北村 日出夫
【テーマコード(参考)】
3K014
3K273
3L260
4D058
【Fターム(参考)】
3K014AA01
3K014PD01
3K014RB03
3K273PA01
3K273QA21
3K273SA01
3K273SA38
3K273SA57
3K273TA04
3K273TA41
3K273TA49
3K273TA77
3K273TA78
3K273UA22
3K273UA26
3K273VA08
3L260AB18
3L260BA51
3L260CA03
3L260FB12
3L260FC04
4D058JA01
4D058KB11
4D058KC02
4D058NA07
4D058QA03
4D058QA21
4D058TA12
(57)【要約】
【課題】天井への取り付け作業中に、ファンが不意に回転し始めるといった作業者が意図しない動作の阻止。
【解決手段】ファンおよび該ファンを回転させるモータを有する送風機を備えた空気清浄機(1)において、天井に設けられたシーリングローゼットと電気的に接続されることで電源として機能する電源部を備え、電源部がシーリングローゼットと電気的に接続されたタイミングでファンが通常の回転動作を開始することを阻止する機能として、電源部とモータとを電気的に接続した状態と非接続とした状態との間で切り換える、ユーザが操作可能なスイッチ(80)を備え、ファンは、電源部とモータとが電気的に接続されると通常の回転動作を開始する。
【選択図】図6
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ファンおよび該ファンを回転させるモータを有する送風機を備えた天井取付型電気機器において、
天井に設けられたシーリングローゼットと電気的に接続されることで電源として機能する電源部を備え、
前記電源部が前記シーリングローゼットと電気的に接続されたタイミングで前記ファンが通常の回転動作を開始することを阻止する阻止部を有することを特徴とする天井取付型電気機器。
【請求項2】
前記阻止部として、前記電源部と前記モータとを電気的に接続した状態と非接続とした状態との間で切り換える、ユーザが操作可能なスイッチを備え、
前記ファンは、前記電源部と前記モータとが電気的に接続されると、通常の回転動作を開始するように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の天井取付型電気機器。
【請求項3】
人感センサと、
前記人感センサの検出結果が入力されると共に、前記電源部と予め電気的に接続されている制御部とを備え、
前記ファンは、前記電源部と前記モータとが電気的に接続されると、通常の回転動作を開始するように設けられ、
前記制御部が前記阻止部として機能し、
前記制御部は、前記電源部が前記シーリングローゼットと電気的に接続された後、前記人感センサの検出結果に基づいて人が存在しないと判断すると、前記電源部と前記モータとを電気的に接続することを特徴とする請求項1に記載の天井取付型電気機器。
【請求項4】
前記電源部と予め電気的に接続されている制御部を備え、
前記ファンは、前記電源部と前記モータとが電気的に接続されると、通常の回転動作を開始するように設けられ、
前記制御部が前記阻止部として機能し、
前記制御部は、前記電源部が前記シーリングローゼットと電気的に接続されてから予め定められた第1の一定時間が経過すると、前記電源部と前記モータとを電気的に接続することを特徴とする請求項1に記載の天井取付型電気機器。
【請求項5】
空気清浄機能を備えることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の天井取付型電気機器。
【請求項6】
照明装置を備えることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の天井取付型電気機器。
【請求項7】
照明装置を備え、
前記制御部は、前記照明装置における光源を、前記人感センサが人の存在を検出すると第1の状態で点灯し、前記第1の状態での点灯中に、前記人感センサが人の存在を検出する度に点灯時間の計測をリセットして、前記第1の状態での点灯時間が予め定められた点灯保持時間を満了すると、前記第1の状態よりも照度を落とした第2の状態で点灯し、前記第2の状態で点灯中に、前記人感センサが人の存在を検出しないまま予め定められた第2の一定時間が経過すると消灯し、前記人感センサが人の存在を検出すると前記第1の状態での点灯に復帰する点灯モードを有し、
前記制御部は、さらに、前記第2の状態での点灯から前記第1の状態での点灯に復帰した回数を計測し、該復帰回数の平均値あるいは最大値に基づいて、前記点灯保持時間を更新する点灯時間更新部を備えることを特徴とする請求項3に記載の天井取付型電気機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、送風機を備えた天井取付型電気機器に関するもので、より詳細には、送風機を備え、天井に設けられたシーリングローゼットに取り付けられる電気機器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、家屋の天井に取り付けるシーリングライトが普及している。シーリングライトは、天井に設けられたシーリングローゼットに取り付けられ給電される。また、今日、シーリングローゼットに取り付ける空気清浄機なども開発されている。例えば、特許文献1には、送風機を備えた天井取付型空気清浄機が開示されている。送風機は、ファンとファンを回転させるためのモータとを備える。
