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特開2018-74583アンテナ及びこれを備えるアンテナモジュール
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2018-74583(P2018-74583A)
(43)【公開日】2018年5月10日
(54)【発明の名称】アンテナ及びこれを備えるアンテナモジュール
(51)【国際特許分類】
   H01Q 1/50 20060101AFI20180406BHJP
   H05K 1/02 20060101ALI20180406BHJP
   H01Q 21/08 20060101ALI20180406BHJP
   H01Q 21/24 20060101ALI20180406BHJP
   H01Q 13/08 20060101ALI20180406BHJP
【FI】
   H01Q1/50
   H05K1/02 J
   H01Q21/08
   H01Q21/24
   H01Q13/08
【審査請求】有
【請求項の数】24
【出願形態】OL
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2017-208273(P2017-208273)
(22)【出願日】2017年10月27日
(31)【優先権主張番号】10-2016-0142189
(32)【優先日】2016年10月28日
(33)【優先権主張国】KR
(31)【優先権主張番号】10-2017-0122323
(32)【優先日】2017年9月22日
(33)【優先権主張国】KR
(71)【出願人】
【識別番号】594023722
【氏名又は名称】サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド.
(74)【代理人】
【識別番号】110000877
【氏名又は名称】龍華国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】ジャン、セウン ゴー
(72)【発明者】
【氏名】キム、ウン キョウン
【テーマコード(参考)】
5E338
5J021
5J045
5J046
【Fターム(参考)】
5E338AA03
5E338AA16
5E338AA18
5E338CC04
5E338CC05
5E338CD02
5E338EE11
5J021AA01
5J021AA05
5J021AA09
5J021AB06
5J021CA03
5J021HA05
5J021JA05
5J021JA08
5J045AA05
5J045AA12
5J045CA02
5J045CA03
5J045DA10
5J045MA07
5J045NA03
5J046AA03
5J046AB13
5J046TA03
5J046TA07
(57)【要約】
【課題】EHF帯域で使用できるアンテナ及びこれを備えるアンテナモジュールを提供する。
【解決手段】本発明の実施形態によるアンテナは、複数の給電パッドと、上記給電パッドの一側に位置し、上記給電パッドと離れて配置され、且つ一つの導体板で形成される放射部と、上記給電パッドの他側に配置される接地部と、を含み、上記給電パッドは、それぞれ多角形状に形成される。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の給電パッドと、
前記複数の給電パッドの一側に位置し、前記複数の給電パッドと離れて配置され、且つ一つの導体板で形成される放射部と、
前記複数の給電パッドの他側に配置される接地部と、を含み、
前記複数の給電パッドは、それぞれ多角形状に形成される、アンテナ。
【請求項2】
前記複数の給電パッドは、全体の領域が前記放射部と対面するように配置される、請求項1に記載のアンテナ。
【請求項3】
前記複数の給電パッドは、一直線上において離れて配置される第1給電パッド及び第2給電パッドを含む、請求項1又は2に記載のアンテナ。
【請求項4】
一端が前記第1給電パッドに結合される第1ビアと、前記第2給電パッドに結合される第2ビアと、を含む、請求項3に記載のアンテナ。
【請求項5】
前記第1ビア及び前記第2ビアは、前記接地部を貫通するように配置され、他端は前記接地部と離れて配置される給電パターンと連結される、請求項4に記載のアンテナ。
【請求項6】
前記複数の給電パッドは、長さ及び幅を有する長方形形状に形成される、請求項2から5のいずれか一項に記載のアンテナ。
【請求項7】
前記放射部は長方形形状に形成され、
前記複数の給電パッドの長さは前記放射部の長さの40%以下で形成され、
前記複数の給電パッドの幅は前記放射部の幅の30%以下で形成される、請求項6に記載のアンテナ。
【請求項8】
放射周波数は前記複数の給電パッドの長さ及び前記放射部の長さの組み合わせによって決定され、インピーダンス整合は前記複数の給電パッドの位置又は面積の調整によって行われる、請求項2から7のいずれか一項に記載のアンテナ。
【請求項9】
