(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2019-16467(P2019-16467A)
(43)【公開日】2019年1月31日
(54)【発明の名称】携帯型電子機器のスイッチ操作用補助具及び携帯型電子機器用ケース
(51)【国際特許分類】
H01H 3/12 20060101AFI20190104BHJP
H04M 1/02 20060101ALI20190104BHJP
H04M 1/11 20060101ALI20190104BHJP
【FI】
H01H3/12 B
H04M1/02 C
H04M1/11 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2017-131624(P2017-131624)
(22)【出願日】2017年7月5日
(71)【出願人】
【識別番号】592264178
【氏名又は名称】桑原 幸雄
(74)【代理人】
【識別番号】100097043
【弁理士】
【氏名又は名称】浅川 哲
(74)【代理人】
【識別番号】100128071
【弁理士】
【氏名又は名称】志村 正樹
(72)【発明者】
【氏名】桑原 幸雄
【テーマコード(参考)】
5G025
5K023
【Fターム(参考)】
5G025AA05
5G025BA09
5G025CA09
5G025DA08
5G025EA02
5G025EB02
5K023AA07
5K023BB11
5K023GG15
5K023MM03
5K023MM25
5K023RR08
(57)【要約】
【課題】 スマートフォンやタブレットなど携帯型電子機器の小型化、薄型化に伴って、本体の側面に配置されるプッシュスイッチも小さくなる傾向にある。そこで、携帯型電子機器の側面に配置されるプッシュスイッチの押下操作を容易に行えるようなスイッチ操作用補助具を提供する。
【解決手段】 タブレット1の側面1bに配置されるプッシュスイッチ2aのオン又はオフの押下動作を補助するためのスイッチ操作用補助具3aであって、プッシュスイッチ2aの先端部と向かい合う押圧面4dを有する押圧部材4と、押圧部材4を回動可能に支持する可撓性の薄板材5と、を備え、押圧部材4をプッシュスイッチ2のオン又はオフの押下動作の方向と直交する方向に押すことで押圧部材4が回動し、押圧面4dでプッシュスイッチ2aの先端部を押圧する。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
携帯型電子機器の側面に配置されるプッシュスイッチのオン又はオフの押下動作を補助するためのスイッチ操作用補助具であって、
プッシュスイッチの先端部と向かい合う押圧面を有する押圧部材と、
押圧部材を回動可能に支持する回動支持部材と、を備え、
押圧部材をプッシュスイッチのオン又はオフの押下動作の方向と直交する方向に押すことで押圧部材が回動し、押圧面でプッシュスイッチの先端部を押圧するスイッチ操作用補助具。
【請求項2】
前記押圧部材は、上面と、上面とは反対側の下面と、上面の周縁と下面の周縁との間の周側面とを有し、周側面の一つが前記押圧面である請求項1に記載のスイッチ操作用補助具。
【請求項3】
前記押圧面は、プッシュスイッチのオン又はオフの押下動作の方向と直交する面を形成している請求項1又は2に記載のスイッチ操作用補助具。
【請求項4】
前記支持部材が可撓性の薄板材を含み、プッシュスイッチの先端部と向かい合うように押圧部材を配置した時に、可撓性の薄板材が押圧部材と携帯型電子機器との間に掛け渡され、伸展した状態で押圧部材の上面と携帯型電子機器とに貼着される請求項1に記載のスイッチ操作用補助具。
【請求項5】
底板と、底板の周囲を囲む側板とで形成される携帯型電子機器の収容スペースと、この収容スペースに隣接して設けられる補助スペースと、この補助スペースに配置される前記請求項1に記載のスイッチ操作用補助具とを備える携帯型電子機器用ケース。
【請求項6】
前記スイッチ操作用補助具の回動支持部材が、携帯型電子機器用ケースに対して押圧部材を回動可能に支持する支持軸を含む請求項5に記載の携帯型電子機器用ケース。
【請求項7】
