【解決手段】システム100は、会場104内に配置されブロードバンドネットワークチャネルに接続された1以上のマスターセンサーノード102を含む。会場内に備えられた複数のセンサー108は、無線ネットワークチャネルを介してマスターセンサーノードと通信する。複数のセンサーとマスターセンサーノードは、無線周波数ネットワークチャネルを介してモバイル機器112に通信接続する。マスターセンサーノードは、マスターセンサーノードから予め定義された範囲内にあるモバイル機器を識別し、位置を特定し、無線周波数ネットワークチャネルに接続している第三者に対して、モバイル機器のIDと位置を認証させるようにモバイル機器からリクエストを受信する。マスターセンサーノードは、第三者に対してモバイル機器を認証し、第三者は、モバイル機器にネットワーク接続へのアクセスを許可する。
更に、前記動的複合型アプリケーションの通知ウィジェットによって、前記予約の内容が利用可能になったという通知を前記モバイル機器に送信することを含む請求項15に記載の方法。
更に、前記モバイル機器が前記マスター・センサー・ノードからの前記所定範囲外に移動した場合、ネットワークから前記モバイル機器を自動的に切断することを含む請求項16に記載の方法。
【発明を実施するための形態】
【0022】
図面を通して、対応する参照符号は、対応するパーツを示す。
【0023】
本発明の実施例は、識別及び位置特定及び認証装置及びユーザーと、待ちゼロ発行及び検索及び待ち行列作成と、広告の検索及び加入と、仮想テレポーテーションのためのシステムと方法を提供する。当業者は、本発明の以下の記述が、単なる例であって、どんな形であれ限定するものではないと理解するだろう。発明の他の実施例は、そのような当業者に、すぐに想到されるだろう。
【0024】
ここに記述される発明は、識別及び位置特定及び認証装置及びユーザーのそれぞれにとって、および/または第三者サービス提供者にとって改善されたシステムと方法を提供する。システムは、効果的で安全な識別及び位置特定及び認証サービスを容易にするために、位置に対する感度が良く、不正操作抵抗がある。その上、待ちゼロ発行及び検索及び待ち行列作成システムと方法が開示される。識別及び位置特定及び認証サービスを活用して、ユーザーは、サービス提供者を検索し、予約する又は待ち行列に加わるためにこのシステムを利用しても良い。ここに開示される他のシステムと方法によって、ユーザーはサービス提供者を検索し、サービス提供者に予約購読を申し込むことができる。システムは、サービス提供者によるより効果的な広告を容易にし、サービス提供者が、特定の消費者を、関連したメッセージと取引と提案とでターゲットにすることを可能にする。最後に、仮想テレポーテーションを利用しているシステムと方法が、ここに開示される。当該システムと方法は、ユーザーがサービス提供者からは遠隔地にいる場合でさえ、ユーザーが、サービス提供者の絶対位置に基づいて、強化され、より関連した検索を行うことを可能にする。
【0025】
本発明によれば、システムは、識別及び位置特定及び認証システムと、待ちゼロ発行システムと、検索及び加入システムと、仮想テレポーテーションシステムとの任意の組み合わせを含んでも良い(
図22参照)。
【0026】
関連技術
モノのインターネット(Internet of Things(IoT))は、スマートシティとスマートリテイルグロースのための現実的なテクノロジーとして確立されてきている。IoTには社会的に望ましい利益があって、大規模なウィルス採用のための特徴を備えている。インターネットでの連結性が増している世界では、サービスの信用と安全と予測性とが、従来のランドやオンラインサービスの信用と安全と予測性に対抗することを確実とするために、もののID(身元)と、モノに接続する人のID(身元)とが、主に重要になってきている。拡張現実(Augmented reality(AR))は、初期ではあるが、伝統的なブラウザー・ベースの検索とマッピング・サービスからは容易に得られない消費者経験と特定パラメータとを強化することができる、具体的なユーザ・インタフェース機能を利用している有望なテクノロジーである。
【0027】
ハイパー関連は、ユーザーに、より良い価値と改善されたユーザー体験とを提供するために、リアルタイムで様々な技術的解決手段を集積しようとするテクノロジーの新生領域である。その価値は、コスト削減またはサービスのより効果的な配信またはサービス提供者とのより良い/より多くの関連契約という方法で、生じうる。基本的に、この新技術は、消費者に、彼らが望むものを、彼らが望むときに、彼らがどのような方法で要求しても、与えようとする。
【0028】
発展型IoTセンサー/アクチュエータ使用ケースでつくられたスモール特定データセットと統合されるとき、格納されて、既知と未知の両パターンで分析され、情報のために採掘される可能性がある、構造化された、半分構造化された、構造化されていない、データの膨大な量のコレクションであるビッグデータは増加するが、より多くの価値を提供し続ける。IoTセンサー/アクチュエータにより主に生成され、管理システムとサービスの現在の状態と状況を確定するのに使用される、非常に具体的な属性を含むデータセットであるスモールデータは、IoT装置と、サービスと、管理システムとに基づく標準の広範囲の配備で増加するだろう。IoTセンサー/アクチュエータにより収集されるスモールデータは、リアルタイムであり、位置、温度、湿度、気圧、振動等の詳細を示すことが可能であり、リアルタイムで起こっていることに基づいて、イベントを起こすことができる。それらのイベントは、ビジネスまたはワークプロセスの安全性または生産性を改善するか増加させるために、ビッグデータ・データセットに対して動く機械学習アルゴリズムに由来する行動情報または傾向情報に統合されうる。
【0029】
ビジネス・プロセス内の個々のステップを分析するために体系的に集められたデータである、小売及びモバイル商業プロセス・インテリジェンスは、IoT装置と、それらのサービスと、リアルタイム・スモールデータ・プールとを大規模に採用することによって強化されるだろう。IoTが生成したプロセス・インテリジェンスの調整と分析とは、スマートシティにより良く奉仕し、モバイル商業を促進するために、新しい仕事と、システムと、サービスを供給するだろう。
【0030】
API管理と、APIを定義し文書化する、エンドユーザー・サポート資源のAPI作成を含む、安全でスケーラブルな環境における、発行・販売促進・監視アプリケーション・プログラミング・インタフェース(application programming interfaces(APIs))のプロセスとは、IoTベースのサービスの成長と大規模な採用にとって、主に重要になってきている。スモール・コンテキストと、人口統計と、IoTによって収集されるユーザー・プロファイル・データセットとは、従来のアプリ作成方法論によっては利用不可能なスケールで、ビッグデータ統合の必要性を刺激している。
【0031】
HTML5コードは、一旦書かれれば、あらゆる装置(IOS、Android、Windows Mobileなどを含む)上で動くことができる。HTML5アプリケーション(「アプリ」)は、装置固有の機能(例えばカメラまたは加速度計)を利用して、Apache*コルドバのような装置APIを使用する。これらのアプリは、様々なアプリストアでの配布のために「パッケージ化」もされている。
【0032】
ブルートゥース(登録商標)受信システムは、ブルートゥース(登録商標)装置トラフィックを求めてエリアをスキャンする搭載システムであり、利用可能なデータを記録して、搭載SDカードに書き込む。それから、解析と操作とジグビー無線システムを介したデータベースへの送信とのために、データは搭載ソフトウェアに利用可能となる。
【0033】
ジグビー・トランシーバー・システムは、新規にスキャンされたブルートゥース(登録商標)・フレーム・データを求めてSDカードを読み込む搭載システムであり、ジグビー・トランシーバー・ペイロードに新規にスキャンされたブルートゥース(登録商標)・フレーム・データを配置して、データベース記憶及び処理のために、サーバー・ヘッドエンドに、ジグビー電波で送信する。
【0034】
微小電気機械システム(Micro−electro−mechaniclal systems(MEMS))動き及び不正操作抵抗安全システムとは、装置の動き及び/または不正操作を感知し、ユーザーとネットワークとの間の通常のサービス使用へのすべてのアクセスをロックする搭載システムである。MEMS動き及び不正操作抵抗安全システムは、再較正または承諾が回復するまで、ユーザー/プレーヤーに連絡をとる又はサービスを一時停止するために、オペレーターに警報を送る役割も果たす。
【0035】
識別及び位置特定及び認証システムと方法
ここに開示される識別及び位置特定及び認証システムと方法は、効果的で安全なサービスの提供を容易にするために、モバイル機器を位置特定し、個人を識別するために使用されても良い。これらのシステムと方法を、オンラインと無線で小売サービスに接続された他の既知の位置ベースのテクノロジー(例えばMEMS、GPS・IP・セルラー)と統合することによって、ID(身元)と物理的な位置の確実性を非常に高い程度で開始でき、より正確な地理フェンス計算(地理フェンス境界のフィート範囲内で)と、より信用されたプレーヤーまたはゲストまたは後援者に対してより強力なセキュリティ機能と、地理的コンプライアンスとを提供しうる。
【0036】
本発明のシステムと方法は、更なる安全のために、以下の要素、つまり、1以上の装置(例えば、モバイル機器、センサー・ノード)の絶対位置、ログイン証明書/デジタル証明書(例えば、標準的な公開鍵インフラストラクチャー(ユーザー名/パスワード(public key infrastructure(PKI))は、ネットワーク内で管理されていても良い)、ハードウェアID(例えば、モバイル機器ID、マスター・センサー・ノードのID、MACアドレス、UUID)、ユーザーID/生体認証(例えば、指紋スキャン、カメラによる顔認識、モーションサインなど)のあらゆる組合せを含む、多元的な認証を必要としても良い。地理フェンスサービスの法令遵守を確実とするために絶対位置の要素を必要とする、ゲーム産業のような規制産業の提供者のような第三者のサービス提供者にとっては、多元的な認証は特に重要である。地理的位置に加えて、既存のテクノロジーと共に本発明を使用することによって、サービス提供者はユーザーのID(身元)と年齢を認証することが可能であり、改善したデジタル権利管理も提供される。その上、地理的位置サービスの回避または地理的位置サービスに対する破壊を防ぐために、本発明には、耐不正操作手段が含まれる。
【0037】
システムは、デジタル証明書の暗号化のために、オンラインPKI登録認定機関(Registration Authority(RA))機能とリンクした軽量ディレクトリー・アクセス・プロトコル(Lightweight Directory Access Protocol(LDAP))(例えば、マイクロソフト・アクティブ・ディレクトリー)を介し、オープン・スタンダード・ユーザーアカウントを利用しても良い。オープン・スタンダード・ユーザーアカウントは、既存の社会的ネットワーク・メンバー・アカウントから、速い確認とユーザー登録を提供する。
【0038】
本発明の実施例の1つでは、システムは、無線サービス中断の場合、位置精度を維持するために、モバイル機器に内在するセンサーメカニズム(例えば、MEMS、カメラ、マイクなど)に頼ることに加え、歴史的で現在も有効な地球空間的スキャンデータに基づいて、位置を保存し、統計学的に特定しても良い。自律的に(すなわち、ネットワーク化されず)使われるならば、システムは、位置要素を提供するか、または遠隔的にモバイル機器の絶対位置を特定する目的で、任意の要求しているローカル・ネットワークに接続した装置に、IDと位置と較正ステータスとを知らせることが可能であっても良い。この実施例では、モバイル機器は、自律センサーとクラウド間のブリッジを提供しても良い。
【0039】
ここで、本発明の実施例の1つによる、識別及び位置特定及び認証システム100の構成を例示している
図1を参照すると、物理的会場104に、1以上のマスター・センサー・ノード102が配置されても良い。物理的会場104は、小売店、カジノ、ホテル(またはホテルの中の客室)、レストラン、劇場など、どのような物理的会場であっても良い。物理的会場104は、ユーザーの家または車両の中であっても良い。実施例の1つでは、1以上のマスター・センサー・ノード102は、物理的会場104の代わりに、人または動物に配されても良い。
【0040】
1以上のマスター・ノード102は、IoT無線周波数アクチュエータノードであっても良い。交わりの実施例では、1以上のマスター・ノード102は、高性能な装置がセンサー代わりとなることを可能にするシステム・サービス・プロファイルを走らせている、高性能な装置を含んでも良い。この実施例では、高性能な装置は、モバイル機器とマスター・センサー・ノード102との間でブリッジ機能を提供する。1以上のマスター・センサー・ノード102は、クラウド通信のためにブロードバンド・ネットワーク・チャンネル106に接続されていても良く、任意で、無線LANまたはブロードバンド・セルラー・コネクションに接続されていても良い。
【0041】
本発明の実施例の1つによる、典型的なマスター・センサー・ノードの構成を例示している
図2を参照すると、1以上のマスター・センサー・ノード102の各々は、動き感知のための加速度計200と、自己較正のための全地球測位システム(global positioning system(GPS))と、インターネット・アクセスのために、ノードをルータに接続するイーサネット(登録商標)・ポート204と、USBポート206と、収集データを記憶させるためのSDカード208と、屋外での使用時の自己発電のためのソーラーパネル210と、セキュリティと動き感知とIDのためのカメラ212と、再充電可能であっても良いバッテリー214と、温度センサー216と、音指示器またはLED指示器であっても良いサービス・ステータス指示器218と、感知と認証と通信とローカル無線ネットワーク接続のためのWi−Fi無線220と、感知と認証と通信のためのブルートゥース(登録商標)またはBLE無線222と、感知と認証と通信と、インターネットをブリッジするためのジグビー無線224と、感知と認証と通信と位置特定とセンサー・ネットワーク較正サービスのためのウルトラ・ワイド周波数帯(Ultra Wide Band(UWB))無線226とを含んでも良い。
【0042】
マスター・センサー・ノード102は、発行APIで、物理的会場またはSaaSまたはクラウドシステムに接続されていても良く、または、登録システム、チェック・イン・システム、待ち行列作成システム、POSシステム、決済システム、オンラインゲーム・トランザクション・システム、PMSシステム、CMSシステム、LMSシステム、ストリーミング・ビデオ・システムなどのサービスに接続されていても良い。マスター・センサー・ノード102に関するサービスは、資産または会社またはマスター・センサー・ノード・サービスへの世界的なアクセスを許可するために、ウェブ・サービスまたはREST APIを使用する登録サービスに基づいて、モバイル無線、ワイヤレスLAN、ダイヤルアップ・モデム、ブロードバンド・インターネットのようなネットワーク接続管理サービスを通して、遠隔的に配布されても良い。マスター・センサー・ノード102は、ローカル・ネットワークまたはクラウドでのウェブ・サービスまたは他のサービスに、そのサービスを広告するために、発行加入サービスを提供しても良い。マスター・センサー・ノード102へ加入した物理的会場またはSaaSまたはクラウドシステムまたはサービスは、周期的に発行される情報を受信しても良く、サービスに関連した情報を検索して取得しても良い。
【0043】
再び
図1を参照して、1以上のセンサー108は、物理的会場104内に置かれても良い。センサー108は、無線ネットワーク・チャンネル110を介して、1以上のマスター・センサー・ノード102と通信しても良い。センサー108と1以上のマスター・センサー・ノード102とは、ブルートゥース(登録商標)またはWi−Fiネットワーク等の無線周波数ネットワーク・チャンネル114を介して、モバイル機器112に通信的に接続されている。本発明の実施例の1つでは、センサー108のいずれか1つは、ブロードバンド・チャンネル106とマスター・センサー・ノード102の機能とを引き受けても良い。さらに別の実施例においては、センサー108は、例えば、喫茶店のような、より小さな会場では、同じボックス内のマスター・センサー・ノード102に配線されている。
【0044】
システム100は、1以上のマスター・センサー・ノード102とモバイル機器112とに、共通のネットワークを使用しても良い。しかし、2つのオウト・オブ・バンド・ネットワーク・チャンネルを使用することで、より良いセキュリティと正確さが提供される。
図1に示されるように、1以上のマスター・センサー・ノード102は、任意のワイヤレスLAN接続と共に、クラウド通信のためにブロードバンド・ネットワーク106を使用しても良く、モバイル機器112は、セルラー無線ネットワーク116を使用する。
【0045】
