(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2019-139723(P2019-139723A)
(43)【公開日】2019年8月22日
(54)【発明の名称】セルフ注文・支払サービスシステム及びその方法
(51)【国際特許分類】
G06Q 50/12 20120101AFI20190726BHJP
G06Q 30/06 20120101ALI20190726BHJP
G06Q 20/18 20120101ALI20190726BHJP
G07G 1/12 20060101ALI20190726BHJP
【FI】
G06Q50/12
G06Q30/06
G06Q20/18
G07G1/12 361C
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】書面
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2018-31329(P2018-31329)
(22)【出願日】2018年2月7日
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.QRコード
(71)【出願人】
【識別番号】518064008
【氏名又は名称】吉永 国新
(72)【発明者】
【氏名】吉永 国新
【テーマコード(参考)】
3E142
5L049
5L055
【Fターム(参考)】
3E142AA07
3E142CA13
3E142CA17
3E142DA08
3E142EA04
3E142FA14
3E142GA17
3E142GA41
3E142HA14
3E142JA03
5L049BB21
5L055AA38
(57)【要約】 (修正有)
【課題】飲食店やフードコートなどで、顧客が自分の携帯端末を操作して着座場所を決定し、店舗料理の注文を行い、レジ無しで料金を支払い、料理を取りに行くあるいは料理を待つ、いわゆるセルフ式の注文・支払サービスシステムを提供する。
【解決手段】セルフ注文・支払サービスシステムは、店舗管理アプリ部の利用で店舗情報/料理情報/座席識別ラベルを管理するセルフ注文・支払サービス部に、顧客が注文・支払アプリを使って座席に貼る座席識別ラベルをスキャンし送信し、受信情報を処理して料理情報を返信する入店情報管理部と、受信した料理を選択し注文して送信し、受信した注文を処理して支払手段情報を返信する注文・支払情報管理部と、選択した支払手段でレジ無しで料金の支払と、注文料理の調理状態を処理して通知する厨房管理部と、を有する。そして、注文・支払アプリの利用で、料理を特定して受取る。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
飲食店やフードコートなどにおけるセルフ注文・支払サービスシステムであって、店舗の端末にインストールする店舗情報を管理する店舗管理アプリ部と、顧客が座席情報を特定し、料理を注文してレジ無しで料金を支払う座席特定・注文・支払部と、顧客が注文して支払した料理に関する情報を管理するセルフ注文・支払サービス部と、を備えたことを特徴とするセルフ注文・支払サービスシステム。
【請求項2】
前記セルフ注文・支払サービスシステムは、
店舗が運用管理アプリを使い、店舗情報を入力して飲食店管理部に送信し、前記情報を受信して処理し、情報記憶部に記憶する飲食店管理部と、
前記運用管理アプリに入力された座席識別情報を受信して処理し、座席識別ラベルを作成して情報記憶部に記憶する座席識別ラベル管理部と、
前記運用管理アプリに入力された店舗料理情報を受信して処理し、情報記憶部に記憶する飲食店料理管理部と、
店舗座席に貼る店舗情報及び座席情報を特定できる座席識別ラベルと、
顧客自身の携帯端末にインストールする顧客情報を持つ注文・支払アプリと、
顧客が前記注文・支払アプリを使い、前記顧客情報と座席に貼る座席識別ラベルから取得した店舗座席情報を入店情報管理部に送信し、受信した前記情報に基づき入店データを作成して情報記憶部に記憶し、前記入店データと飲食店料理管理部から取得した前記店舗の料理情報を返信する入店情報管理部と、
前記顧客が前記注文・支払アプリを使い、受信した料理情報から料理を選択して注文し、注文した料理及び受信した入店データを注文・支払情報管理部に送信し、受信した前記情報に基づき注文データを作成して情報記憶部に記憶し、前記注文データと飲食店管理部から取得する前記店舗の支払手段情報を返信する、注文・支払情報管理部と、
前記顧客が前記注文・支払アプリを使い、受信した支払手段情報から支払手段を選択してレジ無しで料金を支払い、支払情報と受信した注文データを注文・支払情報管理部に送信し、受信した前記情報に基づき支払データを作成して情報記憶部に記憶し、前記支払データを返信する注文・支払情報管理部と、
