特開2019-191746(P2019-191746A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ ヤフー株式会社の特許一覧
特開2019-191746提供装置、提供方法及び提供プログラム
<>
  • 特開2019191746-提供装置、提供方法及び提供プログラム 図000003
  • 特開2019191746-提供装置、提供方法及び提供プログラム 図000004
  • 特開2019191746-提供装置、提供方法及び提供プログラム 図000005
  • 特開2019191746-提供装置、提供方法及び提供プログラム 図000006
  • 特開2019191746-提供装置、提供方法及び提供プログラム 図000007
  • 特開2019191746-提供装置、提供方法及び提供プログラム 図000008
  • 特開2019191746-提供装置、提供方法及び提供プログラム 図000009
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2019-191746(P2019-191746A)
(43)【公開日】2019年10月31日
(54)【発明の名称】提供装置、提供方法及び提供プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/02 20120101AFI20191004BHJP
【FI】
   G06Q30/02 300
【審査請求】有
【請求項の数】16
【出願形態】OL
【全頁数】21
(21)【出願番号】特願2018-81520(P2018-81520)
(22)【出願日】2018年4月20日
(71)【出願人】
【識別番号】500257300
【氏名又は名称】ヤフー株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】特許業務法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】清水 美晴
(72)【発明者】
【氏名】入山 高光
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049BB02
(57)【要約】
【課題】店舗に関する調査を効果的に実施すること。
【解決手段】本願に係る提供装置は、判定部と、提供部とを有する。判定部は、店舗を利用したユーザのユーザ情報が、かかるユーザを対象としてかかる店舗に関する調査を行うための調査条件を満たすか否かを判定する。提供部は、判定部によってユーザ情報が調査条件を満たすと判定された場合に、ユーザによって利用される端末装置に、調査の調査項目に関連する調査項目情報を提供する。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
店舗を利用したユーザのユーザ情報が、当該ユーザを対象として当該店舗に関する調査を行うための調査条件を満たすか否かを判定する判定部と、
前記判定部によって前記ユーザ情報が前記調査条件を満たすと判定された場合に、前記ユーザによって利用される端末装置に、前記調査の調査項目に関連する調査項目情報を提供する提供部と、
を備えることを特徴とする提供装置。
【請求項2】
前記判定部は、
前記ユーザが前記店舗から退店した後の前記ユーザの行動を示す第1の行動情報である前記ユーザ情報が、前記調査条件を満たすか否かを判定する
ことを特徴とする請求項1に記載の提供装置。
【請求項3】
前記判定部は、
前記ユーザ情報が、前記ユーザが前記店舗から退店した後に前記ユーザが前記店舗と競合する競合店舗を利用したという条件である前記調査条件を満たすか否かを判定する
ことを特徴とする請求項2に記載の提供装置。
【請求項4】
前記判定部は、
前記ユーザが前記店舗に滞在している時の前記ユーザの行動を示す第2の行動情報である前記ユーザ情報が、前記調査条件を満たすか否かを判定する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の提供装置。
【請求項5】
前記判定部は、
前記ユーザ情報が、前記ユーザが前記店舗に滞在している時に前記ユーザが前記店舗と競合する競合店舗を検索したという条件である前記調査条件を満たすか否かを判定する
ことを特徴とする請求項4に記載の提供装置。
【請求項6】
前記判定部は、
前記ユーザ情報が、前記ユーザにより前記店舗へ支払われた金額が所定の金額を超えるという条件である前記調査条件を満たすか否かを判定する
ことを特徴とする請求項4又は5に記載の提供装置。
【請求項7】
前記判定部は、
前記ユーザが前記店舗に来店する前の前記ユーザの行動を示す第3の行動情報である前記ユーザ情報が、前記調査条件を満たすか否かを判定する
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の提供装置。
【請求項8】
前記判定部は、
前記ユーザ情報が、前記ユーザが前記店舗に来店する前に前記ユーザが前記店舗と競合する競合店舗を利用したという条件である前記調査条件を満たすか否かを判定する
ことを特徴とする請求項7に記載の提供装置。
【請求項9】
前記判定部は、
前記ユーザ情報が、前記店舗からの交通手段に関する条件、又は前記店舗への交通手段に関する条件である前記調査条件を満たすか否かを判定する
ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の提供装置。
【請求項10】
前記判定部は、
前記店舗に来店した履歴を示す来店履歴情報である前記ユーザ情報が、前記店舗への来店頻度に関する条件である前記調査条件を満たすか否かを判定する
ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の提供装置。
【請求項11】
前記判定部は、
商品又はサービスの購入履歴である前記ユーザ情報が、前記商品又はサービスに関連する購入条件である前記調査条件を満たすか否かを判定する
ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載の提供装置。
【請求項12】
前記提供部は、
前記調査項目情報を提供するタイミングを示すタイミング情報に基づいて、前記端末装置に前記調査項目情報を提供する
ことを特徴とする請求項1〜11のいずれか一つに記載の提供装置。
【請求項13】
前記調査の前記調査項目への回答を含む応答を前記端末装置から受信する受信部をさらに備え、
前記提供部は、
前記受信部によって前記応答が受信された場合に、前記端末装置に、前記店舗で使用可能なクーポンを提供する
ことを特徴とする請求項1〜12のいずれか一つに記載の提供装置。
【請求項14】
前記提供部は、
前記受信部によって受信された応答に含まれる前記回答から、前記ユーザの前記店舗に対する満足度を算出し、算出された満足度が所定の満足度よりも高い場合に、前記ユーザと共通する属性を有するユーザによって利用される端末装置に、前記店舗を推薦する推薦情報を提供する
ことを特徴とする請求項13に記載の提供装置。
【請求項15】
店舗を利用したユーザのユーザ情報が、当該ユーザを対象として当該店舗に関する調査を行うための調査条件を満たすか否かを判定する判定工程と、
前記判定工程によって前記ユーザ情報が前記調査条件を満たすと判定された場合に、前記ユーザによって利用される端末装置に、前記調査の調査項目に関連する調査項目情報を提供する提供工程と、
を含むことを特徴とする提供方法。
【請求項16】
店舗を利用したユーザのユーザ情報が、当該ユーザを対象として当該店舗に関する調査を行うための調査条件を満たすか否かを判定する判定手順と、
