【課題】ユーザの所望する情報を簡単に見つけることができ、且つ、それらの情報を見易く表示すると共にユーザ独自にカスタマイズすることができるようにし、ユーザの満足度や利便性を向上することが可能な情報提供装置及び情報提供方法を提供する。
【解決手段】施設、観光地又はイベント等に関する記事情報を、ユーザの興味傾向を分析し、ユーザの趣味嗜好に適合した情報を選別して配信する(S101)。ユーザが情報を選択した場合(S102:Yes)、該当する情報をそのユーザに関連付けて保存する(S103)。保存した選択済情報と関連性の高い他の施設、観光地又はイベント等に関する記事情報や関連情報を抽出して配信する(S104)。ユーザからの表示要求が有る場合(S105:Yes)、保存した選択済情報とその情報に関連する情報として抽出した他の情報とをあわせて、地図上に連動させて、ユーザの情報端末2に表示させる(S106)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1や特許文献2に示すようなシステム・装置では、提供される情報の中には、ユーザが興味のない不必要な情報も含まれていることも多い。一見、情報量が多いと優れているようにも思われるが、情報量が多いと逆に煩雑で見難くなるという不都合もある。そのため、ユーザにとっては、好みの記事やスポット情報等、本当に求めている情報を得られない等、使い勝手が悪く不便であると感じることもある。しかも、ユーザが気になる情報を見つけたとしても、情報量が多いと、あらためてその情報を探したい場合に簡単に見つけることができない等の問題もある。
また、提供される情報は一方的なものであったり、情報と情報とが互いに関連付けられておらず検索が不便だったりする場合もあり、ユーザにとっては情報を利用するという面からみると自由度や便利さに欠けるという不都合があった。
【0007】
そこで、本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザの所望する情報を簡単に見つけることができ、且つ、それらの情報を見易く表示すると共にユーザ独自にカスタマイズすることができるようにし、ユーザの満足度や利便性を向上することが可能な情報提供装置及び情報提供方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題は、本発明の情報提供装置によれば、ユーザの所持する情報端末と通信回線により接続された情報提供装置であって、前記情報提供装置は、少なくとも位置情報を含む施設、観光地又はイベントに関する情報である第一情報を前記情報端末に配信する情報配信手段と、配信された前記第一情報のうち前記ユーザにより選択された選択済情報を前記ユーザと関連付けて前記ユーザごとに保存する情報保存手段と、保存された前記選択済情報に関連する情報であって、少なくとも位置情報を含む他の施設、観光地又はイベントに関する情報である第二情報を抽出する情報抽出手段と、前記選択済情報及び前記第二情報を地図上に表示する情報表示手段と、を備えること、により解決される。
【0009】
また、本発明の情報提供方法によれば、通信回線により接続されたユーザの所持する情報端末に情報を提供する情報提供方法であって、コンピュータが、少なくとも位置情報を含む施設、観光地又はイベントに関する情報である第一情報を前記情報端末に配信する情報配信工程と、配信された前記第一情報のうち前記ユーザにより選択された選択済情報を前記ユーザと関連付けて前記ユーザごとに保存する情報保存工程と、保存された前記選択済情報に関連する情報であって、少なくとも位置情報を含む他の施設、観光地又はイベントに関する情報である第二情報を抽出する情報抽出工程と、前記選択済情報及び前記第二情報を地図上に表示する情報表示工程と、を実行すること、により解決される。
【0010】
以上のように構成された本発明の情報提供装置又は情報提供方法では、配信された情報の中から、ユーザが気に入って選択した施設、観光地又はイベントに関する情報(紹介記事、取材記事、広告、割引クーポン等含む。)を保存しつつ、且つ、その保存した選択済情報に関連する情報についても抽出し、それらの情報を併せて表示することにより、各ユーザの趣味嗜好に沿った情報を集約したガイドブック機能を担う独自性の高いリストを効率的に作成することができる。
また、それらの情報は住所等の位置情報を含んでいるので、ユーザが保存した選択済情報とその選択済情報に関連する情報を地図上に連動して表示することができる、これにより、地図上において、施設、観光地又はイベント等の場所をユーザは一目で把握することができ、便利に活用することができる。
そのため、娯楽性や汎用性等の付加価値を高めることができ、ユーザの満足度や利便性を向上することができる。
【0011】
また、上記の情報提供装置について好適な構成を述べると、前記情報提供装置は、外部データベースから前記ユーザの属性を取得する属性取得手段と、前記属性と前記選択済情報の保存履歴とを基に前記ユーザの興味傾向を分析して次以降に配信する新たな前記第一情報を選別する情報選別手段と、をさらに備える、とよい。
