(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2018-68044(P2018-68044A)
(43)【公開日】2018年4月26日
(54)【発明の名称】車両用LINモータアクチュエータ
(51)【国際特許分類】
H02K 11/21 20160101AFI20180330BHJP
G01D 5/165 20060101ALI20180330BHJP
G01B 7/30 20060101ALI20180330BHJP
【FI】
H02K11/21
G01D5/165 B
G01B7/30 G
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】OL
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2016-205711(P2016-205711)
(22)【出願日】2016年10月20日
(71)【出願人】
【識別番号】591249884
【氏名又は名称】トネックス株式会社
(72)【発明者】
【氏名】板垣 宏和
(72)【発明者】
【氏名】町田 貴之
【テーマコード(参考)】
2F063
2F077
5H611
【Fターム(参考)】
2F063AA35
2F063BA11
2F063CB05
2F063CB19
2F063DA01
2F063DA05
2F063DD02
2F063FA01
2F063LA19
2F063LA29
2F063NA02
2F063NA06
2F077AA12
2F077AA20
2F077CC02
2F077EE02
2F077TT33
2F077TT66
2F077WW08
5H611AA01
5H611BB01
5H611PP05
5H611QQ03
(57)【要約】
【課題】抵抗印刷基板を用いた出力軸位置検出電圧は直線性が向上することが要望されているが印刷工法上の限界があり、高精度の直線性を達成する事が難しく、もし必要とする場合、選別して使用する事になり、高価になるとともに生産性にも問題があった。
【解決手段】LINモータアクチュエータ内蔵の通信IC内のCPU内メモリーを使用し、LINモータアクチュエータ固有の抵抗印刷からの検出位置と真の機械角度の相関マップを前記メモリー内に記憶し、前記マップからの変換値を使用してLINモータアクチュエータの制御作動を行う事ができる様にし、上記課題を解決した。
【選択図】
図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
モータ出力を数段の減速ギヤを用いてトルク力を増大させ、最終段ギヤの出力軸の回転位置を検出する抵抗印刷基板を有する検出装置と前記回転位置信号をLIN通信プロトコルによるメッセージフレームの送受信信号を用いて外部と通信を行う通信回路を内蔵するLINモータアクチュエータであって、前記通信回路にはCPUを備えており、前記CPUのメモリーに前記位置検出信号と出力軸の機械角度位置との相関マップを持ち、前記相関マップから読出した補正された出力軸回転位置を目標値として位置制御を行うことを特徴とするモータアクチュエータ。
【請求項2】
前記相関マップはLINモータアクチュエータの製造工程における自動検査機を用い、前記自動検査機に設けられている回転位置検出手段と前記抵抗基板からの位置検出信号を同時に測定する事により作成し、LINモータアクチュエータ内蔵の通信回路内のメモリーに送信し記憶させ、モータ制御に使用される事を特徴とする請求項1に記載のモータアクチュエータ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、出力軸の回転位置を検出するLIN通信IC搭載のモータアクチュエータに関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、モータにより回転駆動される出力軸と、この出力軸と共に回転する摺動ブラシと、この摺動ブラシが接触する抵抗体が形成された配線基板とにより出力軸の回転位置を検知して制御するモータアクチュエータが記載されている。
また、特許文献2には特許文献1における出力軸位置検出電圧の直線性の問題に注目し、抵抗印刷基板の構造を変えて機械的な手段にて直線性を改善する技術が提案されている。更に特許文献3の技術では特許文献1の抵抗基板の直線性の問題に対しソフトウエアを用いて、特性曲線を補正し制御する技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実開平5−95175号公報
【特許文献2】特開2014−220945号公報
【特許文献3】特開平10−305727号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献2では、フレキシブル基板を用いる為、平面基板に対し高価
であり、またLINモータアクチュエータの様に制御ICをモータアクチュエータ内に搭載する場合、フレキシブル基板においては制御回路の搭載が難しいという問題がある。
【0005】
また、特許文献3ではバッテリ接続時にモータアクチュエータを全開・全閉作動させ、両作動位置の印刷抵抗(PBR)(ポテンショバランスレジスタ)からの検出電圧を取り込み、直線近似して補正をする技術であるが、あくまでも直線近似であり、直線性改善効果は十分でない、また抵抗印刷は直線でなく、曲線を描く性質があり、直線近似では改善効果が十分でないという問題がある。