前記判定手順によって前記ユーザ情報が前記調査条件を満たすと判定された場合に、前記ユーザによって利用される端末装置に、前記調査の調査項目に関連する調査項目情報を提供する提供手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする提供プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、提供装置、提供方法及び提供プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
飲食店などの店舗は、様々なモニター調査サービスを使っている。例えば、店舗は、覆面調査等の調査サービスを使っている。しかし、モニター調査サービスのモニターは、事前にモニター募集がされてから店舗に行き、モニターが店舗に行ったずいぶん後になって、アンケートを受けるなどするため、調査結果の精度に限界があった。
【0003】
アンケートを受けるタイミングに関しては、アンケートをユーザに好適なタイミングで提示するアンケート実施システムが提案されている(特許文献1)。このアンケート実施システムでは、アンケート管理サーバが、ユーザの位置情報に基づいて、ユーザがアンケートに集中できるタイミング(例えば、場所、時間等)を推定し、推定されたタイミングで、アンケートをユーザに提示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2013−210917号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記の従来技術では、店舗に関する調査を効果的に実施することができるとは限らない。例えば、上記の従来技術では、店舗の店員が、ユーザに回答してもらいたいアンケートを、店舗に来店したユーザの外見や風貌を見て選択している。しかし、ユーザの外見や風貌からでは、ユーザの中から、店舗の店員が知りたい情報を提供することが期待されるユーザを効果的に選択することが困難である場合がある。したがって、上記の従来技術では、店舗に関する調査を効果的に実施することができるとは限らない。
【0006】
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、店舗に関する調査を効果的に実施することができる提供装置、提供方法及び提供プログラムを提供することを目的とする。
【0007】
本願に係る提供装置は、店舗を利用したユーザのユーザ情報が、当該ユーザを対象として当該店舗に関する調査を行うための調査条件を満たすか否かを判定する判定部と、前記判定部によって前記ユーザ情報が前記調査条件を満たすと判定された場合に、前記ユーザによって利用される端末装置に、前記調査の調査項目に関連する調査項目情報を提供する提供部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
実施形態の一態様によれば、店舗に関する調査を効果的に実施することできるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1図1は、実施形態に係るネットワークシステムの構成例を示す図である。
図2図2は、実施形態に係る提供処理の一例を示す図である。
図3図3は、実施形態に係る提供装置の構成例を示す図である。
図4図4は、実施形態に係るユーザ記憶部の一例を示す図である。
図5図5は、実施形態に係る調査情報記憶部の一例を示す図である。
図6図6は、実施形態に係る提供装置による提供処理手順を示すフローチャートである。
図7図7は、ハードウェア構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本願に係る提供装置、提供方法及び提供プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る提供装置、提供方法及び提供プログラムが限定されるものではない。また、各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0011】
〔1.ネットワークシステムの構成〕
まず、図1を参照して、実施形態に係るネットワークシステム1の構成について説明する。図1は、実施形態に係るネットワークシステム1の構成例を示す図である。図1に示すように、実施形態に係るネットワークシステム1には、端末装置10〜10と、提供装置100とが含まれる(nは任意の自然数)。本明細書では、端末装置10〜10を区別する必要がない場合は、端末装置10〜10を「端末装置10」と総称する。端末装置10および提供装置100は、それぞれネットワークNと有線又は無線により接続される。図1中では図示していないが、ネットワークシステム1は、複数台の提供装置100を含んでもよい。
【0012】
端末装置10は、ユーザによって利用される情報処理装置である。端末装置10は、スマートフォン、デスクトップ型PC(Personal Computer)、ノート型PC、タブレット型PC、PDA(Personal Digital Assistant)を含む、任意のタイプの情報処理装置であってもよい。
【0013】
提供装置100は、各種情報を端末装置10に提供するサーバ装置である。提供装置100は、ネットワークNを介して、有線又は無線により端末装置10と通信を行う。
【0014】
〔2.提供処理〕
次に、図2を参照して、実施形態に係る提供処理の一例について説明する。図2は、実施形態に係る提供処理の一例を示す図である。
【0015】
図2の例では、図1の端末装置10が、ユーザU1によって利用される。また、図1の端末装置10が、ユーザU2によって利用される。図2の例において、端末装置10および端末装置10は、スマートフォンとして示されている。
【0016】
図2の例では、公園PA1は、ユーザU1の現在位置CP1に対応する公園である。公園PA2は、ユーザU2の現在位置CP2に対応する公園である。
【0017】
図2の例では、店舗SH1は、ユーザU1の現在位置CP1およびユーザU2の現在位置CP2の周辺に位置するカフェである。店舗SH2は、カフェである。また、店舗SH2は、店舗SH1と競合する競合店舗である。店舗と競合する競合店舗とは、例えば、店舗の商品またはサービスと同種の商品またはサービスを提供する別の店舗である。店舗SH3は、店舗SH1と競合しないラーメン店である。
【0018】
図2の例では、店舗SH1と競合する店舗SH2は、マカロンで有名なカフェである。店舗SH1は、コーヒで有名なカフェである。ただし、店舗SH1のメニューにも、マカロンがある。
【0019】
はじめに、提供装置100は、地図アプリケーションを介して、ユーザが地図データ上の店舗にチェックインすることを可能にするチェックインサービスを、端末装置10に提供する。ユーザは、チェックインサービスにより、店舗までの経路を示す地図データを利用することができる。また、ユーザは、チェックインサービスにより、インセンティブ(例えば、店舗で利用可能なポイント)を受け取ることができる。例えば、ユーザが端末装置10を用いて店舗にチェックインした場合に、提供装置100は、インセンティブをユーザに提供することを決定する。
【0020】
一方、提供装置100は、チェックインサービスにより、ユーザが店舗にチェックインしたことを示すチェックイン情報を取得する。すなわち、提供装置100は、チェックインサービスにより、ユーザが来店した店舗の履歴を示す来店履歴情報を取得する。
【0021】
図2の例では、提供装置100は、地図アプリケーションMA1を介して、ユーザU1の現在位置CP1の周辺に位置する店舗にチェックインすることを可能にするチェックインサービスを、端末装置10に提供する。また、提供装置100は、地図アプリケーションMA2を介して、ユーザU2の現在位置CP2の周辺に位置する店舗にチェックインすることを可能にするチェックインサービスを、端末装置10に提供する。