【0012】
このように、SNS等の外部データベースから取得した、性、年齢、趣味等のユーザの属性と、ユーザが過去に選択して保存した選択済情報の保存履歴とを掛け合わせて、ユーザの興味傾向を分析する。これにより、単純に過去の保存履歴からレコメンドする情報を選別するだけでなく、ユーザの独自性が表れる属性までも幅広く考慮するので、よりユーザの趣味嗜好に適合した精度の高い有効な情報を選別してレコメンドすることができる。また、属性については、外部データベースから取得するので、種々の情報を反映させることができる。
そのため、娯楽性や汎用性等の付加価値を高めることができ、ユーザの満足度や利便性を向上することができる。特に、ユーザ側としては、自身が所望する情報を簡単に見つけて入手できるようになる一方、情報提供側としても、有効な広告宣伝を行うことができるというメリットが生じる。
【0013】
また、上記の情報提供装置について好適な構成を述べると、前記情報提供装置は、各ユーザの前記属性と前記選択済情報の保存履歴とを基に前記各ユーザの興味傾向を分析して前記各ユーザ間の類似度合を評価する類似度合評価手段をさらに備え、前記情報配信手段は、一のユーザに対して前記類似度合の高い他のユーザの情報を前記一のユーザの前記情報端末に配信する、とよい。
【0014】
このように、SNS等の外部データベースから取得した、性、年齢、趣味等の各ユーザの属性と、各ユーザが過去に選択して保存した選択済情報の保存履歴とを掛け合わせて、各ユーザの興味傾向を分析し、その興味傾向を基にした各ユーザ間の類似度合を評価する。これにより、ユーザは、自分の趣味嗜好と合う他のユーザの属性や、他のユーザが保存した施設、観光地又はイベント等に関する情報を効率的に得ることができ、有益なインフルエンサーや友達を簡単に見つけてつながることができる。
そのため、娯楽性や汎用性等の付加価値を高めることができ、ユーザの満足度や利便性を向上することができる。
【0015】
また、上記の情報提供装置について好適な構成を述べると、前記情報提供装置は、保存した前記選択済情報を所定の共通点を有するグループごとに分類する情報分類手段をさらに備える、とよい。
【0016】
このように、保存した選択済情報を地域やジャンル等の所定の共通点を有するグループごとに自動的に分類することにより、より見やすいリストを効率的に作成することができる。
そのため、娯楽性や汎用性等の付加価値を高めることができ、ユーザの満足度や利便性を向上することができる。
【0017】
また、上記の情報提供装置について好適な構成を述べると、前記情報提供装置は、保存した前記選択済情報の一部を前記ユーザが任意に編集する情報編集手段をさらに備える、とよい。
【0018】
このように、保存した選択済情報の一部をユーザが任意に編集できるようにすることにより、ユーザごとにより独自性のあるリストを作成することができる。
そのため、娯楽性や汎用性等の付加価値を高めることができ、ユーザの満足度や利便性を向上することができる。
【0019】
また、上記の情報提供装置について好適な構成を述べると、前記情報提供装置は、保存した前記選択済情報を他のユーザに公開する情報公開手段をさらに備える、とよい。
【0020】
このように、保存した選択済情報を他のユーザに公開して共有することにより、ユーザは、自分の趣味嗜好と合うインフルエンサーや友達と簡単につながることができ、互いの情報を共有することができる。
そのため、娯楽性や汎用性等の付加価値を高めることができ、ユーザの満足度や利便性を向上することができる。
【発明の効果】
【0021】
本発明の情報提供装置及び情報提供方法によれば、ユーザの所望する情報を簡単に見つけることができ、且つ、それらの情報を見易く表示すると共にユーザ独自にカスタマイズすることができるようにし、ユーザの満足度や利便性を向上することが可能となる。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下、本発明の一実施形態(以下「本実施形態」という。)について図面を参照して説明する。
本実施形態は、ユーザの趣味嗜好に沿った的確な情報を選別して提供することにより、ユーザが所望する情報を簡単に見つけることができ、且つ、それらの情報の中からユーザが選択した情報を複合的に見易く表示すると共にユーザ独自にカスタマイズすることができる情報提供装置及び情報提供方法に関するものである。
【0024】
<本実施形態に係る情報提供システムの概要>
まず、情報提供装置(以下、サーバ1)を含む情報提供システムSの概略構成について説明する。
図1は、サーバ1を含む情報提供システムSに基づくサービスの概要を示す全体図である。
図2は、サーバ1を含む情報提供システムSの構成図である。
【0025】
サーバ1は、この
図1及び
図2に示す情報提供システムSに組み込まれており、例えば、旅行、買い物、外食等の計画をしている人々や、実際に旅行等で観光地を訪れた人々等(以下、ユーザという。)、及び、情報提供システムSの保守、管理、運用等を行ない、情報提供システムSに基づくサービス(以下、情報提供サービスという。)をユーザに提供する管理者等によって利用される。
