特開2018-23692(P2018-23692A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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▶ 大嶋 哲郎の特許一覧

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  • 特開2018023692-仰向け寝防止用具 図000003
  • 特開2018023692-仰向け寝防止用具 図000004
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2018-23692(P2018-23692A)
(43)【公開日】2018年2月15日
(54)【発明の名称】仰向け寝防止用具
(51)【国際特許分類】
   A61F 5/56 20060101AFI20180119BHJP
   A47C 27/14 20060101ALI20180119BHJP
【FI】
   A61F5/56
   A47C27/14 D
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
【全頁数】3
(21)【出願番号】特願2016-164118(P2016-164118)
(22)【出願日】2016年8月8日
(71)【出願人】
【識別番号】595130964
【氏名又は名称】大嶋 哲郎
(72)【発明者】
【氏名】大嶋 哲郎
【テーマコード(参考)】
3B096
4C098
【Fターム(参考)】
3B096AA01
3B096AB07
3B096AC11
3B096AD07
4C098AA02
4C098BB15
4C098BC11
4C098BD02
(57)【要約】
【課題】 本発明は睡眠中、常時、横向き寝姿勢を維持することができる仰向け寝防止用具を得ることにある。
【解決手段】 背中に装着する本体部の背中に当たる部分を柔軟材とし、その柔軟材の中に固形突起体を内臓させたことで仰向け寝防止用具を構成している。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
背中に装着する本体部の背中に当たる部分に柔軟材部を設け、その柔軟材部の中に固形突起体を内臓設置させ、仰向け寝姿勢の時のみ固形突起体部分が突出し、背中に刺激が加わるようにした仰向け寝防止用具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、仰向け寝を防止する用具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
睡眠時無呼吸症は高血圧、糖尿病など種々の病気を誘発したり、睡眠不足による交通事故発生など、その弊害が問題化している。睡眠時無呼吸症には種々の原因があるが、 加齢、肥満の人が仰向け姿勢で寝ている時に上気道が狭窄し発生するケースが多い。
そのケースの防止対策として、仰向け寝を避け、横向き寝を促すための種々の枕が考案されている。
しかしそれらの枕の場合、睡眠中無意識的な寝返りなどにより頭の位置がズレたり移動し、横向き寝状態の維持が困難であった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
解決しようとする問題点は、睡眠中の寝返り等に影響されず、睡眠無意識下でも横向き寝姿勢になる仰向け寝防止用具を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は枕上の頭部を横向にすることによって横向き寝姿勢を促す手段でなく、背中に刺激を与えることによって横向き寝姿勢を促す手段をとったものである。
背中に当てる本体部の基板に柔軟材部を設け、その柔軟材部の中に固形突起体を内臓させ、本体部の位置固定用の肩掛け帯と胴締め帯を設けたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0005】
本発明は、仰向けの姿勢をとると固形突起体部分が背中に当たり刺激し不快感を与える為、睡眠中も無意識的に横向き寝姿勢になる効果を得られる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】本発明を実施するための形態の斜視図である。
図2】本発明の本体部の縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
本発明は1図に示す如く本体部1と肩掛け帯6及び胴締め帯5より構成される。本体部1は2図縦断面図に示す如く本体基板2とスポンジなど柔軟材部3及び固形突起体4から成る構造となっている。固形突起材の数は複数でも良い。
【0008】
本体部1を背中に装着し、仰向け寝姿勢をとった場合、背中の重みによって柔軟材部3は圧縮され、内臓した固形突起体4部分が突出し、背中を刺激するため、睡眠中でも無意識的にそれを避け横向き寝姿勢となる。横向き寝姿勢になった場合は、圧力が加わらないため固形突起体4は柔軟材部3の中に埋没状態となり、固形突起体4による刺激や不快感が無い状態で横向き寝が可能となる。
肩掛け帯6と胴締め帯5は本体部1の背中における位置を固定させるものである。
【符号の説明】
【0009】
1 本体部
2 本体基板
3 柔軟材部
4 固形突起体
5 胴締め帯
6 肩掛け帯
図1
図2