前記補助スペースは、前記押圧部材が回動支持部材に沿って移動可能なスペースを有する請求項5又は6に記載の携帯型電子機器用ケース。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯型電子機器の側面に配置されるプッシュスイッチのオン又はオフの押下動作を補助するためのスイッチ操作用補助具及びこのスイッチ操作用補助具を備える携帯型電子機器用ケースに関するものである。
【背景技術】
【0002】
スマートフォンやタブレットなど携帯型電子機器の小型化、薄型化に伴って、本体の側面に配置されるプッシュスイッチも小さくなる傾向にある(例えば、特許文献1参照)。プッシュスイッチは、本体から少し飛び出してはいるが、小さいが故に押下操作が容易ではない。特に、高齢者や手の不自由な人にとっては至難の業である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実登第3181994号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そこで本発明は、携帯型電子機器の側面に配置されるプッシュスイッチの押下操作を容易に行えるようなスイッチ操作用補助具及びこの補助具を備えた携帯型電子機器用ケースを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係るスイッチ操作用補助具は、携帯型電子機器の側面に配置されるプッシュスイッチのオン又はオフの押下動作を補助するためのスイッチ操作用補助具であって、プッシュスイッチの先端部と向かい合う押圧面を有する押圧部材と、押圧部材を回動可能に支持する回動支持部材と、を備え、押圧部材をプッシュスイッチのオン又はオフの押下動作の方向と直交する方向に押すことで押圧部材が回動し、押圧面でプッシュスイッチの先端部を押圧する。
【0006】
また、本発明に係るスイッチ操作用補助具の一実施形態では、前記支持部材が可撓性の薄板材を含み、プッシュスイッチの先端部と向かい合うように押圧部材を配置した時に、可撓性の薄板材が押圧部材と携帯型電子機器との間に掛け渡され、伸展した状態で押圧部材の上面と携帯型電子機器とに貼着されている。
【0007】
本発明に係る携帯型電子機器用ケースは、底板と、底板の周囲を囲む側板とで形成される携帯型電子機器の収容スペースと、この収容スペースに隣接して設けられる補助スペースと、この補助スペースに配置される前記スイッチ操作用補助具とを備えている。
【0008】
また、本発明に係る形態型電子機器用ケースの一実施形態では、スイッチ操作用補助具の回動支持部材が、携帯型電子機器用ケースに対して押圧部材を回動可能に支持する支持軸を備えている。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係るスイッチ操作用補助具によれば、携帯型電子機器の側面に配置されるプッシュスイッチの押下操作が極めて容易となる。
【0010】
また、本発明に係る携帯型電子機器用ケースによれば、ケースにスイッチ操作用補助具が備えてあるので、携帯型電子機器をケースに収容するだけで、携帯型電子機器の側面に配置されるプッシュスイッチを確実に且つ極めて容易に押下操作することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】本発明のスイッチ操作用補助具をタブレットの一側面に配置した状態を示す平面図である。
【
図2】
図1のII−II断面に相当し、(a)はスイッチ操作用補助具をタブレットに取付ける前の状態を示し、(b)はスイッチ操作用補助具をタブレットに取付けた後の状態を示し、(c)はスイッチ操作用補助具でプッシュスイッチを押した時の状態を示し、(d)はスイッチ操作用補助具を戻した状態を示している。
【
図3】本発明の携帯型電子機器用ケースの斜視図である。
【
図4】携帯型電子機器用ケースにタブレットを収容した状態の要部拡大図である。
【
図5】
図5のVI−VI断面に相当し、(a)は携帯型電子機器の収容スペースにタブレットを収容した状態を示し、(b)はスイッチ操作用補助具でプッシュスイッチを押した時の状態を示している。
