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特開2019-160269製品についての評価が可能な分散化情報構築システム及び分散化された情報構築方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2019-160269(P2019-160269A)
(43)【公開日】2019年9月19日
(54)【発明の名称】製品についての評価が可能な分散化情報構築システム及び分散化された情報構築方法
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/02 20120101AFI20190823BHJP
   G06Q 30/00 20120101ALI20190823BHJP
【FI】
   G06Q30/02 470
   G06Q30/00 330
【審査請求】有
【請求項の数】12
【出願形態】OL
【全頁数】12
(21)【出願番号】特願2018-108359(P2018-108359)
(22)【出願日】2018年6月6日
(31)【優先権主張番号】107108998
(32)【優先日】2018年3月16日
(33)【優先権主張国】TW
(71)【出願人】
【識別番号】517082146
【氏名又は名称】艾維克科技股▲ふん▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100062225
【弁理士】
【氏名又は名称】秋元 輝雄
(74)【代理人】
【識別番号】100186060
【弁理士】
【氏名又は名称】吉澤 大輔
(74)【代理人】
【識別番号】100145458
【弁理士】
【氏名又は名称】秋元 正哉
(72)【発明者】
【氏名】韓泰生
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049AA02
5L049BB08
(57)【要約】      (修正有)
【課題】ハードウェア製品の出荷情報と使用情報の製品履歴について明確に記録し、検索と更新に供することができ、評価しやすく、公正性を備えた、製品についての評価が可能な分散化情報構築システム及び分散化された情報構築方法を提供する。
【解決手段】分散化情報構築システム1において、製品製造者端末2が製品情報を書き込むと、操作インターフェイスプログラム5が同時に該製品情報を有線、無線または光学方式で情報保存ユニット211に送信する。製品情報は、操作インターフェイスプログラム5及び情報認証ユニット212の認証を経て情報保存ユニットに送信される。このため、パブリックネットワークプラットフォーム6上には、多種類のハードウェア製品21の製品情報が保存され、また情報保存ユニット上に同時に同じハードウェア製品21の最新製品情報を保存したり、ハードウェア製品21の製品履歴を遡ったりすることができる。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
製品についての評価が可能な分散化情報構築システムであって、少なくとも1つの製品製造者端末と、少なくとも1つのデータノードと、少なくとも1つの製品ユーザー端末と、を含み、
該製品製造者端末が少なくとも1つのハードウェア製品を有し、該ハードウェア製品が少なくとも1つの第1時間情報を含む製品情報を備え、該製品製造者端末が操作インターフェイスプログラムを介して該製品情報をパブリックネットワークプラットフォームに送信し、
該データノードが該操作インターフェイスプログラムを介して該製品情報を取得し、該製品情報を製品情報ベースに変換するとともに、該操作インターフェイスプログラムを通じて該パブリックネットワークプラットフォームに保存し、
該製品ユーザー端末が該操作インターフェイスプログラムを介して該パブリックネットワークプラットフォームで該製品情報ベースを読取り、かつ該製品ユーザー端末が、該操作インターフェイスプログラムを通じ、少なくとも1つの第2時間情報を含む製品使用情報を生成して該パブリックネットワークプラットフォームに送信し、該データノードが該製品情報と該製品使用情報を検証して該製品情報ベースを形成し、該パブリックネットワークプラットフォームに保存する、
ことを特徴とする、製品についての評価が可能な分散化情報構築システム。
【請求項2】
前記ハードウェア製品上に情報保存ユニットと、情報認証ユニットが設置され、該情報保存ユニット内に該製品情報ベースが保存され、かつ該製品情報ベースが該操作インターフェイスプログラムを通じて該パブリックネットワークプラットフォームに送信され、該情報保存ユニットがハードウェア回路またはソフトウェアファイルとすることができ、また該情報保存ユニットが該操作インターフェイスプログラムを通じて該パブリックネットワークプラットフォームと相互に通信して認証を行うことができることを特徴とする、請求項1に記載の製品についての評価が可能な分散化情報構築システム。
【請求項3】