【0003】
このような、天井取付型の電気機器において、シーリングライトの場合、常時通電の電源への接続時、即導通(点灯)する仕様となっている。これは、壁スイッチ等でシーリングローゼットへの通電を入り切りして、シーリングライトを点灯・消灯するためである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2000−161729号公報
【特許文献2】特開2012−155975号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1に記載された天井取付型空気清浄機においても、シーリングライトと同様に、常時通電の電源への接続時に即導通する仕様とすることが考えられる。
【0006】
しかしながら、その場合、天井に空気清浄機を取り付けている最中に、送風機のファンが急に回り出すといった、作業者が意図していない動作を招いてしまうことがある。これは、壁スイッチ等でシーリングローゼットへの通電を「入り」にしている状態で電気機器を天井に取り付けた場合や、和室などの壁スイッチがそもそも設けられていない場合に起こる。これらの場合、シーリングローゼットから延びる電源コードを電気機器に接続した途端にファンが通常の回転動作を開始する。このような動作は、取り付け作業を行っている作業者が意図した動作ではない。
【0007】
本発明は、天井への取り付け作業中にファンが不意に通常の回転動作を開始するといった、作業者が意図しない動作を阻止することができる送風機を備えた天井取付型電気機器の提供を目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る送風機を備えた天井取付型電気機器は、ファンおよび該ファンを回転させるモータを有する送風機を備えた天井取付型電気機器において、天井に設けられたシーリングローゼットと電気的に接続されることで電源として機能する電源部を備え、前記電源部が前記シーリングローゼットと電気的に接続されたタイミングで前記ファンが通常の回転動作を開始することを阻止する機能を有することを特徴としている。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一態様によれば、天井取付型電気機器の取り付け作業中にファンが不意に通常の回転動作を開始するといった、作業者が意図しない動作を阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明の実施の形態の送風機を備えた天井取付型電気機器である空気清浄機が部屋の天井に取り付けられた状態を示す斜め下方より見た斜視図である。
図2】(a)は、天井に取り付けられた状態の空気清浄機の側面図、(b)は、天井に取り付けられた状態の空気清浄機の、(a)とは異なる位置の側面図である。
図3】上記空気清浄機における本体支持部材がシーリングローゼットに取り付けられた状態を斜め下方より見た斜視図である。
図4】上記空気清浄機における本体支持部材と本体部との関係を示しており、本体支持部材および本体部を斜め上方より見た斜視図である。
図5】上記本体支持部材に本体部を嵌合させ、電源コードを電源接続部に接続した状態を斜め上方より見た斜視図である。
図6】上記本体部に電源コードカバーを取り付けた状態を斜め上方より見た斜視図である。
図7】(a)は、図2の(a)に示した方向から見た上記本体部の内部の構造を、斜め上方から見た斜視図であり、(b)は、図2の(b)に示した方向から見た上記本体部の内部の構造を、斜め下方から見た斜視図である。
図8】上記本体部における上筐体部を除去した状態を示す平面図である。
図9】上記空気清浄機における制御系の要部の構成を示すブロック図である。
図10】上記空気清浄機における制御系の要部の構成を示すブロック図である。
図11】本発明のその他の実施の形態の送風機を備えた天井取付型電気機器である空気清浄機における制御系の要部の構成を示すブロック図である。
図12図11の制御系を有する空気清浄機の制御部が電源部より初めて給電を受けた場合に実行する、送風機のモータと電源部とを接続する処理の流れを示すフローチャートである。
図13】本発明のさらに他の実施の形態の送風機を備えた天井取付型電気機器である空気清浄機における制御系の要部の構成を示すブロック図である。
図14図13の制御系を有する空気清浄機の制御部が電源部より初めて給電を受けた場合に実行する、送風機のモータと電源部とを接続する処理の流れを示すフローチャートである。
図15】本発明のさらに他の実施の形態の送風機を備えた天井取付型電気機器である空気清浄機における制御系の要部の構成を示すブロック図である。
図16図15の制御系を有する空気清浄機の制御部において実行される点灯保持時間更新処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0011】
