【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一実施形態によると、ミキサに複数の材料を供給することを含む、菓子を押し出すための方法が提供される。ミキサで、菓子組成物を形成するために、材料を混合する。菓子組成物がミキサにある間に、菓子組成物に結晶が形成され、菓子組成物は、ミキサから出力される。
【0009】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、ミキサは、遊星ローラ押出機である。
【0010】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、菓子は、ソフトで噛みごたえのあるキャンディである。
【0011】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、菓子は、ハードキャンディである。
【0012】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、菓子組成物は、サイジングされる。
【0013】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、菓子組成物の追加的なサイジングは、ミキサから出力された後には発生しない。
【0014】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、菓子組成物は、ミキサから包装ステーションに直接出力される。
【0015】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、菓子の追加的な処理は、ミキサから出力された後には発生しない。
【0016】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、複数の材料は、砂糖、ポリオール、グルコース、脂肪、着色料、及び香料のうちの少なくとも1つを含む。
【0017】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、複数の材料は、乳化剤を含まない。
【0018】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、複数の材料は、水、乳化剤、親水コロイド、及び酸のうちの少なくとも1つを更に含む。
【0019】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、ミキサ内で菓子組成物に含気させて、菓子組成物の密度を制御する。
【0020】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、菓子組成物の密度は、約0.8g/cc以下である。
【0021】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、菓子組成物に含気させることは、菓子組成物にガスの流れを投入することを含む。
【0022】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、ガスは、不活性ガスである。
【0023】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、ガスは、空気である。
【0024】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、菓子組成物に結晶を形成することは、菓子組成物が所与の温度にある場合に、ミキサによって生じる機械的せん断の結果として発生する。
【0025】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、菓子組成物は、ミキサ内で加熱される。
【0026】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、菓子組成物を冷却することは、菓子組成物を加熱することより下流で発生する。
【0027】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、菓子は、多層菓子の複数の層のうちの1つとして構成されている。
【0028】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、菓子を多層菓子の複数の層のうちの別のものと組み合わせることは、菓子が大気に暴露される前に発生する。
【0029】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、ミキサに複数の材料を供給することと、ミキサから菓子組成物を出力することとの間の経過時間は、20分未満である。
【0030】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、経過時間は、10分未満である。
【0031】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、経過時間は、5分未満である。
【0032】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、菓子組成物は、第1の菓子組成物である。第2の菓子組成物は、第1の菓子組成物の出力することに続いて、ミキサから出力される。第2の菓子組成物は、結晶の形成なしに出力される。
【0033】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、ミキサは、第1の菓子組成物及び第2の菓子組成物を形成するために使用される場合に、実質的に同一の構成を含む。
【0034】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、ミキサは、第1の菓子組成物を形成するために使用される場合に第1の構成を含み、第2の菓子組成物を形成するために使用される場合に第2の構成を含む。第2の構成は、第1の構成とは異なる。
