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特開2019-109870無音インスタントメッセージ伝送システム及び方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2019-109870(P2019-109870A)
(43)【公開日】2019年7月4日
(54)【発明の名称】無音インスタントメッセージ伝送システム及び方法
(51)【国際特許分類】
   G06F 13/00 20060101AFI20190614BHJP
   H04M 1/00 20060101ALI20190614BHJP
【FI】
   G06F13/00 610C
   H04M1/00 K
   H04M1/00 R
   G06F13/00 650B
【審査請求】有
【請求項の数】10
【出願形態】OL
【全頁数】22
(21)【出願番号】特願2017-248038(P2017-248038)
(22)【出願日】2017年12月25日
(11)【特許番号】特許第6439032号(P6439032)
(45)【特許公報発行日】2018年12月19日
(31)【優先権主張番号】10-2017-0173521
(32)【優先日】2017年12月15日
(33)【優先権主張国】KR
(71)【出願人】
【識別番号】517452578
【氏名又は名称】株式会社ツイニー
【氏名又は名称原語表記】TWINNY Co., Ltd.
(74)【代理人】
【識別番号】100121728
【弁理士】
【氏名又は名称】井関 勝守
(74)【代理人】
【識別番号】100165803
【弁理士】
【氏名又は名称】金子 修平
(74)【代理人】
【識別番号】100170900
【弁理士】
【氏名又は名称】大西 渉
(72)【発明者】
【氏名】チョン ホンソク
(72)【発明者】
【氏名】チョン ヨンソク
(72)【発明者】
【氏名】イ サンフィ
(72)【発明者】
【氏名】バク ドンウォン
【テーマコード(参考)】
5B084
5K127
【Fターム(参考)】
5B084AA01
5B084AA15
5B084AB02
5B084AB12
5B084AB19
5B084AB23
5B084AB27
5B084AB31
5B084AB39
5B084BB01
5B084CA02
5B084CA13
5B084CB15
5B084CB22
5B084CC07
5B084CE15
5B084CF02
5B084CF13
5B084DB01
5K127BA03
5K127CA08
5K127CB22
5K127FA05
5K127GB24
5K127GB27
5K127MA14
(57)【要約】      (修正有)
【課題】無音インスタントメッセージ伝送システムを提供する
【解決手段】発信者が発信者端末を介してインスタントメッセージを発送する場合に、無音設定条件に基づいて無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを発送し、受信者端末が無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを受信した場合には受信通知音を発生させない。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
無音インスタントメッセージ伝送システムであって、
発信者がインスタントメッセージを発送するための発信者端末と、
前記発信者端末からインスタントメッセージを受信するための受信者端末とを含み、
前記発信者端末は、データ通信を行う通信モジュールと、ディスプレイユニットと、インスタントメッセンジャープログラムが格納されたメモリと、前記メモリに格納されたインスタントメッセンジャープログラムを実行するプロセッサと、を含み、
前記受信者端末は、データ通信を行う通信モジュールと、ディスプレイユニットと、インスタントメッセンジャープログラムが格納されたメモリと、前記メモリに格納されたインスタントメッセンジャープログラムを実行するプロセッサと、を含み、
前記発信者端末は、発信者から無音設定条件の入力を受けた場合、前記無音設定条件に基づいて無音設定情報を生成し、前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを前記受信者端末へ伝送し、
前記受信者端末は、発信者端末から前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを受信した場合、インスタントメッセージ受信通知音を発生させないことを特徴とする、無音インスタントメッセージ伝送システム。
【請求項2】
前記無音設定条件は、特定の質問の出力に対する答弁の入力または特定の画面のタッチ入力の中から選択される1つまたは複数であることを特徴とする、請求項1に記載の無音インスタントメッセージ伝送システム。
【請求項3】
前記無音設定条件は、
前記発信者端末のディスプレイユニットに「無音設定情報の含まれているインスタントメッセージの伝送か否か」を問う質問と、「はい」を意味するボタ及び「いいえ」を意味するボタンが出力され、
発信者から前記「はい」を意味するボタン及び前記「いいえ」を意味するボタンのうちのいずれかが選択された情報の入力を受けることを特徴とする、請求項2に記載の無音インスタントメッセージ伝送システム。
【請求項4】
前記無音設定条件は、
前記発信者端末のディスプレイユニットに「無音設定情報の含まれているインスタントメッセージの伝送」を意味するボタンまたはチェックボックスが出力され、
発信者から前記「無音設定情報の含まれているインスタントメッセージの伝送」を意味するボタンまたはチェックボックスが選択された情報を介して入力を受けることを特徴とする、請求項2に記載の無音インスタントメッセージ伝送システム。
【請求項5】
前記無音設定条件は、
受信者固有識別子の含まれている情報が前記発信者端末に格納されることを特徴とし、
前記発信者端末のプロセッサは、
発信者から無音設定条件の入力を受けた場合、受信者固有識別子をメモリに格納することを特徴とし、
前記メモリに受信者固有識別子が格納された受信者にインスタントメッセージを発送する場合、無音設定情報を生成することを特徴とする、請求項1に記載の無音インスタントメッセージ伝送システム。
【請求項6】
前記受信者端末のプロセッサは、
前記発信者端末から前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを受信した場合、インスタントメッセージ受信通知音を発生させず、
前記発信者端末から前記無音設定情報の含まれていないインスタントメッセージを受信した場合、前記受信者端末のインスタントメッセージ受信通知設定に基づいて作動することを特徴とする、請求項1に記載の無音インスタントメッセージ伝送システム。
【請求項7】
無音インスタントメッセージ伝送方法であって、
発信者端末が発信者から無音設定条件の入力を受ける無音設定条件入力段階と、
前記発信者端末が無音設定情報を生成する第1無音設定情報生成段階と、
前記発信者端末が前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを前記受信者端末へ伝送するメッセージ伝送段階と、
前記受信者端末が前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを受信するメッセージ受信段階と、
前記受信者端末が前記発信者端末から無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを受信した場合、インスタントメッセージ受信通知音を発生させない無音受信段階とを含むことを特徴とする、無音インスタントメッセージ伝送方法。
【請求項8】
発信者端末が発信者から無音設定条件の入力を受ける無音設定条件入力段階は、
前記発信者端末のディスプレイユニットに「無音設定情報の含まれているインスタントメッセージの伝送か否か」を問う質問と、「はい」を意味するボタン及び「いいえ」を意味するボタンが出力される質問答弁出力段階と、
発信者から前記「はい」を意味するボタン及び前記「いいえ」を意味するボタンのうちのいずれかが選択された情報の入力を受ける答弁入力段階とを含むことを特徴とする、請求項7に記載の無音インスタントメッセージ伝送方法。
【請求項9】
発信者端末が発信者から無音設定条件の入力を受ける無音設定条件入力段階は、
前記発信者端末のディスプレイユニットに「無音設定情報の含まれているインスタントメッセージの伝送」を意味するボタンまたはチェックボックスが出力される特定画面出力段階と、
発信者から前記「無音設定情報の含まれているインスタントメッセージの伝送」を意味するボタンまたはチェックボックスが選択された情報を介して入力を受けるタッチ入力段階とを含むことを特徴とする、請求項7に記載の無音インスタントメッセージ伝送方法。