厨房端末の調理管理アプリが厨房管理部に作成された厨房データを受信して表示し、変更した調理状態と入力した料理配置場所番号を厨房管理部に送信し、受信した前記データに基づき厨房データを更新して情報記憶部に記憶する厨房管理部と、
セルフ注文・支払サービス部から受信した入店データ、注文データ、支払データ、厨房データを処理して表示する店員携帯端末の店内管理アプリと、
前記顧客が前記注文・支払アプリを使い、厨房管理部から受信した注文料理の調理状態と完了した料理の配置場所番号を表示し、前記番号と前記料理の配置場所にある番号ラベルから識別した番号を比較し、適合情報を厨房管理部に送信し、前記情報を更新して情報記憶部に記憶する厨房管理部と、
を有することを特徴とする請求項1に記載のセルフ注文・支払サービスシステム。
【請求項3】
前記座席識別ラベル管理部は、
飲食店管理部に登録した店舗と座席位置を特定できる店舗座席情報からQRコードを作成し、前記QRコードもしくは登録した店舗標識画像と店舗座席情報を基づき、座席識別ラベルを作成して情報記憶部に記憶する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のセルフ注文・支払サービスシステム。
【請求項4】
前記座席特定・注文・支払部は、
顧客が注文・支払アプリを使い、座席に貼る座席識別ラベルをスキャンし、顧客情報とスキャン画像から取り出せた店舗座席情報を入店情報管理部に送信する、もしくは、顧客情報と前記スキャン画像を入店情報管理部に送信して前記スキャン画像から店舗座席情報の取出を依頼する、
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のセルフ注文・支払サービスシステム。
【請求項5】
前記入店情報管理部は、
受信した前記顧客情報と前記店舗座席情報に基づき、もしくは、前記顧客情報と前記スキャン画像を解析して取り出せた店舗座席情報に基づき、入店データを作成して情報記憶部に記憶し、前記店舗の料理情報あるいは共有場所を利用する店舗の一覧情報を返す、
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のセルフ注文・支払サービスシステム。
【請求項6】
前記注文・支払アプリは、
顧客が注文・支払アプリを使い、調理完了した料理の配置場所番号を厨房管理部から受信し、前記配置場所にある番号ラベルをスキャンし、識別した番号を受信した番号と比較し、適合情報を厨房管理部に送信して厨房データの更新を依頼し、料理受領の許可を受取る、
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のセルフ注文・支払サービスシステム。
【請求項7】
前記請求項1〜6のいずれかに記載のセルフ注文・支払サービスシステムを実行する手順は、
(手順1)店舗は、運用管理アプリを使い、飲食店管理部と通信して店舗情報と座席情報を登録し、飲食店料理管理部と通信して店舗料理情報を登録し、情報記憶部に記憶させる、
(手順2)前記店舗は、前記運用管理アプリを使い、座席識別ラベル管理部と通信して座席識別ラベルを作成し、印刷して情報記憶部に記憶させる、
(手順3)顧客は、注文・支払アプリを使い、顧客情報と座席に貼ってある座席識別ラベルをスキャンして取出した店舗座席情報を入店情報管理部に送信し、入店データを作成させて情報記憶部に記憶させ、前記店舗が提供する料理情報をダウンロードして前記アプリに表示する、
(手順4)前記顧客は、前記注文・支払アプリを使い、前記料理を選択して注文し、注文・支払情報管理部に送信し、注文データを作成させて情報記憶部に記憶させ、前記店舗が使える支払手段情報をダウンロードして前記アプリに表示する、
(手順5)前記顧客は、前記注文・支払アプリを使い、前記支払手段を選択してレジ無しで料金を支払い、支払結果を注文・支払情報管理部に送信し、支払データを作成させて情報記憶部に記憶させる、
(手順6)厨房処理部は情報記憶部から取得した注文データと支払データに基づき厨房データを作成して情報記憶部に記憶する、
(手順7)調理管理アプリは、厨房処理部から厨房データを受信して表示し、変更された調理状態と入力された調理済料理の配置場所番号を厨房処理部に送信して情報記憶部に記憶させる、
(手順8)前記顧客は、前記注文・支払アプリを使い、厨房処理部から調理済料理の配置場所番号を受信し、前記配置場所にある番号ラベルをスキャンして番号を取出し、前記受信した番号と比較し、適合情報を厨房管理部へ送信して情報記憶部に記憶させ、料理受け取り可能とする、
前記手順1〜8からなることを特徴とするセルフ注文・支払サービス方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、飲食店やフードコートなどで、顧客が自分の携帯端末にインストールした注文・支払アプリを使い、店舗座席を特定して入店し、受信した店舗の料理を選択して注文し、レジ無しで料金を支払う、いわゆるセルフ注文・支払式の注文・支払サービスのシステム及び該当注文・支払システムが行う注文・支払方法に関する。
