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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2018-205114(P2018-205114A)
(43)【公開日】2018年12月27日
(54)【発明の名称】画像読取装置
(51)【国際特許分類】
   G01N 21/892 20060101AFI20181130BHJP
   H04N 1/04 20060101ALI20181130BHJP
【FI】
   G01N21/892 A
   H04N1/12 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2017-110759(P2017-110759)
(22)【出願日】2017年6月5日
(71)【出願人】
【識別番号】000001270
【氏名又は名称】コニカミノルタ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100145908
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 信雄
(74)【代理人】
【識別番号】100136711
【弁理士】
【氏名又は名称】益頭 正一
(74)【代理人】
【識別番号】100194582
【弁理士】
【氏名又は名称】栗原 康浩
(72)【発明者】
【氏名】仲野 達矢
【テーマコード(参考)】
2G051
5C072
【Fターム(参考)】
2G051AA34
2G051AB11
2G051BA02
2G051BA08
2G051CA03
2G051CB01
2G051DA06
2G051EA17
2G051EB01
2G051ED04
5C072AA01
5C072BA20
5C072CA02
5C072DA02
5C072DA16
5C072DA17
5C072EA05
5C072NA01
5C072QA14
5C072RA16
5C072UA03
5C072UA18
5C072XA03
(57)【要約】
【課題】出力物の印刷品質の判定負荷を低減することができる画像読取装置を提供する。
【解決手段】画像読取装置は、出力物Pが搬送されるにつれ、出力物Pの幅方向に沿って出力画像Yを読み取る。出力物Pは、出力画像Yが、用紙Tに印刷された下地画像Xと、下地画像Xとは別に用紙Tに印刷されたバリアブル部分に対応する印刷画像Zとを含む。画像読取装置7は、下地画像Xが印刷された実印刷箇所の面積に相当する第1面積A(1)と、印刷画像Zが印刷された実印刷箇所の面積に相当する第2面積A(2)と、読取部76による出力画像Yの読取結果から求められる出力画像Yが印刷された実印刷箇所の面積に相当する第3面積A(3)と、に基づき、出力物Pの印刷品質を判定する。
【選択図】図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
用紙から出力物が形成され、前記出力物の出力画像を読み取る画像読取装置であって、
前記出力物が搬送されるにつれ、前記出力物の幅方向に沿って前記出力画像を読み取る読取部と、
前記読取部による前記出力物の読取結果に基づき、各種処理を実行する制御部と、
を備え、
前記出力物は、
前記出力画像が、
前記用紙に印刷された下地画像と、
前記下地画像とは別に前記用紙に印刷されたバリアブル部分に対応する印刷画像と、
を含み、
前記制御部は、
前記下地画像が印刷された実印刷箇所の面積に相当する第1面積と、前記印刷画像が印刷された実印刷箇所の面積に相当する第2面積と、前記読取部による前記出力画像の読取結果から求められる前記出力画像が印刷された実印刷箇所の面積に相当する第3面積と、に基づき、前記出力物の印刷品質を判定する、
画像読取装置。
【請求項2】
前記第1面積及び前記第2面積の少なくとも一方に基づき、前記出力画像が印刷される想定印刷箇所の面積に相当する正常許容範囲が設定されるものであって、
前記制御部は、
前記正常許容範囲に前記第3面積が含まれる場合、前記出力物が正常品であると判定する、
請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記読取部により読み取られる前記下地画像の読取結果に基づき、前記第1面積を求める、
請求項2に記載の画像読取装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記第2面積として、前記印刷画像の印刷箇所の最大範囲に相当する第2面積最大値と、前記印刷画像の印刷箇所の最小範囲に相当する第2面積最小値と、を求める、
請求項2又は3に記載の画像読取装置。
【請求項5】
前記正常許容範囲と異なる範囲に異常範囲が設定されるものであって、
前記正常許容範囲は、
前記第1面積と前記第2面積最小値との第1合計値と、前記第1面積と前記第2面積最大値との第2合計値との間に設定され、
前記異常範囲は、
