特開2019-191779(P2019-191779A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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特開2019-191779情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムおよび表示プログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2019-191779(P2019-191779A)
(43)【公開日】2019年10月31日
(54)【発明の名称】情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムおよび表示プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/02 20120101AFI20191004BHJP
【FI】
   G06Q30/02 398
【審査請求】有
【請求項の数】12
【出願形態】OL
【全頁数】26
(21)【出願番号】特願2018-81902(P2018-81902)
(22)【出願日】2018年4月20日
(71)【出願人】
【識別番号】500257300
【氏名又は名称】ヤフー株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】特許業務法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】岩▲崎▼ 多加志
(72)【発明者】
【氏名】入山 高光
(72)【発明者】
【氏名】近藤 倫
(72)【発明者】
【氏名】佐野 吾郎
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049BB08
(57)【要約】
【課題】ユーザに対して付加価値のある広告の提供サービスを実現すること。
【解決手段】本願に係る情報処理装置は、取得部と、提供部とを備える。取得部は、ユーザが利用する端末装置の位置情報を取得する。提供部は、取得部によって取得された位置情報に基づくユーザの状況に応じた広告に関する情報と、位置情報の位置に応じた任意の情報とを、ユーザが利用する端末装置に提供する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザが利用する端末装置の位置情報を取得する取得部と、
前記取得部によって取得された位置情報に基づく前記ユーザの状況に応じた広告に関する情報と、前記位置情報の位置に応じた任意の情報とを、前記ユーザが利用する端末装置に提供する提供部と
を備えることを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
インターネット上での前記ユーザの行動履歴に基づいて、前記広告に関する情報および前記任意の情報を選択する選択部をさらに備える
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記選択部は、
先に前記広告に関する情報が選択された場合に、当該選択された広告に関する情報に関連する前記任意の情報を選択する
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記選択部は
先に前記任意の情報が選択された場合に、当該選択された任意の情報に関連する前記広告に関する情報を選択する
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記選択部は、
前記位置情報と対応する店舗での前記ユーザの行動履歴に基づいて、前記広告に関する情報および前記任意の情報を選択する
ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか1つに記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記取得部は、
前記ユーザの行動履歴として、当該ユーザの購買履歴を取得し、
前記選択部は、
前記ユーザの購買履歴の傾向に応じて、前記広告に関する情報および前記任意の情報を選択する
ことを特徴とする請求項2〜5のいずれか1つに記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記提供部は、
前記任意の情報として、前記位置情報と対応する店舗から前記ユーザに対して提供される利益に関する情報を提供する
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記提供部は、
前記ユーザに対して提供される利益であって、前記ユーザの行動履歴に応じた内容の利益に関する情報を提供する
ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記提供部は、
前記広告に関する情報であって、前記位置情報に対応する店舗で取り扱っている商品またはサービスの広告主により登録された情報を提供する
ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記提供部は、
前記任意の情報であって、前記位置情報に対応する店舗の管理者により登録された情報を提供する
ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載の情報処理装置。
【請求項11】
