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特開2019-191659情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2019-191659(P2019-191659A)
(43)【公開日】2019年10月31日
(54)【発明の名称】情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06F 16/00 20190101AFI20191004BHJP
   G06F 16/30 20190101ALI20191004BHJP
   G06F 13/00 20060101ALI20191004BHJP
【FI】
   G06F17/30 340A
   G06F17/30 170A
   G06F13/00 560A
【審査請求】未請求
【請求項の数】14
【出願形態】OL
【全頁数】25
(21)【出願番号】特願2018-80147(P2018-80147)
(22)【出願日】2018年4月18日
(71)【出願人】
【識別番号】500257300
【氏名又は名称】ヤフー株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】特許業務法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】小林 隼人
(72)【発明者】
【氏名】村尾 一真
(72)【発明者】
【氏名】増山 毅司
(72)【発明者】
【氏名】田渕 義宗
(72)【発明者】
【氏名】沼田 雅志
(72)【発明者】
【氏名】仲辻 正幸
(72)【発明者】
【氏名】後藤 拓実
【テーマコード(参考)】
5B084
【Fターム(参考)】
5B084AA01
5B084AA02
5B084AA17
5B084AA26
5B084AA30
5B084AB06
5B084AB11
5B084AB20
5B084AB30
5B084AB31
5B084AB32
5B084AB39
5B084BB01
5B084BB15
5B084CC07
5B084CC09
5B084CC14
5B084CD02
5B084CD12
5B084CD22
5B084CD26
5B084CE02
5B084CE12
5B084DB02
5B084DC02
5B084DC27
5B084EA22
5B084EA24
(57)【要約】      (修正有)
【課題】複数のコメントの中から良質なコメントを選択できるようにする情報処理装置を提供する。
【解決手段】情報処理装置は情報処理サーバ10の制御部13において、第1のコンテンツに対する複数のコメントそれぞれの評価情報を取得する取得部131と、記憶部12に格納された評価情報を更新する更新部132と、複数のコメントそれぞれの悪意度を判別する判別部133と、評価情報と複数のコメントそれぞれの閲覧回数とに基づき、複数のコメントの中から、所定のコンテンツに配置する所定数のコメントを選択する選択部134と、選択部134が選択した所定数のコメントを含む所定のコンテンツを生成する生成部135と、所定のコンテンツを端末装置に送信する送信部136と、を備える。
【選択図】図6
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1のコンテンツに対する複数のコメントそれぞれの評価情報を取得する取得部と、
前記評価情報と前記複数のコメントそれぞれの閲覧回数とに基づき、前記複数のコメントの中から、所定のコンテンツに配置する所定数のコメントを選択する選択部と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記選択部は、前記評価情報と前記閲覧回数とに基づき前記複数のコメントそれぞれのスコアを算出し、前記スコアが高い順に前記所定数のコメントを選択する、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記取得部は、前記第1のコンテンツとは異なる第2のコンテンツに対してなされたコメントの中から、前記第1のコンテンツに対してなされた所定のコメントに類似する類似コメントの評価情報を取得し、
前記選択部は、前記所定のコメントの評価情報及び閲覧回数と、前記類似コメントの評価情報と、に基づき、前記所定のコメントの前記スコアを算出する、
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記選択部は、前記評価情報に基づく値であって前記コメントの表示価値の高さを示す第1の値と、前記閲覧回数に基づく値であって前記コメントの閲覧回数の少なさによる前記第1の値の不確かさを示す第2の値と、に基づく前記スコアを算出し、前記スコアが高い順に前記所定数のコメントを選択する、
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記選択部は、前記閲覧回数の逆数を前記第2の値として前記スコアを算出する、
ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記取得部は、前記評価情報として、前記複数のコメントそれぞれに付された肯定的評価の数を取得し、
前記選択部は、前記肯定的評価の数に基づく値を前記第1の値として前記スコアを算出する、
ことを特徴とする請求項4又は5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記取得部は、前記評価情報として、前記複数のコメントそれぞれに付された肯定的評価の数と、記複数のコメントそれぞれに付された否定的評価の数と、を取得し、
前記選択部は、前記肯定的評価の数と否定的評価の数とに基づく値を前記第1の値として前記スコアを算出する、
ことを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記取得部は、前記評価情報として、前記複数のコメントそれぞれに対する返信数を取得し、
前記選択部は、前記返信数に基づく値を前記第1の値として前記スコアを算出する、
ことを特徴とする請求項4〜7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項9】
複数のコメントそれぞれの悪意度を判別する判別部、を備え、
前記選択部は、前記評価情報と前記閲覧回数と前記悪意度とに基づき、前記複数のコメントの中から、前記所定のコンテンツに配置する所定数のコメントを選択する、
ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記取得部は、前記評価情報として、前記複数のコメントそれぞれに付された評価の数を取得するとともに、該評価を行ったユーザの属性情報を取得し、
前記選択部は、前記評価の数と前記閲覧回数と前記属性情報とに基づき、前記複数のコメントの中から、前記所定のコンテンツに配置する所定数のコメントを選択する、
ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項11】
記憶部に格納された前記評価情報を更新する更新部、を備え、
前記取得部は、前記記憶部から前記複数のコメントそれぞれの前記評価情報を取得し、
前記更新部は、前記所定数のコメントの中の1又は複数のコメントに対するユーザの反応情報に基づき前記記憶部に格納された前記評価情報を更新する、
ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項12】
前記所定のコンテンツには、前記所定数のコメント以外のコメントを表示するための操作手段が配置されており、
前記記憶部には、前記複数のコメントそれぞれの前記閲覧回数の情報が格納されており、
前記更新部は、前記所定のコンテンツ上の前記操作手段が操作された場合には、前記所定のコンテンツに配置された前記所定数のコメントの前記閲覧回数の情報を全て更新する、
ことを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
【請求項13】
情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
第1のコンテンツに対する複数のコメントそれぞれの評価情報を取得する取得工程と、
前記評価情報と前記複数のコメントそれぞれの閲覧回数とに基づき、前記複数のコメントの中から、所定のコンテンツに配置する所定数のコメントを選択する選択工程と、
を含むことを特徴とする情報処理方法。
【請求項14】
第1のコンテンツに対する複数のコメントそれぞれの評価情報を取得する取得手順と、
前記評価情報と前記複数のコメントそれぞれの閲覧回数とに基づき、前記複数のコメントの中から、所定のコンテンツに配置する所定数のコメントを選択する選択手順と、