前記複数の給電パッドは、4つが四方に向かって配置されて、二重偏波の送受信に用いられる、請求項2から8のいずれか一項に記載のアンテナ。
【請求項10】
前記複数の給電パッドと前記接地部の間に配置され、前記複数の給電パッド又は前記接地部と電気的に連結されないメタグラウンド部をさらに含む、請求項1から9のいずれか一項に記載のアンテナ。
【請求項11】
前記メタグラウンド部は、8つの導電性パッドで形成され、全体的に四角のリング状に配置される、請求項10に記載のアンテナ。
【請求項12】
前記複数の給電パッドが配置された平面と同一の平面上に配置されるダミーパターンをさらに含む、請求項1から11のいずれか一項に記載のアンテナ。
【請求項13】
前記ダミーパターンは、4つの導電性パッドで形成され、四方に向かって配置された4つの前記複数の給電パッドの間にそれぞれ配置される、請求項12に記載のアンテナ。
【請求項14】
請求項1から13のいずれか一項に記載のアンテナと、
前記複数の給電パッドと電気的に連結されて、前記アンテナを介して信号を送受信する信号処理素子と、を含む、アンテナモジュール。
【請求項15】
前記アンテナは、複数個が配置されてアレイアンテナとして動作する、請求項14に記載のアンテナモジュール。
【請求項16】
前記アンテナは、60GHz帯域に基づくWiFi(登録商標)用のアンテナである、請求項14又は15に記載のアンテナモジュール。
【請求項17】
一つの導体板で形成される放射部と、
接地部と、
前記放射部と前記接地部の一面の間に配置され、前記放射部と一定の距離離れて配置される複数の給電パッドと、を含み、
前記複数の給電パッドの全体の面積は、前記放射部の面積よりも小さい、アンテナ。
【請求項18】
前記複数の給電パッドはすべて前記放射部と対面するように配置され、
前記接地部は、前記複数の給電パッド及び前記放射部と対面するように配置され、
前記接地部の内側部(inner portion)は、前記複数の給電パッド及び前記放射部と対面するように配置され、
前記接地部の外側部(outer portion)は、前記複数の給電パッド及び前記放射部と対面しないように配置される、請求項17に記載のアンテナ。
【請求項19】
前記複数の給電パッドは第1給電パッド及び第2給電パッドを含み、
前記接地部の他面に配置される第1給電パターン及び第2給電パターンと、
前記第1給電パッドと前記第1給電パターンを連結する第1ビアと、
前記第2給電パッドと前記第2給電パターンを連結する第2ビアと、をさらに含み、
前記第1ビアは、前記第2ビアと最も近い位置で前記第1給電パッドと連結され、
前記第2ビアは、前記第1ビアと最も近い位置で前記第2給電パッドと連結される、請求項17または18に記載のアンテナ。
【請求項20】
前記複数の給電パッドと前記接地部の間に配置され、前記複数の給電パッド又は前記接地部と電気的に連結されないメタグラウンド部をさらに含み、
前記複数の給電パッドは、全体が前記放射部及び前記メタグラウンド部と対面するように配置される、請求項17から19のいずれか一項に記載のアンテナ。
【請求項21】
一つの導体板で形成される放射部と、
接地部と、
前記放射部と前記接地部の一面の間に配置され、第1偏波方向に沿って一直線上に配置される第1給電パッド及び第2給電パッドと、
前記放射部と前記接地部の一面の間に配置され、前記第1偏波方向と方向が異なる第2偏波方向に沿って一直線上に配置される第3給電パッド及び第4給電パッドと、を含み、
前記第1給電パッド、前記第2給電パッド、前記第3給電パッド、及び前記第4給電パッドは、同一の平面上に配置され、
前記第1給電パッド、前記第2給電パッド、前記第3給電パッド、及び前記第4給電パッドは、すべて前記放射部と対面するように配置される、アンテナ。
【請求項22】
前記第1給電パッド及び前記第2給電パッドは、前記第1偏波の多重給電のために同一の長さで形成され、
前記第3給電パッド及び前記第4給電パッドは、前記第2偏波の多重給電のために同一の長さで形成される、請求項21に記載のアンテナ。
【請求項23】
前記第1給電パッド、前記第2給電パッド、前記第3給電パッド、及び前記第4給電パッドが配置された平面上に配置され、前記第1給電パッド、前記第2給電パッド、前記第3給電パッド、及び前記第4給電パッドならびに前記接地部と電気的に連結されないダミーパターンをさらに含み、
前記ダミーパターンは、
前記第1給電パッド及び前記第2給電パッドに隣接して配置される第1導電性パッドと、
前記第2給電パッド及び前記第3給電パッドに隣接して配置される第2導電性パッドと、
前記第3給電パッド及び前記第4給電パッドに隣接して配置される第3導電性パッドと、
前記第4給電パッド及び前記第1給電パッドに隣接して配置される第4導電性パッドと、を含む、請求項21または22に記載のアンテナ。
【請求項24】
前記接地部と、前記第1給電パッド、前記第2給電パッド、前記第3給電パッド、前記第4給電パッド、前記第1導電性パッド、前記第2導電性パッド、前記第3導電性パッド、及び前記第4導電性パッドの間に配置され、前記接地部、前記第1給電パッド、前記第2給電パッド、前記第3給電パッド、前記第4給電パッド、前記第1導電性パッド、前記第2導電性パッド、前記第3導電性パッド、及び前記第4導電性パッドと電気的に連結されないメタグラウンド部をさらに含み、