【0006】
そこで本発明は、従来技術が抱える上記課題を解決しうるモータアクチュエータを提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するため、本発明のモータアクチュエータはLIN通信用及びモータ制御用のICを有し、そのIC内に設けられているCPU内にあるメモリーにモータアクチュエータ固有の出力軸の回転角度位置検出用のポテンショバランスレジスタ [以下、単に『PBR』という。] と真の機械角度との相関マップを記憶させ、かつマスターコントローラからの位置制御命令に対し、該マップにて出力軸の目標角度位置を演算し、該目標角度位置に作動する様に制御し、直線性の良好な位置制御を行う事を特徴としている。
【0008】
また上記相関マップはLINモータアクチュエータの製造ラインの特性試験工程に特別に相関マップ作成工程を設け、LINモータアクチュエータからLIN BUSラインを通してフィードバックされたPBR電圧信号と同期した自動検査機からの機械角度信号(Penc)をLIN通信用コントローラに入力し、作成され、該コントローラからLINモータアクチュエータのLIN通信ICのメモリー内に書き込まれることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明のLINモータアクチュエータによれば、マスターコントローラからの作動角度指示に対し、その目標とする機械角度に精度よく制御作動を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】本発明の第1実施形態におけるLINモータアクチュエータの内部構成図である。
【
図2】本発明の第1実施形態におけるLIN制御回路の内部ブロック図である。
【
図3】本発明の第2実施形態における自動検査機の構成図である。
【
図4】本発明の第2実施形態における自動検査機のメカ部詳細図である。
【
図5】本発明の第2実施形態におけるPBR相関マップ作成のシステム図である。
【
図6】本発明の第2実施形態におけるアクチュエータ内蔵PBRとLINモータアクチュエータの機械角度(Penc)の相関マップを作成するフローチャートである。
【
図7】本発明の第2実施形態におけるLIN通信用コントローラ内に作成されるPBR相関マップである。
【
図8】本発明の第1実施形態におけるマスターコントローラからの位置制御指示 に対し、LINモータアクチュエータを作動させる制御用のソフトウエアである。
【
図9】本発明の第1実施形態におけるLINモータアクチェータ内部のLIN通信ICのメモリー内に記憶される制御用のPBR相関マップである。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下本発明に係るLINモータアクチュエータ10の第1の実施形態に関して説明する。
図1はLINモータアクチュエータの構成図である。LINモータアクチュエータは高トルクの出力を発生するモータアクチュエータであり、内部にDCモータ11、モータ出力を減速する複数のギヤ10a、10b、10c、10d、10eを備える。PBR12はLIN制御基板に印刷された抵抗体であり、出力ギヤ10eと連動するブラシにより位置検出信号(PBR電圧)を発生する。前記位置検出信号(PBR電圧)はLIN制御回路20に入力される。上記PBR12は特開平10−305727号公報に示されている構造と同様である。
【0012】
図2はLIN制御回路20の内部回路であり、内部にLIN通信用CPU21、モータ駆動用ドライバー26、電源回路23、EMC保護回路、PBR12検出電圧を入力処理できるA/D変換ポート25、LINトランシーバ24を備える。LINモータアクチュエータ10内のDCモータ11は前記2個のモータ駆動用ドライバー26に接続される。前記CPU21はRAM、FLASH、EEPROMの3つのメモリー22を備えており、後述されるPBR相関マップと制御プログラムはFLASHメモリーに記憶される。
【0013】
LINモータアクチュエータ10は+13V、LIN BUSライン、GNDの3つの端子を有しており、マスターコントローラとのLIN送受信はLINトランシーバ24により行われる。
【0014】
図5は本発明に係るLINモータアクチュエータ10の第2の実施形態に関連するPBR相関マップ作成のシステム図である。本システムは自動検査機30とLINモータアクチュエータ10にて構成される。LINモータアクチュエータ10は検査機メカ部に突出し設置されている出力軸接続ジョイントに機械的に結合され、電気的には検査機電気回路部からコネクタを介し、電気的に接続される。
【0015】
図3は自動検査機30の構成図であり、操作表示部、電気回路部、メカ部で構成されている。本装置はアクチュエータ製造時の最終検査を行う自動検査装置であり、LINモータアクチュエータのトルク、電流、スピード、出力軸作動位置等を検査する。
【0016】
検査機メカ部の内部構造は