情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
ユーザが利用する端末装置の位置情報を取得する取得工程と、
前記取得工程によって取得された位置情報に基づく前記ユーザの状況に応じた広告に関する情報と、前記位置情報の位置に応じた任意の情報とを、前記ユーザが利用する端末装置に提供する提供工程と
を含むことを特徴とする情報処理方法。
【請求項12】
ユーザが利用する端末装置の位置情報を取得する取得手順と、
前記取得手順によって取得された位置情報に基づく前記ユーザの状況に応じた広告に関する情報と、前記位置情報の位置に応じた任意の情報とを、前記ユーザが利用する端末装置に提供する提供手順と
をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
【請求項13】
ユーザが利用する端末装置の位置情報を取得する第1取得手順と、
前記位置情報に基づく前記ユーザの状況に応じた広告に関する情報と、前記位置情報の位置に応じた任意の情報とを取得する第2取得手順と、
前記第2取得手順によって取得された前記広告に関する情報と前記任意の情報とを並べて表示させる表示手順と
をコンピュータに実行させることを特徴とする表示プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムおよび表示プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ネットワークを介して広告をユーザに提供するサービスが展開されている。このような提供サービスの一つの形態として、例えば、店舗に来店したユーザに対してかかるユーザに必要な広告を提供する技術が知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001−209713号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した従来技術では、ユーザに対して付加価値のある広告の提供サービスを実現することができるとは限らなかった。
【0005】
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザに対して付加価値のある広告の提供サービスを実現することができる情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムおよび表示プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願に係る情報処理装置は、取得部と、提供部とを備える。取得部は、ユーザが利用する端末装置の位置情報を取得する。提供部は、取得部によって取得された位置情報に基づくユーザの状況に応じた広告に関する情報と、位置情報の位置に応じた任意の情報とを、ユーザが利用する端末装置に提供する。
【発明の効果】
【0007】
実施形態の一態様によれば、ユーザに対して付加価値のある広告の提供サービスを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1図1は、実施形態に係る情報処理の概要を示す図である。
図2図2は、実施形態に係る端末装置の一例を説明する図である。
図3図3は、実施形態に係る情報処理装置の一例を示す図である。
図4図4は、実施形態に係るユーザ情報記憶部に記憶されるユーザ情報の一例を示す図である。
図5図5は、実施形態に係る広告出稿条件データベースに記憶される広告出稿条件の一例を示す図である。
図6図6は、実施形態に係る広告出稿許可条件データベースに記憶される広告出稿許可条件の一例を示す図である。
図7図7は、実施形態に係るクーポン情報記憶部に記憶されるクーポン情報の一例を示す図である。
図8図8は、実施形態に係る課金情報記憶部に記憶される課金情報の一例を示す図である。
図9図9は、実施形態に係る情報処理装置による情報処理手順の一例を示すフローチャートである。
図10図10は、実施形態に係る情報処理装置による表示手順の一例を示すフローチャートである。
図11図11は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムおよび表示プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムおよび表示プログラムが限定されるものではない。また、以下の実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
【0010】
[1.情報処理の概要]
まず、図1を参照しながら実施形態に係る情報処理の概要について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理の概要を示す説明図である。実施形態に係る情報処理装置100は、端末装置10からユーザが店舗に入店した情報を取得したことをトリガーとして、かかるユーザに対して店舗で取り扱っている商品またはサービスの広告に関する情報(以下、「広告情報」という。)を提供する処理が行われる。また、実施形態に係る情報処理装置100は、広告情報に加えて、ユーザに対して広告情報に関連する任意の情報、例えば、クーポン情報を提供する処理が行われる。つまり、実施形態に係る情報処理装置100は、ユーザの店舗へのチェックインをトリガーとして、かかるユーザに対して広告情報およびクーポン情報を提供する処理が行われる。
【0011】