【
図6】携帯型電子機器用ケースの他の実施形態を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明に係るスイッチ操作用補助具及び携帯型電子機器用ケースの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、図面は、本発明のスイッチ操作用補助具及び携帯型電子機器用ケースを模式的に表したものである。これらの実物の寸法および寸法比は、図面上の寸法および寸法比と必ずしも一致していない。また、重複説明は適宜省略させることがあり、同一部材には同一符号を付与することがある。さらに、本発明の技術的範囲は以下で説明する各実施の形態には限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶ点に留意されたい。
【0013】
(第1実施形態)
図1には携帯型電子機器の一例としてタブレット1が示されている。タブレット本体1aの一側面1bには、3つのプッシュスイッチ2a,2b,2cが配置されている。第1プッシュスイッチ2aは、例えば電源のオン又はオフの切換スイッチからなる。また、第2プッシュスイッチ2bは、例えば着信音のオン又はオフの切換スイッチからなる。さらに、第3プッシュスイッチ2cは、例えば表示画面の切換スイッチからなる。プッシュスイッチ2a,2b,2cは、いずれもタブレット本体1aの一側面1bに向けて押下されることで、オン又はオフの切換えが行われる。
【0014】
図1に示されるように、第1プッシュスイッチ2a、第2プッシュスイッチ2b、第3プッシュスイッチ2cのそれぞれに、スイッチ操作用補助具3a,3b,3cが配置されている。なお、第1スイッチ操作用補助具3a、第2スイッチ操作用補助具3b、第3スイッチ操作用補助具3cは、ともに構成が共通するので、便宜的に第1スイッチ操作用補助具3aについてその構成および作用を以下で説明する。
【0015】
第1スイッチ操作用補助具3aは、
図2に示されるように、第1プッシュスイッチ2aを押下操作するための押圧部材4と、押圧部材4を回動可能に支持する回動支持部材5とを備える。前記押圧部材4は、四角形の上面4aと、上面4aとは反対側の下面4bと、上面4aの周縁と下面4bの周縁との間の周側面4cとを有する。そして、周側面4cの一つに、前記第1プッシュスイッチ2aの曲面状の先端部と向かい合う押圧面4dが形成されている。押圧面4dは、第1スイッチ操作用補助具3aが第1プッシュスイッチ2aと向かい合うようにして所定位置に配置された時に、
図2(a)において矢印Aで示した第1プッシュスイッチ2aの押下動作の方向に対して略直交した面となっている。また、
図2(b)に示すように、第1スイッチ操作用補助具3aが所定位置に配置された時に、押圧部材4の上面4aはほぼ水平の面となり、下面4bはタブレット本体1aの一側面1bに対して下方に向けて傾斜した面となっている。さらに、この実施形態では、前記押圧面4dは上部側がタブレット本体1aの一側面1b側に張り出しており、上面4aの周縁との間で鋭角の先端角部4eを形成している。
【0016】
この実施形態において、前記回動支持部材5は可撓性の薄板材からなる。例えば、透明シートなどが使用される。この透明シート5は、プッシュスイッチ2aの先端部と向かい合うように押圧部材4を配置した時に、押圧部材4とタブレット本体1aとの間に掛け渡され、伸展した状態で押圧部材4の上面4aとタブレット本体1aの上面1dに貼着される。透明シート5は、可撓性ある薄いゴムシート又は樹脂シートなどを用いることができる。この実施形態では押圧部材4の下面4b側にも補助シート6が配置される。この補助シート6は、押圧部材4とタブレット本体1aとの間に掛け渡され、伸展した状態で押圧部材4の下面4bとタブレット本体1aの下面1eに貼着される。補助シート6が押圧部材4を下から支えることで、押圧部材4を所定位置でしっかりと保持することができる。また、押圧部材4の押下げ操作もスムーズになる。補助シート6の材質は、透明シート5と同じでもよい。
【0017】
図2(a)及び