をコンピュータに実行させるための情報処理プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
ネットワークを使用したサービスが活発に行われている。近年、EC(Electronic Commerce)サイトやポータルサイトでは、所定の対象(例えば、商品や記事等)に対してユーザがコメントの投稿を行うことが可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2013−205875号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
多くのコメントを集めるコンテンツ(例えば、注目を集めている事件の記事)が存在する。このようなコンテンツをユーザに配信する場合、情報処理装置(例えば、記事を配信するサーバ)は、多くのコメントの中から一部のコメントを選択してユーザに提示する。この場合、情報処理装置は、ユーザに提示するコメントとして良質なコメントを選択することが望ましい。しかしながら、複数のコメントの中から良質なコメントを選択するのは容易なことではない。
【0005】
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、複数のコメントの中から良質なコメントを選択できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願に係る情報処理装置は、第1のコンテンツに対する複数のコメントそれぞれの評価情報を取得する取得部と、評価情報と複数のコメントそれぞれの閲覧回数とに基づき、複数のコメントの中から、所定のコンテンツに配置する所定数のコメントを選択する選択部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
実施形態の一態様によれば、複数のコメントの中から良質なコメントを選択できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1図1は、実施形態に係る情報処理システムの動作を示す図である。
図2図2は、実施形態に係る端末装置にコンテンツが表示された様子を示す図である。
図3図3は、コメント情報データベースに格納される情報の一例を示す図である。
図4図4は、スコア情報データベースに格納される情報の一例を示す図である。
図5図5は、選択されたコメントが端末装置に表示された様子を示す図である。
図6図6は、実施形態に係る情報処理サーバの構成例を示す図である。
図7図7は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。
図8図8は、情報送信処理の一例を示すフローチャートである。
図9図9は、情報処理サーバの機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
【0010】
〔1.情報処理装置の動作〕
最初に、情報処理装置の一例である情報処理サーバ10を備える情報処理システム1を例に、情報処理装置の動作を説明する。
【0011】
〔1−1.情報処理システムについて〕
図1は、実施形態に係る情報処理システム1の動作を示す図である。情報処理システム1は、情報処理サーバ10と、端末装置100〜100と、を備える。端末装置100はユーザU1が操作する端末装置であり、端末装置100はユーザU2が操作する端末装置である。なお、図1の例では、端末装置が2つしか示されていないが、端末装置は2つより少なくてもよいし、2つより多くてもよい。以下の説明では、端末装置100〜100等を総称して端末装置100と記載することがある。
【0012】
情報処理サーバ10は、クライアント端末に対して各種サービスを提供するサーバ用ホストコンピュータである。情報処理サーバ10は、端末装置100にコンテンツを配信する。例えば、情報処理サーバ10は、ポータルサイト、ゲーム情報配信サイト、ニュースサイト、オークションサイト、天気予報サイト、ショッピングサイト、ファイナンス(株価)サイト、路線検索サイト、地図提供サイト、旅行サイト、飲食店紹介サイト、掲示板サイト、ウェブブログなどに関連する情報がタイル状に配置されたコンテンツを端末装置100に配信する。
【0013】
端末装置100は、スマートフォンやタブレット等のスマートデバイスであり、3G(3rd Generation)やLTE(Long Term Evolution)等の無線通信網を介して任意のサーバ装置と通信を行うことができる携帯端末装置である。なお、端末装置100は、スマートデバイスのみならず、デスクトップPC(Personal Computer)やノートPC等の情報処理装置であってもよい。
【0014】
〔1−2.情報処理システムの動作〕
以下、情報処理システム1の動作について説明する。
【0015】
まず、情報処理サーバ10は、端末装置100(図1の例では端末装置100)からコンテンツの配信要求を受け付ける。コンテンツの配信要求を受け付けたら、情報処理サーバ10は、コンテンツの配信要求を行った端末装置100に対して、コンテンツを配信する。
【0016】
図2は、実施形態に係る端末装置100にコンテンツが表示された様子を示す図である。図2の状態D11の例では、端末装置100が備える表示装置(以下、画面ともいう。)に、複数のコンテンツが配置されたコンテンツC11が表示されている。コンテンツC11は、画像(例えば、静止画、動画)、テキスト情報(例えば、ニュース記事)等、複数のコンテンツがタイル状に配置された配置面の情報である。例えば、コンテンツC11は、端末装置100にインストールされたアプリケーション(以下、アプリという。)に表示する画面の情報である。なお、コンテンツC11は、端末装置100が備える記憶装置に予めインストールされたデータ(例えば、地図データ等のコンテンツデータ)に基づき生成されてもよい。また、コンテンツC11は、ページの情報(例えば、ウェブページの情報)であってもよい。
【0017】
本実施形態では、コンテンツC11はECサイトやポータルサイトのページであり、ページが発信対象とする情報を含むコンテンツC21(第1のコンテンツ)を含んでいる。コンテンツC21は、例えば、商品情報や記事である。図2の状態D11の例では、コンテンツC21は、ニュース記事となっている。また、コンテンツC21にはコメントを投稿可能であり、複数のコメントが投稿されている。コンテンツC11には複数のコメントの中から選択された所定数のコメントが表示されている。図2の状態D11の例では、コンテンツC11には、コンテンツC21に対する3つのコメントT11、T12、T13が表示されている。
【0018】
各コメントを表示するタイルには、コメントに対する返信の数やコメントに対する評価の情報が付されている。例えば、コメントT11を表示するタイルには、返信情報R11と評価情報E11が付されている。返信情報R11は、コメントT11に対する返信の数を示す。図2の状態D11の例では、返信情報R11として“返信:51”が表示されている。この例は、コメントT11に対して51件の返信がなされたことを示している。また、図2の状態D11の例では、評価情報E11として、肯定的評価を示す画像(親指を上向きに立てた手の画像)、否定的評価を示す画像(親指を下向きに立てた手の画像)、“121”、及び“8”が表示されている。この例は、コメントT11に対して121件の肯定的評価と8件の否定的評価がなされたことを示している。
【0019】
また、コメントT12を表示するタイルには、返信情報R12と評価情報E12が付されている。返信情報R12は、コメントT12に対して行われた返信の数を示す。図2の状態D11の例では、返信情報R12として“返信:43”が表示されている。この例は、コメントT12に対して43件の返信がなされたことを示している。また、図2の状態D11の例では、評価情報E12として、肯定的評価を示す画像、否定的評価を示す画像、“110”、及び“10”が表示されている。この例は、コメントT12に対して110件の肯定的評価と10件の否定的評価がなされたことを示している。
【0020】
また、コメントT13を表示するタイルには、返信情報R13と評価情報E13が付されている。返信情報R13は、コメントT13に対しする返信の数を示す。図2の状態D11の例では、返信情報R13として“返信:36”が表示されている。この例は、コメントT13に対して36件の返信がなされたことを示している。また、図2の状態D11の例では、評価情報E13として、肯定的評価を示す画像、否定的評価を示す画像、“103”、及び“12”が表示されている。この例は、コメントT13に対して103件の肯定的評価と12件の否定的評価がなされたことを示している。
【0021】
