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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2019-101493(P2019-101493A)
(43)【公開日】2019年6月24日
(54)【発明の名称】寝具選択支援システム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/06 20120101AFI20190603BHJP
【FI】
   G06Q30/06 330
【審査請求】有
【請求項の数】3
【出願形態】OL
【全頁数】17
(21)【出願番号】特願2017-228239(P2017-228239)
(22)【出願日】2017年11月28日
(11)【特許番号】特許第6468666号(P6468666)
(45)【特許公報発行日】2019年2月13日
(71)【出願人】
【識別番号】506281336
【氏名又は名称】株式会社エムール
(74)【代理人】
【識別番号】110000800
【氏名又は名称】特許業務法人創成国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】高橋 幸司
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049BB08
(57)【要約】
【課題】店舗運営のコストの増大を抑制しつつ、利用者が十分な納得感及び満足感を得るような寝具を選択できる寝具選択支援システムを提供する。
【解決手段】寝具選択支援システムSは、まず、利用者Uの身体情報と物性と睡眠状況との相関データに基づいて、第1物性を認識し、その第1物性に基づいて、1回目に推奨するサンプル枕12を選択する。次に、サンプル枕12に触れた利用者Uの感想に基づいて、第1物性を補正して第2物性を得て、第2物性に基づいて、2回目に推奨するサンプル枕12を選択する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の寝具から利用者が希望する寝具を店頭で選択するための寝具選択支援システムであって、
前記店頭に展示され、物性が各々で異なる同種の複数のサンプル寝具と、
前記物性を前記サンプル寝具ごとに格納するサンプル寝具物性格納部と、
身体情報と前記物性と睡眠状況との相関データを格納する相関データ格納部と、
前記利用者の前記身体情報を認識する身体情報認識部と、
前記利用者の前記身体情報と前記相関データとに基づいて、前記利用者の睡眠状況が好ましいものになると推定される前記物性を、第1物性として認識する第1物性認識部と、
前記第1物性と前記サンプル寝具の前記物性とに基づいて、前記利用者に推奨する寝具である第1推奨寝具を、前記複数のサンプル寝具から選択する第1選択部と、
前記第1推奨寝具についての前記利用者の感想を入力する情報入力部と、
前記感想と前記物性とを紐付けた感想情報を認識する感想情報認識部と、
前記第1推奨寝具に対する前記感想情報に基づいて、前記第1物性を補正して得られた前記物性を、第2物性として認識する第2物性認識部と、
前記第2物性に基づいて、前記利用者に推奨する寝具である第2推奨寝具を、前記複数のサンプル寝具から選択する第2選択部と、
前記第1推奨寝具及び前記第2推奨寝具を利用者に提示する情報出力部とを備えていることを特徴とする寝具選択支援システム。
【請求項2】
請求項1に記載の寝具選択支援システムにおいて、
前記利用者が購入可能であり、前記物性が各々で異なる複数の購入用寝具と、
前記物性を前記購入用寝具ごとに格納する購入用寝具物性格納部と、
前記第2物性に基づいて、前記利用者に購入を推奨する購入推奨寝具を、前記複数の購入用寝具から選択する第3選択部とを備え、
前記情報出力部は、前記購入推奨寝具を利用者に提示することを特徴とする寝具選択支援システム。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の寝具選択支援システムにおいて、
前記サンプル寝具は、枕、又は、前記利用者が購入を検討している寝具と同種であって該寝具よりも小型の寝具であることを特徴とする寝具選択支援システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の寝具から利用者が希望する寝具を店頭で選択するための寝具選択支援システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、利用者に対して複数の質問を行い、その回答に基づいて、睡眠状況の評価を行う睡眠評価システムが知られている。この種の睡眠評価システムでは、その評価に基づいて、複数の選択対象寝具から利用者に適すると考えられる寝具を選択するものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
しかし、特許文献1に記載の睡眠評価システムは、質問に対する回答という利用者の主観的なデータのみを基準として睡眠状況の評価を行っている。そのため、従来の睡眠評価システムを用いて選択された寝具では、実際には睡眠状況を改善しにくいという問題があった。
【0004】
この点に鑑み、本件出願人は、身体情報、寝具の物性及び睡眠状況の相関データに基づいて選択されたサンプル寝具を用いて、利用者に試験的な睡眠を行わせるとともに、その睡眠中の利用者の生体情報(脳波、心拍数、体動の回数等)の測定結果に基づいて、又は、利用者による睡眠後の熟睡度の入力結果に基づいて、睡眠状況を改善しやすい寝具を選択し提示するシステムを提案している(特願2015‐245250号明細書参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2003−216734号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、従来のシステムでは、利用者が試験的な睡眠を行うことが必要となっている。しかし、そのシステムの利用者(すなわち、寝具の購入希望者)からは、睡眠状況を改善できるだけではなく、自分の好みにも適応した寝具を、寝具販売店の店頭ですぐに知りたいという要望があった。