【0026】
図1に示すように、本実施形態の情報提供サービスは、サーバ1と、そのサーバ1と連携した外部の各種サービスや外部の各種データベースとから構成される。
サーバ1では、メディア発信システム及び既存EC連携機能を有するシステムと、シングルサインオンによるEC(エレクトロニックコマース)モールシステムと、情報発信・販促・広告配信用DMP(データマネジメントプラットフォーム)基板システムと、が互いにデータを共有して連携している。
メディア発信システム及び既存EC連携機能を有するシステムは、メディアサイトと、お客様情報、記事テンプレート、コンテンツ情報等のデータベースを備えるCMS(コンテンツ管理システム)との間で、コンテンツの検索、登録、更新等を行なっている。
シングルサインオンによるECモールシステムは、ECサイトと、お客様情報、商品情報、受注・予約情報等のデータベースを備えるEC管理システムとの間で、商品の受注、予約、登録、更新等を行なっている。
情報発信・販促・広告配信用DMP基板システムは、データの収集から分析、広告管理、広告配信、メールマーケティング等を行なっている。また、データの収集においては、外部のメディアサイトや仲介モールサイトと連携している。
【0027】
サーバ1は、SNS等の外部メディアに対してコンテンツの配信を行うと共に、SNS上の投稿を連動させている。また、SNS等からソーシャルログインデータをデータ連携させ、ユーザの性、年齢、趣味等の属性を連携している。また、その他、外部データベースから施設や観光地等に関するスポット情報を連携している。
また、旅行商品販売サイトとはアフェリエイトを連携し、レストラン予約サイト、ショッピングサイト、電子チケットサイト等、その他の既存のサービス群とも会員情報、商品の受注・予約情報等のデータの連携を行っている。
【0028】
図2に示すように、本実施形態の情報提供システムSは、サーバ1と、ユーザが所持して操作する携帯性を有する情報端末2と、旅行商品販売サイトと、レストラン予約サイト、ショッピングサイト、電子チケットサイト、SNSや外部メディア等の外部の各種サービスや各種データベースと、から主に構成されており、それらが通信網である通信回線Nを介して互いに接続されている。
【0029】
通信回線Nは、例えば、インターネットや3G、4G、LTE等のモバイルネットワークからなり、サーバ1、情報端末2、その他の外部サービスや外部データベースを相互に通信可能に接続している。
なお、情報端末2は、それぞれ一台ずつ接続されている構成とするが、実際にはそれぞれ複数台接続されている状態が想定される。また、その他のサーバや情報端末が接続されている構成としてもよい。
【0030】
サーバ1は、施設、観光地、イベント等に関する情報を提供する業者である管理者等が保有するサーバコンピュータにより構成される。そして、ユーザは、通信回線Nを介して、サーバ1が提供する機能やサービスを享受することが可能となる。すなわち、ユーザは、それぞれの情報端末2を操作することによりサーバ1と通信して、サーバ1の機能を利用する。また、サーバ1は、一のサーバ装置によって構築されたものに限られず、複数台のサーバ装置を用いて構築されたものであってもよい。
なお、サーバ1の詳細については、後述する。
【0031】
情報端末2は、データの送受信を可能にするためのデータ送信部及び受信部が備えられており、これによりサーバ1と情報端末2とは通信回線Nを介してデータの送受信が可能である。また、本実施形態の情報端末2は、グローバル・ポジショニング・システム(GPS)等の従来既知の衛星測位システムに対応している。
なお、情報端末2は、携帯性を有することが好ましいが、少なくとも、データ等の入力、作成、変更等を行うための入力機能、データの送受信を可能にするためのデータ送信部及び受信部並びに受信したデータ等を表示する表示部等を備えているものであれば、特に限定されるものではなく、スマートフォン、タブレット端末、ディスクトップパソコン、ノートパソコン、携帯電話及びゲーム機等が利用可能である。
【0032】
<本実施形態に係るサーバの詳細構成について>
次に、サーバ1の構成について説明する。
サーバ1は、少なくとも、制御やデータの計算・加工を行う演算部としてのCPU、読み出し専用の記憶装置としてのROM、メインメモリ(主記憶装置)としてのRAM、通信回線Nを通じて通信可能な外部の機器等とデータの送受信を行う通信用インタフェース、及び、補助記憶装置としてのハードディスクドライブ等を構成要素として有する。
【0033】
また、サーバ1には、その機能を発揮させるためのプログラム(以下、情報提供プログラムという。)が予めインストールされている。この情報提供プログラムがCPUに読み取られて実行されることにより、情報提供装置としての機能が発揮される。
ここで、サーバ1の機能は、利用者や管理者等のユーザによって享受されることになるが、当該機能のユーザへの提供方式としては、例えば、クラウドサービスやASPサービス等の方式が利用可能である。また、データベースサーバは別体として構成してもよい。また、システムバックアップ、データベースバックアップを行うことが好ましい。
