特開2018-79788(P2018-79788A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 東洋ゴム工業株式会社の特許一覧

特開2018-79788タイヤモデルの修正方法、装置、及びプログラム
<>
  • 特開2018079788-タイヤモデルの修正方法、装置、及びプログラム 図000003
  • 特開2018079788-タイヤモデルの修正方法、装置、及びプログラム 図000004
  • 特開2018079788-タイヤモデルの修正方法、装置、及びプログラム 図000005
  • 特開2018079788-タイヤモデルの修正方法、装置、及びプログラム 図000006
  • 特開2018079788-タイヤモデルの修正方法、装置、及びプログラム 図000007
  • 特開2018079788-タイヤモデルの修正方法、装置、及びプログラム 図000008
  • 特開2018079788-タイヤモデルの修正方法、装置、及びプログラム 図000009
  • 特開2018079788-タイヤモデルの修正方法、装置、及びプログラム 図000010
  • 特開2018079788-タイヤモデルの修正方法、装置、及びプログラム 図000011
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2018-79788(P2018-79788A)
(43)【公開日】2018年5月24日
(54)【発明の名称】タイヤモデルの修正方法、装置、及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   B60C 19/00 20060101AFI20180420BHJP
   G06F 17/50 20060101ALI20180420BHJP
【FI】
   B60C19/00 Z
   G06F17/50 612H
   G06F17/50 680Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2016-223187(P2016-223187)
(22)【出願日】2016年11月16日
(71)【出願人】
【識別番号】000003148
【氏名又は名称】東洋ゴム工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000729
【氏名又は名称】特許業務法人 ユニアス国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】片岡 雄治
【テーマコード(参考)】
5B046
【Fターム(参考)】
5B046AA04
5B046FA06
5B046JA04
5B046JA08
(57)【要約】
【課題】PCI処理による影響を適切に再現したタイヤモデルの修正方法を提供する。
【解決手段】方法は、主溝30及び主溝30で区画された陸部31をトレッド部3に有するタイヤFEMモデルM0を取得するステップ(ST1)と、ビード部2を拘束した状態で内圧を付与してタイヤFEMモデルM0を変形させる内圧充填処理を実行するステップ(ST6)と、内圧の付与により変形した後の形状を、内圧を付与していない自然状態の形状とするタイヤFEMモデルM1に修正するステップ(ST7)と、を含む。内圧充填処理において、タイヤ赤道CLに陸部31がある場合(ST3:YES)には、陸部31の踏面を構成する全ての節点を拘束して内圧を付与し(ST4)、タイヤ赤道CLに主溝30がある場合(ST3:NO)には、主溝30の両側に隣接する2つの陸部の踏面を構成する全ての節点を拘束して内圧を付与する(ST5)。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
主溝及び主溝で区画された陸部をトレッド部に有するタイヤFEMモデルを取得するステップと、
ビード部を拘束した状態で内圧を付与してタイヤFEMモデルを変形させる内圧充填処理を実行するステップと、
内圧の付与により変形した後の形状を、内圧を付与していない自然状態の形状とするタイヤFEMモデルに修正するステップと、を含み、
前記内圧充填処理において、タイヤ赤道に陸部がある場合には、当該陸部の踏面を構成する全ての節点を拘束して内圧を付与し、タイヤ赤道に主溝がある場合には、当該主溝の両側に隣接する2つの陸部の踏面を構成する全ての節点を拘束して内圧を付与する、タイヤモデルの修正方法。
【請求項2】
前記内圧充填処理において、タイヤ幅方向の最も外側にある一対の主溝間にある全ての陸部の踏面を構成する全ての節点を拘束する、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
主溝及び主溝で区画された陸部をトレッド部に有するタイヤFEMモデルを取得するモデル取得部と、
ビード部を拘束した状態で内圧を付与してタイヤFEMモデルを変形させる内圧充填処理を実行する内圧充填処理部と、