また、コンテンツC11には、コンテンツC21と共に表示された所定数のコメント以外のコメントを表示するためのボタン(操作手段)が配置されている。図2の状態D11の例では、この操作手段として、コンテンツC21に対する全てのコメントを表示するためのボタンB22が配置されている。ユーザがボタンB22を押すと、端末装置100は、情報処理サーバ10に対して、コンテンツC21に対する全てのコメントの配信を要求する。情報処理サーバ10は配信要求を受け取ると、コンテンツC21に対する全てのコメントが含まれるコンテンツ(或いは、全コメントを規定数(例えば10件)ずつ表示するためのコンテンツ)を配信する。
【0022】
また、コンテンツC11には、コンテンツC21(第1のコンテンツ)に対するコメントを投稿するためのコンテンツを表示するボタンB21が表示されている。ユーザがボタンB21を押すと、端末装置100は、情報処理サーバ10に対して、コンテンツC21に対するコメントを投稿するためのコンテンツの配信を要求する。以下の説明では、第1のコンテンツ(例えば、記事)に対するコメントを投稿するためのコンテンツ(例えば、アプリの画面やページ)のことをコメント投稿コンテンツという。情報処理サーバ10は、配信要求を受け取ると、コンテンツC21に対するコメント投稿コンテンツであるコンテンツC12を配信する。端末装置100は、コンテンツC12の配信を受けると、図2の状態D12に示すように、コンテンツC12を画面に表示する。
【0023】
コンテンツC12にはコメントを入力するためのテキストボックスTB1が含まれている。また、コンテンツC12にはテキストボックスTB1に入力されたコメントを所定のサイトに投稿するためのボタンB1が含まれている。ユーザがボタンB1を押すと、端末装置100はテキストボックスTB1に入力されたコメントを情報処理サーバ10に送信する(図1のステップS1)。このとき、端末装置100はコメント対象のコンテンツの識別情報とともにコメントを情報処理サーバ10に送信してもよい。図1の例ではコンテンツC21がコメント対象のコンテンツ(第1のコンテンツ)である。情報処理サーバ10はコメントを受信すると、受信したコメントをコメント情報データベースに登録する。
【0024】
コメント情報データベースには、第1のコンテンツ等のコンテンツ(例えば、ニュース記事)に対してなされたコメントの情報が格納されている。図3は、コメント情報データベースに格納される情報の一例を示す図である。コメント情報データベースには、「コンテンツ」、「コメント」、「評価情報」、及び「閲覧回数」といった項目を有する情報が登録される。
【0025】
「コンテンツ」は、端末装置100に配信されるコンテンツを示す。例えば、「コンテンツ」はコンテンツパートナー等から入稿されたコンテンツ(例えば、ニュース記事)を示す。なお、図3に示す例では、「コンテンツ」には「C21」、「C22」、「C23」といった概念的な情報が格納されているが、音声データ、画像データ、テキストデータ、ゲームデータ、ゲーム形式の広告データ等、コンテンツのデータそのものが格納されていてもよい。なお、「コンテンツ」には、各コンテンツのデータが所在するURL、または、これらの格納場所を示すファイルパス名などが格納されていてもよい。
【0026】
また、「コメント」は、「コンテンツ」で示されるコンテンツ(例えば、ニュース記事)に対する各ユーザのコメントを示す。なお、図3に示す例では、「コメント」には「T11」〜「T18」、「T21」、「T31」といった概念的な情報が格納されているが、テキストデータ、画像データ、音声データ等、コメントのデータそのものが格納されていてもよい。なお、「コメント」には、各コメントのデータが所在するURL、または、これらの格納場所を示すファイルパス名などが格納されていてもよい。
【0027】
また、「評価情報」は、「コメント」で示されるコメントに対する他のユーザからの評価を示す。情報処理サーバ10は、所定数のコメントの中の1又は複数のコメントに対するユーザの反応情報に基づき評価情報を更新する。反応情報は、例えば、端末装置100に表示されたGood/Bad等のボタンが押されたという情報や、ユーザがコメントに対して行った返信である。なお、反応情報は、上記に限られない。例えば、反応情報は星の数によるコメントへの評価の情報であってもよいし、 “1”、“2”、“3”等の数値によるコメントへの評価の情報であってもよい。また、反応情報は、“A”、“B”、“C”等のランクによるコメントへの評価の情報であってもよい。
【0028】
「評価情報」には、「Good」、「Bad」、及び「返信数」といった項目を有する情報が登録される。「Good」及び「Bad」は、コメントに対して他のユーザが行った評価の数を示す。「Good」は、コメントに対する肯定的評価の数を示し、「Bad」はコメントに対する否定的評価の数を示す。図3の例では、コメントT11に対して121件の肯定的評価と8件の否定的評価がなされたことが分かる。また、「返信数」は「コメント」で示されるコメントに対する返信数を示す。図3の例では、コメントT11に対して51件の返信がなされたことが分かる。
【0029】
「Good」、「Bad」、及び「返信数」のカウントは情報処理サーバ10が行う。例えば、図2の状態D11の例で、ユーザがコメントT11のタイル中のGoodボタンを押したとする。このとき、情報処理サーバ10は、コメントT11のGoodに1を加算する。また、ユーザがコメントT11のタイル中のBadボタンを押したとする。このとき、情報処理サーバ10は、コメントT11のBadに1を加算する。また、ユーザがコメントT11のタイル中の返信のリンクをタップし、コメントT11に対して返信コメントを投稿したとする。このとき、情報処理サーバ10は、コメントT11の返信数に1を加算する。
【0030】
「閲覧回数」は、「コメント」で示されるコメントがユーザに閲覧された回数を示す。閲覧回数は、例えば、該当コメントが端末装置100に表示された回数である。図3の例では、コメントT11が複数のユーザによって256回閲覧されたことを示す。閲覧回数のカウントは情報処理サーバ10が行う。例えば、情報処理サーバ10が図2の状態D11に示すコンテンツC11を複数の端末装置100の1つに送信したとする。このとき、情報処理サーバ10はコメントT11、T12、T13の3つの閲覧回数にそれぞれ1を加算(インクリメント)する。
【0031】
なお、情報処理サーバ10が閲覧回数を更新するタイミングは、端末装置100が該当のコメントを画面に表示したタイミングに限られない。例えば、情報処理サーバ10が閲覧回数を更新するタイミングは、端末装置100が該当コメントを画面に表示した後、ユーザが該当のコメントに関する所定の操作を行ったタイミングであってもよい。例えば、図2の状態D11の例で、ユーザが画面に表示された所定数のコメント(コメントT11、T12、T13)以外のコメントを表示するための操作手段(例えば、図2の状態D11に示すボタンB22)を押したとする。この場合、情報処理サーバ10は、ユーザが所定数のコメントをいずれも読んだものとして、コメントT11、T12、T13の閲覧回数をそれぞれインクリメントする。
【0032】
続いて、情報処理サーバ10は、端末装置100から第1のコンテンツを含む所定のコンテンツの配信要求を受け付ける(図1のステップS2)。なお、以下の説明では、第1のコンテンツ(例えば、コンテンツC21)を含む所定のコンテンツのことを「配信用コンテンツ」ということがある。また、以下の説明では、配信用コンテンツに配置される所定数のコメントのことを「配信用コメント」ということがある。また、以下の説明では、ユーザU2が操作する端末装置100から配信要求を受け付けたものとして説明する。情報処理サーバ10は、配信用コンテンツの配信要求を受け付けたら、第1のコンテンツに対する複数のコメントそれぞれのスコアを算出し、スコア情報データベースに登録する(ステップS3)。
【0033】
スコア情報データベースには、複数のコメントそれぞれのスコア等が格納されている。図4は、スコア情報データベースに格納される情報の一例を示す図である。スコア情報データベースには、「コンテンツ」、「コメント」、「順位」、「ヘイト度」、「スパム度」、及び「スコア」といった項目を有する情報が登録される。
【0034】
「順位」は、「コメント」で示されるコメントの「順位」を示す。「順位」は該当のコメントの評価情報に基づき情報処理サーバ10が判別したものであってもよい。例えば、情報処理サーバ10は、評価が高いコメントを高順位とする。例えば、情報処理サーバ10は、肯定的評価(例えば、Good)や返信数が多いコメントほど高順位とする。
【0035】
「ヘイト度」及び「スパム度」は、「コメント」で示されるコメントの悪意度である。悪意度は、コメントが悪意あるコメントである可能性の高さを示す値である。「ヘイト度」は、「コメント」で示されるコメントがヘイトである可能性の高さを示し、「スパム度」は、「コメント」で示されるコメントがスパムである可能性の高さを示す。情報処理サーバ10は、既知の様々な方法を使用して、ヘイト度やスパム度を算出可能である。例えば、情報処理サーバ10は、ヘイトやスパムでよく使用されるワードがコメント中にいくつ含まれるかにに基づいてヘイト度やスパム度を算出してもよい。