【0035】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、ミキサは、複数のスクリュを含む。複数のスクリュの構成は、第1の構成と第2の構成との間で変化する。
【0036】
本開示の他の実施形態によると、菓子組成物を形成するためにミキサで複数の材料を混合することを含む、菓子を製造する方法が提供される。菓子組成物は、約0.8g/cc以下の密度を有して、ミキサから出力される。ミキサは、約15メートル以下の長さを有する。
【0037】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、菓子の密度は、ミキサ内で菓子組成物にガスの流れを投入することによって制御される。
【0038】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、ミキサは、遊星ローラ押出機である。
【0039】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、菓子は、ソフトで噛みごたえのあるキャンディである。
【0040】
本開示の更に他の実施形態によると、菓子組成物を形成するために遊星ローラ押出機で複数の材料を混合することを含む、菓子製品を製造する方法が提供される。菓子組成物は、菓子製品において使用するために遊星ローラ押出機から出力される。遊星ローラ押出機から出力された菓子組成物の断面は、菓子製品の断面に実質的に等しい。
【0041】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、遊星ローラ押出機は、溶解ポンプを含む。
【0042】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、出力された菓子組成物の断面は、ダイを介して制御される。
【0043】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、出力された菓子組成物の追加的なサイジングは、発生しない。
【0044】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、水分は、複数の材料の沸騰させることなく、混合中に、遊星ローラ押出機内で菓子組成物から除去される。
【0045】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、水分は、遊星ローラ押出機に形成された開口部を介して、菓子組成物から抜けるように構成されている。
【0046】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、ポンプは、遊星ローラ押出機に形成された開口部を介して、菓子組成物から水分を取り出すように構成されている。
【0047】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、菓子は、ソフトで噛みごたえのあるキャンディである。
【0048】
本発明の更に他の実施形態によると、ミキサで菓子組成物を形成するために複数の材料を混合することを含む、菓子を製造する方法が提供される。菓子組成物は、ミキサの第1の部分内で加熱され、ミキサの第2の部分内で冷却される。菓子組成物は、約80℃未満の温度に冷却される。
【0049】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、菓子組成物は、約70℃〜約80℃の温度に冷却される。
【0050】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、菓子は、ハードキャンディである。
【0051】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、菓子組成物は、約30℃〜約50℃の温度に冷却される。
【0052】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、菓子は、ソフトで噛みごたえのあるキャンディである。
【0053】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、ミキサは、遊星ローラ押出機である。
【0054】
更に他の実施形態によると、単一の押出機に投入される複数の材料を菓子組成物に混合することを含む、菓子を製造する方法が提供される。単一の押出機は、約15メートル以下の長さである。菓子組成物は、少なくとも1時間当たり1トンの割合で単一の押出機から出力される。
【0055】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、菓子は、ソフトで噛みごたえのあるキャンディである。
【0056】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、菓子は、ハードキャンディである。
【0057】
他の実施形態によると、内部に複数の回転可能なスクリュが配置されているミキサを含む、菓子を製造するシステムが提供される。ミキサは、約15メートル以下の長さであり、複数の材料を菓子組成物に混合するように構成されている。エアレーションユニットは、ミキサに接続されている。エアレーションユニットは、菓子組成物が約0.8g/cc以下の密度を有するように、菓子組成物にガスの流れを投入するように構成されている。
【0058】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、ガスは、不活性ガスである。
【0059】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、ガスは、空気である。
【0060】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、ミキサは、遊星ローラ押出機である。