【0022】
図2の例では、ユーザU1は、チェックインサービスの地図データを用いて、店舗SH1に行くと仮定する。また、ユーザU2も、チェックインサービスの地図データを用いて、店舗SH1に行くと仮定する。
【0023】
次いで、提供装置100は、ユーザが店舗にチェックインしたことを示すチェックイン情報を取得する。一例では、提供装置100は、店舗に設置されたビーコンを用いて、チェックイン情報を端末装置10から受信する。例えば、地図アプリケーションが端末装置10にインストールされている場合には、端末装置10は、店舗に設置されたビーコンが発信する信号を検知する。この場合、端末装置10は、チェックイン画面を表示することで、店舗にチェックインするか否かをユーザに入力させる。ユーザが店舗にチェックインする入力を行った場合に、端末装置10は、チェックイン情報を、提供装置100に送信する。このようにして、提供装置100は、チェックイン情報を取得することができる。
【0024】
図2の例では、提供装置100は、ユーザU1が店舗SH1にチェックインしたことを示すチェックイン情報と、ユーザU2が店舗SH2にチェックインしたことを示すチェックイン情報とを取得する。この場合、提供装置100は、インセンティブをユーザU1およびユーザU2に提供することを決定する。
【0025】
次いで、提供装置100は、店舗SH1にチェックインしたユーザU1が店舗SH1から退店した後に、ユーザU1が店舗SH1とは異なる新たな店舗にチェックインしたことを示すチェックイン情報を、ユーザU1の行動情報として取得する。また、提供装置100は、店舗SH1にチェックインしたユーザU2が店舗SH1から退店した後に、ユーザU2が店舗SH1とは異なる新たな店舗にチェックインしたことを示すチェックイン情報を、ユーザU2の行動情報として取得する。
【0026】
上述のように、店舗SH1と競合する店舗SH2は、マカロンで有名なカフェである。また、店舗SH1のメニューにも、マカロンがある。図2の例では、ユーザU1は店舗SH1から退店した後に、ユーザU1は、店舗SH1のメニューにマカロンがあることを知らずに、チェックインサービスの地図データを用いて、店舗SH2に行くと仮定する。さらに、ユーザU1は、端末装置10を用いて店舗SH2にチェックインすると仮定する。
【0027】
それに加えて、図2の例では、ユーザU2が店舗SH1から退店した後に、ユーザU2は、チェックインサービスの地図データを用いて、店舗SH3に行くと仮定する。さらに、ユーザU2は、端末装置10を用いて店舗SH3にチェックインすると仮定する。
【0028】
図2の例では、提供装置100は、「ユーザU1が店舗SH1から退店した後にユーザU1が店舗SH1と競合する店舗SH2にチェックインしたこと」を示すチェックイン情報を、ユーザU1の行動情報として取得する。また、提供装置100は、「ユーザU2が店舗SH1から退店した後にユーザU2が店舗SH1と競合しない店舗SH3にチェックインしたこと」を示すチェックイン情報を、ユーザU2の行動情報として取得する。
【0029】
次いで、提供装置100は、ユーザU1の行動情報が、ユーザU1を対象として店舗SH1に関する調査を行うための調査条件を満たすか否かを判定する。また、提供装置100は、ユーザU2の行動情報が、ユーザU2を対象として店舗SH1に関する調査を行うための調査条件を満たすか否かを判定する。
【0030】
図2の例では、調査条件は、「ユーザが店舗SH1から退店した後にユーザが店舗SH1と競合する店舗SH2を利用した」という条件であると仮定する。この例では、提供装置100は、「ユーザU1が店舗SH1から退店した後にユーザU1が店舗SH1と競合する店舗SH2にチェックインしたこと」を示すユーザU1の行動情報が、調査条件を満たすと判定する。一方、提供装置100は、「ユーザU2が店舗SH1から退店した後にユーザU2が店舗SH1と競合しない店舗SH3にチェックインしたこと」を示すユーザU2の行動情報は、調査条件を満たさないと判定する。
【0031】
次いで、提供装置100は、ユーザU1の行動情報が調査条件を満たすと判定されたことに応じて、端末装置10に、調査項目情報RI1を提供する。図2において、調査項目情報RI1は、店舗SH1に関する調査に関連する調査項目情報の例を示す。「本店のメニューにマカロンがあることをご存じですか?」は、調査項目情報RI1に含まれる質問の例である。一方、提供装置100は、ユーザU2の行動情報が調査条件を満たさないと判定されたことに応じて、調査項目情報を提供する処理を終了する。
【0032】
言い換えると、提供装置100は、位置履歴から、競合店の利用を条件に、来店客の退出後にアンケートを行う。例えば、提供装置100は、過去所定期間内に競合店を利用しているという基準や、退店後に所定行動(競合店利用など)をとったという条件等に基づいて、来店客の退出後にアンケートを行う。すなわち、提供装置100は、自店と競合店の両方を利用したユーザに対してアンケートを実施することができる。
【0033】
上記のように、実施形態に係る提供装置100は、店舗を利用したユーザのユーザ情報が、かかるユーザを対象としてかかる店舗に関する調査を行うための調査条件を満たすか否かを判定する。そして、提供装置100は、ユーザ情報が調査条件を満たすと判定された場合に、ユーザによって利用される端末装置10に、店舗に関する調査の調査項目に関連する調査項目情報を提供する。このため、実施形態に係る提供装置100は、店舗の担当者が、店舗の担当者が知りたい情報を提供する可能性が高いユーザに対して、かかる情報を得るための具体的な質問をすることを可能にする。この結果、提供装置100は、店舗の担当者が、店舗の改善のもととなる明確な改善策を講ずることを可能にする。
【0034】
ところで、図2の例では、ユーザU1は、店舗SH1のメニューにマカロンがあることを知らずに、メニューとしてマカロンがある店舗SH1と競合する店舗SH2に来店した。図2の例では、店舗SH1の担当者は、ユーザU1が第1の店舗でマカロンをオーダーしなかった理由を知りたい、と思うかもしれない。例えば、店舗SH1の担当者は、メニューが分かりにくいかもしれない、と考えるかもしれない。あるいは、店舗SH1の担当者は、テイクアウトのレジの場所が分りにくいかもしれない、と考えるかもしれない。
【0035】
図2の例では、提供装置100は、ユーザU1が店舗SH2に来店した後に、「本店のメニューにマカロンがあることをご存知ですか?」という質問を含むコンテンツを、端末装置10に送信することができる。あるいは、提供装置100は、「テイクアウト用のマカロンがあることをご存知ですか?」という質問を含むコンテンツを、端末装置10に送信することができる。このため、提供装置100は、店舗SH1の担当者が「メニューを分りやすくする」や「テイクアウトのレジの場所を分りやすくする」等の明確な改善策を講ずることを可能にする。以下、このような提供処理を実現する提供装置100について詳細に説明する。
【0036】
〔3.提供装置の構成〕
次に、図3を参照して、実施形態に係る提供装置100の構成例について説明する。図3は、実施形態に係る提供装置100の構成例を示す図である。図3に示すように、提供装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、提供装置100は、提供装置100を利用する管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
【0037】
