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特開2019-139600人脈管理装置、人脈管理システム、人脈管理方法、及びプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2019-139600(P2019-139600A)
(43)【公開日】2019年8月22日
(54)【発明の名称】人脈管理装置、人脈管理システム、人脈管理方法、及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 10/06 20120101AFI20190726BHJP
【FI】
   G06Q10/06
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
【全頁数】18
(21)【出願番号】特願2018-23605(P2018-23605)
(22)【出願日】2018年2月13日
(71)【出願人】
【識別番号】508079809
【氏名又は名称】株式会社システムズナカシマ
(74)【代理人】
【識別番号】100123618
【弁理士】
【氏名又は名称】雨宮 康仁
(72)【発明者】
【氏名】橋本 幸夫
(72)【発明者】
【氏名】中島 潤
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049AA08
(57)【要約】
【課題】プライバシーを保護しつつ人脈を共有する。
【解決手段】サーバ装置は、組織内の構成員毎に、構成員の人脈情報を、構成員以外に公開しない人脈と、組織内で共有される人脈と、を区別して登録する人脈情報DBを備える。サーバ装置は、人脈情報DBに登録されている人脈情報に基づいて、ユーザを中心として、ユーザ自身の人脈と、組織内で共有される人脈と、を表す人脈相関図40を作成する。そして、サーバ装置は、作成した人脈相関図40をネットワークを介して端末装置に送信して表示させる。
【選択図】図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
組織内の構成員毎に、該構成員の人脈に関する情報を、該構成員以外に公開しない人脈と、前記組織内で共有される人脈と、を区別して登録する人脈情報データベースと、
前記人脈情報データベースに登録されている前記人脈に関する情報に基づいて、着目する構成員を中心として、該着目する構成員自身の人脈と、前記組織内で共有される人脈と、を表す人脈相関図を作成する人脈相関図作成手段と、
を備える人脈管理装置。
【請求項2】
端末装置からネットワークを介して送信される人脈に関する情報の一括登録要求を受信したことに応答して、該一括登録要求から特定される前記構成員と前記人脈に関する情報とを対応付けて前記人脈情報データベースに一括登録する一括登録手段と、
前記人脈相関図作成手段によって作成した前記人脈相関図を前記ネットワークを介して前記端末装置に送信して表示させる人脈相関図送信手段と、
をさらに備え、
前記人脈相関図作成手段は、前記一括登録手段によって前記人脈に関する情報を一括登録した前記構成員を中心として、該一括登録した構成員自身の人脈と、前記組織内で共有される人脈と、を表す前記人脈相関図を作成する、
ことを特徴とする請求項1に記載の人脈管理装置。
【請求項3】
組織内の構成員毎に、該構成員に関する情報を登録する構成員情報データベースと、
端末装置からネットワークを介して送信される最適な人物の紹介要求を受信したことに応答して、前記紹介要求から特定される前記構成員に関する情報を、前記構成員情報データベースから読み出す構成員情報読出手段と、
前記構成員情報読出手段によって読み出した前記構成員に関する情報に基づいて、前記人脈情報データベースに前記情報が登録されている人物の中から、所定の基準に従って、該構成員に最適な人物を検出する最適人物検出手段と、
前記最適人物検出手段によって検出した前記構成員に最適な人物を表示するための表示データを前記ネットワークを介して前記端末装置に送信することで、該構成員に最適な人物を紹介する最適人物紹介手段と、
をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の人脈管理装置。
【請求項4】
端末装置と、該端末装置とネットワークを介して接続された人脈管理装置と、を具備する人脈管理システムであって、
前記人脈管理装置は、
組織内の構成員毎に、該構成員の人脈に関する情報を、該構成員以外に公開しない人脈と、前記組織内で共有される人脈と、を区別して登録する人脈情報データベースと、
前記人脈情報データベースに登録されている前記人脈に関する情報に基づいて、着目する構成員を中心として、該着目する構成員自身の人脈と、前記組織内で共有される人脈と、を表す人脈相関図を作成する人脈相関図作成手段と、
前記人脈相関図作成手段によって作成した前記人脈相関図を前記ネットワークを介して前記端末装置に送信する人脈相関図送信手段と、
を備え、
前記端末装置は、前記人脈相関図送信手段から前記ネットワークを介して送信される前記人脈相関図を受信したことに応答して、前記着目する構成員を中心として、該着目する構成員自身の人脈と、前記組織内で共有される人脈と、を表す前記人脈相関図を表示する人脈相関図表示手段を備える、
ことを特徴とする人脈管理システム。
【請求項5】
前記端末装置は、二人の人物を繋げる最適な人脈の検出を指示したことに応答して、該二人の人物を特定可能な該最適な人脈の検出要求を前記ネットワークを介して前記人脈管理装置に送信する検出要求送信手段をさらに備え、
前記人脈管理装置は、
前記検出要求送信手段から前記ネットワークを介して送信される前記最適な人脈の検出要求を受信したことに応答して、該検出要求から特定される前記二人の人物を繋げる複数の人脈の中から、所定の基準に従って、該最適な人脈を検出する最適人脈検出手段と、
前記最適人脈検出手段によって検出した前記最適な人脈を表示するための表示データを前記ネットワークを介して前記端末装置に送信することで、前記二人の人物を繋げる該最適な人脈を該構成員に通知する最適人脈通知手段と、
をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の人脈管理システム。
【請求項6】