複数のモバイル機器112は、第三者サービス提供者118に予め登録されていても良い。各々のモバイル機器112は、様々なユーザーによって登録されていても良い。1人のユーザーが、複数の登録されたモバイル機器112を有していても良い。たとえば、ゲーム会場の管理されたゲーム・プレーヤーとして、または、電子商取引提供者のオンライン・トランザクション参加者として登録する場合に、ユーザーはモバイル機器112を登録しても良い。
【0046】
モバイル機器112は、携帯電話、PDA、高性能な腕時計またはブレスレット、ワイヤレス・ヘッドセット、ブルートゥース(登録商標)対応車両、ヘッドアップ表示装置、高性能な眼鏡等、他のどの携帯用電子装置であっても良い。
【0047】
モバイル機器112は、物理的認証トークンとして機能する。1以上のマスター・センサー・ノード102または1以上のセンサー108は、無線周波数フレームまたはRSSI信号(例えば、ブルートゥース(登録商標)、Wi−Fi、ジグビーなど)をスキャンしても良い。1以上のマスター・センサー・ノード102または1以上のセンサー108は、モバイル機器112に関する1以上の要素、例えばMACアドレスまたはUUIDのような固有IDと絶対位置とを特定しても良い。位置は三辺測量術または三角測量のような位置特定技術を用いて計算されても良く、座標(例えば、緯度と経度またはデカルト座標)によって特定されても良い。1つの実施例では、モバイル機器112が1以上のマスター・センサー・ノード102から予め定義された距離の範囲内にある場合に、モバイル機器112は特定される。もう一つの実施例においては、共同位置特定技術が、モバイル機器112の位置精度を改善するために使用されても良い。この場合では、マスター・センサー・ノード102または1以上のセンサー108は、無線周波数標識ノードと、ローカル無線周波数ネットワーク内で統合される。無線周波数標識信号を感知し、未知の状態のモバイル機器112からの位置を計算し、そして、同じ標識信号を感知し、既知の状態のマスター・センサー・ノード102からの同じ計算を実行する等の、共同測定を実行することにより、モバイル機器112の未知の位置計算に適用して位置の正確性を改善しうる、エラーデータが生成されうる。他の実施例では、1以上のマスター・センサー・ノード102または1以上のセンサー108は、物理的会場104内にいる間の資産と、スタッフと、ゲストと、プレーヤーへのアクセスを、資産と、SaaSと、クラウドシステムと、サービスとに許可するために、BLEビーコンと、マスター・センサー・ノード102を介して発行されたAPI等のシンプル無線周波数タグをスキャンしても良い。
【0048】
一旦モバイル機器112が特定されたなら、ログイン・セッションが開始されても良い。モバイル機器112のユーザーが、サービス・アクセスの同意を認めることが要求されないという点で、ログイン・セッションは自動であっても良い。あるいは、ログイン・セッションは、モバイル機器112のユーザーに、サービス・アクセス同意(例えば、通知ウインドウなどの「OK」ボタンを選ぶこと)を認めることが要求される承認ベースであっても良い。さらに別の実施例においては、ログイン・セッションは、モバイル機器112のユーザーに、ログインの前にさらなる認証情報を提供することを要求するという、多元的なものであっても良い。
【0049】
ログイン・セッションが開始されたあと、モバイル機器112は、1以上のマスター・センサー・ノード102または1以上のセンサー108に、例えばホテル資産管理システム、レストラン予約システム、電子商取引サービス、ストリーミング・メディア・サービス、ウェブ・ベースの規制ゲーム・サービスなどの第三者サービス提供者118に対してモバイル機器112のIDと位置を認証することを要求しても良い。第三者サービス提供者118は、無線周波数ネットワーク・チャンネル114に接続されていても良い。
【0050】
1以上のマスター・センサー・ノード102または1以上のセンサー108は、第三者サービス提供者118に対してモバイル機器112を認証しても良い。この場合では、1以上のマスター・センサー・ノード102または1以上のセンサー108は、多元的な認証装置またはトークンとしてモバイル機器112を使用して、多元的な認証されたアクセスをサービス118に提供する、IDアクセス管理(identity access management(IAM))機能のように動いている。第三者サービス提供者118は、モバイル機器112の認証を受信しても良く、モバイル機器112に、第三者サービス提供者118に関するネットワーク接続120(例えばイーサネット(登録商標)、Wi−Fi、セルラー等)へのアクセスを提供しても良い。
【0051】
1以上のマスター・センサー・ノード102または1以上のセンサー108は、以下の方法、(1)他のセンサーからの較正機器位置クローニング(2)GPS衛星位置特定(3)屋内の位置特定アルゴリズム(4)物理アドレス・ジオコーディング(5)物理的資産調査技術(7)Google Earthまたは地図を用いること(6)ウルトラ・ワイド・バンド(Ultra Wide Band(UWB))などの高精度の位置特定技術を用いること(6)他の手動による方法、のうちの1つまたは1以上の組合せによって較正プロセスを通して測地学的に設置されても良い。
【0052】
ここで
図3を参照すると、
図1のシステムと
図2のマスター・センサー・ノードとで使用されても良い較正方法300のフローチャートが示されている。第1のステップ302では、マスター・センサー・ノードは、GPS衛星の照準線内の屋外で(すなわち、障害物(例えば木)の無いエリアで)捕らえられても良い。第2のステップ304では、GPSによってマスター・センサー・ノードの現在位置を取得するために、ユーザーは、較正ボタンを押すか、または携帯電話で接続するといった行動を行う。あるいは、マスター・センサー・ノードの座標(例えば、緯度及び経度座標)またはマスター・センサー・ノードが配置されている場所の物理アドレスを、ユーザーが手で入力しても良い。第3のステップ306では、一旦現在位置が受信されたならば、サービス・プロファイルは、所定時間(例えば、2分)、ネットワーク内の固定位置(例えば、ルータに接続された屋内)で、及び/または、マスター・センサー・ノードのうちの1以上がGPSで連続的に接続されており、少なくとも1つのマスター・センサー・ノードが会場(例えば、車両内、船内、飛行機内、宇宙船内)にボルトで付けられている場所の他のマスター・センサー・ノードに無線接続され、動きが適用されても良い場所に、マスター・センサー・ノードを固定することを許可する。第4のステップ308では、ユーザーはマスター・センサー・ノードを固定する。第5のステップ310では、マスター・センサー・ノードは較正し、動作準備ができた状態となる。マスター・センサー・ノードが(屋内使用のための)固定位置から動かされないか、または(車両または船または飛行機が走行中であるために)認証時点でGPSフィックスを得ることができない限り、マスター・センサー・ノードは較正ステータスで動作し続ける。
【0053】
ここで
図4を参照すると、
図1のシステムで使用されても良いモバイル機器の識別及び位置特定及び認証のための方法400のフローチャートが示されている。ステップ402では、モバイル機器のユーザーは、クライアント・ウィジェットをダウンロードして、システム・クラウド登録サービスを通して、モバイル機器キーを登録する。ステップ403では、ユーザーは検索し、予約のためにサービスを選択する。ステップ404では、システム・クラウド・サービスは、モバイル機器キーを使用した、センサー・ノード待ち行列作成セッション、または予約、または他の取引プロセスの間、IDの認証を提供する第三者証明認定機関として動作する。ステップ406では、ユーザーは、待ち行列作成または予約システムによって、マスター・センサー・ノードで、待ち行列作成セッションまたは予約を開始しても良い。ステップ407aでは、モバイル機器は既知の再使用できるキーまたはピンまたはパスワードまたはパスフレーズを保有していても良く、または、唯一のまたはワンタイム・パスワードまたはアイデンティティ・キーであって、いずれかは暗号化されていても良いものが任意で作成されても良い。ワンタイム・パスワードまたはアイデンティティ・キーは、乱数発生器のような既知の方法を用いて作成されても良いし、または、モバイル機器キーまたはUUIDまたはMACアドレスのような既知の識別子と、マスター・センサー・ノードに配信され得る絶対位置またはタイムスタンプのような、動的に作成される未知の識別子との組み合わせのように、複数の方法を使って作成されても良い。ステップ407bでは、マスター・センサー・ノードまたは複数のセンサーの少なくとも1つは、モバイル機器パスワードを格納しておいて、例えば、予約番号または待ち行列番号等を表すためなど他の目的のために任意に使っても良いし、他のシステムと共有しても良い。ステップ407cでは、マスター・センサー・ノードは既知の再使用できるキーまたはピンまたはパスワードまたはパスフレーズを保有していても良く、または、唯一のまたはワンタイム・パスワードまたはアイデンティティ・キーであって、いずれかは暗号化されていても良いものが任意で作成されても良い。ワンタイム・パスワードまたはアイデンティティ・キーは、乱数発生器のような既知の方法を用いて作成されても良いし、または、モバイル機器キーまたはUUIDまたはMACアドレスのような既知の識別子と、マスター・センサー・ノードまたは複数のセンサーの少なくとも1つに配信され得る絶対位置またはタイムスタンプのような、動的に作成される未知の識別子との組み合わせのように、複数の方法を使って作成されても良い。ステップ407dでは、モバイル機器は、センサー・パスワードまたはアイデンティティ・キーを格納しておいて、例えば、予約番号または待ち行列番号またはチケットまたはクーポン等を表すためなど他の目的のために任意に使っても良いし、他のシステムと共有しても良い。ステップ408では、予約または待ち行列作成システムは、センサーに唯一のパスワードまたはアイデンティティ・キーをリクエストするために、モバイル機器によりターゲットにされたマスター・センサー・ノードと通信するセンサーと通信しても良く、センサーのために任意に1つを作成しても良く、当該1つは、モバイル機器と共有して、待ち行列作成番号または予約番号またはチケットなどを表すのに用いられても良く、モバイル機器パスワードまたはアイデンティティ・キーを共有すると同時に、それをセンサーと同じく、唯一の予約番号または待ち行列作成番号等を表すのに用いても良い。
【0054】
ユーザーが、丸一日または夕方を、様々な会場でのいくつかの連続する予約で潜在的に計画することができるように、「入れ子になった」予約がなされても良いと想像できる。たとえば、ディナーのために第1の予約がされても良いし、ディナーから映画館へのユーザーの移動車両のための第2の予約がされても良いし、映画館において第3の予約がされても良いなどである。会場が、ユーザーがいつ到着するか特定するのを助けるために、それらの会場は互いに通信しても良い。たとえば、ユーザーがディナーで遅くなっているならば、ピックアップの時刻を遅らせるために、レストランは車両に通知しても良い(例えば、予約を20分間遅らせる)。ユーザーが、異なる会場のより良い取引を発見するか、予約について彼の考えを変えたならば、システムは、ユーザーが代わりの予約ができるように既存の予約を自動的に取り消しても良い。
【0055】
ステップ410では、一旦ユーザーがマスター・センサー・ノードに関する資産上または資産の範囲内に入ったならば、予約システムは、モバイル機器を認証するのに必要な資源またはソフトウェアまたはサービス・プロファイルを、マスター・センサー・ノードが備えていることを確かめて、マスター・センサー・ノードを認証するために必要な資源またはソフトウェアまたはサービス・プロファイルをモバイル機器が備えていることを確かめる。ステップ412では、モバイル機器が公示する間、マスター・センサー・ノードまたは1以上のセンサーは、無線周波数フレームのスキャンを開始する(または逆もまた然り)。ステップ414では、センサー・ノードは、モバイル機器を検出する。ステップ416では、モバイル機器とセンサーとの無線ペアリングが自動的に起こる。418では、モバイル機器の無線認証が自動的に起こる。ステップ420では、モバイル機器は、元々マスター・センサー・ノードまたは1以上のセンサーで作成され、それらから受信した、唯一のまたはワンタイム・パスワードまたはアイデンティティ・キーを共有する。マスター・センサー・ノードまたは複数のセンサーのうち少なくとも1つは、任意に、パスワードまたはアイデンティティ・キーを復号して、それがモバイル機器に送信されたマスター・センサー・ノードまたは1以上のセンサーの唯一のパスワードまたはアイデンティティ・キーであることを確認する。それと同時に、モバイル機器は、マスター・センサー・ノードまたは1以上のセンサーから受信したパスワードまたはアイデンティティ・キーをセンサーと共有し、次に任意に復号して、パスワードまたはアイデンティティ・キーがセンサーに属することを確認する。モバイル機器と、マスター・センサー・ノードまたは1以上のセンサーとの間のパスワードの交換は、ブルートゥース(登録商標)またはWi−Fiなどのローカル無線インタフェースを使用して達成されても良い。起因している装置だけが、暗号化されたワンタイム・パスワードを解読するための秘密鍵を有する。
【0056】
ステップ422では、マスター・センサー・ノードまたは1以上のセンサーと、モバイル機器とは、互いに送信されたパスワードを各々復号して確認する。ステップ424では、マスター・センサー・ノードとモバイル機器とは、それぞれのネットワークを介して、システム・クラウド・サービスに対し確認情報を各々共有する(すなわち、マスター・センサー・ノードはブロードバンド・ネットワークを介して共有し、モバイル機器はセルラー・ネットワークを介して共有する)。ステップ426では、システム・クラウド・サービスは、それらが動作確認されたことを、マスター・センサー・ノードとモバイル機器との両方に知らせる。
【0057】
ステップ428では、予約システムが、マスター・センサー・ノードが動かされなかったか、または不正操作されなかったことを示す、IDと位置較正の確認を、マスター・センサー・ノードまたは1以上のセンサーから受信する。ステップ430では、システム・クラウド・サービスは、第三者サービス提供者に対し、ユーザーとモバイル機器の絶対位置とを認証する。
【0058】
ステップ432では、自動ログアウトが起動されても良い。自動ログアウトはいろいろな動作が要因で起こっても良く、たとえば、ユーザー/モバイル機器がセンサーの範囲外に移動した場合、またはモバイル機器またはマスター・センサー・ノードのいずれかの無線周波数の無線がオフにされた場合、または所定のログアウト時間に達した場合を含む。
【0059】
以下の非限定的な産業への応用が想像されるが、多種多様な産業に及ぶ多くの他の応用が可能であることは当業者にとって自明である。
【0060】
オンラインゲーム:本発明のシステムと方法とがオンライン管理されたゲームに役立つ場合があると想像される。たとえば、ユーザーは彼らの家から、または、宿泊客室からオンラインゲームをしても良い。マスター・センサー・ノードは、家またはゲスト・ネットワークとリンクされていても良い。マスター・センサー・ノードの適切な較正の後、サービス認証と位置確認の間、ユーザーのモバイル機器がシステムに接続している場合、正確な地理フェンスが、マスター・センサー・ノードの無線周波数ランド接続のローカル無線到達範囲の中で設立されても良い。
【0061】
オンラインCNP取引:ID(身元)の証明が登録認定機関により提供される場合に、本発明のシステムが、カードなし(card−not−present(CNP))支払い取引を認証するのに使用されても良い。本発明のシステムでは、より正確な要素(例えば、生物測定データ)が認証のために使用されても良いので、認証はクレジットカードと写真IDカードとを使用した従来の物理的な小売支払いより正確である場合がある。そして、それにより、究極的には交換手数料が安くなるかもしれない。モバイル機器が取引会場内にあると保証することによって、オンライン・マルウェアとID窃盗リスクとが減らされうる。
【0062】
輸送での確認:本発明のシステムは、タクシーまたはライドシェアまたは公共輸送ドライバーなどの輸送サービス提供者に対して、ユーザーのモバイル機器を認証するのに使用されても良い。そして、逆もまた然りである。双方向認証と位置確認は、より良い安全対策を、ドライバーと乗客とに提供しうる。
【0063】
物理的会場へのチェック・イン:本発明は、物理的小売会場入口と対象の関門地帯で、物理的会場(例えば、レストランまたはホテルまたは小売店)のサービス提供者が、客室またはテーブルにユーザーを通すチェックをすることを、またはクーポン又はロイヤルティのポイントを提供することを、または会場への到着と同時にユーザーに利益を与えることを、可能にするように使用されてもよい。さらに、地理場所位置技術によって、物理的会場内のユーザーに、サービス提供者がサービスを提供する、または届けることが可能になる(例えば、飲物を届ける、または、ユーザーのリクエストに応じて、ゲームまたは映画または音楽をストリーミングまたはダウンロードする)。
【0064】
