(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2019-151961(P2019-151961A)
(43)【公開日】2019年9月12日
(54)【発明の名称】磨耗強化ロープ
(51)【国際特許分類】
D07B 1/02 20060101AFI20190816BHJP
【FI】
D07B1/02
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】書面
【全頁数】3
(21)【出願番号】特願2018-53440(P2018-53440)
(22)【出願日】2018年3月4日
(71)【出願人】
【識別番号】501066532
【氏名又は名称】大竹 幸衛
(72)【発明者】
【氏名】大竹 幸衛
【テーマコード(参考)】
3B153
【Fターム(参考)】
3B153AA08
3B153AA34
3B153AA45
3B153BB01
3B153CC13
3B153CC21
3B153FF08
3B153GG03
3B153GG08
3B153GG32
(57)【要約】 (修正有)
【課題】漁業底引き網等の引き綱ロープ、蛤貝魚類の捕獲の使用ロープで知られるPP糸ロープについて、磨耗強化したロープを提供する。
【解決手段】軽いPP糸ロープをPP樹脂付極カタ撚りヤーン1とエステル糸又はナイロン糸等使用のエステル樹脂付極カタ撚りヤーン2をロープストランの表面に構成配列して磨耗の強化、芯にPP極甘撚りヤーン3を適量投入して本体ロープを軽くし、磨耗強化、破断力強化した混合ロープ。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ポリプロピレン(PPと略)ダンラインタイプ糸又はPP雑色テープ等を使用してのPP樹脂付極カタ撚りヤーン(1)とエステル糸又はナイロン糸等使用のエステル樹脂付極カタ撚りヤーン(2)の様にヤーンに樹脂付着乾燥ヤーンの構成。
【請求項2】
本案ロープストランの中芯にPP極甘撚りヤーン(3)を適量に投入して本体ロープを軽く仕上げる と共に破断力強化を得る目的のPP極甘撚りヤーン(3)をストランの芯に投入しての効果でロープ200m1丸を軽く破断力強化の製綱の構成。
極甘撚りの意は ヤーン1m間に2〜5回の撚り回数少の意です、極カタ撚りの意は撚り回数を極限まで入れた意です)
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
ポリプロピレ(略PP)エステル混合ロープに関する
【背景技術】
【0002】
従来からポリプロピレン(ダンライン)タイプ糸(以下PP糸ロープと略)で製綱が主流で漁業底引き網 マンガ等の引き綱 ロープで蛤貝魚類の捕獲の使用ロープで知られる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
軽いPP糸ロープは紫外線に磨耗に、エステル、ナイロン糸ロープと比べ弱く、磨耗に強いエステル ナイロン糸ロープは重く沈み作業上不都合に付き軽く浮くPP糸ロープを磨耗強化しての要求が多々有り課題 解決案。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本案は磨耗強化を得るためにロープストランの表面に配列ヤーンは撚り回数を極限まで入れ、そのヤーンにゴム系樹脂を付着したPP樹脂付極カタ撚りヤーン(1)とエステル樹脂付極カタ撚りヤーン(2)を図示の如くロープストランの表面に交互に配列した中芯へ本体ロープを軽く、破断力強化の目的にPP極甘撚りヤーン(3)を適数本、芯へ投入して成る、軽く破断力、磨耗強化ロープ。
【発明の効果】
【0006】
本案の課題は軽いロープに磨耗強化の課題に有り、〔0005〕に示すPP樹脂付極カタ撚りヤーン(I)とPP極甘撚りヤーン(3)の磨耗の格差はPP極甘撚りヤーン(3)の磨耗強化度100に対しPP樹脂付カタ撚りヤーン(I)の磨耗強化度130〜40。とPP樹脂付極カタ撚りヤーン(I)は3割から4割も磨耗強化で成る事は自社試験で確認に付き、エステル樹脂付極カタ撚りヤーン(2)の磨耗強化度は200以上と予想。、PP極甘撚りヤーン(3)をロープストランの芯に適数本投入して、本体ロープを軽く、破断力強化の目的は自然科学法則の理に合い本体ロープを軽く破断力強化ロープの実現で、漁業船操業効率アップに貢献。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1】磨耗強化ロープの斜視図 PP樹脂付極カタ撚りヤーン(1) エステル樹脂付極カタ撚りヤーン(2) PP極甘撚りヤーン(3)
【発明を実施するための形態】
【0008】
前記〔0004〕〔0005〕の説明と図示の如くストラン、ロープ表面にPP樹脂付極カタ撚りヤーン(I)とエステル樹脂付極カタ撚りヤーン(2)の交互配列で樹脂付極カタ撚りヤーン構成の磨耗強化の効果に、PP極甘撚りヤーン(3)をストラン芯へ適数本 投入で軽く浮き破断力強化効果で本案ロープは 軽く浮き破断力強化、磨耗強化ロープの使用効果は作業性 経済性の向上。
【符号の説明】
【0009】
PP樹脂付極カタ撚りヤーン(I) エステル樹脂付極カタ撚りヤーン(2)
PP極甘撚りヤーン(3)