【背景技術】
【0002】
飲食店で顧客が注文を行う場合には、普段は、店員をテーブルまで呼び、注文を行うことが多かった。店員が配膳なども担当していることが多いので、人件費がかかる。フードコートで顧客が店舗前で列を並んで料理を注文し、呼び出しベルをもらい、座席に戻り、料理調理の完了を待ち受け、料理を取りに行く。呼び出しベル設備の投資がかかる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2016−28355号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示のシステムの場合、テーブル上に読取装置を設置して顧客が自分の携帯端末を接近することで、顧客識別情報と入店情報が特定される。入店した顧客が前記携帯端末を操作することで注文を行い、自らが料理を取りに行く。飲食店にとっても注文ミスをなくす、負担を削減できるといった点でメリットがある。
【0005】
しかしながら特許文献1でテーブル上に設置した読取装置の設備投資費用がかかるし、設置と保守もコストかかる。まだ、共有場所内の店舗運用に向かないことが否めない。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そこで、本願発明者は、顧客情報を取得する読取装置を使わずセルフ注文・支払サービスシステム及び当該セルフ注文・支払サービスシステムが行う注文・支払方法を発明した。
【0007】
本願発明の1は、飲食店やフードコートなどにおけるセルフ注文・支払サービスシステムであって、店舗の端末にインストールする店舗情報を管理する店舗管理アプリ部と、顧客が座席情報を特定し、料理を注文してレジ無しで料金を支払う座席特定・注文・支払部と、顧客が注文して支払した料理に関する情報を管理するセルフ注文・支払サービス部と、を備えたことを特徴とするセルフ注文・支払サービスシステムである。
【0008】
本願発明の2は、前記セルフ注文・支払サービスシステムは、店舗が運用管理アプリを使い、店舗情報を入力して飲食店管理部に送信し、前記情報を受信して処理し、情報記憶部に記憶する飲食店管理部と、前記運用管理アプリに入力された座席識別情報を受信して処理し、座席識別ラベルを作成して情報記憶部に記憶する座席識別ラベル管理部と、前記運用管理アプリに入力された店舗料理情報を受信して処理し、情報記憶部に記憶する飲食店料理管理部と、店舗座席に貼る店舗情報及び座席情報を特定できる座席識別ラベルと、顧客自身の携帯端末にインストールする顧客情報を持つ注文・支払アプリと、顧客が前記注文・支払アプリを使い、前記顧客情報と座席に貼る座席識別ラベルから取得した店舗座席情報を入店情報管理部に送信し、受信した前記情報に基づき入店データを作成して情報記憶部に記憶し、前記入店データと飲食店料理管理部から取得した前記店舗の料理情報を返信する入店情報管理部と、前記顧客が前記注文・支払アプリを使い、受信した料理情報から料理を選択して注文し、注文した料理及び受信した入店データを注文・支払情報管理部に送信し、受信した前記情報に基づき注文データを作成して情報記憶部に記憶し、前記注文データと飲食店管理部から取得する前記店舗の支払手段情報を返信する、注文・支払情報管理部と、前記顧客が前記注文・支払アプリを使い、受信した支払手段情報から支払手段を選択してレジ無しで料金を支払い、支払情報と受信した注文データを注文・支払情報管理部に送信し、受信した前記情報に基づき支払データを作成して情報記憶部に記憶し、前記支払データを返信する注文・支払情報管理部と、厨房端末の調理管理アプリが厨房管理部に作成された厨房データを受信して表示し、変更した調理状態と入力した料理配置場所番号を厨房管理部に送信し、受信した前記データに基づき厨房データを更新して情報記憶部に記憶する厨房管理部と、セルフ注文・支払サービス部から受信した入店データ、注文データ、支払データ、厨房データを処理して表示する店員携帯端末の店内管理アプリと、前記顧客が前記注文・支払アプリを使い、厨房管理部から受信した注文料理の調理状態と完了した料理の配置場所番号を表示し、前記番号と前記料理の配置場所にある番号ラベルから識別した番号を比較し、適合情報を厨房管理部に送信し、前記情報を更新して情報記憶部に記憶する厨房管理部を有することを特徴とする。
【0009】
本願発明の3は、前記座席識別ラベル管理部は、飲食店管理部に登録した店舗と座席位置を特定できる店舗座席情報からQRコードを作成し、前記QRコードもしくは登録した店舗標識画像と店舗座席情報を基づき、座席識別ラベルを作成して情報記憶部に記憶する、ことを特徴とする。
【0010】