リモート予約:本発明は、モバイル機器のユーザーが、共有ネットワーク上での装置キーの双方向交換を利用することによって、サービス提供者に対しリモート予約をすることが可能になるように使用されても良い。
【0065】
待ちゼロ発行及び検索及び待ち行列作成システムと方法
ここに開示される待ちゼロ発行及び検索及び待ち行列作成システムと方法は、センサー及びアクチュエーター・ノード技術(例えば、識別及び位置特定及び認証システムと方法)を、物理的会場システムと統合することで、モバイル機器が、関連する提供を検索し、リモート予約をし、物理的会場に対して、リモート無線待ち行列セッションをセットアップすること(例えば、客室またはテーブルを予約すること)を可能にする。システムと方法により、モバイル機器のユーザーは、検索と、接続と、物理的会場(例えば、ホテルまたはレストランまたはカジノまたは小売)または車両(例えば、タクシーまたはバスまたは個人的なリムジンサービスまたはライドシェアサービス)の予約が可能になる。システムと方法により、モバイル機器のユーザーは、ウェブ・ブラウザー検索と同様に、しかし、検索している位置を中心にして、サービスのカテゴリー(例えば、珈琲またはガスまたはスパまたはボウリング)またはアクティビティ(例えば、フットボールまたはライブバンドまたはパーティーまたはパレード)を検索できる。更に、システムと方法によって、モバイル機器に対してオファーと取引をプッシュするために、予約購読サービスを提供しても良い。さらにまた、システムと方法によれば、列になって立っているような、従来の、列に基づく会場サービスに関して、待ち時間または追加経費をかけることのない、予約と、待ち行列作成と、チェック・インと、チェックアウトと、契約と、取引サービスとをユーザーに提供することもできる。
【0066】
主要な検索属性として、サービスまたはアクティビティまたは資産または車両の絶対位置(例えば、GPS、IPSまたはINSのような標準的な位置特定方法によって特定された緯度及び経度座標)を含むことによって、システムは、ウェブ・ブラウザー検索とは異なる。したがって、ユーザーは、物理的会場を動的に見ることができ、例えば現在の待ち時間と、混雑具合と、空き座席と、サービス期間などの関連するサービスについての情報が一目で確証されうる。さらに、物理的会場にモバイル機器ユーザーの現在位置をブロードキャストすることによって、ユーザーの予約を保証する仮想待ち行列作成サービスが行われても良く、仮想待ち行列作成サービスは、会場への到着予測時刻(estimated time of arrival(ETA))フィードバックを提供して、顧客が苛立つ割合を減らし、一旦ユーザーが物理的会場に到着したならば待つことを省く可能性がある。
【0067】
システムと方法は、業界基準に基づいて築き上げられた、サービス指向アーキテクチャ((service−oriented architecture(SOA))と、マイクロサービス・アーキテクチャと、ソフトウェア定義のアーキテクチャ(software−defined architecture(SDA))と、クラウド・インターオペラビリティとスケーラビリティと信頼性のためのサービスデザイン主要事項としてのモバイル・バックエンド(mobile backend as a service(MBaaS))などの分散クラウド・アーキテクチャを利用する。すべての装置とサービスが基準のAPI通信を通して統合されることを保証するために、システムと方法は、API管理フレームワークとゲートウェイも導入する。これは、ビジネス・ロジックの再設計または修正を必要とせずに、データとコードとサービスにリアルタイム・アクセスをすることを動的に許可する。モバイル機器ユーザーは、検索を開始するためと、クラウド・サービスと管理ソフトウェアのゆるい統合を通して、ユーザーとサービス提供者との間で、スケジュールとイベントと通知とを通信するためとに用いられる、ネイティブ・モバイル・ウィジェットをダウンロードする。
【0068】
ここで
図5を参照すると、待ちゼロ発行及び検索及び待ち行列作成システム500の構成が示さている。ローカル小売サービス契約アプリケーション502は、モバイル機器504にインストールされる。モバイル機器504は、セルラー・ネットワーク・チャンネル506に接続している。ローカル小売サービス契約アプリケーション502は、少なくとも1つのサービス提供者システム510に、サービスに対する検索リクエストを、無線周波数ネットワーク・チャンネル508(例えばカジノ行楽地で、LANを介して、取引の申し出を検索し、予約を実行し、資産の待ち行列を作成している)またはセルラー・ネットワーク・チャンネル506(例えばカジノ行楽地で、セルラーを介して遠隔的に、取引の申し出を検索し、予約を実行し、待ち行列を作成している)を介して送信しても良い。ローカル小売サービス契約アプリケーション502は、検索リクエストに応じて、少なくとも1つのサービス提供者システム510から、サービス提供者に関するデータを受信しても良い。ローカル小売サービス契約アプリケーション502は、サービス提供者に対し予約のリクエストを送信しても良く、サービス提供者システム510から予約の確認を受信しても良い。
【0069】
ローカル小売サービス契約アプリケーション502は、無線周波数ネットワーク・チャンネル508またはセルラー・ネットワーク・チャンネル506を介して、待ち行列作成システム512に対して待ち行列作成リクエストを送信しても良く、待ち行列作成システム512から待ち行列作成リクエストの確認を受信しても良い。
【0070】
ローカル小売サービス契約アプリケーション502は、モバイル機器504の物理的な位置を特定し、モバイル機器504とサービス提供者に関する物理的会場514との間の距離を計算し、モバイル機器504が物理的会場514へ移動中に、1以上の予め定義された距離または期間で、推定到着時刻を送信しても良い。ローカル小売サービス契約アプリケーション502は、1以上の検索とサービス発見ビューを含み、モバイル機器504のユーザーによるタッチ及び/または動きによって、切り替え可能であっても良い。
【0071】
モバイル機器504が物理的会場514に到着したとき、待ち行列システム512は、モバイル機器504上でローカル無線周波数ネットワーク・チャンネル516またはローカル無線周波数ネットワーク・チャンネル524を起動させるために、ローカル小売サービス約束アプリケーション502にリクエストを送信しても良い。待ち行列作成システム512は、ローカル無線周波数ネットワーク・チャンネル516を介して、またはローカル無線周波数ネットワーク・チャンネル524を介して、モバイル機器504を探索するために、リクエストを送信しても良い。マスター・センサー・ノード518は、ブロードバンド・ネットワーク・チャンネル520に接続していても良く、サービス提供者はブロードバンド・ネットワーク・チャンネル520に同時に接続している。複数のセンサー522は、物理的会場514内にあっても良い。複数のセンサー522は、ローカル無線周波数ネットワーク・チャンネル516のような無線ネットワーク・チャンネルを介して、マスター・センサー・ノード518と通信しても良く、複数のセンサー522とマスター・センサー・ノード518とは、モバイル機器504が物理的会場514に存在するとき、ローカル無線周波数ネットワーク・チャンネル516を介して、モバイル機器504に通信的に接続されていても良い。あるいは、モバイル機器504が物理的会場514に存在するとき、複数のセンサー522は、ローカル無線周波数ネットワーク・チャンネル524を介して、モバイル504に通信的に接続されていても良い。複数のセンサーは、ローカル無線周波数ネットワーク・チャンネル516などの無線ネットワーク・チャンネルを介して、マスター・センサー・ノード518と通信しても良い。この場合では、複数のセンサー522は、モバイル機器504とマスター・センサー・ノード518との間の通信ゲートウェイまたはブリッジを提供しても良い。
【0072】
マスター・センサー・ノード518、または複数のセンサー522のうちの少なくとも1つは、複数のセンサー522の少なくとも1つまたはマスター・センサー・ノード518の所定範囲内で、モバイル機器504とモバイル機器504の相対的な位置とを特定し、少なくとも1つのサービス提供システム510に対して、モバイル機器504のIDと相対的な位置を認証する。少なくとも1つのサービス提供者システム510は、認証とモバイル機器504の相対的な位置を受信して、予約を回収する。
【0073】
ここで
図6ー7を参照すると、リモート予約及び待ち行列作成方法600のフローチャートが示されており、
図7は
図6のステップを例示する典型的なユーザ・インタフェースを表す。
【0074】
ステップ602では、モバイル機器のユーザーは、ローカル小売サービス契約アプリケーションをモバイル機器にインストールしても良い。ステップ604では、ユーザーは、カテゴリー及び/または位置(インターフェース700)によって、サービスまたは会場の検索を開始するために、ローカル小売サービス契約アプリケーションを使用しても良い。たとえば、ユーザーは、検索パラメータとして、関心のある望ましい都市またはユーザーの現在位置からの距離を、任意に設定しても良い。会場カテゴリーは、たとえば、ホテルと、カジノと、レストランと、バーと、食料品店と、ガソリンスタンドなどを含んでも良い。サービス・カテゴリーは、たとえば、買い物と、ゲームと、ボウリングなどを含んでも良い。さらなる検索パラメータと、フィルタと、許可と、ユーザー選択とは、ローカル小売サービス契約アプリケーション(インターフェース702)を介して、ユーザーによって設定され、修正されても良い。
【0075】
ステップ606では、ローカル小売サービス契約アプリケーションは、ユーザーの検索に基づいて、ユーザーに見せるために、モバイル機器に、サービス及び/または会場のリストを返しても良い。本発明の実施例の1つでは、会場またはサービス提供者への/からの位置と方向の眺望を得て、リスト(インターフェース704)の項目のコストとタイミングと妥当性をよりよく決定するために、ユーザーは拡張現実(augmented reality(AR))カメラビューを通して、リストを見ても良い。あるいは、リストは、リスト・ビュー(インターフェース700)または地図ビュー(インターフェース708)で提示されても良い。
【0076】
ステップ608では、ユーザーは、取引またはオファーまたは利用可能なクーポンなどの項目、または特定の会場で提供されるサービスについての詳しい情報を見るために、リストから項目を選択しても良い(インターフェース710)。
【0077】
本発明の代わりの実施例では、ステップ610で、検索リクエストの代わりに、ユーザーは、ユーザーの連絡先を提供することによって、選択された会場に予約購読を申し込んでも良い。ステップ612で、定期的に(例えば所定の間隔で)、または、取引またはオファーまたはサービスが選択された会場で利用可能になったときに、それらが、ローカル小売サービス契約アプリケーションによって自動的に、予約購読したユーザーにプッシュされても良い。ステップ614では、ユーザーは、モバイル機器上でオファーに関する詳しい情報を見るために、オファーを選択しても良い。
【0078】
ユーザーは、検索を実行した(「引かれた」オファー)か、または予約購読した(「押された」オファー))かどうかにかかわらず、ユーザーは、ステップ616で、会場またはサービス提供者に対して予約をするために、オファーを選択して、仮想行列に入っても良い(インターフェース712)。
【0079】
ステップ618では、絶対位置と、移動速度と、モバイル機器の到着予測時刻(estimatied time of arrival(ETA))とが、GPSとセルラーIDとモバイル・モーション・センサーと慣性ナビゲーションとAPIなどの、利用可能な地理位置技術によって特定される。
【0080】
ステップ620では、ユーザーが会場またはサービス提供者の位置へのルート途中である間に、通知ウィジェットがモバイル機器上で開始されても良い。通知ウィジェットは、2つの主な目的にかなう。第1に、通知ウィジェットは、会場またはサービス提供者の位置に、モバイル機器をナビゲートし向かわせる(ステップ622参照)。第2に、一旦モバイル機器が会場またはサービスプロバイダの位置に到着したならば、通知ウィジェットはチェック・インとローカル・サービスのアクティベーションを開始する(ステップ624参照)。通知ウィジェットは、会場/サービス提供者とモバイル機器との間の通信と通知を容易にしても良い。待ち行列の間、通知ウィジェットは、モバイル機器ユーザーと競合するサービス提供者との間のハイパー関連のモバイル消費者価値提案を創造するために、フィルタとブロードキャスト通知を使用して、競合するサービス提供者とモバイル機器との間の通信を容易にしても良い。これにより、モバイル機器ユーザーは、より競争力の高いオファーを受信することになっても良い。競合する提供者は、サービス提供者が競売に加入することができているサービスに加入し価格入札することを選択しても良い。このようにして、より良いサービスと効率と価格のための環境をつくる。
【0081】
ここで
図8を参照すると、典型的なモバイル機器800の構成が示されている。モバイル機器800に存在するのは、オペレーティングシステム802である。オペレーティングシステム802は、モバイル機器800から独立していても良く、(例えばAPIを介して)モバイル機器800センサーと通信リソースにアクセスしても良い。オペレーティングシステム802は、いくつかの層を含み、(1)予約と待ち行列作成とIDと通信とを取り扱うクラウド・サービス管理層と、(2)決定エンジンに、資産とサービスとコンテキストと人口統計学の情報とを提供する外部データAPI集約管理層と、(3)フィルタリングのために動的リアルタイム慣性センサー・データを決定エンジンに提供するモバイル機器慣性ナビゲーションシステム(inertial navigation system(INS))集約管理層と、(4)検索機能とフィルタと通知ロジックとを提供し、ナビゲーションと、道の発見と、推薦などの決定を自動的にできる決定エンジンと、(5)近接追跡と、存在認識と、モバイル機器及びユーザーの認証と、ローカル通信と、コンテンツの配信と、チェック・イン・サービスとを提供するマスター・センサー・ノードの接続及び通信層と、を含む。
【0082】
クラウド・サービス管理層は、クラウド・サービス管理アプリケーションを含んでも良く、クラウド・サービス管理アプリケーションは、モバイル機器とマスター・ノード・センサー・サービス予約と待ち行列作成契約のための都市/世界ネットワークとクラウドレベル管理サービスとを提供する。クラウド・サービス管理アプリケーションは、多くのデータベースを管理しても良い。多くのデータベースは、ノード・ネットワーク空間データベースと、ユーザーとノードのアカウント・データベースと、リモート/ローカル・ノードと装置認証データベースと、IoTセンサー/アクチュエーター・ノード発行/予約購読コンテンツ・データベースと、IoTセンサー/アクチュエーター・ノード・サービス・プロファイル・データベースと、取引/サービス・モバイル・アプリケーション及びHTML5フォーム/ページ・データベースとを含む。
【0083】
マスター・センサー・ノードの接続及び通信層は、ノード管理アプリケーションと、アセット及びロジスティックス・サービス・アプリケーションとを含んでも良く、それらは会場/ローカル・ノード及び会場位置に関連するサービス配信及び管理プラットホームであってもよい。ノード管理アプリケーションは、クラウド管理アプリケーションによって遠隔的に操作しているモバイル機器との間接通信だけでなく、IoTセンサー/アクチュエーター・ノードとモバイル機器アプリケーションとの間のすべての直接通信を局所的に処理しても良い。
【0084】
ノード管理アプリケーションは、以下の条件(1)モバイル機器が、クラウド管理アプリケーションを介して、ノード及び/またはそのサービスへのアクセスを遠隔的にリクエストすること、または(2)IoTセンサー/アクチュエーター・ノードが、ローカルでモバイル機器の認証をリクエストするか、またはローカルで(例えば、ブルートゥース(登録商標)、Wi−Fiなどによって)サービスをモバイル機器に提供するために、サービス・プロファイルにアクセスすること、または(3)クラウド管理アプリケーションが、遠隔的に、ノードとモバイル機器との間の、ペアリングまたはボンディングまたはローカル・サービス・プロファイル割当てのためにキー交換をリクエストすること、または(4)オペレーターまたはサービス管理アプリケーションまたは第三者アプリケーションが、モニタリングまたは管理ユーザ・インタフェースを介して直接的に、または、サービスAPIを介して間接的に、ノードまたはネットワークまたはデータベースまたはサービスを、管理または較正または制御するために、アクセスをリクエストすること、のうちの1つによって起動されても良い。
【0085】
再度
図8を参照すると、オペレーティングシステム802は複合型モバイル・アプリケーション804を提供している。複合型モバイル・アプリケーション804は、サービス・ステータスと測定と通知と通信を提供する通知ウィジェット806を含む。
【0086】
ここで
図9を参照すると、典型的な通知ウィジェット806が示されている。通知ウィジェット806は、非アクティブモード900を含み、会場検索ボタン902と、予約及び待ち行列作成ボタン904と、安全チャットボタン906と、会場ナビゲーションボタン908と、取引/支払ボタン910とを含む、いくつかのクイック起動ボタンを提供しても良い。