前記第1面積と同じ若しくは前記第1面積より小さい範囲、前記第2合計値より大きい範囲、並びに前記第1面積より大きく且つ前記第1合計値より小さい範囲、の少なくとも1つに設定されるものであり、
前記制御部は、
前記異常範囲に前記第3面積が含まれる場合、前記出力物が不良品であると判定する、
請求項4に記載の画像読取装置。
【請求項6】
前記読取部は、
インラインセンサーから構成されている、
請求項1〜5の何れか一項に記載の画像読取装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、画像読取装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、出力物の印刷画像を撮影した撮影画像に含まれる検査対象画像から正解画像に相当する画素を消去する画像処理が実行済の検査対象画像の面積が、所定の閾値以上である場合、出力物の印刷品質を判定するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2015−125040号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載のような従来技術は、正解画像を出力物ごとに用意しなければならないため、少品種の出力物の印刷品質の判定負荷は高くならないが、多品種の出力物の印刷品質の判定であれば、その判定負荷は高くなる状況である。
【0005】
本開示はこのような状況に鑑みてなされたものであり、出力物の印刷品質の判定負荷を低減することができるようにするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一側面である画像読取装置は、用紙から出力物が形成され、前記出力物の出力画像を読み取る画像読取装置であって、前記出力物が搬送されるにつれ、前記出力物の幅方向に沿って前記出力画像を読み取る読取部と、前記読取部による前記出力物の読取結果に基づき、各種処理を実行する制御部と、を備え、前記出力物は、前記出力画像が、前記用紙に印刷された下地画像と、前記下地画像とは別に前記用紙に印刷されたバリアブル部分に対応する印刷画像と、を含み、前記制御部は、前記下地画像が印刷された実印刷箇所の面積に相当する第1面積と、前記印刷画像が印刷された実印刷箇所の面積に相当する第2面積と、前記読取部による前記出力画像の読取結果から求められる前記出力画像が印刷された実印刷箇所の面積に相当する第3面積と、に基づき、前記出力物の印刷品質を判定する。
【0007】
また、前記第1面積及び前記第2面積の少なくとも一方に基づき、前記出力画像が印刷される想定印刷箇所の面積に相当する正常許容範囲が設定されるものであって、前記制御部は、前記正常許容範囲に前記第3面積が含まれる場合、前記出力物が正常品であると判定する、ことが好ましい。
【0008】
また、前記制御部は、前記読取部により読み取られる前記下地画像の読取結果に基づき、前記第1面積を求める、ことが好ましい。
【0009】
また、前記制御部は、前記第2面積として、前記印刷画像の印刷箇所の最大範囲に相当する第2面積最大値と、前記印刷画像の印刷箇所の最小範囲に相当する第2面積最小値と、を求める、ことが好ましい。
【0010】
また、前記正常許容範囲と異なる範囲に異常範囲が設定されるものであって、前記正常許容範囲は、前記第1面積と前記第2面積最小値との第1合計値と、前記第1面積と前記第2面積最大値との第2合計値との間に設定され、前記異常範囲は、前記第1面積と同じ若しくは前記第1面積より小さい範囲、前記第2合計値より大きい範囲、並びに前記第1面積より大きく且つ前記第1合計値より小さい範囲、の少なくとも1つに設定されるものであり、前記制御部は、前記異常範囲に前記第3面積が含まれる場合、前記出力物が不良品であると判定する、ことが好ましい。
【0011】
また、前記読取部は、インラインセンサーから構成されている、ことが好ましい。
【発明の効果】
【0012】
本開示の一側面によれば、出力物の印刷品質の判定負荷を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本開示を適用した画像形成システム1の全体構成例を示す図である。
図2】読取部76の構成例を示す図である。
図3】光路を形成する構成例を概略的に示す図である。
図4】画像読取装置7の制御部79が備える機能構成の一例を示す図である。
図5】用紙Tに下地画像Xが印刷された追い刷り紙の一例を示す図である。
図6】追い刷り紙にバリアブル部分の印刷画像Zが印刷された出力物Pの一例を示す図である。
図7】出力画像Yが印刷される想定印刷箇所の面積に相当する正常許容範囲R及び異常範囲S(1),S(2),及びS(3)を説明する図である。