図1に示すように、情報処理システム1は、端末装置10と、情報処理装置100とを含む。端末装置10および情報処理装置100は、ネットワークを介して、互いに有線または無線により通信可能に接続される。なお、図1に示される情報処理システム1に含まれる端末の数は、図示した数に限られない。例えば、情報処理システム1は、ユーザの数と同じ数の端末装置がネットワークに接続される。
【0012】
端末装置10は、ユーザU1によって利用される情報処理端末である。端末装置10は、スマートフォン等の携帯電話機や、タブレット端末や、PDA(Personal Digital Assistant)や、デスクトップ型PC(Personal Computer)や、ノート型PC等により実現される。なお、図1は、端末装置10がスマートフォンである場合を示す。
【0013】
また、端末装置10は、例えば、ユーザU1が「○○デパート」の店舗A1に入店し、かかる店舗A1に設置されたアクセスポイントやビーコン(Beacon)等から発信される信号(以下、「ビーコン信号」という。)を受信すると、ビーコン信号を受信した旨の通知を情報処理装置100に送信する機能を有する。
【0014】
具体的には、店舗A1には、ビーコン信号を発信する発信装置(不図示)が設置されている。かかる発信装置は、無線LAN(Local Area Network)やBluetooth(登録商標)等を介して、店舗A1を識別するための識別情報、例えば、店舗A1の識別子を示す信号を発信する。一方、端末装置10は、発信装置が発信するビーコン信号を受信すると、受信したビーコン信号が示す識別情報、例えば、ビーコンID(Identifier)を示す受信通知を情報処理装置100へ送信する通知機能を有する。このようなビーコン信号を用いてユーザU1が店舗A1に入店したことを情報処理装置100が検知する。
【0015】
情報処理装置100は、ユーザU1の入店検知をトリガーとして広告情報およびクーポン情報を端末装置10に提供する提供サーバである。かかる情報処理装置100は、インターネット上でのユーザU1の行動履歴として、所定のサービスにおけるユーザU1の購買履歴を取得し、かかる購買履歴をユーザ情報記憶部121に記憶する。また、情報処理装置100は、店舗A1でのユーザU1の行動履歴として、店舗A1で取り扱われる商品またはサービスの購買履歴を取得し、かかる購買履歴をユーザ情報記憶部121に記憶する。
【0016】
また、情報処理装置100は、店舗A1で取り扱っている商品またはサービスの広告主の広告情報を広告情報記憶部122に記憶する。また、情報処理装置100は、店舗A1の管理者が予め設定した店舗A1で使用されるクーポン情報をクーポン情報記憶部123に記憶する。
【0017】
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、端末装置10からユーザU1が店舗A1に入店した情報を取得したことをトリガーとして、ユーザU1の行動履歴に基づき広告情報およびクーポン情報を提供する処理を実現する。かかる形態について図1を用いてさらに説明を続ける。
【0018】
図1に示すように、まず、端末装置10は、ユーザU1が店舗A1に入店し、店舗A1に設置されている発信装置からビーコン信号を受信すると、受信通知を情報処理装置100に送信する。そして、情報処理装置100は、端末装置10から受信通知を受信し、ユーザU1が利用する端末装置10の位置情報を取得する(ステップS1)。
【0019】
次に、情報処理装置100は、位置情報の取得を契機として、ユーザ情報記憶部121に記憶されているインターネット上でのユーザU1の行動履歴に基づき、広告情報記憶部122から広告情報を選択するとともに、クーポン情報記憶部123からクーポン情報を選択する(ステップS2)。
【0020】
ここで、広告情報の選択は、後述するように店舗A1で取り扱っている商品またはサービスの広告主によって指定された広告出稿条件と、位置情報に対応する店舗A1の管理者によって指定された広告出稿許可条件とのマッチング結果に基づいて行われる。また、クーポン情報の選択は、後述するように広告情報と連動させてユーザU1に提供する場合に行われる。なお、クーポン情報の選択は、選択された広告情報に関連するクーポン情報の選択が行われることが好ましい。
【0021】
そして、情報処理装置100は、選択された広告情報および選択されたクーポン情報を端末装置10に提供する(ステップS3)。端末装置10は、情報処理装置100から広告情報およびクーポン情報を取得すると、表示部13に広告情報とクーポン情報とを並べて表示する(ステップS4)。ここで、図1に示す例では、ユーザU1が店舗A1へ入店することで、端末装置10の表示部13に、新商品の「缶コーヒー」の広告情報と、店舗A1で取り扱っている新商品の「缶コーヒー」のクーポン情報とが上下に並べて表示される。
【0022】
つまり、情報処理装置100は、ユーザ情報記憶部121からユーザU1がインターネット上で「コーヒー」に関する商品の購買履歴が多数あることを認識しており、また取得した位置情報からユーザU1の状況が「○○デパート」の店舗A1での買い物であることを認識している。このことから、情報処理装置100は、広告情報記憶部122から新商品の「缶コーヒー」の広告情報を選択し、かかる広告情報をユーザU1に提供している。
【0023】
また、情報処理装置100は、クーポン情報記憶部123に店舗A1の管理者が予め新商品の「缶コーヒー」のクーポン情報を設定していることから、クーポン情報記憶部123から新商品の「缶コーヒー」のクーポン情報を選択し、かかるクーポン情報をユーザU1に提供している。
【0024】