前記製品製造者端末が該操作インターフェイスプログラムを介して該製品情報ベースを読取ることができ、かつ該製品製造者端末が製造者キーを通じて該製品情報を書き込み、さらに該操作インターフェイスプログラムを介して修正後の製品情報を該パブリックネットワークプラットフォームに送信するとともに、最新の製品情報でハードウェア製品の情報保存ユニットを更新し、そのうち該製造者キーが第1キーと第2キーを含み、該第1キーが情報読取りモードであり、該第2キーがIDペアリングモードであることを特徴とする、請求項2に記載の製品についての評価が可能な分散化情報構築システム。
【請求項4】
前記製品ユーザー端末が該操作インターフェイスプログラムを通じて該製品情報ベースを読み取ることができ、かつ該製品ユーザー端末がユーザーキーを通じて該製品使用情報を書き込み、さらに該操作インターフェイスプログラムを介して修正後の製品使用情報を該パブリックネットワークプラットフォームに送信し、そのうち該ユーザーキーが第1キーと第2キーを含み、該第1キーが情報読取りモードであり、該第2キーがIDペアリングモードであることを特徴とする、請求項1に記載の製品についての評価が可能な分散化情報構築システム。
【請求項5】
さらに少なくとも1つの製品ビジター端末を含み、そのうち、該製品ビジター端末が該操作インターフェイスプログラムを通じて該製品情報ベースを読み取り、かつ該製品ビジター端末がビジターキーを介して該製品情報ベースを読取ることができ、そのうち該ビジターキーが情報読取りモードであることを特徴とする、請求項1に記載の製品についての評価が可能な分散化情報構築システム。
【請求項6】
製品についての評価が可能な分散化された情報構築方法であって、
少なくとも1つの製品製造者端末が操作インターフェイスプログラムを介して少なくとも1つのハードウェア製品の製品情報と該製品情報の第1時間情報をパブリックネットワークプラットフォームに送信する工程と、
少なくとも1つのデータノードが該製品情報を検証し、少なくとも1つの製品情報ベースを形成して該パブリックネットワークプラットフォームに保存する工程と、
少なくとも1つの製品ユーザー端末が該操作インターフェイスプログラムを介して該パブリックネットワークプラットフォームで該製品情報ベースを取得し、かつ該製品ユーザー端末が、該操作インターフェイスプログラムを通じて製品使用情報と該製品情報の第1時間情報を生成するとともに、該パブリックネットワークプラットフォームに送信する工程と、
該データノードが該製品情報と該製品使用情報を検証し、該製品情報ベースを形成して該パブリックネットワークプラットフォームに保存する工程と、
該製品製造者端末と該製品ユーザー端末が、該パブリックネットワークプラットフォームを介して該ハードウェア製品の出荷情報及び使用情報を把握する工程と、
を含むことを特徴とする、製品についての評価が可能な分散化された情報構築方法。
【請求項7】
前記ハードウェア製品上に情報保存ユニットと、情報認証ユニットが設置され、該情報保存ユニット内に該製品情報ベースが保存され、かつ該製品情報ベースが該操作インターフェイスプログラムを通じて該パブリックネットワークプラットフォームに送信され、該情報保存ユニットがハードウェア回路またはソフトウェアファイルとすることができることを特徴とする、請求項6に記載の製品についての評価が可能な分散化された情報構築方法。
【請求項8】
前記製品製造者端末が該操作インターフェイスプログラムを通じて該製品情報ベースを読み取ることができ、かつ該製品製造者端末が製造者キーを通じて該製品情報を書き込み、さらに該操作インターフェイスプログラムを介して書き込み後の製品情報を該パブリックネットワークプラットフォームに送信し、そのうち該製造者キーが第1キーと第2キーを含み、該第1キーが情報読取りモードであり、該第2キーがIDペアリングモードであることを特徴とする、請求項6に記載の製品についての評価が可能な分散化された情報構築方法。
【請求項9】
前記製品ユーザー端末が該操作インターフェイスプログラムを通じて該製品情報ベースを読み取ることができ、かつ該製品ユーザー端末がユーザーキーを通じて該製品使用情報を書き込み、さらに該操作インターフェイスプログラムを介して書き込み後の製品使用情報を該パブリックネットワークプラットフォームに送信し、そのうち該ユーザーキーが第1キーと第2キーを含み、該第1キーが情報読取りモードであり、該第2キーがIDペアリングモードであることを特徴とする、請求項6に記載の製品についての評価が可能な分散化された情報構築方法。
【請求項10】
さらに、少なくとも1つの製品ビジター端末が該操作インターフェイスプログラムを通じて該製品情報ベースを取得する工程を含むことを特徴とする、請求項6に記載の製品についての評価が可能な分散化された情報構築方法。
【請求項11】
前記製品ビジター端末がビジターキーを介して該製品情報ベースを読取り、そのうち該ビジターキーが情報読取りモードであることを特徴とする、請求項10に記載の製品についての評価が可能な分散化された情報構築方法。
【請求項12】