【0061】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、菓子は、ソフトで噛みごたえのあるキャンディである。
【0062】
更に他の実施形態によると、ミキサに複数の材料を供給することを含む、複数の菓子を同時に製造する方法が提供される。材料は、ミキサで菓子組成物を形成するために混合される。菓子組成物の第1の部分は、第1の静的ミキサにポンプで注入され、菓子組成物の第2の部分は、第2の静的ミキサにポンプで注入される。菓子組成物の第1の部分及び菓子組成物の第2の部分は、ミキサから独立して出力される。
【0063】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、少なくとも1つの材料は、第1の静的ミキサの上流の第1の部分に添加される。
【0064】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、菓子組成物の第1の部分の着色料及び香料のうちの少なくとも1つは、菓子組成物の第2の部分から区別できる。
【0065】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、菓子組成物の第1の部分は、第1のソフトで噛みごたえのあるキャンディであり、菓子組成物の第2の部分は、第2のソフトで噛みごたえのあるキャンディである。
【0066】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、菓子組成物の第1の部分は、第1のハードキャンディであり、菓子組成物の第2の部分は、第2のハードキャンディである。
【0067】
上述の特徴のうちの1つ又は2つ以上に加えて、又はその代替として、更なる実施形態では、ミキサは、遊星ローラ押出機である。
本願明細書は、例えば、以下の項目も提供する。
(項目1)
菓子を押し出す方法であって、該方法は、
ミキサに複数の材料を供給することと、
該ミキサで、菓子組成物を形成するために、該複数の材料を混合することと、
該菓子組成物が該ミキサにある間に、該菓子組成物に結晶を形成することと、
該ミキサから、該菓子組成物を出力することと
を含む、方法。
(項目2)
前記ミキサは、遊星ローラ押出機である、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記菓子は、ソフトで噛みごたえのあるキャンディである、項目2に記載の方法。
(項目4)
前記菓子は、ハードキャンディである、項目2に記載の方法。
(項目5)
前記菓子組成物をサイジングすることを更に含む、項目1に記載の方法。
(項目6)
前記菓子組成物の追加的なサイジングは、前記ミキサから出力された後には発生しない、項目5に記載の方法。
(項目7)
前記ミキサから出力された前記菓子組成物を、包装ステーションに直接供給することを更に含む、項目1に記載の方法。
(項目8)
前記菓子の追加的な処理は、前記ミキサから出力された後には発生しない、項目7に記載の方法。
(項目9)
前記複数の材料は、砂糖、ポリオール、グルコース、脂肪、着色料、及び香料のうちの少なくとも1つを含む、項目1に記載の方法。
(項目10)
前記複数の材料は、乳化剤を含まない、項目9に記載の方法。
(項目11)
前記複数の材料は、水、乳化剤、親水コロイド、及び酸のうちの少なくとも1つを更に含む、項目9に記載の方法。
(項目12)
前記ミキサ内で前記菓子組成物に含気させて、前記菓子組成物の密度を制御することを更に含む、項目1に記載の方法。
(項目13)
前記菓子組成物の前記密度は、約0.8g/cc以下である、項目12に記載の方法。(項目14)
前記菓子組成物に含気させることは、前記菓子組成物にガスの流れを投入することを含む、項目12に記載の方法。
(項目15)
前記ガスは、不活性ガスである、項目14に記載の方法。
(項目16)
前記ガスは、空気である、項目14に記載の方法。
(項目17)
前記菓子組成物に結晶を形成することは、前記菓子組成物が所与の温度にある場合に、前記ミキサによって生じる機械的せん断の結果として発生する、項目1に記載の方法。
(項目18)
前記菓子組成物を前記ミキサ内で加熱することを更に含む、項目17に記載の方法。
(項目19)
前記菓子組成物を冷却することは、前記菓子組成物を加熱することより下流で発生する、項目18に記載の方法。
(項目20)
前記菓子は、ソフトで噛みごたえのあるキャンディである、項目1に記載の方法。
(項目21)
前記菓子は、ハードキャンディである、項目1に記載の方法。
(項目22)
前記菓子は、多層菓子の複数の層のうちの1つとして構成されている、項目1に記載の方法。
(項目23)
前記菓子を前記多層菓子の前記複数の層のうちの別のものと組み合わせることは、前記菓子が大気に暴露される前に発生する、項目22に記載の方法。
(項目24)
前記ミキサに前記複数の材料を供給することと、前記ミキサから前記菓子組成物を出力することとの間の経過時間は、20分未満である、項目1に記載の方法。
(項目25)
前記経過時間は、10分未満である、項目24に記載の菓子形成方法。
(項目26)
前記経過時間は、5分未満である、項目25に記載の菓子形成方法。
(項目27)
前記菓子組成物は、第1の菓子組成物であり、前記方法は、
該第1の菓子組成物の出力することに続いて、前記ミキサから第2の菓子組成物を出力することを更に含み、該第2の菓子組成物は、結晶の任意の形成なしに出力される、項目1に記載の菓子形成方法。
(項目28)
前記ミキサは、前記第1の菓子組成物及び前記第2の菓子組成物を形成するために使用される場合に、実質的に同一の構成を含む、項目27に記載の方法。
(項目29)
前記ミキサは、前記第1の菓子組成物を形成するために使用される場合に第1の構成を含み、前記第2の菓子組成物を形成するために使用される場合に第2の構成を含み、該第2の構成は、該第1の構成とは異なる、項目27に記載の方法。