前記人脈相関図は、人物を示す人物アイコンと、該人物アイコン同士を接続する線分と、で表され、
前記人脈相関図表示手段は、前記人物アイコン同士を接続する線分を、該人物アイコンが示す人物同士の繋がりの強さに応じて異なる態様で表示する、
ことを特徴とする請求項4又は5に記載の人脈管理システム。
【請求項7】
組織内の構成員毎に、該構成員の人脈に関する情報を、該構成員以外に公開しない人脈と、前記組織内で共有される人脈と、を区別して登録する人脈情報データベースを備える人脈管理装置による人脈管理方法であって、
前記人脈情報データベースに登録されている前記人脈に関する情報に基づいて、着目する構成員を中心として、該着目する構成員自身の人脈と、前記組織内で共有される人脈と、を表す人脈相関図を作成する、
ことを特徴とする人脈管理方法。
【請求項8】
組織内の構成員毎に、該構成員の人脈に関する情報を、該構成員以外に公開しない人脈と、前記組織内で共有される人脈と、を区別して登録する人脈情報データベースを備える人脈管理装置のコンピュータに、
前記人脈情報データベースに登録されている前記人脈に関する情報に基づいて、着目する構成員を中心として、該着目する構成員自身の人脈と、前記組織内で共有される人脈と、を表す人脈相関図を作成させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、人脈管理装置、人脈管理システム、人脈管理方法、及びプログラムに関し、特に、プライバシーを保護しつつ人脈を共有できる人脈管理装置、人脈管理システム、人脈管理方法、及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
人脈情報をサーバ上で連携し、人脈データの共有を行い、コンタクトしたい人材を仲介することが可能な人物を表示することができるようにした人脈データ管理システムがある(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001−175680号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の人脈データ管理システムは、仕事上の人脈とプライベートの人脈とを区別なく管理するものであるため、他人に知られたくないプライベートな人脈については、登録しないようにするしかないが、それでは、プライベートの人脈が活かせなくなってしまう。
【0005】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、プライバシーを保護しつつ人脈を共有できる人脈管理装置、人脈管理システム、人脈管理方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る人脈管理装置は、組織内の構成員毎に、該構成員の人脈に関する情報を、該構成員以外に公開しない人脈と、前記組織内で共有される人脈と、を区別して登録する人脈情報データベースと、前記人脈情報データベースに登録されている前記人脈に関する情報に基づいて、着目する構成員を中心として、該着目する構成員自身の人脈と、前記組織内で共有される人脈と、を表す人脈相関図を作成する人脈相関図作成手段と、を備える。
【0007】
上記の人脈管理装置は、端末装置からネットワークを介して送信される人脈に関する情報の一括登録要求を受信したことに応答して、該一括登録要求から特定される前記構成員と前記人脈に関する情報とを対応付けて前記人脈情報データベースに一括登録する一括登録手段と、前記人脈相関図作成手段によって作成した前記人脈相関図を前記ネットワークを介して前記端末装置に送信して表示させる人脈相関図送信手段と、をさらに備え、前記人脈相関図作成手段は、前記一括登録手段によって前記人脈に関する情報を一括登録した前記構成員を中心として、該一括登録した構成員自身の人脈と、前記組織内で共有される人脈と、を表す前記人脈相関図を作成する、ものであってもよい。
【0008】
上記の人脈管理装置は、組織内の構成員毎に、該構成員に関する情報を登録する構成員情報データベースと、端末装置からネットワークを介して送信される最適な人物の紹介要求を受信したことに応答して、前記紹介要求から特定される前記構成員に関する情報を、前記構成員情報データベースから読み出す構成員情報読出手段と、前記構成員情報読出手段によって読み出した前記構成員に関する情報に基づいて、前記人脈情報データベースに前記情報が登録されている人物の中から、所定の基準に従って、該構成員に最適な人物を検出する最適人物検出手段と、前記最適人物検出手段によって検出した前記構成員に最適な人物を表示するための表示データを前記ネットワークを介して前記端末装置に送信することで、該構成員に最適な人物を紹介する最適人物紹介手段と、をさらに備える、ものであってもよい。
【0009】
本発明の第2の観点に係る人脈管理システムは、端末装置と、該端末装置とネットワークを介して接続された人脈管理装置と、を具備する人脈管理システムであって、前記人脈管理装置は、組織内の構成員毎に、該構成員の人脈に関する情報を、該構成員以外に公開しない人脈と、前記組織内で共有される人脈と、を区別して登録する人脈情報データベースと、前記人脈情報データベースに登録されている前記人脈に関する情報に基づいて、着目する構成員を中心として、該着目する構成員自身の人脈と、前記組織内で共有される人脈と、を表す人脈相関図を作成する人脈相関図作成手段と、前記人脈相関図作成手段によって作成した前記人脈相関図を前記ネットワークを介して前記端末装置に送信する人脈相関図送信手段と、を備え、前記端末装置は、前記人脈相関図送信手段から前記ネットワークを介して送信される前記人脈相関図を受信したことに応答して、前記着目する構成員を中心として、該着目する構成員自身の人脈と、前記組織内で共有される人脈と、を表す前記人脈相関図を表示する人脈相関図表示手段を備える、ことを特徴とする。
【0010】
上記の人脈管理システムにおいて、前記端末装置は、二人の人物を繋げる最適な人脈の検出を指示したことに応答して、該二人の人物を特定可能な該最適な人脈の検出要求を前記ネットワークを介して前記人脈管理装置に送信する検出要求送信手段をさらに備え、前記人脈管理装置は、前記検出要求送信手段から前記ネットワークを介して送信される前記最適な人脈の検出要求を受信したことに応答して、該検出要求から特定される前記二人の人物を繋げる複数の人脈の中から、所定の基準に従って、該最適な人脈を検出する最適人脈検出手段と、前記最適人脈検出手段によって検出した前記最適な人脈を表示するための表示データを前記ネットワークを介して前記端末装置に送信することで、前記二人の人物を繋げる該最適な人脈を該構成員に通知する最適人脈通知手段と、をさらに備える、ものであってもよい。