さらに、別の製品ユーザー端末が該操作インターフェイスプログラムを通じて該パブリックネットワークプラットフォームで該製品情報ベースを取得し、かつ該製品ユーザー端末が、該操作インターフェイスプログラムを通じて製品使用情報と該製品情報の第1時間情報を生成するとともに、該パブリックネットワークプラットフォームに送信する工程を含むことを特徴とする、請求項10に記載の製品についての評価が可能な分散化された情報構築方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はハードウェア製品の出荷情報と使用情報の製品履歴について明確に記録し、検索と更新に供することができ、評価しやすく、公正性を備えた、製品についての評価が可能な分散化情報構築システム及び分散化された情報構築方法に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に各ハードウェア製品は工場からの出荷後、いずれも、例えばメーカー名、製品名、製品型番、出荷日、保証期間、試験データ、生産地等関連の製品情報といった、製品自体に関する出荷情報を備えており、これらの製品情報はほとんどが製品説明書に記載されている。一方消費者が該ハードウェア製品を購入するとき、店員の紹介または外側の包装あるいはインターネット上の紹介からのみ該ハードウェア製品の簡略な紹介を入手するしかなく、完全な情報を真に明確に知ることはできないため、消費者にとって保障がなく、また修理されたハードウェア製品を購入してしまう可能性もあり、さらには同じ製品情報の違法なコピー製品を購入してしまうことさえあり得る。また消費者がハードウェア製品を購入した後も、該ハードウェア製品上からより明確な製品履歴を知ることができず、該消費者が該ハードウェア製品を使用した後、該ハードウェア製品が損耗性の高い使用を経ていたり、製造元による修理を経ていたりする可能性もあるが、その使用過程や修理履歴は非公開情報であり、さらに該消費者が該ハードウェア製品を販売したいとき、その後続で購入する消費者はより一層該ハードウェア製品の使用過程や修理履歴を知ることができないため、多くの消費上の係争が生まれる。現在市場には製品履歴を表示する数多くの方法があるが、最も主要な方法は、製造元がデータを統合して公開することである。しかしながら、製造元のみが登録または掲載する方法は多くの問題がある。まずこれは一方的な製品データの統合であり、その統合したデータは公正性が高いとは言えない。またネットワーク技術の発展に伴い、単一ホストで大量のファイルとデータベースの負荷と処理を担うことができなくなっている。これまでは絶えずハードウェア規格を向上したり、さらには複数台のホストを接続する方法で演算処理能力を高めたりしてきたが、中央データベースに障害が発生(failure)すると、全体が動作できなくなる。別途ディレクトリ管理を利用した方法が提示されており、これはまずインデックス検索を実行した後異なるホストのデータベースに進入し、ファイルにアクセスする方法であるが、ディレクトリ管理システムをコアホストに保存するため、コアホストの障害発生時に検索を実行できなくなるリスクがやはり存在する。
【0003】
このため、上述の従来品の問題と欠点をどのように解決するかが、本発明の発明人とこの産業に従事する関連企業が改善を研究する方向性となっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の問題を効果的に解決するため、本発明の主な目的は、ハードウェア製品の出荷情報と使用情報の製品履歴について明確に記録し、検索と更新に供することができ、評価しやすく、公正性を備えた、製品についての評価が可能な分散化情報構築システム及び分散化された情報構築方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述の目的を達するため、本発明の提供する製品についての評価が可能な分散化情報構築システムは、該分散化情報構築システムが、少なくとも1つの製品製造者端末と、少なくとも1つのデータノードと、少なくとも1つの製品ユーザー端末を含み、そのうち、製品製造者端末の製品製造者が少なくとも1つのハードウェア製品を生産し、該製品製造者がその生産するハードウェア製品についての製品情報を製品製造者端末に提供し、該製品情報が少なくとも第1時間情報を含み、かつ該製品製造者端末が操作インターフェイスプログラムを介して該製品情報をパブリックネットワークプラットフォームに送信し、該データノードが該操作インターフェイスプログラムを介して該パブリックネットワークプラットフォーム上で該製品情報を取得し、かつ該データノードが取得した該製品情報を製品情報ベースに変換して、該製品情報ベースを該操作インターフェイスプログラムにより該パブリックネットワークプラットフォームに保存し、該製品ユーザー端末4が該操作インターフェイスプログラムを介して該パブリックネットワークプラットフォーム上で該製品情報ベースを読取り、かつ製品ユーザー端末4の製品ユーザーが該ハードウェア製品を使用した後、製品ユーザー端末4が、該操作インターフェイスプログラムを介して製品使用情報を生成でき、該製品使用情報が少なくとも第2時間情報を含み、かつ該製品ユーザー端末が該製品使用情報を該パブリックネットワークプラットフォームに送信し、かつ該パブリックネットワークプラットフォーム上に該製品使用情報があるとき、該データノードが該製品情報と該製品使用情報を検証して該製品情報ベースを形成し、かつ該パブリックネットワークプラットフォームに保存することにより、該ハードウェア製品の出荷情報と使用情報の製品履歴を該パブリックネットワークプラットフォームに明確に記録することができ、さらに該データノードがその出荷情報と使用情報を検証し、該パブリックネットワークプラットフォームの製品情報ベースを評価しやすくするとともに、分散化された分散式演算及び認証、データの一方的な変更不可という特性を通じ、製品取引時に取引者に公平な評価基準を提供する。