【0087】
会場接続モード912は、モバイル機器が会場またはサービス提供者の位置に存在するとき、ウィジェット806によって提供される可能性のある、取引/オファーの提示とチェック・インと待ち行列作成とステータス・アップデートとを含む、サービスを示す。
【0088】
コラボレーション・モード914は、ウィジェット806によって提供される可能性のある、フォロー・ミー」通知とインスタント・メッセージングとグループ・チャットとを含む、モバイル・トゥー・モバイル・サービスを示す。
【0089】
待ち行列作成モード916は、ウィジェット806によって提供される可能性のある、仮想待ち行列作成とETAブロードキャスティングとステータス・アップデートとを含む、待ち行列作成サービスを示す。
【0090】
取引モード918は、ウィジェット806によって提供される可能性のある、お金の積み立てと、残高確認と、支払いと、現金引出と、支払いまたは取引の履歴とを含む、デジタル支払いサービスを示す。
【0091】
再度
図8を参照すると、HTML5のページ808のスタックは、データを収集し、そのデータに関する動的サービスを制御するために、通知ウィジェット806によって起動されても良い。データは、サービスAPI(例えば、Google Geolocation APIまたはFoursquareまたは他の予約サーバーなど)と、HTML5ユーザ・インタフェース(例えば、メニュー、ナビゲーション、注文フォームなど)と、IoTセンサー/アクチュエーター(例えば、近接または環境制御センサーと)、モバイル機器搭載センサー(例えば、GPSまたはINSまたはMEMS)と、消費者向け契約アプリケーションと、を含む複数のソースからのものであっても良い。
【0092】
その結果、サービスの内部の詳細はユーザー体験から分離され、エンドユーザーに影響を及ぼすことなく、アプリケーションコードの修正または置き換えができる。これにより、2セットのAPI(消費者のための外部APIとサービス提供者のための内部API)にサービスを提供する分散コンピューティング・アーキテクチャがつくられる。内部APIは、管理モジュールを使用するシステム構成を定義する。外部APIは、内部APIを、より簡単でより安全に、いろいろな外部サービスによって使えるようにして、長距離ネットワーク通信のために最適化されたオペレーティングシステム802の簡略化された、ビューを提示する。
【0093】
再度
図6を参照すると、ステップ622で、会場またはサービス提供者の所へのユーザーの到着予測時刻(ETA)が特定されて、通知ウィジェットによって会場またはサービス提供者にブロードキャストされる。本発明の実施例の1つでは、ETAが、モバイル機器の位置及び/または移動速度の変化に基づいて、(定期的に、または、リアルタイムで)更新されても良い。そして、更新されたETAは会場またはサービス提供者にブロードキャストされても良い。同時に、通知ウィジェットは、ユーザーが、予約と仮想行列に関するモバイル機器からの情報、例えば会場地図と、仮想行列ステータスとその最新版と、通知と、グループ予約情報と、ETAステータスと、チェック・イン情報とを見ることができるようにしても良い。
【0094】
ステップ624では、通知ウィジェットは、GPSまたはセルラー識別または他のWANメソッドを使用して、モバイル機器が、会場またはサービス提供者の所に到着したと、特定しても良い。一旦モバイル機器が閾値に達するか、範囲に入ったならば、モバイル機器が会場またはサービス提供者の所に到着したと考えられるような範囲または閾値を、会場またはサービス提供者が設定しても良い。それから、通知ウィジェットは、必要な、ブルートゥース(登録商標)またはWi−Fiのような、ローカルLAN無線を作動させ、会場またはサービス提供者の所のマスター・センサー・ノードまたは複数のセンサーの少なくとも1つを見つけるか、見つけられるのに必要なスキャンまたは広告ビーコンを開始する。
【0095】
ここで
図10−11を参照すると、ローカル会場チェック・イン及び予約の履行及び取引方法1000のフローチャートが示されており、
図11は
図10のステップを例示している典型的なユーザ・インタフェースを表す。
【0096】
ステップ1002では、モバイル機器がWLANまたはWPAN無線周波数範囲内にあると、サービス管理システムが特定しても良い。ステップ1004では、サービス管理システムは、適切な操作上のサービス・プロファイルを取得するために、マスター・センサー・ノード管理サーバーにリクエストを送信しても良い。ステップ1006では、サービス管理システムは、マスター・センサー・ノードで、または、少なくとも複数のセンサーのサービス・プロファイルをロードしても良い。ステップ1008では、モバイル機器はマスター・センサー・ノードと自動的にペアリングされても良い。
【0097】
ステップ1010では、モバイル機器が会場またはサービス提供者の所に存在する間、モバイル機器が、選択されたサービス・プロファイルにアクセスして管理することができるように、サービス管理システムは、モバイル機器に、例えばHTML5コードのような動的複合型アプリケーションをロードしても良い。ステップ1012では、上記されたような認証プロファイルによって、モバイル機器は認証されても良い。
【0098】
ステップ1014では、サービス管理システムは、会場またはサービス提供者の所にモバイル機器をチェック・インして、予約を回収しても良い(インターフェース1100)。この時点で、オファーまたは屋内ナビゲーションまたは道の発見のような全てのサービスと、オーダー・メニューと、支払いと、サーバー通信とが、HTML5により提供されるような動的双方向・ウェブ・アプリ・ページの形で、第三者またはサービス管理システムにより配信され、Wi−Fiまたはブルートゥース(登録商標)のような第2の無線チャンネルを介して、または、セルラー・チャンネルを介して、動的複合型アプリケーション上でモバイル機器に利用可能となっても良い。
【0099】
一旦モバイル機器が会場またはサービス提供者にチェックされて、会場またはサービス提供者と契約されたならば、通知ウィジェットは「接続済み」にそのステータスを更新し、ネットワーク・タイプ(例えば、ブルートゥース(登録商標)、Wi−Fi、セルラー)と、接続タイプ(例えば、プライベート・ネットワーク、パブリック・ネットワーク、プライベート・コラボレーション)、接続期間(例えば、時間と分)、会場またはサービス提供者の名前及びサービス・モード(例えば、シングル、グループ、コミュニティ)などの関連情報を調査しても良い。モバイル機器が物理的に存在し、ネットワークがモバイル機器上で動作中かつ操作可能である限り、ステータスは「接続済み」のままになる。接続済みのユーザーに提供されるサービスは、たとえば、製品・サービス割引とオファーと、援助を求めてのスタッフとのコラボレーションと、友人・家族・同僚との通信と、注文をすることと、アプリでの購入と、オンライン購入と、店内でのピックアップと、アポイントメントと、予約と、価格スキャンと、モバイルを利用した店内での小売購入とを含む。
【0100】
ステップ1016では、通知ウィジェットは、ユーザーのための予約((例えばテーブル、客室など)の準備ができているという通知を、モバイル機器に送信する。会場内の予約と関連する場所に、ユーザーが自分をナビゲーションできるように、ナビゲーション地図が示されても良い(インターフェース1102)。1つの実施例では、予約がテーブル席の場合、ユーザーが待つことなく注文できるように、メニューと、注文と、支払いのためのページが、モバイル機器に表示されても良い。いくつかの実施例では、モバイル機器がチェック・インされた後で、モバイルの客室の鍵またはゲームVIPカードが、ユーザーによってモバイル機器を用いて利用可能になっても良い(インターフェース1104)。接続ステータスと、セッションIDと、イベント通知サービスとを提供するために、通知ウィジェットは更新されても良い。
【0101】
ステップ1018では、サービスが完了しているとき、通知ウィジェットは、ユーザーによる支払いの請求書を、受信して提示しても良い。例えばバーコード・スキャン支払い、または近距離通信(near−field communication(NFC))支払い、または複数のセンサーのうち少なくとも1つまたはマスター・センサー・ノードを使用した無線ネットワーク・チャンネル支援支払いなどによって、ユーザーはモバイル支払いをすることができる可能性がある(インターフェース1106)。レシートは、モバイル機器上で作成され、提示されても良い。
【0102】
ステップ1020では、モバイル機器がWLANまたはWPAN無線周波数範囲外に移動したとき、モバイル機器はネットワークから自動的に切断される。切断された状態、または遠隔的なインターネット通信を可能にする「イン・タッチ」状態は、フィルタ処理されたサービス選択に基づいて、会場/サービス提供者とモバイル機器との間の直接通信を可能にする。モバイル機器が物理的に会場またはサービス提供者の所から離れていて、会場またはサービス提供者と契約しておらず、アクティブなサービス予約がない間、イン・タッチ・モードは、関連した取引とオファーを提供する。フィルタリング・サービスは、個人または専門の関連に対して自然に拡大する、モバイル機器への非侵襲的で関連した通知を許容するようにデザインされている。たとえば、ユーザーは無関係な理由のために会場またはサービス提供者の近くにいるかもしれないが、どんな取引またはオファーがその地域で利用できるかを知り、適切にフィルタを設定することに興味を持つ可能性がある。
【0103】
他の実施例では、モバイル機器は、予め定義された予定、またはユーザーによって引き起こされたソフトウェア・ログアウト、または他の基準に基づいて、自動的にチェックアウトされても良い。
【0104】
本発明のさらに他の実施例では、ライブ・チャットとモバイル商業サービスとが、グループ・コラボレーションと通知サービスとを含む、待ちゼロシステムと方法を通して配信される。所有地上にいる間、地理的フェンスド地域高感度コンテンツ配信と、地域高感度メディア・ストリーミングと、個人的コラボレーションとが認証され、ローカル・エリア・ネットワーク(例えばWi−Fi、ブルートゥース(登録商標)など)を介してローカルで配信されても良い。
【0105】
検索及び予約購読広告システムと方法
本発明のいくつかの実施例では、費用対効果を上昇させるために、リモート検索と、デジタル・サイネージを通して配信されているコンテンツとの関係とを可能にする、改善された広告システムと方法が開示される。広告システムは、会場または他のサービス提供者の所に接続されている可能性があるマスター・センサー・ノードを含む。マスター・センサー・ノードは、存在の仮想ポイントとしての働きをし、特定の場所の中で特定のサービスを希望しているモバイル機器のユーザーに、そのIDと絶対位置(例えば、緯度及び経度座標)とを知らしめる。広告システムは、取引/オファーと、製品コンテンツと、双方向資産サービス、例えばチェック・インと予約とメニューと注文情報などを、会場またはサービス提供者の所に物理的に存在するモバイル機器に対して発行しても良い。広告は、モバイル機器上でのユーザーによる検索に応じて発行されても良いし(「引かれる」広告)、または、広告は、モバイル機器で、そのような広告を受信するように予約購読をするローカルまたは遠隔のユーザーに発行されても良い(「押される」広告)。サービス提供者とモバイル機器ユーザーとの間のこの種の連結性によって、サービス提供者及びモバイル機器ユーザーは、自身のサ−ビスをブロードキャストする「チャンネル」(YouTube(登録商標)(TM)チャンネルのようなものであるが、更に、モバイル機器とのダイアログ接続を提供することによる、フィードバック機能(例えば、インスタント・メッセージ、ライブ・チャット、電話、Eメール、テレビ会議など)を含める)を作ることができる。従来の広告と本発明のシステムとの重要な違いは、本発明では、モバイル機器が個人のサイネージ・モニターとして動作するということで、そのことにより、従来のデジタル・サイネージが届かせるより、より広い観衆(例えば、都市または大都市圏中)に広告を届かせることができる。
【0106】
ここで
図12を参照すると、広告システム1200が開示されている。システム1200は、物理的会場1204と関連した、少なくとも1つの識別及び位置特定及び認証システム1202を含んでも良い。少なくとも1つの識別及び位置特定及び認証システム1202の各々は、ブロードバンドまたは無線ローカルエリアネットワーク・チャンネル1208に接続しているマスター・センサー・ノード1206と物理的会場1204内の複数のセンサー1210とを含んでも良い。複数のセンサー1210は、ブロードバンドまたは無線ローカルエリアネットワーク・チャンネル1208を介して、マスター・センサー・ノード1206と通信しても良い。
【0107】
マスター・ノード1206または複数のセンサー1210の各々は、典型的に、従来のデジタル・サイネージ・ディスプレイのホストをつとめるエリアに取り付けられた、物理的IoTセンサー/アクチュエーター・ノードであっても良い。従来のデジタル・サイネージのように、マスター・ノード1206と複数のセンサー1210とは、物理的会場に関するコンテンツ、及びそれに関連するサービスに(例えば待ちゼロ行列作成またはテーブル席の予約)に集中した、人口統計学の特定の観衆を対象としても良い。行動への招きは、特定の契約またはユーザーの行動を促す、マスター・ノード1206または複数のセンサー1210により発行される広告に含まれても良い。
【0108】
従来のデジタル・サイネージとは異なり、マスター・ノード1206または複数のセンサー1210の各々は、遠隔地のモバイル機器のユーザーが、物理的会場1204に存在するモバイル機器のユーザーと同じ広告体験を検索及び/または受信することができるように、物理的会場1204と、物理的会場1204の近くに存在しないモバイル機器との間の仮想接続ポイントとして機能しても良い。デジタル・サイネージで使用される場合、各マスター・センサー・ノードまたは複数のセンサーの各々は、リモート検索と、物理的デジタル・サインにより配信されているコンテンツへの接続とを許容するために、デジタル・サイネージ・プレーヤーのための位置と機能とに割り当てられても良い。これにより、都市全体の、潜在的には世界的なアクセスが、ローカル・デジタル・サイン・メッセージに提供されるので、大幅にデジタル・サイネージの費用対効果を上昇させる。
【0109】
更に、広告システム1200は、クラウド・ベースの広告サービス1212を含んでも良い。物理的会場1204で展開される少なくとも1つの識別及び位置特定及び認証システム1202が、クラウド・ベースの広告サービス1212のホストになり、両者は関連しても良い。クラウド・ベースの広告サービス1212は、物理的会場1204と関連した複数の広告データ1214を格納しても良い。
【0110】
クラウド・ベースの広告サービス1212は、サービス提供者が、物理的会場1204でホストになっている各マスター・センサー・ノード1206または複数のセンサー1210の各々に対して、広告キャンペーンを設計し、開発し、広告を行うことを可能にする。広告キャンペーンは、コンテンツの保存と、モバイル機器1208と通信するサービス・プロファイルをつくる発行命令との予め定義されたセットである。サービス・プロファイルは、モバイル機器1208への、テキストまたはオーディオまたはビデオのコンテンツの発行を可能にして、1以上の予め定義された、待ち行列作成、または予約をする、またはサービス・メニューまたは目録リストを見る、または無線で支払いをするなどのサービスの選択を可能にする。
【0111】
サービス提供者に属する、または特定の物理的会場1204と関連する、1つの又はいくつかの又はすべてのマスター・センサー・ノード1206に、または、複数のセンサー1210の1つ又はいくつか又はすべてに、広告キャンペーンが割り当てられても良い。あるいは、広告キャンペーンは、各マスター・センサー・ノード1206または複数のセンサー1210の物理的位置と目的によって、論理的機能に分けられることができる。たとえば、第1のマスター・センサー・ノード1206または複数のセンサー1210の少なくとも1つは、レストランの入口に設置されて、ローカル・チェック・インを実行し、予約済のテーブル席のような目的地にモバイル機器1208をナビゲートしても良い。第2のマスター・センサー・ノード1206または複数のセンサー1210の少なくとも1つは、予約済のテーブル席に物理的に設置されて、モバイル機器1208へのサービス・メニューの配信と、チェックアウト時の支払いアプリケーションとを起動しても良い。第3のマスター・センサー・ノード1206または複数のセンサー1210の少なくとも1つは、デジタル・サイネージ・ディスプレイに物理的に設置され、モバイル契約アプリによってサービスまたは会場またはトピックを検索し、関連した検索項目をクリックすることによって、遠隔的にデジタル広告サービスにリモートアクセスすることを可能にしても良い。サービス・プロファイル及び/またはコンテンツは、マスター・センサー・ノード1206を介して、または物理的会場1204のローカル・ネットワークを介して、または物理的会場1204の外部のクラウド・ネットワークを介して、配信されても良い。サービス・プロファイルは、アンバー・アラート(Amber Alerts)またはシビアな天気警報などの非常事態に関する追加のサービスとコンテンツを含んでも良いと想像される。