【0011】
上記の人脈管理システムにおいて、前記人脈相関図は、人物を示す人物アイコンと、該人物アイコン同士を接続する線分と、で表され、前記人脈相関図表示手段は、前記人物アイコン同士を接続する線分を、該人物アイコンが示す人物同士の繋がりの強さに応じて異なる態様で表示する、ようにしてもよい。
【0012】
本発明の第3の観点に係る人脈管理方法は、組織内の構成員毎に、該構成員の人脈に関する情報を、該構成員以外に公開しない人脈と、前記組織内で共有される人脈と、を区別して登録する人脈情報データベースを備える人脈管理装置による人脈管理方法であって、前記人脈情報データベースに登録されている前記人脈に関する情報に基づいて、着目する構成員を中心として、該着目する構成員自身の人脈と、前記組織内で共有される人脈と、を表す人脈相関図を作成する、ことを特徴とする。
【0013】
本発明の第4の観点に係るプログラムは、組織内の構成員毎に、該構成員の人脈に関する情報を、該構成員以外に公開しない人脈と、前記組織内で共有される人脈と、を区別して登録する人脈情報データベースを備える人脈管理装置のコンピュータに、前記人脈情報データベースに登録されている前記人脈に関する情報に基づいて、着目する構成員を中心として、該着目する構成員自身の人脈と、前記組織内で共有される人脈と、を表す人脈相関図を作成させる。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、プライバシーを保護しつつ人脈を共有できる人脈管理装置、人脈管理システム、人脈管理方法、及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】人脈管理システムの構成例を示す図である。
図2】端末装置の構成例を示すブロック図である。
図3】人脈情報登録ファイルの構成例を示す図である。
図4】(a)は、人脈相関図の表示例を示す図で、(b)は、人物アイコンの詳細を例示する図である。
図5】最適人物紹介画面の表示例を示す図である。
図6】最適人脈検出画面の表示例を示す図である。
図7】サーバ装置の構成例を示すブロック図である。
図8】一括登録処理の一例を示すフローチャートである。
図9】最適人物紹介処理の一例を示すフローチャートである。
図10】最適人脈検出処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
【0017】
まず、本発明の実施形態に係る人脈管理システムの構成について図面を参照しつつ説明する。
【0018】
図1は、本実施形態に係る人脈管理システムの構成例を示す図である。
【0019】
図1に示すように、人脈管理システム1は、複数の端末装置10−1、10−2、…、10−n(nは自然数)と、サーバ装置(人脈管理装置)20と、を具備し、ネットワークNを介して相互に通信可能に接続されている。本実施形態において、人脈管理システム1は、外部に組織内の人脈情報が漏れることを防止すべく、オンプレミス環境で提供され、複数の端末装置10−nとサーバ装置20とは、会社等の同一の組織内に設置されている。
【0020】
なお、人脈管理システム1は、クラウド環境で提供されてもよい。また、専用のAPI(Application Programming Interface)を公開して、人脈管理システム1上で管理されている人脈情報の外部システムとの連携を可能にしてもよい。
【0021】
端末装置10−nは、例えば汎用のパーソナルコンピュータ等から構成され、人脈管理システム1を導入している組織の構成員(例えば会社であれば従業員等)であるユーザによって操作される。なお、端末装置10−nは、ユーザによって操作されるものであれば任意であり、例えば汎用のスマートフォンやタブレットコンピュータ等から構成されるものであってもよい。
【0022】
図2は、端末装置の構成例を示すブロック図である。
【0023】
図2に示すように、端末装置10−nは、記憶部11と、表示部12と、操作部13と、通信部14と、制御部15と、を備え、これらはバス等を介して接続されている。
【0024】
記憶部11は、例えばハードディスクドライブ等の汎用の記憶装置から構成される。本実施形態において、記憶部11は、各ユーザの人脈を管理するための人脈管理ソフトウェア等の各種ソフトウェアを記憶する。また、記憶部11は、人脈情報を一括で登録するためのCSV(Comma Separated Value)形式の人脈情報登録ファイルを記憶する。人脈情報には、ユーザと繋がりのある人物の詳細を示す人物情報と、ユーザとの関係を示す繋がり情報と、が含まれている。
【0025】
図3は、人脈情報登録ファイルの構成例を示す図である。
【0026】
図3に示すように、人脈情報登録ファイル30は、ユーザと繋がりのある人物毎に、人物情報と、繋がり情報と、を対応付けて記憶する。本実施形態において、人物情報には、「名前」、「所属(会社名及び部署等)」、「役職」、「URL(Uniform Resource Locator)」、及び「メモ」等が含まれる。「メモ」には、例えば「趣味嗜好」や「業種」等が記載される。また、人物情報には、その人物の顔写真が含まれていてもよい。
【0027】
また、繋がり情報には、「公開設定」及び「繋がりの名称」等が含まれる。「公開設定」は、「プライベート」及び「パブリック」の2種類で管理される。具体的に、ユーザにのみ表示され、ユーザ以外の構成員に公開したくない人物は、「プライベート」で管理され、組織内で人脈情報を共有する人物は、「パブリック」で管理される。「繋がりの名称」は、各人物のユーザとの関係性が記載される。「繋がりの名称」には、例えば「パートナー企業」、「○○組合」、「友人関係」、及び「ゴルフコンペ」等と記載される。
【0028】