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。通信部110は、ネットワーク網と有線又は無線により接続され、ネットワーク網を介して、端末装置10との間で情報の送受信を行う。
【0038】
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図3に示すように、記憶部120は、ユーザ情報記憶部121と、調査情報記憶部122とを有する。
【0039】
(ユーザ情報記憶部121)
図4は、実施形態に係るユーザ情報記憶部121の一例を示す図である。ユーザ情報記憶部121は、ユーザのユーザ情報を記憶する。例えば、ユーザ情報記憶部121は、受信部131によって受信されたユーザのユーザ情報を記憶する。図4の例では、ユーザ情報記憶部121には、「ユーザ情報」が「ユーザID」ごとに記憶される。例示として、「ユーザ情報」には、項目「行動情報」および「来店履歴情報」が含まれる。
【0040】
「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別子を示す。「行動情報」は、ユーザの行動に関する情報を示す。例えば、行動情報は、ユーザが店舗から退店した後のユーザの行動に関する情報を示す。「来店履歴情報」は、ユーザの来店履歴に関する情報を示す。来店履歴情報は、「店舗名」、「来店日時」等を含む。
【0041】
例えば、図4は、ユーザID「U1」で識別されるユーザが、「2018年4月13日午後9時0分」に、店舗「SH1」に来店し、そして「店舗SH1から退店した後に店舗SH1と競合する店舗SH2を利用した」ことを示している。
【0042】
(調査情報記憶部122)
図5は、実施形態に係る調査情報記憶部122の一例を示す図である。調査情報記憶部122は、調査の調査情報を記憶する。例えば、調査情報記憶部122は、受信部131によって受信された調査の調査情報を記憶する。図4の例では、調査情報記憶部122には、「調査情報」が「調査ID」ごとに記憶される。例示として、「調査情報」には、項目「調査条件情報」および「調査項目情報」が含まれる。
【0043】
「調査ID」は、調査を識別するための識別子を示す。「調査条件情報」は、店舗を利用したユーザを対象としてかかる店舗に関する調査を行うための条件を示す。例えば、調査条件情報は、ユーザの来店後の行動に関する条件を示す。例えば、調査条件は、ユーザが店舗から退店した後にユーザが店舗と競合する競合店舗を利用したという条件である。「調査項目情報」は、店舗に関する調査の調査項目に関連する情報を示す。調査項目情報は、「質問および/または選択肢」、「回答形式」等を含む。
【0044】
例えば、図5は、調査ID「R1」で識別される調査の調査条件が、「ユーザが店舗SH1から退店した後にユーザが店舗SH1と競合する店舗SH2を利用した」という条件であることを示している。また、例えば、図5は、調査ID「R1」で識別される調査の調査項目の質問が、「本店のメニューにマカロンがあることをご存知ですか?」という質問であることを示している。また、例えば、図5は、調査ID「R1」で識別される調査の調査項目の回答形式が、「はい/いいえ」という回答形式であることを示している。
【0045】
(制御部130)
図3に戻ると、制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等のプロセッサによって、提供装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAM等を作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されてもよい。
【0046】
制御部130は、図3に示すように、受信部131と、取得部132と、決定部133と、判定部134と、提供部135とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現又は実行する。なお、制御部130の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
【0047】
(受信部131)
受信部131は、ユーザが店舗にチェックインしたことを示すチェックイン情報を、端末装置10から受信する。一例では、受信部131は、店舗に設置されたビーコン(例えば、Bluetooth(登録商標)や音波等の信号の発信機)を用いて、チェックイン情報を端末装置10から受信する。例えば、地図アプリケーションが端末装置10にインストールされている場合に、端末装置10は、店舗に設置されたビーコンが発信する信号を検知する。端末装置10は信号を検知したことに応じて、端末装置10は、チェックイン画面を表示する。端末装置10のユーザが店舗にチェックインする入力を行った場合に、端末装置10は、地図アプリケーションを介して、ユーザが店舗にチェックインしたことを示すチェックイン情報を、提供装置100に送信する。受信部131は、端末装置10のGPS(Global Positioning System)機能や、端末装置10のWi−Fi(登録商標)通信機能等を用いて、地図アプリケーションを介して、チェックイン情報を端末装置10から受信してもよい。
【0048】
受信部131は、ユーザが店舗にチェックインしたことを示すチェックイン情報を、ユーザが来店した店舗の履歴を示す来店履歴情報として受信してもよい。受信部131は、
来店履歴情報として受信されたチェックイン情報を、ユーザ情報記憶部121に格納してもよい。
【0049】
受信部131は、店舗を利用したユーザのユーザ情報を受信する。例えば、ユーザが店舗から退店した後のユーザの行動を示す行動情報を受信する。受信部131は、店舗にチェックインしたユーザがかかる店舗から退店した後に、ユーザがかかる店舗とは異なる新たな店舗にチェックインしたことを示すチェックイン情報を、行動情報として受信してもよい。受信部131は、受信された行動情報を、ユーザ情報記憶部121に格納してもよい。
【0050】
(取得部132)
取得部132は、ユーザが店舗にチェックインしたことを示すチェックイン情報を取得する。例えば、取得部132は、受信部131によって受信されたチェックイン情報を取得する。取得部132は、チェックイン情報を、ユーザが来店した店舗の履歴を示す来店履歴情報として取得してもよい。例えば、取得部132は、受信部131によって受信されたチェックイン情報を、来店履歴情報として取得してもよい。取得部132は、ユーザ情報記憶部121から来店履歴情報を取得してもよい。
【0051】
取得部132は、店舗を利用したユーザのユーザ情報を取得する。例えば、取得部132は、受信部131によって受信されたユーザ情報を取得する。取得部132は、店舗にチェックインしたユーザがかかる店舗から退店した後に、ユーザがかかる店舗とは異なる新たな店舗にチェックインしたことを示すチェックイン情報を、行動情報として取得してもよい。例えば、取得部132は、受信部131によって受信され、かつ店舗にチェックインしたユーザがかかる店舗から退店した後に、ユーザがかかる店舗とは異なる新たな店舗にチェックインしたことを示すチェックイン情報を、行動情報として取得してもよい。取得部132は、ユーザ情報記憶部121からユーザ情報を取得してもよい。例えば、取得部132は、ユーザ情報記憶部121からユーザの行動情報を取得してもよい。
【0052】
(決定部133)
決定部133は、インセンティブ(例えば、店舗で利用可能なポイント)をユーザに提供することを決定する。例えば、受信部131によって、ユーザが店舗にチェックインしたことを示すチェックイン情報が受信された場合に、決定部133は、インセンティブをユーザに提供することを決定する。