【請求項10】
前記発信者端末が無音設定情報を生成する第1無音設定情報生成段階は、
受信者固有識別子を前記発信者端末のメモリに格納する識別子格納段階と、
前記発信者端末のメモリに受信者固有識別子が格納された受信者にインスタントメッセージを発送する場合、無音設定情報を生成する第2無音設定情報生成段階とを含むことを特徴とする、請求項7に記載の無音インスタントメッセージ伝送方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、無音インスタントメッセージ伝送システム及び方法に係り、さらに詳しくは、発信者が発信者端末を介してインスタントメッセージを発送する場合には無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを発送し、受信者端末が無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを受信した場合には受信通知音を発生させない、無音インスタントメッセージ伝送システム及びその方法に関する。
【背景技術】
【0002】
スマートフォンやタブレットPCなどのスマートデバイスは、テキストメッセージを送信したり受信したりするための手段を有する。この手段は、移動通信網を利用する手段であるか、或いはインターネットを利用する手段である。前者は伝統的なSMS或いはMMSをいう。
【0003】
後者は、特にスマートデバイスで新しく使用されるもので、カカオトークなどのモバイルメッセンジャープログラムを利用したモバイルインスタントメッセージ(Mobile Instant Message;MIM)をいう。両者は、文字をやり取りするという点においては共通したサービスである。
【0004】
インスタントメッセージがスマートデバイスに受信されると、スマートデバイスは、所定の着信音を出す。着信音は、ユーザー設定によってベル音及び振動音の中から選択される。受信者がスマートデバイスを別途のマナーモードに切り換えておかなければ、インスタントメッセージを受信するたびに、スマートデバイスはベル音または振動音を出すため、就寝時や業務時間など、予期せぬ時間に鳴るインスタントメッセージ着信音により不便さが生じるという問題点があった。
【0005】
一方、特許文献1の「スマートデバイスのテキストメッセージ着信音の制御方法」は、ユーザーの心理状態や人間関係を反映して、テキストメッセージ着信音を出すか否かを決定するスマートデバイスの着信音制御方法を提供している。
【0006】
しかし、このような従来技術は、単に受信者が別途の設定によってメッセージ着信音を出すか否かを決定するものであって、受信者がメッセージ着信音の設定を行わなければ、会議や就寝時間などの所望しない時間にメッセージ着信音が鳴ってしまう不便さがある。
本発明者は、かかる問題点を解決するために長い間研究した末に、本発明を完成するに至った。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】韓国公開特許公報10−2013−0116488(2013年10月24日公開)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
従って、本発明は、かかる問題点を解決するために案出されたもので、その目的は、発信者が発信者端末を介してインスタントメッセージを発送する場合には無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを発送することができ、受信者端末が無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを受信した場合には受信通知音を発生させない、無音インスタントメッセージ伝送システム及びその方法を提供することにある。
【0009】
本発明の実施形態の目的は上述した目的に制限されず、上述していない別の目的は以降の記載から本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者に明確に理解されるだろう。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記の目的を達成するための本発明の一実施形態に係る無音インスタントメッセージ伝送システムは、発信者がインスタントメッセージを発送するための発信者端末と、前記発信者端末からインスタントメッセージを受信するための受信者端末とを含み、前記発信者端末は、データ通信を行う通信モジュール、ディスプレイユニット、インスタントメッセージ送信プログラムが格納されたメモリ、及び前記メモリに格納されたインスタントメッセージ送信プログラムを実行するプロセッサを含み、前記受信者端末は、データ通信を行う通信モジュール、ディスプレイユニット、インスタントメッセージ送信プログラムが格納されたメモリ、及び前記メモリに格納されたインスタントメッセージ送信プログラムを実行するプロセッサを含み、前記発信者端末は、発信者から無音設定条件の入力を受けた場合、前記無音設定条件に基づいて無音設定情報を生成し、前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを前記受信者端末へ伝送し、前記受信者端末は、発信者端末から前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを受信した場合、インスタントメッセージ受信通知音を発生させないことを特徴とする。
【0011】
また、本発明の一実施形態に係る無音インスタントメッセージ伝送方法は、発信者端末が発信者から無音設定条件の入力を受ける段階と、前記発信者端末が無音設定情報を生成する段階と、前記発信者端末が前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを前記受信者端末へ伝送する段階と、前記受信者端末が前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを受信する段階と、前記受信者端末が前記発信者端末から無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを受信した場合、インスタントメッセージ受信通知音を発生させない段階とを含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明の一実施形態に係る無音インスタントメッセージ伝送システム及び方法によれば、発信者が受信者にインスタントメッセージを発送するとき、発信者は、受信者の状況を考慮して、受信者が受信者端末を別途のマナーモードに切り換えていない状態でも受信者端末がインスタントメッセージ着信音を鳴らさないようにすることができる。
【0013】
このように、受信者の時間、場所、状況などを考慮して、受信者端末のインスタントメッセージ着信音を出すか否かを発信者が決定するようにすることにより、消費者にさらに最適化されたインスタントメッセンジャー使用環境を提供することができる。
【0014】
また、発信者は、インスタントメッセージを緊急に伝送しなければならない場合と、緊急に伝送しなくてもよい場合を区分することができる。インスタントメッセージを緊急に伝送しなければならない場合、受信者端末のインスタントメッセージ受信通知設定に応じてインスタントメッセージ通知音が発生するようにすることができ、受信者がゆっくりと確認をしてもよいインスタントメッセージの場合、受信者の端末がインスタントメッセージ着信音を鳴らさないようにすることができる。
【0015】
このように、インスタントメッセージの緊急度に応じて、受信者端末のインスタントメッセージ着信音を出すか否かを発信者が決定するようにすることにより、発信者は受信者を配慮する一種のエチケットを行うことができる。
【0016】
また、発信者端末のディスプレイユニットにインスタントメッセージ伝送ボタンと、「無音設定情報の含まれているインスタントメッセージの伝送」を意味するボタンと、が同時に出力されるようにすることができ、このような場合、発信者が両方のボタンのいずれかを選択して、無音設定情報の含まれていないインスタントメッセージまたは無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを発送することにより、必要に応じて迅速かつ簡単に二つのインスタントメッセージ設定の中からいずれかを選択して送ることができるという効果がある。
【0017】