このように、情報処理装置100は、端末装置10からユーザU1が店舗A1に入店した情報を取得したことをトリガーとして、インターネット上でのユーザU1の行動履歴に基づき広告情報記憶部122から広告情報を選択し、クーポン情報記憶部123から選択された広告情報に関連するクーポン情報を選択する。
【0025】
そして、情報処理装置100は、ユーザU1が利用する端末装置10に、選択された広告情報および選択されたクーポン情報を提供する。これにより、情報処理装置100は、店舗A1に入店したユーザU1に対して、ユーザU1の嗜好に応じた商品の広告情報と、店舗A1においてかかる商品の購入を促すクーポン情報とを同時に提供することができる。したがって、本実施形態に係る情報処理装置100は、ユーザU1に対して付加価値のある広告の提供サービスを実現することができる。
【0026】
また、情報処理装置100は、店舗A1に再来店したユーザU1に対して、ユーザU1の潜在ニーズを把握した商品の広告情報と、店舗A1においてかかる商品の購入を促すクーポン情報とを同時に提供してもよい。
【0027】
つまり、ユーザU1は、例えば、「○○デパート」の店舗A1で買い物をした後、再び店舗A1に来店する場合がある。かかる場合、以前来店した店舗A1での行動履歴に基づいて広告情報およびクーポン情報を選択する。
【0028】
具体的には、図1に示すように、まず、端末装置10は、ユーザU1が店舗A1に入店し、店舗A1に設置されている発信装置からビーコン信号を受信すると、受信通知を情報処理装置100に送信する。そして、情報処理装置100は、端末装置10から受信通知を受信し、ユーザU1が利用する端末装置10の位置情報を取得する(ステップS5)。
【0029】
次に、情報処理装置100は、位置情報の取得を契機として、ユーザ情報記憶部121に記憶されている店舗A1でのユーザU1の行動履歴に基づき、広告情報記憶部122から広告情報を選択するとともに、クーポン情報記憶部123からクーポン情報を選択する(ステップS6)。
【0030】
そして、情報処理装置100は、選択された広告情報および選択されたクーポン情報を端末装置10に提供する(ステップS7)。端末装置10は、情報処理装置100から広告情報およびクーポン情報を取得すると、表示部13に広告情報とクーポン情報とを並べて表示する(ステップS8)。ここで、図1に示す例では、ユーザU1が店舗A1へ入店することで、端末装置10の表示部13に、新商品の「シャンプー」の広告情報と、店舗A1で取り扱っている新商品の「シャンプー」のクーポン情報とが上下に並べて表示される。
【0031】
つまり、情報処理装置100は、ユーザ情報記憶部121からユーザU1が店舗A1において「日用品」に関する商品の購買履歴があることを認識している。このことから、情報処理装置100は、広告情報記憶部122から新商品の「シャンプー」の広告情報を選択し、かかる広告情報をユーザU1に提供している。
【0032】
また、情報処理装置100は、クーポン情報記憶部123に店舗A1の管理者が予め新商品の「シャンプー」のクーポン情報を設定していることから、クーポン情報記憶部123から新商品の「シャンプー」のクーポン情報を選択し、かかるクーポン情報をユーザU1に提供している。
【0033】
このように、情報処理装置100は、端末装置10からユーザU1が店舗A1に入店した情報を取得したことをトリガーとして、店舗A1でのユーザU1の行動履歴に基づき広告情報記憶部122から広告情報を選択し、クーポン情報記憶部123から選択された広告情報に関連するクーポン情報を選択する。
【0034】
そして、情報処理装置100は、ユーザU1が利用する端末装置10に、選択された広告情報および選択されたクーポン情報を提供する。これにより、情報処理装置100は、店舗A1に再来店したユーザU1に対して、ユーザU1の潜在ニーズを把握した商品の広告情報と、店舗A1においてかかる商品の購入を促すクーポン情報とを同時に提供することができる。したがって、本実施形態に係る情報処理装置100は、ユーザU1に対して付加価値のある広告の提供サービスを実現することができる。
【0035】
なお、上述の実施形態において、情報処理装置100がユーザ情報記憶部121からユーザU1が店舗A1において、例えば、「化粧品」と「シャンプー」の購買履歴があることを認識している場合、広告情報記憶部122から新商品の「化粧品」の広告情報を選択し、クーポン情報記憶部123から新商品の「シャンプー」のクーポン情報を選択してもよい。
【0036】
かかる場合、端末装置10の表示部13には、新商品の「化粧品」の広告情報と、店舗A1で取り扱っている新商品の「シャンプー」のクーポン情報とが上下に並べて表示されることになる。
【0037】
このように、情報処理装置100は、以前来店した店舗A1でのユーザU1の購買履歴を反映させた広告情報およびクーポン情報をユーザU1に提供することができる。
【0038】
また、上述の実施形態では、インターネット上あるいは店舗A1での行動履歴に基づいて、先に広告情報記憶部122から広告情報が選択され、その後、選択された広告情報に関連するクーポン情報をクーポン情報記憶部123から選択しているが、これに限られない。
【0039】
他の形態として、インターネット上あるいは店舗A1での行動履歴に基づいて、先にクーポン情報記憶部123からクーポン情報が選択され、その後、選択されたクーポン情報に関連する広告情報を広告情報記憶部122から選択してもよい。
【0040】
また、広告情報の選択は、店舗A1で取り扱っている商品またはサービスの広告主によって指定された広告出稿条件と、位置情報に対応する店舗A1の管理者によって指定された広告出稿許可条件とのマッチング結果に基づいて行われる。かかる広告情報の選択については、以下の実施形態において詳細に説明する。