図2に示す表示部12は、例えば汎用の液晶表示装置(Liquid Crystal Display:LCD)等から構成される。本実施形態において、表示部12は、人脈管理システム1への利用登録を行うための利用登録画面、人脈管理システム1へログインするためのログイン画面、人脈相関図等を表示するメイン画面、ユーザに最適な人物を紹介する最適人物紹介画面、及び二人の人物(ユーザ自身も含む。)を繋げる最適な人脈等を検出する最適人脈検出画面等の各種画面を表示する。
【0029】
図4(a)は、人脈相関図の表示例を示す図で、(b)は、人物アイコンの詳細を例示する図である。
【0030】
図4(a)に示すように、人脈相関図40は、人脈管理システム1を利用しているユーザの人物情報を示す人物アイコンを中心に、そのユーザと繋がりのある人物の人物アイコン41を、互いに重なり合わないように表示する(自動回避機能)。ここで、繋がり情報に含まれる「公開設定」が「プライベート」で管理されている人物の人物アイコン41は、ユーザの人脈相関図40にのみ表示され、他の構成員の人脈相関図40には表示されない。これに対して、「公開設定」が「パブリック」で管理されている人物の人物アイコン41は、ユーザのみならず、組織内の他の構成員の人脈相関図40にも表示される。このため、人脈相関図40には、ユーザと繋がりのある人物の人物アイコン41のみならず、ユーザと直接繋がっていなくても、組織内で人脈情報が共有されている人物の人物アイコン41も表示される。すなわち、人脈相関図40は、ユーザを中心として、ユーザ自身の人脈と、組織内で共有される人脈と、を表す。
【0031】
また、繋がりのある人物同士の人物アイコン41は、線分で接続されている。本実施形態において、繋がりのある人物同時の人物アイコン41は、繋がり情報に含まれる「公開設定」及び/又は「繋がりの名称」に応じて異なる色の線分で接続されている。例えば「公開設定」が「プライベート」で管理されている人物同士の人物アイコン41は、「赤色」の線分で接続され、「パブリック」で管理されている人物同士の人物アイコン41は、「青色」の線分で接続される。図4(a)に示す例では、「プライベート」で管理されている人物同士の人物アイコン41を接続する「赤色」の線分は、破線で示され、「パブリック」で管理されている人物同士の人物アイコン41を接続する「青色」の線分は、実線で示されている。また、人物同士の繋がりの強さは、人物アイコン41を接続する線分の太さで表現される。具体的に、人物アイコン41は、人物同士の繋がりが強い場合、太い線分で接続され、弱い場合、細い線分で接続される。
【0032】
図4(b)に示すように、人物アイコン41には、顔写真、並びに人物情報に含まれる「名前」、「所属」、「役職」、及び「URL」等が表示される。また、人物アイコン41には、人脈情報編集アイコン42が表示され、人脈情報編集アイコン42がクリックされると、表示部12には、人脈情報の追加・編集・削除等を行うための人脈情報編集画面が表示される。
【0033】
図5は、最適人物紹介画面の表示例を示す図である。
【0034】
図5に示すように、最適人物紹介画面50には、ユーザに最適な人物の人物アイコン51、その人物との相性を示す評価値(図5に示す例では「おすすめ人材度」)52、並びにその人物をユーザに最適な人物として紹介した判定基準53、並びにユーザと最適な人物とを繋げる人脈の検索を指示するための人脈検索アイコン54等が示される。
【0035】
図6は、最適人脈検出画面の表示例を示す図である。
【0036】
図6に示すように、最適人脈検出画面60には、繋げたい二人の人物(ユーザ自身も含む。)の人物アイコン61及び62、並びにその二人を繋げる最適な人脈上の人物の人物アイコン63−m(mは自然数)が、他の人物アイコンよりも目立つように表示される。また、人物アイコン61、62、及び63−mをそれぞれ接続する線分も、他の人物アイコンを接続する線分よりも太く表示される。なお、人物アイコンを接続する線分は、人脈相関図40と同様、繋がり情報に含まれる「公開設定」及び/又は「繋がりの名称」に応じた色で表示される。
【0037】
図2に示す操作部13は、例えば汎用のキーボードやマウス等から構成され、ユーザによって操作される。本実施形態において、ユーザは、操作部13を操作して、所定のテンプレートに自己の人脈情報を記入し、人脈情報登録ファイル30を作成する。
【0038】
また、利用登録画面において、ユーザは、操作部13を操作して、ユーザID(Identification)、パスワード、及び自分の人物情報等を入力した後、人脈管理システム1への利用登録を指示する。さらに、ログイン画面において、ユーザは、操作部13を操作して、ユーザID及びパスワード等を入力した後、人脈管理システム1へのログインを指示する。また、メイン画面において、ユーザは、記憶部11から人脈情報登録ファイル30を指定して、人脈情報登録ファイル30に記憶されている人脈情報の一括登録を指示する。
【0039】
メイン画面に表示される人物相関図40において、ユーザが操作部13を操作して、人物アイコン41に表示される「URL」をクリックすると、URLから特定される外部サイトへと遷移する。また、人脈情報編集画面において、ユーザは、操作部13を操作して、人脈情報の追加・編集・削除等を行う。具体的に、人脈情報編集画面において、ユーザは、操作部13を操作して、新たな人物の人脈情報を追加したり、「名前」、「所属」、「役職」、「メモ」、及び「URL」等の人物情報の登録・編集を行ったり、所定の削除ボタンをクリックして、繋がりが途切れた人物の人脈情報を削除したりする。また、人脈情報編集画面において、ユーザは、操作部13を操作して、繋がり情報を「プライベート」及び「パブリック」のいずれかに切り替えて、人脈情報の公開範囲を切り替えることができる。
【0040】
さらに、人脈相関図40において、ユーザは、操作部13を操作して、所望の人物の人物アイコン41にカーソルを合わせて、その人物の人物アイコン41を中心に接続されている人物の人物アイコン41までをハイライト表示させることができる。また、人脈相関図40において、ユーザは、操作部13を操作して、中央表示する人物の人物アイコン41を切り替えることもできる。さらに、人脈相関図40において、ユーザは、操作部13を操作して、自動回避機能の有効・無効を切り替えることができる。また、人脈相関図40において、ユーザは、操作部13を操作して、人物アイコン41同士を接続する線分の表示のON/OFFを切り替えることができる。
【0041】