〔実施の形態1〕
本発明の実施の一形態を図面に基づいて以下に説明する。
【0012】
(空気清浄機1の構成)
図1は、本実施の形態の送風機を備えた天井取付型電気機器である空気清浄機1が部屋の天井に取り付けられた状態を示す斜視図である。図2の(a)は、図1に示した状態の空気清浄機1の側面図である。図2の(b)は、図1に示した状態の空気清浄機1の、図2の(a)とは異なる位置の側面図である。
【0013】
図1に示すように、空気清浄機1は、家屋の天井パネル(天井)11に取り付けられる。空気清浄機1は、図2の(a)(b)に示すように、本体支持部材21および本体部22を備えている。
【0014】
図3は、空気清浄機1における本体支持部材21がシーリングローゼット12に取り付けられた状態を示しており、下方より見た斜視図である。本体支持部材21は、図3に示すように、天井パネル11に設けられた、例えば引掛シーリングローゼットであるシーリングローゼット12に、ねじ23により固定される。本体支持部材21は、例えば金属にて形成され、鍔部21aを有するハット型の部材である。本体支持部材21における中央部には、シーリングローゼット12の中央の突出部を貫通させる穴が形成されている。鍔部21aには、円形の多数の嵌合穴21bが全周に亘って形成されている。
【0015】
図4は、空気清浄機1における本体支持部材21と本体部22との関係を示しており、本体支持部材21および本体部22を上方より見た斜視図である。本体部22は、図4に示すように、上面部の中央位置に、本体支持部材21と嵌合する支持部材嵌合部31を有する。支持部材嵌合部31は、断面Z形状の部材をU字形に湾曲させた状態のものであり、本体部22の上面部に固定されている。支持部材嵌合部31のU字形の両端部間は、横方向に開口しており、該開口側より本体支持部材21に嵌合される。U字形の支持部材嵌合部31の内側に位置するU字形の上板部31aと本体部22の上面部との間に、本体支持部材21の鍔部21aが挿入される。上板部31aには、下向きに突出した嵌合凸部31bが設けられている。嵌合凸部31bは、本体支持部材21の鍔部21aに形成された嵌合穴21bに嵌合するものである。
【0016】
また、本体部22は、図4に示すように、上面部の外周側に、電源接続部32とスイッチ(阻止部)80を有する。電源接続部32には、シーリングローゼット12(図3参照)より延びる後述する電源コード25(図5参照)が接続される。本体部22は、交流電力を直流電力に変換するAC/DC変換部(図示せず)を備えている。AC/DC変換部は後述する電源部85(図9参照)として機能する。
【0017】
スイッチ80は、本体部22に内蔵された後述する送風機42のモータ48(図7の(a)(b)参照)と本体部22に内蔵された電源部85(図9参照)との接続(導通)、非接続(非導通)を切り換えるものである。スイッチ80は、作業者(ユーザ)が操作可能であり、モータ48と電源部85とを電気的に接続した状態と非接続とした状態との間で切り換える。送風機42のファン47(図7の(a)(b)参照)は、モータ48が電源部85に電気的に接続されると、通常の回転動作を開始するように設けられている。スイッチ80を「入り」の状態とすることで、モータ48と電源部85とが電気的に接続され、ファン47が通常の回転動作を開始する。スイッチ80を「切り」の状態とすることで、モータ48と電源部との電気的な接続が遮断され、ファン47が停止する。
【0018】
図5は、本体支持部材21に本体部22を嵌合させ、電源コード25を電源接続部32に接続した状態を示しており、上方より見た斜視図である。図6は、本体部22に電源コードカバー24を取り付けた状態を示しており、上方より見た斜視図である。
【0019】
本体部22の支持部材嵌合部31は、図5に示すように、本体支持部材21と嵌合する。本体支持部材21の鍔部21aが、支持部材嵌合部31における上板部31aと本体部22の上面部との間に挿入され、保持される。これにより、本体部22が本体支持部材21に支持される。
【0020】
シーリングローゼット12より延びる電源コード25は、本体支持部材21の下から本体部22の上面へ引き出されている。電源コード25の先端部に設けられたコネクタ(図示せず)が、本体部22の上面部に設けられた電源接続部32に接続される。接続後、電源コード25の上には、図6に示すように、電源コード25を覆うように電源コードカバー24が取り付けられる。
【0021】
図7の(a)は、図2の(a)に示した方向から見た本体部22の内部の構造を、斜め上方から見た斜視図であり、図7の(b)は、図2の(b)に示した方向から見た本体部22の内部の構造を、斜め下方から見た斜視図である。図8は、本体部22における上筐体部41を除去した状態を示す平面図である。
【0022】
図7の(a)(b)および図8に示すように、本体部22は、上筐体部41、送風機42、送風通路43、HEPAフィルタ(High Efficiency Particulate Air Filter)44、照明部45、およびイオン発生素子46(図8参照)を備えている。
【0023】