また、発信者端末のディスプレイユニットにインスタントメッセージ伝送ボタンと、「無音設定情報の含まれているインスタントメッセージの伝送」を意味するチェックボックスと、が同時に出力されるようにすることができ、このような場合、発信者がチェックボックスのチェック有無によって無音設定情報の含まれていないインスタントメッセージまたは無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを発送することにより、必要に応じて迅速かつ簡単に二つのインスタントメッセージ設定の中からいずれかを選択して送ることができるという効果がある。
【0018】
また、発信者端末のディスプレイユニットにインスタントメッセージ伝送ボタンと、「無音設定情報の含まれているインスタントメッセージの伝送」を意味するチェックボックスと、が同時に出力された場合、発信者がチェックボックスをチェックすると、発信者が任意にチェックボックスのチェックを解除するまでチェックボックスのチェックが解除されないようにすることができ、このような場合、発信者がチェックボックスのチェックを解除するまで無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを容易かつ連続的に送ることができるという効果がある。
【0019】
また、発信者が無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを伝送する受信者の受信者固有識別子を発信者端末の入力モジュールを介して入力する方式で発信者端末に無音設定条件を入力する場合、発信者端末のメモリに格納された受信者固有識別子は発信者が任意にメモリから削除するまで格納でき、このような場合、メモリに格納された受信者固有識別子を発信者が削除するまで、メモリに受信者固有識別子が格納された受信者に前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを容易かつ連続的に送ることができるという効果がある。
【0020】
一方、ここで明示的に言及していない効果であっても、本発明の技術的特徴によって期待される、以下の明細書に記載された効果及びその暫定的な効果は、本発明の明細書に記載されているのと同様に取り扱われる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
図1】本発明の一実施形態に係る無音メッセージ伝送システムの概念図である。
図2】本発明の一実施形態に係る無音設定条件入力方法の例を示す例示図である。
図3】本発明の他の実施形態に係る無音設定条件入力方法の例を示す例示図である。
図4】本発明の別の実施形態に係る無音設定条件入力方法の例を示す例示図である。
図5】本発明の一実施形態に係る無音メッセージ伝送方法のフローチャートである。
図6】本発明の一実施形態に係る無音設定条件入力方法のフローチャートである。
図7】本発明の他の実施形態に係る無音設定条件入力方法のフローチャートである。
図8】本発明の一実施形態に係る無音設定情報生成方法のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0022】
本発明は、様々な変更を加えることができ、様々な実施形態を有することができるもので、本発明の特定実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。ところが、これは、本発明を特定の実施形態に対して限定するためのものではなく、本発明の思想及び技術範囲に含まれるあらゆる変更、均等物ないし代替物を含むものと理解すべきである。
【0023】
ある構成要素が他の構成要素に「連結」または「接続」されていると言及されたときは、他の構成要素に直接連結または接続されていることもあるが、それらの構成要素の間に別の構成要素が介在することもあると理解すべきである。
【0024】
これに対し、ある構成要素が他の構成要素に「直接連結」されているか、「直接接続」されていると言及されたときは、それらの構成要素の間に別の構成要素が存在しないと理解すべきである。
【0025】
本明細書において使用される用語は、単に特定の実施形態を説明するためのもので、本発明を限定するものではない。単数の表現は、文脈上明らかに異なる意味を表さない限り、複数の表現を含む。本出願において、「含む」または「有する」などの用語は、明細書に記載された特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品またはそれらの組み合わせが存在することを示すものであり、1つまたはそれ以上の他の特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品またはそれらの組み合わせの存在または付加の可能性を予め排除するものではないと理解すべきである。
【0026】
別途定義されていない限り、技術的または科学的な用語を含めてここで使用される全ての用語は、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者により一般的に理解されるのと同様の意味を有する。一般に使用される辞書に定義されている用語は、関連技術の文脈上持つ意味と同じ意味を持つものと解釈されるべきであり、本出願において明らかに定義しない限り、理想的または過度に形式的な意味には解釈されない。
【0027】
以下、添付図面を参照して、本発明に係る好適な実施形態を詳細に説明する。これに先立ち、本明細書及び請求の範囲に使用された用語または単語は、通常的または辞典的な意味に限定して解釈されてはならず、発明者が自分の発明を最善の方法で説明するために用語の概念を適切に定義することができるという原則に基づき、本発明の技術的思想に符合する意味と概念で解釈されなければならない。
【0028】
また、使用される技術用語及び科学用語において他の定義がなければ、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者が通常的に理解している意味を有し、下記の説明及び添付図面において本発明の要旨を無駄に不明瞭にするおそれのある公知の機能及び構成についての説明は省略する。
【0029】
以下に紹介される図面は、当業者に本発明の思想が十分伝達できるようにするために例として提供されるものである。よって、本発明は、以下に提示される図面に限定されず、異なる形態に具体化されることも可能である。また、明細書全般にわたって、同一の参照番号は同一の構成要素を示す。図面中の同一の構成要素は出来る限り何処でも同一の符号で示していることに留意すべきである。
【0030】
図1は本発明の一実施形態に係る無音メッセージ伝送システムの概念図である。
【0031】
図1を参照すると、本発明の一実施形態に係る発信者端末100は、通信モジュール110、入力モジュール120、ディスプレイユニット130、メモリ140、及びプロセッサ150を含む。
【0032】
また、本発明の一実施形態に係る受信者端末200は、通信モジュール210、入力モジュール220、ディスプレイユニット230、メモリ240、及びプロセッサ250を含む。
【0033】
本発明の一実施形態に係る発信者端末100と受信者端末200は、インスタントメッセンジャーサービスを提供するサーバー(図示せず)に接続することができる端末であって、携帯性及び移動性が保障される全種類のハンドヘルド(Handheld)基盤の無線通信装置であり得る。例えば、発信者端末100と受信者端末200は、携帯用端末にインターネット通信及び情報検索などのコンピュータ支援機能を追加したスマート機器であって、ユーザーが希望する多数のアプリケーションをインストールして実行することが可能なスマートフォン(smartphone)であり得る。このとき、発信者端末100と受信者端末200には、インスタントメッセンジャーサービスを提供するための各種の処理を行う別途のアプリケーションがインストールできる。また、発信者端末100と受信者端末200は、Webブラウザまたは既にインストールされた他のアプリケーションを介しても、インスタントメッセンジャーサービスを提供することができる。参考まで、発信者端末100と受信者端末200は、携帯性及び移動性を有する無線通信装置以外にも、PCなどのようにチャットサービスサーバー(図示せず)と有線/無線通信を介して接続することができる装置であってもよい。
【0034】
発信者端末100と受信者端末200は、同じ種類の端末であってもよく、構成が同一であり且つ各構成の機能及び役目が同一である端末であってもよい。状況に応じて、前記発信者端末100は、インスタントメッセージを受信する受信者端末としての機能及び役目をすることができ、前記受信者端末200も、インスタントメッセージを発信する発信者端末としての機能及び役目をすることができる。
【0035】
以下、前記発信者端末100と前記受信者端末200が同じ種類の端末である場合や、構成が同一であり且つ各構成の機能と役目が同一である場合、前記発信者端末100の構成を例に挙げて、本発明の発信者端末100及び受信者端末200の構成について説明する。受信者端末200の構成は以下に説明する発信者端末100の構成と同一であり、対応する各構成の機能及び役目はすべて同一であり得る。