【0007】
そのような要望を満足するためには、店頭に試験的な睡眠を行うことができる仮眠室を設けるという方法が考えられる。しかし、そのような仮眠室を準備するためには、十分な人員及び設備を配備しなければならず、店舗運営のコストが増大してしまうという問題があった。
【0008】
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、店舗運営のコストの増大を抑制しつつ、利用者が十分な納得感及び満足感を得るような寝具を選択できる寝具選択支援システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の寝具選択支援システムは、
複数の寝具から利用者が希望する寝具を店頭で選択するための寝具選択支援システムであって、
前記店頭に展示され、物性が各々で異なる同種の複数のサンプル寝具と、
前記物性を前記サンプル寝具ごとに格納するサンプル寝具物性格納部と、
身体情報と前記物性と睡眠状況との相関データを格納する相関データ格納部と、
前記利用者の前記身体情報を認識する身体情報認識部と、
前記利用者の前記身体情報と前記相関データとに基づいて、前記利用者の睡眠状況が好ましいものになると推定される前記物性を、第1物性として認識する第1物性認識部と、
前記第1物性と前記サンプル寝具の前記物性とに基づいて、前記利用者に推奨する寝具である第1推奨寝具を、前記複数のサンプル寝具から選択する第1選択部と、
前記第1推奨寝具についての前記利用者の感想を入力する情報入力部と、
前記感想と前記物性とを紐付けた感想情報を認識する感想情報認識部と、
前記第1推奨寝具に対する前記感想情報に基づいて、前記第1物性を補正して得られた前記物性を、第2物性として認識する第2物性認識部と、
前記第2物性に基づいて、前記利用者に推奨する寝具である第2推奨寝具を、前記複数のサンプル寝具から選択する第2選択部と、
前記第1推奨寝具及び前記第2推奨寝具を利用者に提示する情報出力部とを備えていることを特徴とする。
【0010】
ここで、「寝具」とは、敷布団の他、掛布団、枕、布団カバー、マットレス、抱き枕等、睡眠時に利用者が使用する種々の物品が含まれる。また、「物性」とは、硬度、反発弾性の他、保温性、吸放湿性、素材(肌触り)等、寝具について定量的に測定できるパラメータを指す。また、「睡眠状況」とは、睡眠中の体動の回数等の睡眠が良好といえるか否かを示すパラメータである。
【0011】
このように、本発明の寝具選択支援システムでは、まず、第1物性認識部が、身体情報、寝具の物性、及び、睡眠状況の相関データ(客観データ)に基づいて、利用者の睡眠状況が好ましいものになると推定される第1物性を認識する。そして、第1選択部が、その第1物性に基づいて、複数のサンプル寝具から第1推奨寝具となるサンプル寝具を選択する。
【0012】
その後、感想情報認識部が、そのサンプル寝具の感触を確かめたりした利用者からの感想(主観データ)に、物性を紐付けた基づいて生成された感想情報を認識する。そして、第2物性認識部が、認識された感想情報を用いて第1物性を補正した第2物性を認識する。そして、第2選択部が、その第2物性に基づいて、再度、複数のサンプル寝具から第2推奨寝具となるサンプル寝具を選択する。
【0013】
すなわち、この寝具選択支援システムでは、客観データに基づいて第1推奨寝具が選択(ひいては、利用者に提案)された後、その客観データに利用者個人の主観データを反映させたデータに基づいて第2推奨寝具が改めて選択(ひいては、利用者に改めて提案)される。
【0014】
したがって、この寝具選択支援システムによれば、利用者は、自らの身体情報に基づく客観データ及び自らの寝具に対する感想に基づく主観データの両方が十分に勘案された形で寝具を提案されたと認識するので、その提案に対し十分な納得感及び満足感を得ることができる。
【0015】
また、この寝具選択支援システムでは、試験的な睡眠を行わなくとも、十分な納得感及び満足感を与えることができるものであるので、試験的な睡眠を行うことができる仮眠室等を必要としない。そのため、店頭には、情報処理端末の他に、サンプル寝具に触れることができる環境さえ設けてあればよい。
【0016】
したがって、この寝具選択支援システムによれば、従来の店舗の人員及び設備を大きく変える必要がないので、導入に際し、店舗運営のコストの増大を抑制することができる。
【0017】
また、本発明の寝具選択支援システムにおいては、
前記利用者が購入可能であり、前記物性が各々で異なる複数の購入用寝具と、
前記物性を前記購入用寝具ごとに格納する購入用寝具物性格納部と、
前記第2物性に基づいて、前記利用者に購入を推奨する購入推奨寝具を、前記複数の購入用寝具から選択する第3選択部とを備え、
前記情報出力部は、前記購入推奨寝具を利用者に提示することが好ましい。
【0018】
このように構成すると、利用者は、第2物性に対応する寝具を自ら検索する必要がなくなるので、スムーズに希望する寝具を認識することができるようになる。
【0019】
ここで、購入用寝具は必ずしも店頭に準備する必要はなく、利用者が購入推奨寝具を認識できるように構成されていればよい。例えば、タブレットに購入推奨寝具を提示するだけでもよいし、提示とともに注文を可能としてもよい。また、注文された場合には、購入推奨寝具を、店舗が設置されている建物の別の場所で受け取れるようにしてもよいし、利用者の自宅に発送されるようにしてもよい。