【0053】
(判定部134)
判定部134は、店舗を利用したユーザのユーザ情報が、ユーザを対象としてかかる店舗に関する調査を行うための調査条件を満たすか否かを判定する。例えば、判定部134は、ユーザが店舗から退店した後のユーザの行動を示す行動情報であるユーザ情報が、調査条件を満たすか否かを判定する。例えば、判定部134は、ユーザ情報が、ユーザが店舗から退店した後にユーザが店舗と競合する競合店舗を利用したという条件である調査条件を満たすか否かを判定する。
【0054】
(提供部135)
提供部135は、地図アプリケーションを介して、ユーザが地図データ上の店舗にチェックインすることを可能にするチェックインサービスを、端末装置10に提供する。地図アプリケーションは、チェックインの機能をユーザに提供する。例えば、地図アプリケーションは、チェックインサービスに加盟している店舗である加盟店にチェックインする機能をユーザに提供する。また、例えば、地図アプリケーションは、加盟店を検索する機能をユーザに提供する。なお、ユーザは、チェックインの機能を使った場合には、ユーザは、インセンティブ(例えば、店舗で利用可能なポイント)を享受できる。一方、地図アプリケーションは、チェックインの機能を、来店履歴を収集する機能として店舗の担当者に提供する。
【0055】
一例として、地図アプリケーションは、端末装置10にインストールされたアプリケーション(例えば、ネイティブアプリケーション)である場合がある。別の例として、地図アプリケーションは、端末装置10のブラウザで実行されるアプリケーション(例えば、ウェブアプリケーション)である場合がある。
【0056】
例えば、地図アプリケーションが端末装置10にインストールされている場合には、端末装置10は、チェックインサービスの加盟店に設置されたビーコンが発信する信号を検知する。この場合、端末装置10は、チェックイン画面を表示することで、加盟店にチェックインするか否かをユーザに入力させる。例えば、チェックイン通知がオプトインされている場合には、バックグラウンドで動作している地図アプリケーションが、チェックイン画面を表示する。ユーザが加盟店にチェックインする入力を行った場合に、端末装置10は、ユーザが加盟店にチェックインしたことを示すチェックイン情報を、提供装置100に送信する。このようにして、地図アプリケーションは、チェックインの機能をユーザに提供することができる。
【0057】
提供部135は、判定部134によってユーザ情報が調査条件を満たすと判定された場合に、ユーザによって利用される端末装置10に、店舗に関する調査の調査項目に関連する調査項目情報を提供する。例えば、提供部135は、判定部134によってユーザ情報が調査条件を満たすと判定された場合に、端末装置10に、調査項目情報を送信する。例えば、提供部135は、判定部134によってユーザ情報が調査条件を満たすと判定された場合に、質問や選択肢を含むコンテンツを、調査項目情報として端末装置10に送信する。一方、提供部135は、判定部134によってユーザ情報が調査条件を満たさないと判定された場合に、ユーザによって利用される端末装置10に、店舗に関する調査の調査項目に関連する調査項目情報を提供しない。
【0058】
〔4.提供処理のフロー〕
次に、実施形態に係る提供装置100による提供処理の手順について説明する。図6は、実施形態に係る提供装置100による提供処理手順を示すフローチャートである。
【0059】
図6に示すように、はじめに、提供装置100は、提供装置100は、地図アプリケーションを介して、ユーザが地図データ上の店舗にチェックインすることを可能にするチェックインサービスを、端末装置10に提供する(ステップS101)。次いで、提供装置100は、ユーザが店舗にチェックインしたことを示すチェックイン情報を取得する(ステップS102)。提供装置100は、チェックイン情報を、ユーザが来店した店舗の履歴を示す来店履歴情報として取得してもよい。
【0060】
次いで、提供装置100は、店舗を利用したユーザのユーザ情報を取得する(ステップS103)。例えば、ユーザが店舗から退店した後のユーザの行動を示す行動情報を取得する。次いで、提供装置100は、店舗を利用したユーザのユーザ情報が、ユーザを対象としてかかる店舗に関する調査を行うための調査条件を満たすか否かを判定する(ステップS104)。例えば、提供装置100は、ユーザが店舗から退店した後のユーザの行動を示す行動情報であるユーザ情報が、調査条件を満たすか否かを判定する。例えば、提供装置100は、ユーザ情報が、ユーザが店舗から退店した後にユーザが店舗と競合する競合店舗を利用したという条件である調査条件を満たすか否かを判定する。
【0061】
次いで、提供装置100は、ユーザ情報が調査条件を満たすと判定された場合に(ステップS105;Yes)、ユーザによって利用される端末装置10に、店舗に関する調査の調査項目に関連する調査項目情報を提供する(ステップS106)。例えば、提供装置100は、ユーザ情報が調査条件を満たすと判定された場合に、質問や選択肢を含むコンテンツを、調査項目情報として端末装置10に送信する。一方、提供装置100は、ステップS105において、ユーザ情報が調査条件を満たさないと判定された場合には(ステップS105;No)、調査項目情報を提供する処理を終了する。
【0062】
〔5.変形例〕
上述の実施形態に係る提供装置100は、上記の実施形態以外にも、種々の異なる形態で実施されてよい。そこで、以下では、上記の提供装置100の他の実施形態について説明する。
【0063】
〔5−1.ユーザの来店中の行動〕
上記実施形態では、判定部134は、ユーザが店舗から退店した後のユーザの行動を示す行動情報であるユーザ情報が、調査条件を満たすか否かを判定しているが、これに限定されるものではない。判定部134は、ユーザが店舗に滞在している時のユーザの行動を示す行動情報であるユーザ情報が、調査条件を満たすか否かを判定してもよい。例えば、判定部134は、ユーザ情報が、ユーザが店舗に滞在している時にユーザが店舗と競合する競合店舗を検索したという条件である調査条件を満たすか否かを判定してもよい。
【0064】
例えば、ユーザU1が店舗SH1に滞在している時にユーザU1が店舗SH1と競合する店舗SH2を検索したと仮定する。この例では、受信部131は、ユーザU1が店舗SH1に滞在している時にユーザU1が店舗SH1と競合する店舗SH2を検索したことを示す検索クエリを、ユーザU1のユーザ情報として受信する。例えば、受信部131は、提供部135によって提供されるウェブサイトまたはアプリケーションの検索ウィンドウを介して、端末装置10から、検索ウィンドウに入力された検索クエリを、端末装置10から、ユーザU1のユーザ情報として受信する。この場合、判定部134は、受信部131によって受信されたユーザU1のユーザ情報が、ユーザが店舗SH1に滞在している時にユーザが店舗SH1と競合する店舗SH2を検索したという条件である調査条件を満たすか否かを判定する。
【0065】
判定部134は、ユーザ情報が、ユーザにより店舗へ支払われた金額が所定の金額を超えるという条件である調査条件を満たすか否かを判定してもよい。例えば、ユーザU1が店舗SH1に滞在している時にユーザU1が所定の金額以上の金額のマカロンを購入したと仮定する。この例では、受信部131は、店舗のPOS(Point Of Sales)端末から、ユーザU1のマカロン購入履歴を、ユーザU1のユーザ情報として受信する。この場合、判定部134は、受信部131によって受信されたユーザU1のユーザ情報が、ユーザにより店舗へ支払われた金額が所定の金額を超えるという条件である調査条件を満たすか否かを判定する。