図8】出力物Pの印刷品質の判定処理を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、図面に基づいて本開示の実施形態を説明するが、本開示は以下の実施形態に限られるものではない。なお、本開示の実施形態の説明で使用されているように、「構成する」、「より成る」、「含む」、「含んでいる」、「有する」、「備える」又はそれらの他の何らかの同義語は、非排他的な包含関係をカバーするように意図される。例えば、要素の列挙を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素だけに限定されることは必須でなく、明示的には列挙されていない又は本来備わっているはずの他の要素が、そのようなプロセス、方法、物品又は装置に含まれてもよい。さらに、明示的に言及しない限り、「又は」は包括的なものであり、排他的な和ではない。例えば、「条件A又はB」は、Aが存在し且つBが存在しない場合、Aが存在せず且つBが存在する場合、AもBも両方とも存在する場合の何れの場合でも満たされるものである。
【0015】
本開示はここで説明される処理を実行する装置にも関連している。その装置は、必要な目的に応じて特別に構築されてもよいし、コンピュータに格納されているコンピュータプログラムによって選択的にアクティブにされる又は再構成される汎用コンピュータで構築されてもよい。
【0016】
また、ここで説明されるアルゴリズムは、特定のコンピュータその他の装置のどれにも固有に関連するものではない。さまざまな汎用システムがここで教示するものによるプログラムと共に使用されてよく、又は、必要な方法ステップを実行するように、よりいっそう特化した装置を構築することが便利なことが分かるかもしれない。これらさまざまなシステムに必要な構造は以下の説明から明らかになるであろう。さらに、本開示は特定のプログラミング言語のどれにも依存しない。ここで説明される本開示の教示内容を実現するのにさまざまなプログラミング言語が使用されてよいことが分かるであろう。
【0017】
図1は、本開示を適用した画像形成システム1の全体構成例を示す図である。図1に示すように、画像形成システム1は、給紙装置3と、画像形成装置5と、画像読取装置7と、後処理装置9とを備える。給紙装置3は、サイズの異なる用紙Tを収納可能である。給紙装置3は、収納されている用紙Tを画像形成装置5まで搬送するものである。後処理装置9は、用紙Tに画像が形成されている出力物Pに穴開け等の後処理を行うものである。後処理装置9は、出力物Pに除電等の後処理を行ってもよい。
【0018】
画像形成装置5は、読取部11と、画像形成装置本体19とを備える。読取部11は、ADF11Aと、原稿読取部11Bとを備える。ADF11Aは、原稿トレイ13、通紙経路15、排紙トレイ17、密着型イメージセンサー21、及び濃度基準部材23等を備える。濃度基準部材23は、ADF11Aのシェーディング補正時に利用される。原稿読取部11Bは、原稿照明部25、反射ミラー26、集光レンズ27、センサー28、及びプラテンガラス29等を備える。読取部11は、原稿トレイ13にセットされている原稿を、1枚ずつ分離して繰り出し、密着型イメージセンサー21が配置されている通紙経路15に沿って副走査方向に搬送し、排紙トレイ17に排紙する。原稿照明部25は、ランプ25Aと、ミラー25Bとを備える。原稿は通紙経路15に沿って副走査方向に搬送されつつ、主走査方向のライン単位の読取動作が、原稿照明部25、反射ミラー26、集光レンズ27、及びセンサー28により繰り返し実行される。
【0019】
画像形成装置本体19は、画像形成部41、定着部43、及び給紙部45等を備える。画像形成部41は、露光装置51と、現像装置53と、感光ドラム55と、転写ベルト57とを備える。画像形成部41は、読取部11により読み取られた原稿の画像データに基づき、露光装置51により感光ドラム55に異なる色のトナーを供給して現像する。画像形成部41は、転写ベルト57により感光ドラム55に現像されたトナー像を給紙部45から供給された用紙Tに転写する。画像形成部41は、用紙Tに転写されたトナー像のトナーを定着部43で融解させることにより、用紙Tにカラー画像が定着し、出力物Pとして出力する。用紙Tに定着したカラー画像は、例えば色補正画像Iである。この場合、出力物Pは色補正画像Iが印刷されて出力される。
【0020】
なお、追い刷り印刷を行う場合、最初に用紙Tに定着されるカラー画像のような画像は下地画像Xとなり、2回目に用紙Tに定着される画像はバリアブル部分に対応する印刷画像Zとなる。用紙Tに下地画像Xと印刷画像Zとを含む出力画像Yが印刷された出力物Pは、画像形成装置5より下流側に配置されている画像読取装置7に搬送される。つまり、追い刷り印刷された出力物Pは、出力画像Yが、用紙Tに印刷された下地画像Xと、下地画像Xとは別に用紙Tに印刷されたバリアブル部分に対応する印刷画像Zと、を含む。また、追い刷り印刷を行う場合、既に別の場所で下地画像Xが印刷された用紙Tを給紙装置3に収容した上で、画像形成装置5は、バリアブル部分に対応する印刷画像Zを用紙Tに印刷し、出力物Pとして画像読取装置7に出力してもよい。
【0021】