【0020】
また、本発明の寝具選択支援システムにおいては、
前記サンプル寝具は、枕、又は、前記利用者が購入を検討している寝具と同種であって該寝具よりも小型の寝具であることが好ましい。
【0021】
サンプル寝具をこのように構成すると、サンプル寝具を配置するために必要なスペースを小さくすることができるので、導入に際し、店舗運営のコストの増大をさらに抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
図1】実施形態に係る寝具選択支援システムの概略構成、並びに、データの処理の流れ又は商品の流れの順序を示す模式図。
図2図1の寝具選択支援システムの情報処理に関する構成を示すブロック図。
図3図1の寝具選択支援システムの入出力部に、第1推奨寝具の感想を入力する際に表示される画面の一例を示す模式図。
図4図1の寝具選択支援システムの入出力部に、第2推奨寝具の感想を入力する際に表示される画面の一例を示す模式図。
図5図1の寝具選択支援システムが寝具を選択する際に行う処理を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下、図面を参照して、本実施形態に係る寝具選択支援システムSについて説明する。
【0024】
まず、図1を参照して、寝具選択支援システムSの概略構成について説明する。なお、本実施形態の寝具選択支援システムSは、本発明の寝具選択支援システムを、利用者の枕の選択を支援するシステムとして採用したものである。
【0025】
図1に示すように、寝具選択支援システムSは、利用者Uが枕の選択を行うために訪れる店舗1と、寝具選択のために必要な各種情報の管理及び処理を行うための情報管理部2と、利用者Uが実際に購入するための購入用枕32(購入用寝具)の在庫管理、発送等を行うための販売管理部3の各々に配備された各種設備、及び、インターネット回線等によって通信可能に接続された情報端末によって構成されている。
【0026】
なお、店舗1と情報管理部2と販売管理部3とは、全てを同一の建物内に設けてもよいし、全てを異なる建物内に設けてもよいし、一部(例えば、店舗1)のみ異なる建物内に設けてもよい。また、店舗1と情報管理部2と販売管理部3とのうちのいずれか又は全てを、複数設けてもよい。例えば、1つの情報管理部2及び販売管理部3に対し、複数の店舗1を設けてもよい。
【0027】
店舗1には、店舗用端末11と、複数のサンプル枕12(サンプル寝具)と、そのサンプル枕12が収容されるサンプル台13と、簡易ベッド14とが配備されている。
【0028】
店舗用端末11は、各種情報を入出力可能なスマートフォン、タブレット等である。サンプル枕12は、物性が各々で異なる同種の枕である。ここで、「物性」とは、硬度、反発弾性の他、保温性、吸放湿性、素材(肌触り)等、寝具について定量的に測定できるパラメータを指す。
【0029】
サンプル台13には、複数のサンプル枕12が、利用者Uが触れることのできる形で展示されている。
【0030】
簡易ベッド14は、通常の睡眠で用いられるベッドよりも小型のベッドであり、利用者Uが、サンプル枕12から選択された第1推奨枕又は第2推奨枕の感触を実際に使用して確かめるために用いられる。
【0031】
情報管理部2には、第1サーバ21が設置されている。第1サーバ21は、店舗1の店舗用端末11から送信されたデータを処理するとともに、処理結果をその店舗用端末11に返信する。また、第1サーバ21には、店舗1に展示されているサンプル枕12の物性に関するデータ、及び、その物性と身体情報と睡眠状況との相関データが格納されている。
【0032】
ここで、「睡眠状況」とは、睡眠中の体動の回数等の睡眠が良好といえるか否かを示すパラメータである。
【0033】
販売管理部3には、第2サーバ31が設置されている。また、販売管理部3の倉庫には、利用者Uが購入可能な複数の購入用枕32(購入用寝具)が格納されている。第2サーバ31は、店舗用端末11からの発注データを受信した際に、受注処理(決済処理及び発送処理等)を行う。購入用枕32は、物性が各々で異なり、その物性に関するデータは、第2サーバ31に格納されている。
【0034】
なお、本実施形態では、上記のように、枕を選択するためのシステムとして、本発明の寝具選択支援システムを採用した場合について説明している。そのため、サンプル寝具として、サンプル枕12が配備されている。
【0035】
しかし、本発明の寝具選択支援システムは、枕を選択するためのシステムに限定されるものではなく、種々の寝具の選択のために採用し得るものである。ここで、「寝具」とは、敷布団の他、掛布団、枕、布団カバー、マットレス、抱き枕等、睡眠時に利用者が使用する種々の物品が含まれる。そして、サンプル寝具としては、利用者が触れて何らかの感想を得ることができるものであればよい。
【0036】
例えば、本実施形態のように枕を選択対象としている場合には、実際の販売品をサンプル寝具としてもよいが、敷布団又は掛布団のようにサイズが大きい寝具を選択対象としている場合には、利用者が購入を検討している寝具と同種であって、実際に購入対象となる寝具よりも小型の寝具をサンプル寝具としてもよい。また、例えば、寝間着を選択対象としている場合には、その寝間着の素材(布)のみをサンプル寝具としてもよい。
【0037】
ただし、サンプル寝具としては、実際の寝具よりも省スペース性の高いものが好ましい。これにより、サンプル寝具を配置するために必要なスペースを小さくすることができるので、導入に際し、店舗運営のコストの増大をさらに抑制することができるためである。
【0038】
次に、図2を参照して、寝具選択支援システムSの情報処理に関する構成について説明する。
【0039】