図2(b)に示されるように、前記押圧部材4を所定位置に配置し、押圧部材4の上面4aに貼着した透明シート5の他端側をタブレット本体1aの上面1dに貼着する。同様に、押圧部材4の下面4bに貼着した補助シート6をタブレット本体1aの下面1eに貼着する。このとき、押圧部材4の押圧面4dは、タブレット本体1aの一側面1bに配置された第1プッシュスイッチ2aの先端部に接触する程度が望ましい。また、押圧部材4の上面4aはタブレット本体1aの上面1dとほぼ同一平面上にあるのが望ましい。
【0018】
第1プッシュスイッチ2aを押下する場合には、
図2(c)に示されるように、押圧部材4の上面4aを第1プッシュスイッチ2aのオン又はオフの押下動作の方向(矢印A方向)と直交する方向(矢印B方向)、すなわち真下に軽く押す。すると、透明シート5が撓むことで、押圧部材4は先端角部4eを支点にして矢印C方向に回動する。このとき、押圧部材4の上面4aの後部側を押すことで回動がスムーズになる。なお、押圧部材4が回動する際、補助シート6も一緒に撓むことで回動が安定する。押圧部材4が回動することで、押圧面4dで第1プッシュスイッチ2aの先端部を押下動作の方向(矢印A方向)に押圧する。これにより、第1プッシュスイッチ2aが矢印A方向に押下され、スイッチのオン又はオフの切換えが可能となる。一方、
図2(d)に示されるように、押圧部材4の上面4aから手の指を離して押圧を解除すると、第1プッシュスイッチ2aのばね弾性によって押圧部材4が押し戻され、矢印D方向に回動して元の位置に復帰する。
【0019】
上記の実施形態では第1プッシュスイッチ2aに配置された第1スイッチ操作用補助具3aについて説明したが、第2プッシュスイッチ2bに配置される第2スイッチ操作用補助具3b及び第3プッシュスイッチ2cに配置される第3スイッチ操作用補助具3cについても第1スイッチ操作用補助具3aと同様の構成からなるので、詳細な説明を省略する。
【0020】
(第2実施形態)
図3乃至
図5には本発明の第2実施形態に係るタブレットケース10が示されている。このタブレットケース10は、タブレット1を収容する収容スペース11を有する。収容スペース11は、底板11aと、底板11aの周囲を囲む4辺の側板11b,11c,11d,11eとで四角形の空間を形成している。また、タブレットケース10は、前記収納スペース11に隣接して3つの小さな補助スペース12a,12b,12c有している。この実施形態では、前記収納スペース11を形成する右側の側板11cが他の側板11b,11d,11eに比べて横幅が広く形成されており、この側板11cの一部をコの字状に切り欠いて前記補助スペース12a,12b,12cを形成している。これらの補助スペース12a,12b,12cは、タブレット本体1aの一側面1bに配置されている3つのプッシュスイッチ2a,2b,2cの位置に対応している。また、各補助スペース12a,12b,12cには、各プッシュスイッチ2a,2b,2cの押下動作の切換えを補助するため、各プッシュスイッチのそれぞれに3つのスイッチ操作用補助具13a,13b,13cが配置されている。
【0021】
第1スイッチ操作用補助具13a、第2スイッチ操作用補助具13b及び第3スイッチ操作用補助具13cは、ともに構成が共通するので、便宜的に第1スイッチ操作用補助具13aについてその構成および作用を以下で説明する。第1スイッチ操作用補助具13aは、
図4及び
図5に示されるように、タブレット本体1aの一側面1bに配置される第1プッシュスイッチ2aを押下操作するための押圧部材14と、押圧部材14を回動可能に支持する回動支持部材15とを備える。
【0022】
前記押圧部材14は、第1実施形態と同様、四角形の上面14aと、上面14aとは反対側の下面14bと、上面14aの周縁と下面14bの周縁との間の周側面14cとを有する。そして、周側面14cの一つに、前記第1プッシュスイッチ2aの曲面状の先端部と向かい合う押圧面14dが形成されている。押圧面14dは、第1スイッチ操作用補助具13aが第1プッシュスイッチ2aと向かい合うようにして所定位置に配置された時に、