【0036】
前記発信者端末100の通信モジュール110は、インスタントメッセンジャーサーバー(図示せず)間のデータ通信を処理することができる。このとき、前記通信モジュール110は、前記発信者端末100のプロセッサ150の制御に基づいて、チャットルームに参加している他の端末(すなわち、チャット相手の端末)とのインスタントメッセージを送信/受信処理することができる。ちなみに、インスタントメッセンジャーサーバー(図示せず)は、発信者端末100からインスタントメッセージを受信し、インスタントメッセージを受信者端末200へ伝送する役目を果たすことができる。前記チャットルームは、2つ以上のユーザーが参加してインスタントメッセージを交換することができるように開設される仮想空間を意味する。
【0037】
一方、前記発信者端末100の通信モジュール110は、インスタントメッセンジャーサーバー(図示せず)を介さなくても、他の端末との直接的なインスタントメッセージ送受信も可能である。例えば、発信者端末100の通信モジュール110は、受信者端末200の通信モジュール210と例えば無線LAN通信、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))通信などの近距離通信を介して直接的な接続を設定することができる。このとき、発信者端末100と受信者端末200の通信モジュール110、210は、相手端末との接続に適した通信プロトコルに基づいて、インスタントメッセージの送受信手順を処理することができる。
【0038】
前記受信者端末200の通信モジュール210は、前記発信者端末100の通信モジュール110とは構成、役目、機能、効果、目的などがすべて同一であり得る。
【0039】
前記発信者端末100の入力モジュール120は、ユーザーが入力装置(図示せず)を操作して入力した各種のユーザー入力を受信して前記発信者端末100のプロセッサ150へ伝達することができる。参考まで、入力装置(図示せず)は、キーボード、マウス、タッチパッドなどの装置であってもよく、タッチスクリーンパネルに実現された端末自体のディスプレイ部材であってもよい。
【0040】
前記受信者端末200の入力モジュール220は、前記発信者端末100の入力モジュール120とは構成、役目、機能、効果、目的などがすべて同一であり得る。
【0041】
前記発信者端末100のディスプレイユニット130は、端末の画面上に、インスタントメッセンジャーに関連する各種データを表示することができる。このとき、前記ディスプレイユニット130は、前記発信者端末100のプロセッサ150の制御に基づいてチャットルーム及びインスタントメッセージを出力することができる。
【0042】
前記受信者端末200のディスプレイユニット230は、前記発信者端末100のディスプレイユニット130とは構成、役目、機能、効果、目的などがすべて同一であり得る。
【0043】
前記発信者端末100のメモリ140にはインスタントメッセンジャープログラムが格納される。このとき、前記メモリ140は、電源が供給されなくても、格納された情報を保持する不揮発性格納装置、及び格納された情報を維持するために電力が必要な揮発性格納装置を含むことができ、端末内に構成されたすべてのメモリを通称することができる。また、インスタントメッセンジャープログラムの他に、様々なプログラム及びデータが格納されて前記発信者端末100のプロセッサ150によって処理され得る。
【0044】
前記受信者端末200のメモリ240は、前記発信者端末100のメモリ140とは構成、役目、機能、効果、目的などが全て同一であり得る。
【0045】
前記発信者端末100のプロセッサ150は、前記通信モジュール110、入力モジュール120、ディスプレイユニット130、前記メモリ140及び発信者端末100の全ての構成要素を制御し、前記メモリ140に格納されたインスタントメッセンジャープログラムを実行して各種の動作を処理することができる。
【0046】
前記受信者端末200のプロセッサ250は、前記発信者端末100のプロセッサ150とは構成、役目、機能、効果、目的などが全て同一であり得る。
【0047】
以下、無音インスタントメッセージ伝送システムについて詳細に説明する。
【0048】
前記発信者端末100は、発信者から無音設定条件の入力を受けた場合、前記無音設定条件に基づいて無音設定情報を生成し、前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを前記受信者端末200へ伝送し、前記受信者端末200は、発信者端末100から前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを受信した場合、インスタントメッセージ受信通知音を発生させないようにすることができる。
【0049】
前記無音設定条件は、前記発信者端末100が前記発信者から前記発信者端末100の入力モジュール120を介して入力を受けることができる情報であると同時に、前記発信者端末100のプロセッサ150が無音設定情報を生成するようにする情報であり得る。
【0050】
前記無音設定情報は、前記発信者端末100のプロセッサ150によって生成でき、前記発信者端末100の通信モジュール110を介して送信でき、前記受信者端末200の通信モジュール210を介して受信でき、前記受信者端末200のプロセッサ250が解釈することができるデータの一種であって、前記受信者端末200のインスタントメッセージ通知音が鳴らないようにするデータを含むことができる。
【0051】
前記発信者端末100のプロセッサ150は、前記無音設定条件の入力を受けた場合、前記無音設定条件に応じて前記無音設定情報を生成し、前記発信者端末100の通信モジュール110は、前記発信者端末100のプロセッサ150が生成した前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを前記受信者端末200へ伝送することができる。また、前記発信者端末100の通信モジュール110は、前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージをインスタントメッセンジャーサーバー(図示せず)へ伝送して前記受信者端末200が受信するようにすることができる。
【0052】
前記発信者端末100のプロセッサ150は、前記無音設定条件の入力を受けた場合には、前記無音設定条件に応じて前記無音設定情報を生成しなくてもよく、前記無音設定条件が入力されていない場合にも、前記無音設定情報を生成しなくてもよい。前記発信者端末100の通信モジュール110は、前記無音設定情報の含まれていないインスタントメッセージを前記受信者端末200へ伝送するか、或いはインスタントメッセンジャーサーバー(図示せず)へ伝送して前記受信者端末200が受信するようにすることができる。
【0053】
前記受信者端末200の通信モジュール210は、前記発信者端末100から前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージと前記無音設定情報の含まれていないインスタントメッセージを受信することができる。また、前記受信者端末200は、前記インスタントメッセンジャーサーバー(図示せず)から前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージ、及び前記無音設定情報の含まれていないインスタントメッセージを受信することができる。
【0054】
前記受信者端末200のプロセッサ250は、前記受信者端末200の通信モジュール210が前記発信者端末100から前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを受信した場合には、前記受信者端末200のインスタントメッセージ受信通知設定に関係なく、前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージの受信を知らせる通知音を発生させないことができる。
【0055】
また、前記受信者端末200のプロセッサは、前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを受信した場合には、受信者端末200のインスタントメッセージ受信通知音を発生させずに、前記受信者端末200のディスプレイユニット230に前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージの内容を出力することができる。
【0056】