寝具選択支援システムSでは、店舗1の店舗用端末11、情報管理部2の第1サーバ21及び販売管理部3の第2サーバ31に実装されたハードウェア構成又はプログラムにより実現される機能として、入出力部11a(情報入力部、情報出力部)と、サンプル寝具物性格納部21aと、相関データ格納部21bと、身体情報認識部21cと、第1物性認識部21dと、第1選択部21eと、感想情報認識部21fと、第2物性認識部21gと、第2選択部21hと、購入用寝具物性格納部31aと、第3選択部31bと、在庫データ格納部31cと、商品提案部31dと、受注処理部31eとを備えている。
【0040】
入出力部11aは、利用者Uの身体情報、寝具についての利用者Uの感想である感想、及び、寝具を購入するための発注情報の入力、並びに、後述する第1推奨枕(第1推奨寝具)、第2推奨枕(第2推奨寝具)、購入推奨枕に関する情報の出力をすることができるように構成されている。
【0041】
具体的には、本実施形態の寝具選択支援システムSでは、店舗用端末11としてスマートフォン又はタブレットを採用しているので、そのタッチパネル及び各種ボタン、音声入力のためのマイク及びスピーカー等が、入出力部11aに該当する。
【0042】
ここで、「身体情報」とは、性別、年齢、身長、体重等、寝具を選択する際に参照可能な種々のデータが含まれる。また、「感想」とは、硬さ、高さ、重さ、反発弾性、肌触り、通気性等、寝具に触れた際に利用者Uが実際に感じた感想である。
【0043】
なお、本実施形態では、利用者Uの身体情報、感想及び発注情報を入力するための情報入力部と、第1推奨枕、第2推奨枕及び購入推奨枕を利用者Uに提示するための情報出力部として、1つスマートフォン又はタブレットの構成機器を採用している。しかし、本発明はこのような構成に限定されるものではない。
【0044】
例えば、店舗に設置する端末はスマートフォン又はタブレットに限定されるものではないので、デスクトップパソコン等を用いている場合には、そのデスクトップパソコンの構成機器を用いてもよい。
【0045】
また、例えば、情報入力部及び情報出力部として、同一の端末に設けた異なる構成機器を用いてもよいし、情報入力用の端末と情報出力用の端末とを、独立したものとしてもよい。具体的には、利用者個人の携帯情報端末を入力用の端末とし、店舗に設置されている端末を出力用の端末として用いてもよい。
【0046】
なお、本実施形態の寝具選択支援システムSでは、店舗1の人員は少数又は無人であるので、入出力部11aへの各種情報の入力及び出力された情報の確認は、利用者U自身が行うことになる。しかし、店舗1にオペレータ等の人員が配置されている場合には、その人員が情報の入力及び出力された情報の利用者Uへの伝達を行ってもよい。
【0047】
サンプル寝具物性格納部21aは、硬度、反発弾性の他、保温性、吸放湿性、素材(肌触り)等の物性を、サンプル枕12ごとに格納している。
【0048】
相関データ格納部21bは、身体情報と物性と睡眠状況との相関データを格納している。この相関データは、物性と、睡眠状況(例えば、深睡眠率の割合、体動の回数、寝汗の量等)と、身体情報との相関データ等である。すなわち、身体情報と、その身体情報を備える人間の睡眠状況の改善を図ることができる物性との相関関係を示すデータである。
【0049】
ここで、「深睡眠率」とは、睡眠の全時間中に深睡眠となっている割合を示す。また、深睡眠とは、ノンレム睡眠の睡眠段階3及び4の状態(すなわち、徐波睡眠の状態)をいう。
【0050】
身体情報認識部21cは、入出力部11aを介して入力された利用者U個人の情報に基づいて、利用者Uの身体情報を認識する。
【0051】
身体情報の認識は、本実施形態の寝具選択支援システムSでは、店舗用端末11の入出力部11aに入力された身体情報(図1における入出力部11aの「客観データ」の項目参照)を、直接用いている。しかし、身体情報を認識するための方法は、このような方法に限定されるものではない。
【0052】
例えば、第1サーバ21が利用者Uの身体情報が格納されている外部データベース(例えば、利用者Uが利用している病院のデータベース)と通信可能に構成されている場合には、第1物性認識部21dが、入出力部11aに入力された利用者Uの氏名に基づいて、外部データベースから利用者Uの身体情報を検索して取得するようにしてもよい。
【0053】
第1物性認識部21dは、利用者Uの身体情報と相関データとに基づいて(すなわち、客観データに基づいて)、利用者Uの睡眠状況が好ましいものになると推定される物性を、第1物性として認識する。
【0054】
第1選択部21eは、第1物性認識部21dで認識された第1物性と、サンプル寝具物性格納部21aから取得したサンプル枕12の物性とに基づいて、利用者Uに推奨する寝具である第1推奨枕を、複数のサンプル枕12から選択し、その結果を入出力部11aに表示させる。
【0055】
感想情報認識部21fは、入出力部11aを介して入力された、第1推奨枕又は第2推奨枕に対する利用者Uからの感想に物性を紐付けて、感想情報を生成し、認識する。感想への物性の紐付けは、例えば、単純に「硬すぎる」との感想を「硬度が高すぎる」と変換するのであってもよいし、複数種類の感想と感想情報との相関関係を示すデータテーブルを予め準備し、そのデータテーブルに基づいて、複数種類の感想から1つの感想情報を導き出すようにしてもよい。
【0056】
第2物性認識部21gは、感想情報認識部21fが認識した感想情報に基づいて(すなわち、主観データに基づいて)、第1物性を補正し、その補正後の物性を第2物性として認識する。例えば、「硬すぎる」との感想が入力された場合(すなわち、「硬度が高すぎる」との感想情報が認識された場合)場合に、硬度を低下させるように補正させる。
【0057】