【0006】
本発明の提供する製品についての評価が可能な分散化された情報構築方法は、少なくとも1つの製品製造者端末が操作インターフェイスプログラムを介して少なくとも1つのハードウェア製品の製品情報と該製品情報の第1時間情報をパブリックネットワークプラットフォームに送信する工程と、少なくとも1つのデータノードが該製品情報を検証し、少なくとも1つの製品情報ベースを形成して該パブリックネットワークプラットフォームに保存する工程と、少なくとも1つの製品ユーザー端末が該操作インターフェイスプログラムを介して該パブリックネットワークプラットフォームで該製品情報ベースを取得し、かつ製品ユーザーが該ハードウェア製品を使用した後、製品ユーザー端末4が、該操作インターフェイスプログラムを介して製品使用情報と該製品情報の第1時間情報を生成し、該パブリックネットワークプラットフォームに送信する工程と、該データノードが該製品情報と該製品使用情報を検証し、該製品情報ベースを形成して該パブリックネットワークプラットフォームに保存する工程と、を含み、該製品製造者と該製品ユーザーが該パブリックネットワークプラットフォームを通じて該ハードウェア製品の出荷情報及び使用情報を知ることができ、これにより、該ハードウェア製品の出荷情報と使用情報の製品履歴を該パブリックネットワークプラットフォームに明確に記録し、該データノードを通じてその出荷情報と使用情報を検証し、該パブリックネットワークプラットフォームの製品情報ベースを評価しやすくするとともに、分散化された分散式演算及び認証、データの一方的な変更不可という特性を通じ、製品取引時に取引者に公平な評価基準を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明の分散化情報構築システムの概略図である。
図2】本発明の分散化情報構築システムのブロック図である。
図3】本発明の分散化された情報構築方法のフローチャート1である。
図4】本発明の分散化された情報構築方法のフローチャート2である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1図2に本発明の分散化情報構築システム1の概略図とブロック図を示す。これらの図からはっきりと分かるように、そのうち該分散化情報構築システム1は、少なくとも1つの製品製造者端末2と、少なくとも1つのデータノード3と、少なくとも1つの製品ユーザー端末4を含む。そのうち、製品製造者が少なくとも1つのハードウェア製品21を生産し、かつ該製品製造者端末2が該ハードウェア製品21についての製品情報を生成し、該製品情報が、メーカー名、製品名、製品型番、製品ID、保証期間、試験データ、生産地等の関連製品情報を含むことができ、かつ該製品情報が第1時間情報を含み、該第1時間情報が製品情報をパブリックネットワークプラットフォーム6に書き込んだ時間である。また該ハードウェア製品21上に情報保存ユニット211と、情報認証ユニット212が設置される。該製品製造者端末2のコンピューター設備に操作インターフェイスプログラム5がインストールされ、かつ該製品製造者端末2が該操作インターフェイスプログラム5を介して該製品情報をパブリックネットワークプラットフォーム6に送信する。該製品製造者端末2は製造者キー22を通じて該製品情報を該パブリックネットワークプラットフォーム6に書き込み、そのうち該製造者キー22は製造者に属する第1キーと第2キーを含み、該第1キーは情報読取りモードであり、該第2キーはIDペアリングモードである。該製品製造者端末2が該製品情報を書き込むと、該操作インターフェイスプログラム5が同時に該製品情報を有線、無線または光学方式で該情報保存ユニットに送信する。該情報保存ユニットはハードウェア回路またはソフトウェアファイルとすることができ、情報保存ユニットに送信する前に該情報認証ユニット212の認証を通過する必要がある。該製品情報は該操作インターフェイスプログラム5及び情報認証ユニット212の認証を経て該情報保存ユニットに送信される。このため、該パブリックネットワークプラットフォーム6上には多種類のハードウェア製品21の製品情報が保存され、また該情報保存ユニット上に同時に同じ該ハードウェア製品21の最新製品情報を保存したり、該ハードウェア製品21の製品履歴を遡ったりすることができる。
【0009】
このとき、該データノード3も同様にコンピューター設備に該操作インターフェイスプログラム5がインストールされており、かつ該データノード3は該操作インターフェイスプログラム5を介して該パブリックネットワークプラットフォーム6上の製品情報を取得し、取得した製品情報を検証して、誤りがないことが検証された製品情報を製品情報ベースに変換し、操作インターフェイスプログラム5から該パブリックネットワークプラットフォーム6に保存することができる。
【0010】