【0066】
提供部135は、判定部134によって、ユーザが店舗に滞在している時のユーザの行動を示す行動情報であるユーザ情報が、調査条件を満たすと判定された場合に、ユーザが店舗に滞在している時に、ユーザによって利用される端末装置10に、店舗に関する調査の調査項目に関連する調査項目情報を提供してもよい。
【0067】
上記の例を続けると、例えば、提供部135は、判定部134によって、ユーザU1のユーザ情報が、ユーザが店舗SH1に滞在している時にユーザが店舗SH1と競合する店舗SH2を検索したという条件である調査条件を満たすと判定された場合に、ユーザU1が店舗SH1に滞在している時に、「本店のメニューにマカロンがあることをご存知ですか?」という質問を含むコンテンツを、端末装置10に送信してもよい。
【0068】
また、例えば、提供部135は、判定部134によって、ユーザU1のユーザ情報が、ユーザにより店舗へ支払われた金額が所定の金額を超えるという条件である調査条件を満たすと判定された場合に、ユーザU1が店舗SH1に滞在している時に、「本店のメニューに高級マカロンがあったほうがよいですか?」という質問を含むコンテンツを、端末装置10に送信してもよい。
【0069】
〔5−2.ユーザの来店前の行動〕
判定部134は、ユーザが店舗に来店する前のユーザの行動を示す行動情報であるユーザ情報が、調査条件を満たすか否かを判定してもよい。例えば、判定部134は、ユーザが店舗に来店する前にユーザが店舗と競合する競合店舗を利用したという条件である調査条件を満たすか否かを判定してもよい。
【0070】
例えば、ユーザU1が店舗SH1に来店する前にユーザU1が店舗SH1と競合する店舗SH2を利用したと仮定する。さらに、店舗SH2のメニューには、高級マカロンがあると仮定する。この例では、取得部132は、「ユーザU1が店舗SH1に来店する前にユーザU1が店舗SH1と競合する店舗SH2にチェックインしたこと」を示すチェックイン情報を、ユーザU1の行動情報として取得する。この場合、判定部134は、取得部132によって取得されたユーザU1のユーザ情報が、ユーザが店舗に来店する前にユーザが店舗と競合する競合店舗を利用したという条件である調査条件を満たすか否かを判定する。
【0071】
提供部135は、判定部134によって、ユーザが店舗に来店する前のユーザの行動を示す行動情報であるユーザ情報が、調査条件を満たすと判定された場合に、ユーザが店舗に来店する前に、ユーザによって利用される端末装置10に、店舗に関する調査の調査項目に関連する調査項目情報を提供してもよい。
【0072】
例えば、提供部135は、判定部134によって、ユーザU1のユーザ情報が、ユーザが店舗に来店する前にユーザが店舗と競合する競合店舗を利用したという条件である調査条件を満たすと判定された場合に、ユーザU1が店舗SH1に来店する前に、「本店のメニューに高級マカロンがあったほうがよいですか?」という質問を含むコンテンツを、端末装置10に送信してもよい。
【0073】
なお、ユーザが店舗に滞在している時のユーザの行動を示す行動情報であり、かつユーザが店舗から退店した後のユーザの行動を示す行動情報であるユーザ情報は、「ユーザが店舗に来店してからのユーザの行動を示す行動情報」であってもよい。また、ユーザが店舗に来店する前のユーザの行動を示す行動情報であり、かつユーザが店舗に滞在している時のユーザの行動を示す行動情報であるユーザ情報は、「ユーザが店舗から退店する前までのユーザの行動を示す行動情報」であってもよい。また、ユーザが店舗に来店する前のユーザの行動を示す行動情報であり、かつユーザが店舗から退店した後のユーザの行動を示す行動情報であるユーザ情報は、「ユーザが店舗に滞在している時以外のユーザの行動を示す行動情報」であってもよい。ただし、ユーザが店舗に来店する前のユーザの行動を示す行動情報であり、ユーザが店舗に滞在している時のユーザの行動を示す行動情報であり、かつユーザが店舗から退店した後のユーザの行動を示す行動情報であるユーザ情報は、「店舗を利用したユーザのユーザ情報」である。
【0074】
〔5−3.ユーザの交通手段〕
判定部134は、ユーザ情報が、店舗からの交通手段に関する条件、または店舗への交通手段に関する条件である調査条件を満たすか否かを判定してもよい。
【0075】
例えば、ユーザが、地図アプリケーションのタクシー配車機能を用いて、タクシーの配車依頼を行ったと仮定する。さらに、調査条件が、「ユーザが店舗から退店した後にユーザがタクシーを利用した」という条件であると仮定する。この例では、受信部131は、地図アプリケーションを介して、タクシーの配車依頼に関する配車依頼情報を、端末装置10から受信する。この場合、判定部134は、ユーザ情報が、「ユーザが店舗から退店した後にユーザがタクシーを利用した」という条件である調査条件を満たすか否かを判定する。
【0076】
店舗を退店した後にタクシーを利用するユーザは、羽振りが好いことが考えられる。加えて、店舗の担当者は、客単価を増加させるために、店舗のメニューを変更することを考えことがある。提供部135は、店舗のメニューを改善するために、判定部134によって、ユーザ情報が、「ユーザが店舗から退店した後にユーザがタクシーを利用した」という条件である調査条件を満たすと判定された場合に、例えば、「本店のメニューに高級マカロンがあったほうがよいですか?」という質問を含むコンテンツを、ユーザによって利用される端末装置10に送信してもよい。
【0077】
〔5−4.ユーザの来店頻度〕
判定部134は、店舗に来店した履歴を示す来店履歴情報であるユーザ情報が、店舗への来店頻度に関する条件である調査条件を満たすか否かを判定してもよい。例えば、判定部134は、取得部132によって、来店履歴情報として取得されたチェックイン情報が、店舗の利用回数に関する条件、または店舗の利用時間に関する条件である調査条件を満たすか否かを判定してもよい。すなわち、判定部134は、お店側が指定できるモニター属性が、実際の来店行動をもとに絞り込むことができる(例えば平日の13時から15時にお店に定常的にくる人)。
【0078】
〔5−5.商品またはサービスの購入履歴〕
判定部134は、商品またはサービスの購入履歴であるユーザ情報が、かかる商品またはサービスに関連する購入条件である調査条件を満たすか否かを判定してもよい。例えば、判定部134は、受信部131によって店舗のPOS端末から受信された商品またはサービスの購入履歴であるユーザ情報が、かかる商品またはサービスに関連する購入条件である調査条件を満たすか否かを判定してもよい。また、例えば、判定部134は、提供部135によって提供されるショッピングサイトを介して取得された商品またはサービスの購入履歴であるユーザ情報が、かかる商品またはサービスに関連する購入条件である調査条件を満たすか否かを判定してもよい。
【0079】
提供部135は、判定部134によって、商品またはサービスの購入履歴であるユーザ情報が、商品またはサービスに関連する購入条件である調査条件を満たすと判定された場合に、かかる商品またはサービスに関連する質問または選択肢を含むコンテンツを、ユーザによって利用される端末装置10に送信してもよい。一例では、提供部135は、判定部134によって、ユーザ情報が、「ユーザがビールを所定の本数以上購入した」という条件である調査条件を満たすと判定された場合に、ビールに関連する質問または選択肢を含むコンテンツを、かかるユーザによって利用される端末装置10に送信する。
【0080】
言い換えると、提供部135は、判定部134による判定結果に応じて、店舗のPOS端末や決済との連動などで、小売調査の場合購入内容に応じたアンケートを実施することができる。すなわち、購入はその場でもよいし、EC(Electronic Commerce)でもよい。