前記メタグラウンド部は、
前記接地部と前記第1導電性パッドの間に配置される第5導電性パッドと、
前記接地部と前記第1給電パッドの間に配置される第6導電性パッドと、
前記接地部と前記第2導電性パッドの間に配置される第7導電性パッドと、
前記接地部と前記第2給電パッドの間に配置される第8導電性パッドと、
前記接地部と前記第3導電性パッドの間に配置される第9導電性パッドと、
前記接地部と前記第3給電パッドの間に配置される第10導電性パッドと、
前記接地部と前記第4導電性パッドの間に配置される第11導電性パッドと、
前記接地部と前記第4給電パッドの間に配置される第12導電性パッドと、を含む、請求項23に記載のアンテナ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アンテナ及びこれを備えるアンテナモジュールに関するものである。
【背景技術】
【0002】
今までの通信システムには、主にUHF(Ultra High Frequency)帯域が使用されてきたが、今後新しい高速情報の伝送のための通信システムには、802.11ad通信の60GHzのようなEHF(Extreme High Frequency)帯域が使用される予定である。
【0003】
EHF帯域の通信システムでは、高速情報の伝送のためのUHF帯域の通信システムに使用される帯域幅(Bandwidth)に比べて10〜100倍水準の光帯域幅が使用されるが、60GHzのようなEHF(Extreme High Frequency)帯域が使用される通信システムは、一般のUHF(Ultra High Frequency)帯域の通信システムとは異なり、高周波数による信号伝達損失という大きな問題があるため、多数のアンテナを必要とする。これにより、EHF帯域の通信システムでは、多数のアンテナをプリント回路基板(Printed Circuit Board)に埋め込む形でパッケージする。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、EHF帯域で使用できるアンテナ及びこれを備えるアンテナモジュールを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施形態によるアンテナは、複数の給電パッドと、上記給電パッドの一側に位置し、上記複数の給電パッドと離れて配置され、且つ一つの導体板で形成される放射部と、上記複数の給電パッドの他側に配置される接地部と、を含み、上記給電パッドは、それぞれ多角形状に形成される。
【0006】
本発明の実施形態において、上記複数の給電パッドは、全体の領域が上記放射部と対面するように配置されることができる。
【0007】
本発明の実施形態において、上記複数の給電パッドは、一直線上において離れて配置される第1給電パッド及び第2給電パッドを含むことができる。
【0008】
本発明の実施形態において、一端が上記第1給電パッドに結合される第1ビアと、上記第2給電パッドに結合される第2ビアと、を含むことができる。
【0009】
本発明の実施形態において、上記第1ビア及び上記第2ビアは、上記接地部を貫通するように配置され、他端は上記接地部と離れて配置される給電パターンと連結されることができる。
【0010】
本発明の実施形態において、上記複数の給電パッドは、長さ及び幅を有する長方形形状に形成されることができる。
【0011】
本発明の実施形態において、上記放射部は長方形形状に形成され、上記複数の給電パッドの長さは上記放射部の長さの40%以下で形成され、上記複数の給電パッドの幅は上記放射部の幅の30%以下で形成されることができる。
【0012】
本発明の実施形態において、放射周波数は上記複数の給電パッドの長さ及び上記放射部の長さの組み合わせによって決定され、インピーダンス整合は上記複数の給電パッドの位置又は面積の調整によって行われることができる。
【0013】
本発明の実施形態において、上記複数の給電パッドは、4つが四方に向かって配置されて、二重偏波の送受信に用いられることができる。
【0014】
本発明の実施形態において、上記複数の給電パッドと上記接地部の間に配置され、上記複数の給電パッド又は上記接地部と電気的に連結されないメタグラウンド部をさらに含むことができる。
【0015】
本発明の実施形態において、上記メタグラウンド部は、8つの導電性パッドで形成され、全体的に四角のリング状に配置されることができる。
【0016】
本発明の実施形態において、上記複数の給電パッドが配置された平面と同一の平面上に配置されるダミーパターンをさらに含むことができる。
【0017】
本発明の実施形態において、上記ダミーパターンは、4つの導電性パッドで形成され、四方に向かって配置された4つの上記複数の給電パッドの間にそれぞれ配置されることができる。
【0018】