【0112】
広告システム1200は、メディア・サーバー、または販売地点(Point of Sale(POS)サーバー、または資産管理システム(Property Management System(PMS))、またはカジノ管理システム(Casino Management System(PMS))などの1以上の資産に特有のシステムとの統合を可能にする、第三者システムAPIをさらに発行しても良い。
【0113】
広告システム1200は、更に、セルラー・ネットワーク・チャンネル1220に接続しているモバイル機器1218にインストールされた広告アプリケーション1216を含んでも良い。広告アプリケーション1216はローカル・サービスの検索リクエストを送信しても良く、検索リクエストに応じてクラウド・ベース広告サービス1212から、物理的会場1204に関する広告データ1214を受信して、表示しても良い。広告データ1214はモバイル機器1218の位置及び/または物理的会場1204の位置及び/または検索キーワードに基づいて、モバイル機器1218に提示するために選択されても良い。
【0114】
広告データ1214は、地図ビューまたはリストビューまたは拡張現実ビューで表示されても良い。ユーザーは、モバイル機器1218上でビュー間をトグルしても良い。1つの実施例では、モバイル機器1218が水平位置から垂直位置まで傾けられたとき、予め定義された閾値(例えば、45度、90度、360度など)を通り過ぎている常駐の慣性センサー(例えば、加速度計)に従って、拡張現実ビューが起動されても良い。逆に、モバイル機器1218が垂直位置から水平位置まで傾けられた(すなわち、慣性センサーが逆方向で閾値を通り過ぎる)とき、オリジナルのディスプレイ・ビュー(例えば、リストビューまたは地図ビュー)が起動されて表示される。
【0115】
拡張現実ビューは、モバイル機器1218から近くの会場への方向および距離など、近くの会場に関する詳細な情報を得る参考ポイントとして、モバイル機器1218の位置を使用しても良い。たとえば、ユーザーは徒歩で移動していて、現在位置から徒歩圏内の特定のサービスのための会場をすべて知ることに興味を持つ場合がある。
【0116】
本発明の実施例の1つでは、拡張現実ビューは、検索機能に基づいて、ユーザーが、モバイル機器1218の現在位置以外の位置に「テレポート」することを可能にする。ユーザーが会場またはサービス提供者の所を検索して選択したとき、ユーザーは選択した会場の近くの、他の会場/サービス提供者を見ることができても良い。それから、ユーザーは他の会場/サービス提供者を選択して、新しく選択した会場/サービス提供者の所に「テレポート」しても良い。このように、まるでユーザーが新しい場所に物理的に存在するかのように、ユーザーに表示される拡張現実ビューにより、ユーザーの眺望が、モバイル機器1218の現在位置から新しい位置へ変化する。テレポーテーション機能は、モバイル機器1218の現在位置を、新しい位置のノードの絶対位置(例えば、緯度及び経度座標)に置換することによって達成され、それにより、自身が新しい位置にいると信じるようにモバイル機器1218をだます。この機能は、新しい位置への将来の訪問のためにサービスを見つける必要があるユーザーの助けになる場合がある。たとえば、異なる都市への旅行を予定し、近くに喫茶店とレストランとビジネス・サービスとジムとがあるホテルに泊まることを望むユーザーを考慮する。選択したホテルの位置にユーザーの眺望を「テレポーティング」することにより、ユーザーは、近くのサービスを見て、選択したホテルがユーザーの好みに合致することを確かめることができる。ホテル到着のような先の予約をし、テレポーテーション検索を開始することによって、モバイル機器のユーザーは、複数の(入れ子になった)経時的順序で予定された待ち行列作成契約をして、待ちゼロ契約がずっと段階的に行えるように、選択できる。
【0117】
ここで
図13を参照すると、広告システム1200を介して、検索し、モバイル機器1218に取引と提案を送信する方法1300のフローチャートが示されている。方法1300は、従来の広告を補うか、または完全に置き換わるように使用される可能性があると想像される。
【0118】
ステップ1302では、モバイル機器1218がマスター・センサー・ノード1206の所定範囲内にあること、例えば、物理的会場1204に存在することを、マスター・センサー・ノード1206が特定しても良い。ステップ1304では、識別及び位置特定及び認証システム1202は、ローカル・ネットワーク接続を介してモバイル機器1218に任意に接続しても良い。ステップ1306では、識別及び位置特定及び認証システム1202は、物理的会場1204に関連したロイヤルティ・システムに対し、モバイル機器1218のIDを確認し、認証しても良い。この時点で、物理的会場1204に存在する間、モバイル機器1218には、クラウド・ベース広告サービス1212を介して電子的に利用できるどんな取引またはオファーへのアクセスが自動的に許可されても良い。
【0119】
ステップ1308では、クラウド・ベース広告サービス1212は、モバイル機器1218から検索リクエストを受信しても良い。モバイル機器1218のユーザーは、取引とオファーと他の会場/サービス提供者とを、ウェブ・ブラウザー検索と同様にして検索しても良い。しかし、クラウド・ベース広告サービス1212を介した検索の長所は、すべての検索結果がユーザーから所定距離の範囲内であるように、主要な検索属性としてモバイル機器1218の位置を使って検索が実行されうるということだ。ステップ1310では、クラウド・ベース広告サービスは、モバイル機器1218に検索結果のリストを返信する。任意で、ステップ1312では、サービス提供者が、モバイル機器1218から、検索結果から選択されたサービスの予約を受け入れても良い。
【0120】
ここで
図14を参照すると、広告システム1200によって、遠隔の、予約購読するモバイル機器1218に対し、取引とオファーを発行する方法1500のフローチャートが示されている。方法1400は、従来の広告を補うか、または完全に置き換わるように使用される可能性があると想像される。
【0121】
ステップ1402では、モバイル機器1218のユーザーが、広告アプリケーション1216によって、1以上のサービス提供者に関連する広告を予約購読するという指標を、クラウド・ベース広告サービス1212が受信しても良い。ステップ1404では、クラウド・ベース広告サービス1212は、定期的に、または、新しい取引またはオファーまたは他の広告が利用できるようになったら、広告アプリケーション1216によってモバイル機器1218に取引またはオファーまたは他の広告を送信(または「プッシュ」)しても良い。広告がクーポンであるならば、クーポンは広告アプリケーション1216に保存されても良い。
【0122】
任意で、ステップ1406では、サービス提供者は、モバイル機器1218の広告アプリケーション1216から、広告したサービスの予約を受け入れても良い。
【0123】
ここで
図15を参照すると、広告システム1200によって、ローカルの、予約購読するモバイル機器1218に対し、取引とオファーを発行する方法1500のフローチャートが示されている。方法1500は、従来の広告を補うか、または完全に置き換わるように使用される可能性があると想像される。
【0124】
ステップ1502では、モバイル機器1218のユーザーが、広告アプリケーション1216によって1以上のサービス提供者に関連する広告を予約購読するという指標を、クラウド・ベース広告サービス1212は受信しても良い。マスター・センサー・ノード1206から所定範囲内にある予約購読する装置だけに広告が送信されるように、クラウド・ベース広告サービス1212による予約購読が、主要な属性としてモバイル機器1218の位置を使用すること以外は、広告の予約購読は、電子メールによる予約購読または他のウェブ・ベースの予約購読サービスと同様に機能する。そのように、広告はサービスから近隣の顧客をターゲットにできる。
【0125】
ステップ1504では、モバイル機器1218がマスター・センサー・ノード1206から所定範囲内にあると、マスター・センサー・ノード1206が特定しても良い。ステップ1506では、識別及び位置特定及び認証システム1202は、ローカル・ネットワーク接続(例えば、ブルートゥース(登録商標)またはWi−Fi)を介して、モバイル機器1218に任意に接続しても良い。ステップ1508では、識別及び位置特定及び認証システム1202は、物理的会場1204に関連したロイヤルティ・システムに対し、モバイル機器1218のIDを特定し、認証しても良い。この時点で、物理的会場1204に存在する間、モバイル機器1218には、広告アプリケーション1216によって、クラウド・ベース広告サービス1212による電子的に利用可能なあらゆる取引またはオファーへのアクセスが自動的に許可される。ステップ1510では、クラウド・ベース広告サービス1212は、モバイル機器1218上の広告アプリケーション1216に対し、取引またはオファーまたは他の広告を送信(または「プッシュ」)しても良い。広告がクーポンであるならば、クーポンは広告アプリケーション1216に保存されても良い。
【0126】
任意で、ステップ1512では、サービス提供者は、モバイル機器1218の広告アプリケーション1216から、広告されたサービスの予約を受け入れても良い。
【0127】
クラウド・ベース広告サービス1212は、モバイル機器1218の広告アプリケーション1216と1以上のサービス提供者との間の対話も可能としても良い。たとえば、モバイル機器1218は、広告アプリケーション1216を介したダイアログとコラボレーション・サービスへの動的アクセスを備えていても良い。例えば、インスタント・メッセージ、ライブ・チャット、ゲーム、電話、Eメール、テレビ会議などである。これにより、通知/メッセージが、物理的会場のすべてのユーザーにブロードキャストされることを可能にし、または個々に特定のモバイル機器1218に個別に送信されることを可能にする。
【0128】
ここで
図16を参照すると、サービス・プロファイルを更新して、広告システム1200によってコンテンツを発行する方法1600のフローチャートが示されている。一旦予約が(たとえば、方法1300または方法1400または方法1500によって)なされたならば、ステップ1602では、安全キーが、モバイル機器1218とマスター・センサー・ノード1206との間で交換される。このプロセスの詳しい解説は、
図4で上述した。
【0129】
ステップ1604では、モバイル機器1218の位置が特定される。ステップ1606では、モバイル機器1218のETAは、
図6で先述したように、計算されて、マスター・センサー・ノード1206にブロードキャストされる。ステップ1608では、マスター・センサー・ノード1206またはクラウド・ベース広告サービス1212は、モバイル機器1218がマスター・センサー・ノード1206のレンジ範囲内であると検出されるまで、モバイル機器1218のETAを絶えずモニターする。
【0130】
ステップ1610では、一旦モバイル機器1218がマスター・センサー・ノード1206のレンジ範囲内となったならば、マスター・センサー・ノード1206またはクラウド・ベース広告サービス1212は、広告アプリケーション1216によってモバイル機器1218に対するカスタムメイドのサービスを広告するために、そのサービス・プロファイルを更新しても良い。たとえば、マスター・センサー・ノード1206は、記憶量が限られている場合があって、複数のサービス・プロファイルをアクティブにしているかもしれない。マスター・センサー・ノード1208は、待ち行列作成とETA特定パターンに基づいてアクティブなサービス・プロファイルを管理しても良い。動的なローカルまたは遠隔のネットワーク・プログラミングまたは更新は、広告アプリケーション1216の選択または広告アプリケーション1216からのリクエストに基づいて提供されても良い。広告がクーポンであるならば、クーポンは広告アプリケーション1216に保存されても良い。
【0131】
本発明の他の実施例では、サービス・プロファイルが遠隔的に更新されないように、マスター・センサー・ノード1206には、特定の機能を実行するために、専用のサービス・プロファイルが割り当てられても良い。マスター・センサー・ノード1206は、高セキュリティ認証モードで作動しても良い。高セキュリティ認証モードは、オンラインまたは資産上の無線ゲームのような特定の管理されたサービスのために必要とされる可能性がある。
【0132】
その上、クラウド・ベース広告サービス1212は、マスター・センサー・ノード1206に関する様々なパラメータ、例えば位置と、名前またはIDと、マスター・センサー・ノード1206を通り抜けているフレーム・トラフィックとを制御しても良い。クラウド・ベース広告サービス1212は、提供されるサービスを分析して、最適化するために、ユーザー・コンテキストと位置特定統計とを収集しても良い。
【0133】
仮想テレポーテーション・システムと方法
ここで開示されるシステムの検索機能に関連して使用される、仮想「テレポーテーション」機能は、検索時のユーザーの現在位置と異なる位置への将来の訪問のために、サービスを見つける必要があるユーザーの助けになる可能性がある。たとえば、異なる都市への旅行を予定しており、近くに喫茶店とレストランとビジネス・サービスとジムとがあるホテルに泊まりたいと望むユーザーを考慮する。選択したホテルの位置にユーザーの眺望を「テレポーティング」することにより、ユーザーがその位置(例えば異なる都市)に行って検索を実行するまでユーザーを待たせることなく、ユーザーは、近くのサービスを見て、選択したホテルがユーザーの好みに応ずることを確かめることができる。
【0134】
本発明のいくつかの実施例では、仮想テレポーテーション・サービスを利用するためのシステムと方法が開示されている。ここで
図17を参照すると、遠隔広告システム1700が例示されている。遠隔広告システム1700は、物理的会場1704と関連した少なくとも1つの識別及び位置特定及び認証システム1702を含んでも良い。物理的会場1704は、物理的な小売会場またはホテルまたはカジノまたは劇場または商取引ポイントまたは情報ポイントまたは興味ポイントなどであっても良い。
【0135】
識別及び位置特定及び認証システム1702は、直接的または間接的に、ブロードバンド・ネットワーク・チャンネル1708に接続している少なくとも1つのマスター・センサー・ノード1706を含んでも良い。識別及び位置特定及び認証システム1702は、更に、物理的会場1704内の複数のセンサー1710を含んでも良く、複数のセンサー1710は、無線ネットワーク・チャンネル1712を介してマスター・センサー・ノード1706と通信する。マスター・センサー・ノード1706と複数のセンサー1710は、物理的会場1704に物理的に設置されても良く、各々が対応する緯度と経度と高さの値を有し、データを識別するように、測地学的に配置されても良い。
【0136】
遠隔広告システム1700は、少なくとも1つの識別及び位置特定及び認証システム1702がホストとなり、物理的会場1704で展開されるクラウド・ベース広告サービス1714を更に含んでも良い。クラウド・ベース広告サービス1714は、物理的会場1704に関する複数の広告データ1716を格納していても良い。各マスター・センサー・ノード1706と複数のセンサー1710は、1つのサービスまたは複数のサービスと関係している場合がある。これらのサービスに関するデータは、(例えば、会場タイプまたはサービスのカテゴリーによって、会場またはサービス提供者を分類することによって)編成され、クラウド・ベース広告サービス1714に格納されても良い。
【0137】
遠隔広告システム1700は、セルラー・ネットワーク・チャンネル1722に接続していてもよいモバイル機器1720にインストールされたアプリケーション1718を更に含んでも良い。
【0138】
アプリケーション1718は、モバイル機器1720に関する位置と対応している座標の第1のセットを特定しても良い。アプリケーション1718は、更に、カテゴリーに基づいて会場とサービスをフィルターにかけ、かつ物理的会場1704に位置するマスター・センサー・ノード1706または複数のセンサー1710に関するサービスの第1の検索リクエストを送信するAPIにアクセスしても良い。第1の検索リクエストは、少なくとも1つの選択カテゴリー(例えば、ホテル)を含んでも良い。検索リクエストは、特定の位置(例えば、都市、郡、郵便番号、物理アドレスなど)と、特定の位置からの距離範囲(例えば、都市から10マイル以内)と、興味のあるサービスまたはポイントの近く、または、それらの組み合わせなどの追加のフィルターを含んでも良い。たとえば、検索リクエストは、以下のパラメータ:フランスのパリで、エッフェル塔から5マイル範囲内のホテル、を含んでも良い。クラウド・ベース広告サービス1714は、検索リクエストのパラメータにマッチしている、適切な物理的会場またはサービスの候補を見つけるために、クラウドトラック(cloudTraQ)またはグーグル(Google)またはフォースクエア(Foursquare)資産データベースなどの、世界的な会場データベースAPI1724にアクセスしても良い。