上筐体部41は、本体部22の最上部に位置し、本体部22の内部を上から覆っている。上筐体部41は、周縁部が下方へ湾曲して傾斜した形状となっている。上筐体部41には、上記支持部材嵌合部31が取り付けられている。
【0024】
送風機42は、支持部材嵌合部31すなわちシーリングローゼット12の真下の位置に配置され、ファン47およびファン47を回転させるモータ48を備えている。これらファン47およびモータ48は、鉛直方向において、これらファン47およびモータ48の中心が本体部22の重心とほぼ一致するように、本体部22の径方向(天井と平行な方向)の中央部に設けられている。
【0025】
モータ48は、HEPAフィルタ44の上に設けられ、回転軸48aがモータ48の本体部から上方に向って突出している。ファン47は、シロッコファンであり、モータ48の上部およびモータ48の周りを覆うように、モータ48の回転軸48aに取り付けられている。
【0026】
ファン47は、図8に示すように、送風通路43の内部に設けられている。送風通路43は、二つの吹出口43aを反対方向に有し、ファン47が回転することにより、それら吹出口43aから空気を吹き出すようになっている。
【0027】
イオン発生素子46は、送風通路43の二つの吹出口43aの近傍位置にそれぞれ設けられ、イオンを発生し、発生したイオンを吹出口43aから吹き出される空気に与える。
【0028】
HEPAフィルタ44は、集塵フィルタとしての機能を有し、本体部22の下部に設けられたHEPAフィルタ保持部材50の上面に取り付けられている。HEPAフィルタ保持部材50は、例えば、薄板の容器形状を有し、本体部22に対して着脱自在となっている。また、HEPAフィルタ保持部材50の下には、HEPAフィルタ44の前段にて、埃やゴミを除去するプレフィルタ49が設けられている。
【0029】
プレフィルタ49のさらに下方には、下部カバー部材52が設けられ、HEPAフィルタ保持部材50と下部カバー部材52との間が、本体部22への吸込口60となっている。下部カバー部材52は、本体部22(詳細にはHEPAフィルタ保持部材50)に着脱可能に取り付けられている。
【0030】
照明部45は、照明基板(光源)55と照明基板55を覆う照明カバー56とを備えている。照明基板55は、多数のLEDが設けられ、ドーナツ板形状を有している。照明カバー56は、光透過部材、例えば半透明の樹脂材料にて形成されている。
【0031】
(空気清浄機1の制御系)
図9は、空気清浄機1における制御系の要部の構成を示すブロック図である。図9に示すように、空気清浄機1は、制御部81を備える。制御部81には、モータ48、LED駆動部82、スイッチ80、電源部85等が接続されている。LED駆動部82は、照明基板55に搭載された複数のLED83を駆動するものである。
【0032】
制御部81は、LED駆動部82については、常時、電源部85と電気的に接続している。これに対し、モータ48については、スイッチ80が「入り」の状態である場合に、電気的に接続し、スイッチ80が「切り」の状態である場合は、電気的に非接続とする。つまり、電源コード25が電源接続部32に接続され、電源部85が給電可能な状態となり、制御部81自身が電源部85と接続されても、スイッチ80が「入り」の状態となるまで、モータ48への給電はなされない仕様となっている。
【0033】
(空気清浄機1の取り付け方法)
上記の構成の空気清浄機1の天井への取り付け方法について説明する。
【0034】
ステップ1:天井パネル11に設けられているシーリングローゼット12に対して本体支持部材21を取り付ける(図3参照)。本体支持部材21は、ねじ23によりシーリングローゼット12に固定する。
【0035】
ステップ2:本体部22の上面部に設けられたスイッチ80が「切り」の状態であることを確認する。
【0036】
ステップ3:本体部22を本体支持部材21に取り付ける。この場合、本体部22を天井パネル11の位置まで持ち上げ、本体支持部材21に向って天井パネル11の下面と並行に移動させ(図4参照)、本体部22の支持部材嵌合部31を本体支持部材21に嵌合させる(図5参照)。
【0037】
ステップ4:支持部材嵌合部31の上板部31aの嵌合凸部31a2が、本体支持部材21の鍔部21aの嵌合穴21bに嵌合するように、本体部22を回転させる。これにより、本体部22は回転しないように固定される。
【0038】
ステップ5:シーリングローゼット12より延び、本体支持部材21の下から本体部22の上面部へ引き出されている電源コード25を、本体部22の電源接続部32と接続する(図5参照)。
【0039】
ステップ6:電源コード25を覆うように電源コードカバー24を本体部22に取り付ける(図6参照)。
【0040】
ステップ7:最後に、本体部22の上面部に設けられているスイッチ80を「入り」の状態とする(図5参照)。
【0041】
なお、本体支持部材21からの本体部22の取り外しは、上述した本体支持部材21への本体部22の取り付けと逆の手順にて行うことができる。
【0042】
(空気清浄機1の利点)