また、本発明の他の実施形態によるアンテナモジュールは、上記したアンテナと、上記アンテナの給電パッドと電気的に連結されて、上記アンテナを介して信号を送受信する信号処理素子と、を含む。
【0019】
本発明の他の実施形態において、上記アンテナは、複数個が配置されてアレイアンテナとして動作することができる。
【0020】
本発明の他の実施形態において、上記アンテナは、60GHz帯域に基づくWiFi(登録商標)用のアンテナであることができる。
【0021】
また、本発明の他の実施形態によるアンテナは、一つの導体板で形成される放射部と、接地部と、上記放射部と上記接地部の一面の間に配置され、上記放射部と一定の距離離れて配置される複数の給電パッドと、を含み、上記複数の給電パッドの全体の面積は、上記放射部の面積よりも小さい。
【0022】
本発明の他の実施形態において、上記複数の給電パッドはすべて上記放射部と対面するように配置され、上記接地部は、上記複数の給電パッド及び上記放射部と対面するように配置され、上記接地部の内側部(inner portion)は、上記複数の給電パッド及び上記放射部と対面するように配置され、上記接地部の外側部(outer portion)は、上記複数の給電パッド及び上記放射部と対面しないように配置されることができる。
【0023】
本発明の他の実施形態において、上記複数の給電パッドは第1給電パッド及び第2給電パッドを含み、上記接地部の他面に配置される第1給電パターン及び第2給電パターンと、上記第1給電パッドと上記第1給電パターンを連結する第1ビアと、上記第2給電パッドと上記第2給電パターンを連結する第2ビアと、をさらに含み、上記第1ビアは、上記第2ビアと最も近い位置で上記第1給電パッドと連結され、上記第2ビアは、上記第1ビアと最も近い位置で上記第2給電パッドと連結されることができる。
【0024】
本発明の他の実施形態において、上記複数の給電パッドと上記接地部の間に配置され、上記複数の給電パッド又は上記接地部と電気的に連結されないメタグラウンド部をさらに含み、上記複数の給電パッドは、全体が上記放射部及び上記メタグラウンド部と対面するように配置されることができる。
【0025】
また、本発明の他の実施形態によるアンテナは、一つの導体板で形成される放射部と、接地部と、上記放射部と上記接地部の一面の間に配置され、第1偏波方向に沿って一直線上に配置される第1給電パッド及び第2給電パッドと、上記放射部と上記接地部の一面の間に配置され、上記第1偏波方向と方向が異なる第2偏波方向に沿って一直線上に配置される第3給電パッド及び第4給電パッドと、を含み、上記第1給電パッド、上記第2給電パッド、上記第3給電パッド、及び上記第4給電パッドは、同一の平面上に配置され、上記第1給電パッド、上記第2給電パッド、上記第3給電パッド、及び上記第4給電パッドは、すべて上記放射部と対面するように配置される。
【0026】
本発明の他の実施形態において、上記第1給電パッド及び上記第2給電パッドは、上記第1偏波の多重給電のために同一の長さで形成され、上記第3給電パッド及び上記第4給電パッドは、上記第2偏波の多重給電のために同一の長さで形成されることができる。
【0027】
本発明の他の実施形態において、上記第1給電パッド、上記第2給電パッド、上記第3給電パッド、及び上記第4給電パッドが配置された平面上に配置され、上記第1給電パッド、上記第2給電パッド、上記第3給電パッド、及び上記第4給電パッドならびに上記接地部と電気的に連結されないダミーパターンをさらに含み、上記ダミーパターンは、上記第1給電パッド及び上記第2給電パッドに隣接して配置される第1導電性パッドと、上記第2給電パッド及び上記第3給電パッドに隣接して配置される第2導電性パッドと、上記第3給電パッド及び上記第4給電パッドに隣接して配置される第3導電性パッドと、上記第4給電パッド及び上記第1給電パッドに隣接して配置される第4導電性パッドと、を含むことができる。
【0028】
本発明の他の実施形態において、上記接地部と、上記第1給電パッド、上記第2給電パッド、上記第3給電パッド、上記第4給電パッド、上記第1導電性パッド、上記第2導電性パッド、上記第3導電性パッド、及び上記第4導電性パッドの間に配置され、上記接地部、上記第1給電パッド、上記第2給電パッド、上記第3給電パッド、上記第4給電パッド、上記第1導電性パッド、上記第2導電性パッド、上記第3導電性パッド、及び上記第4導電性パッドと電気的に連結されないメタグラウンド部をさらに含み、上記メタグラウンド部は、上記接地部と上記第1導電性パッドの間に配置される第5導電性パッドと、上記接地部と上記第1給電パッドの間に配置される第6導電性パッドと、上記接地部と上記第2導電性パッドの間に配置される第7導電性パッドと、上記接地部と上記第2給電パッドの間に配置される第8導電性パッドと、上記接地部と上記第3導電性パッドの間に配置される第9導電性パッドと、上記接地部と上記第3給電パッドの間に配置される第10導電性パッドと、上記接地部と上記第4導電性パッドの間に配置される第11導電性パッドと、上記接地部と上記第4給電パッドの間に配置される第12導電性パッドと、を含むことができる。