前記受信者端末200のプロセッサ250は、前記受信者端末200の通信モジュール210が前記発信者端末100から前記無音設定情報の含まれていないインスタントメッセージを受信した場合には、前記受信者端末200のインスタントメッセージ受信通知設定に基づいて作動することができる。
【0057】
図2は本発明の一実施形態に係る無音設定条件入力方法の例を示す例示図である。
【0058】
前記発信者端末100は、特定の質問の出力に対する答弁の入力または特定の画面のタッチ入力の中から選択される1つまたは複数の入力方式によって発信者から無音設定条件の入力を受けることができる。
【0059】
前記特定の質問の出力に対する答弁の入力方式の場合、前記発信者が受信者に送るインスタントメッセージの内容を作成した後、伝送ボタン310を押すと、前記発信者端末100のプロセッサ150は、ディスプレイユニット130に「無音設定情報の含まれているインスタントメッセージの伝送有無」を問う質問320と、「はい」を意味するボタン321及び「いいえ」を意味するボタン322を出力することができる。前記発信者は、前記発信者端末100の入力モジュール120を介して、前記「はい」を意味するボタン321及び前記「いいえ」を意味するボタン322の中からいずれかを選択して入力することができる。
【0060】
前記発信者端末100が、前記発信者から前記発信者端末100の入力モジュール120を介して、「いいえ」を意味するボタン322が選択された情報の入力を受けた場合、前記発信者端末100は、前記発信者端末100の通信モジュール110を介して、前記発信者が作成したインスタントメッセージを発送することができ、前記受信者端末200の通信モジュール210は、前記発信者端末100からインスタントメッセージを受信し、前記受信者端末200のプロセッサ250は、前記受信者端末200のインスタントメッセージ受信通知設定に基づいて作動することができる。
【0061】
前記発信者端末100が、前記発信者から前記発信者端末100の入力モジュール120を介して、「はい」を意味するボタン321が選択された情報の入力を受けた場合、前記発信者端末100のプロセッサ150は無音設定情報を生成することができ、前記発信者端末100の通信モジュール110は前記の無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを発送することができ、前記受信者端末200の通信モジュール210は前記発信者端末100から前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを受信し、前記受信者端末200のプロセッサ250は前記受信者端末200のインスタントメッセージ受信通知音が発生しないように作動することができる。
【0062】
上記において特定の質問の出力に対する答弁の入力方式のうち、ボタンを押す例を挙げたが、本発明はこれに限定されるものではなく、質問の答弁を入力する方式であれば様々な実施が可能である。
【0063】
図3は本発明の他の実施形態に係る無音設定条件の入力方法の例を示す例示図である。
【0064】
図3を参照すると、前記発信者端末100は、特定の画面のタッチ入力方式によって、発信者から無音設定条件の入力を受けることができる。前記特定の画面のタッチ入力方式の場合、前記発信者端末100のプロセッサ150は、ディスプレイユニット130にインスタントメッセージ伝送ボタン310と、「無音設定情報の含まれているインスタントメッセージの伝送」を意味するボタン330とを出力することができる。前記発信者は、前記発信者端末100の入力モジュール120を介して、インスタントメッセージ伝送ボタン310及び「無音設定情報の含まれているインスタントメッセージの伝送」を意味するボタン330のうちのいずれかを選択して入力することができる。
【0065】
前記発信者端末100が、前記発信者から前記発信者端末100の入力モジュール120を介して、インスタントメッセージ伝送ボタン310が選択された情報の入力を受けた場合、前記発信者端末100は、前記発信者端末100の通信モジュール110を介して、前記発信者が作成したインスタントメッセージを発送することができ、前記受信者端末200の通信モジュール210は、前記発信者端末100からインスタントメッセージを受信し、前記受信者端末200のプロセッサ250は、前記受信者端末200のインスタントメッセージ受信通知設定に基づいて作動することができる。
【0066】
前記発信者端末100が、前記発信者から前記発信者端末100の入力モジュール120を介して、「無音設定情報の含まれているインスタントメッセージの伝送」を意味するボタン330が選択された情報の入力を受けた場合、前記発信者端末100のプロセッサ150は、無音設定情報を生成することができ、前記発信者端末100の通信モジュール110は、前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを発送することができ、前記受信者端末200の通信モジュール210は、前記発信者端末100から前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを受信し、前記受信者端末200のプロセッサ250は、前記受信者端末200のインスタントメッセージ受信通知音が発生しないように作動することができる。
【0067】
前述のように、前記発信者端末100のディスプレイユニット130にインスタントメッセージ伝送ボタン310と、「無音設定情報の含まれているインスタントメッセージの伝送」を意味するボタン330とが同時に出力される場合、発信者が必要に応じて迅速かつ簡単に無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを送ることができるという効果がある。
【0068】
図4は本発明の別の実施形態に係る無音設定条件入力方法の例を示す例示図である。
【0069】
図4を参照すると、前記発信者端末100は、特定の画面のタッチ入力方式で発信者から無音設定条件の入力を受けることができる。前記特定の画面のタッチ入力方式の場合、前記発信者端末100のプロセッサ150は、ディスプレイユニット130にインスタントメッセージ伝送ボタン310と、「無音設定情報の含まれているインスタントメッセージの伝送」を意味するチェックボックス340と、を出力することができる。
【0070】
前記発信者端末100は、前記発信者から前記発信者端末100の入力モジュール120を介して前記チェックボックス340がチェックされた後、インスタントメッセージ伝送ボタン310が選択された情報の入力を受けるか、或いは前記チェックボックス340がチェックされずにインスタントメッセージ伝送ボタン310が選択された情報の入力を受けることができる。
【0071】
前記発信者端末100は、前記発信者から前記発信者端末100の入力モジュール120を介して、前記チェックボックス340がチェックされずにインスタントメッセージ伝送ボタン310が選択された情報の入力を受けた場合には、前記発信者端末100の通信モジュール110を介して、前記発信者が作成したインスタントメッセージを発送することができ、前記受信者端末200の通信モジュール210は、前記発信者端末100からのインスタントメッセージを受信し、前記受信者端末200のプロセッサ250は、前記受信者端末200のインスタントメッセージ受信通知設定に基づいて作動することができる。
【0072】
前記発信者端末100は、前記発信者から前記発信者端末100の入力モジュール120を介して、前記チェックボックス340がチェックされて前記チェックボックス340が選択された情報が前記発信者端末100に入力された後、インスタントメッセージ伝送ボタン310が選択された情報の入力を受けた場合、前記発信者端末100のプロセッサ150は、無音設定情報を生成することができ、前記発信者端末100の通信モジュール110は、前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを発送することができ、前記受信者端末200の通信モジュール210は、前記発信者端末100から前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを受信し、前記受信者端末200のプロセッサ250は、前記受信者端末200のインスタントメッセージ受信通知音が発生しないように作動することができる。
【0073】
前記発信者端末100のディスプレイユニット130にインスタントメッセージ伝送ボタン310と、「無音設定情報の含まれているインスタントメッセージの伝送」を意味するチェックボックス340とが同時に出力された場合には、発信者が前記チェックボックス340のチェック有無によって前記無音設定情報の含まれていないインスタントメッセージまたは前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを発送することにより、必要に応じて迅速かつ簡単に二つのインスタントメッセージ設定のうちのいずれかを選択して送ることができるという効果がある。