【0034】
サーバ1のハードウェア構成については上述の通りであるが、以下、
図3を参照しながらサーバ1の構成を機能面から改めて説明する。
図3は、サーバ1の構成を機能面から示した図である。
【0035】
サーバ1の構成を機能面から改めて説明すると、
図3に示すように、サーバ1は、ユーザ情報データベース11、記事情報データベース12、関連情報データベース13、システム管理部14、ユーザ管理部15、情報選別部16、情報配信部17、情報保存部18、情報抽出部19、情報表示部20、情報分類部21、情報編集部22、情報公開部23、類似度合評価部24と、を主な構成要素として有している。
これらの機能部は、サーバ1が実行する各種処理を担うものであり、サーバ1を構成する上述のハードウェア構成機器と上述の情報提供プログラムとが協働することによって構成されている。以下、上述したサーバ1の機能部の各々について説明する。
【0036】
(ユーザ情報データベース)
ユーザ情報データベース11は、ハードディスクドライブにより構成されており、ユーザの名前、性別、生年月日、年齢、趣味等の属性の他、プロフィール画像やプロフィール紹介文、ユーザパスワード、保存した選択済情報(保存履歴)、情報閲覧履歴、商品購入履歴等、ユーザに関する必要な全ての情報が、ユーザごとに関連付けて記憶されている。
なお、ユーザ情報データベース11は、サーバ1とは別に不図示の外部データベースサーバに設ける構成としてもよい。
【0037】
(記事情報データベース)
記事情報データベース12は、ハードディスクドライブにより構成されており、施設、観光地又はイベント等に関する紹介記事や取材記事等の記事情報が、記憶されている。ここで、施設とは、例えば、ホテル、旅館、飲食店、百貨店、専門店、遊園地、劇場、美術館、博物館、図書館、映画館、水族館、動物園、植物園、公園、庭園、競技場、キャンプ場等の各種施設やスポットを含む。また、観光地とは、例えば、海、山、温泉、寺社仏閣等のいわゆる観光スポット全般を含む。また、イベントとは、コンサート、スポーツ大会、見本市、博覧会、ファッションショー、祭り、握手会・サイン会等、行事や催し物全般を含む。また、これらの情報には、少なくとも住所等の位置情報が含まれている。
なお、記事情報データベース12は、サーバ1とは別に不図示の外部データベースサーバに設ける構成としてもよい。
【0038】
(関連情報データベース)
関連情報データベース13は、ハードディスクドライブにより構成されており、施設、観光地又はイベント等に関する広告やクーポン等の関連情報が、記憶されている。また、これらの情報には、少なくとも住所等の位置情報が含まれている。
なお、関連情報データベース13は、サーバ1とは別に不図示の外部データベースサーバに設ける構成としてもよい。また、本実施形態では、記事情報データベース12とは別に設けているが、記事情報と関連情報とを一つの情報として一つのデータベースに記憶する構成としてもよい。
【0039】
(システム管理部)
システム管理部14は、情報提供システムSの管理機能であって、アプリケーションの一部として実装しており、管理者等により利用されるものである。
具体的には、記事情報や関連情報の編集、登録、削除等を行なうことができる。また、通信回線Nを介してサーバ1と通信可能に接続された外部データベース等から記事情報や関連情報を入手する。
【0040】
(ユーザ管理部)
ユーザ管理部15は、属性取得手段として機能し、通信回線Nを介してサーバ1と通信可能に接続されたSNSや外部メディア等の外部の各種サービスや各種データベースから、ユーザの属性や商品購入履歴等を取得し、ユーザ情報データベース11にユーザごとに関連付けて記憶する処理を行うものである。
【0041】
(情報選別部)
情報選別部16は、情報選別手段として機能し、ユーザ管理部15によって取得したユーザ情報を参照し、ユーザの属性やユーザが保存した選択済情報(保存履歴)、情報閲覧履歴、商品購入履歴等とを基にユーザの興味傾向を分析して、そのユーザに対して次以降に配信する新たな情報を選別する処理を行うものである。
【0042】
(情報配信部)
情報配信部17は、情報配信手段として機能し、情報選別部16によりユーザごとに選別した情報を、通信回線Nを介してサーバ1と通信可能に接続されたユーザの情報端末2に対して配信する処理を行うものである。
なお、ここでいう情報には、上述の記事情報と関連情報の双方を含む。
【0043】
(情報保存部)
情報保存部18は、情報保存手段として機能し、通信回線Nを介してサーバ1と通信可能に接続された情報端末2から送信された信号に基づき、情報配信部17によって配信した情報の中からその情報端末2を所持するユーザにより選択された選択済情報(クリップ記事等)を、そのユーザに関連付けてユーザ情報データベース11に保存する処理を行うものである。すなわち、ユーザが気になる情報として選択した選択済情報を留め置くものである(クリップ機能)。