【発明の効果】
【0029】
本発明の実施形態によるアンテナ及びアンテナモジュールは、アンテナの放射面の面積を最小化することができる。これにより、EHF帯域で使用できる小型のアンテナを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
図1】本発明の実施形態によるアンテナを概略的に示した断面図である。
図2図1に示すアンテナの斜視図である。
図3図1に示すアンテナのアンテナ利得を測定して示したグラフである。
図4図1に示すアンテナの反射損失を測定して示したグラフである。
図5】本発明の他の実施形態によるアンテナを概略的に示した斜視図である。
図6】本発明の他の実施形態によるアンテナを概略的に示した断面図である。
図7図6に示すアンテナの斜視図である。
図8図6に示すアンテナのアンテナ利得を測定して示したグラフである。
図9】本発明の実施形態によるアンテナモジュールを概略的に示した斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0031】
以下では、添付の図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。しかし、本発明の実施形態は様々な他の形態に変形されることができ、本発明の範囲は以下で説明する実施形態に限定されない。また、本発明の実施形態は、当該技術分野で平均的な知識を有する者に本発明をより完全に説明するために提供されるものである。したがって、図面における要素の形状及び大きさなどはより明確な説明のために拡大縮小表示(又は強調表示や簡略化表示)がされることがある。
【0032】
一方、本明細書において、上側、上部、下側、下部、側面などの表現は、図面に示すことを基準に説明したものであって、該当する対象の方向が変更されると異なって表現されることを予め明らかにしておく。
【0033】
図1は、本発明の実施形態によるアンテナを概略的に示した断面図であり、図2は、図1に示すアンテナの斜視図であって、絶縁部材を省略して示した図面である。
【0034】
図1及び図2を参照すると、本実施形態によるアンテナ100は、絶縁部材110と、給電部130と、放射部180と、接地部170と、を含むことができる。
【0035】
絶縁部材110としては絶縁基板を使用することができる。例えば、絶縁部材は、複数の層で形成された多層基板であってもよく、セラミック基板、プリント回路基板、及び軟性基板のうち少なくとも一つを含むことができる。しかし、これに限定されるものではない。
【0036】
給電部130は、第1給電部130aと、第2給電部130bと、を含む。第1給電部130aは、第1給電パッド131aと、第1給電パターン133aと、第1給電パターン133aと第1給電パッド131aを連結する第1ビア132aと、を含むことができる。また、第2給電部130bは、第2給電パッド131bと、第2給電パターン133bと、第2ビア132bと、を含むことができる。
【0037】
給電パッド131a、131bは、同一の平面上に配置される。
【0038】
第1給電パッド131aと第2給電パッド131bは、同一の形状及び面積を有するように形成されることができ、一直線上に配置され、且つ一定の距離離れて配置される。
【0039】
給電パッド131a、131bは多角形の構造を有することができる。本実施形態では、おおよそ長方形形状に形成される。しかし、正方形形状に形成するなど、様々な変形が可能である。
【0040】
また、図2を参照すると、本実施形態において、各給電パッド131a、131bの幅W1は、放射部180の幅W2の30%以下で形成されることができる。そして、各給電パッド131a、131bの長さL1は、放射部の長さL2の40%以下で形成されることができる。給電パッド131a、131bが上記サイズよりも大きく形成される場合には放射効率が低下する可能性がある。
【0041】
各給電パッド131a、131bは、ビア132a、132bを介して各給電パターン133a、133bと連結される。
【0042】
ビア132a、132bは、給電パッド131a、131bの下部面において給電パッド131a、131bと直交する形で長く延長されて給電パターン133a、133bと連結される。これにより、ビア132a、132bは、一端が給電パッド131a、131bと連結され、他端が給電パターン133a、133bと連結される。
【0043】
第1ビア132aは第1給電パッド131aと連結され、第2ビア132bは第2給電パッド131bと連結される。
【0044】
このとき、第1ビア132a及び第2ビア132bは、給電パッド131a、131bの中心ではなく、一側に偏った位置に配置される。より具体的には、第1給電パッド131aと連結される第1ビア132aは、第2給電パッド131bと最大限隣接している位置に配置される。また、第2給電パッド131bと連結される第2ビア132bは、第1給電パッド131aと最大限隣接している位置に配置される。
【0045】