さらに、メイン画面において、ユーザは、操作部13を操作して、例えばユーザと「趣味嗜好」や「業種」等が合致する、ユーザに最適な人物の紹介を指示する。また、メイン画面において、ユーザは、操作部13を操作して、繋げたい二人の人物(ユーザ自身も含む。)の人物アイコン41を指定した後、最適な人脈の検出を指示する。さらに、最適人物紹介画面50において、ユーザは、操作部13を操作して、人脈検索アイコン54をクリックする。
【0042】
通信部14は、例えばNIC(Network Interface Card)等の汎用の通信装置を含んで構成される。本実施形態において、通信部14は、人脈管理システム1への利用登録を要求する利用登録要求、人脈管理システム1へのログインを要求するログイン要求、人脈情報の一括登録を要求する一括登録要求、及び人脈情報の追加・編集・削除等を要求する人脈情報編集要求、最適な人物の紹介を要求する最適人物紹介要求、及び最適な人脈の検出を要求する最適人脈検出要求等をネットワークNを介してサーバ装置20に送信する。また、通信部14は、サーバ装置20からネットワークNを介して送信される、メイン画面を表示するためのメイン画面表示データ、最適人物紹介画面50を表示するための最適人物紹介画面表示データ、及び最適人脈検出画面60を表示するための最適人脈検出画面表示データ等を受信する。
【0043】
制御部15は、例えばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)等から構成されている。CPUは、RAMをワークメモリとして用いて、ROMに記憶されている各種プログラムや記憶部11に記憶されている各種ソフトウェア等を適宜実行することにより、端末装置10−nの各部の動作を制御する。
【0044】
本実施形態において、制御部15は、ユーザによる操作部13の操作に応じて、記憶部11に記憶されている人脈管理プログラムを起動し、人脈管理システム1の利用登録が未だ行われていない場合には、まず、利用登録画面を表示部12に表示する。そして、制御部15は、ユーザが利用登録画面でユーザID、パスワード、及び自分の人物情報等を入力した後、人脈管理システム1への利用登録を指示したことに応答して、ユーザID、パスワード、及び人物情報等を特定可能な利用登録要求を、通信部14からネットワークNを介してサーバ装置20に送信する。
【0045】
これに対して、人脈管理システム1の利用登録が既に行われている場合には、まず、ログイン画面を表示部12に表示する。そして、制御部15は、ユーザがログイン画面でユーザID及びパスワード等を入力した後、人脈管理システム1へのログインを指示したことに応答して、ユーザID及びパスワード等を特定可能なログイン要求を、通信部14からネットワークNを介してサーバ装置20に送信する。
【0046】
制御部15は、ユーザがメイン画面で記憶部11から人脈情報登録ファイル30を指定して、人脈情報登録ファイル30に記憶されている人脈情報の一括登録を指示したことに応答して、ユーザID及び人脈情報登録ファイル30等を特定可能な一括登録要求を通信部14からネットワークNを介してサーバ装置20に送信する。
【0047】
制御部15は、サーバ装置20からネットワークNを介して送信されるメイン画面表示データを通信部14で受信したことに応答して、メイン画面表示データに基づくメイン画面を表示部12に表示する。ユーザの人脈情報が既に登録されている場合、メイン画面には、人脈相関図40が表示される。
【0048】
制御部15は、ユーザが人脈情報編集画面で人脈情報の追加・編集・削除等を行ったことに応答して、ユーザID及び追加・編集・削除後の人脈情報を特定可能な人脈情報編集要求を、通信部14からネットワークNを介してサーバ装置20に送信する。
【0049】
制御部15は、ユーザが操作部13を操作して、ユーザに最適な人物の紹介を指示したことに応答して、ユーザIDを特定可能な最適人物紹介要求を通信部14からネットワークNを介してサーバ装置20に送信する。そして、制御部15は、サーバ装置20からネットワークNを介して送信される最適人物紹介画面表示データを通信部14で受信したことに応答して、最適人物紹介画面表示データに基づく最適人物紹介画面50を表示部12に表示する。
【0050】
制御部15は、ユーザが操作部13を操作して、繋げたい二人の人物の人物アイコン41を指定した後、最適な人脈の検出を指示したことに応答して、ユーザが指定した二人の人物を特定可能な最適人脈検出要求を通信部14からネットワークNを介してサーバ装置20に送信する。また、制御部15は、ユーザが最適人物紹介画面50で人脈検索アイコン54をクリックしたことに応答して、ユーザと最適な人物とを特定可能な最適人脈検出要求を通信部14からネットワークNを介してサーバ装置20に送信する。そして、制御部15は、サーバ装置20からネットワークNを介して送信される最適人脈検出画面表示データを通信部14で受信したことに応答して、最適人脈検出画面表示データに基づく最適人脈検出画面60を表示部12に表示する。
【0051】
図1に示すサーバ装置20は、例えば汎用のサーバコンピュータ等から構成され、各種情報を管理する。
【0052】
図7は、サーバ装置の構成例を示すブロック図である。
【0053】
図7に示すように、サーバ装置20は、通信部21と、記憶部22と、制御部23と、を備え、こららはバス等を介して接続されている。
【0054】
通信部21は、例えばNIC等の汎用の通信装置を含んで構成される。本実施形態において、通信部21は、端末装置10−nからネットワークNを介して送信される利用登録要求、ログイン要求、一括登録要求、人脈情報編集要求、最適人物紹介要求、及び最適人脈検出要求等を受信する。また、通信部21は、メイン画面表示データ、最適人物照会画面表示データ、及び最適人脈検出画面表示データ等をネットワークNを介して端末装置10−nを介して送信する。
【0055】
記憶部22は、例えばハードディスクドライブ等の汎用の記憶装置から構成される。本実施形態において、記憶部22は、ユーザDB(DateBase)221と、人脈情報DB222と、を含んでいる。
【0056】