内圧の付与により変形した後の形状を、内圧を付与していない自然状態の形状とするタイヤFEMモデルに修正するモデル修正部と、を備え、
前記内圧充填処理において、タイヤ赤道に陸部がある場合には、当該陸部の踏面を構成する全ての節点を拘束して内圧を付与し、タイヤ赤道に主溝がある場合には、当該主溝の両側に隣接する2つの陸部の踏面を構成する全ての節点を拘束して内圧を付与する、タイヤモデルの修正装置。
【請求項4】
前記内圧充填処理において、タイヤ幅方向の最も外側にある一対の主溝間にある全ての陸部の踏面を拘束する、請求項3に記載の装置。
【請求項5】
請求項1又は2に記載の方法をコンピュータに実行させるプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、タイヤモデルの修正方法、装置、及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
空気入りタイヤを、複数の有限要素に分割したFEM(Finite Element Method)モデルを用いて、タイヤの特性を予測することが行われている。タイヤモデルの外表面は、タイヤを加硫する金型の内面形状をそのまま採用することが多い。
【0003】
実際にタイヤを製造する場合には、加硫金型から取り出された高温状態のタイヤをそのまま冷却するのではなく、タイヤの内面に内圧を負荷しつつ冷却することでタイヤの形状を安定させるポストキュアインフレーション(PCI;Post Cure Inflation)処理が行われる。したがって、タイヤの断面形状は、加硫金型の内面形状だけでなく、PCI処理の影響を受ける。
【0004】
そこで、特許文献1では、高温状態に対応させるために、タイヤモデルの一部の部材(例えばカーカス)の弾性定数を常温時の設定値よりも低く設定し、ビード部を拘束した状態で内圧を付与してタイヤを変形させ、変形後の形状を採用することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2004−217075号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記文献に記載の方法では、例えばカーカス等の弾性定数を下げた状態で内圧充填してタイヤを変形させているが、PCI処理による影響が少ない部分まで変形してしまう可能性がある。この場合、実際のタイヤとは異なった形状となるので、タイヤ性能を精度よく予測できない場合がある。
【0007】
本開示は、このような課題に着目してなされたものであって、その目的は、PCI処理による影響を適切に再現したタイヤモデルの修正方法、装置及びコンピュータプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示は、上記目的を達成するために、次のような手段を講じている。
【0009】
本開示のタイヤモデルの修正方法は、主溝及び主溝で区画された陸部をトレッド部に有するタイヤFEMモデルを取得するステップと、ビード部を拘束した状態で内圧を付与してタイヤFEMモデルを変形させる内圧充填処理を実行するステップと、内圧の付与により変形した後の形状を、内圧を付与していない自然状態の形状とするタイヤFEMモデルに修正するステップと、を含み、前記内圧充填処理において、タイヤ赤道に陸部がある場合には、当該陸部の踏面を構成する全ての節点を拘束して内圧を付与し、タイヤ赤道に主溝がある場合には、当該主溝の両側に隣接する2つの陸部の踏面を構成する全ての節点を拘束して内圧を付与する。
【0010】
本開示のタイヤモデルの修正装置は、主溝及び主溝で区画された陸部をトレッド部に有するタイヤFEMモデルを取得するモデル取得部と、ビード部を拘束した状態で内圧を付与してタイヤFEMモデルを変形させる内圧充填処理を実行する内圧充填処理部と、内圧の付与により変形した後の形状を、内圧を付与していない自然状態の形状とするタイヤFEMモデルに修正するモデル修正部と、を備え、前記内圧充填処理において、タイヤ赤道に陸部がある場合には、当該陸部の踏面を構成する全ての節点を拘束して内圧を付与し、タイヤ赤道に主溝がある場合には、当該主溝の両側に隣接する2つの陸部の踏面を構成する全ての節点を拘束して内圧を付与する。
【0011】
このようにすれば、踏面部のうち、PCIの影響が少ないセンター部は変形させず、ショルダー部からサイド部にかけてのみ変形させることができ、PCIの影響を適切に再現したタイヤモデルを得ることが可能となる。さらに、拘束対象となる陸部の踏面を構成する全ての節点を拘束するので、踏面の形状が不連続になることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本開示に係る装置を示すブロック図。
図2】装置が実行するモデル修正処理ルーチンを示すフローチャート。
図3】修正前のモデルを示す図。
図4】修正後のモデルを示す図。
図5】修正前のモデルと修正後のモデルと実タイヤの形状を示す比較図。