しかし、本実施形態による第1ビア132a及び第2ビア132bは、上記した構成に限定されず、第1給電パッド131a及び第2給電パッド131bと結合される位置であれば、様々な位置に配置されることができる。但し、第1ビア132a及び第2ビア132bが互いに近すぎる位置に配置される場合、第1ビア132aを介して伝送される信号と、第2ビア132bを介して伝送される信号との間で干渉が発生することがある。したがって、本実施形態による第1ビア132a及び第2ビア132bは、放射部180の長さL2の10%以上となるように離れて配置する。
【0046】
また、図1に示すように、第1ビア132a及び第2ビア132bは、接地部170を貫通して、接地部170の下部に配置される給電パターン133a、133bとそれぞれ連結される。このとき、ビア132a、132bは、接地部170と電気的に絶縁される。
【0047】
給電パターン133a、133bは、接地部170の下部に配置される。これにより、接地部170は、給電パターン133a、133bと給電パッド131a、131bの間に配置される。
【0048】
給電パターン133a、133bは、信号処理素子(図示せず)と連結されて、信号処理素子から印加される信号を給電パッド131a、131bに伝達する。
【0049】
第1給電パターン133a及び第2給電パターン133bは、互いに接触せず、それぞれ独立して信号処理素子と連結される。
【0050】
第1給電部130aと第2給電部130bは、単一偏波の送受信に用いられることができる。これにより、本実施形態によるアンテナは、多重給電が可能である。
【0051】
このため、本実施形態による第1給電部130a及び第2給電部130bは、同一の長さで形成されることができる。また、互いに対称をなす構造で配置されることができる。
【0052】
放射部180は、給電パッド131a、131bの一側(例えば、上部)に配置される。
【0053】
放射部180は、給電パッド131a、131bと一定の距離離れて配置され、一つの導体板からなる。放射部180は、給電パッド131a、131bと平行となるように配置され、給電パッド131a、131bの全体を完全に覆うサイズに形成される。
【0054】
本実施形態では、放射部180が四角形状に形成される場合を例に挙げているが、これに限定されるものではなく、必要に応じて、他の形状に変更されることができる。
【0055】
このような本実施形態による放射部180は、従来に比べて放射面積が増加するため、アンテナの高利得特性を確保することができる。
【0056】
本実施形態において、給電パッド131a、131bは、放射部180と対面する領域内に配置される。これにより、給電パッド131a、131bは、全体が放射部180と重なる範囲内で様々な位置に配置されることができる。
【0057】
かかる給電パッド131a、131bの位置自由度は、アンテナの入力インピーダンスの調整の自由度につながって、アンテナ自体の効率を増加させることで高利得アンテナを実現することができる。
【0058】
接地部170は、給電パッド131a、131bの他側(例えば、下部)に配置され、給電部130又は放射部180よりも広い面積に形成されることができる。
【0059】
接地部170は、給電パッド131a、131bと平行に配置され、内部にはビア132a、132bが配置される空き空間を備える。
【0060】
図3は、図1に示すアンテナのアンテナ利得を測定して示したグラフであり、図4は、図1に示すアンテナの反射損失を測定して示したグラフである。ここで、第1アンテナAnt1は、図1に示す本実施形態のように給電パッド131a、131bの全体が放射部180と対面する範囲内に配置されたアンテナであって、第2アンテナAnt2は、給電パッド131a、131bのうち少なくとも一部が放射部180の外側に外れるように配置されたアンテナである。
【0061】
図3及び図4を参照すると、本実施形態のように給電パッド131a、131bの全体が放射部180と対面する範囲内に配置された第1アンテナAnt1は、第2アンテナAnt2に比べてアンテナ利得が約1dB高く測定されたことが分かる。また、反射損失は2dB以上低くなることが確認できる。
【0062】
これにより、給電パッド131a、131bの全体が放射部180と対面する範囲内に配置される場合、アンテナ効率が向上することが分かる。したがって、本実施形態によるアンテナは、給電部130の給電パッド131a、131bの全体が放射部180と対面する領域内に配置される。
【0063】
このように構成される本実施形態によるアンテナ100の給電部130は、放射部180と接触しないように放射部180と離れて配置され、カップリング(Coupling)を介して放射部180に信号を伝達する。
【0064】
その結果、従来のダイポールアンテナに比べて放射面積(Aperture)が増加する。これにより、放射される信号のサイズを増加させて、高利得アンテナの特性を確保することができる。
【0065】
従来のダイポールアンテナの場合、放射部が給電部から延長されるため、放射部が線状又は棒状に形成され、放射部の長さは該当周波数の半波長の長さに形成されていた。