図5(a)において矢印Aで示した第1プッシュスイッチ2aの押下動作の方向に対して略直交した面となっている。また、第1スイッチ操作用補助具13aが所定位置に配置された時に、押圧部材14の上面14aはほぼ水平の面となり、下面14bはタブレット本体1aの一側面1bに対して下方に向けて傾斜した面となっている。
【0023】
この実施形態において、前記回動支持部材15は、押圧部材14を回動可能に支持する支持軸15からなる。支持軸15は、押圧部材14の先端側の上部を幅方向に貫通した水平状の円孔15aに挿通される。支持軸15の両端部は円孔15aから突出しており、第1補助スペース12aの両方の側壁面12a’,12a’’に設けられた一対の軸受孔15bに嵌合支持される。その結果、押圧部材14は支持軸15を支点として回動可能となる。
【0024】
図5(a)に示されるように、押圧部材14は、常時は第1プッシュスイッチ2aの先端部のばね弾性によって押圧面14dが押されている。そのため、押圧部材14は、上面14aがほぼ水平状態で保持される。
図5(b)に示されるように、押圧部材14の上面14aを軽く押すと、押圧部材14は、支持軸15を支点として矢印C方向に回動し、押圧面14dで第1プッシュスイッチ2aの先端部を押下動作の方向(矢印A方向)押圧する。これにより、第1プッシュスイッチ2aが押下され、スイッチのオン又はオフの切換えが可能となる。一方、
図5(b)に示されるように、押圧部材14の上面14aから手の指を離して押圧を解除すると、第1プッシュスイッチ2aのばね弾性によって押圧部材4が押し戻され矢印D方向に回動して元の位置に復帰する
【0025】
なお、押圧部材14の両側面と第1補助スペース12aの側壁面12a’,12a’’との間に一対のトーションバネを掛け渡してもよい。押圧部材14の押圧を解除する際、トーションバネの作用によって押圧部材14が素早く元に位置に戻る。
【0026】
(第3実施形態)
図6には本発明の第3実施形態に係るタブレットケース20が示されている。このタブレットケース20は、スイッチ操作用補助具23a,23b,23cを配置するための補助スペース22を、タブレット本体1aの収納スペース11に隣接して上下方向に長く連続して形成してある。補助スペース22内では一本の支持軸25が長く延びて、その両端が補助スペース22の両端の側壁面22a,22bに支持されている。長く延びた一本の支持軸25にタブレット本体1aの一側面1bに配置されるプッシュスイッチ2a,2b,2cと同じ数のスイッチ操作用補助具23a,23b,23cが回動可能に支持される。タブレット1の種類などによってプッシュスイッチ2a,2b,2cの位置が多少ずれていたとしても、スイッチ操作用補助具23a,23b,23cを的確に位置合わせすることができる。
【0027】
以上の実施形態ではタブレット1に適用される場合について説明したが、本発明ではタブレット、スマートフォンなどのモバイル情報端末に広く適用される場合も含まれる。また、携帯型電気機器の一側面に配置されるプッシュスイッチの位置も上記実施形態のように、タブレット本体の右側面以外に、左側面、上側面、下側面に配置される場合にも同様に適用されることは勿論である。
【符号の説明】
【0028】
1 タブレット
1a タブレット本体
1b タブレット本体の一側面
1d タブレット本体の上面
1e タブレット本体の下面
2a,2b,2c プッシュスイッチ
3a,3b,3c スイッチ操作用補助具
4,14 押圧部材
4a,14a 押圧部材の上面
4b,14b 押圧部材の下面
4c,14c 押圧部材の周側面
4d,14d 押圧部材の押圧面
4e 押圧部材の先端角部
5 回動支持部材(可撓性の薄板材)
10 タブレットケース
11 タブレットの収容スペース
11a 収容スペースの底面
11b,11c,11d,11e 収納スペースの側板
12a,12b,12c 補助スペース
12a’,12a’’ 補助スペースの側壁面
13a,13b,13c スイッチ操作用補助具
15 回動支持部材(支持軸)
15a 水平状の円孔
15b 軸受孔
20 タブレットケース
22 補助スペース
22a,22b 補助スペースの側壁面
23a,23b,23c スイッチ操作用補助具
25 回動支持部材(支持軸)