【0036】
「スコア」は、「コメント」で示されるコメントを配信用のコメントとして選択するか否かを判別するのに使用する値である。具体的には、「スコア」は、配信用コンテンツに「コメント」で示されるコメントを配置するか否かを判別するのに使用する値である。
【0037】
「スコア」は情報処理サーバ10によって算出される。例えば、スコアは図3に示す評価情報に基づき算出される。このとき、情報処理サーバ10は、Goodや返信数が多いコメントほど高いスコアとしてもよい。そして、情報処理サーバ10は、評価が高いコメント(例えば、Goodや返信数が多いコメント)から順に所定数のコメントを配信用コメントとして選択してもよい。例えば、ステップS2で、ユーザからコンテンツC21を含むコンテンツの配信を要求されたとする。そして、情報処理サーバ10が図3に示すコメント情報データベースを有しているとする。このとき、情報処理サーバ10は、コメントT11、T12、T13を配信用コメントとして選択する。
【0038】
なお、評価が高い順にコメントを選択したとしても、必ずしも良質なコメントが選択されるとは限らない。例えば、閲覧回数が多いコメントは多くの評価を得ているので高評価となり易い一方で、閲覧回数の少ないコメントはあまり評価を得ていないので高い評価とはなり難い。しかし、閲覧回数の少ないコメントの中に真に良質なコメントがないとは限らない。
【0039】
図3の例を使って具体的に説明する。図3の例では、コメントT11は今まで256回もユーザに閲覧されているので、121件ものGoodの評価を受けている。一方で、コメントT18はこれまで1回も閲覧されていないので、当然ながら、Goodの評価を1件も受けていない。仮に、情報処理サーバ10が、配信コメントとして、Goodの数が多い順に3つのコメントを選択するよう構成されていたとする。このとき、コメントT18は、例え良質なコメントであったとしても、配信用の3件のコメントに選択されることはない。すなわち、評価が高い順にコメントが選択される場合、早くに投稿されて早くに高い評価を得たコメントはその後も多くの評価を受ける機会(すなわち、ユーザに閲覧される機会)を得て更に高い評価となる一方、遅くに投稿されたコメントは例えそれが良質なコメントであったとしても、評価を得る機会(ユーザに閲覧される機会)が少ないので低い評価のまま維持されてしまう。その結果、情報処理サーバ10は、複数のコメントの中に真に良質なコメントがあるにも関わらず、その良質なコメントを選択できない。結果としてユーザはその良質なコメントを見る機会を逸してしまう。
【0040】
そこで、情報処理サーバ10は、複数のコメントの中に埋もれた良質なコメントを選択できるよう、Good等の評価情報のみならず、コメントの閲覧回数もスコアの算出に用いる。具体的には、情報処理サーバ10は、閲覧回数の少ないコメントが高いスコアとなるよう、複数のコメントそれぞれのスコアを算出する。そして、情報処理サーバ10は、スコアが高い順に所定数のコメントを配信用コメントとして選択する。これにより、閲覧回数の少ないコメントもユーザに閲覧される機会(すなわち、評価を得る機会)を得ることができるので、閲覧回数が少ないコメントであっても、良質なコメントであれば、高い評価を得ることができる。結果として、情報処理サーバ10は、真に良質なコメントを配信用コメントとして選択できるようになる。以下、情報処理サーバ10のスコアの算出方法について具体的に説明する。
【0041】
まず、情報処理サーバ10は、図3に示すコメント情報データベースから、第1のコンテンツ(例えば、コンテンツC21)に対する複数のコメントそれぞれの評価情報を取得する。さらに、情報処理サーバ10は、図3に示すコメント情報データベースから、第1のコンテンツに対する複数のコメントそれぞれの閲覧回数の情報を取得する。そして、情報処理サーバ10は、評価情報と閲覧回数とに基づき複数のコメントそれぞれのスコアを算出する。スコアの算出には様々な方法を使用可能である。例えば、情報処理サーバ10は、Goodの数や返信数等のユーザからの評価を期待報酬とみなした多腕バンディットアルゴリズムを使用してスコアを算出可能である。例えば、情報処理サーバ10は、以下の式(1)を使ってスコアを算出する。
【0042】
【数1】
【0043】
ここで、Vは、iで示されるコメントのスコアである。iは、コメントの識別情報である。例えば、情報処理サーバ10がコメントT11のスコアを算出するのであれば、iは、例えば“T11”である。
【0044】
また、rは、多腕バンディットアルゴリズムでいう期待報酬であり、本実施形態では、iで示されるコメントの表示価値(コメントの質)の高さを示す値(第1の値)である。本実施形態では、ユーザからの評価が高いほどそのコメントは表示価値(質)が高いものと推定する。本実施形態では、iで示されるコメントに対するユーザによる評価に基づく値をrとする。一例として、rは、iで示されるコメントが得た肯定的評価の数(例えば、Goodの数)である。iで示されるコメントが図3に示すコメントT11なのであれば、rは、例えば、121である。
【0045】
なお、rは、必ずしも肯定的評価の数そのものでなくてもよい。例えば、rは、iで示されるコメントへの肯定的評価の数に基づき算出された値であってもよい。例えば、rは、iで示されるコメントが得た肯定的評価の数と否定的評価の数との合計(例えば、Goodの数+Badの数)に対する肯定的評価の数(例えば、Goodの数)の割合であってもよい。例えば、iで示されるコメントが図3に示すコメントT11なのであれば、rは、0.938(=121/(121+8))である。勿論、rは上記に限られない。例えば、rは、Goodの数からBadの数を減じた値であってもよい。その他、rは、上記の値に定数を乗じた値であってもよい。
【0046】
また、rは、必ずしも肯定的評価の数に基づき算出された値でなくてもよい。例えば、iで示されるコメントへの返信数に基づく値であってもよい。iで示されるコメントが図3に示すコメントT11なのであれば、rは、例えば、51である。なお、rは、必ずしも返信数そのものでなくてもよい。例えば、rは、返信数と肯定的評価の数を所定の重みで加算した値であってもよい。勿論、rは、上記の値に更に定数を乗じた値であってもよい。
【0047】
また、nは、iで示されるコメントのこれまでの閲覧回数である。iで示されるコメントが図3に示すコメントT11なのであれば、nは、例えば256である。また、nは、配信対象のコンテンツ(第1のコンテンツ)に対してなされた全てのコメントの閲覧回数の合計である。例えば、第1のコンテンツが図3に示すコンテンツC21なのであれば、コンテンツC21に対してなされた全てのコメント(コメントT11〜T18等)の閲覧回数の合計(=256+252+251+52+…)である。Cは、式(1)の「√(2log(n)/n)」の部分の値がスコアに与える影響を示す定数である。Cの値が大きいほど、「√(2log(n)/n)」の部分の値がスコアに与える影響が大きくなる。Cの値は1であってもよいし、1以外の値であってもよい。なお、式(1)の右辺の第2項(C×√(2log(n)/n))は、閲覧回数の逆数に基づく値であり、閲覧回数が少ないほど大きな値となる。式(1)の場合、右辺の第2項に含まれる「1/n」がコメントの閲覧回数の少なさによる第1の値(例えば、r)の不確かさを示す値(第2の値)となる。
【0048】
式(1)を使用してスコアを算出した場合、ユーザからの評価が高いほど第1の値が大きくなるのでスコアVは大きな値となる。また、コメントの閲覧回数が少ないほど第2の値が大きくなるので、やはりスコアVは大きな値となる。閲覧回数が0回のコメントは、スコアVが非常に大きくなるので、例えすでに高評価を得ているコメントが他に存在していたとしても、配信用コメントとして選択され易い。ユーザから肯定的な評価を得られないコメントは、閲覧回数が増えるに従って徐々にスコアVが小さくなっていき、最終的に配信用コメントとして選択され難くなる。一方で、ユーザから肯定的な評価を多く得ることができる良質なコメントは、閲覧回数が増えるに従って徐々に第2の値が小さくなっていくものの、第1の値が徐々に大きくなるのでスコアVは大きな値で維持される。結果として、良質なコメントは配信用コメントとして選択され易くなる。
【0049】
第1のコンテンツに対する複数のコメントそれぞれのスコアの算出が完了したら、情報処理サーバ10は、算出したスコアをスコア情報データベースに登録する。
【0050】