【0066】
これに対し、本実施形態によるアンテナは、放射部180が給電部130と離れて配置されて放射部180への直接給電が行われず、カップリング(Coupliing)給電構造で構成される。これにより、給電構造の長さ、給電パッド131a、131bに印加される信号の位相差、及び放射部180の長さの組み合わせによって放射周波数が決定される。
【0067】
そのため、本実施形態による給電パッド131a、131bは、周波数の波長の長さとの直接関連性がない。これにより、本実施形態の給電パッド131a、131bは、従来のダイポールアンテナの放射部よりも短い長さに形成される。また、本実施形態において、放射部180のサイズは、給電パッド131a、131bのサイズに基づいて規定される。
【0068】
したがって、本実施形態の放射部180は、従来のダイポールアンテナの放射部の長さの70%以下に形成することができ、アンテナの放射面の面積を最小化することができる。
【0069】
また、本実施形態では、給電構造の位置又は面積を調整して、インピーダンスを整合する。例えば、給電パッド131a、131bの長さ及び幅を調整することでアンテナの入力インピーダンスを整合することができ、給電パッド131a、131bと連結されるビア132a、132bの位置を変化させることで各給電部130に伝達される位相を調節することができる。
【0070】
また、本実施形態によるアンテナは多重給電構造を有する。より具体的には、給電部130に信号を印加する信号処理素子(図示せず)は、第1給電部130a及び第2給電部130bとそれぞれ連結され、第1給電部130a及び第2給電部130bにともに信号を印加する。これにより、アンテナ入力信号のサイズを増加させることができ、その結果、放射利得が増加する。
【0071】
一方、放射部が給電部から直接延長される従来(例えば、従来のダイポールアンテナ)の場合、放射部がダイポール(Dipole)の形を維持するために、2つの給電パッドの離隔距離を非常に狭く配置していた。しかし、本実施形態によるアンテナでは、放射部180が給電部130と連結されず、給電部130と離れて配置されるため、給電パッド131a、131bは、放射部180と対面する領域内で様々な位置に配置されることができる。これにより、従来に比べて給電位置の自由度が高い。
【0072】
一方、本発明によるアンテナは、上記した実施形態に限定されず、様々な変形が可能である。
【0073】
図5は、本発明の他の実施形態によるアンテナを概略的に示した斜視図であって、図2と同様に絶縁部材を省略した構造を示している。
【0074】
図5を参照すると、本実施形態によるアンテナは、4つの給電部130を備える。これにより、給電パッド131a、131b、131c、131dも4つ備えられる。しかし、これに限定されるものではなく、6つ又は8つの給電部を含むなど、必要に応じて、様々な変形が可能である。
【0075】
4つの給電パッド131a、131b、131c、131dは、四方に向かうように配置され、ビア132は、互いに向かい合うように隣接して配置されることができる。
【0076】
上述した実施形態と同様に、本実施形態によるアンテナも、給電パッド131a、131b、131c、131dは、すべて放射部180と重なる位置に配置される。
【0077】
また、互いに向かい合うように配置される2つの給電パッド131a、131bは一直線上において離れて配置され、残りの2つの給電パッド131c、131dも一直線上において離れて配置される。
【0078】
このように構成される本実施形態によるアンテナは、二重偏波(dual polarization)の送受信に用いられることができる。また、各偏波(垂直偏波、水平偏波)毎に2つの給電部130がそれぞれ配置されるため、多重給電が可能である。
【0079】
図6は、本発明の他の実施形態によるアンテナを概略的に示した断面図であり、図7は、図6に示すアンテナの斜視図であって、絶縁部材を省略して示した図面である。
【0080】
図6及び図7を参照すると、本実施形態によるアンテナ200は、放射部180と接地部170の間に、メタグラウンド部190及びダミーパターン150が配置される。
【0081】
メタグラウンド(Meta ground)部190は、給電パッド(以下、131)と接地部170の間に配置される。メタグラウンド部190は、給電パッド131又は接地部170と平行となるように配置され、給電部130又は接地部170と電気的に連結されない。
【0082】
メタグラウンド部190は、接地部170より給電パッド131に隣接して配置される。
【0083】
メタグラウンド部190が接地部170と電気的に連結される場合、メタグラウンド部190は接地部170として動作するようになる。この場合、接地部170と給電パッド131が非常に近接して配置されるため、信号損失が発生する可能性がある。
【0084】
したがって、本実施形態によるメタグラウンド部190は、接地部170又は給電部130と電気的に連結されないダミー形状の導電性パッドで形成され、メッシュ(Mesh)状又は格子状のような複数の導電性片が配列される形態で形成される。