本願発明の4は、前記座席特定・注文・支払部は、顧客が注文・支払アプリを使い、座席に貼る座席識別ラベルをスキャンし、顧客情報とスキャン画像から取り出せた店舗座席情報を入店情報管理部に送信する、もしくは、顧客情報と前記スキャン画像を入店情報管理部に送信して前記スキャン画像から店舗座席情報の取出を依頼する、ことを特徴とする。
【0011】
本願発明の5は、前記入店情報管理部は、受信した前記顧客情報と前記店舗座席情報に基づき、もしくは、前記顧客情報と前記スキャン画像を解析して取り出せた店舗座席情報に基づき、入店データを作成して情報記憶部に記憶し、前記店舗の料理情報あるいは共有場所を利用する店舗の一覧情報を返す、ことを特徴とする。
【0012】
本願発明の6は、前記注文・支払アプリは、顧客が注文・支払アプリを使い、調理完了した料理の配置場所番号を厨房管理部から受信し、前記配置場所にある番号ラベルをスキャンし、識別した番号を受信した番号と比較し、適合情報を厨房管理部に送信して厨房データの更新を依頼し、料理受領の許可を受取る、ことを特徴とする。
【0013】
本願発明の7は、前記(0007)〜(0012)にいずれかに記載のセルフ注文・支払サービスシステムを実行する手順は、(手順1)店舗は、運用管理アプリを使い、飲食店管理部と通信して店舗情報と座席情報を登録し、飲食店料理管理部と通信して店舗料理情報を登録し、情報記憶部に記憶させる、(手順2)前記店舗は、前記運用管理アプリを使い、座席識別ラベル管理部と通信して座席識別ラベルを作成し、印刷して情報記憶部に記憶させる、(手順3)顧客は、注文・支払アプリを使い、顧客情報と座席に貼ってある座席識別ラベルをスキャンして取出した店舗座席情報を入店情報管理部に送信し、入店データを作成させて情報記憶部に記憶させ、前記店舗が提供する料理情報をダウンロードして前記アプリに表示する、(手順4)前記顧客は、前記注文・支払アプリを使い、前記料理を選択して注文し、注文・支払情報管理部に送信し、注文データを作成させて情報記憶部に記憶させ、前記店舗が使える支払手段情報をダウンロードして前記アプリに表示する、(手順5)前記顧客は、前記注文・支払アプリを使い、前記支払手段を選択してレジ無しで料金を支払い、支払結果を注文・支払情報管理部に送信し、支払データを作成させて情報記憶部に記憶させる、(手順6)厨房処理部は情報記憶部から取得した注文データと支払データに基づき厨房データを作成して情報記憶部に記憶する、(手順7)調理管理アプリは、厨房処理部から厨房データを受信して表示し、変更された調理状態と入力された調理済料理の配置場所番号を厨房処理部に送信して情報記憶部に記憶させる、(手順8)前記顧客は、前記注文・支払アプリを使い、厨房処理部から調理済料理の配置場所番号を受信し、前記配置場所にある番号ラベルをスキャンして番号を取出し、前記受信した番号と比較し、適合情報を厨房管理部へ送信して情報記憶部に記憶させ、料理受け取り可能とする、前記手順1〜8からなることを特徴とする。
【0014】
本発明のように構成することで、店舗が予め座席識別ラベルを作成し座席に貼る。顧客が自分携帯端末の注文・支払アプリを用いて、店舗内もしくは共有場所内の座席上の座席識別ラベルをスキャンして入店して料理を注文し、レジ無しで料金を支払うことが可能になるとともに、料理が完了したら、割り当てた配置場所に配置した段階で当該顧客と店員の携帯端末に前記配置場所の番号を通知する。配膳を自らで行う場合、顧客が指定場所に料理を取りに行く。店員が配膳する場合、店員が料理を当該顧客の座席へ運ぶ。顧客が注文・支払アプリを使って、配置場所にある番号ラベルをスキャンし、前記受信した番号と比較して料理を間違いなく取ることが可能となる。
【0015】
フードコートのような複数飲食店が共有場所を利用する場合には、顧客が座席を決定した後、注文・支払アプリに店舗一覧を表示させ、前記顧客を選択させることが可能となる。
【0016】
顧客が注文・支払アプリを使い、支払手段を選んで料金を支払う時には、注文・支払アプリ内顧客のクレジットカード番号や銀行口座番号などを保存しない。支払手段は店舗が登録したクレジットカードや電子マネーや仮想通貨などとなる。支払は携帯端末にインストールしたほかの支払アプリと通信し支払わせる。顧客情報は店舗を決めた時に、入店情報管理部に保存されるので、後支払は可能が、支払は前払いが望ましい。
【0017】
店舗と厨房で操作をしやすくになるために、運用管理アプリと調理管理アプリは専用的なアプリではなく、ウェブブラウザを使うのも可能となる。
【0018】
料理の注文を受領する時に顧客が着座した座席情報も受信したので、調理完了した料理は店員による配膳が可能になる。フードコート内混雑する時、顧客が店舗前で列を並ばずに、料理の注文と受取が可能になって顧客満足度を高めることができる。
【0019】