(項目30)
前記ミキサは、複数のスクリュを含み、該複数のスクリュの構成は、前記第1の構成と前記第2の構成との間で変化する、項目29に記載の方法。
(項目31)
菓子を製造する方法であって、該方法は
菓子組成物を形成するために、ミキサで複数の材料を混合することと、
該ミキサから該菓子組成物を出力することと
を含み、
該菓子組成物は、約0.8g/cc以下の密度を有し、該ミキサは、約15メートル以下の長さである、方法。
(項目32)
前記菓子の前記密度は、前記ミキサ内で前記菓子組成物にガスの流れを投入することによって制御される、項目31に記載の方法。
(項目33)
前記ミキサは、遊星ローラ押出機である、項目31に記載の方法。
(項目34)
前記菓子は、ソフトで噛みごたえのあるキャンディである、項目31に記載の方法。
(項目35)
菓子製品を製造する方法であって、該方法は、
菓子組成物を形成するために、遊星ローラ押出機で複数の材料を混合することと、
該菓子製品において使用するために該遊星ローラ押出機から該菓子組成物を出力することと
を含み、
該遊星ローラ押出機から出力された該菓子組成物の断面は、該菓子製品の断面に実質的に等しい、方法。
(項目36)
前記遊星ローラ押出機は、溶解ポンプを含む、項目35に記載の方法。
(項目37)
前記出力された菓子組成物の前記断面は、ダイを介して制御される、項目35に記載の方法。
(項目38)
前記出力された菓子組成物の追加的なサイジングは、発生しない、項目35に記載の方法。
(項目39)
前記複数の材料の沸騰させることなく、前記混合中に、前記遊星ローラ押出機内で前記菓子組成物から水分を除去することを更に含む、項目35に記載の方法。
(項目40)
前記水分は、前記遊星ローラ押出機に形成された開口部を介して、前記菓子組成物から抜けるように構成されている、項目39に記載の方法。
(項目41)
ポンプは、前記遊星ローラ押出機に形成された開口部を介して、前記菓子組成物から水分を取り出すように構成されている、項目39に記載の方法。
(項目42)
前記菓子は、ソフトで噛みごたえのあるキャンディである、項目35に記載の方法。
(項目43)
菓子を製造する方法であって、該方法は、
ミキサで、菓子組成物を形成するために、複数の材料を混合することと、
該ミキサの第1の部分内で、該菓子組成物を加熱することと、
該ミキサの第2の部分内で、該菓子組成物を冷却することと
を含み、
該菓子組成物は、約80℃未満の温度に冷却される、方法。
(項目44)
前記菓子組成物は、約70℃〜約80℃の温度に冷却される、項目43に記載の方法。(項目45)
前記菓子は、ハードキャンディである、項目44に記載の方法。
(項目46)
前記菓子組成物は、約30℃〜約50℃の温度に冷却される、項目43に記載の方法。(項目47)
前記菓子は、ソフトで噛みごたえのあるキャンディである、項目46に記載の方法。
(項目48)
前記ミキサは、遊星ローラ押出機である、項目43に記載の方法。
(項目49)
菓子を製造する方法であって、該方法は、
単一の押出機に投入される複数の材料を、菓子組成物に混合することと、
該単一の押出機から該菓子組成物を出力することと
を含み、
該単一の押出機は、約15メートル以下の長さであり、該菓子組成物は、少なくとも1時間当たり1トンの割合で該単一の押出機から出力される、方法。
(項目50)
前記菓子は、ソフトで噛みごたえのあるキャンディである、項目49に記載の方法。
(項目51)
前記菓子は、ハードキャンディである、項目49に記載の方法。
(項目52)
菓子を製造するシステムであって、該システムは、
内部に複数の回転可能なスクリュが配置されているミキサであって、該ミキサは、約15メートル以下の長さであり、複数の材料を菓子組成物に混合するように構成されている、ミキサと、
該ミキサに動作可能に接続されたエアレーションユニットであって、該エアレーションユニットは、該菓子組成物が約0.8g/cc以下の密度を有するように、該菓子組成物にガスの流れを投入するように構成されている、エアレーションユニットと
を含む、システム。
(項目53)
前記ガスは、不活性ガスである、項目52に記載のシステム。
(項目54)
前記ガスは、空気である、項目52に記載のシステム。
(項目55)
前記ミキサは、遊星ローラ押出機である、項目52に記載のシステム。
(項目56)
前記菓子は、ソフトで噛みごたえのあるキャンディである、項目52に記載のシステム。
(項目57)
複数の菓子を同時に製造する方法であって、
ミキサに複数の材料を供給することと、
該ミキサで、菓子組成物を形成するために、該複数の材料を混合することと、
第1の静的ミキサに、該菓子組成物の第1の部分をポンプで注入することと、
第2の静的ミキサに、該菓子組成物の第2の部分をポンプで注入することと、
該菓子組成物の該第1の部分及び該菓子組成物の該第2の部分を、該ミキサから独立して出力することと、を含む、方法。
(項目58)
少なくとも1つの材料は、前記第1の静的ミキサの上流の前記第1の部分に添加される、項目57に記載の方法。
(項目59)
菓子組成物の前記第1の部分の着色料及び香料のうちの少なくとも1つは、菓子組成物の前記第2の部分から区別できる、項目57に記載の方法。
(項目60)
前記菓子組成物の前記第1の部分は、第1のソフトで噛みごたえのあるキャンディであり、前記菓子組成物の前記第2の部分は、第2のソフトで噛みごたえのあるキャンディである、項目59に記載の方法。
(項目61)
前記菓子組成物の前記第1の部分は、第1のハードキャンディであり、前記菓子組成物の前記第2の部分は、第2のハードキャンディである、項目59に記載の方法。
(項目62)
前記ミキサは、遊星ローラ押出機である、項目57に記載の方法。
【0068】
本明細書に組み込まれ、かつその一部を成す添付図面は、本発明のいくつかの態様を具体化するとともに、本記載と併せて、本発明の原理を説明するのに役立つ。