続いて、情報処理サーバ10は、第1のコンテンツ(例えば、コンテンツC21)に対する複数のコメントそれぞれの評価情報と、第1のコンテンツに対する複数のコメントそれぞれの閲覧回数と、に基づき、複数のコメントの中から、配信用コンテンツに配置する所定数のコメントを選択する。例えば、情報処理サーバ10は、第1のコンテンツに対する複数のコメントの中から、スコアが高い順に所定数のコメントを配信用コメントとして選択する(図1のステップS4)。図1の例では、情報処理サーバ10は、図4に示した複数のコメント(コメントT11〜T18)の中からスコアが高い順に、3つのコメント(コメントT14、T16、T18)を配信用コメントH1として選択している。
【0051】
なお、情報処理サーバ10は、評価情報と閲覧回数とに加えて悪意度(例えば、ヘイト度及び/又はスパム度)を用いて複数のコメントの中から、所定のコンテンツに配置する所定数のコメントを選択してもよい。例えば、情報処理サーバ10は、複数のコメントの中から悪意度が一定値以上のコメントを排除する。そして、情報処理サーバ10は、悪意度が一定値以上のコメントが排除された複数のコメントの中から、スコアが高い順に所定数のコメントを選択する。
【0052】
悪意度に基づく配信コメントの選択は上記に限られない。例えば、情報処理サーバ10は、上記の式(1)の右辺に悪意度の低さを示す第3項を追加する。追加する第3項は例えば、悪意度の逆数(例えば、ヘイト度の逆数やスパム度の逆数)である。そして、情報処理サーバ10は、第3項を追加した式(1)を用いて複数のコメントそれぞれのスコアを算出する。そして、情報処理サーバ10は、複数のコメントの中からスコアが高い順に所定数のコメントを配信用コメントとして選択する。
【0053】
続いて、情報処理サーバ10は、ステップS4で選択した配信用コメント(図1の例であれば、コメントT14、T16、T18)を含む所定のコンテンツを生成する。そして、情報処理サーバ10は、生成した所定のコンテンツを端末装置100に配信する(図1のステップS5)。図5は、選択されたコメントが端末装置100に表示された様子を示す図である。図5の状態D21には、ニュース記事の見出しが複数配置されたコンテンツC13が表示された端末装置100が示されている。ユーザがコンテンツC13に表示された見出しM1をタップすると、情報処理サーバ10は、コンテンツC21を含むコンテンツC14を端末装置100に送信する。図5の状態D22には、コンテンツC14が表示された端末装置100が示されている。コンテンツC14には、情報処理サーバ10がスコアに基づき選択した配信用コメントH1(コメントT14、T16、T18)が含まれている。
【0054】
なお、コメントの表示順は必ずしもスコア順でなくてもよい。例えば、コメントの表示順は図4に示した順位順であってもよい。図5の状態D22の例では、3つのコメントT14、T16、T18は、図4に示した「順位」の順に並べられている。
【0055】
本実施形態によれば、情報処理サーバ10は、閲覧回数の少ないコメントも配信用コメントとして選択できるように、評価情報のみならず、コメントの閲覧回数もスコアの算出に用いている。そして、情報処理サーバ10は、スコアが高い順に所定数のコメントを配信用コメントとして選択している。これにより、閲覧回数の少ないコメントもユーザに閲覧される機会を得ることができるので、閲覧回数が少ないコメントであっても、良質なコメントであれば高い評価を得ることができる。結果として、情報処理サーバ10は、良質なコメントを配信用コメントとして選択できる。
【0056】
〔2.情報処理システムの構成例〕
以上、本実施形態の情報処理システム1の動作を述べたが、以下、本実施形態の情報処理装置の一例である情報処理サーバ10を備える情報処理システム1の構成を説明する。上述したように、情報処理システム1は、端末装置100と、情報処理サーバ10と、を備える。
【0057】
〔2−1.情報処理サーバの構成例〕
情報処理サーバ10は、端末装置100等のクライアントコンピュータからの要求を処理するサーバ用ホストコンピュータ(以下、単に「サーバ」という。)である。情報処理サーバ10は、PCサーバであってもよいし、ミッドレンジサーバであってもよいし、メインフレームサーバであってもよい。また、情報処理サーバ10は、1つのサーバにより構成されていてもよいし、協働して処理を実行する複数のサーバにより構成されていてもよい。情報処理サーバ10が複数のサーバで構成される場合、これらサーバの設置場所は離れていてもよい。設置場所が離れていたとしても、協働して処理を実行するのであれば、これらサーバは1つの情報処理装置(情報処理サーバ)とみなすことができる。
【0058】
上述したように、情報処理サーバ10は、端末装置100とネットワークを介して接続されている。ネットワークは、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、電話網(携帯電話網、固定電話網等)、地域IP(Internet Protocol)網、インターネット等の通信ネットワークである。ネットワークには、有線ネットワークが含まれていてもよいし、無線ネットワークが含まれていてもよい。
【0059】
図6は、実施形態に係る情報処理サーバ10の構成例を示す図である。情報処理サーバ10は、通信部11と、記憶部12と、制御部13と、を備える。なお、図6に示した構成は機能的な構成であり、ハードウェア構成はこれとは異なっていてもよい。
【0060】
通信部11は、外部の装置と通信する通信インタフェースである。通信部11は、ネットワークインタフェースであってもよいし、機器接続インタフェースであってもよい。例えば、通信部11は、NIC(Network Interface Card)等のLANインタフェースであってもよいし、USB(Universal Serial Bus)ホストコントローラ、USBポート等により構成されるUSBインタフェースであってもよい。また、通信部11は、有線インタフェースであってもよいし、無線インタフェースであってもよい。通信部11は、情報処理サーバ10の通信手段として機能する。通信部11は、制御部13の制御に従って端末装置100と通信する。
【0061】
記憶部12は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)、フラッシュメモリ、ハードディスク等のデータ読み書き可能な記憶装置である。記憶部12は、情報処理サーバ10の記憶手段として機能する。記憶部12は、コメント情報データベース121、及びスコア情報データベース122を記憶する。
【0062】
コメント情報データベース121には、各コンテンツに対して投稿されたコメントの情報が登録される。コメント情報データベース121は、図3に示したコメント情報データベースと同様である。
【0063】
スコア情報データベース122には、各コメントのスコアに関する情報が登録される。スコア情報データベース122に格納される情報は、図4に示したスコア情報データベースと同様である。
【0064】
制御部13は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等のプロセッサによって、情報処理サーバ10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAM等を作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部13は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されてもよい。
【0065】
制御部13は、図6に示すように、取得部131と、更新部132と、判別部133と、選択部134と、生成部135と、送信部136と、を備える。制御部13を構成するブロック(取得部131〜送信部136)はそれぞれ制御部13の機能を示す機能ブロックである。これら機能ブロックはソフトウェアブロックであってもよいし、ハードウェアブロックであってもよい。例えば、上述の機能ブロックが、それぞれ、ソフトウェア(マイクロプログラムを含む。)で実現される1つのソフトウェアモジュールであってもよいし、半導体チップ(ダイ)上の1つの回路ブロックであってもよい。勿論、各機能ブロックがそれぞれ1つのプロセッサ或いは1つの集積回路であってもよい。機能ブロックの構成方法は任意である。なお、制御部13は上述の機能ブロックとは異なる機能単位で構成されていてもよい。
【0066】
取得部131は、第1のコンテンツに対する複数のコメントそれぞれの評価情報を取得する。このとき、取得部131は、第1のコンテンツとは異なる第2のコンテンツに対してなされたコメントの中から、第1のコンテンツに対してなされた所定のコメントに類似する類似コメントの評価情報を取得してもよい。
【0067】
また、取得部131は、評価情報として、複数のコメントそれぞれに付された肯定的評価の数を取得してもよい。このとき、取得部131は、評価情報として、複数のコメントそれぞれに付された肯定的評価の数と、記複数のコメントそれぞれに付された否定的評価の数と、を取得してもよい。
【0068】