本実施の形態の空気清浄機1においては、本体部22に、作業者が操作可能な、送風機42のモータ48と電源部85との接続(導通)、非接続(非導通)を切り換えるスイッチ80を設けている。これによれば、取り付けが完了するまで、スイッチ80を「切り」の状態としておくことで、電源コード25を本体部22の電源接続部32に接続した途端に、ファン47が通常の回転動作を開始するといった、作業者が意図していない動作を阻止することができる。電源コード25を電源接続部32に接続したタイミングは、電源部85がシーリングローゼット12と電気的に接続されたタイミングに相当する。
【0043】
なお、本実施の形態では、スイッチ80を本体部22の上面部に設けたが、設ける位置は上面部に限るものではない。但し、天井に取り付けられた空気清浄機1を下方より見た場合に視認できない位置に設けることが好ましい。
【0044】
(変形例1)
本実施の形態の変形例を図面に基づいて以下に説明する。変形例の空気清浄機1Aにおいては、図10に示すように、スイッチ80に代えて、差し込まれた状態でモータ48と電源部85との電気的な接続を遮断し、引き抜かれることで両者を電気的に接続する遮断シート86が装着されている。前述したステップ7において、スイッチ80を「入り」の状態とする代わりに、遮断シート86を引き抜く。
【0045】
このような構成では、遮断シート86を一度引き抜いてしまうと、モータ48と電源部85とを再度、非接続な状態にすることはできないが、スイッチ80を設ける構成よりも安価にて構成できるといったメリットがある。
【0046】
〔実施の形態2〕
本発明のその他の実施の形態を図面に基づいて以下に説明する。なお、説明の便宜上、前記実施の形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
【0047】
実施の形態1の空気清浄機1(1A)においては、本体部22に送風機42のモータ48と電源部85との接続(導通)、非接続(非導通)を切り換えるスイッチ80(遮断シート86)を設けていた。
【0048】
本実施の形態の空気清浄機1B(図1参照)においては、スイッチ80(遮断シート86)に代えて、人感センサを利用する。人感センサは、空気清浄機1が設置されている部屋における人の存在を検出するものである。本実施の形態の空気清浄機1は、自動点灯モードを有している。自動点灯モードとは、空気清浄機1Bが設置されている部屋において、人感センサが人の存在を検出すると照明部45を点灯させ、点灯させてから所定時間経過すると自動的に消灯させるモードである。
【0049】
図11は、空気清浄機1Bにおける制御系の要部の構成を示すブロック図である。図11示すように、空気清浄機1Bにおける制御部(阻止部)81Bには、スイッチ80に代えて人感センサ84が接続されている。
【0050】
図12は、空気清浄機1Bの制御部81Bが電源部85より初めて給電を受けた場合に実行する、送風機42のモータ48と電源部85とを接続する処理の流れを示すフローチャートである。
【0051】
電源コード25が本体部22の電源接続部32に接続されることで、電源部85が給電可能な状態となる。これにより、電源部85から制御部81B、人感センサ84、LED駆動部82への給電が開始される。
【0052】
人感センサ84は、空気清浄機1Bを取り付けている作業者を検出する。制御部81Bは、人感センサ84の検出に基づいて、人が不在(無人)になったか否かを繰り返し判断している(S1)。
【0053】
取り付け作業が終了し、作業者が空気清浄機1Bの設置空間から離れると、人感センサ84は人の存在を検出しなくなる。制御部81Bは、人感センサ84が人の存在を検出しなくなることで、設置空間には人が不在(無人)であると判断する。制御部81Bは、例えば、人感センサ84が人の存在を検出した後、予め定められた時間の間、次の検出が成されない場合に、人が不在(無人)になった判断する。
【0054】
制御部81Bは、人が不在(無人)になった判断すると、送風機42のモータ48と電源部85とを接続する(S2)。
【0055】
このような構成とすることで、スイッチ80を設けることなく、人感センサ84を利用して、不意にファン47が通常の回転動作を開始するといった作業者が意図していない動作を阻止することができる。
【0056】
なお、本実施の形態では、初めて給電を受けた場合に、図12の処理を行うようにしている。そのため、制御部81Bは、人感センサ84による検出結果に基づいて、人が存在しないと初めて判断した場合に、送風機42のモータ48と電源部85とを接続している。しかしながら、初めての判断に限定されるものではなく、2回目に人が存在しないと判断した場合に接続する構成であってもよい。
【0057】
〔実施の形態3〕
本発明のその他の実施の形態を図面に基づいて以下に説明する。なお、説明の便宜上、前記実施の形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
【0058】
実施の形態1、2の空気清浄機1〜1Bにおいては、本体部22に送風機42のモータ48と電源部85との接続(導通)、非接続(非導通)を切り換えるスイッチ80(遮断シート86)を設ける、あるいは人感センサ84を用いていた。
【0059】
本実施の形態の空気清浄機1C(図1参照)においては、モータ48と電源部85との接続にタイムラグを持たせることで、不意にファンが通常の回転動作を開始するといった作業者が意図していない動作を阻止する。