なお、第1物性を第2物性に補正する方法は、感想情報に基づくものであればよい。例えば、上記のように感想情報に基づいて物性を直接補正してもよいし、感想情報と物性との相関関係を示すデータテーブルを予め準備し、そのデータテーブルに基づいて、物性を補正してもよい。
【0058】
第2選択部21hは、第2物性認識部21gで認識された第2物性と、サンプル寝具物性格納部21aから取得したサンプル枕12の物性とに基づいて、利用者Uに推奨する寝具である第2推奨枕を、複数のサンプル枕12から選択し、その結果を入出力部11aに表示させる。
【0059】
購入用寝具物性格納部31aは、硬度、反発弾性の他、保温性、吸放湿性、素材(肌触り)等の物性(すなわち、サンプル寝具物性格納部21aに格納されている物性と同種類の物性)を、購入用枕32ごとに格納している。
【0060】
第3選択部31bは、第2物性認識部21gで認識された第2物性と、購入用寝具物性格納部31aから取得した購入用枕32の物性とに基づいて、利用者Uに購入を推奨する寝具である購入推奨枕を、複数の購入用枕32から選択する。
【0061】
在庫データ格納部31cは、販売管理部3の倉庫に格納されている購入用枕32の在庫等、受注した際に発送を行うために必要な種々のデータが格納されている。
【0062】
商品提案部31dは、第3選択部31bで選択された購入推奨枕に関するデータを、在庫データ格納部31cから取得して、そのデータを購入推奨枕とともに入出力部11aに表示させる。
【0063】
受注処理部31eは、入出力部11aを介して、利用者Uから発注情報を認識し、その認識に基づいて、その発注情報に基づく決済処理、及び、発送処理を行う。
【0064】
次に、図1図5を参照して、利用者Uが寝具を選択する際に、寝具選択支援システムSが行う処理について説明する。図5は、寝具選択支援システムSが行う処理を示すフローチャートである。
【0065】
まず、第1サーバ21の身体情報認識部21cが、入出力部11aを介して入力された身体情報を、利用者Uの身体情報として認識する(図5/STEP01)。
【0066】
次に、第1サーバ21の第1物性認識部21dが、認識された身体情報と第1サーバ21の相関データ格納部21bに格納されている相関データとに基づいて(すなわち、客観データに基づいて)、第1物性を認識する(図5/STEP02)。この処理が、図1における第1回分析に相当する。
【0067】
次に、第1選択部21eが、認識された第1物性と、第1サーバ21のサンプル寝具物性格納部21aに格納されているサンプル枕12の物性とに基づいて、複数のサンプル枕12から利用者Uに推奨する第1推奨枕を選択し、店舗用端末11の入出力部11aに表示する(図5/STEP03)。この処理が、図1における第1回推奨判定に相当する。
【0068】
例えば、本実施形態の寝具選択支援システムSでは、入出力部11aに、サンプル枕12が展示されているサンプル台13と同様の画像が表示され、その画像のうち第1推奨枕が収容されている部分が点滅又は他の部分とは異なる色で表示される。利用者Uは、その画像を参照して、実際のサンプル台13から第1推奨枕として選択されたサンプル枕12を認識する。
【0069】
なお、利用者Uに第1推奨枕を認識させる方法は、上記の方法に限定されるものではなく、第1推奨枕とサンプル枕の紐付けができる方法であればよい。例えば、本実施形態の寝具選択支援システムSとは異なり、店舗用端末11の操作を利用者U自身ではなくオペレータが行うような場合には、そのオペレータが、利用者Uに第1推奨枕の位置を教示するように構成してもよい。
【0070】
ここで、利用者Uは、提示された第1推奨枕に実際に触れて、その感触等を確かめたり、簡易ベッド14で、その第1推奨枕を実際に使用したりして、使い心地を確かめる。
【0071】
次に、第1サーバ21の感想情報認識部21fが、入出力部11aを介して入力された感想を認識し、その感想に対して物性を紐付けて、第1推奨枕に対する感想情報を認識する(図5/STEP04)。
【0072】
具体的には、図3に示すように、感想情報認識部21fが、まず、店舗用端末11の入出力部11aであるタッチパネルに、複数の物性の各々についての感想の入力画面を表示する。それに対する入力がなされた際には(図示の例では矢印の位置をスライドさせた後、「以下の点が不満」と記載されたボタンが押された際には)、感想情報認識部21fが、その入力結果を感想として認識する。最後に、感想情報認識部21fが、その感想に物性を紐付けて、感想情報に変換する。
【0073】
次に、第1サーバ21の第2物性認識部21gが、感想情報認識部21fが認識した感想情報に基づいて(すなわち、主観データに基づいて)、第1物性を補正し、その補正後の物性を第2物性として認識する(図5/STEP05)。このSTEP04及びSTEP05における処理が、図1における第2回分析に相当する。
【0074】
次に、第2選択部21hが、認識された第2物性と、第1サーバ21のサンプル寝具物性格納部21aに格納されているサンプル枕12の物性とに基づいて、複数のサンプル枕12から利用者Uに推奨する第2推奨枕を選択し、店舗用端末11の入出力部11aに表示する(図5/STEP06)。この処理が、図1における第2回推奨判定に相当する。
【0075】
ここで、利用者Uは、提示された第2推奨枕に実際に触れて、その感触等を確かめる。なお、第2推奨枕の認識等は、第1推奨枕の認識等と同様の方法で行われる。
【0076】
次に、第1サーバ21の感想情報認識部21f及び第2サーバ31の第3選択部31bが、利用者Uからの満足した旨の感想を認識できたか否かの判定を行う(図5/STEP07)。
【0077】
具体的には、図4に示すように、感想情報認識部21fが、店舗用端末11の入出力部11aであるタッチパネルに、複数の物性の各々についての感想の入力画面とともに、満足である旨を示す選択項目(図示の例では、「満足した」と記載されたボタン)を表示する。