また、取得部131は、評価情報として、複数のコメントそれぞれに対する返信数を取得してもよい。また、取得部131は、評価情報として、複数のコメントそれぞれに付された評価の数を取得するとともに、該評価を行ったユーザの属性情報を取得してもよい。また、取得部131は、記憶部12から複数のコメントそれぞれの評価情報を取得してもよい。
【0069】
更新部132は、記憶部12に格納された評価情報を更新する。例えば、更新部132は、所定数のコメントの中の1又は複数のコメントに対するユーザの反応情報に基づき記憶部12に格納された評価情報を更新する。
【0070】
なお、所定のコンテンツには、所定数のコメント以外のコメントを表示するための操作手段が配置されていてもよい。また、記憶部12には、複数のコメントそれぞれの閲覧回数の情報が格納されていてもよい。そして、更新部132は、所定のコンテンツ上の操作手段が操作された場合には、所定のコンテンツに配置された所定数のコメントの閲覧回数の情報を全て更新してもよい。
【0071】
判別部133は、複数のコメントそれぞれの悪意度を判別する。
【0072】
選択部134は、評価情報と複数のコメントそれぞれの閲覧回数とに基づき、複数のコメントの中から、所定のコンテンツに配置する所定数のコメントを選択する。このとき、選択部134は、評価情報と閲覧回数とに基づき複数のコメントそれぞれのスコアを算出し、スコアが高い順に所定数のコメントを選択してもよい。また、選択部134は、所定のコメントの評価情報及び閲覧回数と、類似コメントの評価情報と、に基づき、所定のコメントのスコアを算出してもよい。
【0073】
また、選択部134は、評価情報に基づく値であってコメントの表示価値の高さを示す第1の値と、閲覧回数に基づく値であってコメントの閲覧回数の少なさを示す第2の値と、に基づくスコアを算出し、スコアが高い順に所定数のコメントを選択してもよい。このとき、選択部134は、閲覧回数の逆数を第2の値としてスコアを算出してもよい。また、選択部134は、肯定的評価の数に基づく値を第1の値としてスコアを算出してもよい。また、選択部134は、肯定的評価の数と否定的評価の数とに基づく値を第1の値としてスコアを算出する。また、選択部134は、返信数に基づく値を第1の値としてスコアを算出してもよい。
【0074】
また、選択部134は、評価情報と閲覧回数と悪意度とに基づき、複数のコメントの中から、所定のコンテンツに配置する所定数のコメントを選択してもよい。また、選択部134は、評価の数と閲覧回数と属性情報とに基づき、複数のコメントの中から、所定のコンテンツに配置する所定数のコメントを選択してもよい。
【0075】
生成部135は、選択部134が選択した所定数のコメントを含む所定のコンテンツ(例えば、図5に示すコンテンツC14)を生成する。
【0076】
送信部136は、選択部134が選択した所定数のコメントを含む所定のコンテンツを端末装置100に送信する。
【0077】
〔2−2.端末装置の構成例〕
次に、端末装置100の構成について説明する。端末装置100は、ユーザがコンテンツの閲覧に使用する情報表示装置である。端末装置100は、例えば、スマートフォン、タブレット、携帯電話等の通信端末である。通信機能を備えるのであれば、端末装置100は、パーソナルコンピュータ(ノートPC、デスクトップPC)、PDA(Personal Digital Assistant)等の情報処理端末であってもよい。この場合、情報処理端末も通信端末の一種である。端末装置100は、ネットワークを介して情報処理サーバ10と接続する。
【0078】
図7は、実施形態に係る端末装置100の構成例を示す図である。端末装置100は、通信部110と、入力部120と、記憶部130と、出力部140と、制御部150と、を備える。なお、図7に示した構成は機能的な構成であり、ハードウェア構成はこれとは異なっていてもよい。
【0079】
通信部110は、外部の装置と通信する通信インタフェースである。通信部110は、ネットワークインタフェースであってもよいし、機器接続インタフェースであってもよい。例えば、通信部110は、NIC等のLANインタフェースであってもよいし、USBホストコントローラ、USBポート等により構成されるUSBインタフェースであってもよい。また、通信部110は、有線インタフェースであってもよいし、無線インタフェースであってもよい。通信部110は、端末装置100の通信手段として機能する。通信部110は、制御部150の制御に従って情報処理サーバ10と通信する。
【0080】
入力部120は、外部から各種入力を受け付ける入力装置である。例えば、入力部120は、キーボードやマウスや操作キー等、ユーザが各種操作を行うための操作装置である。入力部120は、端末装置100の入力手段として機能する。なお、端末装置100にタッチパネルが採用される場合には、タッチパネルも入力部120に含まれる。この場合、ユーザは、指やスタイラスで画面をタッチすることにより各種操作を行う。
【0081】
記憶部130は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)、フラッシュメモリ、ハードディスク等のデータ読み書き可能な記憶装置である。記憶部130は、端末装置100の記憶手段として機能する。記憶部130は、アプリケーションのデータが格納されている。アプリケーションのデータは、ウェブブラウザのデータであってもよい。
【0082】
出力部140は、音、光、振動、画像等、外部に各種出力を行う装置である。出力部140は、端末装置100の出力手段として機能する。出力部140は、各種情報を表示する表示装置を備える。表示装置は、例えば、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイである。なお、端末装置100にタッチパネルが採用される場合には、表示装置(以下、画面という。)は入力部120と一体であってもよい。出力部140は、制御部150の制御に従って、画面に画像を表示する。
【0083】
制御部150は、コントローラであり、例えば、CPU、MPU等のプロセッサによって、端末装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAM等を作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部150は、コントローラであり、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現されてもよい。
【0084】
制御部150は、図7に示すように、表示部151と、表示制御部152と、を備える。制御部150を構成するブロック(表示部151と、表示制御部152)はそれぞれ制御部150の機能を示す機能ブロックである。これら機能ブロックはソフトウェアブロックであってもよいし、ハードウェアブロックであってもよい。例えば、上述の機能ブロックが、それぞれ、ソフトウェア(マイクロプログラムを含む。)で実現される1つのソフトウェアモジュールであってもよいし、半導体チップ(ダイ)上の1つの回路ブロックであってもよい。勿論、各機能ブロックがそれぞれ1つのプロセッサ或いは1つの集積回路であってもよい。機能ブロックの構成方法は任意である。なお、制御部150は上述の機能ブロックとは異なる機能単位で構成されていてもよい。
【0085】
表示部151は、情報処理サーバ10から送信された所定のコンテンツ(例えば、図5に示すコンテンツC14)を画面に表示する。
【0086】
表示制御部152は、情報処理サーバ10から送信された制御情報に従って画面に表示された所定のコンテンツの表示態様を変更する。
【0087】
〔3.情報処理サーバの処理フロー〕
次に、情報処理サーバ10が実行する処理の手順について説明する。図8は、情報送信処理の一例を示すフローチャートである。
【0088】
まず、情報処理サーバ10は、ユーザが操作する端末装置100から第1のコンテンツを含む所定のコンテンツ(例えば、コンテンツC21を含むコンテンツC12)の配信要求を受信したか判別する(ステップS11)。配信要求を受信していない場合(ステップS11:No)、情報処理サーバ10は、配信要求を受信するまでステップS11を繰り返す。
【0089】
配信要求を受信した場合(ステップS11:Yes)、情報処理サーバ10は、コメント情報データベース121からコメント情報を取得する(ステップS12)。情報処理サーバ10は、コメント情報から、第1のコンテンツに対する複数のコメントそれぞれの評価情報と、複数のコメントそれぞれの閲覧回数の情報と、を取得する(ステップS13)。
【0090】
そして、情報処理サーバ10は、第1のコンテンツに対する複数のコメントそれぞれの悪意度を判別する(ステップS14)。さらに、情報処理サーバ10は、評価情報と閲覧回数とに基づき複数のコメントそれぞれのスコアを算出する(ステップS15)。
【0091】