【0060】
図13は、空気清浄機1Cにおける制御系の要部の構成を示すブロック図である。図13示すように、空気清浄機1Cにおける制御部81Cには、スイッチ80も人感センサ84も接続されていない。
【0061】
図14は、空気清浄機1Cの制御部81Cが電源部85より初めて給電を受けた場合に実行する送風機42のモータ48と電源部85とを接続する処理の流れを示すフローチャートである。
【0062】
電源コード25が本体部22の電源接続部32に接続されることで、電源部85が給電可能な状態となる。これにより、電源部85から制御部81C、LED駆動部82への給電が開始される。
【0063】
制御部81Cは、電源部85より初めて給電を受けると、タイマを作動させて、自身が電源部85に接続されてから予め定められた一定時間(第1の一定時間)が経過したか否かを繰り返し判断する(S11)。制御部81Cは、一定時間が経過したと判断すると、送風機42のモータ48と電源部85とを接続する(S2)。
【0064】
このような構成とすることで、スイッチ80や人感センサ84を必要とすることなく、最も安価にて、不意にファン47が通常の回転動作を開始するといった作業者が意図していない動作を阻止することができる。
【0065】
一定時間は、電源コード25を電源接続部32に接続してから、空気清浄機1Cの取り付けを終えて作業者が空気清浄機1Cから離れるまでの時間を考慮して、例えば、30秒、60秒等に設定される。
【0066】
なお、本実施の形態では、所定時間経過後に送風機42のモータ48と電源部85とを接続する構成としたが、制御部81Cが、モータ48の駆動を制御して、上記一定時間経過後にファン47の回転スピードが通常の回転動作のスピードに到達するように、徐々に回転させる構成としてもよい。
【0067】
〔実施の形態4〕
本発明のその他の実施の形態を図面に基づいて以下に説明する。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
【0068】
本実施の形態では、前述した実施の形態1〜3の空気清浄機1〜1Cにおいて採用できる、照明部45の自動点灯モードについて説明する。なお、本実施の形態で説明する自動点灯モードは、送風機42が搭載されていないシーリングライトにおいても適用できる技術である。
【0069】
図15は、本実施の形態の空気清浄機1D(図1参照)における制御系の要部の構成を示すブロック図である。図15においては、照明部45の制御に関わる部分のみを示す。制御部81Dには、人感センサ84、電源部85、タイマ部90、LED駆動部82が接続されている。
【0070】
制御部81Dは、人感センサ84が人の存在を検出すると、LED駆動部82を用いて、LED83を全点灯(第1の状態での点灯)する。制御部81Dは、全点灯中、人感センサ84が人の存在を検出する度に、タイマ部90の点灯保持時間計測用のカウンタを初期値に戻して計測を開始する(リセットする)。
【0071】
点灯保持時間Tの初期値は、例えば60秒である。また、LED83の全点灯とは、通常の照度が得られる点灯のことであり、後述する消灯予告点灯(第2の状態での点灯)と区別するために用いている。つまり、全点灯は、全てのLED83をフルパワーで点灯するという意味ではない。
【0072】
制御部81Dは、全点灯での点灯時間が予め定められた点灯保持時間Tを満了すると、全点灯よりも照度を落とした消灯予告点灯(第2の状態での点灯)する。消灯予告点灯は、もうすぐ消灯されることを予告するための点灯である。消灯予告時間tは、例えば7,8秒間である。
【0073】
制御部81Dは、消灯予告点灯の開始と同時に、タイマ部90の消灯予告時間計測用のカウンタで計測を開始する。消灯予告点灯中に、人感センサ84が人の存在を検出しないまま予め定められた消灯予告時間t(第2の一定時間)が経過すると消灯する。一方、人感センサ84が人の存在を検出すると、全点灯に復帰する。つまり、点灯保持時間計測用のカウンタを初期値に戻して、その時点から点灯保持時間Tの計測を開始する。
【0074】
さらに、制御部81Dは、点灯保持時間Tを更新する点灯保持時間更新部81D1を備えている。点灯保持時間更新部81D1は、全点灯を開始してから消灯するまでを1単位として、消灯予告点灯を行っている期間中に、人の存在が検出されて全点灯に復帰した回数(復帰回数)に相当する延長回数を計測する。そして、点灯保持時間更新部81D1は、この復帰回数の平均値あるいは延長回数の最大値が、所定の範囲に収まるように点灯保持時間Tを更新する。
【0075】
図16は、空気清浄機1Dの制御部81Cにおいて実行される点灯保持時間更新処理の流れを示すフローチャートである。人感センサ84にて人の存在が検知され、消灯していたLED83を全点灯させると、図16に示す処理を実行する。なお、当該フローチャートにおいては、点灯保持時間Tの満了を判断し、消灯予告時間tの計測を開始する処理ステップ等の記載を省略している。
【0076】