上記の構成によれば、顧客が異なる店舗で消費した料理のデータを解析できるようになる。複数店舗を持つ飲食店が即時に全店舗の販売した料理を集計できるようになる。
【発明の効果】
【0020】
本発明のセルフ注文・支払サービスシステム及び注文・支払方法を用いることで、顧客が座席に座り、料理の注文・支払と受取が可能になる。店舗が安価な汎用携帯端末のハードウェアを投資するだけ、店員の介入なくても料理の提供と料金の回収も可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【
図1】本発明のセルフ注文・支払サービスシステムの構成を示す概念図の一例である。
【
図2】飲食店管理機能一覧画面の一例を模式的に示す図である。
【
図3】店舗管理機能画面の一例を模式的に示す図である。
【
図4】座席管理機能画面の一例を模式的に示す図である。
【
図5】飲食店料理管理機能画面の一例を模式的に示す図である。
【
図6】座席識別ラベル管理機能画面の一例を模式的に示す図である。
【
図7】QRコード座席識別ラベルの一例を模式的に示す図である。
【
図8】画像座席識別ラベルの一例を模式的に示す図である。
【
図9】店舗コード座席識別ラベルの一例を模式的に示す図である。
【
図10】注文・支払アプリの機能一覧の一例を模式的に示す図である。
【
図11】初期スキャン機能画面の一例を模式的に示す図である。
【
図12】飲食店選択機能画面の一例を模式的に示す図である。
【
図13】料理表示機能画面の一例を模式的に示す図である。
【
図14】セルフ注文機能画面の一例を模式的に示す図である。
【
図15】セルフ支払機能画面の一例を模式的に示す図である。
【
図16】注文状況一覧機能画面の一例を模式的に示す図である。
【
図17】料理完了通知機能画面の一例を模式的に示す図である。
【
図18】トレー番号スキャン機能画面の一例を模式的に示す図である。
【
図19】料理を乗せるトレーの番号ラベルの一例を模式的に示す図である。
【
図20】店員用の店内管理機能画面の一例を模式的に示す図である。
【
図21】調理管理機能画面の一例を模式的に示す図である。
【
図22】セルフ注文・支払サービスシステムの処理プロセスの一例を模式的に示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0022】
本発明のセルフ注文・支払サービスシステム1の全体の構成の一例を
図1に模式的に示す。本発明のセルフ注文・支払サービスシステムでは、飲食店やフードコートや運営企業などが利用するセルフ注文・支払サービス部4と、店舗管理端末にインストールする運用管理アプリ21と、店舗座席に貼る座席識別ラベル31と、顧客携帯端末にインストールする注文・支払アプリ32と、店員携帯端末にインストールする店内管理アプリ22と、厨房に設置される厨房端末にインストールする調理管理アプリ23と、前記アプリをダウンロードするアプリストア5が用いられる。
【0023】
セルフ注文・支払サービス部4は、店舗の登録や変更などの飲食店管理部41と、店舗座席に貼る座席識別ラベルの作成と変更などの座席識別ラベル管理部42と、料理の登録や変更などの飲食店料理管理部43と、顧客が座席識別ラベルをスキャンして得る店舗座席情報と顧客情報を基づき入店とする処理などの入店情報管理部44と、注文・支払アプリを使う料理の注文と料金の支払を処理する注文・支払情報管理部45と、注文された料理の調理指示や完了した料理の配置場所番号の管理や配置した料理を顧客と店員へ通知などの厨房管理部46と、前記全情報を記憶する情報記憶部47と、を有している。
【0024】
アプリストア5は、携帯端末アプリケーションのダウンロードサービスである。例えば、アップル社が運営するアプリストア。注文・支払アプリ32と運用管理アプリ21と調理管理アプリ22と店内管理アプリ23は予めにアプリストア5にアップデートされる。
【0025】
本発明における各手段は、その機能が論理的に区別されているのみであって、物理上あるいは事実上は同一の領域を為していても良い。
【0026】
運用管理アプリ21は、アプリストア5からダウンロードして店舗管理端末にインストールし、店舗の登録や変更などの店舗管理機能(F210)と、座席の登録や変更などの座席管理機能(F211)と、店舗料理の登録や変更などの店舗料理管理機能(F212)と、座席識別ラベルの作成や印刷などの座席識別ラベル管理機能(F213)との機能を有している。
図2に飲食店管理機能の一例を模式的に示す。なおアプリを用いない場合には、いわゆるウェブブラウザを用いて上述アプリと同様の処理を実現できる。
【0027】