また、該製品ユーザーが該ハードウェア製品21を購入したとき、該製品ユーザー端末4は、そのコンピューター設備内の該操作インターフェイスプログラム5をインストールし、かつ該製品ユーザー端末4は該操作インターフェイスプログラム5を介して該パブリックネットワークプラットフォーム6上で購入したハードウェア製品21が属する製品情報ベースを読取り、該製品情報ベースから該ハードウェア製品21の製品情報を知ることができる。かつ該製品ユーザー端末4はユーザーに属するユーザーキー41で該製品情報ベースを読取り、そのうち該ユーザーキー41はユーザーに属する第1キーと第2キーを含み、該第1キーは情報読取りモードであり、該第2キーはIDペアリングモードである。また、該製品ユーザーは該ハードウェア設備を使用した後、製品ユーザー端末4は、該ユーザーキー41と該操作インターフェイスプログラム5を介して製品使用情報を生成することができ、そのうち、該製品使用情報は、製品使用状況、製品修理状況等の関連製品使用情報を含むことができ、かつ該製品使用情報はさらに第2時間情報を備え、該第2時間情報は製品使用情報をパブリックネットワークプラットフォーム6に書き込んだ時間である。該製品ユーザー端末4は該操作インターフェイスプログラム5を通じ、かつユーザーキーを組み合わせて使用して、該製品使用情報をパブリックネットワークプラットフォーム6に書き込み、該製品ユーザー端末4が該製品使用情報を書き込むと、該操作インターフェイスプログラム5が同時に該製品情報を有線、無線または光学方式で該情報保存ユニットに伝送する。情報保存ユニットに伝送する前に、まず該情報認証ユニット212の認証を経る必要があり、認証を経た後該製品使用情報を該情報保存ユニットに伝送することができる。このため、該パブリックネットワークプラットフォーム6上には多種類のハードウェア製品21の製品使用情報が保存される。また、該情報保存ユニット上には同時に該ハードウェア製品21の最新の製品使用情報が保存される。
【0011】
このとき、該データノード3は該操作インターフェイスプログラム5を介して該パブリックネットワークプラットフォーム6上の製品情報ベースと製品使用情報を取得することができ、かつ取得した製品情報ベースと製品使用情報を検証し、誤りがないことが検証された製品情報ベースと製品使用情報を同一の製品情報ベースに変換して、操作インターフェイスプログラム5により該パブリックネットワークプラットフォーム6に保存する。そのうち、該パブリックネットワークプラットフォーム6上の製品情報ベースは該製品製造者端末2の読取りと書き込みのほか、製品ユーザー端末4も該製品情報ベースに対して読取りと書き込みを行うことができ、製品製造者端末2と製品ユーザー端末4が書き込んだデータはいずれも該データノード3により検証され、パブリックネットワークプラットフォーム6の製品情報ベースを評価しやすくするとともに、分散化された分散式演算及び認証、データの一方的な変更不可という特性を通じ、製品取引時に取引者に公平な評価基準を提供する。
【0012】
該パブリックネットワークプラットフォーム6が該製品情報ベースを有するとき、該製品情報ベースはさらに少なくとも1つの製品ビジター端末7により読み取ることができる。そのうち、該製品ビジター端末7のコンピューター設備には該操作インターフェイスプログラム5がインストールされており、製品ビジター端末7は該操作インターフェイスプログラム5を通じて該製品情報ベースを読み取ることができる。そのうち、該製品ビジター端末7はビジターキー71を介して該製品情報ベースを読取り、該ビジターキー71はデータ読取りモジュールであり、ビジターキー71はデータ読取りの権限しかない。製品ビジター端末7の製品ビジターは該製品情報ベースから該ハードウェア設備の製品情報と製品使用情報を知ることができ、かつ製品情報と製品使用情報は該第1時間情報と第2時間情報を含み、製品ビジターは該ハードウェア製品21の製品履歴をはっきりと知ることができる。かつ製品情報ベースは分散化された分散式演算後の結果であり、製品情報ベース内のデータは評価しやすく、公正性を備え、製品製造者、製品ユーザー、製品ビジターが正確なデータを明確に知ることができ、消費に関連する係争の発生を回避することができる。
【0013】
またそのうち、該製品ビジター端末7が該製品情報ベースを読取り、かつ製品ビジターが該ハードウェア製品21を購入して使用した後、該製品ビジターは製品ユーザーとなり、該製品ユーザー端末4は該ユーザーキー41と該操作インターフェイスプログラム5を通じて製品使用情報を生成することができる。そのうち、該製品使用情報は、製品使用状況、製品修理状況等の関連製品使用情報を含むことができ、かつ製品使用情報を書き込む方法は該ハードウェア製品21原有の製品使用情報に新しい製品使用情報を追加するもので、原有の製品使用情報と製品情報を変更することはできない。また該製品ユーザー端末4が該新しい製品使用情報を書き込むと、該操作インターフェイスプログラム5が同時に該製品情報を有線、無線または光学方式で該情報保存ユニットに伝送する。かつ情報保存ユニットに伝送する前に先に該情報認証ユニット212の認証を経る必要があり、認証を経た後該製品使用情報を該情報保存ユニットに伝送することができる。また、該ハードウェア製品21が製品製造者による修理を経た場合、該製品製造者端末2は該製造者キー22と該操作インターフェイスプログラム5を介して製品情報を生成することができる。その製品情報を書き込む方法は該ハードウェア製品21の最新の製品情報を書き込み、またそのうち製品情報と製品使用情報は同時に該第1時間情報と第2時間情報を備え、その書き込み変更の時間点をはっきりと表示するとともに、製品情報ベースからすべての過去の記録を検索できる。その第1時間情報と第2時間情報はGPSまたはNTPサーバーにより生成されるため、第1時間情報と第2時間情報の時間点は明確かつ正確である。