【0044】
(情報抽出部)
情報抽出部19は、情報抽出手段として機能し、情報保存部18によって保存した情報に関連する他の情報を抽出する処理を行うものである。
なお、ここでいう関連する他の情報とは、ユーザが選択した施設、観光地又はイベントの開催地から距離が近かったり、同じジャンルに属していたりする等、多くのユーザが併せて閲覧する傾向が高い他の施設、観光地又はイベントに関する情報をいい、上述の記事情報と関連情報の双方を含む。
【0045】
(情報表示部)
情報表示部20は、情報表示手段として機能し、情報保存部18によって保存した選択済情報及び情報抽出部19によって抽出した関連する他の情報について、それらの情報の位置情報を基に地図上に連動して表示し、通信回線Nを介してサーバ1と通信可能に接続された情報端末2に送信する処理を行うものである。
このとき、地図上にルートを表示して、各施設、観光地又はイベント等の場所を有機的に結び付けて表示してもよい。また、ユーザの現在地からそれらの場所までの便利なルートや移動手段、距離等を表示してもよい。ルート表示は、ユーザが任意に切り替えることができる。
【0046】
(情報分類部)
情報分類部21は、情報分類手段として機能し、情報保存部18によって保存した選択済情報を地域やジャンル等の所定の共通点を有するグループごとに自動的に分類する処理を行うものである。
【0047】
(情報編集部)
情報編集部22は、情報編集手段として機能し、情報保存部18によって保存した選択済情報の一部をユーザが任意に編集できるものである。
具体的には、保存した記事情報や関連情報の順番や配置等のリストのデザインを変更することができる。また、未訪問スポットを実際に訪問した訪問済みスポットに変更する等の編集をすることができる。
【0048】
(情報公開部)
情報公開部23は、情報公開手段として機能し、情報保存部18によって保存した選択済情報や情報編集部22によって編集した選択済情報を、他のユーザに公開する処理を行うものである。ここでは、ユーザは、選択済情報の公開・非公開を任意に選択することもできるし、公開する範囲を限定することもできる。
【0049】
(類似度合評価部)
類似度合評価部24は、類似度合評価手段として機能し、ユーザ情報データベース11に記憶されている各ユーザの属性と、各ユーザが過去に選択して保存した選択済情報の保存履歴とを掛け合わせて、各ユーザの興味傾向を分析し、その興味傾向を基にした他のユーザとの間の類似度合を評価する処理を行うものである。
【0050】
<本実施形態に係る情報提供方法>
次に、本実施形態に係る情報提供方法について説明する。
本実施形態に係る情報提供方法は、コンピュータとして機能するサーバ1を用いることで実現される。換言すると、サーバ1が実行する情報提供処理では、本実施形態に係る情報提供方法が適用されている。
【0051】
以下、本実施形態に係る情報提供方法の説明として、情報提供方法におけるサーバ1の動作及び処理の流れについて説明する。
図4は、サーバ1にて実行される情報提供処理の流れを示すフローチャートである。
図5は、サーバ1にて実行されるレコメンド処理の流れを示すフローチャートである。
図6〜
図9は、ユーザの情報端末2に表示された画面の一例を示す図である。
【0052】
図4に示すように、先ず、サーバ1に接続された情報端末2に対して、施設、観光地又はイベント等に関する紹介記事や取材記事等の記事情報を配信する(S101)。
ここで配信する情報は、第一情報に相当し、ユーザの興味傾向を分析したうえで、ユーザの趣味嗜好に適合した情報を選別して配信するものである。例えば、
図6に示すように、「あなたにおすすめのスポット」として、「パティスリー○○」や「国立○○近代美術館」等の写真入りの紹介記事を配信して、ユーザの情報端末2に表示させる。
なお、各ユーザに適した情報を選別して配信する処理(レコメンド処理)の詳細については、後述する。
【0053】
そして、ユーザの所持する情報端末2から情報を選択したことを示す信号を受信した場合、すなわち、配信した情報の中からユーザがその情報を選択したと判断した場合(S102:Yes)、該当する選択済情報をそのユーザに関連付けてユーザ情報データベース11に保存する(S103)。これにより、ユーザが気になる情報として選択した選択済情報をクリップしておくことができる。一方、ユーザの所持する情報端末2から情報を選択したことを示す信号を受信しない場合、すなわち、配信した情報の中からユーザがその情報を選択していないと判断した場合(S102:No)、そのまま処理を終了する。
【0054】
次に、その保存した選択済情報と関連性の高い他の施設、観光地又はイベント等に関する紹介記事や取材記事等の記事情報や、保存した選択済情報と関連性の高い他の施設、観光地又はイベント等に関する広告やクーポン等の関連情報を抽出して配信する(S104)。なお、ここで配信する情報は、第二情報に相当する。
例えば、