続いて、情報処理サーバ10は、評価情報と複数のコメントそれぞれの閲覧回数とに基づき、複数のコメントの中から、所定のコンテンツに配置する所定数のコメントを選択する(ステップS16)。このとき、情報処理サーバ10は、評価情報と閲覧回数と悪意度とに基づき、複数のコメントの中から、所定のコンテンツに配置する所定数のコメントを選択してもよい。
【0092】
続いて、情報処理サーバ10は、第1のコンテンツを含む所定のコンテンツであって、ステップS16で特定した所定数のコメントを含む所定のコンテンツ(例えば、図5に示すコンテンツC14)を生成する(ステップS17)。そして、情報処理サーバ10は、端末装置100に生成したコンテンツを送信する(ステップS18)。
【0093】
送信が完了したら、情報処理サーバ10は、ステップS11に戻り、端末装置100からコンテンツの配信要求を受信するまで待機する。
【0094】
〔4.変形例〕
上述の実施形態は一例を示したものであり、種々の変更及び応用が可能である。
【0095】
例えば、上述の実施形態では、情報処理サーバ10は、配信用コンテンツの選択にスコアを用いたが、必ずしも配信用コメントの選択にスコアを用いる必要はない。情報処理サーバ10は、配信用コメントとされる所定数のコメントのうちの一定数(例えば1つ)を複数のコメントの中からランダムに選択し、配信用コメントとされる他のコメントを評価情報に基づく順位順に選択してもよい。
【0096】
また、上述の実施形態では、情報処理サーバ10は、配信対象のコンテンツ(第1のコンテンツ)に対してなされたコメントの評価情報に基づいてスコアを算出した。しかしながら、情報処理サーバ10は、第1のコンテンツとは異なるコンテンツ(第2のコンテンツ)に対してなされたコメントの評価情報に基づいてスコアを算出してもよい。例えば、情報処理サーバ10は、第1のコンテンツ(例えば、図3に示すコンテンツC21)とは異なる第2のコンテンツ(例えば、図3に示すコンテンツC22)に対してなされた複数のコメントの中から、第1のコンテンツに対してなされた所定のコメント(例えば、コメントT11)に類似する類似コメント(例えば、コメントT21)の評価情報を取得する。そして、情報処理サーバ10は、所定のコメントの評価情報及び閲覧回数と、類似コメントの評価情報と、に基づき、所定のコメントのスコアを算出する。例えば、情報処理サーバ10は、上述の式(1)のrを、所定のコメントの評価情報(例えば肯定的評価の数)に基づく値と、類似コメントの評価情報(例えば肯定的評価の数)に基づく値の加算値としてスコアを算出する。
【0097】
なお、コメントが類似するか否かの判別には、様々な方法を使用可能である。例えば、情報処理サーバ10は、コメントの分散表現となるベクトルに基づいて類似コメントを判別可能である。例えば、情報処理サーバ10は、所定のエンベディング処理(例えば、Word Embedding)を使って第1のコンテンツに対してなされた所定のコメントをベクトルに変換する。同様に、情報処理サーバ10は、所定のエンベディング処理を使って第2のコンテンツに対してなされた複数のコメントをそれぞれベクトルに変換する。そして、情報処理サーバ10は、第2のコンテンツに対してなされた複数のコメントのうち、所定のコメントのベクトルとのコサイン類似度が最も高いコメントを、所定のコメントに類似するコメントとして選択する。
【0098】
また、上述の実施形態では、情報処理サーバ10は、評価情報や表示回数の情報を取得するよう構成されていたが、コメントに対して評価(肯定的評価、否定的評価、返信等)を行ったユーザの属性情報(例えば、性別、年代等)を取得するよう構成されていてもよい。このとき、情報処理サーバ10は、コメントに対する評価の数と、コメントの閲覧回数と、評価を行ったユーザの属性情報と、に基づき、複数のコメントの中から、配信用コンテンツに配置する所定数のコメントを選択してもよい。例えば、情報処理サーバ10は、スコアに算出にあたって、コンテンツの配信要求を行ったユーザの属性と同一属性のユーザ(例えば、性別と年代が同一のユーザ)が行った評価のウェイトを高くする。或いは、情報処理サーバ10は、スコアに算出にあたって、コンテンツの配信要求を行ったユーザの属性に近い属性のユーザ(例えば、年代が近いユーザ)の評価ほどウェイトを高くする。そして、情報処理サーバ10は、算出したスコアに基づき、複数のコメントの中から、所定のコンテンツに配置する所定数のコメントを選択する。
【0099】
なお、属性情報は、例えば、デモグラフィック情報やサイコグラフィック情報である。具体例を挙げると、ユーザ属性情報は、ユーザの性別、年齢、職業、収入、資産、住所、勤務先の住所、使用言語数、家族構成、友人関係、ライフサイクル、価値観、ライフスタイル、性格、好み、及びこれらの変化の情報である。また、ユーザ属性情報には、ユーザの検索履歴やサービス利用履歴が含まれていてもよい。勿論、ユーザ属性情報は上記の情報に限定されない。
【0100】
また、上述の実施形態では、情報処理サーバ10は、コメントの悪意度の基づきスコアを算出したが、悪意度の算出には、コメントに対して評価(肯定的評価、否定的評価、返信等)を行ったユーザの属性情報を使用することが可能である。例えば、情報処理サーバ10は、特定の属性(20代男性)から偏って多くの否定的評価を得ているコメントには低い悪意度を付与し、所定数以上の属性(例えば、男女問わず広い年代)から偏りなく多くの否定的評価を得ているコメントには高い悪意度を付与する。これにより、情報処理サーバ10は、悪意度の精度を高めることができる。
【0101】
また、情報処理サーバ10は、コメントを行ったユーザの属性情報を取得するよう構成されていてもよい。そして、情報処理サーバ10は、所定数のコメントの属性が分散されるよう配信用コメントを選択する。情報処理サーバ10は、所定数のコメントの属性が全て異なる属性のユーザのコメントとなるよう配信用コメントを選択する。これにより、ユーザは多様なユーザのコメント見ることができる。
【0102】
また、上述の実施形態では、肯定的評価は“Good”であるものとしたが、肯定的評価は“Good”に限られず、例えば、“いいね”であってもよい。その他、肯定的評価は“Good”や“いいね”以外の、肯定、支持、推奨、或いは好感等を示す評価であってもよい。また、上述の実施形態では、否定的評価は“Bad”であるものとしたが、否定的評価は、例えば、“ヤダネ”であってもよい。その他、否定的評価は“Bad”や“ヤダネ”以外の、否定、反対、或いは嫌悪等を示す評価であってもよい。また、評価情報に含まれる評価は、肯定的評価と否定的評価に限られず、例えば、中立を示す評価(中立的評価)であってもよい。
【0103】
また、評価情報に含まれる評価は、肯定的評価、否定的評価、中立的評価、返信数に限られない。例えば、評価情報に含まれる評価は、星の数による評価であってもよい。また、評価情報に含まれる評価は、“1”、“2”、“3”等の数値による評価であってもよいし、“A”、“B”、“C”等のランクによる評価であってもよい。
【0104】
本実施形態の情報処理サーバ10を制御する制御装置は、専用のコンピュータシステムによって実現してもよいし、通常のコンピュータシステムにより実現してもよい。例えば、上述の動作を実行するためのプログラムを、光ディスク、半導体メモリ、磁気テープ、フレキシブルディスク等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、該プログラムまたはデータをコンピュータにインストールし、上述の処理を実行することによって制御装置を構成してもよい。制御装置は、情報処理サーバ10の外部の装置(例えば、パーソナルコンピュータ)であってもよいし、内部の装置(例えば、制御部13)であってもよい。また、上記プログラムをインターネット等のネットワーク上のサーバ装置が備えるディスク装置に格納しておき、コンピュータにダウンロード等できるようにしてもよい。また、上述の機能を、OS(Operating System)とアプリケーションソフトとの協働により実現してもよい。この場合には、OS以外の部分を媒体に格納して配布してもよいし、OS以外の部分をサーバ装置に格納しておき、コンピュータにダウンロード等できるようにしてもよい。
【0105】
また、上記各実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
【0106】
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
【0107】
また、上述してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
【0108】
〔5.ハードウェア構成〕