画像読取装置7は、画像形成装置5の下流側にインライン方式で配置され、画像が形成されている出力物Pの片面又は両面に印刷された画像を読み取る。具体的には、画像読取装置7は、出力物Pに印刷された画像の色、位置、及び倍率等の読取結果に基づいて画像の補正量を求める。画像の補正量は、画像形成装置5にフィードバックされる。なお、以下の説明では、インライン方式で配置されている画像読取装置7を前提とするが、画像読取装置7は、画像形成装置5の下流側にオフライン方式で配置されてもよい。
【0022】
画像読取装置7は、スキャナー又はインラインセンサーとして機能する読取部76A、スキャナー又はインラインセンサーとして機能する読取部76B、測色計78、背景部材74A〜74C、搬送部72、搬送経路71、及び制御部79を備える。制御部79は、ROM、RAM、CPU、及びI/Oインターフェース等より構成され、画像読取装置7の各部を制御するものであり、CPUが各種制御モジュールのような各種処理を実行することにより各種の機能を実現するものである。搬送経路71は、出力物Pが通過する経路である。搬送部72は、出力物Pを搬送するものである。よって、搬送経路71は、搬送部72の駆動により出力物Pが搬送されるものである。画像読取装置7は、例えば、画像形成装置5から供給された出力物Pを受け取ると、出力物Pに形成された画像を読取部76A,76B及び測色計78に読み取らせるものである。画像の読取結果は、画像形成装置5等に出力される。
【0023】
具体的には、読取部76A及び読取部76Bのそれぞれは、搬送経路71を通紙する出力物Pの表裏の何れか一方と対向する位置に配置されている。読取部76Aは、出力物Pの裏面を読み取る位置に配置されている。読取部76Aの読取結果は、例えば、出力物Pに印刷された画像の表裏面のずれのチェック、又は想定外の画像の有無等のチェックに利用される。
【0024】
一方、読取部76Bは、出力物Pの表面を読み取る位置に配置されている。具体的には、読取部76Bは、出力物Pに印刷された色補正画像I、例えば、パッチを読み取るものである。読取部76Bは、出力物Pが搬送されるにつれ、出力物Pの搬送方向Kに直交する出力物Pの幅方向、すなわち主走査方向に沿って、用紙Tに形成された色補正画像Iの色を読み取るものである。色補正画像Iは、画像のうち、画像の色の補正に使用されるものである。
【0025】
また、読取部76Bは、用紙Tに印刷された下地画像X又は出力物Pに印刷された出力画像Yを読み取るものである。読取部76Bは、用紙Tに印刷された下地画像Xを読み取る場合、用紙Tが搬送されるにつれ、用紙Tの幅方向に沿って下地画像Xを読み取る。読取部76Bは、出力物Pに印刷された出力画像Yを読み取る場合、出力物Pが搬送されるにつれ、出力物Pの幅方向に沿って出力画像Yを読み取る。なお、読取部76A及び読取部76Bを総称する場合、読取部76と称する。背景部材74A〜74Cを総称する場合、背景部材74と称する。
【0026】
測色計78は、読取部76よりも下流側且つ搬送経路71を通紙する用紙T又は出力物Pの表面に対向する位置に配置されている。測色計78は、例えば、色補正画像Iを測色することにより、用紙Tに形成する画像の色の絶対値を保証する。具体的には、測色計78は、図2で後述する光源761から色補正画像Iに向けて可視光を照射する。測色計78は、背景部材74により反射される可視光の反射光の分光スペクトルを取得する。測色計78は、取得された分光スペクトルから求められる分光データに基づき、三刺激値(X,Y,Z)を求める。測色計78は、三刺激値(X,Y,Z)に基づき、色彩値を求める。色彩値は、具体的には、直交座標系又は円柱座標系等の表色系で表現され、色補正画像Iの色味が導き出される。測色計78は、一定の視野角の範囲に限定して測色を行うものであるため、読取部76よりも高い精度で色彩値を再現することができる。
【0027】
画像形成システム1は、測色計78により求められた色補正画像Iの色彩値に基づき、読取部76で読み取られた色補正画像Iの色の読取値を補正する。具体的には、測色計78により求められた色補正画像Iの色彩値と、読取部76で読み取られた色補正画像Iの色の読取値とを関連付ける。測色計78による色補正画像Iの色彩値と、読取部76による色補正画像Iの色の読取値とが関連付けられていれば、測色計78の測色結果を、読取部76の読取結果に反映させることができるため、色補正画像Iの正確な補正量が得られる。
【0028】
図2は、読取部76の構成例を示す図である。図3は、光路を形成する構成例を概略的に示す図である。読取部76は、搬送部72により出力物Pが搬送されながら画像を読み取るものである。読取部76は、測色計78の上流側に設けられ、光源761と、センサー762とを備える。光源761は、背景部材74の上を通過する出力物Pに照明光を照らすものである。センサー762は、光源761から照らされる照明光のうち背景部材74に反射される反射光を含む入射光の光量を読み取るものである。センサー762は、具体的には、1画素ごとに光電変換するCCDイメージセンサーのような撮像素子である。複数のセンサー762が出力物Pの幅方向、すなわち主走査方向に一次元状に並べて配置され、ラインイメージセンサーとして構成されている。読取部76は、複数のセンサー762の読取範囲が、画像形成装置5から供給される出力物Pの最大幅を読み取れるように構成されている。読取部76は、センサー762の読取位置Dを通過する出力物Pの通紙動作に合わせて、出力物Pの幅方向に延在する1ライン分の画像の読取動作を繰り返し行うことにより、出力物Pに形成されている画像を2次元画像として読み取るものである。読み取られた画像は、画像の読取値として利用される。なお、画像の読取値から面積を求めるには、画像の読取値に基づき求めたラスターデータの構成ピクセル数を求めればよい。