【0078】
そして、感想情報認識部21f及び第3選択部31bは、「満足した」と記載されたボタンが押された際には、利用者Uからの満足した旨の感想を認識できたと判定する。一方、物性に関する矢印が再度スライドされて、「以下の点が不満」と記載されたボタンが再度押された際には、利用者Uからの満足した旨の感想を認識できなかったと判定する。
【0079】
満足した旨の感想を認識できなかったと判定された場合(STEP07でNOの場合)には、第1サーバ21の感想情報認識部21fが、入力された感想を再度認識し、その感想に対して物性を紐付けて、第2推奨枕に対する感想情報を再度認識する(図5/STEP08)。
【0080】
次に、第1サーバ21の第2物性認識部21gが、感想情報認識部21fが認識した感想情報に基づいて、第2物性を修正し、その修正後の物性を改めて第2物性として認識する(図5/STEP09)。
【0081】
次に、第2選択部21hが、改めて認識された第2物性と、第1サーバ21のサンプル寝具物性格納部21aに格納されているサンプル枕12の物性とに基づいて、複数のサンプル枕12から利用者Uに改めて推奨する第2推奨枕を選択し、店舗用端末11の入出力部11aに表示する(図5/STEP10)。
【0082】
ここで、利用者Uは、再度、提示された第2推奨枕をサンプル台に展示されている複数のサンプル枕12の中から探し出し、実際に触れて、その感触等を確かめる。
【0083】
その後、STEP07に戻り、第1サーバ21の感想情報認識部21f及び第2サーバ31の第3選択部31bが、再度、利用者Uからの満足した旨の感想を認識できたか否かの判定を行う。
【0084】
一方、満足した旨の感想を認識できたと判定された場合(STEP07でYESの場合)には、第2サーバ31の第3選択部31bが、第1サーバ21の第2物性認識部21gから第2物性を取得して、その第2物性と第2サーバ31の購入用寝具物性格納部31aに格納されている購入用枕32の物性とに基づいて、複数の購入用枕32から利用者Uに推奨する購入推奨枕を選択する(図5/STEP11)。
【0085】
次に、第2サーバ31の商品提案部31dが、認識された購入推奨枕に関する関連データ(例えば、在庫状況等)を、第2サーバ31の在庫データ格納部31cから取得し、購入推奨寝具及びその関連データを、店舗用端末11の入出力部11aに表示する(図5/STEP12)。
【0086】
次に、第2サーバ31の受注処理部31eが、受注したか否かを判定する(図5/STEP13)。
【0087】
具体的には、受注処理部31eは、商品提案部31dが購入推奨枕が入出力部11aに購入推奨枕及びその関連データを表示する際に、その購入推奨枕ごと設けた「この商品を購入する」ボタン及び「今回は購入しない」ボタンを表示させる。そして、いずれかの「この商品を購入する」ボタンが押された際には、受注ができたと判定する。一方、「購入しない」ボタンが押された際には、受注ができなかったと判定する。
【0088】
受注できなかった場合(STEP13でNOの場合)には、今回処理を終了する。
【0089】
一方、受注できた場合(STEP13でYESの場合)には、決済処理、及び、発送処理が行われ(図5/STEP013)、その後に、今回の処理を終了する。
【0090】
以上説明したように、寝具選択支援システムSでは、客観データに基づいて第1推奨枕が選択(ひいては、利用者Uに提案)された後、その客観データに利用者U個人の主観データを反映させたデータに基づいて第2推奨枕が改めて選択(ひいては、利用者Uに改めて提案)される。
【0091】
したがって、寝具選択支援システムSによれば、利用者Uは、自らの身体情報に基づく客観データ及び自らの寝具に対する感想に基づく主観データの両方が十分に勘案された形で寝具を提案されたと認識するので、その提案に対し十分な納得感及び満足感を得ることができる。
【0092】
また、寝具選択支援システムSでは、試験的な睡眠を行わなくとも、十分な納得感及び満足感を与えることができるものであるので、試験的な睡眠を行うことができる仮眠室等を必要としない。
【0093】
したがって、寝具選択支援システムSによれば、従来の店舗の人員及び設備を大きく変える必要がないので、導入に際し、店舗運営のコストの増大を抑制することができる。
【0094】
また、寝具選択支援システムSでは、寝具の選択を支援する処理(STEP01〜STEP10までの処理)の後、それまでの処理で得られた情報に基づいて、具体的な商品(購入推奨枕)の提案が行われ、購入も可能となっている。これにより、寝具選択支援システムSでは、利用者Uは、自ら検索することなく、スムーズに希望する寝具を入手することができるようになっている。
【0095】
以上、図示の実施形態について説明したが、本発明はこのような形態に限られるものではない。
【0096】
例えば、上記実施形態では、第2推奨寝具に対する感想を受け付けて、その感想に基づいて、再度第2推奨寝具を選択している。しかし、本発明はそのような構成に限定されるものではない。
【0097】
例えば、受注処理(上記実施形態では、STEP11〜STEP14)を行わなくてもよいし、1回目の第2推奨寝具が選択された時点で(上記実施形態では、STEP01〜STEP06の処理が終了した時点で)、処理を終了してもよい。
【0098】
また、上記実施形態では、利用者Uに第1推奨枕又は第2推奨枕に実際に触れさせて、その感触等を確かめさせたり、簡易ベッド14で実際に使用させたりすることによって、利用者Uに何らかの感想を生じさせている。しかし、本発明はそのような構成に限定されるものではなく、利用者に感想を生じさせる手段は異なる方法であってもよい。
【0099】