図6】接地解析結果を示す図。
図7A】本開示の踏面の拘束例を示す図。
図7B】本開示の踏面の拘束例を示す図。
図7C】本開示の踏面の拘束例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本開示の一実施形態を、図面を参照して説明する。
【0014】
[タイヤモデルの修正装置]
装置1は、タイヤモデルを修正する。具体的に、装置1は、図1に示すように、モデル取得部10と、処理部11と、モデル修正部12と、を有する。これら各部10〜12は、CPU、メモリ、各種インターフェイス等を備えたパソコン等の情報処理装置においてCPUが予め記憶されている図示しない処理ルーチンを実行することによりソフトウェア及びハードウェアが協働して実現される。
【0015】
装置1は、キーボードやマウス等の既知の操作部を介してユーザからの操作を受け付け、PCI処理対象のタイヤデータに関するデータ、PCI処理の条件(内圧、拘束位置)に関するデータの設定を受け付け、これらのデータをメモリに記憶する。
【0016】
図1に示すモデル取得部10は、タイヤFEMモデルを生成又は取得する。図3に示すように、タイヤ軸回りに回転対称な軸対称モデルであり、タイヤ子午線断面にて定義されている。モデルM0は、カーカスプライ、ビードコア、ビードフィラー、サイドウォールゴム及びトレッドゴム等のタイヤ構成部材で成形されており、変形解析するために有限要素モデルが設定されている。トレッド部3には、主溝30及び主溝30で区画された陸部31が定義されている。陸部のうち踏面を構成する全ての節点は接地候補点に設定されている。ビード部2の周辺には、リムとの接触点が定義されており、リムとの接触点は、内圧充填処理時に拘束される(図中にて三角に接続されている節点は拘束を意味する)。また、モデルM0では、インナーライナーには内圧が付与される内圧付与点が定義されている(図中にて矢印で示す節点)。モデルM0を構成する部材には部材の物性値が設定されている。
【0017】
図1に示す内圧充填処理部11は、タイヤ赤道CLに陸部31がある場合には、当該陸部31の踏面を構成する全ての節点を拘束して内圧を付与し、タイヤ赤道CLに主溝30がある場合には、当該主溝30の両側に隣接する2つの陸部31の踏面を構成する全ての節点を拘束して内圧を付与する。図3の例では、タイヤ赤道CLに主溝30がある例であり、図中にて拘束する節点を三角に接続して示すように、タイヤ赤道CLを通る主溝30に隣接する2つの主溝30の踏面を構成する全ての節点を拘束する。図3の例は、半断面であるが、全体断面で示すと図7Aのようになり、図7Aの場合には、陸部1,2が拘束される。図7Bは、主溝が5個あり、タイヤ赤道CLを主溝30が通る例である。この場合は、陸部2と3が拘束される。図7Cは、タイヤ赤道CLに陸部がある例である。この場合は、陸部2が拘束される。
【0018】
勿論、内圧充填処理では、タイヤ幅方向の最も外側になる一対の主溝30’間にある全ての陸部の踏面を拘束してもよい。図7Aの例では、陸部1と2が拘束される。図7Bの例では、陸部1,2,3,4が拘束される。図7Cの例では、陸部1,2,3が拘束される。このようにすれば、センター部の変形を抑えてショルダー部及びサイド部を変形させるので、PCIの影響を適切に再現したタイヤモデルを得ることが可能となる。
【0019】
内圧充填処理部11は、上記拘束状態で所定の内圧を付与し、図3及び図4に示すように、タイヤFEMモデルを変形させる内圧充填処理を実行する。内圧の付与によりタイヤが変形し、変形により発生する反力と内圧と力の釣り合いが取れる状態までタイヤが変形する。
【0020】
図1に示すモデル修正部12は、図4に示すように、内圧の付与により変形した後の形状を、内圧を付与していない自然状態の形状とするタイヤFEMモデルM1に修正する。モデルM0からの節点移動により簡素に修正可能である。図5は、PCI処理をした実際のタイヤTの形状と、金型内面に基づくタイヤFEMモデルM0の形状と、タイヤFEMモデルM0にPCI処理に相当する内圧を付与して変形させたタイヤFEMモデルM1の形状とを示す図である。図5の上部の図では、ショルダー部において実タイヤTとタイヤモデルM0との差が大きく見られる。図5の下部の図では、ショルダー部において実タイヤTとタイヤモデルM1との差が少なくなっていることが分かる。
【0021】
タイヤFEMモデルM0と、本開示により修正したモデルM1とについて、図1に示す接地解析装置1’を用いてタイヤの接地形状をシミュレーションした。接地解析装置1’は、接地解析実行部13を有する。接地解析実行部13は、所定の境界条件のもと、モデルに所定内圧を加えて所定荷重をかけて仮想路面に接地させ、接地形状及び接地圧を算出する。
【0022】