ユーザDB221は、ユーザ毎に、ユーザID、パスワード、及びそのユーザの人物情報等を対応付けて登録する。人脈情報DB222は、ユーザ毎に、ユーザID、及びそのユーザの人脈情報等を対応付けて登録する。ここで、人脈情報DB222に登録される人脈情報には、「公開設定」が含まれる。かかる「公開設定」によって、人脈情報DB222は、構成員以外に公開しない人脈と、組織内で共有される人脈と、を区別して登録する。
【0057】
制御部23は、例えばCPU、ROM、及びRAM等から構成されている。CPUは、RAMをワークメモリとして用いて、ROMに記憶されている各種プログラムや記憶部22に記憶されている各種ソフトウェア等を適宜実行することにより、サーバ装置20の各部の動作を制御する。
【0058】
本実施形態において、制御部23は、端末装置10−nからネットワークNを介して送信される利用登録要求を通信部21で受信したことに応答して、利用登録要求から特定されるユーザID、パスワード、及び人物情報等を対応付けてユーザDB221に登録する。
【0059】
制御部23は、端末装置10−nからネットワークNを介して送信されるログイン要求を通信部21で受信したことに応答して、ログイン要求から特定されるユーザID及びパスワードがユーザDB221に対応付けて登録されているかを否かの認証を行う。制御部23は、認証に成功した場合、ログイン要求から特定されるユーザIDに対応する人脈情報を人脈情報DB222から検出する。ユーザIDに対応する人脈情報を人脈情報DB222から検出できなかった場合、制御部23は、人脈相関図40を含まないメイン画面を表示するためのメイン画面表示データを生成する。これに対して、ユーザIDに対応する人脈情報を人脈情報DB222から検出できた場合、制御部23は、人脈情報DB222から検出した人脈情報と、組織内で共有されている人脈情報と、から人脈相関図40を作成する。続いて、制御部23は、人脈相関図40を含むメイン画面を表示するためのメイン画面表示データを生成する。そして、制御部23は、メイン画面表示データを通信部21からネットワークNを介して端末装置10−nを送信する。
【0060】
制御部23は、端末装置10−nからネットワークNを介して送信される一括登録要求を通信部21で受信したことに応答して、一括登録要求から特定される人脈情報登録ファイル30に記憶されている人脈情報を、一括登録要求から特定されるユーザIDに対応付けて人脈情報DB222に一括登録する。続いて、制御部23は、一括登録した人脈情報と、組織内で共有されている人脈情報と、から人脈相関図40を作成する。そして、制御部23は、人脈情報の一括登録に基づいて作成した人脈相関図40を含むメイン画面を表示するためのメイン画面表示データを生成して、通信部21からネットワークNを介して端末装置10−nを送信する。
【0061】
制御部23は、端末装置10−nからネットワークNを介して送信される人脈情報編集要求を通信部21で受信したことに応答して、人脈情報編集要求から特定されるユーザIDに対応する人脈情報を人脈情報DB222から特定する。そして、制御部23は、人脈情報編集要求から特定される追加・編集・削除後の人脈情報に基づいて、人脈情報DB222から特定した人脈情報を更新する。続いて、制御部23は、更新後の人脈情報と、組織内で共有されている人脈情報と、から人脈相関図40を作成する。そして、制御部23は、人脈情報の更新に基づいて作成した人脈相関図40を含むメイン画面を表示するためのメイン画面表示データを生成して、通信部21からネットワークNを介して端末装置10−nを送信する。
【0062】
制御部23は、端末装置10−nからネットワークNを介して送信される最適人物紹介要求を通信部21で受信したことに応答して、最適人物紹介要求から特定されるユーザIDに対応するユーザの人物情報をユーザDB221から読み出す。続いて、制御部23は、ユーザDB221から読み出したユーザの人物情報に基づいて、ユーザとは直接繋がっていないが、組織内で人脈情報が共有されている人物の中から、所定の基準に従って、ユーザと「趣味嗜好」や「業種」等が合致する最適な人物を検出する。具体的に、制御部23は、人脈情報DB222から、ユーザとは直接繋がっていないが、組織内で人脈情報が共有されている人物の人物情報を読み出す。続いて、制御部23は、例えばAI(Artificial Intelligence)等を用いて、ユーザDB221から読み出したユーザの人物情報と、人脈情報DB222から読み出した各人物の人物情報と、のマッチングを行って、ユーザと各人物との相性をそれぞれ評価して数値化する。そして、制御部23は、人脈情報DB222から読み出した人物の中で、相性を示す評価値が最高の人物を、ユーザに最適な人物として検出する。そして、制御部23は、ユーザに最適な人物として検出した人物の人物アイコン51、その人物との相性を示す評価値52、及びその人物をユーザに最適な人物として紹介した判定基準53等を表す最適人物紹介画面50を表示するための最適人物紹介画面表示データを生成して、通信部21からネットワークNを介して端末装置10−nを送信する。
【0063】
制御部23は、端末装置10−nからネットワークNを介して送信される最適人脈検出要求を通信部21で受信したことに応答して、人脈相関図40において、最適人脈検出要求から特定される二人の人物(ユーザ及び最適な人物も含む。)を繋げる複数の人脈の中から、所定の基準に従って、最適な人脈を検出する。具体的に、制御部23は、二人の人物を繋げる人脈上の人数が最小となるものを、最適な人脈の候補として抽出する。続いて、制御部23は、最適な人脈の候補の中で、人物アイコン41を接続する線分が最も太いもの、即ち人物同士の繋がりが最も強いものを、最適な人脈として検出する。そして、制御部23は、繋げたい二人の人物の人物アイコン61及び62、並びにその二人を繋げる最適な人脈上の人物の人物アイコン63−m(mは自然数)を、他の人物アイコンよりも目立つように表示する最適人脈検出画面60を表示するための最適人脈検出画面表示データを生成して、通信部21からネットワークNを介して端末装置10−nを送信する。
【0064】
次に、上記構成を備える人脈管理システムの動作について、図面を参照して説明する。
【0065】
端末装置10−nにおいて、ユーザは、人脈管理システム1へのログイン後、表示部12に表示されるメイン画面で、操作部13を操作して、記憶部11から人脈情報登録ファイル30を指定する。そして、ユーザが人脈情報登録ファイル30に記憶されている人脈情報の一括登録を指示したことに応答して、制御部15は、一括登録処理を開始する。