【0041】
また、本実施形態では、情報処理装置100が、ユーザU1が利用する端末装置10の位置情報を取得し、取得された位置情報に基づくユーザU1の状況に応じた広告に関する情報と、位置情報の位置に応じた任意の情報とを、ユーザU1が利用する端末装置10に提供することになる。
【0042】
ここで、位置情報に基づくユーザU1の状況に応じた広告に関する情報とは、例えば、ユーザU1が百貨店に入店した場合、かかる百貨店内で買い物をする状況においてユーザU1に対して百貨店で取り扱っている商品またはサービスに係る有益な購買意欲を促す広告情報である。
【0043】
また、位置情報の位置に応じた任意の情報とは、位置情報と対応する店舗からユーザに対して提供される利益に関する情報である。具体的には、例えば、ユーザU1が百貨店に入店した場合、かかる百貨店内でユーザが利用可能なクーポン情報やポイント情報である。また、クーポン情報やポイント情報の他に、店舗における本日の特売情報や店長おすすめの商品情報であってもよい。なお、以下の実施形態では、任意の情報として、クーポン情報である場合を例に挙げて説明する。
【0044】
[2.端末装置の構成例]
次に、図2を用いて、実施形態に係る端末装置10について説明する。図2は、実施形態に係る端末装置10の構成例を示す図である。図2に示すように、端末装置10は、通信部11と、入力部12と、表示部13と、アプリ制御部20とを有する。
【0045】
通信部11は、ネットワークに通信可能に接続された情報処理装置100との間で通信するNIC(Network Interface Card)等のインターフェイスである。
【0046】
入力部12は、ユーザから各種操作を受け付ける入力装置である。例えば、入力部12は、キーボードやマウスや操作キー等によって実現される。表示部13は、各種情報を表示するための表示装置である。例えば、表示部13は、液晶ディスプレイ等によって実現される。なお、端末装置10にタッチパネルが採用された場合には、入力部12と表示部13とは一体化される。
【0047】
アプリ制御部20は、上述した広告情報およびクーポン情報の表示に関する処理が端末装置10にインストールされた所定のアプリケーションによって実行制御される。アプリ制御部20は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、端末装置10の内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(情報処理プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、アプリ制御部20は、例えば、コントローラであり、ASIC(Application Specific Unit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
【0048】
図2に示すように、アプリ制御部20は、表示制御部21と、受信部22と、送信部23とを有する。かかるアプリ制御部20は、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、アプリ制御部20の内部構成は、図2に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
【0049】
表示制御部21は、入力部12によって受け付けられた各種操作に応じて、表示部13に各種情報を表示制御する。具体的には、表示制御部21は、情報処理装置100からの指示を受けて広告情報およびクーポン情報を表示部13に表示させる。
【0050】
受信部22は、各種情報を受信する。例えば、受信部22は、店舗に設置されている発信装置から発信するビーコン信号を受信する。また、受信部22は、情報処理装置100から提供される広告情報およびクーポン情報の表示を指示する指示情報を受信する。
【0051】
送信部23は、各種情報を送信する。例えば、送信部23は、ビーコン信号を受信した旨の通知を情報処理装置100に送信する。
【0052】
また、端末装置10は、GPS(Global Posting System)モジュールを備えてもよく、かかるGPSモジュールによって取得したユーザの位置情報を情報処理装置100に送信してもよい。
【0053】
[3.情報処理装置の構成例]
次に、図3を用いて、実施形態に係る情報処理装置100について説明する。図3は、実施形態に係る情報処理装置100の構成例を示す図である。図3に示すように、情報処理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。
【0054】
通信部110は、例えば、NIC等によって実現される。また、通信部110は、ネットワークと有線または無線で接続される。
【0055】
記憶部120は、例えば、RAM、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図3に示すように、記憶部120は、ユーザ情報記憶部121と、広告情報記憶部122と、クーポン情報記憶部123と、課金情報記憶部124とを有する。また、広告情報記憶部122は、広告出稿条件データベース122aと、広告出稿許可条件データベース122bとを有する。
【0056】
ユーザ情報記憶部121は、インターネット上あるいは店舗でのユーザの行動履歴に関する情報であるユーザ情報を記憶する。
【0057】