【0029】
読取部76は、さらに、押さえ部材763A,763B、レンズ764、ガラス部材765、導光部材766、及び開口767等を備える。光源761、押さえ部材763A,763B、ガラス部材765、及び導光部材766は、筐体769に収容されている。なお、図3においては、押さえ部材763A,763Bの図示は省略されている。ガラス部材765は、光源761と、背景部材74との間に配置され、且つ背景部材74と対向するものであって、照明光を透過させるものである。ガラス部材765は、光源761を保護すると共に、搬送経路71の一部として機能する。導光部材766は、光源761と、ガラス部材765との間に配置され、照明光を出力物Pに導くものである。レンズ764は、センサー762と、ガラス部材765との間に配置され、入射光を収束させるものである。開口767は、筐体769に形成されている。開口767は、光源761から照らされる照明光のうち、出力物Pを透過した透過光が背景部材74に反射される反射光が出力物Pを透過したものと、出力物Pを透過せずに出力物Pに反射されるものとを含む入射光を通過させ、レンズ764を介してセンサー762に導くものである。
【0030】
また、読取部76は、基準部材73A,73Bを備える。なお、基準部材73A,73Bの何れかを特に限定しない場合、基準部材73と称する。基準部材73は、背景部材74の上流側及び下流側にそれぞれ配置され、背景部材74から出力物Pを離間させるものである。
【0031】
なお、読取部76は、色を正確に読み取るときには、背景部材74の色を白色にすればよい。読取部76は、出力物Pのエッジを読み取るときには、背景部材74の色を黒色にすればよい。例えば、背景部材74は、六角形状であって、その一部の面が白に着色され、他の一部の面が黒に着色されている場合、読取部76の読取内容に応じて背景部材74の面を切り替えさせ、センサー762の読取位置Dに白色及び黒色の何れかが来るようにしてもよい。背景部材74は、略円筒形状であって、表面の一部が主走査方向に沿って白に着色され、表面の他の一部が主走査方向に沿って黒に着色されている場合、読取部76の読取内容に応じて背景部材74を回転させ、センサー762の読取位置Dに白色及び黒色の何れかが来るようにしてもよい。背景部材74は、板形状であって、表面の一部が主走査方向に沿って白に着色され、表面の他の一部が主走査方向に沿って黒に着色されている場合、読取部76の読取内容に応じて背景部材74を移動させ、センサー762の読取位置Dに白色及び黒色の何れかが来るようにしてもよい。
【0032】
なお、読取部76の上流側には、センサー91が配置されている。センサー91は、搬送方向Kに沿って搬送経路71を通過する出力物Pの端部を検知する。センサー91は、例えば、反射型センサーにより実現される。
【0033】
図4は、画像読取装置7の制御部79が備える機能構成の一例を示す図である。図5は、用紙Tに下地画像Xが印刷された追い刷り紙の一例を示す図である。図6は、追い刷り紙にバリアブル部分の印刷画像Zが印刷された出力物Pの一例を示す図である。図7は、出力画像Yが印刷される想定印刷箇所の面積に相当する正常許容範囲R及び異常範囲S(1),S(2),及びS(3)を説明する図である。
【0034】
制御部79は、CPUが各種制御モジュールを実行することにより、面積演算部791、閾値演算部792、設定部793、及び判定部794の機能を備える。制御部79は、下地画像Xが印刷された実印刷箇所の面積に相当する第1面積A(1)と、印刷画像Zが印刷された実印刷箇所の面積に相当する第2面積A(2)と、読取部76による出力画像Yの読取結果から求められる出力画像Yが印刷された実印刷箇所の面積に相当する第3面積A(3)と、に基づき、出力物Pの印刷品質を判定する。
【0035】
面積演算部791は、読取部76による下地画像Xの読取結果に基づき、第1面積A(1)を求める。具体的には、面積演算部791は、読取部76により読み取られた下地画像XのRAW画像からデモザイク処理等のような各種画像処理を施すことによりラスターデータを求める。面積演算部791は、求めたラスターデータの構成ピクセル数を求める。面積演算部791は、求めた構成ピクセル数は下地画像Xの面積となるが、面積の大きさが求まるのであって、物理的な面積は、画像解像度により異なるため、物理的な面積が求まるものではない。また、面積演算部791は、出力画像Yに基づき第3面積A(3)を求める。第3面積A(3)を求める処理は、第1面積A(1)を求める処理と同様であるため、その説明については省略する。