【0014】
該データノード3は該操作インターフェイスプログラム5を介して該パブリックネットワークプラットフォーム6上の製品情報ベース及び製品使用情報を取得でき、取得した製品情報と製品使用情報を検証し、誤りがないことが検証された製品情報ベースと製品使用情報を同一の製品情報ベースに変換して、操作インターフェイスプログラム5により該パブリックネットワークプラットフォーム6と情報保存ユニットに保存し、パブリックネットワークプラットフォーム6の製品情報ベースを評価しやすくするとともに、分散化された分散式演算及び認証、データの一方的な変更不可という特性を通じ、ハードウェア製品21の公平な取引を可能にする。同様に類推し、該ハードウェア製品21が再び別の製品ユーザーにより購入されて使用された後、書き込まれた製品使用情報は元の製品使用情報を継続して更新し、かつ第3時間情報を組み合わせて表される。または、製品製造者による修理が行われた場合、その製品情報も同時に元の製品情報を継続して更新し、かつ第4時間情報を組み合わせて表示される。データノード3は、該ハードウェア製品21が廃止されるまで、新しい製品情報と製品使用情報を継続して取得し、検証して製品情報ベースに変換する。新しい製品情報と製品使用情報が継続して増加すると、その時間情報もGPSまたはNTPサーバーに伴って生成される。また、そのうち該製品情報及び製品使用情報の検証方法はブロックチェーン技術を用いるが、これに限らない。これにより、分散化された分散式演算及び認証、データの一方的な変更不可という特性を通じ、パブリックネットワークプラットフォームの製品情報ベースに信頼性と公平性を具備させ、一般的な売買の自由な心証による取引形態と比較して、検証済みの製品情報ベースは実際の製品価値により合致しており、製品取引において取引者に公平な評価基準を提供することができる。
【0015】
前述の図と図3に示す本発明の分散化された情報構築方法のフローチャート1を同時に参照する。これらの図からはっきりと分かるように、該分散化された情報構築方法は、次の工程を含む。
【0016】
工程S11:少なくとも1つの製品製造者端末2が操作インターフェイスプログラムを介して少なくとも1つのハードウェア製品の製品情報と該製品情報の第1時間情報をパブリックネットワークプラットフォームに送信する。そのうち、製品製造者は該ハードウェア製品21を生産し、かつ該製品製造者端末2が該ハードウェア製品21についての製品情報を生成し、該製品情報が、メーカー名、製品名、製品型番、製品ID、保証期間、試験データ、生産地等の関連製品情報を含むことができ、かつ該製品情報がさらに該第1時間情報を含み、該第1時間データが製品情報をパブリックネットワークプラットフォーム6書き込んだ時間であり、かつその時間がGPSまたはNTPサーバーで判定かつ表示される。また該ハードウェア製品21上に該情報保存ユニット211と該情報認証ユニット212が設置され、該製品製造者端末2のコンピューター設備に操作インターフェイスプログラム5がインストールされ、かつ該製品製造者端末2が該操作インターフェイスプログラム5を介して該製品情報を該パブリックネットワークプラットフォーム6に送信する。該製品製造者端末2は製造者キー22を通じて該製品情報を該パブリックネットワークプラットフォーム6に書き込み、そのうち、該製造者キー22は製造者に属する第1キーと第2キーを含み、該第1キーは情報読取りモードであり、該第2キーはIDペアリングモードである。該製品製造者端末2が該製品情報を書き込むと、該操作インターフェイスプログラム5が同時に該製品情報を有線、無線または光学方式で該情報保存ユニットに送信する。該情報保存ユニットはハードウェア回路またはソフトウェアファイルとすることができ、情報保存ユニットに送信する前に該情報認証ユニット212の認証を通過する必要があり、認証を経た該製品情報が該情報保存ユニットに送信される。このため該パブリックネットワークプラットフォーム6上には多種類のハードウェア製品21の製品情報が保存され、また該情報保存ユニット上に同時に該ハードウェア製品21の最新製品情報が保存される。
【0017】
工程S12:少なくとも1つのデータノードが該製品情報を検証して少なくとも1つの製品情報ベースを形成し、かつ該パブリックネットワークプラットフォームに保存する。該データノード3も同様にコンピューター設備に該操作インターフェイスプログラム5がインストールされており、かつ該データノード3は該操作インターフェイスプログラム5を介して該パブリックネットワークプラットフォーム6上の製品情報を取得し、取得した製品情報を検証して、誤りがないことが検証された製品情報を製品情報ベースに変換し、操作インターフェイスプログラム5から該パブリックネットワークプラットフォーム6に保存することができる。