例えば、サンプル寝具に触れさせるだけでもよいし、選択対象が寝間着である場合には、更衣室を準備して、実際に着替えることができるようにしてもよい。
【0100】
また、上記実施形態では、寝具の提案処理(STEP01〜STEP10までの処理)の後、それまでの処理で得られた情報に基づいて、具体的な商品(購入推奨寝具)の提案が行われ、購入も可能となっている。しかし、本発明はそのような構成に限定されるものではない。
【0101】
例えば、店舗に配備された端末、又は、利用者の端末に購入推奨寝具を提示するだけでもよい。また、注文された場合には、利用者の自宅に発送されるようにする他、店舗でレシートを発行し、店舗が設置されている場所とは別の場所でそのレシートと引き換えに寝具を受け取れるようにしてもよい。
【符号の説明】
【0102】
1…店舗、2…情報管理部、3…販売管理部、11…店舗用端末、11a…入出力部(情報入力部、情報出力部)、12…サンプル枕(サンプル寝具)、13…サンプル台、14…簡易ベッド、21…第1サーバ、21a…サンプル寝具物性格納部、21b…相関データ格納部、21c…身体情報認識部、21d…第1物性認識部、21e…第1選択部、21f…感想情報認識部、21g…第2物性認識部、21h…第2選択部、31…第2サーバ、31a…購入用寝具物性格納部、31b…第3選択部、31c…在庫データ格納部、31d…商品提案部、31e…受注処理部、32…購入用枕(購入用寝具)、S…寝具選択支援システム、U…利用者。
図1
図2
図3
図4
図5
【手続補正書】
【提出日】2018年8月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の寝具から利用者が希望する寝具を無人店舗で選択するための寝具選択支援システムであって、
前記利用者が触れることができるように、又は、使用することができるように展示され、物性が各々で異なる同種の複数のサンプル寝具と、
前記サンプル寝具を収容するサンプル台と、
前記利用者が操作可能な端末を含む情報処理部とを備え、
前記情報処理部は、
前記物性を前記サンプル寝具ごとに格納するサンプル寝具物性格納部と、
身体情報と前記物性と睡眠状況との相関データを格納する相関データ格納部と、
前記利用者の前記身体情報を認識する身体情報認識部と、
前記利用者の前記身体情報と前記相関データとに基づいて、前記利用者の睡眠状況が好ましいものになると推定される前記物性を、第1物性として認識する第1物性認識部と、
前記第1物性と前記サンプル寝具の前記物性とに基づいて、前記利用者に推奨する寝具である第1推奨寝具を、前記複数のサンプル寝具から選択するとともに、前記サンプル台に収容されている該第1推奨寝具を、前記端末を介して前記利用者に提示する第1選択部と、
前記第1推奨寝具についての前記利用者の感想を入力する情報入力部と、
前記感想と前記物性とを紐付けた感想情報を認識する感想情報認識部と、
前記第1推奨寝具に対する前記感想情報に基づいて、前記第1物性を補正して得られた前記物性を、第2物性として認識する第2物性認識部と、
前記第2物性に基づいて、前記利用者に推奨する寝具である第2推奨寝具を、前記複数のサンプル寝具から選択するとともに、前記サンプル台に収容されている該第2推奨寝具を、前記端末を介して前記利用者に提示する第2選択部と、
前記第1推奨寝具及び前記第2推奨寝具を利用者に提示する情報出力部とを有していることを特徴とする寝具選択支援システム。
【請求項2】
請求項1に記載の寝具選択支援システムにおいて、
前記利用者が購入可能であり、前記物性が各々で異なる複数の購入用寝具と、
前記物性を前記購入用寝具ごとに格納する購入用寝具物性格納部と、
前記第2物性に基づいて、前記利用者に購入を推奨する購入推奨寝具を、前記複数の購入用寝具から選択する第3選択部とを備え、
前記情報出力部は、前記購入推奨寝具を利用者に提示することを特徴とする寝具選択支援システム。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の寝具選択支援システムにおいて、
前記サンプル寝具は、枕、又は、前記利用者が購入を検討している寝具と同種であって該寝具よりも小型の寝具であることを特徴とする寝具選択支援システム。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0009】
本発明の寝具選択支援システムは、
複数の寝具から利用者が希望する寝具を無人店舗で選択するための寝具選択支援システムであって、
前記利用者が触れることができるように、又は、使用することができるように展示され、物性が各々で異なる同種の複数のサンプル寝具と、
前記サンプル寝具を収容するサンプル台と、
前記利用者が操作可能な端末を含む情報処理部とを備え、
前記情報処理部は、
前記物性を前記サンプル寝具ごとに格納するサンプル寝具物性格納部と、
身体情報と前記物性と睡眠状況との相関データを格納する相関データ格納部と、
前記利用者の前記身体情報を認識する身体情報認識部と、
前記利用者の前記身体情報と前記相関データとに基づいて、前記利用者の睡眠状況が好ましいものになると推定される前記物性を、第1物性として認識する第1物性認識部と、
前記第1物性と前記サンプル寝具の前記物性とに基づいて、前記利用者に推奨する寝具である第1推奨寝具を、前記複数のサンプル寝具から選択するとともに、前記サンプル台に収容されている該第1推奨寝具を、前記端末を介して前記利用者に提示する第1選択部と、
前記第1推奨寝具についての前記利用者の感想を入力する情報入力部と、
前記感想と前記物性とを紐付けた感想情報を認識する感想情報認識部と、
前記第1推奨寝具に対する前記感想情報に基づいて、前記第1物性を補正して得られた前記物性を、第2物性として認識する第2物性認識部と、