【0139】
アプリケーション1718は、第1の検索リクエストに応じたクラウド・ベース広告サービス1714から、物理的会場または関連サービスのリストを受信して表示しても良い。リストは、限定されたフィールド・ビューで提示されても良く、方向と距離のデータは、モバイル機器の特定された位置に基づいて提示されても良い。リストは、地図ビューまたはリスト・ビューまたは拡張現実ビューで表示されても良い。ユーザーは、モバイル機器1720上で、ビュー間をトグルしても良い。実施例の1つでは、モバイル機器1720が水平位置から垂直位置まで傾けられたとき、予め定義された閾値(例えば、45度、90度、360度など)を通り過ぎている常駐の慣性センサー(例えば、加速度計)に従って、拡張現実ビューが起動されても良い。逆に、モバイル機器1720が垂直位置から水平位置まで傾けられた(すなわち、慣性センサーが逆方向で閾値を通り過ぎる)とき、オリジナルのディスプレイ・ビュー(例えば、リストビューまたは地図ビュー)が起動されて表示される。
【0140】
リストから、少なくとも1つの物理的会場または関連サービスは、テレポーテーション表示器を含んでも良い。アプリケーション1718は、更に、テレポーテーション表示器が選択されたという指標を受信しても良い。任意で、選択された会場またはサービスだけを表示するフィールド・ビューが提示されても良い。
【0141】
アプリケーション1718は、選択された会場または関連サービス(例えば、物理的会場1704)に関連した位置と一致している座標の第2のセットを特定しても良く、座標の第1のセットを座標の第2のセットに置き換えても良い。このように、モバイル機器1720に表示されたフィールド・ビューを介して、ユーザーは、第1の位置(モバイル機器の現在位置)から第2の位置(検索された位置)まで仮想的にテレポートされる。
【0142】
アプリケーション1718は、更に、選択したカテゴリーを含むサービスの第2の検索リクエストを送信し、少なくとも座標の第2のセットに基づいて、選択されたカテゴリーにマッチしている物理的会場の第2のリストを受信して表示しても良い。第2のリストは限定されたフィールド・ビューで提示されても良く、方向および距離データは選択された物理的会場または関連サービスに関する位置に基づいて提示されても良い。
【0143】
ユーザーがローカル資源をどんな検索位置ででも見つけることができるよう、テレポーテーション機能は、必要回数、繰り返し実行されても良い。
【0144】
モバイル機器1720を介して、テレポーテーション機能を使用しているユーザーが、特定のサービスを視聴できる及び/または契約できるかは、アクセスが能動的であるか受動的か次第であっても良い。
【0145】
図18によれば、能動的テレポーテーション・モードを使用して検索するための方法1800のフローチャートが示されている。選択された物理的会場または関連サービスがマスター・センサー・ノード1706を有しており、テレポーテーション機能(例えば、表示される場合はテレポーテーション表示器を含む)をサポートするならば、ステップ1802では、ユーザーは、会場と、例えば予約することによって、契約しても良い。
【0146】
日または休暇/旅行の全てなどの期間を通して待ちゼロにできるように、入れ子になった一連の予定を作成するために、検索の間に、テレポーテーション機能が開始されうる点に留意する必要がある。
【0147】
(たとえば、方法1300または方法1400または方法1500によって)一旦予約がなされたならば、モバイル機器1720のIDを特定し、認証するために、ステップ1804で、モバイル機器1720とマスター・センサー・ノード1706との間で、安全キーが交換されても良い。ステップ1806では、会場からの安全キーで、アプリケーション1718のテレポーテーション表示器が選択されても良い。ステップ1808では、モバイル機器1720のデジタル測地学的位置(例えば、緯度/経度)は、モバイル機器1720が接続された会場のデジタル測地学的位置に、仮想的にテレポートされる。
【0148】
能動的テレポーテーション・モードでは、ユーザーは、物理的位置の正確な緯度と経度に物理的に立っている人の視点で、会場と周囲のエリアの360度の仮想ビューにアクセスするのに拡張現実ビューを使用することができても良い。マスター・センサー・ノード1706は、任意で、ライブ・ストリーミングの、または360度のパノラマ画像を保存するカメラを含んでも良い。ユーザーがカメラを回転させる間、(拡張現実モードの)アプリケーション1718は周囲のエリアの、ストリームされた、または保存された画像を表示しても良い。能動的テレポーテーション・モードでは、ユーザーは、会場サービスに遠隔的にログインし、そして、会場に特有のリソース、例えばメニューと、目録と、予約ステータスと、他の客に関する情報(例えば、友人と家族が会場にチェック・インにしたか否か、否の場合、彼ら各々の会場へのETA)などにアクセスすることもできる。ユーザーは、携帯電話1720(例えば、アイペイ(iPay)))によって会場に直接支払い可能であっても良い。
図19は、能動的テレポーテーション・モードで動くアプリケーション1718を表示する典型的なモバイル機器1720を例示する。
【0149】
図20によれば、受動的テレポーテーション・モードを用いて検索する方法2000のフローチャートが示される。ステップ2002では、会場の絶対位置(例えば、緯度及び経度座標)が、アプリケーション1718に入力されても良い。もし知っているなら、ユーザーは会場の絶対位置を手入力しても良く、または、絶対位置は、地図エンジンなどの第三者サービスを利用して生成されても良い。会場がマスター・センサー・ノード1706を有するならば、その絶対位置ノードだけが使用され、アプリケーション1718は、受動的テレポーテーション・モードではマスター・センサー・ノード1706と通信しない。会場または興味のあるポイントの絶対位置が知られている限り、受動的テレポーテーション・モードは、マスター・センサー・ノード1706なしで、会場または興味のあるポイントに対して機能する。
【0150】
ステップ2004で、モバイル機器1720のデジタル測地学的位置(例えば、緯度・経度)は、会場の絶対位置のデジタル測地学的位置に、仮想的にテレポートされる。受動的テレポーテーション・モードでは、ユーザーは、検索して、リスト・ビューまたは地図ビューまたは拡張現実ビューで、会場位置のビューのポイントから、サービスを見ることが可能であっても良い。しかし、会場サービスと会場特有のリソースへのリモート・ログインへのアクセスは、利用できない。さらに、マスター・センサー・ノード1706に特有のコンテンツ、例えばカメラコンテンツ(例えば、360度のパノラマ画像、ライブビデオ・ストリームなど)などは、受動的テレポーテーション・モードでは利用不可能であっても良い。
図21は、受動的テレポーテーション・モードで動くアプリケーション1718を表示する典型的なモバイル機器1720を例示する。
【0151】
ここで
図22を参照すると、本発明の実施例の1つによるシステム2200が例示されている。システム2200は、識別及び位置特定及び認証システム100と、待ちゼロ発行及び検索及び待ち行列作成システム500と、広告システム1200と、遠隔的広告1700とを含む。
【0152】
産業上の応用
図23〜
図41は、発明の複数の典型的な実施例を示し、とりわけ発明の様々な産業上の応用を例示する。
【0153】
ここで
図23を参照すると、識別及び位置特定及び認証システム(1)のトポロジーが示されている。物理的会場に配置されたマスター・センサー・ノードまたは複数のマスター・センサー・ノードは、各々ブロードバンド・ネットワーク・チャンネルに接続しており(2)、物理的会場(3)には複数のセンサー、複数のセンサーはマスター・センサー・ノードと無線周波数ネットワーク・チャンネルを介して接続されており、または各々が自身のブロードバンド・ネットワーク・チャンネル(4)を有しており、複数のセンサーとマスター・センサー・ノードとは無線ネットワーク・チャンネル(5)を介してモバイル機器に通信的に接続され、マスター・センサー・ノードまたは複数のセンサーは、それ自体の近傍にあるモバイル機器(6)の識別をし、その位置を特定する。マスター・センサー・ノードは、第三者(7)に対し、モバイル機器IDと位置を認証し、第三者システムは、マスター・センサー・ノード及び位置を認証し、サービス(8)に対し、モバイル機器認証を確認し、第三者はモバイル機器の認証を受信して、モバイル機器に、第三者(9)と関連したネットワーク接続に対するアクセスを提供する。
【0154】
ここで、
図24を参照すると、識別及び位置特定及び認証システムで、1つのノードを使用する場合のトポロジーが示されている。センサー・ノードは、モバイル機器ID及び位置を認証して、予約内容を受信する。
【0155】
ここで、
図25を参照すると、識別及び位置特定及び認証システムで、複数のノードを使用する場合のトポロジーが示されている。センサー・ノードは、モバイル機器ID及び位置を認証して、予約内容を受信する。
【0156】
ここで、
図26を参照すると、識別及び位置特定及び認証システムで、1つのノードを使用する場合のトポロジーが示されている。センサー・ノードは、センサー・ノードからのコンテンツ・サービスをリクエストしている、モバイル機器ID及び位置を認証する。
【0157】
ここで、
図27を参照すると、識別及び位置特定及び認証システムで、複数のノードを使用する場合のトポロジーが示されている。センサー・ノードは、センサー・ノードからのコンテンツ・サービスをリクエストしている、モバイル機器ID及び位置を認証する。
【0158】
ここで、
図28を参照すると、識別及び位置特定及び認証システムで、1つのノードを使用する場合のトポロジーが示されている。センサー・ノードは、コンテンツ・サービスのリクエストに対し、モバイル機器ID及び位置を認証する。
【0159】
ここで、
図29を参照すると、識別及び位置特定及び認証システムで、複数のノードを使用する場合のトポロジーが示されている。センサー・ノードは、コンテンツ・サービスのリクエストに対し、モバイル機器ID及び位置を認証する。
【0160】
ここで、
図30を参照すると、識別及び位置特定及び認証システムの認証レベルのダイアグラムである。3つのレベルは、ゾーンとセッションとサービスである。
【0161】
ここで、
図31を参照すると、待ちゼロモバイル消費者契約ライフサイクル技術の手続き的なフロー図が示されている。
【0162】
ここで、
図32を参照すると、チャンネル・センサー(直接消費者に提案発行し、予約購読し、クラウド検索する)・システム(1)のトポロジーが示されている。物理的会場に配置されるか、または遠隔的に、ブロードバンド・ネットワーク・チャンネル(2)に接続しているマスター・センサー・ノードまたは複数のマスター・センサー・ノード、物理的会場(3)の複数のセンサー、複数のセンサーは、無線ネットワーク・チャンネルまたはブロードバンド・ネットワーク・チャンネル(4)を介して、マスター・センサー・ノードと通信し、クラウド・取引/提案サービス(Cloud Deal/Offer Service(COS))(5)は、物理的会場に配置されるか、または遠隔的に、ブロードバンド・ネットワーク・チャンネル(6)に接続しているマスター・センサー・ノードまたは複数のマスター・センサー・ノードに通信的に接続しており、COSは、セルラー・ネットワーク・チャンネルまたはブロードバンド・ネットワーク・チャンネル(7)を介して、1以上のモバイル機器に通信的に接続しており、ウェブ・アプリケーション・ユーザ・インタフェースは作成者に使用され、クラウド・取引/提案サービス(COS)(9)への1以上の取引/提案を発行し(8)、クラウド・取引/提案サービス(COS)は、複数の取引/提案の各々が、特定のマスター・センサー・ノードまたは複数のセンサーのうちの1以上に関連している場合に、ID及び位置及びサービス(11)を取得する(10)ために、マスター・センサー・ノードまたは複数のセンサーの少なくとも1つと通信し、クラウド・取引/提案サービス(COS)(12)に格納され、モバイル機器(13)にインストールされたモバイル取引/提案検索アプリと、複数の取引/提案と、クラウド・取引/提案サービスは、セルラーまたはブロードバンド・ネットワーク・チャンネル(14)を介して、モバイル機器に通信的に接続され、モバイル取引/提案検索アプリは、位置を示し、クラウド・取引/提案サービス(COS)(15)からの取引/提案をリクエストし、そして、クラウド・取引/提案サービス(COS)は、電子的に取引提案クーポンを取得して、それを電子的にモバイル取引/提案検索アプリに送信し、アプリ(16)にクーポンを格納する。
【0163】
ここで
図33を参照すると、チャンネル・センサー・テレポーテーション動作(遠隔的IoTセンサー検索と、テレポートと、検索手順)システムのトポロジーが示されている。遠隔地中心の広告検索及び契約システム(1)は、物理的小売り会場でのマスター・センサー・ノードと複数のセンサーの地理的分布と、ビジネス取引ポイント及び情報のポイント(2)と、物理的会場または他の興味のあるポイントに位置する複数のマスター・センサー・ノードまたは複数のセンサーであって、ブロードバンド・ネットワーク・チャンネル(3)に直接的または間接的に接続され、絶対値の緯度・経度と高度と識別データ値(4)で測地学的に配置され、複数のマスター・センサー・ノードまたは複数のセンサーは物理的に設置され(5)、彼らのビジネスまたはサービスまたは製品またはトピックのカテゴリー(6)によって、クラウド・ホスト・データベース内に論理的に整理され、セルラーまたはブロードバンド・ネットワーク・チャンネル(7)を介して、1以上のモバイル機器に通信的に接続され、モバイル機器は、ビジネスまたはサービスまたは製品またはトピック・カテゴリー(8)に基づいて、会場とそれらのサービスとを、モバイル・アプリがフィルタ処理することを可能にするAPIにアクセスすることによって、チャンネル・センサー・クラウド・データベースに接続された検索アプリを有し、フィルタ処理された項目は、方向及び距離決定論的な選択(9)を可能にするために、限られた視野で提示されても良く、検索アプリを有するモバイル機器は、リスト・ビューまたは地図ビューまたはカメラ拡張現実ビューまたはヘッド・アップ・ディスプレイ・ビューまたは仮想現実ビュー(10)を含む複数のビューで、モーション・センサー及びフレキシブルUXを使用して、ローカル検索結果を表示することができ、カテゴリー検索は、ビュー選択(11)でリクエストされたビジネスまたはサービスまたは製品またはトピックを示す検索項目だけを表示するために、クラウド・ホスト・データベースをフィルターにかけ、1以上のビューは、実際にはモバイル機器上のセンサーを使って方向と距離とに基づいて、モバイル機器とチャンネル・センサー・ノード(13)との両方の位置を取得することによって、この情報を特定して、モバイル機器検索アプリ内で項目を選択することによって、選択された検索項目(12)を表示するビュー・フィールドを提示し、ユーザーは、チャンネル・センサー・クラウド・データベースからノードの位置情報を取得し、それと(14)にテレポートされるノードの位置特定に使用された検索アプリの物理的位置とを交換することで、マスター・センサー・ノードまたは複数のセンサーの1以上に仮想的テレポーテーションを行うことができる。モバイル機器検索アプリは、チャンネル・センサー・クラウド・データベース内で仮想的にテレポートされ、ノード位置(15)を示す。新規検索が、テレポートされたノードに関する距離と方向で検索項目を表示し、モバイルアプリでノード位置(16)に関するビジネスとサービスと製品とトピックを見られるようにし、新規検索は、モバイル機器の内部センサーとチャンネル・センサー・クラウド・データベース(19)から得た情報とを使って、方向と距離の情報(18)を備える、ビューの検索フィールドを有する、ノード位置(17)に関する項目を表示し、複数の検索ビューの1つの中で唯一の項目を選択すると、物理的位置のモバイル機器に、テレポートした仮想位置(21)からリクエストしたサービスが配信される。
【0164】
ここで
図34を参照すると、待ちゼロ複合型モバイル・アプリケーションの構成が示されている。フレキシブルな複合型アプリ分散構成は、(1)メータリングとイベント・エージェントとして動き、内部アプリケーション通信と、外部サービス通信と、通知と、イベントの起動とを管理する、オペレーティングシステム・デスクトップにあるネイティブ・ウィジェットと、(2)内部の装置センサーAPIと外部のネットワーク化されたサービスAPIとを管理する、APIベースの複合型アプリと、(3)複合型モバイル・アプリ内で外部及び第三者ウェブ・サービスを開始する内部アプリのブラウザーとを含む。
【0165】
ここで