【0074】
また、発信者端末100のディスプレイユニット130にインスタントメッセージ伝送ボタン310と、「無音設定情報の含まれているインスタントメッセージの伝送」を意味するチェックボックス340とが同時に出力された場合には、発信者が前記チェックボックス340をチェックすると、発信者が任意に前記チェックボックス340のチェックを解除するまで、前記チェックボックス340のチェックが解除されないようにすることができ、このような場合、発信者が前記チェックボックス340のチェックを解除するまで、前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを容易かつ連続的に送ることができるという効果がある。
【0075】
上記で特定の画面のタッチ入力方式のうち、ボタンまたはチェックボックスを押す例を挙げたが、本発明はこれに限定されたものではなく、特定の画面のタッチを介して入力する方式であれば様々な実施が可能である。
【0076】
前記無音設定条件は、受信者固有識別子の含まれている情報が前記発信者端末100に格納されることを特徴とすることができ、発信者は、無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを伝送する受信者の受信者固有識別子を前記発信者端末100に入力して格納することができる。
【0077】
前記発信者端末100のプロセッサ150は、発信者から前記無音設定条件の入力を受けた場合、すなわち、発信者が無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを伝送する受信者の受信者固有識別子を前記発信者端末100の入力モジュール120を介して入力した場合、受信者固有識別子を前記発信者端末100のメモリに格納することができる。
【0078】
このとき、前記受信者固有識別子は、受信者の名前、受信者の電話番号、受信者の居住地の住所、受信者の電子メールアドレス、及びインスタントメッセンジャープログラムが提供する受信者の固有識別番号などであり得る。
【0079】
前記メモリは、無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを伝送する受信者の受信者固有識別子を格納する別途のメモリであり、電源が供給されなくても、格納された情報を保持する不揮発性格納装置、及び格納された情報を維持するために電力が必要な揮発性格納装置を含むことができ、前記発信者端末100のメモリ140に含まれるメモリであり得る。
【0080】
前記発信者端末100のプロセッサ150は、前記発信者が前記メモリに受信者固有識別子の格納された受信者にインスタントメッセージを発送する場合、無音設定情報を生成することができ、前記発信者端末100の通信モジュール110は、前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを発送することができ、前記受信者端末200の通信モジュール210は、前記発信者端末100から前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを受信し、前記受信者端末200のプロセッサ250は、前記受信者端末200のインスタントメッセージ受信通知音が発生しないように作動することができる。
【0081】
また、前記発信者端末100のプロセッサ150は、前記発信者が、前記メモリに受信者固有識別子が格納されていない受信者にインスタントメッセージを発送する場合、無音設定情報を生成せず、前記発信者端末100の通信モジュール110は、前記無音設定情報の含まれていないインスタントメッセージを発送することができ、前記受信者端末200の通信モジュール210は、前記発信者端末100から前記無音設定情報の含まれていないインスタントメッセージを受信し、前記受信者端末200のプロセッサ250は、前記受信者端末200のインスタントメッセージ受信通知設定に基づいて作動することができる。
【0082】
前述のように、発信者が無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを伝送する受信者の受信者固有識別子を前記発信者端末100の入力モジュール120を介して入力する方式で前記無音設定条件を入力する場合には、前記発信者端末100のメモリに格納された受信者固有識別子は、発信者が任意に前記発信者端末のメモリから削除するまで格納でき、このような場合、メモリに格納された受信者固有識別子を発信者が削除するまで、メモリに受信者固有識別子が格納された受信者に前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを容易かつ連続的に送ることができるという効果がある。
【0083】
図5は本発明の一実施形態に係る無音メッセージ伝送方法のフローチャートである。
【0084】
図5を参照すると、無音インスタントメッセージ伝送方法は、無音設定条件入力段階(S410)、第1無音設定情報生成段階(S420)、メッセージ伝送段階(S430)、メッセージ受信段階(S440)、及び無音受信段階(S450)を含むことができる。
【0085】
前記無音設定条件入力段階(S410)は、発信者端末100が発信者から無音設定条件の入力を受けることを特徴とする。前記無音設定条件は、前記発信者端末100が前記発信者から前記発信者端末100の入力モジュール120を介して入力を受けることができる情報であると同時に、前記発信者端末100のプロセッサ150が無音設定情報を生成するようにする情報であり得る。
【0086】
前記第1無音設定情報生成段階(S420)は、前記発信者端末100が無音設定情報を生成することを特徴とする。前記発信者端末100のプロセッサ150は、前記発信者から入力された前記無音設定条件に基づいて前記無音設定情報を生成することができる。前記無音設定情報は、前記発信者端末100のプロセッサ150によって生成でき、前記発信者端末100の通信モジュール110を介して送信でき、前記受信者端末200の通信モジュール210を介して受信でき、前記受信者端末200のプロセッサ250が解釈することができるデータの一種として、前記受信者端末200のインスタントメッセージ通知音が鳴らないようにするデータを含むことができる。
【0087】
前記メッセージ伝送段階(S430)は、前記発信者端末100が前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを前記受信者端末200へ伝送することを特徴とする。前記発信者端末100の通信モジュール110は、前記無音設定情報が含まれている或いは前記無音設定情報が含まれていないインスタントメッセージを前記受信者端末200へ伝送することができる。
【0088】
前記メッセージ受信段階(S440)は、前記受信者端末200が前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを受信することを特徴とする。前記受信者端末200の通信モジュール210は、前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージ、または前記無音設定情報の含まれていないインスタントメッセージを受信することができる。
【0089】
無音受信段階(S450)は、前記受信者端末200が前記発信者端末100から無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを受信した場合には、インスタントメッセージ受信通知音を発生させないことを特徴とする。前記受信者端末200のプロセッサ250は、前記受信者端末200の通信モジュール210が前記発信者端末100から無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを受信した場合、インスタントメッセージ受信通知音を発生させないことができる。また、前記受信者端末200のプロセッサ250は、前記受信者端末200の通信モジュール210が、前記発信者端末100から無音設定情報の含まれていないインスタントメッセージを受信した場合、前記受信者端末200のインスタントメッセージ通知設定に基づいて作動することができる。
【0090】
前記無音設定条件入力段階(S410)は、特定の質問の出力に対する答弁の入力であることを特徴とすることができる。
【0091】
図6は本発明の一実施形態に係る無音設定条件入力方法のフローチャートである。
【0092】