前記第2物性に基づいて、前記利用者に推奨する寝具である第2推奨寝具を、前記複数のサンプル寝具から選択するとともに、前記サンプル台に収容されている該第2推奨寝具を、前記端末を介して前記利用者に提示する第2選択部と、
前記第1推奨寝具及び前記第2推奨寝具を利用者に提示する情報出力部とを有していることを特徴とする。
【手続補正書】
【提出日】2018年11月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の寝具から利用者が希望する寝具を無人店舗で選択するための寝具選択支援システムであって、
前記利用者が触れることができるように、又は、使用することができるように展示され、物性が各々で異なる同種の複数のサンプル寝具と、
前記サンプル寝具を収容するサンプル台と、
前記利用者が操作可能な端末を含む情報処理部とを備え、
前記情報処理部は、
前記物性を前記サンプル寝具ごとに格納するサンプル寝具物性格納部と、
身体情報と前記物性と睡眠状況との相関データを格納する相関データ格納部と、
前記利用者の前記身体情報を認識する身体情報認識部と、
前記利用者の前記身体情報と前記相関データとに基づいて、前記利用者の睡眠状況が好ましいものになると推定される前記物性を、第1物性として認識する第1物性認識部と、
前記第1物性と前記サンプル寝具の前記物性とに基づいて、前記利用者に推奨する寝具である第1推奨寝具を、前記複数のサンプル寝具から選択するとともに、前記サンプル台に収容されている該第1推奨寝具を、前記端末を介して前記利用者に提示する第1選択部と、
前記第1推奨寝具についての前記利用者の感想を入力する情報入力部と、
所定の物性に対応するバー状の画像であり、長手方向の位置ごとに該物性の程度を表す画像である複数の第1画像を前記端末に表示させ、各々の前記第1画像のいずれかの位置を指し示す矢印状の画像であり、前記利用者の前記端末に対する操作に応じて前記第1画像の長手方向にスライド自在な画像である複数の第2画像を前記端末に表示させるとともに、前記第2画像が指し示す前記第1画像の位置に基づいて、前記感想と前記物性とを紐付けた感想情報を認識する感想情報認識部と、
前記第1推奨寝具に対する前記感想情報に基づいて、前記第1物性を補正して得られた前記物性を、第2物性として認識する第2物性認識部と、
前記第2物性に基づいて、前記利用者に推奨する寝具である第2推奨寝具を、前記複数のサンプル寝具から選択するとともに、前記サンプル台に収容されている該第2推奨寝具を、前記端末を介して前記利用者に提示する第2選択部と、
前記第1推奨寝具前記第2推奨寝具、前記第1画像及び前記第2画像を利用者に提示する情報出力部とを有していることを特徴とする寝具選択支援システム。
【請求項2】
請求項1に記載の寝具選択支援システムにおいて、
前記利用者が購入可能であり、前記物性が各々で異なる複数の購入用寝具と、
前記物性を前記購入用寝具ごとに格納する購入用寝具物性格納部と、
前記第2物性に基づいて、前記利用者に購入を推奨する購入推奨寝具を、前記複数の購入用寝具から選択する第3選択部とを備え、
前記情報出力部は、前記購入推奨寝具を利用者に提示することを特徴とする寝具選択支援システム。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の寝具選択支援システムにおいて、
前記サンプル寝具は、枕、又は、前記利用者が購入を検討している寝具と同種であって該寝具よりも小型の寝具であることを特徴とする寝具選択支援システム。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0009】
本発明の寝具選択支援システムは、
複数の寝具から利用者が希望する寝具を無人店舗で選択するための寝具選択支援システムであって、
前記利用者が触れることができるように、又は、使用することができるように展示され、物性が各々で異なる同種の複数のサンプル寝具と、
前記サンプル寝具を収容するサンプル台と、
前記利用者が操作可能な端末を含む情報処理部とを備え、
前記情報処理部は、
前記物性を前記サンプル寝具ごとに格納するサンプル寝具物性格納部と、
身体情報と前記物性と睡眠状況との相関データを格納する相関データ格納部と、
前記利用者の前記身体情報を認識する身体情報認識部と、
前記利用者の前記身体情報と前記相関データとに基づいて、前記利用者の睡眠状況が好ましいものになると推定される前記物性を、第1物性として認識する第1物性認識部と、
前記第1物性と前記サンプル寝具の前記物性とに基づいて、前記利用者に推奨する寝具である第1推奨寝具を、前記複数のサンプル寝具から選択するとともに、前記サンプル台に収容されている該第1推奨寝具を、前記端末を介して前記利用者に提示する第1選択部と、
前記第1推奨寝具についての前記利用者の感想を入力する情報入力部と、
所定の物性に対応するバー状の画像であり、長手方向の位置ごとに該物性の程度を表す画像である複数の第1画像を前記端末に表示させ、各々の前記第1画像のいずれかの位置を指し示す矢印状の画像であり、前記利用者の前記端末に対する操作に応じて前記第1画像の長手方向にスライド自在な画像である複数の第2画像を前記端末に表示させるとともに、前記第2画像が指し示す前記第1画像の位置に基づいて、前記感想と前記物性とを紐付けた感想情報を認識する感想情報認識部と、
前記第1推奨寝具に対する前記感想情報に基づいて、前記第1物性を補正して得られた前記物性を、第2物性として認識する第2物性認識部と、
前記第2物性に基づいて、前記利用者に推奨する寝具である第2推奨寝具を、前記複数のサンプル寝具から選択するとともに、前記サンプル台に収容されている該第2推奨寝具を、前記端末を介して前記利用者に提示する第2選択部と、
前記第1推奨寝具前記第2推奨寝具、前記第1画像及び前記第2画像を利用者に提示する情報出力部とを有していることを特徴とする。