店舗管理機能(F210)は、運用管理アプリ21に起動され、店舗管理機能を表示する。店舗の表示と登録と更新と削除の機能を持つ。一つの飲食店が複数店舗を持つ構成となる。共有場所番号を指定したら、共有場所(フードコート)内の店舗となる。共有場所番号のセットと、支払手段の選択と、二つ配膳方法(店員が運ぶ、顧客が取りに来る)の指定と、画面上その他店舗項目の入力とは完了したら、飲食店管理部41へ渡して処理を依頼する。支払手段はクレジットカードや電子マネーや仮想通貨などとなる。前記入力した店舗情報も情報記憶部47に記憶される。
図3に店舗管理機能の一例を模式的に示す。
【0028】
座席管理機能(F211)は、運用管理アプリ21に起動され、座席管理機能を表示する。座席番号の表示と登録と更新と削除の機能を持つ。座席毎に座席番号を持たせる。画面上の座席番号リストはカンマ区切りされる。座席番号リストの入力は完了したら、飲食店管理部41へ渡して処理を依頼する。前記入力した座席番号リストが情報記憶部47に記憶される。
図4に座席管理機能の一例を模式的に示す。
【0029】
店舗料理管理機能(F212)は、運用管理アプリ21に起動され、店舗料理管理機能を表示する。店舗料理の表示と登録と更新と削除の機能を持つ。初期画面に表示するために、初期画面表示の項目を設ける。料理写真が望ましい。飲食店料理の項目の入力は完了したら、飲食店料理管理部43へ渡して処理を依頼する。前記入力した店舗料理情報も情報記憶部47に記憶される。
図5に店舗料理管理機能の一例を模式的に示す。
【0030】
座席識別ラベル管理機能(F213)は、運用管理アプリ21に起動され、座席識別ラベル管理機能を表示する。座席識別ラベルの表示と作成と印刷の機能を持つ。一つ座席番号に一つ座席識別ラベルを対応させるので、座席識別ラベルから店舗コードと座席番号が取出せる。座席識別ラベルは店舗標識画像の利用とQRコードの利用と店舗コードの利用の三種類があって、一つのみ指定できる。店舗標識画像の利用は画像のアップロードがいる。QRコードの利用の場合には、生成したQRコードに店舗コードと座席番号情報が入る。座席識別ラベルの項目の入力は完了したら、座席識別ラベル管理部42へ送信して処理を依頼する。前記入力した座席識別ラベル情報が情報記憶部47に記憶される。
図6に座席識別ラベル管理機能の一例を模式的に示す。
【0031】
座席識別ラベル31は、座席識別ラベル管理部42に作成され、座席に貼る座席識別ラベルであって、QRコードの利用と店舗標識画像の利用と店舗コードの利用の三種類がある。座席識別ラベルは注文・支払アプリ32にスキャンされ、スキャン画像が得られる。前記スキャン画像は注文・支払アプリ32もしくは入店情報管理部44に処理よる店舗コードと座席番号が取出せる。
図7にQRコードの利用の一例を模式的に示す。
図8に店舗標識画像の利用の一例を模式的に示す。
図9に店舗コードの利用の一例を模式的に示す。
【0032】
注文・支払アプリ32は、アプリストア5からダウンロードして、顧客携帯端末にインストールし、座席識別ラベルをスキャンする初期スキャン機能(F320)と、共有場所内の店舗一覧から店舗を選択する飲食店選択機能(F321)と、料理一覧の表示と選択の料理表示機能(F322)と、選択した料理を注文するセルフ注文機能(F323)と、支払手段を選択するセルフ支払機能(F324)と、支払手段で料金を支払う料金支払機能(F325)と、注文した料理の調理進捗を表示する注文状況一覧機能(F326)と、厨房管理部から完了した料理の通知を表示する料理通知機能(F327)と、料理配置場所の番号ラベルをスキャンするトレー番号スキャン機能(F328)との機能を有している。
図10に注文・支払アプリの機能一覧の一例を模式的に示す。
【0033】
初期スキャン機能(F320)は、注文・支払アプリ32が起動した後、表示される。顧客が初期スキャン機能を使って、座席識別ラベル31をスキャンし、スキャン画像を得る。前記画像から店舗コードと座席番号を取出し、店舗コードと座席番号項目にセットする。QRコード種類の場合は、前記画像中のQRコードが注文・支払アプリ32にデコードされ、店舗コードと座席番号が取出される。QRコード以外種類の場合は、前記画像が入店情報管理部44に送信し、店舗コードと座席番号の取出を依頼する。入店情報管理部44は前記画像から店舗コードと座席番号を識別して取得する。店舗コードと座席番号は手動で入力が可能。入店を実行して店舗コードと座席番号と顧客情報を入店情報管理部44に渡し、入店処理を依頼する。入店情報管理部44は受信した前記情報に基づき入店データを作成して情報記憶部47に記憶する。入店ができたら前記入店データと店舗一覧もしくは料理一覧を注文・支払アプリ32に戻し、次の店舗選択機能(F321)もしくは料理表示機能(F322)へ遷移させる。
図11に初期スキャン機能の一例を模式的に示す。
【0034】
店舗選択機能(F321)は、フードコートのような複数店舗が共有場所を利用する場合に、受信した前記店舗一覧を表示する。顧客が一つの店舗を選択して入店を実行する。受信した前記入店データと選択した店舗情報を入店情報管理部44に渡して処理を依頼する。入店データにある店舗情報が更新と記憶されて注文・支払アプリ32に戻され、料理表示機能(F322)へ遷移させる。