図7に示すように、「花まみれで誰でもプリンセスに!SNSの聖地、○○の里って知ってる?」「ここ知ってる?知る人ぞ知る江の島のSNS映えスポット」「ここ知ってる?知る人ぞ知る銀座のSNS映えスポット」等、保存した選択済情報から距離が近かったり、同じジャンルに属していたりする等、多くのユーザが併せて閲覧する傾向が高い他の施設、観光地又はイベントに関する情報を配信して、ユーザの情報端末2に表示させる。
【0055】
引き続き、ユーザの所持する情報端末2からそれらの情報の表示要求を示す信号を受信した場合、すなわち、ユーザからの表示要求が有ると判断した場合(S105:Yes)、ユーザが保存した選択済情報とその情報に関連する情報として抽出した他の情報とをあわせて、地図上に連動させて、ユーザの情報端末2に表示させる(S106)。
例えば、
図8に示すように、情報端末2の画面に表示された地図上に複数のスポットを表示する(図中▽印)。また、情報端末2のGPS機能等により取得したユーザの現在地(図中○印)から所定の目的地までのルートを表示することもできる。また、図示は略すが、互いのスポット同士を有機的に結び付けたお勧めのルート等を表示することもできる。
また、
図9に示すように、「パティスリー○○クーポン券 50%OFF!!!」等のような関連する他の情報としてクーポン券を発行して表示することもできる。さらに、このページからそのお店の予約ができるような構成としてもよい。
【0056】
ここで、上述の情報配信(S101)に関連して、各ユーザに適した情報を選別して配信するレコメンド処理の詳細について説明する。
図5に示すように、先ず、通信回線Nを介してサーバ1と通信可能に接続されたSNSや外部メディア等の外部の各種サービスや各種データベースから、ユーザの属性等を取得する(S201)。
次に、ユーザが気になる情報として選択して保存した選択済情報が存在する場合、すなわち、選択済情報の保存履歴がある場合(S202:Yes)、ユーザ情報データベース11から保存履歴を取得し(S203)、ユーザの属性と保存履歴とを基にユーザの興味傾向を分析する(S204)。一方、ユーザが気になる情報として選択して保存した選択済情報が存在しない場合、すなわち、選択済情報の保存履歴がない場合(S202:No)、ユーザの属性を基にユーザの興味傾向を分析する(S205)。
そして、分析の結果、算定した興味傾向にしたがって、ユーザに対してレコメンドする情報を選別し(S206)、その選別した情報を配信する(S207)。
【0057】
なお、レコメンド処理としては、ユーザの所持する情報端末2のGPS機能等により取得したユーザの現在地から近い観光地又はイベント等に関する紹介記事や取材記事等の記事情報、広告、クーポン等の関連情報をオススメスポットとして配信することとしてもよい。
【0058】
次に、ユーザが保存した選択済情報(クリップ記事等)をまとめたリスト(マイページ)について説明する。このマイページは、ガイドブックとして機能し、マイページに表示している内容は、例えば、SNS等でシェアやリンク付けすることにより、他のユーザに公開することもできる。
図10及び
図11は、情報端末2に表示されたマイページ画面の一例を示す図である。
【0059】
図10に示すように、マイページのトップ画面には、ユーザの写真、ID、自己紹介文等のユーザのプロフィールが表示されている。また、フォロー数、フォロワー数、メッセージ等のように他のユーザとのつながり状況を示す情報も表示されている。そして、ユーザが保存した選択済情報がリストとして表示されている。
リストは自動分類されており、例えば、
図11に示すように、「新オープンスポット」「リーズナブルなスポット」・・・「おすすめの観葉植物」等のジャンルに分類されている。
なお、これらの画面上の配置、構成、優先して表示させる内容等はユーザが任意に編集することができる。例えば、独自のお気に入りリスト等を編集することができる。
また、同じ情報を保存している他のユーザの情報を優先的に表示することにより、趣味嗜好が共通するユーザを見つけやすくすることもできる。
【0060】
<その他の機能>
以下、情報提供システムSが備えるその他の機能について、説明する。
本実施形態の情報提供システムSは、ユーザの所望する情報を簡単に見つけることができ、且つ、それらの情報を見易く表示すると共にユーザ独自にカスタマイズすることができるようにし、ユーザの満足度や利便性を向上するために、以下の機能も備えている。
【0061】
SNS連携ログイン機能として、ユーザが会員登録する際に外部SNSのログイン連携を行うことにより、情報提供システムS上でパスワードを入力せずにログインすることもできる。
会員設定機能として、ログイン済みのユーザが、アカウント設定画面で、自分のユーザ名、プロフィール画像、紹介文を登録・変更することができる。
【0062】
クリップ記事一覧機能として、他のユーザのマイページのクリップ記事タブをクリックすることにより、対象ユーザのクリップ済みの記事等を一覧表示することができる。他のユーザのマイページの行ったスポット・行きたいスポットタブをクリックすることにより、対象ユーザの行った・行きたい登録済みのスポットを一覧表示することができる。一覧に表示したスポットをクリックすることにより、該当スポット情報を表示するスポット詳細画面に遷移することができる。