図35を参照すると、ネイティブ・アプリケーション・ウィジェットの構成が示されている。(1)ネイティブ・ウィジェットは、フルスクリーン・アプリを開ける必要なく、インスタント・アクセスとサービス・データの容易なモニタリングができるように、モバイル機器オペレーティングシステム・デスクトップ上に存在する。(2)通知ウインドウは、API管理インフラストラクチャーによって、内部(モバイル機器)サービス・データと外部(ウェブとネットワーク・アプリケーション・サーバー)サービス・データとを見ることを可能とする。(3)サービス操作ボタン・グループはアプリを起動し、サービスを管理するのに使用される。(4)アプリケーション割り当てボタン、例えば検索ボタンは、検索スクリーンを起動する。(5)アプリケーション割り当てボタン、例えばチャット・ボタンは、通信とソーシャル・ネットワーク・サービス・スクリーンとを起動する。(6)アプリケーション割り当てボタン、例えばナビゲーション・ボタンは追跡調査と、ナビゲーションと、道発見サービス・スクリーンを提供する。(7)アプリケーション割り当てボタン、例えばIDアクセスまたは支払いボタンは、第三者システムに対し、安全なモバイル機器とエンドユーザーの認証を可能にする。(8)アプリケーション割り当てボタン、例えばホーム・ボタンは、他のサービスとアプリケーションを起動する。
【0166】
ここで
図36を参照すると、複合型モバイル・アプリケーションが図示されている。(1)複合型モバイル・アプリは、デバイス・アプリのユーザーにより、手動でボタンを押下される、または、待ちゼロ・サービスに関連した位置またはアクティビティ・イベントによって自動的に起動される、という2つの方法で起動される。(2)複合型モバイル・アプリに統合され、ローカル・ネットワークまたはインターネットを介して動くモバイル機器上のサービス及びモバイル機器上ではないサービスの両方を管理するユーザー割り当てボタンを含む。(3) アプリ内ブラウザー、HTML5キャンバス要素、またはアイ・フレーム(iFrame)要素のような、複合型モバイル・アプリ内で動いているウィンドウ(Window)は、第三者アプリケーションが、複合型モバイル・アプリ内で動くことを可能にする。第三者アプリは、複合型モバイル・アプリにより提供されるAPIを介してモバイル機器センサーへのインターフェースとなり、または、複合型モバイル・アプリにより提供されるネットワークAPIを介してローカルまたはクラウド・サービスへのインターフェースとなる。
【0167】
ここで
図37を参照すると、5つの動作モードの待ちゼロ・サービス・モバイル・ウィジェット・アプリケーションが示されている。
【0170】
サービス:手入力:アプリへのボタン・アクセス、イベント:位置と、アクティビティと、アプリに対するコンテンツ起動と、通知
【0173】
サービス:待ち行列作成、ETAブロードキャスト、取引、通知
【0176】
サービス:チェック・イン、取引、待ち行列作成、支払い、通史、ステータス更新
【0177】
モード4:コラボレーション・マネージャー
【0179】
サービス:フォロー・ミー通知、IM、グループ・チャット、プライベート・チャット
【0180】
モード5:デジタル・キャッシュ・マネージャー
【0182】
サービス:お金の積み立て、残高確認、支払い、現金引出、資金移動、履歴
【0183】
ここで
図38を参照すると、仮想待ち行列作成マネージャー(待ち行列作成、ETAと通知ステータス管理)が示されている。
【0184】
ここで
図39を参照すると、TraQin接続マネージャー(会場/サービス接続、チェック・イン、ゾーン・トラッキング・ステータス管理)が示されている。
【0185】
ここで
図40を参照すると、3つの機能モードの待ち行列作成及び接続ウィジェット・ビューが示されている。
【0186】
モード1:ウィジェット(非アクティブ)−待ちゼロ・サービスにアクセスするための押しボタン
【0187】
モード2:待ち行列作成(アクティブ)−資産またはサービスが要求するルーティングと、到着予測時刻(ETA)と、通知サービスとを備える、開始された待ち行列作成セッション
【0188】
モード3:会場接続(アクティブ)−資産上にいる間の、資産のマスター・センサー・ノードまたは複数のセンサーの1以上との確立されたネットワーク接続
【0189】
ここで
図41を参照すると、待ちゼロ位置認識イベント起動動作シナリオが示されている。
【0190】
上記の説明は例であって、限定的ではない。発明の多くのバリエーションが、この開示を見ると同時に、当業者にとって明らかになるだろう。本発明が、様々な実施例に関連して記述されたが、これらの説明は、発明の範囲をここで述べられた特定の形式に限定することを目的としていない。それとは反対に、本説明は、添付の請求項によって定義されて、さもなければ当業者によって理解される、発明の意図と範囲に含まれる、代案と修正と等価物をカバーすることを目的としている。
【0191】
本発明は、ここで、下記にリストされた項に関して議論されます。たとえ特にリストにされていないとしても、本発明が以下の項のどのような組合せを含んでも良いという点に留意する必要がある。
【0192】
1.システムであって、
モバイル機器にインストールされたローカル小売サービス契約アプリケーションを含み、前記モバイル機器はセルラー・ネットワーク・チャンネルに接続されており、前記ローカル小売サービス契約アプリケーションは、
少なくとも1つのサービス提供者システムに、無線周波数ネットワーク・チャンネルを介して、サービスの検索リクエストを送信し、
前記検索リクエストに応じた前記少なくとも1つのサービス提供者システムから、サービス提供者に関するデータを受信し、
前記サービス提供者に予約のリクエストを送信し、
前記サービス提供者システムから、前記予約の確認を受信し、
待ち行列作成システムに、前記無線周波数ネットワーク・チャンネルを介して、待ち行列作成のリクエストを送信し、
前記待ち行列作成システムから、前記待ち行列作成のリクエストの確認を受信し、
前記モバイル機器の物理的位置を特定し、
前記モバイル機器と、前記サービス提供者に関する物理的会場との間の距離を計算し、
前記モバイル機器が前記物理的会場に移動中に、1以上の予め定義された間隔で、到着予測時刻を送信する
ように構成され、
前記待ち行列作成システムは、更に、前記モバイル機器が前記物理的会場に到着した際には、
前記モバイル機器上のローカル無線周波数ネットワーク・チャンネルのアクティベーションを起動するように、前記ローカル小売サービス契約アプリケーションにリクエストを送信し、
前記ローカル無線周波数ネットワーク・チャンネルで前記モバイル機器を検索するために、リクエストを送信する
ように構成され、
システムは、識別及び位置特定及び認証システムを含み、前記識別及び位置特定及び認証システムは、
ブロードバンド・ネットワーク・チャンネルに接続されたマスター・センサー・ノードを含み、前記サービス提供者は、前記ブロードバンド・ネットワーク・チャンネルに同時に接続され、
前記識別及び位置特定及び認証システムは、前記物理的会場の複数のセンサーを含み、前記複数のセンサーは、無線ネットワーク・チャンネルを介して、前記マスター・センサー・ノードと通信し、前記複数のセンサーと前記マスター・センサー・ノードとは、前記モバイル機器が前記物理的会場に存在する場合に、前記ローカル無線周波数ネットワーク・チャンネルを介して、前記モバイル機器に通信的に接続され、
前記マスター・センサー・ノードは、前記モバイル機器の識別をし、前記複数のセンサーのうち少なくとも1つ又は前記マスター・センサー・ノードから所定範囲内にある前記モバイル機器の相対位置を特定し、
前記マスター・センサー・ノードは、前記モバイル機器または前記マスター・センサー・ノードまたは複数のセンサーの絶対位置を認証し、前記少なくとも1つのサービス提供者システムに対して、前記モバイル機器の相対位置を認証し、
前記少なくとも1つのサービス提供者システムは、認証と前記モバイル機器の前記相対位置とを受信し、前記予約を回収する
システム。
【0193】
2.前記検索リクエストは、少なくともサービスのカテゴリーを含む項1に記載のシステム。
【0194】
3.前記サービスのカテゴリーは、サービスの種類またはアクティビティの種類または会場の種類の1つを含む項2に記載のシステム。
【0195】
4.前記検索リクエストは、少なくともサービスの位置を含む項1に記載のシステム。
【0196】
5.前記サービスの位置は都市を含む項4に記載のシステム。
【0197】
6.前記到着予測時刻は、少なくとも、前記計算した距離と、前記モバイル機器の移動速度とに基づく項1記載のシステム。
【0198】
7.前記ローカル小売サービス契約アプリケーションは、更に、通知ウィジェットを含む項1記載のシステム。
【0199】
8.方法であって、
モバイル機器にインストールされたローカル小売サービス契約アプリケーションを備えることを含み、前記モバイル機器は、セルラー・ネットワーク・チャンネルに接続しており、前記ローカル小売サービス契約アプリケーションは、
少なくとも1つのサービス提供者システムに、無線周波数ネットワーク・チャンネルを介して、サービスの検索リクエストを送信し、
前記検索要求に応じた前記少なくとも1つのサービス提供者システムから、サービス提供者に関するデータを受信し、
前記サービス提供者に、予約のリクエストを送信し、
前記サービス提供者システムから予約の確認を受信し、
待ち行列作成システムに、前記無線周波数ネットワーク・チャンネルを介して、待ち行列作成のリクエストを送信し、
前記待ち行列作成システムから待ち行列作成のリクエストの確認を受信し、
前記モバイル機器の物理的位置を特定し、
前記モバイル機器と、前記サービス提供者に関する物理的会場との間の距離を計算し、
前記モバイル機器が前記物理的会場に移動中に、1以上の予め定義された間隔で、到着予測時刻を送信し、
前記待ち行列作成システムは、更に、前記モバイル機器が前記物理的会場に到着した際には、
前記モバイル機器上のローカル無線周波数ネットワーク・チャンネルのアクティベーションを起動するように、前記ローカル小売サービス契約アプリケーションにリクエストを送信し、
前記ローカル無線周波数ネットワーク・チャンネルで前記モバイル機器を検索するために、リクエストを送信するように構成されており、
方法は、物理的会場内の1以上のマスター・センサー・ノードを備えることを含み、前記1以上のマスター・センサー・ノードは、ブロードバンド・ネットワーク・チャンネルに接続されており、
方法は、前記物理的会場内の複数のセンサーを備えることを含み、前記複数のセンサーは、無線ネットワーク・チャンネルを介して、前記1以上のマスター・センサー・ノードと通信し、前記複数のセンサーと前記1以上のマスター・センサー・ノードとは、無線周波数ネットワーク・チャンネルを介して、モバイル機器に通信的に接続され、前記複数のセンサーと前記マスター・センサー・ノードとは、前記モバイル機器が前記物理的会場に存在する場合に、前記ローカル無線周波数ネットワーク・チャンネルを介して、前記モバイル機器に通信的に接続されており、
方法は、前記1以上のマスター・センサー・ノードにより、前記モバイル機器の識別をし、前記モバイル機器に関する位置を特定することを含み、前記モバイル機器は、前記1以上のマスター・センサー・ノードから、予め定義された距離の範囲内にあり、
方法は、前記1以上のマスター・センサー・ノードにより、前記モバイル機器または前記マスター・センサー・ノードまたは複数のセンサーの絶対位置を認証することと、
前記1以上のマスター・センサー・ノードにより、少なくとも1つのサービス提供者システムに対して、前記モバイル機器の相対位置を認証することと、
前記1以上のマスター・センサー・ノードにより、認証と前記モバイル機器の前記相対位置とを受信することと、
前記1以上のマスター・センサー・ノードにより、前記予約を回収することと、
を含む方法。
【0200】
9.前記検索リクエストは、少なくともサービスのカテゴリーを含む項8に記載の方法。
【0201】
10.前記サービスのカテゴリーは、サービスの種類またはアクティビティの種類または会場の種類の1つを含む項9に記載の方法。
【0202】
11.前記検索リクエストは、少なくともサービスの位置を含む項8に記載の方法。
【0203】
12.前記サービスの位置は都市を含む項11に記載の方法。
【0204】
13.前記到着予測時刻は、少なくとも、前記計算した距離と、前記モバイル機器の移動速度とに基づく項8記載の方法。
【0205】
14.前記ローカル小売サービス契約アプリケーションは、更に、通知ウィジェットを含む項8記載の方法。
【0206】
15.方法であって、
サービス管理システムによって、モバイル機器がマスター・センサー・ノードから所定範囲内にあることを特定することと、
前記サービス管理システムによって、サービス・プロファイルを取得するためにマスター・センサー・ノード管理サーバーにリクエストを送信することと、
前記サービス管理システムによって、前記マスター・センサー・ノード上に前記前記サービス・プロファイルをロードすることと、
前記サービス管理システムによって、前記モバイル機器を前記マスター・センサー・ノードと自動的にペアリングすることと、
前記サービス管理システムによって、前記モバイル機器上に動的複合型アプリケーションをロードすることと、
認証プロファイルによって、サービス提供者に対して前記モバイル機器を認証することと、
前記サービス管理システムによって、前記サービス提供者に対して前記モバイル機器をチェック・インすることと、
前記サービス管理システムによって、前記サービス提供者における前記モバイル機器に関する予約を回収することと、
前記動的複合型アプリケーションによって、前記予約を前記モバイル機器に表示することと、
を含む方法。
【0207】
16.更に、前記動的複合型アプリケーションの通知ウィジェットによって、前記予約が利用可能になったという通知を前記モバイル機器に送信することを含む項15に記載の方法。
【0208】
17.更に、前記通知ウィジェットによって、前記モバイル機器にナビゲーション地図を表示することを含む項16に記載の方法。
【0209】
18.更に、前記通知ウィジェットによって、前記モバイル機器に支払い請求書を受信して提示することを含む項16に記載の方法。
【0210】
19.更に、前記モバイル機器が前記マスター・センサー・ノードから所定範囲外になった場合、前記ネットワークから前記モバイル機器を自動的に切断することを含む項16に記載の方法。
【0211】
20.前記動的複合型アプリケーションは、HTML5コードを含む項15に記載の方法。
【0212】
21.広告システムであって、
物理的会場に関する少なくとも1つの識別及び位置特定及び認証システムを含み、前記少なくとも1つの識別及び位置特定及び認証システムの各々は、
ブロードバンド・ネットワーク・チャンネルに接続しているマスター・センサー・ノードと、
物理的会場内の複数のセンサーとを含み、前記複数のセンサーは、前記ブロードバンド・ネットワーク・チャンネルを介して前記マスター・センサー・ノードと通信し、
広告システムは、前記物理的会場に配備されている少なくとも1つの識別及び位置特定及び認証システムによって提供され、当該識別及び位置特定及び認証システムに関連するクラウド・ベースの広告サービスを含み、前記クラウド・ベースの広告サービスは、前記マスター・センサー・ノードに通信的に接続され、前記物理的会場に関する複数の広告データを格納し、
広告システムは、セルラー・ネットワーク・チャンネルに接続したモバイル機器にインストールされている広告アプリケーションを含み、前記広告アプリケーションは、
前記クラウド・ベースの広告サービスに、ローカルサービスの検索リクエストを送信し、
少なくとも1つの物理的会場に関連し、前記マスター・センサー・ノードから前記クラウド・ベースの広告サービスに送信された広告データを受信して表示するように構成され、前記広告データは、少なくとも、
モバイル機器の位置と、
物理的会場の位置と、
少なくとも1つの検索キーワードと、
に基づいて、前記モバイル機器への提示のために選択される
広告システム。
【0213】
22.前記広告データは、地図ビューで表示される項21に記載のシステム。
【0214】
23.前記広告データは、リスト・ビューで表示される項21に記載のシステム。
【0215】
24.前記広告データは、拡張現実ビューで表示される項21に記載のシステム。
【0216】
25.前記拡張現実ビューは、前記モバイル機器が垂直に傾けられたときに起動される項24に記載のシステム。
【0217】
26.前記広告データは、クーポンを含む項21に記載のシステム。
【0218】
27.前記広告データは、前記モバイル機器の前記位置から所定距離範囲内の1以上の会場を含む項21に記載のシステム。
【0219】
28.方法であって、
物理的会場に関する少なくとも1つの識別及び位置特定及び認証システムを備えることと、前記少なくとも1つの識別及び位置特定及び認証システムの各々は、
ブロードバンド・ネットワーク・チャンネルに接続しているマスター・センサー・ノードと、 物理的会場内の複数のセンサーとを含み、前記複数のセンサーは、前記ブロードバンド・ネットワーク・チャンネルを介して前記マスター・センサー・ノードと通信し、
方法は、前記物理的会場に配備されている少なくとも1つの識別及び位置特定及び認証システムによって提供され、当該識別及び位置特定及び認証システムに関連したクラウド・ベースの広告サービスを備えることを含み、前記クラウド・ベースの広告サービスは、前記物理的会場に関する複数の広告データを格納し、
方法は、セルラー・ネットワーク・チャンネルに接続しているモバイル機器にインストールされた広告アプリケーションを備えることと、