【0018】
工程S13:少なくとも1つの製品ユーザー端末が該操作インターフェイスプログラムを介してパブリックネットワークプラットフォームで該製品情報ベースを取得し、かつ該製品ユーザーが該ハードウェア製品を使用して、製品ユーザー端末4が該操作インターフェイスプログラムを通じ製品使用情報を生成するとともに、該製品情報の第1時間情報を該パブリックネットワークプラットフォームに送信することができる。また、該製品ユーザーが該ハードウェア製品21を購入したとき、該製品ユーザー端末4はそのコンピューター設備内に該操作インターフェイスプログラム5をインストールし、かつ該製品ユーザー端末4は該操作インターフェイスプログラム5を介して該パブリックネットワークプラットフォーム6上で購入したハードウェア製品21が属する製品情報ベースを読取り、該製品情報ベースから該ハードウェア製品21の製品情報を知ることができる。かつ該製品ユーザー端末4はユーザーに属するユーザーキー41で該製品情報ベースを読取り、そのうち該ユーザーキー41はユーザーに属する第1キーと第2キーを含み、該第1キーは情報読取りモードであり、該第2キーはIDペアリングモードである。また、該製品ユーザーは該ハードウェア設備を使用した後、製品ユーザー端末4が該ユーザーキー41と該操作インターフェイスプログラム5を介して製品使用情報を生成することができ、そのうち、該製品使用情報は、製品使用状況、製品修理状況等の関連製品使用情報を含むことができ、かつ該製品使用情報はさらに第2時間情報を備え、該第2時間情報は製品使用情報をパブリックネットワークプラットフォーム6に書き込んだ時間である。該製品ユーザー端末4は該操作インターフェイスプログラム5を通じ、かつユーザーキーを組み合わせて使用して、該製品使用情報をパブリックネットワークプラットフォーム6に書き込み、該製品ユーザー端末4が該製品使用情報を書き込むと、該操作インターフェイスプログラム5が同時に該製品情報を有線、無線または光学方式で該情報保存ユニットに伝送する。情報保存ユニットに伝送する前に、まず該情報認証ユニット212の認証を経る必要があり、認証を経た後該製品使用情報を該情報保存ユニットに伝送することができる。このため、該パブリックネットワークプラットフォーム6上には多種類のハードウェア製品21の製品情報が保存され、また該情報保存ユニット上に同時に同じ該ハードウェア製品21の最新製品情報を保存したり、該ハードウェア製品21の製品履歴を遡ったりすることができる。
【0019】
工程S14:該データノードが該製品情報と該製品使用情報を検証して該製品情報ベースを形成し、かつ該パブリックネットワークプラットフォームに保存する。該データノード3は該操作インターフェイスプログラム5を介して該パブリックネットワークプラットフォーム6上の製品情報ベースと製品使用情報を取得でき、かつ取得した製品情報ベースと製品使用情報を検証し、誤りがないことが検証された製品情報ベースと製品使用情報を同一の製品情報ベースに変換し、操作インターフェイスプログラム5を通じて該パブリックネットワークプラットフォーム6に保存する。
【0020】
工程S15:製品製造者と製品ユーザーは該パブリックネットワークプラットフォームを通じて該ハードウェア製品の出荷情報と使用情報を知ることができる。そのうち、該パブリックネットワークプラットフォーム6上の製品情報ベースは該製品製造者2の読取りと書き込みのほか、製品ユーザー端末4も該製品情報ベースに対して読取りと書き込みを行うことができ、製品製造者端末2と製品ユーザー端末4が書き込んだデータはいずれも該データノード3により検証され、製品製造者と製品ユーザーが該パブリックネットワークプラットフォーム6から該ハードウェア製品21の出荷情報と使用情報を知ることができるようにし、かつパブリックネットワークプラットフォーム6上の製品情報ベースを評価しやすくするとともに、分散化された分散式演算及び認証、データの一方的な変更不可という特性を通じ、パブリックネットワークプラットフォームの製品情報ベースに信頼性と公平性を具備させ、一般的な売買の自由な心証による取引形態と比較して、検証済みの製品情報ベースは実際の製品価値により合致しており、製品取引において取引者に公平な評価基準を提供することができる。
【0021】
前述の図と図に示す本発明の分散化された情報構築方法のフローチャート2を同時に参照する。これらの図からはっきりと分かるように、該分散化された情報構築方法はさらに、次の工程を含む。
【0022】
工程S16:少なくとも1つの製品ビジター端末7が該操作インターフェイスプログラムを介して該製品情報ベースを取得できる。該パブリックネットワークプラットフォーム6が該製品情報ベースを有するとき、該製品情報ベースはさらに少なくとも1つの製品ビジター端末7により読み取ることができる。そのうち、該製品ビジター端末7のコンピューター設備には該操作インターフェイスプログラム5がインストールされており、製品ビジター端末7は該操作インターフェイスプログラム5を通じて該製品情報ベースを読み取ることができる。そのうち、該製品ビジター端末7はビジターキー71を介して該製品情報ベースを読取り、該ビジターキー71はデータ読取りモジュールであり、ビジターキー71はデータ読取りの権限しかない。製品ビジターは該製品情報ベースから該ハードウェア設備の製品情報と製品使用情報を知ることができ、かつ製品情報と製品使用情報は該第1時間情報と第2時間情報を含み、製品ビジターは該ハードウェア製品21の製品履歴をはっきりと知ることができる。かつその製品情報ベースは分散化された分散式演算及び認証、データの一方的な変更不可という特性で、製品情報ベース内のデータは評価しやすく、公正性を備えており、製品製造者、製品ユーザー、製品ビジターが正確なデータを明確に知ることができ、消費に関連する係争の発生を回避することができる。