【0081】
〔5−6.調査のタイミング〕
提供部135は、調査項目情報を提供するタイミングを示すタイミング情報に基づいて、端末装置10に調査項目情報を提供してもよい。例えば、提供部135は、タイミング情報に基づいて、ユーザが店舗にチェックインしてから所定の時間が経過したタイミングで、端末装置10に、かかる店舗の商品またはサービスに関連する調査項目情報を提供する。
【0082】
一般的には、店舗の担当者が質問したいことは、質問のタイミングによって異なる。例えば、一般的には、「なぜこの店舗に来店したのですか?」という質問は、ユーザが店舗に来店する前にされたほうがよいと考えられる。一方、「この店舗のサービスの質はいかがでしたか?」という質問は、ユーザが店舗から退店した後にされたほうがよいと考えられる。提供部135は、店舗の担当者が調査項目情報を提供するタイミングを指定できる調査用ユーザインタフェースを、店舗の担当者によって利用される端末装置10に提供してもよい。
【0083】
例えば、調査用ユーザインタフェースは、「調査条件情報」に関連するコンテンツ項目を含む。また、例えば、調査用ユーザインタフェースは、「調査項目情報」に関連するコンテンツ項目を含む。また、例えば、調査用ユーザインタフェースは、「タイミング情報」に関連するコンテンツ項目を含む。これにより、店舗の担当者は、調査用ユーザインタフェースを用いて、どのユーザに(例えば、どのような人に)、何の調査を(例えば、どのような内容の質問を)、いつ実施するのか(例えば、どのタイミングで実施するのか)を指定することができる。
【0084】
また、例えば、店舗の担当者は、チェックインサービスの仕組みを使って、チェックアウト時にユーザに対してモニターアンケートをお願いすることで、今まさにその店舗にいたユーザから、フレッシュな意見を聞くことができる。このため、提供装置100は、店舗に関する調査の調査結果の精度を高めることができる。
【0085】
〔5−7.次回用販促クーポン〕
受信部131は、店舗に関する調査の調査項目への回答を含む応答を端末装置10から受信してもよい。そして、提供部135は、受信部131によって応答が受信された場合に、端末装置10に、店舗で使用可能なクーポンを提供してもよい。
【0086】
例えば、提供部135は、固有の識別情報(例えば、同一の画像)を含まない複数のクーポンを、複数の端末装置10に提供してもよい。また、例えば、提供部135は、個別の識別情報(例えば、2次元バーコード)にそれぞれ対応する複数のクーポンを、個別の識別情報にそれぞれ対応する複数の端末装置10に提供してもよい。言い換えると、提供部135は、アンケート回答者に、条件に応じ、次回用販促クーポン(店舗が入稿した一律の画像等でもよいし、個別の識別情報を含む二次元等のバーコードで効果測定してもよい)を所定数まで提供することができる。クーポンは識別情報を含むため、提供部135は、ユーザがどのクーポンを使用したのかを特定することができる。すなわち、提供部135は、店舗の担当者の通知なしに、どのクーポンがスキャンされたのかを特定することができる。
【0087】
また、例えば、提供部135は、複数の商品またはサービスにそれぞれ対応する複数のクーポンを、端末装置10に提供してもよい。これにより、提供部135は、複数のクーポンの中からクーポンを選択するというアンケート(例えば、ショコラ味のマカロンのクーポン、抹茶味のマカロンのクーポン、キャラメル味のマカロンのクーポンのいずれかを選択するというアンケート)を実施することができる。
【0088】
〔5−8.オーディエンス拡張〕
提供部135は、受信部131によって受信された応答に含まれる回答から、ユーザの店舗に対する満足度を算出し、算出された満足度が所定の満足度よりも高い場合に、かかるユーザと共通する属性を有するユーザによって利用される端末装置10に、かかる店舗を推薦する推薦情報を提供してもよい。すなわち、提供部135は、アンケート結果がよい人と共通する人にオーディエンス拡張で販促してもよい。
【0089】
〔5−9.調査テンプレート〕
提供部135は、調査の回答率に基づいて、調査情報のテンプレートを生成してもよい。例えば、提供部135は、受信部131によって受信された応答から、店舗に関する調査の回答率を算出し、算出された回答率が閾値を超える場合に、かかる調査情報の「調査条件情報」、「調査項目情報」、「タイミング情報」を含む調査情報を、調査情報のテンプレートとして生成してもよい。例えば、提供部135は、回答率が高い「調査条件情報」、「調査項目情報」、「タイミング情報」を含む調査を、調査のテンプレートとして生成してもよい。
【0090】
提供部135は、回答率が高い調査情報のテンプレートを推薦する推薦情報を、店舗の担当者によって利用される端末装置10に提供してもよい。提供部135は、回答率が高い調査情報に含まれる「調査条件情報」、「調査項目情報」、または「タイミング情報」を推薦する推薦情報を、店舗の担当者によって利用される端末装置10に提供してもよい。
【0091】
〔5−10.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
【0092】
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
【0093】
例えば、図3に示した記憶部120の一部又は全部は、提供装置100によって保持されるのではなく、ストレージサーバ等に保持されてもよい。この場合、提供装置100は、ストレージサーバにアクセスすることで、ユーザ情報や調査情報等の各種情報を取得する。
【0094】
〔5−11.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態に係る提供装置100は、例えば図7に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図7は、ハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、一次記憶装置1040、二次記憶装置1050、出力IF(Interface)1060、入力IF1070、ネットワークIF1080がバス1090により接続された形態を有する。
【0095】
演算装置1030は、一次記憶装置1040や二次記憶装置1050に格納されたプログラムや入力装置1020から読み出したプログラム等に基づいて動作し、各種の処理を実行する。一次記憶装置1040は、RAM等、演算装置1030が各種の演算に用いるデータを一時的に記憶するメモリ装置である。また、二次記憶装置1050は、演算装置1030が各種の演算に用いるデータや、各種のデータベースが登録される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory)、HDD、フラッシュメモリ等により実現される。
【0096】
出力IF1060は、モニタやプリンタといった各種の情報を出力する出力装置1010に対し、出力対象となる情報を送信するためのインタフェースであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)やDVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)といった規格のコネクタにより実現される。また、入力IF1070は、マウス、キーボード、およびスキャナ等といった各種の入力装置1020から情報を受信するためのインタフェースであり、例えば、USB等により実現される。
【0097】