図6に解析結果である接地形状を示す。図6に示すように、上部が実測であり、中部がモデルM0を用いた比較例であり、下部がモデルM1を用いた実施例である。ショルダー部とセンター部の接地長比(Sh/Ce)は、実測が1.05、比較例が0.774、実施例が1.008であった。接地幅は、実測が118.7で、比較例が117.0で、実施例が118.0であった。いずれも実施例が比較例よりも実測値に近い。よって、本手法が有効であると分かる。
【0023】
[修正方法]
上記装置1の動作について図1、2を参照しつつ説明する。
【0024】
まず、ステップST1において、モデル取得部10は、主溝30及び主溝30で区画された陸部31をトレッド部3に有するタイヤFEMモデルM0を取得する。
【0025】
次のステップST2において、内圧充填処理部11は、ビード部2を拘束する。次のステップST3において、内圧充填処理部11は、タイヤ赤道CLに陸部31があるか否かを判定し、タイヤ赤道CLに陸部31がある場合には当該陸部31の踏面を拘束する(ステップST4)。一方、タイヤ赤道CLに陸部31がなく、タイヤ赤道CLに主溝30がある場合には、当該主溝30の両側に隣接する2つの陸部31の踏面を拘束する(ステップST5)。
【0026】
次のステップST6において、内圧充填処理部11は、所定の内圧を付与してタイヤFEMモデルM0を変形させる。
【0027】
次のステップST7において、モデル修正部12は、内圧の付与により変形した後の形状を、自然状態の形状とするモデルM1に修正する。
【0028】
以上のように、本実施形態のタイヤモデルの修正方法は、主溝30及び主溝30で区画された陸部31をトレッド部3に有するタイヤFEMモデルM0を取得するステップ(ST1)と、ビード部2を拘束した状態で内圧を付与してタイヤFEMモデルM0を変形させる内圧充填処理を実行するステップ(ST6)と、内圧の付与により変形した後の形状を、内圧を付与していない自然状態の形状とするタイヤFEMモデルM1に修正するステップ(ST7)と、を含む。内圧充填処理において、タイヤ赤道CLに陸部31がある場合(ST3:YES)には、陸部31の踏面を構成する全ての節点を拘束して内圧を付与し(ST4)、タイヤ赤道CLに主溝30がある場合(ST3:NO)には、主溝30の両側に隣接する2つの陸部の踏面を構成する全ての節点を拘束して内圧を付与する(ST5)。
【0029】
本実施形態のタイヤモデルの修正装置は、主溝30及び主溝30で区画された陸部31をトレッド部3に有するタイヤFEMモデルM0を取得するモデル取得部10と、ビード部2を拘束した状態で内圧を付与してタイヤFEMモデルM0を変形させる内圧充填処理を実行する内圧充填処理部11と、内圧の付与により変形した後の形状を、内圧を付与していない自然状態の形状とするタイヤFEMモデルM1に修正するモデル修正部12と、を備える。内圧充填処理において、タイヤ赤道CLに陸部31がある場合には、陸部31の踏面を構成する全ての節点を拘束して内圧を付与し、タイヤ赤道CLに主溝30がある場合には、主溝30の両側に隣接する2つの陸部の踏面を構成する全ての節点を拘束して内圧を付与する。
【0030】
このようにすれば、踏面部のうち、PCIの影響が少ないセンター部は変形させず、ショルダー部からサイド部にかけてのみ変形させることができ、PCIの影響を適切に再現したタイヤモデルを得ることが可能となる。さらに、拘束対象となる陸部の踏面を構成する全ての節点を拘束するので、踏面の形状が不連続になることを防止できる。
【0031】
本実施形態では、内圧充填処理において、タイヤ幅方向WDの最も外側にある一対の主溝(30’、30’)間にある全ての陸部の踏面を拘束する。
【0032】
このようにすれば、センター部の変形を抑えてショルダー部及びサイド部を変形させるので、PCIの影響を適切に再現したタイヤモデルを得ることが可能となる。
【0033】
本実施形態のプログラムは、上記方法を構成する各ステップをコンピュータに実行させる。
これらプログラムを実行することによっても、上記方法の奏する作用効果を得ることが可能となる。言い換えると、上記方法を使用しているとも言える。
【0034】
以上、本開示の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本開示の範囲は、上記した実施形態の説明だけではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
【0035】
例えば、図1に示す各部10〜12は、所定プログラムをコンピュータのCPUで実行することで実現しているが、各部を専用メモリや専用回路で構成してもよい。
【0036】
上記の各実施形態で採用している構造を他の任意の実施形態に採用することは可能である。各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【符号の説明】
【0037】
3…トレッド部
30…主溝
31…陸部
10…モデル取得部
11…内圧充填処理部
12…モデル修正部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7A
図7B
図7C