図4は、実施形態に係るユーザ情報記憶部121に記憶されるユーザ情報の一例を示す図である。図4に示す例では、「ユーザID」、「位置情報」、「店舗ID」、「インターネット上での購買履歴」、および「店舗A1での購買履歴」といった項目を有する情報が記憶される。なお、ユーザ情報記憶部121には、図4に示す情報以外にも、デモグラフィック属性情報およびサイコグラフィック属性情報等のユーザに関する各種の情報が記憶されていてもよい。
【0058】
ここで、「ユーザID」とは、端末装置10を使用しているユーザを示す識別子である。例えば、ユーザID「U1」で識別されるユーザは、以下、「ユーザU1」と称することにする。なお、ユーザIDは、例えば、クッキーのID、または、ユーザが端末装置10を用いて情報処理装置100に対して会員登録した際に情報処理装置100から払い出されるIDであってもよい。
【0059】
また、「位置情報」とは、ユーザが使用する端末装置10の位置を示す情報である。かかる位置情報は、この例では、端末装置10から送信されるビーコン信号に基づいて特定される。また、「店舗ID」とは、ユーザが位置する店舗を識別するための識別子である。また、「インターネット上での購買履歴」とは、ユーザのインターネット上のショッピングサイトにおける商品またはサービスの購買履歴を示す情報である。また、「店舗A1での購買履歴」とは、ユーザの店舗における商品またはサービスの購買履歴を示す情報である。
【0060】
例えば、図4に示す例では、ユーザ情報記憶部121には、ユーザIDが「U1」であり、位置情報が「位置#11」であり、店舗IDが「A1」であり、インターネット上での購買履歴が「缶コーヒー」であり、店舗A1での購買履歴が「シャンプー」である旨が記憶されている。
【0061】
このような情報は、ユーザU1が店舗A1に入店した旨を示すとともに、かかるユーザU1においてインターネット上での購買履歴が「缶コーヒー」である旨を示す。また、ユーザU1が店舗A1で購入した商品が「シャンプー」である旨を示す。
【0062】
広告出稿条件データベース122aは、広告主が提示する広告出稿条件が記憶されるデータベースである。
【0063】
図5は、実施形態に係る広告出稿条件データベース122aに記憶される広告出稿条件の一例を示す図である。図5に示す例では、「広告主ID」、「広告主の業界」、「広告内容」、「広告出稿期間」、「広告出稿したい業界」、および「広告出稿したくない業界」といった項目を有する情報が記憶される。なお、広告出稿条件データベース122aには、図5に示す情報以外にも、広告出稿条件に関する各種の情報が記憶されていてもよい。
【0064】
ここで、「広告主ID」とは、広告を提供する広告主を識別するための識別子である。例えば、広告主ID「K1」で識別される広告主は、以下、「広告主K1」と称することにする。また、「広告主の業界」とは、広告主が所属する業界を示す情報である。また、「広告内容」とは、広告主が広告したい商品の内容を示す情報である。かかる広告内容には、商品情報、メッセージ、広告画像等を含む。また、「広告出稿期間」とは、広告主が提示する広告の出稿期間を示す情報である。また、「広告出稿したい業界」とは、広告主が広告出稿したい業界を示す情報である。また、「広告出稿したくない業界」とは、広告主が広告出稿したくない業界を示す情報である。
【0065】
例えば、図5に示す例では、「食品・飲料」の業界である広告主K1において広告したい商品が「缶コーヒー」で、かかる商品の広告出稿期間が「1月〜3月」で、広告出稿したい業界が「百貨店」で、広告出稿したくない業界が「指定無し」で登録した旨を示す。また、「食品・飲料」の業界である広告主K3において広告したい商品が「ビール」で、かかる商品の広告出稿期間が「6月〜8月」で、広告出稿したい業界が「指定無し」で、広告出稿したくない業界が「自動車販売店」で登録した旨を示す。また、「家電」の業界である広告主K4において広告したい商品が「エアコン」で、かかる商品の広告出稿期間が「6月〜8月」で、広告出稿したい業界が「家電量販店」で、広告出稿したくない業界が「X社の家電を取り扱う家電量販店」で登録した旨を示す。
【0066】
なお、上述した広告出稿条件データベース122aは、広告主による広告出稿条件の登録ではなく、情報処理装置100側において自動でユーザが入店する店舗における広告出稿条件を作成してもよい。
【0067】
広告出稿許可条件データベース122bは、店舗の管理者が提示する広告出稿許可条件が記憶されるデータベースである。
【0068】
図6は、実施形態に係る広告出稿許可条件データベース122bに記憶される広告出稿許可条件の一例を示す図である。図6に示す例では、「管理者ID」、「店舗ID」、「管理者の業界」、「広告出稿を許可する業界」、「広告出稿を許可しない業界」、および「広告出稿許可期間」といった項目を有する情報が記憶される。なお、広告出稿許可条件データベース122bには、図6に示す情報以外にも、広告出稿許可条件に関する各種の情報が記憶されていてもよい。
【0069】
ここで、「管理者ID」とは、店舗を管理する管理者を識別するための識別子である。例えば、管理者ID「S1」で識別される管理者は、以下、「管理者S1」と称することにする。また、「店舗ID」とは、管理者が管理する店舗を識別するための識別子である。また、「管理者の業界」とは、管理者が管理する店舗の業界を示す情報である。また、「広告出稿を許可する業界」とは、管理者が広告出稿を許可する業界を示す情報である。また、「広告出稿を許可しない業界」とは、管理者が広告出稿を許可しない業界を示す情報である。また、「広告出稿許可期間」とは、管理者が広告の出稿を許可する期間を示す情報である。