実施形態及び変形例に係る情報処理サーバ10は、例えば図9に示すような構成のコンピュータ1000によっても実現可能である。図9は、情報処理サーバ10の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU(Central Processing Unit)1100、RAM1200、ROM1300、HDD(Hard Disk Drive)1400、通信インタフェース(I/F)1500、入出力インタフェース(I/F)1600、及びメディアインタフェース(I/F)1700を有する。
【0109】
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
【0110】
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インタフェース1500は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータをネットワークNを介して他の機器へ送信する。
【0111】
CPU1100は、入出力インタフェース1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インタフェース1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インタフェース1600を介して出力装置へ出力する。
【0112】
メディアインタフェース1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインタフェース1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
【0113】
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る情報処理サーバ10として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムまたはデータ(例えば、モデルM)に基づいた処理を実行することにより、制御部13を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムまたはデータ(例えば、モデルM)を記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークNを介してこれらのプログラムまたはデータ(例えば、モデルM)を取得してもよい。
【0114】
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の行に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
【0115】
〔6.効果〕
本実施形態によれば、情報処理サーバ10は、第1のコンテンツに対する複数のコメントそれぞれの評価情報を取得する。そして、情報処理サーバ10は、評価情報と複数のコメントそれぞれの閲覧回数とに基づき、複数のコメントの中から、所定のコンテンツに配置する所定数のコメントを選択する。これにより、閲覧回数の少ないコメントもユーザに閲覧される機会を得ることができるので、閲覧回数が少ないコメントであっても、良質なコメントであれば高い評価を得ることができる。結果として、情報処理サーバ10は、良質なコメントを配信用コメントとして選択できる。
【0116】
情報処理サーバ10は、評価情報と閲覧回数とに基づき複数のコメントそれぞれのスコアを算出し、スコアが高い順に所定数のコメントを選択する。これにより、閲覧回数の少ないコメントもユーザに閲覧される機会を得ることができるので、閲覧回数が少ないコメントであっても、良質なコメントであれば高い評価を得ることができる。結果として、情報処理サーバ10は、良質なコメントを配信用コメントとして選択できる。
【0117】
情報処理サーバ10は、第1のコンテンツとは異なる第2のコンテンツに対してなされたコメントの中から、第1のコンテンツに対してなされた所定のコメントに類似する類似コメントの評価情報を取得する。そして、情報処理サーバ10は、所定のコメントの評価情報及び閲覧回数と、類似コメントの評価情報と、に基づき、所定のコメントのスコアを算出する。これにより、情報処理サーバ10は、閲覧回数が少ないコメントであっても、類似コメントが得た評価に基づき表示価値を特定できる。結果として、情報処理サーバ10は、良質なコメントを配信用コメントとして選択できる。
【0118】
情報処理サーバ10は、評価情報に基づく値であってコメントの表示価値の高さを示す第1の値と、閲覧回数に基づく値であってコメントの閲覧回数の少なさを示す第2の値と、に基づくスコアを算出し、スコアが高い順に所定数のコメントを選択する。これにより、情報処理サーバ10は、良質なコメントを配信用コメントとして選択できる。
【0119】
情報処理サーバ10は、閲覧回数の逆数を第2の値としてスコアを算出する。これにより、情報処理サーバ10は、良質なコメントを配信用コメントとして選択できる。
【0120】
情報処理サーバ10は、評価情報として、複数のコメントそれぞれに付された肯定的評価の数を取得する。そして、情報処理サーバ10は、肯定的評価の数に基づく値を第1の値としてスコアを算出する。これにより、情報処理サーバ10は、ユーザから肯定的評価を得やすい良質なコメントを配信用コメントとして選択できる。
【0121】
情報処理サーバ10は、評価情報として、複数のコメントそれぞれに付された肯定的評価の数と、記複数のコメントそれぞれに付された否定的評価の数と、を取得する。そして、情報処理サーバ10は、肯定的評価の数と否定的評価の数とに基づく値を第1の値としてスコアを算出する。これにより、情報処理サーバ10は、ユーザから肯定的評価を得やすい良質なコメントを配信用コメントとして選択できる。
【0122】
情報処理サーバ10は、評価情報として、複数のコメントそれぞれに対する返信数を取得する。そして、情報処理サーバ10は、返信数に基づく値を第1の値としてスコアを算出する。これにより、情報処理サーバ10は、ユーザから返信を得やすい良質なコメントを配信用コメントとして選択できる。
【0123】
情報処理サーバ10は、複数のコメントそれぞれの悪意度を判別する。そして、情報処理サーバ10は、評価情報と閲覧回数と悪意度とに基づき、複数のコメントの中から、所定のコンテンツに配置する所定数のコメントを選択する。これにより、情報処理サーバ10は、悪意あるコメントが配信用コメントとして選択されないようにすることができる。結果として、情報処理サーバ10は、良質なコメントを配信用コメントとして選択できる。
【0124】
情報処理サーバ10は、評価情報として、複数のコメントそれぞれに付された評価の数を取得するとともに、該評価を行ったユーザの属性情報を取得する。そして、情報処理サーバ10は、評価の数と閲覧回数と属性情報とに基づき、複数のコメントの中から、所定のコンテンツに配置する所定数のコメントを選択する。これにより、情報処理サーバ10は、配信を受けるユーザにとって良質なコメントを配信用コメントとして選択できる。
【0125】
情報処理サーバ10は、記憶部12に格納された評価情報を更新する。また、情報処理サーバ10は、記憶部12から複数のコメントそれぞれの評価情報を取得する。このとき、情報処理サーバ10は、所定数のコメントの中の1又は複数のコメントに対するユーザの反応情報に基づき記憶部12に格納された評価情報を更新する。これにより、情報処理サーバ10は、良質なコメントを配信用コメントとして選択できる。
【0126】
所定のコンテンツには、所定数のコメント以外のコメントを表示するための操作手段が配置されている。また、記憶部12には、複数のコメントそれぞれの閲覧回数の情報が格納されている。情報処理サーバ10は、所定のコンテンツ上の操作手段が操作された場合には、所定のコンテンツに配置された所定数のコメントの閲覧回数の情報を全て更新する。これにより、情報処理サーバ10は、良質なコメントを配信用コメントとして選択できる。
【0127】
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
【0128】
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、特定部は、特定手段や特定回路に読み替えることができる。
【符号の説明】
【0129】
1…情報処理システム
10…情報処理サーバ
11、110…通信部
12、130…記憶部
121…コメント情報データベース
122…スコア情報データベース
13、150…制御部
131…取得部
132…更新部
133…判別部
134…選択部
135…生成部
136…送信部
100…端末装置
120…入力部
140…出力部
151…表示部
152…表示制御部
B1、B21、B22…ボタン
C11〜C14、C21…コンテンツ
H1…配信用コメント
M1…見出し
R11〜R13…返信情報
T11〜T14、T16、T18…コメント
TB1…テキストボックス
図1
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