前記広告アプリケーションによって、ローカルサービスの検索リクエストを送信することと、
前記広告アプリケーションによって、前記検索リクエストに応じた前記クラウド・ベースの広告サービスから、少なくとも1つの物理的会場に関連した広告データを受信して表示することとを含み、前記広告データは、少なくとも、
モバイル機器の位置と、
物理的会場の位置と、
少なくとも1つの検索キーワードと、
に基づいて、前記モバイル機器への提示のために選択される
方法。
【0220】
29.前記広告データは、地図ビューで表示される項28に記載の方法。
【0221】
30.前記広告データは、リスト・ビューで表示される項28に記載の方法。
【0222】
31.前記広告データは、拡張現実ビューで表示される項28に記載の方法。
【0223】
32.前記拡張現実ビューは、前記モバイル機器が垂直に傾けられたときに起動される項31に記載の方法。
【0224】
33.前記広告データは、クーポンを含む項28に記載の方法。
【0225】
34.前記広告データは、前記モバイル機器の前記位置から所定距離範囲内の1以上の会場を含む項28に記載の方法。
【0226】
35.広告システムであって、
物理的会場に関する少なくとも1つの識別及び位置特定及び認証システムを含み、前記少なくとも1つの識別及び位置特定及び認証システムの各々は、
ブロードバンド・ネットワーク・チャンネルに接続しているマスター・センサー・ノードと、
物理的会場内の複数のセンサーとを含み、前記複数のセンサーは、前記ブロードバンド・ネットワーク・チャンネルを介して前記マスター・センサー・ノードと通信し、
広告システムは、少なくとも1つの前記マスター・ノードまたは前記複数のセンサーのうち少なくとも1つによって提供され、少なくとも1つの前記マスター・センサー・ノードまたは前記複数のセンサーのうち少なくとも1つと通信的に接続されているクラウド・ベースの広告サービスを含み、前記クラウド・ベースの広告サービスは、前記物理的会場に関する複数の広告データを格納し、
広告システムは、セルラー・ネットワーク・チャンネルに接続しているモバイル機器にインストールされた広告アプリケーションを含み、前記広告アプリケーションは、
前記クラウド・ベースの広告サービスにローカルサービスの検索リクエストを送信し、
前記検索リクエストに応じた前記クラウド・ベースの広告サービスから、少なくとも1つの物理的会場に関連した広告データを受信して表示するように構成され、前記広告データは、前記モバイル機器へ提示のために選択される
広告システム。
【0227】
36.前記広告データは、少なくとも、
モバイル機器の位置と、
物理的会場の位置と、
少なくとも1つの検索キーワードと、
に基づいて、前記モバイル機器への提示のために選択される項35に記載のシステム。
【0228】
37.前記広告データは、地図ビューで表示される項35に記載のシステム。
【0229】
38.前記広告データは、リスト・ビューで表示される項35に記載のシステム。
【0230】
39.前記広告データは、拡張現実ビューで表示される項35に記載のシステム。
【0231】
40.前記広告データは、前記モバイル機器の前記位置から所定距離範囲内の1以上の会場を含む項36に記載のシステム。
【0232】
41.更に、前記セルラー・ネットワークを介して遠隔的に検索可能であり、前記モバイル機器上で見ることができ、前記モバイル機器を介して直接契約可能にするデジタル・サインに、前記マスター・センサー・ノードまたは前記複数のセンサーの各々を割り当てることを含む項28に記載の方法。
【0233】
42.遠隔広告システムであって、
物理的会場に関する少なくとも1つの識別及び位置特定及び認証システムを含み、前記少なくとも1つの識別及び位置特定及び認証システムの各々は、
ブロードバンド・ネットワーク・チャンネルに接続しているマスター・センサー・ノードと、
物理的会場内の複数のセンサーとを含み、前記複数のセンサーは、無線ネットワーク・チャンネルを介して前記マスター・センサー・ノードと通信し、
遠隔広告システムは、前記物理的会場内に配備される前記少なくとも1つの識別及び位置特定及び認証システムによって提供されるクラウド・ベースの広告サービスと、
セルラー・ネットワーク・チャンネルに接続しているモバイル機器にインストールされたアプリケーションとを含み、前記アプリケーションは、
前記モバイル機器に関する位置に対応する第1の座標セットを特定し、
サービスの、選択カテゴリーを含む第1の検索リクエストを送信し、前記第1の検索リクエストに応じた前記クラウド・ベースの広告サービスから、前記選択カテゴリーにマッチする、物理的会場または関連するサービスのリストを受信して表示するように構成され、前記リストは、前記マスター・センサー・ノードに関連する前記物理的会場を含み、前記物理的会場は、テレポーテーション表示器を含み、前記アプリケーションは、
テレポーテーション表示器が選択されたという指示を受け、
前記物理的会場に関する位置に対応する第2の座標セットを特定し、
前記第1の座標セットを前記第2の座標セットに置換し、
サービスの、前記選択カテゴリーを含む第2の検索リクエストを送信し、
少なくとも前記第2の座標セットに基づいて、前記選択カテゴリーにマッチする物理的会場の第2のリストを受信して表示するように構成されている
遠隔広告システム。
【0234】
43.前記マスター・センサー・ノードは、更にカメラを含む項42に記載のシステム。
【0235】
44.前記カメラは、ライブ・ビデオ供給物を送信する項43記載のシステム。
【0236】
45.前記カメラは、1以上のパノラマ画像を格納する項43記載のシステム。
【0237】
46.前記アプリケーションは、リスト・ビュー及び地図ビュー及び拡張現実ビューを含む項42に記載のシステム。
【0238】
47.前記拡張現実ビューは、前記モバイル機器が垂直に傾けられたときに起動される項46に記載のシステム。
【0239】
48.前記選択カテゴリーは、サービスのカテゴリーを含む項42に記載のシステム。
【0240】
49.方法であって、
物理的会場に関する少なくとも1つの識別及び位置特定及び認証システムを備えることを含み、前記少なくとも1つの識別及び位置特定及び認証システムの各々は、
ブロードバンド・ネットワーク・チャンネルに接続しているマスター・センサー・ノードと、
物理的会場内の複数のセンサーとを含み、前記複数のセンサーは、前記ブロードバンド・ネットワーク・チャンネルを介して前記マスター・センサー・ノードと通信し、
方法は、前記物理的会場内に配備される前記少なくとも1つの識別及び位置特定及び認証システムによって提供され、当該識別及び位置特定及び認証システムに関連するクラウド・ベースの広告サービスを備えることと、
セルラー・ネットワーク・チャンネルに接続しているモバイル機器にインストールされたアプリケーションを備えることと、
前記アプリケーションによって、前記モバイル機器に関する位置に対応する第1の座標セットを特定することと、
前記アプリケーションによって、サービスの、選択カテゴリーを含む第1の検索リクエストを送信することと、前記第1の検索リクエストに応じた前記クラウド・ベースの広告サービスから、前記選択カテゴリーにマッチする、物理的会場または関連するサービスのリストを受信して表示することとを含み、前記リストは、前記マスター・センサー・ノードに関連した前記物理的会場を含み、前記物理的会場は、テレポーテーション表示器を含み、
方法は、前記アプリケーションによって、前記テレポーテーション表示器が選択されたという指示を受けることと、
前記アプリケーションによって、前記物理的会場に関する位置に対応する第2の座標セットを特定することと、
前記アプリケーションによって、前記第1の座標セットを前記第2の座標セットに置換することと、
前記アプリケーションによって、サービスの、前記選択カテゴリーを含む第2の検索リクエストを送信することと、
前記アプリケーションによって、少なくとも前記第2の座標セットに基づいて、前記選択カテゴリーにマッチする物理的会場の第2のリストを受信して表示することを含む
方法。
【0241】
50.前記マスター・センサー・ノードは、更にカメラを含む項49に記載の方法。
【0242】
51.前記カメラは、ライブ・ビデオ供給物を送信する項50に記載の方法。
【0243】
52.前記カメラは、1以上のパノラマ画像を格納する項50に記載の方法。
【0244】
53.前記アプリケーションは、リスト・ビュー及び地図ビュー及び拡張現実ビューを含む項49に記載の方法。
【0245】
54.前記拡張現実ビューは、前記モバイル機器が垂直に傾けられたときに起動される項53に記載の方法。
【0246】
55.前記選択カテゴリーは、サービスのカテゴリーを含む項49に記載の方法。
【0247】
56.遠隔広告システムであって、
物理的会場に関する少なくとも1つの識別及び位置特定及び認証システムを含み、前記少なくとも1つの識別及び位置特定及び認証システムの各々は、
ブロードバンド・ネットワーク・チャンネルに接続しているマスター・センサー・ノードと、
物理的会場内の複数のセンサーとを含み、前記複数のセンサーは、無線ネットワーク・チャンネルを介して前記マスター・センサー・ノードと通信し、
遠隔広告システムは、前記物理的会場内に配備される前記少なくとも1つの識別及び位置特定及び認証システムによって提供される、クラウド・ベースの広告サービスと、
セルラー・ネットワーク・チャンネルに接続しているモバイル機器にインストールされたアプリケーションとを含み、前記アプリケーションは、
前記モバイル機器に関する位置に対応する第1の座標セットを特定し、
サービスの、選択カテゴリーを含む第1の検索リクエストを送信し、前記第1の検索リクエストに応じた前記クラウド・ベースの広告サービスから、前記選択カテゴリーにマッチする、物理的会場または関連するサービスのリストを受信して表示するように構成され、前記リストは、前記マスター・センサー・ノードに関連する前記物理的会場を含み、前記物理的会場は、テレポーテーション表示器を含み、前記アプリケーションは、
前記物理的会場に対する予約をするように構成され、
前記少なくとも1つの識別及び位置特定及び認証システムは、更に、
予約がなされたという指標を受信し、
前記モバイル機器を識別し、認証するように構成され、
前記アプリケーションは、更に、
テレポーテーション表示器が選択されたという指標を受信し、
前記物理的会場に関する位置に対応する第2の座標セットを特定し、
前記第1の座標セットを前記第2の座標セットに置換し、
サービスの、前記選択カテゴリーを含む第2の検索リクエストを送信し、
少なくとも前記第2の座標セットに基づいて、前記選択カテゴリーにマッチする物理的会場の第2のリストを受信して表示するように構成されている
遠隔広告システム。
【0248】
57.前記マスター・センサー・ノードは、更にカメラを含む項56に記載のシステム。
【0249】
58.前記カメラは、ライブ・ビデオ供給物を送信する項57に記載のシステム。
【0250】
59.前記カメラは、1以上のパノラマ画像を格納する項57に記載のシステム。
【0251】
60.前記アプリケーションは、リスト・ビュー及び地図ビュー及び拡張現実ビューを含む項56に記載のシステム。
【0252】
61.前記拡張現実ビューは、前記モバイル機器が垂直に傾けられたときに起動される項60に記載のシステム。
【0253】
(付記)
(付記1)
システムであって、
物理的会場内に配置され、ブロードバンド・ネットワーク・チャンネルに接続された1以上のマスター・センサー・ノードと、
前記物理的会場内の複数のセンサーと、
を含み、
前記複数のセンサーは、無線ネットワーク・チャンネルを介して、前記1以上のマスター・センサー・ノードと通信し、
前記複数のセンサーと前記1以上のマスター・センサー・ノードとは、無線周波数ネットワーク・チャンネルを介して、モバイル機器に通信的に接続され、
前記1以上のマスター・センサー・ノードは、
前記1以上のマスター・センサー・ノードから予め定義された距離の範囲内にある前記モバイル機器を識別し、前記モバイル機器に関する位置を特定し、
前記無線周波数ネットワーク・チャンネルに接続している第三者に対して、前記モバイル機器のIDと前記位置とを認証するように、前記モバイル機器からリクエストを受信し、
前記第三者に対して、前記モバイル機器を認証する
ように構成されており、
前記第三者は、前記モバイル機器の認証を受信して、前記モバイル機器に、前記第三者に関するネットワーク接続へのアクセスを提供する
システム。
【0254】
(付記2)
前記モバイル機器は、登録認定機関に登録されている付記1に記載のシステム。
【0255】
(付記3)
前記位置は、緯度及び経度座標を含む付記1に記載のシステム。
【0256】
(付記4)
前記第三者は、オンラインゲーム提供者である付記1に記載のシステム。
【0257】
(付記5)
前記第三者は、電子取引提供者である付記1に記載のシステム。
【0258】
(付記6)
前記1以上のマスター・センサー・ノードは較正されている付記1に記載のシステム。
【0259】
(付記7)
前記較正は、少なくとも、前記1以上のマスター・センサー・ノードの位置に基づく付記6に記載のシステム。
【0260】
(付記8)
方法であって、
物理的会場内に、ブロードバンド・ネットワーク・チャンネルに接続された1以上のマスター・センサー・ノードを備えることと、
前記物理的会場内に、複数のセンサーを備えることと、
を含み、
前記複数のセンサーは、無線ネットワーク・チャンネルを介して、前記1以上のマスター・センサー・ノードと通信し、
前記複数のセンサーと前記1以上のマスター・センサー・ノードとは、無線周波数ネットワーク・チャンネルを介して、モバイル機器に通信的に接続され、
方法は、
前記1以上のマスター・センサー・ノードによって、前記1以上のマスター・センサー・ノードから予め定義された距離の範囲内にある前記モバイル機器を識別し、前記モバイル機器に関する位置を特定することと、
前記1以上のマスター・センサー・ノードによって、前記無線周波数ネットワーク・チャンネルに接続している第三者に対して、前記モバイル機器のIDと前記位置とを認証するように、前記モバイル機器からリクエストを受信することと、
前記1以上のマスター・センサー・ノードによって、前記第三者に対して、前記モバイル機器を認証することと、
を含み、
前記第三者は、前記モバイル機器の認証を受信して、前記モバイル機器に、前記第三者に関するネットワーク接続へのアクセスを提供する
方法。
【0261】
(付記9)
前記モバイル機器は、登録認定機関に登録されている付記8に記載の方法。
【0262】
(付記10)
前記位置は、緯度及び経度座標を含む付記8に記載の方法。
【0263】
(付記11)
前記第三者は、オンラインゲーム提供者である付記8に記載の方法。
【0264】
(付記12)
前記第三者は、電子取引提供者である付記8に記載の方法。
【0265】
(付記13)
前記1以上のマスター・センサー・ノードは較正されている付記8に記載の方法。
【0266】
(付記14)
前記較正は、少なくとも、前記1以上のマスター・センサー・ノードの位置に基づく付記13に記載の方法。
【0267】
(付記15)
システムであって、
物理的会場内に配置され、ブロードバンド・ネットワーク・チャンネルに接続された、1以上の較正されたマスター・センサー・ノードと、
前記物理的会場内の複数のセンサーと、
を含み、
前記複数のセンサーは、無線ネットワーク・チャンネルを介して、前記1以上のマスター・センサー・ノードと通信し、
前記複数のセンサーと前記1以上のマスター・センサー・ノードとは、無線周波数ネットワーク・チャンネルを介して、モバイル機器に通信的に接続され、
前記モバイル機器は、登録認定機関に登録されており、
前記1以上のマスター・センサー・ノードは、
前記1以上のマスター・センサー・ノードから予め定義された距離の範囲内にある前記モバイル機器を識別し、前記モバイル機器に関する位置を特定し、
第三者に対して、前記モバイル機器のIDと前記位置とを認証するように、前記モバイル機器からリクエストを受信する
ように構成されており、
前記位置は緯度及び経度座標を含み、
前記第三者は前記無線周波数ネットワーク・チャンネルに接続しており、
前記1以上のマスター・センサー・ノードは、前記第三者に対して、前記モバイル機器を認証するように構成されており、
前記第三者は、前記モバイル機器の認証を受信して、前記モバイル機器に、前記第三者に関するネットワーク接続へのアクセスを提供する
システム。
【0268】
(付記16)
前記第三者は、オンラインゲーム提供者である付記15に記載のシステム。
【0269】
(付記17)
前記第三者は、電子取引提供者である付記15に記載のシステム。
【0270】
(付記18)
前記1以上のマスター・センサー・ノードの前記較正は、少なくとも、前記1以上のマスター・センサー・ノードの位置に基づく付記15に記載のシステム。
【0271】
(付記19)
1以上のマスター・ノードは、IOT無線周波数アクチュエーター・ノードである付記15に記載のシステム。
【0272】
(付記20)
前記1以上のマスター・センサー・ノードは、更に、第三者に対して前記モバイル機器を認証する前に、前記モバイル機器から、少なくとも1つの追加要素を要求するように構成されている付記15に記載のシステム。