【0036】
閾値演算部792は、第2面積A(2)として、印刷画像Zの印刷箇所の最大範囲に相当する第2面積最大値αと、印刷画像Zの印刷箇所の最小範囲に相当する第2面積最小値βと、を求める。具体的には、図6に示すように、バリアブル印刷領域Z’(1),Z’(2),及びZ’(3)が指定された場合、第2面積最大値αと、第2面積最小値βとが、求められる。第2面積最小値βは、例えば印刷画像Zとしてバリアブル印刷領域Z’(1),Z’(2),及びZ’(3)に何も印刷されていないときの面積である。第2面積最大値αは、例えば印刷画像Zとしてバリアブル印刷領域Z’(1),Z’(2),及びZ’(3)が全て塗りつぶされているときの面積である。なお、バリアブル印刷領域Z’(1),Z’(2),及びZ’(3)を総称する場合、バリアブル印刷領域Z’と称する。バリアブル印刷領域Z’に入力される入力情報に基づき、第2面積最大値αと、第2面積最小値βとが、求められてもよい。この場合、入力情報は、例えば、文字サイズ、フォント種類、入力データの最長文字数、又は入力データの最小文字数である。ただし、バリアブル印刷領域Z’に記号又は画像等のような文字とは異なるものが入力されてもよい。
【0037】
設定部793は、第1面積A(1)及び第2面積A(2)の少なくとも一方に基づき、出力画像Yが印刷される想定印刷箇所の面積に相当する正常許容範囲Rを設定する。具体的には、正常許容範囲Rは、第1面積A(1)と第2面積最小値βとの第1合計値と、第1面積A(1)と第2面積最大値αとの第2合計値との間に設定される。一方、異常範囲Sは、正常許容範囲Rと異なる範囲に設定される。具体的には、設定部793は、第1面積A(1)と同じ若しくは第1面積A(1)より小さい範囲、第2合計値より大きい範囲、並びに第1面積A(1)より大きく且つ第1合計値より小さい範囲、の少なくとも1つに異常範囲Sを設定する。
【0038】
判定部794は、正常許容範囲Rに第3面積A(3)が含まれる場合、出力物Pが正常品であると判定する。判定部794は異常範囲Sに第3面積A(3)が含まれる場合、出力物Pが不良品であると判定する。つまり、図7に示すように、正常許容範囲Rと、第3面積A(3)との関係は、第1面積A(1)+第2面積最小値β≦第3面積A(3)≦第1面積A(1)+第2面積最大値αとなる。異常範囲S(1)と、第3面積A(3)との関係は、第3面積A(3)≦第1面積A(1)となる。異常範囲S(2)と、第3面積A(3)との関係は、第1面積A(1)+第2面積最大値α<第3面積A(3)となる。異常範囲S(3)と、第3面積A(3)との関係は、第1面積A(1)<第3面積A(3)<第1面積A(1)+第2面積最小値βとなる。
【0039】
図8は、出力物Pの印刷品質の判定処理を説明するフローチャートである。なお、本開示においては、バリアブル部分は、ダイレクトメールの住所及び氏名等のように用紙Tごとに可変するデータであって、バリアブル印刷領域Z’が一定の範囲内でばらつくものであり、且つ下地画像Xが用紙Tに印刷された追い刷り紙を使用して出力物Pの印刷品質を判定することを想定している。しかし、1枚当たりの出力物Pにおいて、バリアブル部分の印刷内容が大きく可変しないものであれば、同様に、出力物Pの印刷品質を判定することができる。
【0040】
ステップS11において、制御部79は、追い刷り紙が使用されるか否かを判定する。制御部79は、追い刷り紙が使用されると判定する場合(ステップS11;Y)、ステップS12の処理に移行する。制御部79は、追い刷り紙が使用されないと判定する場合(ステップS11;N)、処理を終了する。ステップS12において、制御部79は、バリアブル印刷であるか否かを判定する。制御部79は、バリアブル印刷であると判定する場合(ステップS12;Y)、ステップS13の処理に移行する。制御部79は、バリアブル印刷でないと判定する場合(ステップS12;N)、処理を終了する。ステップS13において、制御部79は、下地画像Xの面積を求めているか否かを判定する。つまり、制御部79は、第1面積A(1)を求めているか否かを判定する。制御部79は、下地画像Xの面積を求めていると判定する場合(ステップS13;Y)、ステップS15の処理に移行する。制御部79は、下地画像Xの面積を求めていないと判定する場合(ステップS13;N)、ステップS14の処理に移行し、ステップS14において、下地画像Xの面積を求め、ステップS15の処理に移行する。
【0041】
ステップS15において、制御部79は、バリアブル部分の面積の最大値及び最小値を求めているか否かを判定する。つまり、制御部79は、第2面積A(2)として、第2面積最大値α及び第2面積最小値βを求めているか否かを判定する。制御部79は、バリアブル部分の面積の最大値及び最小値を求めていると判定する場合(ステップS15;Y)、ステップS17の処理に移行する。制御部79は、バリアブル部分の面積の最大値及び最小値を求めていないと判定する場合(ステップS15;N)、ステップS16の処理に移行し、ステップS16において、バリアブル部分の面積の最大値及び最小値を求める。ステップS17において、制御部79は、印刷を開始させる。つまり、制御部79は、用紙Tに下地画像Xが印刷された追い刷り紙に印刷画像Zを印刷させる処理を画像形成装置5に実行させ、下地画像Xと、印刷画像Zとを含む出力画像Yが印刷された出力物Pを画像形成装置5から出力させる。