制御部81D(点灯保持時間更新部81D1)は、人感センサ84にて人の存在が検出されたか否かを繰り返し判断している(S21)。制御部81Dは、S21にて、人の存在が検出されたと判断すると、消灯予告点灯を行っている消灯予告期間(消灯予告時間t)中であるか否かを判断する(S22)。制御部81Dは、S22にて、消灯予告期間中であると判断すると、S23に進んで、延長回数を計測するカウンタを1加算し、その後S21に戻る。一方、S22にて、消灯予告期間中ではない(つまり、点灯保持時間中)と判断すると、S23を経ることなくS21に戻る。
【0077】
制御部81Dは、S21において、人の存在が検出されていないと判断すると、消灯予告時間tが経過したかを判断する(S24)。制御部81Dは、S24にて、消灯予告時間Tを経過したと判断すると、S25に進んで、平均延長回数を計算する。
【0078】
制御部81Dは、平均延長計回数を算出すると、S26に進み、平均延長回数が、例えば0.5以上か否かを判断する。ここで、0.5以上であると判断すると、点灯保持時間Tを1秒加算し(S27)、処理を終了する。一方、S26において、平均延長回数が0.5以上ではないと判断すると、28に進み、平均延長回数が、例えば0.2以下か否かを判断する。ここで、0.2以下であると判断すると、点灯保持時間Tを1秒減算し(S29)、処理を終了する。
【0079】
S25〜S29までの処理を、具体例を挙げて説明する。S25においては、例えば、点灯保持時間Tを60秒、平均値をとる点灯回数(全点灯で点灯を開始してから消灯されるまでを点灯1回とカウントする)である平均化個数を10個とする。
【0080】
S26の判断基準となる0.5は、10回の点灯のうち5回延長された場合に相当する。10回の点灯のうち延長が5回以上なされた場合には、S27に進んで、点灯保持時間Tを1秒加算する。点灯保持時間Tが初期値の60秒である場合は61秒に更新する。これにより、人が居る状態で消灯予告点灯に入ることが頻出するといった事態を回避することができる。
【0081】
S28の判断基準となる0.2は、10回の点灯のうち2回延長された場合に相当する。10回の点灯のうち延長されたのが2回以下の場合には、S29に進んで、点灯保持時間Tを1秒減算する。点灯保持時間Tが初期値の60秒である場合は59秒に更新する。これにより、点灯保持時間Tが必要以上に長く、人が居ない状態で無駄に点灯しているといった事態を回避することができる。
【0082】
この例では、10回の点灯のうち延長回数が3回あるいは4回である場合、点灯保持時間Tは適切であると判断している。つまり、制御部81Dは、10回の点灯のうち延長回数が3〜4回となるように、点灯保持時間Tを調整する。これにより、ユーザの利用している状況に合わせて、消灯予告を頻出させずにかつ無駄な点灯時間も少なくなるように自動的に点灯保持時間を更新できる。
【0083】
なお、平均延長回数に代えて、最大延長回数を求めるようにしてもよい。また、その両方より、よりユーザの利用状況に応じた範囲に調整してもよい。
【0084】
例えば、最大延長回数に基づいて、点灯保持時間Tが適切であるか否かを判断して、点灯保持時間Tを更新する場合、1回の点灯で例えば5回以上延長されるなどの通常の状況ではない最大延長回数については、除外することが好ましい。
【0085】
このような自動点灯モードによる点灯時間更新の技術は、トイレ、浴室、玄関、門扉の外灯、階段の照明などに利用することが効果的である。
【0086】
ところで、特許文献2には、人感センサが人の存在を検出するたびに照明負荷(LEDに相当)を全点灯させ、予め決めた点灯保持時間の満了後は少なくとも2段階の消灯をすることで人に消灯の予告をするモードをもつ照明装置が記載されている。
【0087】
しかしながら、点灯保持時間は一般的な値に固定されている。また、一般的な点灯保持時間を変更するには、点灯保持時間切換スイッチを用意して手動で行う必要があり、手間がかかる。
【0088】
点灯保持時間が短く消灯予告が頻出する場合に、これを回避すべく、点灯保持時間を変更したとしても、設定できるのは予め用意されている固定値だけなので、どうしても無駄に点灯させている時間が多くなってしまう。
【0089】
また、点灯保持時間が長く、消灯予告が頻出しない使い方をしている場合にも、ユーザがそのことに気づいて意図的に点灯保持時間を変更しない限りはそのままなので、無駄に点灯させている時間が多くなってしまう。
【0090】
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る送風機を備えた天井取付型電気(空気清浄機1〜1D)は、ファン47および該ファン47を回転させるモータ48を有する送風機42を備えた天井取付型電気機器において、天井に設けられたシーリングローゼット12と電気的に接続されることで電源として機能する電源部85を備え、前記電源部85が前記シーリングローゼット12と電気的に接続されたタイミングで前記ファン47が通常の回転動作を開始することを阻止する阻止部を有することを特徴としている。
【0091】
これによれば、電源部85がシーリングローゼット12と電気的に接続されたタイミングでファン47が通常の回転動作を開始することが阻止されるので、当該電気機器を取り付けている最中に、ファン47が通常の回転動作を開始するといった、作業者が意図していない動作を阻止することができる。