【0023】
工程S17:別の製品ユーザー端末4が該操作インターフェイスプログラムを通じてパブリックネットワークプラットフォームで該製品情報ベースを取得し、かつ製品ユーザーが該ハードウェア製品を使用し、該操作インターフェイスプログラムを介して製品使用情報と該製品情報の第1時間情報を生成し、該パブリックネットワークプラットフォームに送信する。また、そのうち、該製品ビジター端末7が該製品情報ベースを読取り、かつ該ハードウェア製品21を購入して使用した場合、その後該製品ビジターは製品ユーザーとなり、該製品ユーザー端末4は該ユーザーキー41と該操作インターフェイスプログラム5を通じて製品使用情報を生成することができる。そのうち、該製品使用情報は、製品使用状況、製品修理状況等の関連製品使用情報を含むことができ、かつ製品使用情報を書き込む方法は該ハードウェア製品21原有の製品使用情報に新しい製品使用情報を追加するもので、原有の製品使用情報と製品情報を変更することはできない。また該製品ユーザー端末4が該新しい製品使用情報を書き込むと、該操作インターフェイスプログラム5が同時に該製品情報を有線、無線または光学方式で該情報保存ユニットに伝送する。かつ情報保存ユニットに伝送する前に先に該情報認証ユニット212の認証を経る必要があり、認証を経た後該製品使用情報を該情報保存ユニットに伝送することができる。また、該ハードウェア製品21が製品製造者による修理を経た場合、該製品製造者端末2は該製造者キー22と該操作インターフェイスプログラム5を介して製品情報を生成することができる。その製品情報を書き込む方法は該ハードウェア製品21原有の製品情報のほかに新しい製品情報を加えて書き込み、またそのうち製品情報と製品使用情報は同時に該第1時間情報と第2時間情報を備え、その書き込み変更の時間点をはっきりと表示する。その第1時間情報と第2時間情報はGPSまたはNTPサーバーにより生成されるため、第1時間情報と第2時間情報の時間点は明確かつ正確である。該データノード3は該操作インターフェイスプログラム5を介して該パブリックネットワークプラットフォーム6上の製品情報ベース及び製品使用情報を取得でき、取得した製品情報と製品使用情報を検証し、誤りがないことが検証された製品情報ベースと製品使用情報を同一の製品情報ベースに変換して、操作インターフェイスプログラム5により該パブリックネットワークプラットフォーム6と情報保存ユニットに保存し、パブリックネットワークプラットフォーム6の製品情報ベースを評価しやすくするとともに、分散化された分散式演算及び認証、データの一方的な変更不可という特性を通じ、ハードウェア製品21の公平な評価を可能にする。同様に類推し、該ハードウェア製品21が再び別の製品ユーザーにより購入されて使用された後、書き込まれた製品使用情報は元の製品使用情報を継続して更新し、かつ第3時間情報を組み合わせて表される。または、製品製造者による修理が行われた場合、その製品情報も同時に元の製品情報を継続して更新し、かつ第4時間情報を組み合わせて表示される。データノード3は、該ハードウェア製品21が廃止されるまで、新しい製品情報と製品使用情報を継続して取得し、検証して製品情報ベースに変換する。新しい製品情報と製品使用情報が継続して増加すると、その時間情報もGPSまたはNTPサーバーに伴って生成される。また、そのうち該製品情報及び製品使用情報の検証方法はブロックチェーン技術を用いるが、これに限らない。これにより、分散化された分散式演算及び認証、データの一方的な変更不可という特性を通じ、パブリックネットワークプラットフォームの製品情報ベースに信頼性と公平性を具備させ、一般的な売買の自由な心証による取引形態と比較して、検証済みの製品情報ベースは実際の製品価値により合致しており、製品取引において取引者に公平な評価基準を提供することができる。
【0024】
以上は本発明の最良の実施例を挙げたものであり、本発明を限定するものではなく、形状や配置形態の変更や、各種の変化、修飾、応用が生じる同等効果の作用など、本発明の構想に基づいた変更が本発明の要旨の範囲を逸脱しない場合、本発明の権利範囲内に含まれる。
【符号の説明】
【0025】
1 分散化情報構築システム
2 製品製造者端末
21 ハードウェア製品
211 情報保存ユニット
212 情報認証ユニット
22 製造者キー
3 データノード
4 製品ユーザー端末
41 ユーザーキー
5 操作インターフェイスプログラム
6 パブリックネットワークプラットフォーム
7 製品ビジター端末
71 ビジターキー
S11〜工程S17 工程
図1
図2
図3
図4