図4に示されている。検査機メカにはLINモータアクチュエータ接続ジョイント36fが設けられており、LINモータアクチュエータ10の出力軸10eが回転するシャフトに接続される。前記シャフトには回転角度を検出する角度検出手段36a、駆動トルクを検出するトルク検出器36c、定格負荷を与える定負荷装置36e、シャフトの回転をロックさせるブレーキ36d、負荷を与えるときに結合するクラッチ36bを備える。
【0017】
次に
図5のPBR相関マップを作成する検査システム図について詳細に説明する。本システム図は自動検査機30の詳細構成とLINモータアクチュエータ10の検査時の取り付け状態を示している。自動検査機電気回路部内には検査用コントローラ32とLIN通信用コントローラ31の2つのコントローラを備え、2つのコントローラは相互に通信できる様に電気的に接続されている。電源は交流電源をDC13V変換回路34aにてDC13Vに変換し、更に5V変換回路34bにて5Vとし、両コントローラに供給される。また、LINモータアクチュエータ10の駆動電源はDC13V変換回路34aからコネクタを介してLINモータアクチュエータ10のLIN制御回路20に供給される。
【0018】
同アクチュエータの電源ライン上にはLINモータアクチュエータの作動電流検出手段35を設け、検査用コントローラ32に入力される。LINモータアクチュエータ10への作動信号はLIN通信用コントローラ31からLINトランシーバ33、LINトランシーバ33から出ているLIN BUSライン、更に自動検査機30とLINモータアクチュエータ10のコネクタを介してLIN制御回路20に接続される。
【0019】
LINモータアクチュエータ10は組み立て完了後、製造ラインの検査工程にて検査機メカ部の接続ジョイント36fに機械的に接続され、更にコネクタから電源が供給されることにより特性を検査される。
【0020】
検査は検査用コントローラ32に記憶されているソフトウエアに従い、LINモータアクチュエータ10を作動させ、その作動状態を検査機メカ部36に設置されているトルク検出器36cにてトルク、角度検出手段36aにて作動角度等を測定し、その測定値を検査用コントローラに入力し、予め設定されている規格値の範囲に入っているかどうかをチェックする方式である。前記角度検出手段36aは検査前に基準位置にて原点調整され、検査用コントローラ32とLIN通信用コントローラ31の2つのコントローラに絶対角度として検出できる様に設置されている。
【0021】
LINモータアクチュエータ10は特有のLIN信号にて制御する為、その作動信号はLIN通信用コントローラ31からLINトランシーバ33を介してLINモータアクチュエータ10に供給されるのが特徴的である。
【0022】
送信データはマイクロコントローラのパラレルポート経由で送信する。LIN送信はパラレル端子で行われ、LIN受信時は、パラレル・シリアル兼用端子で受信する。LINの送受信は標準的なLIN通信プロトコルのメッセージフレームのSync Break=13Bit Length/Sync Field 〜Check Sum=8Bit Lengthパラレルポート RC7でデータ長13Bit/データ長8Bitで処理される。
【0023】
自動検査機30はLINモータアクチュエータ10の出力軸と連動し、アクチュエータの作動角度を検出するACT(アクチュエータ)出力軸角度検出手段36aを有しており、またLINモータアクチュエータ10は出力軸10cと連動するPBR12を内蔵しているため、検査用コントローラ32の指示により、LIN通信用コントローラ31からLINモータアクチュエータ10にフルレンジ駆動する指示を出して作動させて、その時の検査機の機械角度検出手段36aからの角度信号とLINモータアクチュエータ10からのPBR12の検出信号をLIN通信用コントローラ31に同時に入力すればLINモータアクチュエータ10の出力軸の機械角度PencとLINモータアクチュエータ10内蔵のポテンショの検出角度PBRの相関マップを作成する事が出来る。
【0024】
CPUは8bitである為、両角度検出値は各々256分割される。従って、分解能から算出されるマップの直線性精度はレンジで約0.4%となり、十分な検出精度を実現できる。
【0025】
検査終了時にそのマップと制御用ソフトウエアをLINモータアクチュエータ本体に搭載されたLIN ICのFLASHメモリーに書き込む事により、検査されたLINモータアクチュエータ固有のPBR相関マップを持ったLINモータアクチュエータが作成される。
【0026】
図6は自動検査機PBR相関マップ作成のフローチャートである。
【0027】
S101で検査用のコントローラ32からLIN通信用コントローラ31にPBR相関マップの作成指示が出る。
【0028】
次にS102でLIN通信用コントローラ31からLINモータアクチュエータ10に第1のPBR位置(起点)への移動指示が出る。本指示信号は上記で説明したLIN固有の送信フォーマットを用いて送信する。また、同時にLINモータアクチュエータ10からPBR12の信号を受信する。LINモータアクチュエータは前記信号を受けて第1のPBR位置(起点)に作動する。
【0029】
S103でLINモータアクチュエータ10が第1のPBR位置(起点)に到達したか確認する。PBR12の位置信号が第1のPBR位置に到達したら次ステップに移行する。
【0030】