【0085】
給電パッド131と接地部170の間の間隔が増加するほど放射部180のサイズは縮小される必要がある。しかし、本実施形態では、メタグラウンド部190が類似接地部として動作するため、給電パッド131と接地部170の間の間隔が大きくても放射部180のサイズを維持することで高利得アンテナを実現することができる。
【0086】
ダミーパターン150は、メタグラウンド部190と同様に、ダミー形状の導電性パッドで形成される。
【0087】
ダミーパターン150は、給電パッド131が配置された平面と同一の平面上に配置され、給電パッド131と一定の距離離れて配置される。しかし、これに限定されず、ダミーパターン150は、給電パッド131が形成された平面ではなく、基板内の他の面に配置されることもできる。また、一つの平面ではなく、複数の平面にダミーパターンを配置することも可能である。
【0088】
ダミーパターン150は、全体の領域が放射部180と対面するように配置されることができる。一方、メタグラウンド部190は、全体の領域が放射部180と対面するように配置してもよく、一部だけ放射部180と対面し、少なくとも一部が放射部の外部に露出するように配置してもよい。
【0089】
本実施形態において、ダミーパターン150は、四方に向かって配置された4つの給電パッド131の間にそれぞれ配置される。
【0090】
また、メタグラウンド部190は、8つの導電性パッドが、ダミーパターン150と給電パッド131の下部においてダミーパターン150又は給電パッド131と対面する形で配置される。本実施形態において、メタグラウンド部190は、全体的に中心部が空いている四角のリング(ring)状に導電性パッドが配置された形態で構成される。しかし、これに限定されるものではない。
【0091】
図8は、図6に示すアンテナのアンテナ利得(Gain)を測定して示したグラフである。ここで、第3アンテナAnt3は図6に示すアンテナであり、第4アンテナAnt4はメタグラウンド部190及びダミーパターン150を含まないアンテナを示す。
【0092】
ダミーパターン150
図8を参照すると、本実施形態による第3アンテナAnt3は、第4アンテナAnt4に比べて全体的にアンテナ利得が2〜3dB高く測定されたことが分かる。これにより、アンテナ効率が向上したことが分かる。
【0093】
一方、本実施形態のアンテナは、メタグラウンド部190及びダミーパターン150をともに含むが、このうちいずれかのみを含むように構成することも可能である。
【0094】
図9は、本発明の実施形態によるアンテナモジュールを概略的に示した斜視図であって、説明の便宜のために、アンテナの絶縁部材を省略して示した。
【0095】
図9を参照すると、本実施形態によるアンテナモジュールは、60GHz帯域に基づくWiFi(登録商標)用のアンテナモジュールであって、回路基板102の一面に実装される複数のアンテナ100、101と、アンテナ100、101と連結される少なくとも1つの信号処理素子(図示せず)と、を備える。ここで、信号処理素子は、回路基板102の他面に実装されることができるが、これに限定されるものではない。
【0096】
複数のアンテナ100、101は、アレイアンテナ(array antenna)として動作する。
【0097】
複数のアンテナ100、101のうち少なくとも一つとしては、図2に示すアンテナ100が用いられる。しかし、これに限定されず、図5に示すアンテナ又は図7に示すアンテナが用いられることもできる。また、複数のアンテナのうち一部ではなく、全体を本発明のアンテナ100として構成することも可能である。
【0098】
一方、図9において、本実施形態のアンテナ100ではない他のアンテナ101は、従来のアンテナであって、本発明のように、多重給電構造を備えることなく、各偏波毎に単一の給電部を有するアンテナである。このように、本実施形態によるアンテナは、必要に応じて、従来のアンテナとも組み合わされてアレイアンテナ(array antenna)として動作することができる。
【0099】
また、従来のアンテナ101は、放射部周辺にダミー金属板101aが配置される。かかるダミー金属板101aは、放射効率を増加させるために備える構成である。したがって、図示されていないが、必要に応じて、本発明のアンテナにも適用することができる。
【0100】
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の範囲はこれに限定されず、特許請求の範囲に記載された本発明の技術的思想から外れない範囲内で多様な修正及び変形が可能であるということは、当技術分野の通常の知識を有する者には明らかである。
【符号の説明】
【0101】
100 アンテナ
110 絶縁部材
130 給電部
150 ダミーパターン
170 接地部
180 放射部
190 メタグラウンド部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9