【0066】
図8は、一括登録処理の一例を示すフローチャートである。
【0067】
図8に示す一括登録処理において、制御部15は、まず、ユーザID及び人脈情報登録ファイル30等を特定可能な一括登録要求を通信部14からネットワークNを介してサーバ装置20に送信する(ステップS81)。
【0068】
サーバ装置20において、制御部23は、端末装置10−nからネットワークNを介して送信される一括登録要求を通信部21で受信したことに応答して(ステップS82)、一括登録要求から特定される人脈情報登録ファイル30に記憶されている人脈情報を、一括登録要求から特定されるユーザIDに対応付けて人脈情報DB222に一括登録する(ステップS83)。
【0069】
続いて、制御部23は、ステップS83で一括登録した人脈情報と、組織内で共有されている人脈情報と、から人脈相関図40を作成する(ステップS84)。
【0070】
そして、制御部23は、人脈情報の一括登録に基づいて作成した人脈相関図40を含むメイン画面を表示するためのメイン画面表示データを生成して(ステップS85)、通信部21からネットワークNを介して端末装置10−nを送信する(ステップS86)。
【0071】
端末装置10−nにおいて、制御部15は、サーバ装置20からネットワークNを介して送信されるメイン画面表示データを通信部14で受信したことに応答して(ステップS87)、メイン画面表示データに基づいて、人脈情報の一括登録に基づいて作成した人脈相関図40を含むメイン画面を表示部12に表示してから(ステップS88)、一括登録処理を終了する。
【0072】
また、端末装置10−nにおいて、ユーザがメイン画面で、操作部13を操作して、ユーザに最適な人物の紹介を指示したことに応答して、制御部15は、最適人物紹介処理を開始する。
【0073】
図9は、最適人物紹介処理の一例を示すフローチャートである。
【0074】
図9に示す最適人物紹介処理において、制御部15は、まず、ユーザIDを特定可能な最適人物紹介要求を通信部14からネットワークNを介してサーバ装置20に送信する(ステップS91)。
【0075】
サーバ装置20において、制御部23は、端末装置10−nからネットワークNを介して送信される最適人物紹介要求を通信部21で受信したことに応答して(ステップS92)、最適人物紹介要求から特定されるユーザIDに対応するユーザの人物情報をユーザDB221から読み出す(ステップS93)。
【0076】
続いて、制御部23は、ユーザDB221から読み出したユーザの人物情報に基づいて、人脈情報DB222に登録されている人物の中から、所定の基準に従って、ユーザと「趣味嗜好」や「業種」等が合致する最適な人物を検出する(ステップS94)。
【0077】
そして、制御部23は、ステップS94で検出した人物の人物アイコン51、その人物との相性を示す評価値52、及びその人物をユーザに最適な人物として紹介した判定基準53等を表す最適人物紹介画面50を表示するための最適人物紹介画面表示データを生成して(ステップS95)、通信部21からネットワークNを介して端末装置10−nを送信する(ステップS96)。
【0078】
端末装置10−nにおいて、制御部15は、サーバ装置20からネットワークNを介して送信される最適人物紹介画面表示データを通信部14で受信したことに応答して(ステップS97)、最適人物紹介画面表示データに基づく最適人物紹介画面50を表示部12に表示して、ユーザに最適な人物を紹介してから(ステップS98)、最適人物紹介処理を終了する。
【0079】
さらに、端末装置10−nにおいて、ユーザは、メイン画面で、操作部13を操作して、人脈を繋げたい二人の人物の人物アイコン41を指定する。そして、ユーザが最適な人脈の検出を指示したことに応答して、制御部15は、最適人脈検出処理を開始する。或いは、ユーザが最適人物紹介画面50で人脈検索アイコン54をクリックしたことに応答して、制御部15は、最適人脈検出処理を開始する。
【0080】
図10は、最適人脈検出処理の一例を示すフローチャートである。
【0081】
図10に示す最適人脈検出処理において、制御部15は、まず、ユーザが指定した二人の人物(或いは、ユーザ及び最適な人物)を特定可能な最適人脈検出要求を通信部14からネットワークNを介してサーバ装置20に送信する(ステップS101)。
【0082】
サーバ装置20において、制御部23は、端末装置10−nからネットワークNを介して送信される最適人脈検出要求を通信部21で受信したことに応答して(ステップS102)、人脈相関図40において、最適人脈検出要求から特定される二人の人物(ユーザ及び最適な人物も含む。)を繋げる複数の人脈の中から、所定の基準に従って、最適な人脈を検出する(ステップS103)。
【0083】
そして、制御部23は、繋げたい二人の人物の人物アイコン61及び62、並びにステップS103で検出した最適な人脈上の人物の人物アイコン63−mを、他の人物アイコンよりも目立つように表示する最適人脈検出画面60を表示するための最適人脈検出画面表示データを生成して(ステップS104)、通信部21からネットワークNを介して端末装置10−nを送信する(ステップS105)。
【0084】
端末装置10−nにおいて、制御部15は、サーバ装置20からネットワークNを介して送信される最適人脈検出画面表示データを通信部14で受信したことに応答して(ステップS106)、最適人脈検出画面表示データに基づく最適人脈検出画面60を表示部12に表示して、ユーザに人脈を繋げたい二人の人物の最適な人脈を通知してから(ステップS107)、最適人脈検出処理を終了する。
【0085】
以上説明したように、本実施形態に係る人脈管理システム1は、端末装置10−nと、端末装置10−nとネットワークNを介して接続されたサーバ装置(人脈管理装置)20と、を具備する。サーバ装置20は、組織内の構成員毎に、構成員の人脈に関する情報(人脈情報)を、構成員以外に公開しない人脈と、組織内で共有される人脈と、を区別して登録する人脈情報DB222を備える。
【0086】