また、ユーザ自身の行きたいスポット一覧に対しては、登録解除、行ったスポットへの変更、フォルダに入れる、の各アクションを行うことができる。ユーザ自身の行ったスポット一覧に対しては、登録解除、行きたいスポットへの変更、フォルダに入れる、の各アクションを行うことができる。
さらに、他のユーザのスポット一覧に対し、行った・行きたいスポットへの登録がおこなえる。上記のアクションの際に、未ログインの場合はログイン又は会員登録に誘導する。マイページ内の行ったスポット・行きたいスポットタブには登録済みのスポット数を表示する。
【0063】
記事詳細表示機能として、各ページの記事一覧から記事を選択することで、記事詳細ページで記事の内容を表示することができる。SNSシェアボタンを使用して、記事詳細ページのURLを各種SNSでシェアすることができる。また、記事作成者の情報を閲覧することができ、その作成者が作成した記事一覧に遷移することができる。
記事の関連スポットに対して、スポット詳細画面に遷移し、内容を表示することができる。また、スポット検索画面に遷移して全スポットを地図上にマーカー表示できる。
記事に紐づくエリア・タグを選択して、記事一覧ページに遷移し、該当エリア・タグの記事一覧を表示することができる。
スポンサード記事ついては、広告クライアント名を表示する。また、設定に応じて、記事詳細ページ内の広告枠およびレコメンデーション枠を非表示にする。なお、この設定については記事単位で設定することができる。
【0064】
記事検索機能として、各ページの検索フォームにテキスト入力することで記事及びタグを検索することができる。その際に、「すべて見る」リンクをクリックすることにより、該当テキストで記事を検索し、記事一覧ページで表示することができる。
また、記事詳細ページのこの記事を書いた人欄から記事一覧リンクをクリックすることにより、表示している記事を作成した人の記事を検索し、記事一覧ページで表示する。
記事一覧ページはロングスクロールを使用し、下部までスクロールすることで次ページを自動で読み込んで表示する。
【0065】
エリア別記事一覧機能として、トップページ、エリア一覧画面、記事詳細、各ページのピックアップエリアに表示されるエリア名をクリックすることで、該当エリア以下の記事を一覧表示することができる(下階層のエリアに紐づく記事も表示する。)。
【0066】
タグ別記事一覧機能として、ヘッダ、トップページ、タグ一覧、記事詳細、各ページのピックアップタグに表示されるタグ名をクリックすることで、該当タグ以下の記事を一覧表示することができる(下階層のタグに紐づく記事も表示する。)。対象となるタグに下階層のタグがある場合に、関連するタグとして全て一覧表示する(直下の階層のタグのみを表示する。)。各タグをクリックした際には、該当タグのタグ別記事一覧を表示する。
【0067】
ピックアップ記事一覧機能として、トップページの「ピックアップ」欄に、ピックアップフラグが設定された記事を設定された表示順で全件分のデータを表示する。「ピックアップ」欄はスライダーで1件のみが表示されるようにし、左右にスライドすることで全データを表示することができる。
【0068】
特集記事一覧機能として、トップページ、全記事一覧、エリア別記事一覧ページ、タグ別記事一覧ページの「おすすめ特集」欄に、特集フラグが設定された記事を表示する。「おすすめ特集」欄の「すべて見る」を表示した際に、特集フラグが設定された記事を記事一覧ページで表示する。特集記事一覧ページには、管理ツールで設定したリード分およびキービジュアル画像を表示する。
【0069】
全記事一覧機能として、トップページに新着記事の一覧を更新日時の降順に数件表示し、クリックすることで記事詳細ページに遷移し、該当記事の内容を表示する。また、「記事をすべて見る」をクリックすることで、全記事一覧ページを表示する。
【0070】
スポット詳細表示機能として、各ページのスポット一覧からスポットを選択することで、スポット詳細ページでスポット情報の内容を表示することができる。
スポット詳細ページでは、選択されたスポットの情報を他のデータベースから取得して表示する。表示対象となるデータは、観光、温泉、イベント等の種別に関連するテーブル群から取得する。表示内容についても、観光、温泉、イベント等の種別によって表示する項目を切り替える。
スポット詳細ページでは、対象スポット情報の位置情報を元に、地図を表示し、スポットの位置を地図上にマーカーで表示する。ユーザは対象スポットに対して、行った・行きたい登録をおこなうことができる。
スポット詳細ページには、他のデータベースの情報種別ごとの親子情報テーブル以下のルールで関連するスポット一覧を表示する。すなわち、子スポットが存在する場合、子スポットを全て表示する。一方、子スポットが存在しない場合、親スポット及びその子スポット(兄弟スポット)を全て表示する。