図6を参照すると、特定の質問の出力に対する答弁の入力方式による無音設定条件入力方法は、質問答弁出力段階(S510)及び答弁入力段階(S520)を含むことができる。
【0093】
前記質問答弁出力段階(S510)は、前記発信者端末100のディスプレイユニット130に「無音設定情報の含まれているインスタントメッセージの伝送か否か」を問う質問と、「はい」を意味するボタン及び「いいえ」を意味するボタンが出力されることを特徴とする。
【0094】
前記答弁入力段階(S520)は、発信者から前記「はい」を意味するボタン及び前記「いいえ」を意味するボタンのうちのいずれかが選択された情報の入力を受けることを特徴とする。
【0095】
前記発信者端末100が、前記発信者から前記発信者端末100の入力モジュール120を介して、「いいえ」を意味するボタン322が選択された情報の入力を受けた場合、前記発信者端末100は、前記発信者端末100の通信モジュール110を介して、前記発信者が作成したインスタントメッセージを発送することができ、前記受信者端末200の通信モジュール210は、前記発信者端末100からインスタントメッセージを受信し、前記受信者端末200のプロセッサ250は、前記受信者端末200のインスタントメッセージ受信通知設定に基づいて作動することができる。
【0096】
前記発信者端末100が、前記発信者から前記発信者端末100の入力モジュール120を介して、「はい」を意味するボタン321が選択された情報の入力を受けた場合、前記発信者端末100のプロセッサ150は無音設定情報を生成することができ、前記発信者端末100の通信モジュール110は前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを発送することができ、前記受信者端末200の通信モジュール210は前記発信者端末100から前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを受信し、前記受信者端末200のプロセッサ250は前記受信者端末200のインスタントメッセージ受信通知音が発生しないように作動することができる。
【0097】
上記で特定の質問の出力に対する答弁の入力方式による無音設定条件入力方法のうち、ボタンを押す例を挙げたが、本発明はこれに限定されたものではなく、質問の答弁を入力する方式であれば様々な実施が可能である。
【0098】
前記無音設定条件入力段階(S410)は特定の画面のタッチ入力であることを特徴とすることができる。
【0099】
図7は本発明の他の実施形態に係る無音設定条件入力方法のフローチャートである。
【0100】
図7を参照すると、特定の画面のタッチ入力方式による無音設定条件入力方法は、特定画面出力段階(S610)、及びタッチ入力段階(S620)を含むことができる。
【0101】
前記特定画面出力段階(S610)は、前記発信者端末100のディスプレイユニット130に「無音設定情報の含まれているインスタントメッセージの伝送」を意味するボタンまたはチェックボックスが出力されることを特徴とする。
【0102】
前記タッチ入力段階(S620)は、発信者から前記「無音設定情報の含まれているインスタントメッセージの伝送」を意味するボタンまたはチェックボックスが選択された情報を介して入力を受けることを特徴とする。
【0103】
前記発信者端末100が、前記発信者から前記発信者端末100の入力モジュール120を介して、「無音設定情報の含まれているインスタントメッセージの伝送」を意味するボタン330が選択された情報の入力を受けた場合、前記発信者端末100のプロセッサ150は、無音設定情報を生成することができ、前記発信者端末100の通信モジュール110は、前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを発送することができ、前記受信者端末200の通信モジュール210は、前記発信者端末100から前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを受信し、前記受信者端末200のプロセッサ250は、前記受信者端末200のインスタントメッセージ受信通知音が発生しないように作動することができる。
【0104】
前記発信者端末100は、前記発信者から前記発信者端末100の入力モジュール120を介して、前記チェックボックス340がチェックされて前記チェックボックス340が選択された情報が前記発信者端末100に入力された後、インスタントメッセージ伝送ボタン310が選択された情報の入力を受けた場合、前記発信者端末100のプロセッサ150は、無音設定情報を生成することができ、前記発信者端末100の通信モジュール110は、前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを発送することができ、前記受信者端末200の通信モジュール210は、前記発信者端末100から前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを受信し、前記受信者端末200のプロセッサ250は、前記受信者端末200のインスタントメッセージ受信通知音が発生しないように作動することができる。
【0105】
前記発信者端末100は、前記発信者から前記発信者端末100の入力モジュール120を介して、前記チェックボックス340がチェックされずにインスタントメッセージ伝送ボタン310が選択された情報の入力を受けた場合、前記発信者端末100の通信モジュール110を介して、前記発信者が作成したインスタントメッセージを発送することができ、前記受信者端末200の通信モジュール210は、前記発信者端末100からのインスタントメッセージを受信し、前記受信者端末200のプロセッサ250は、前記受信者端末200のインスタントメッセージ受信通知設定に基づいて作動することができる。
【0106】
上記で特定の画面のタッチ入力方式による無音設定条件入力方法のうち、ボタンまたはチェックボックスを押す例を挙げたが、本発明はこれに限定されたものではなく、特定の画面のタッチを介して入力する方式であれば様々な実施が可能である。
【0107】
図8は本発明の一実施形態に係る無音設定情報生成方法のフローチャートである。
【0108】
図8を参照すると、前記第1無音設定情報生成段階(S420)は、識別子格納段階(S710)及び第2無音設定情報生成段階(S720)を含むことができる。
【0109】
前記識別子格納段階(S710)は、受信者固有識別子を前記発信者端末100のメモリに格納することを特徴とする。発信者が無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを伝送する受信者の受信者固有識別子を前記発信者端末100の入力モジュール120を介して入力した場合、前記発信者端末100のプロセッサ150は、受信者固有識別子を前記発信者端末100のメモリに格納することができる。
【0110】
前記第2無音設定情報生成段階(S720)は、前記発信者端末100のメモリに受信者固有識別子が格納された受信者にインスタントメッセージを発送する場合、無音設定情報を生成することを特徴とする。前記発信者端末100のプロセッサ150は、前記メモリに受信者固有識別子が格納された受信者に前記発信者がインスタントメッセージを発送する場合、無音設定情報を生成することができ、前記発信者端末100の通信モジュール110は、前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを発送することができ、前記受信者端末200の通信モジュール210は、前記発信者端末100から前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを受信し、前記受信者端末200のプロセッサ250は、前記受信者端末200のインスタントメッセージ受信通知音が発生しないように作動することができる。
【0111】
また、前記発信者端末100のプロセッサ150は、前記メモリに受信者固有識別子が格納されていない受信者に前記発信者がインスタントメッセージを発送する場合、無音設定情報を生成せず、前記発信者端末100の通信モジュール110は、前記無音設定情報の含まれていないインスタントメッセージを発送することができ、前記受信者端末200の通信モジュール210は、前記発信者端末100から前記無音設定情報の含まれていないインスタントメッセージを受信し、前記受信者端末200のプロセッサ250は、前記受信者端末200のインスタントメッセージ受信通知設定に基づいて作動することができる。
【0112】