【0042】
ステップS18において、制御部79は、出力物Pの印刷品質の判定を開始する。ステップS19において、制御部79は、出力物Pの出力画像Yの面積が下地画像Xの面積以下であるか否かを判定する。つまり、制御部79は、第3面積A(3)≦第1面積A(1)が真であるか否かを判定する。制御部79は、出力物Pの出力画像Yの面積が下地画像Xの面積以下であると判定する場合(ステップS19;Y)、ステップS20の処理に移行し、ステップS20において、第1異常と判定し、処理を終了する。制御部79は、出力物Pの出力画像Yの面積が下地画像Xの面積以下でないと判定する場合(ステップS19;N)、ステップS21の処理に移行する。
【0043】
ステップS21において、制御部79は、下地画像Xの面積とバリアブル部分の印刷画像Zの面積の最大値との合計値が出力物Pの出力画像Yの面積より小さいか否かを判定する。つまり、制御部79は、第1面積A(1)+第2面積最大値α<第3面積A(3)が真であるか否かを判定する。制御部79は、下地画像Xの面積とバリアブル部分の印刷画像Zの面積の最大値との合計値が出力物Pの出力画像Yの面積より小さいと判定する場合(ステップS21;Y)、ステップS22の処理に移行し、ステップS22において、第2異常と判定する。制御部79は、下地画像Xの面積とバリアブル部分の印刷画像Zの面積の最大値との合計値が出力物Pの出力画像Yの面積より小さくないと判定する場合(ステップS21;N)、ステップS23の処理に移行する。
【0044】
ステップS23において、制御部79は、出力物Pの出力画像Yの面積が下地画像Xの面積とバリアブル部分の印刷画像Zの面積の最小値との合計値より小さいか否かを判定する。つまり、制御部79は、第1面積A(1)<第3面積A(3)<第1面積A(1)+第2面積最小値βが真であるか否かを判定する。制御部79は、出力物Pの出力画像Yの面積が下地画像Xの面積とバリアブル部分の印刷画像Zの面積の最小値との合計値より小さいと判定する場合(ステップS23;Y)、ステップS24の処理に移行し、ステップS24において、第3異常と判定し、処理を終了する。制御部79は、出力物Pの出力画像Yの面積が下地画像Xの面積とバリアブル部分の印刷画像Zの面積の最小値との合計値より小さくないと判定する場合(ステップS23;N)、ステップS25の処理に移行し、ステップS25において、正常と判定し、処理を終了する。
【0045】
以上の説明から、本開示を適用した画像読取装置7は、下地画像Xが印刷された実印刷箇所の面積に相当する第1面積A(1)と、印刷画像Zが印刷された実印刷箇所の面積に相当する第2面積A(2)と、読取部76による出力物Pの読取結果から求められる出力画像Yが印刷された実印刷箇所に相当する第3面積A(3)と、に基づき、出力物Pの印刷品質を判定する。よって、出力物Pの印刷品質を判定する際、下地画像Xと印刷画像Zとを合成した正解画像を出力物Pごとに用意する必要がなく、それぞれの実印刷箇所の面積だけで出力物Pの印刷品質を判定することができる。したがって、出力物Pの印刷品質の判定負荷を低減することができる。
【0046】
また、本開示を適用した画像読取装置7において、第1面積A(1)及び第2面積A(2)の少なくとも一方に基づき設定されるものであって、出力画像Yが印刷される想定印刷箇所の面積に相当する正常許容範囲Rに、第3面積A(3)が含まれるか否かで出力物Pが正常品であるか否かが判定される。よって、正常許容範囲Rは、第1面積A(1)から求められるものと、第2面積A(2)から求められるものと、第1面積A(1)及び第2面積A(2)の両方から求められるものとが想定される。したがって、出力物Pの印刷品質を段階的に判定することができるので、出力物Pの印刷品質の要因を特定することができる。
【0047】
また、本開示を適用した画像読取装置7において、読取部76により読み取られる下地画像Xの読取結果に基づき、第1面積A(1)を求める。よって、第3面積A(3)と、第1面積A(1)とは、同じ読取部76による読取結果から求められるものとなる。したがって、第1面積A(1)と、第3面積A(3)とを比較する際、読取部76の機械構成に起因する誤差を補正する処理を実行する必要がないため、出力物Pの印刷品質の判定負荷をする前工程の処理負荷を低減することができる。
【0048】
また、本開示を適用した画像読取装置7において、第2面積A(2)として、印刷画像Zが印刷された実印刷箇所の最大範囲に相当する第2面積最大値αと、印刷画像Zが印刷された実印刷箇所の最小範囲に相当する第2面積最小値βと、を求める。よって、少なくとも2つの候補の実印刷画像を考慮して、出力物Pの印刷品質を判定することができる。したがって、バリアブル部分の境界値で判定することができるため、多品種の出力物Pを想定して出力物Pの印刷品質を判定することができる。