スポット詳細ページには、対象スポット情報に関連する「クーポン」「商材誘導枠」(電子チケット、レストラン、宿泊等)を所定のルールに基づいて表示し、クリックすることで外部サイトに遷移できるようにする。
【0071】
行った・行きたい登録機能として、ユーザは、記事詳細ページの関連スポット、スポット詳細ページ、マイページの行ったスポット・行きたいスポット・おすすめスポットの一覧から、スポットを選んで行った・行きたい登録を行い、自分の行ったスポット・行きたいスポットに追加することができる。行った・行きたいスポットに登録したスポットは、マイページの行ったスポット・行きたいスポットページから参照・削除することができる。なお、個々のスポットに対して、行った・行きたいはどちらかにだけを登録できることとし、両方には登録することはできない。
【0072】
スポット検索機能として、各ページの検索フォームにテキスト入力することでスポットを検索できる。またその際に、「すべて見る」リンクをクリックすることで、該当テキストでスポットを検索し、スポット検索結果一覧ページで表示することができる。
また、スポット詳細に表示されているエリア名をクリックすることで、クリックしたエリアおよびその下位階層のエリアに紐づくスポット情報をスポット検索結果一覧ページで表示する。
スポット検索については、既存の外部サイトのスポット検索機能を維持することもでき、外部サイトから遷移することもできる。検索パラメータについても、既存の検索機能を踏襲してもよい。
スポット検索結果一覧ページページは数件ごと(例えば20件ごと)でページング表示し、次ページ・前ページリンクをクリックすることで表示内容を切り替える。
【0073】
スポット一覧地図表示機能として、ヘッダの「現在地からスポットを探す」をクリックした際に、現在地の位置情報を取得し、半径数m以内のスポット(観光スポット、イベント、温泉等)全件を地図上にマーカーで表示する。
また、記事詳細の「地図で表示」クリック時に、対象記事情報の関連スポットを地図上にマーカーで表示する。その際の中心座標・ズームレベルは該当スポットがすべて表示されるようにする。
地図上に表示したマーカーをクリックすることで、スポット情報を画面下に表示し、クリックすることでスポット詳細画面を表示する。スポット情報としては、スポット種別・スポット画像・ジャンル名・スポット名・住所を表示する。
【0074】
商材誘導枠表示機能として、スポット詳細ページに、クーポン、電子チケット、宿泊予約等の商材データを表示し、各サイトへのリンクにより遷移できるようにする。
【0075】
エリア一覧機能として、トップページの「エリアから探す」枠に、「方面」の一覧を表示し、クリックすることでエリア別記事一覧ページに遷移する。また、「エリアから探す」リンク自体をクリックすることで、エリア一覧画面を表示する。
エリア一覧画面では、「方面」および各方面の「都道府県」を一覧表示する。それぞれの名称をクリックすることで、該当エリアのエリア別記事一覧ページに遷移する。
【0076】
タグ機能として、任意の文字列をキーワードタグとして登録し、記事と紐づけることで、記事をカテゴリー分けして管理できるようにする。また、タグ同士に親子関係を持たせることで階層的に管理できるようにする。このとき、親タグを設定していない第一階層のタグをトップタグ(トップカテゴリー)とする。
【0077】
タグ一覧機能として、ヘッダに第一階層のタグを全て表示し、クリックすることでタグ別記事一覧ページに遷移して、該当タグに紐づく記事を表示する。
トップページの人気おすすめタグ欄で「すべて見る」をクリックすることで、タグ一覧ページに遷移する。タグ一覧ページでは、第一階層および第二階層のタグを全て表示し、クリックすることでタグ別記事一覧ページに遷移して、該当タグに紐づく記事を表示する。
【0078】
おすすめタグ一覧機能として、トップページ、記事詳細・記事一覧の人気おすすめタグ欄に、管理機能のおすすめタグ・エリア管理でおすすめ設定したタグを一覧表示する。クリックすることでタグ別記事一覧ページに遷移して、該当タグに紐づく記事を表示する。
検索結果ページの人気おすすめタグ欄には、上記に加えて、おすすめ設定したエリアも表示する。エリアをクリックした際には該当エリアのエリア別記事一覧に遷移して、該当エリアに紐づく記事を表示する。
【0079】
検索結果表示機能として、各ページのヘッダの検索フォームにテキスト入力することで記事・スポット・タグを検索できる。検索結果は「記事」「スポット」「タグ」別にタブ表示し、それぞれのタブに一覧表示する。タブ下部にはすべて見るリンクを表示し、入力文字列を検索条件として引き継いだ状態で、記事およびタグについては記事検索結果ページに、スポットについてはスポット検索結果ページに遷移する。
【0080】
上記の実施形態には、主として本発明の情報提供装置及び情報提供方法について説明した。
ただし、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。すなわち、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。