【0092】
本発明の態様2に係る送風機を備えた天井取付型電気(空気清浄機1)は、さらに、前記阻止部として、前記電源部85と前記モータ48とを電気的に接続した状態と非接続とした状態との間で切り換える、ユーザが操作可能なスイッチ80を備え、前記ファン47は、前記電源部85と前記モータ48とが電気的に接続されると、通常の回転動作を開始するように設けられている構成とすることもできる。
【0093】
これによれば、当該電機機器の取り付けが完了するまで、スイッチ80を「切り」の状態としておくことで、不意にファン47が通常の回転動作を開始するといった、作業者が意図していない動作を阻止することができる。
【0094】
本発明の態様3に係る送風機を備えた天井取付型電気(空気清浄機1B)は、さらに、人感センサ84と、前記人感センサ84の検出結果が入力されると共に、前記電源部85と予め電気的に接続されている制御部81Bとを備え、前記ファン47は、前記電源部85と前記モータ48とが電気的に接続されると、通常の回転動作を開始するように設けられ、前記制御部81Bが前記阻止部として機能し、前記制御部81Bは、前記電源部85が前記シーリングローゼット12と電気的に接続された後、前記人感センサ84の検出結果に基づいて存在しないと判断すると、前記電源部85と前記モータ48とを電気的に接続する構成とすることもできる。
【0095】
これによれば、スイッチ80を設けることなく、人感センサ84を利用して、不意にファン47が通常の回転動作を開始するといった作業者が意図していない動作を阻止することができる。
【0096】
本発明の態様4に係る送風機を備えた天井取付型電気(空気清浄機1C)は、さらに、前記電源部85と予め電気的に接続されている制御部81Cを備え、前記ファン47は、前記電源部85と前記モータ48とが電気的に接続されると、通常の回転動作を開始するように設けられ、前記制御部81Cが前記阻止部として機能し、前記制御部81Cは、前記電源部85が前記シーリングローゼット12と電気的に接続されてから予め定められた第1の一定時間が経過すると、前記電源部85と前記モータ48とを電気的に接続する構成とすることもできる。
【0097】
これによれば、スイッチ80や人感センサ84を必要とすることなく、最も安価にて、不意にファン47が通常の回転動作を開始するといった作業者が意図していない動作を阻止することができる。
【0098】
本発明の態様5に係る送風機を備えた天井取付型電気(空気清浄機1〜1C)は、空気清浄機能を備える構成とすることもでき、空気清浄効果が得られる。
【0099】
本発明の態様6に係る送風機を備えた天井取付型電気(空気清浄機1〜1C)は、照明装置(照明部45)を備える構成とすることもでき、照明装置としても利用できる。
【0100】
本発明の態様7に係る送風機を備えた天井取付型電気(空気清浄機1D)は、照明装置(照明部45)を備え、前記制御部81Dは、前記照明装置における光源を、前記人感センサが人の存在を検出すると第1の状態で点灯し、前記第1の状態での点灯中に、前記人感センサが人の存在を検出する度に点灯時間の計測をリセットして、前記第1の状態での点灯時間が予め定められた点灯保持時間を満了すると、前記第1の状態よりも照度を落とした第2の状態で点灯し、前記第2の状態で点灯中に、前記人感センサが人の存在を検出しないまま予め定められた前記第2の一定時間が経過すると消灯し、前記人感センサが人の存在を検出すると前記第1の状態での点灯に復帰する点灯モードを有し、前記制御部81Dは、さらに、前記第2の状態での点灯から前記第1の状態での点灯に復帰した回数を計測し、該復帰回数の平均値あるいは最大値に基づいて、前記点灯保持時間を更新する点灯時間更新部を備える構成とすることもできる。
【0101】
これにより、消灯予告を頻出させずにかつ無駄な点灯時間も少なくなるように自動的に点灯保持時間を更新でき、点灯保持時間を変更する手間もかからない。
【0102】
本発明は上述した各実施の形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施の形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施の形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施の形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
【符号の説明】
【0103】
1、1A、1B、1C、1D 空気清浄機(送風機を備えた天井取付型電気機器)
11 天井パネル
12 シーリングローゼット
21 本体支持部材
22 本体部
25 電源コード
32 電源接続部
42 送風機
45 照明部
46 イオン発生素子
47 ファン
48 モータ
80 スイッチ(阻止部)
81、81B、81C 制御部(阻止部)
81D 制御部
81D1 点灯保持時間更新部
82 LED駆動部
83 LED
84、人感センサ
85 電源部
86 遮断シート(阻止部)
90 タイマ部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16