【0070】
例えば、図6に示す例では、「百貨店」の業界である管理者S1が管理する店舗A1において広告出稿を許可する業界が「食品・飲料」および「コスメ・アパレル」で、広告出稿を許可しない業界が「指定無し」で、「食品・飲料」における広告出稿の許可期間が「1月〜3月」で、「コスメ・アパレル」における広告出稿の許可期間が「6月〜8月」で登録した旨を示す。また、「家電量販店」の業界である管理者S3が管理する店舗A3において広告出稿を許可する業界が「家電」で、広告出稿を許可しない業界が「X社の家電」で、広告出稿の許可期間が「6月〜8月」で登録した旨を示す。また、「自動車販売店」の業界である管理者S4が管理する店舗A4において広告出稿を許可する業界が「自動車」で、広告出稿を許可しない業界が「食品・飲料」で、広告出稿の許可期間が「3月〜5月」で登録した旨を示す。
【0071】
クーポン情報記憶部123は、管理者が管理する店舗において使用されるクーポンに関するクーポン情報を記憶する。
【0072】
図7は、実施形態に係るクーポン情報記憶部123に記憶されるクーポン情報の一例を示す図である。図7に示す例では、「管理者ID」、「クーポン対象商品」、「広告連動条件」、および「割引条件」といった項目を有する情報が記憶される。なお、クーポン情報記憶部123には、図7に示す情報以外にも、クーポン情報に関する各種の情報が記憶されていてもよい。なお、図7に示すクーポン情報記憶部123は、図6に示す広告出稿許可条件データベース122bと対応関係にある。
【0073】
ここで、「管理者ID」とは、店舗を管理する管理者を識別するための識別子である。また、「クーポン対象商品」とは、クーポンの対象となる商品を示す情報である。また、「広告連動条件」とは、広告情報とクーポン情報とを組み合わせて提供する、広告情報における商品と同一の商品を対象としたクーポン情報を組み合わせる、広告情報における商品に関連する商品を対象としたクーポン情報を組み合わせるといった条件を示す情報である。また、「割引条件」とは、提供するクーポンの割引条件を示す情報である。
【0074】
例えば、図7に示す例では、管理者S1が管理する店舗A1におけるクーポンの対象商品として登録された「缶コーヒー」の場合、広告連動条件を「広告情報とクーポン情報とを連動させる/広告情報における商品とクーポン情報における商品とが同一である/広告情報における商品とクーポン情報における商品とが関連する」といった条件で登録した旨を示す。また、割引条件においては、「店舗A1で2000円以上の買い物で缶コーヒーを100円値引きする」といった条件で登録した旨を示す。
【0075】
また、管理者S2が管理する店舗A2ではクーポンの対象商品が「全商品」として登録し、広告連動条件を「広告情報とクーポン情報とを連動させる/広告情報における商品とクーポン情報における商品とが同一である/広告情報における商品とクーポン情報における商品とが関連する」といった条件で登録した旨を示す。また、割引条件においては、「店舗A2におけるユーザの購買履歴から自動で割引率を決定する」といった条件で登録した旨を示す。
【0076】
課金情報記憶部124は、広告を出稿する広告主への課金に関する情報を記憶する。
【0077】
図8は、実施形態に係る課金情報記憶部124に記憶される課金情報の一例を示す図である。図8に示す例では、「広告主ID」、「広告内容」、「広告の選択回数」、「商品購入の有無」、および「課金額」といった項目を有する情報が記憶される。なお、課金情報記憶部124には、図8に示す情報以外にも、課金情報に関する各種の情報が記憶されていてもよい。なお、図8に示す課金情報記憶部124は、図5に示す広告出稿条件データベース122aと対応関係にある。
【0078】
ここで、「広告主ID」とは、広告を提供する広告主を識別するための識別子である。また、「広告内容」とは、広告主が広告したい商品の内容を示す情報である。また、「広告の選択回数」とは、広告情報が表示される端末装置10の表示部13においてユーザが広告情報における商品の広告を選択した回数を示す情報である。また、「商品購入の有無」とは、店舗に入店したユーザが店舗において広告情報における商品を購入したか否かを示す情報である。また、「課金額」とは、ユーザの広告に対するログ情報に基づいて広告主に課される料金である。
【0079】
例えば、図8に示す例では、広告主K1が提示した「缶コーヒー」の広告情報においてユーザが「缶コーヒー」の広告を選択した回数が「100回」で、ユーザが店舗において広告主K1の「缶コーヒー」を購入しておらず、かかる取集結果に基づき広告主K1に課される課金額が「1000円」である旨を示す。また、広告主K2が提示した「シャンプー」の広告情報においてユーザが「シャンプー」の広告を選択した回数が「0回」で、ユーザが店舗において広告主K2の「シャンプー」を購入しており、かかる取集結果に基づき広告主K2に課される課金額が「1000円」である旨を示す。また、広告主K3が提示した「ビール」の広告情報においてユーザが「ビール」の広告を選択した回数が「100回」で、ユーザが店舗において「ビール」を購入しており、かかる取集結果に基づき広告主K3に課される課金額が「2000円」である旨を示す。
【0080】
図3に戻り、説明を続ける。制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等によって、情報処理装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(情報処理プログラムの一例に相当)がRAM等の記憶領域を作業領域として実行されることにより実現される。図3に示す例では、制御部130は、取得部131、選択部132、決定部133、および提供部134を有する。