図12に店舗選択機能の一例を模式的に示す。
【0035】
料理表示機能(F322)は、注文・支払アプリ32が飲食店料理管理部43から入店した店舗の料理一覧を受信し、画面に表示する。登録時初期画面表示を指定した料理を優先的に表示する。顧客が注文したい料理を選択した後、注文を実行してセルフ注文機能(F323)へ遷移させる。
図13に料理表示画面の一例を模式的に示す。
【0036】
セルフ注文機能(F323)は、前記選択した料理と精算した料理の合計金額を表示する。顧客が配膳方法を指定した後、料金支払機能を実行し、セルフ支払機能(F324)へ遷移させる。後支払機能を実行したら、注文状況一覧機能(F326)へ遷移させる。画面を遷移する前に、注文・支払情報管理部45に前記入店情報管理部44から受信した入店データと注文した料理情報を送信する。注文・支払情報管理部45は受信した前記情報を基づき注文データを作成して情報記憶部47に記憶する。生成した注文データも注文・支払アプリ32に戻す。
図14にセルフ注文機能の一例を模式的に示す。
【0037】
セルフ支払機能(F324)は、飲食店管理部41と通信し、入店した店舗が使える支払手段一覧を取得して画面に表示する。顧客が支払手段を選択して支払機能を実行する。店舗の入金口座情報と支払金額を料金支払機能325へ渡して支払完了を待つ。料金支払機能(F325)から支払完了情報を受取ったら、注文データと支払完了情報を注文・支払情報管理部45に送信する。注文・支払情報管理部45は受信した前記情報に基づき支払データを作成して情報記憶部47に記憶する。生成した支払データも注文・支払アプリ32に戻す。支払が成功したら、注文状況一覧機能(F326)へ遷移する。
図15にセルフ注文機能の一例を模式的に示す。
【0038】
料金支払機能(F325)は、顧客端末にインストールした支払手段の決済アプリを呼び出し、店舗の入金口座情報と金額を渡し、決済を依頼して決済結果を待つ。
【0039】
注文状況一覧機能(F326)は、厨房管理部46から注文した料理の調理進捗情報を取得して画面に表示する。未払いがあれば、セルフ支払機能(F324)へ遷移できる。追加注文すれば、料理表示機能(F322)へ遷移できる。支払の完了かつ料理の受領であれば、入店終了できるようになる。入店終了を実行したら、入店情報管理部44に終了の入店データを送信する。入店情報管理部44は受信したデータを更新して情報記憶部47に記憶し、今回の入店を終了させる。
図16に注文状況一覧機能の一例を模式的に示す。
【0040】
料理通知機能(F327)は、厨房管理部46から受信した調理済の通知を画面に表示する。配置場所にある番号ラベルのスキャンを実行したら、トレー番号スキャン機能(F328)へ遷移する。
図17に料理通知機能の一例を模式的に示す。
【0041】
トレー番号スキャン機能(F328)は、料理を受け取る時、料理の配置場所にある番号ラベルをスキャンする画面を表示する。顧客が番号ラベル中のQRコードをスキャンして配置場所の番号を取出す。取出した番号と厨房管理部46から受信した番号を比較し、適合情報を厨房管理部46に送信して受取る処理を依頼する。
図18にトレー番号スキャン機能の一例を模式的に示す。
図19に料理の配置場所の番号ラベルの一例を模式的に示す。
【0042】
店内管理アプリ23は、アプリストア5からダウンロードして、店員携帯端末にインストールし、店舗内の注文した料理の調理進捗など情報を表示する機能を有している。入店情報管理部44と注文・支払情報管理部45と厨房管理部46と通信し、入店情報と注文・支払情報と注文した料理の調理進捗情報を取得し、画面に表示する。顧客へ運ぶ調理済の料理があれば、配置場所の番号と座席番号に従って、料理を顧客に運ばせる。
図20に店内管理アプリ23の一例を模式的に示す。
【0043】
調理管理アプリ22は、アプリストア5からダウンロードして、厨房端末にインストールし、店舗内の注文した料理の調理進捗など情報を表示する機能を有している。厨房管理部46と通信し、取得した料理の調理進捗情報を画面に表示する。料理の調理を開始したら、料理の状態を調理中にする。調理は完了したら、料理の状態を調理完にし、料理配置場所の番号を入力し、料理の状態と配置場所の番号を厨房管理部46へ送信する。厨房管理部46は受信した情報を処理して情報記憶部47に記憶する。
図21に調理管理アプリ22の一例を模式的に示す。なおアプリを用いない場合には、いわゆるウェブブラウザを用いて、上述アプリと同様の処理を実現できる。
【0044】