S104でPBR12の作動目標値を第2のPBR位置(終点)への移動を指示する。するとLINアクチュエータは第2のPBR位置(終点)に向かって作動を開始する。
【0031】
S105ではLINモータアクチュエータ作動に応じて、PBR12の出力値(PBR)と自動検査機の出力角度検出値(Penc)をLIN通信用コントローラ31に同時に読み取り、LIN通信用コントローラ31内にて相関マップを作成する。該相関マップは
図7に示した様な形態である。図では両軸ともbit表示をしているが角度表示、開度%表示でも構わない。
前記相関マップの横軸Penc(機械角度)Bit/角度表示はマイコンのbit変換後の
データと機械角度(全作動角度を100%として開度%表示したもの)である。本図においてはPBR検出値“0%“と機械角度Pencの”0%“及びPBR検出値“100%“と機械角度Pencの”100%“が一致した事例を示しているが機械角度Pencは絶対角度の為、必ずしも一致することはない。
【0032】
S106にてLINモータアクチュエータが第2のPBR位置(終点)に到達したことが確認されたらLINモータアクチュエータの作動は停止し、次ステップに移行する。
【0033】
S107は上記で作成した角度相関マップとそのマップを用いて制御駆動させるソフトウエアをLIN通信用コントローラ31からLINモータアクチュエータ10の内蔵の駆動ICのFLASHメモリーに書き込むステップである。記憶する相関マップは
図9、制御作動処理プログラムは
図8であり、相関マップは
図8を基に作成される。
【0034】
S108はメモリーへの書き込みが完了したら、それをLIN通信用コントローラから検査用コントローラに連絡するステップである。
【0035】
検査用コントローラが書き込み終了連絡を受け取り、PBR相関マップ作成ルーチンは
終了する。本ルーチンは製品組み立て完了後の検査工程にて1回実施される事で完了する。
【0036】
図8はLINモータアクチュエータ10が車両搭載された時に車両のマスターコントローラから送信されるPBR位置信号に対する制御作動処理のフローチャートである。
【0037】
S201で車両のマスターコントローラからLINモータアクチュエータ12に送信される制御信号は常時モニターされている。
【0038】
S202は車両のマスターコントローラから作動指示が出た時の判断をするステップであり、作動信号が変化しない場合はアクチュエータ制御フローをパスし、マスターコントローラからの信号を常時モニターし、駆動信号が変化した場合はモータに作動信号を出す為に次ステップに移行する。
【0039】
S203はLINモータアクチュエータの目標位置を変換するステップでマスターコントローラからの指示位置をPencとして、
図9のマップから目標PBR値を算出し、次ステップに移行する。
【0040】
S204ではS203で算出された目標PBR値を目標値として、現在のPBR値との差を比較し、モータ11の回転方向を決定し、モータドライバー26に通電信号を出す。
【0041】
S205はLINモータアクチュエータが目標PBR値に到達したか否かを判断するステップでありPBR値が目標PBRの所定の範囲に入るまで監視を継続するステップである。本ステップでPBR値が目標PBR値に到達したら次ステップに移行し、モータを停止させる。
なお、前記制御作動中においてもマスターコントローラからの信号は常時モニターされているため、マスターコントローラからの目標位置に変化があった場合は目標値が修正され
制御される。
【0042】
S206はLINモータアクチュエータを停止させておくステップで本ステップに到達したら一連の制御が終了し、車両のマスターコントローラから次の作動指示が出るまで待機状態となる。
【0043】
以上本発明の実施態様について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。上記した自動検査機の電気回路部には検査用コントローラ32とLIN通信用コントローラ31の2つのコントローラを採用する構成としたそれに限定するものではなく一つのコントローラにて実現してもよい。また今回の実施例では8ビットマイコンを使用したがそれに限定する物ではない。
【産業上の利用可能性】
【0044】
車載LIN(Local Interconnect Network)アクチュエータはボディ系の制御(例えば空調用モータ制御、ワイパー、バックミラー、パワーウィンド等)に普及が見込まれるアクチュエータであり、制御精度を要求されるシステムおいては安価に実現する事ができ有効である。
【符号の説明】
【0045】
10 LINモータアクチュエータ
20 LINモータアクチュエータ内蔵LIN制御回路
21 LINモータアクチュエータ内蔵LIN制御回路内ICのCPU
22 LINモータアクチュエータ内蔵LIN制御回路内ICのメモリー
24 LINモータアクチュエータ内蔵LIN制御回路内ICのLINトランシーバ
25 LINモータアクチュエータ内蔵LIN制御回路内ICのPBR入力ポート
26 LINモータアクチュエータ内蔵LIN制御回路内ICのモータドライバー
30 自動検査機
31 LIN通信用コントローラ
32 検査用コントローラ
33 LINトランシーバ
36a ACT(LINモータアクチュエータ)出力軸角度検出手段