特開2018-207643IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

全閉型誘導電動機のバランス調整方法およびそのためのバランス調整用円板

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】全閉型誘導電動機の組立後に、短絡環に取り付けるバランス調整用のおもりを増減してバランスを取る作業の省力化と時間短縮を図る。
【解決手段】全閉型誘導電動機のバランス調整方法は、ロータシャフトのブラケットの外側に調整用円板を取り付けるステップS10と、調整用円板に調整おもりを取り付けたうえで回転子を回転させてバランスを検査するステップS20と、調整おもりを調整用円板から取り外すとともに調整用円板をロータシャフトから取り外すステップS30と、ブラケットをフレームから取り外すステップS40と、調整おもりを調整おもりが調整用円板に取り付けられたのと同じ径方向および周方向の位置で短絡環に取り付けるステップS50と、を有する。
【選択図】図5

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

全閉型誘導電動機の組立後に、短絡環にバランス調整用のおもりを取り付ける、あるいは取り外すためには、軸受を支持するブラケットを取り外す必要がある。従来技術によれば、バランスを調整するためには、おもりを増やしたり減らしたりした後に、ブラケットを再び取り付けて、その後にロータシャフトを回転させてバランス検査を行う必要がある。通常は、このバランス検査の結果に基づいて、さらにおもりを増減する必要があり、ブラケットを再び外しておもりを増減する作業を再び行い、その後にブラケットを再び取り付けて、その後にロータシャフトを回転させてバランス検査をまた行う。このように、おもりを増減するごとにブラケットの取り外し、取り付けの作業を繰り返すことは、大きな手間となっていた。 この発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、全閉型誘導電動機の組立後に、短絡環に取り付けるバランス調整用のおもりを増減してバランスを取る作業の省力化と時間短縮を図ることを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

課題を解決するために、本発明に係るバランス調整方法は、回転軸周りに回転可能なロータシャフトと、前記ロータシャフトの径方向外側を周方向に囲んで前記ロータシャフトに固定された回転子鉄心と、前記回転子鉄心を軸方向に貫通して互いに周方向に間隔をあけて配置された複数の導体バーと、前記導体バーの軸方向端部同士を周方向に短絡する第1および第2の短絡環と、を備えた回転子と、前記回転子を周方向に取り囲んで・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
この発明によれば、全閉型誘導電動機の組立後に、短絡環に取り付けるバランス調整用のおもりを増減してバランスを取る作業の省力化と時間短縮を図ることができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の一全閉型誘導電動機のバランス調整作業前の状態を示す模式的縦断面図である。

【図2】本発明の一全閉型誘導電動機のバランス調整方法において、ロータシャフトに調整用円板を取り付けて、さらに調整用円板に調整おもりを取り付けた状態を示す模式的縦断面図である。

【図3】図2のIII−III線矢視図である。

【図4】本発明の一全閉型誘導電動機の短絡環に調整おもりが取り付けられてバランス調整方法が完了した状態を示す模式的縦断面図である。

【図5】本発明の一全閉型誘導電動機のバランス調整方法の手順を示す流れ図である。

【図6】図5における調整用円板と調整おもりによるバランス調整工程の詳細手順を示す流れ図である。

選択図 図5出願人が指定した本件の代表的な図

11…回転子、 12…固定子、 13…フレーム、 14…第1の軸受け、 15…第2の軸受け、 16…第1のブラケット、 17…第2のブラケット、 18…ロータシャフト、 19…回転子鉄心、 20…導体バー、 21…第1の短絡環、 22…第2の短絡環、 30…固定子鉄心、 31…固定子巻線、 34…冷却フィン、 35…外扇ダクト(ファンカバー)、 36…外扇(他力ファン)、 37…外扇電動機、 38…内扇、 40…おもり取り付け用短絡環穴、 41…ボルト、 42…調整おもり、 50…調整用円板、 51…キー、 52…取り付け用調整用円板穴

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