【0049】
また、本開示を適用した画像読取装置7において、正常許容範囲Rは、第1面積A(1)と第2面積最小値βとの第1合計値と、第1面積A(1)と第2面積最大値αとの第2合計値との間に設定される。異常範囲Sは、第1面積A(1)と同じ若しくは第1面積A(1)より小さい範囲、第1面積A(1)と第2面積最大値αとの第2合計値より大きい範囲、並びに第1面積A(1)より大きく且つ第2面積最小値βとの第1合計値より小さい範囲、の少なくとも1つに設定されるものである。
【0050】
制御部79は、異常範囲Sに第3面積A(3)が含まれる場合、出力物Pが不良品であると判定する。よって、第1面積A(1)と同じ若しくは第1面積A(1)より小さい範囲に第3面積A(3)が含まれれば、第1異常と判定される。第1異常である場合、追い刷り紙が白紙等であることが想定されるため、追い刷り紙不良であると判定できる。
【0051】
制御部79は、第2合計値より大きい範囲に第3面積A(3)が含まれれば、下地画像Xと印刷画像Zの最大範囲との合計よりも出力物Pの面積が大きいため、出力物Pの印字不良又は大きな汚れが出力物Pに付着していると判定できる。
【0052】
制御部79は、第1面積A(1)より大きく且つ第1合計値より小さい範囲に第3面積A(3)が含まれれば、用紙Tに下地画像Xは印刷されているが印刷画像Zが印刷されていないと想定できるため、バリアブル部分が空白であると判定できる。したがって、出力物Pが不良品となった要因を特定することができる。
【0053】
また、本開示を適用した画像読取装置7において、読取部76は、インラインセンサーから構成されている。よって、出力物P全体を短時間で読み取ることができる。したがって、出力物Pの印刷品質の判定に要する時間を短縮することができる。
【0054】
以上、本開示を適用した画像読取装置7を実施形態に基づいて説明したが、本開示はこれに限定されるものではなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよい。
【0055】
例えば、本実施形態においては、読取部76のセンサー762がCCDイメージセンサーから構成される一例について説明したが、特にこれに限定されるものではない。例えば、読取部76のセンサー762がCMOSイメージセンサーから構成されてもよい。
【0056】
また、本実施形態においては、画像形成システム1が給紙装置3及び後処理装置9を備える一例について説明したが、特にこれに限定されるものではない。例えば、画像形成システム1は、画像形成装置5及び画像読取装置7だけであってもよい。また、画像形成システム1は、画像形成装置5及び画像読取装置7が別々に構成されるものではなく一体的にシステム化されるものであってもよい。
【0057】
また、本実施形態における出力物Pは画像が形成される媒体であればよいため、紙に限定されるものではない。例えば、塩化ビニル樹脂等で形成され、搬送経路71を通過できる形状であればよい。また、画像読取装置7が読み取る媒体に形成される画像は、画像形成装置5が形成するものに限定されるものではない。例えば、画像形成装置5のような電子写真方式ではなくオフセット印刷等により下地画像Xのような画像が印刷されている媒体であってもよい。
【符号の説明】
【0058】
1 画像形成システム
3 給紙装置、5 画像形成装置、7 画像読取装置、9 後処理装置
11 読取部、11A ADF、11B 原稿読取部、13 原稿トレイ
15 通紙経路、17 排紙トレイ、19 画像形成装置本体
21 密着型イメージセンサー、23 濃度基準部材
25 原稿照明部、25A ランプ、25B ミラー、26 反射ミラー
27 集光レンズ、28 センサー、29 プラテンガラス
41 画像形成部、43 定着部、45 給紙部
51 露光装置、53 現像装置、55 感光ドラム、57 転写ベルト
71 搬送経路、72 搬送部、73,73A、73B 基準部材
74,74A〜74C 背景部材
76,76A,76B 読取部
761 光源、762 センサー、763A,763B 押さえ部材
764 レンズ、765 ガラス部材、766 導光部材
767 開口、769 筐体
78 測色計
79 制御部
791 面積演算部、792 閾値演算部、793 設定部、794 判定部
91 センサー
P 出力物、D 読取位置
K 搬送方向
T 用紙、X 下地画像、Y 出力画像、I 色補正画像、Z 印刷画像
Z’,Z’(1),Z’(2),Z’(3) バリアブル印刷領域
A(1) 第1面積、A(2) 第2面積、A(3) 第3面積
α 第2面積最大値、β 第2面積最小値
S,S(1),S(2),S(3) 異常範囲、R 正常許容範囲
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8