以上で説明した本発明の実施形態に係る無音インスタントメッセージ伝送方法は、コンピュータによって実行されるプログラムモジュールなどのコンピュータによって実行可能なコマンドを含む記録媒体の形態にも実現できる。コンピュータ可読媒体は、コンピュータによってアクセスできる任意の可用媒体であり、揮発性及び不揮発性媒体、分離型及び非分離型媒体を全て含む。また、コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体及び通信媒体を全て含むことができる。コンピュータ記憶媒体は、コンピュータ可読コマンド、データ構造、プログラムモジュール、またはその他のデータなどの情報を格納するための任意の方法または技術で実現された揮発性及び不揮発性、分離型及び非分離型の媒体を全て含む。通信媒体は、典型的にコンピュータ可読コマンド、データ構造、プログラムモジュール、または搬送波などの変調されたデータ信号のその他のデータまたはその他の伝送メカニズムを含み、任意の情報伝達媒体を含む。
【0113】
前述した本発明の説明は、例示のためのものであり、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者は、本発明の技術的思想や必須の特徴を変更せず、他の具体的な形態に容易に変形可能であることを理解することができる。よって、上述した実施形態は、あらゆる面で例示的なもので、限定的なものではないと理解すべきである。例えば、単一型と説明されている各構成要素は分散されて実施されてもよく、同様に、分散されと説明されている構成要素も結合された形態で実施されてもよい。
【0114】
本発明の範囲は、前述の詳細な説明よりは後述の特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲の意味、範囲及びその均等概念から導き出されるすべての変更または変形形態も本発明の範囲に含まれるものと解釈されるべきである。
【符号の説明】
【0115】
100 発信者端末
110 発信者端末の通信モジュール
120 発信者端末の入力モジュール
130 発信者端末のディスプレイユニット
140 発信者端末のメモリ
150 発信者端末のプロセッサ
200 受信者端末
210 受信者端末の通信モジュール
220 受信者端末の入力モジュール
230 受信者端末のディスプレイユニット
240 受信者端末のメモリ
250 受信者端末のプロセッサ
310 インスタントメッセージ伝送ボタン
320 「無音設定情報の含まれているインスタントメッセージの伝送か否か」を問う質問
321 「はい」を意味するボタン
322 「いいえ」を意味するボタン
330 「無音設定情報の含まれているインスタントメッセージの伝送」を意味するボタン
340 「無音設定情報の含まれているインスタントメッセージの伝送」を意味するチェックボックス
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
【手続補正書】
【提出日】2018年9月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
無音インスタントメッセージ伝送システムであって、
発信者がインスタントメッセージを発送するための発信者端末と、
前記発信者端末からインスタントメッセージを受信するための受信者端末とを含み、
前記発信者端末は、データ通信を行う通信モジュールと、ディスプレイユニットと、インスタントメッセンジャープログラムが格納されたメモリと、前記メモリに格納されたインスタントメッセンジャープログラムを実行するプロセッサと、を含み、
前記受信者端末は、データ通信を行う通信モジュールと、ディスプレイユニットと、インスタントメッセンジャープログラムが格納されたメモリと、前記メモリに格納されたインスタントメッセンジャープログラムを実行するプロセッサと、を含み、
前記発信者端末は、発信者から無音設定条件の入力を受けた場合、前記無音設定条件に基づいて無音設定情報を生成し、前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを前記受信者端末へ伝送し、
前記受信者端末は、発信者端末から前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを受信した場合、インスタントメッセージ受信通知音を発生させないことを特徴とする、無音インスタントメッセージ伝送システム。
【請求項2】
前記無音設定条件は、特定の質問の出力に対する答弁の入力または特定の画面のタッチ入力の中から選択される1つまたは複数であることを特徴とする、請求項1に記載の無音インスタントメッセージ伝送システム。
【請求項3】
前記無音設定条件は、
前記発信者端末のディスプレイユニットに「無音設定情報の含まれているインスタントメッセージの伝送か否か」を問う質問と、「はい」を意味するボタ及び「いいえ」を意味するボタンが出力され、
発信者から前記「はい」を意味するボタン及び前記「いいえ」を意味するボタンのうちのいずれかが選択された情報の入力を受けることを特徴とする、請求項2に記載の無音インスタントメッセージ伝送システム。
【請求項4】
前記無音設定条件は、
前記発信者端末のディスプレイユニットに「無音設定情報の含まれているインスタントメッセージの伝送」を意味するボタンまたはチェックボックスが出力され、
発信者から前記「無音設定情報の含まれているインスタントメッセージの伝送」を意味するボタンまたはチェックボックスが選択された情報を介して入力を受けることを特徴とする、請求項2に記載の無音インスタントメッセージ伝送システム。
【請求項5】
前記無音設定条件は、
受信者固有識別子の含まれている情報が前記発信者端末に格納されることを特徴とし、
前記発信者端末のプロセッサは、
発信者から無音設定条件の入力を受けた場合、受信者固有識別子をメモリに格納することを特徴とし、
前記メモリに受信者固有識別子が格納された受信者にインスタントメッセージを発送する場合、無音設定情報を生成することを特徴とする、請求項1に記載の無音インスタントメッセージ伝送システム。
【請求項6】
前記受信者端末のプロセッサは、
前記発信者端末から前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを受信した場合、インスタントメッセージ受信通知音を発生させず、
前記発信者端末から前記無音設定情報の含まれていないインスタントメッセージを受信
した場合、前記受信者端末のインスタントメッセージ受信通知設定に基づいて作動することを特徴とする、請求項1に記載の無音インスタントメッセージ伝送システム。
【請求項7】
無音インスタントメッセージ伝送方法であって、
発信者端末が発信者から無音設定条件の入力を受ける無音設定条件入力段階と、
前記発信者端末が無音設定情報を生成する第1無音設定情報生成段階と、
前記発信者端末が前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを信者端末へ伝送するメッセージ伝送段階と、
前記受信者端末が前記無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを受信するメッセージ受信段階と、
前記受信者端末が前記発信者端末から無音設定情報の含まれているインスタントメッセージを受信した場合、インスタントメッセージ受信通知音を発生させない無音受信段階とを含むことを特徴とする、無音インスタントメッセージ伝送方法。
【請求項8】
発信者端末が発信者から無音設定条件の入力を受ける無音設定条件入力段階は、
前記発信者端末のディスプレイユニットに「無音設定情報の含まれているインスタントメッセージの伝送か否か」を問う質問と、「はい」を意味するボタン及び「いいえ」を意味するボタンが出力される質問答弁出力段階と、
発信者から前記「はい」を意味するボタン及び前記「いいえ」を意味するボタンのうちのいずれかが選択された情報の入力を受ける答弁入力段階とを含むことを特徴とする、請求項7に記載の無音インスタントメッセージ伝送方法。
【請求項9】
発信者端末が発信者から無音設定条件の入力を受ける無音設定条件入力段階は、
前記発信者端末のディスプレイユニットに「無音設定情報の含まれているインスタントメッセージの伝送」を意味するボタンまたはチェックボックスが出力される特定画面出力段階と、
発信者から前記「無音設定情報の含まれているインスタントメッセージの伝送」を意味するボタンまたはチェックボックスが選択された情報を介して入力を受けるタッチ入力段階とを含むことを特徴とする、請求項7に記載の無音インスタントメッセージ伝送方法。
【請求項10】
前記発信者端末が無音設定情報を生成する第1無音設定情報生成段階は、
受信者固有識別子を前記発信者端末のメモリに格納する識別子格納段階と、
前記発信者端末のメモリに受信者固有識別子が格納された受信者にインスタントメッセージを発送する場合、無音設定情報を生成する第2無音設定情報生成段階とを含むことを特徴とする、請求項7に記載の無音インスタントメッセージ伝送方法。