飲食店管理部41は、運用管理アプリ21に入力された店舗情報を受信し、処理して情報記憶部47に記憶する。店舗情報としては、店舗を識別可能な店舗識別情報(店舗コード)、店舗名称、飲食店コード、飲食店名称、店舗住所、入金口座情報、共有場所番号、配膳方法、支払手段リスト、座席リストなどが記憶されていると良いが、これに限られるものではない。ここで記憶された店舗情報がその他管理部と携帯端末アプリに利用される。
【0045】
座席識別ラベル管理部42は、顧客が着座した場所を識別する座席識別ラベルの作成と印刷する。座席と対応する座席識別ラベル情報を作成して情報記憶部47に記憶する。作成したラベルはQRコードの利用と店舗標識画像の利用と店舗コードの利用の三種類がある。QRコードの利用はQRコードから店舗コードと座席番号を取出せる。その他の二種類は画像の解析による店舗コードと座席番号を取出せる。
【0046】
飲食店料理管理部43は、運用管理アプリ21に入力した店舗毎に注文した料理の情報を受信し、処理して情報記憶部47に記憶する。料理情報としては、識別可能な料理識別情報(料理コード)、料理名称、料理写真、単価、初期画面の表示などが記憶されていると良いが、これに限られるものではない。ここで記憶された料理情報がその他管理部と携帯端末アプリに利用される。
【0047】
入店情報管理部44は、注文・支払アプリ32からの入店情報を受信し、入店情報中の顧客情報と店舗コードと座席番号に基づき入店データを作成もしくは更新して情報記憶部47に記憶する。また、注文・支払アプリ32から受信したスキャン画像を解析し、店舗コードと座席番号を取出して戻す。入店データと入店した店舗情報あるいは店舗一覧を注文・支払アプリ32に戻す。
【0048】
注文・支払情報管理部45は、注文・支払アプリ32からの注文情報を受信し、注文情報中の入店データと料理コードに基づき注文データを作成して情報記憶部47に記憶する。注文データを注文・支払アプリ32に戻す。また、注文・支払アプリ32から受信した注文データと支払完了情報に基づき支払データを作成して情報記憶部47に記憶する。支払データを注文・支払アプリ32に戻す。
【0049】
厨房管理部46は、情報記憶部47に記憶している注文データと支払データをチェックし、調理開始可の料理から厨房データを作成して情報記憶部47に記憶する。また、変更された調理状態や入力された配置場所の番号など情報を受信し、厨房データを更新する。
【0050】
情報記憶部47は店舗管理アプリ部4に入力された情報と入店情報管理部44が生成した入店データと注文・支払情報管理部45が生成した注文データ/支払データと厨房管理部46が生成した厨房データを記憶する。
【0051】
次に本実施例におけるセルフ注文・支払サービスシステム1の処理プロセスの一例を
図22のフローチャートを用いて説明する。
【0052】
顧客が自分の携帯端末にインストールした注文・支払アプリ32を起動して(S100)初期スキャン画面(
図11)を表示させる。顧客が前記アプリを使って着座した座席に貼ってある座席識別ラベルをスキャンする(S105)。前記アプリがスキャンで得られた画像から取出した店舗コードと座席番号(S110)あるいは前記画像を入店情報管理部44へ送信し、戻り値から複数店舗の表示か(S115)を判断する。単一店舗の場合は、店舗料理の一覧が表示される(S125)。複数店舗の場合は、顧客が表示される店舗一覧(S120)から一つ店舗を選択し、店舗料理の一覧(S125)を表示させる。ここまでは入店データが入店情報管理部44に生成される。顧客が料理を選択して注文する(S130)と、注文情報が注文・支払情報管理部45へ送信され、注文データが作成される。前払い(S135)の場合は、顧客が表示された支払手段一覧(S140)から一つ支払手段を選択して支払すると(S145)、支払情報が注文・支払情報管理部45へ送信され、支払データが作成される。厨房管理部46が注文データをチェックし、調理可料理より厨房データを作成して調理管理アプリに表示させる。注文料理の調理が完了したら、厨房管理部46が顧客に料理の配置場所番号を通知する(S150)。顧客が配置場所の番号ラベルをスキャン(S155)し、取出した番号と受信したのと比べ、一致するなら、この注文を完了させる(S160)。引き続き注文したら、料理の選択と注文画面(S130)へ戻る。未払いの有無を判断し(S165)、未払いがあれば、料金を精算して支払う(S170)。支払が完了したら、今回の入店をエンドさせる。
【符号の説明】
【0053】
1: セルフ注文・支払サービスシステム
2: 店舗管理アプリ部
3: 座席特定・注文・支払部
4: セルフ注文・支払サービス部
5: アプリストア
21:運用管理アプリ
22:調理管理アプリ
23:店内管理アプリ
31:座席識別ラベル
32:注文・支払アプリ
41:飲食店管理部
42:座席識別ラベル管理部
43:飲食店料理管理部
44:入店情報管理部
45:注文・支払情報管理部
46:厨房管理部
47:記憶管理部