サーバ装置20は、人脈情報DB222に登録されている人脈情報に基づいて、着目する構成員(例えばユーザ等)を中心として、ユーザ自身の人脈と、組織内で共有される人脈と、を表す人脈相関図40を作成する。そして、サーバ装置20は、作成した人脈相関図40(詳しくは、人脈相関図40を含むメイン画面を表示するためのメイン画面表示データ)をネットワークNを介して端末装置10−nに送信する。端末装置10−nは、サーバ装置20からネットワークNを介して送信される人脈相関図40(詳しくは、人脈相関図40を含むメイン画面を表示するためのメイン画面表示データ)を受信したことに応答して、ユーザを中心として、ユーザ自身の人脈と、組織内で共有される人脈と、を表す人脈相関図40を表示する。
【0087】
このように、本実施形態に係る人脈管理システム1によれば、組織内で人脈を共有することで、例えば会社の役員や上司の人脈を活用して客先にコンタクトしたり、OB(Old Boy)の人脈を有効に活用したりすることができる。また、組織内で共有される人脈のみならず、他の構成員に公開しない人脈も含めた人脈相関図40を作成することができる。そして、人脈相関図40を作成することで、例えばビジネス交流会や団体内の人脈を可視化することができる。この結果、人脈管理システム1は、プライバシーを保護しつつ人脈を共有できる。
【0088】
また、サーバ装置20は、端末装置10−nからネットワークNを介して送信される人脈情報の一括登録要求を受信したことに応答して、一括登録要求から特定されるユーザ(ユーザID)と人脈情報とを対応付けて人脈情報DB222に一括登録する。そして、サーバ装置20は、人脈情報を一括登録したユーザを中心として、一括登録したユーザ自身の人脈と、組織内で共有される人脈と、を表す人脈相関図40を作成する。このように、人脈情報の一括登録を可能とすることで、人脈相関図40の作成を簡便にすることができる。
【0089】
さらに、サーバ装置20は、組織内の構成員(ユーザ)毎に、構成員に関する情報(ユーザの人物情報)を登録するユーザDB221を備える。サーバ装置20は、端末装置10−nからネットワークNを介して送信される最適人物紹介要求を受信したことに応答して、最適人物紹介要求から特定されるユーザの人物情報を、ユーザDB221から読み出す。続いて、サーバ装置20は、ユーザの人物情報に基づいて、人脈情報DB222に人脈情報が登録されている人物の中から、所定の基準に従って、ユーザに最適な人物を検出する。そして、サーバ装置20は、ユーザに最適な人物を表示するための最適人物紹介画面表示データをネットワークNを介して端末装置10−nに送信することで、ユーザに最適な人物を紹介する。これにより、ユーザは、自分に最適な人物を容易に検出することができる。
【0090】
また、端末装置10−nは、二人の人物を繋げる最適な人脈の検出を指示したことに応答して、二人の人物を特定可能な最適人脈検出要求をネットワークNを介してサーバ装置20に送信する。サーバ装置20は、端末装置10−nからネットワークNを介して送信される最適人脈検出要求を受信したことに応答して、最適人脈検出要求から特定される二人の人物を繋げる複数の人脈の中から、所定の基準に従って、最適な人脈を検出する。そして、サーバ装置20は、最適な人脈を表示するための表示データ(最適人脈検出画面表示データ)をネットワークNを介して端末装置10−nに送信することで、二人の人物を繋げる最適な人脈をユーザに通知する。これにより、ユーザは、繋がりのない人物に接触する際に、どの人脈を辿ればよいか、すなわち、どの人物に紹介してもらえばよいか容易に知ることができるため、繋がりのない人物への接触をスムースに行うことができる。
【0091】
人脈相関図40は、人物を示す人物アイコン41と、人物アイコン41同士を接続する線分と、で表される。端末装置10−nは、人物アイコン41同士を接続する線分を、人物アイコン41が示す人物同士の繋がりの強さに応じて異なる態様(太さ)で表示する。これにより、人物同士の繋がりの強さを容易に視認することができる。
【0092】
なお、本発明は、上記の実施形態に限定されず、種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可能な上記の実施形態の変形態様について、説明する。
【0093】
上記の実施形態において、制御部15及び23のCPUが実行するプログラムは、予めROM等に記憶されていた。しかしながら、本発明は、これに限定されず、上述の処理を実行させるためのプログラムを、既存の汎用コンピュータに適用することで、上記の実施形態に係る端末装置10−n及びサーバ装置20として機能させてもよい。
【0094】
このようなプログラムの提供方法は任意であり、例えばコンピュータが読取可能な記録媒体(フレキシブルディスク、CD(Compact Disc)−ROM、DVD(Digital Versatile Disc)−ROM等)に格納して配布してもよいし、インターネット等のネットワーク上のストレージにプログラムを格納しておき、これをダウンロードさせることにより提供してもよい。
【0095】
また、上記の処理をOSとアプリケーションプログラムとの分担、又はOSとアプリケーションプログラムとの協働によって実行する場合には、アプリケーションプログラムのみを記録媒体やストレージに格納してもよい。また、搬送波にプログラムを重畳し、ネットワークを介して配信することも可能である。例えば、ネットワーク上の掲示板(BBS:Bulletin Board System)に上記プログラムを掲示し、ネットワークを介してプログラムを配信してもよい。そして、このプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、上記の処理を実行できるように構成してもよい。
【符号の説明】
【0096】
1 人脈管理システム
10−n 端末装置
11 記憶部
12 表示部
13 操作部
14 通信部
15 制御部
20 サーバ装置
21 通信部
22 記憶部
23 制御部
30 人脈情報登録ファイル
40 人脈相関図
41 人物アイコン
42 人脈情報編集アイコン
50 最適人物紹介画面
51 人物アイコン
52 評価値
53 判定基準
54 人脈検索アイコン
60 最適人脈検出画面
61 人物アイコン
62 人物アイコン
63−m 人物アイコン
221 ユーザDB
222 人脈情報DB
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10