なお、入力装置1020は、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等から情報を読み出す装置であってもよい。また、入力装置1020は、USBメモリ等の外付け記憶媒体であってもよい。
【0098】
ネットワークIF1080は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信して演算装置1030へ送り、また、ネットワークNを介して演算装置1030が生成したデータを他の機器へ送信する。
【0099】
演算装置1030は、出力IF1060や入力IF1070を介して、出力装置1010や入力装置1020の制御を行う。例えば、演算装置1030は、入力装置1020や二次記憶装置1050からプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。
【0100】
例えば、コンピュータ1000が提供装置100として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。
【0101】
〔6.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る提供装置100は、判定部134と、提供部135とを有する。判定部134は、店舗を利用したユーザのユーザ情報が、かかるユーザを対象としてかかる店舗に関する調査を行うための調査条件を満たすか否かを判定する。提供部135は、判定部134によってユーザ情報が調査条件を満たすと判定された場合に、ユーザによって利用される端末装置に、調査の調査項目に関連する調査項目情報を提供する。このため、提供装置100は、店舗の担当者が、店舗の担当者が知りたい情報を提供する可能性が高いユーザに対して、かかる情報を得るための具体的な質問をすることを可能にする。
【0102】
また、実施形態に係る提供装置100において、判定部134は、ユーザが店舗から退店した後のユーザの行動を示す第1の行動情報であるユーザ情報が、調査条件を満たすか否かを判定する。このため、提供装置100は、店舗の担当者が、店舗の商品またはサービスと、ユーザが店舗から退店した後のユーザの行動との因果関係を調査することを可能にする。
【0103】
また、実施形態に係る提供装置100において、判定部134は、ユーザが店舗から退店した後にユーザが店舗と競合する競合店舗を利用したという条件である調査条件を満たすか否かを判定する。このため、提供装置100は、店舗の担当者が、ユーザが店舗から競合店舗に流れた理由を調査することを可能にする。
【0104】
また、実施形態に係る提供装置100において、判定部134は、ユーザが店舗に滞在している時のユーザの行動を示す第2の行動情報であるユーザ情報が、調査条件を満たすか否かを判定する。このため、提供装置100は、店舗の担当者が、ユーザの店舗の商品またはサービスに対する満足度を、リアルタイムに調査することを可能にする。
【0105】
また、実施形態に係る提供装置100において、判定部134は、ユーザ情報が、ユーザが店舗に滞在している時にユーザが店舗と競合する競合店舗を検索したという条件である調査条件を満たすか否かを判定する。このため、提供装置100は、店舗の担当者が、店舗に対する競合店舗のサービスまたは商品の優位性をリアルタイムに分析し、分析結果を店舗の商品またはサービスの改善に役立てることを可能にする。
【0106】
また、実施形態に係る提供装置100において、判定部134は、ユーザ情報が、ユーザにより店舗へ支払われた金額が所定の金額を超えるという条件である調査条件を満たすか否かを判定する。このため、提供装置100は、店舗の担当者が、得意客を優遇するサービスを開発することを可能にする。
【0107】
また、実施形態に係る提供装置100において、判定部134は、ユーザが店舗に来店する前のユーザの行動を示す第3の行動情報であるユーザ情報が、調査条件を満たすか否かを判定する。このため、提供装置100は、店舗の担当者が、店舗の担当者が、店舗の商品またはサービスと、ユーザが店舗に来店する前のユーザの行動との因果関係を調査することを可能にする。
【0108】
また、実施形態に係る提供装置100において、判定部134は、ユーザ情報が、ユーザが店舗に来店する前にユーザが店舗と競合する競合店舗を利用したという条件である調査条件を満たすか否かを判定する。このため、提供装置100は、店舗の担当者が、ユーザが競合店舗から店舗に流れてきた理由を調査することを可能にする。
【0109】
また、実施形態に係る提供装置100において、判定部134は、ユーザ情報が、店舗からの交通手段に関する条件、または店舗への交通手段に関する条件である調査条件を満たすか否かを判定する。このため、提供装置100は、店舗の担当者が、客単価を向上させるための調査を実施することを可能にする。
【0110】
また、実施形態に係る提供装置100において、判定部134は、店舗に来店した履歴を示す来店履歴情報であるユーザ情報が、店舗への来店頻度に関する条件である調査条件を満たすか否かを判定する。このため、提供装置100は、店舗の担当者が、常連客を優遇するサービスを開発することを可能にする。
【0111】
また、実施形態に係る提供装置100において、判定部134は、商品またはサービスの購入履歴であるユーザ情報が、かかる商品またはサービスに関連する購入条件である調査条件を満たすか否かを判定する。このため、提供装置100は、店舗の担当者が、店舗の担当者が、店舗の商品またはサービスを向上させるために、かかる商品またはサービスに対するロイヤリティが高いユーザの声を聞くことを可能にする。
【0112】
また、実施形態に係る提供装置100において、提供部135は、調査項目情報を提供するタイミングを示すタイミング情報に基づいて、端末装置10に調査項目情報を提供する。このため、提供装置100は、店舗の担当者が、フレッシュな回答をユーザからもらうことを可能にする。
【0113】
また、実施形態に係る提供装置100は、調査の調査項目への回答を含む応答を端末装置10から受信する受信部131を有する。また、実施形態に係る提供装置100において、提供部135は、受信部131によって応答が受信された場合に、端末装置10に、店舗で使用可能なクーポンを提供する。このため、提供装置100は、店舗におけるユーザのリピート率を向上させることができる。
【0114】
また、実施形態に係る提供装置100において、提供部135は、受信部131によって受信された応答に含まれる回答から、ユーザの店舗に対する満足度を算出し、算出された満足度が所定の満足度よりも高い場合に、ユーザと共通する属性を有するユーザによって利用される端末装置10に、店舗を推薦する推薦情報を提供する。このため、提供装置100は、店舗の新規顧客を開拓することができる。
【0115】
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
【0116】
また、上述した提供装置100は、複数のサーバコンピュータで実現してもよく、また、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
【0117】
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、受信部は、受信手段や受信回路に読み替えることができる。
【符号の説明】
【0118】
1 ネットワークシステム
10 端末装置
100 提供装置
120 記憶部
121 ユーザ情報記憶部
122 調査情報記憶部
130 制御部
131 受信部
132 取得部
133 決定部
134 判定部
135 提供部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7