【0081】
取得部131は、ユーザが利用する端末装置10の位置情報を取得する。具体的には、取得部131は、端末装置10からビーコン信号の受信通知に基づいて端末装置10の位置情報を取得する。そして、取得部131は、取得した位置情報をユーザ情報記憶部121に記憶する。
【0082】
また、取得部131は、ユーザの行動履歴として、かかるユーザの購買履歴を取得する。具体的には、取得部131は、ユーザのインターネット上のショッピングサイトにおける商品またはサービスの購買履歴を取得する。また、取得部131は、ユーザの店舗における商品またはサービスの購買履歴を取得する。そして、取得部131は、かかるユーザの購買履歴をユーザ情報記憶部121に記憶する。
【0083】
選択部132は、インターネット上でのユーザの行動履歴に基づいて、広告情報記憶部122から広告情報を選択し、クーポン情報記憶部123からクーポン情報を選択する。また、選択部132は、先に広告情報が選択された場合に、選択された広告情報に関連するクーポン情報を選択する。また、選択部132は、先にクーポン情報が選択された場合に、選択されたクーポン情報に関連する広告情報を選択する。
【0084】
また、選択部132は、位置情報と対応する店舗でのユーザの行動履歴に基づいて、広告情報記憶部122から広告情報を選択し、クーポン情報記憶部123からクーポン情報を選択する。また、選択部132は、ユーザの購買履歴のカテゴリ分類に基づく優先度に応じて、広告情報記憶部122から広告情報を選択し、クーポン情報記憶部123からクーポン情報を選択する。
【0085】
また、選択部132は、広告主によって指定された広告出稿条件と、位置情報に対応する店舗の管理者によって指定された広告出稿許可条件とのマッチング結果に基づいて、ユーザに対して提供する広告情報を選択する。また、選択部132は、広告に関する情報として、店舗で取り扱っている商品またはサービスの広告に関する情報を選択する。また、選択部132は、任意の情報として、位置情報と対応する店舗からユーザに対して提供される利益に関する情報を選択する。また、選択部132は、ユーザに対して提供される利益であって、ユーザの行動履歴に応じた内容の利益に関する情報を選択する。
【0086】
具体的には、選択部132は、広告出稿条件データベース122aに記憶されている広告出稿条件と、広告出稿許可条件データベース122bに記憶されている広告出稿許可条件とのマッチング結果に基づいて、ユーザに対して提供する広告情報を選択する。
【0087】
より具体的に説明すると、例えば、ユーザが、管理者S1が管理する百貨店の店舗A1に入店した場合、かかる管理者S1が広告出稿を許可する業界を「食品・飲料」および「コスメ・アパレル」に限定登録しているため、店舗A1に入店したユーザに対して「食品・飲料」の業界の広告情報と「コスメ・アパレル」の業界の広告情報との提供が可能である。
【0088】
つまり、選択部132は、ユーザが店舗A1に入店した場合、店舗A1における広告出稿を許可する業界が「食品・飲料」および「コスメ・アパレル」であるため、広告出稿条件データベース122aの中から条件のマッチングを行う。この例では、広告主K1において業界が「食品・飲料」で、広告出稿したい業界が「百貨店」で、広告出稿したくない業界が「指定無し」で、広告出稿期間が「1月〜3月」であるため、広告主K1の登録した広告出稿条件が管理者S1の登録した広告出稿許可条件を満たす。そのため、選択部132は、ユーザが店舗A1に入店した場合、ユーザが使用する端末装置10の表示部13に、広告主K1が出稿する「缶コーヒー」の広告情報が表示されることになる。
【0089】
また、この例では、広告主K2において業界が「コスメ・アパレル」で、広告出稿したい業界が「百貨店」で、広告出稿したくない業界が「指定無し」で、広告出稿期間が「6月〜8月」であるため、広告主K1の登録した広告出稿条件が管理者S1の登録した広告出稿許可条件を満たす。そのため、選択部132は、ユーザが店舗A1に入店した場合、ユーザが使用する端末装置10の表示部13に、広告主K2が出稿する「シャンプー」の広告情報が表示されることになる。
【0090】
また、例えば、ユーザが、管理者S3が管理する家電量販店の店舗A3に入店した場合、かかる管理者S3が広告出稿を許可する業界を「家電」に限定登録しているため、店舗A3に入店したユーザに対して「家電」の業界の広告情報の提供が可能である。さらに、管理者S3が広告出稿を許可しない業界を「X社が取り扱う家電」に限定登録しているため、店舗A3に入店したユーザに対してX社の広告情報が提供されることはない。
【0091】
このように、家電量販店を管理する管理者S3は、入店するユーザに対して競合他社の広告情報を提供しないようにするために、特定の家電業界を、広告出稿を許可しない業界として広告出稿許可条件データベース122bに予め登録しておくことができる。つまり、選択部132は、ユーザが店舗A3に入店した場合、広告出稿条件データベース122aにおいて広告主がX社の広告情報は選択しないことになる。
【0092】
また、例えば、ユーザが、管理者S4が管理する自動車販売店の店舗A4に入店した場合、かかる管理者S4が広告出稿を許可する業界を「自動車」に限定登録しているため、店舗A4に入店したユーザに対して「自動車」の業界の広告情報の提供が可能である。さらに、管理者S4が広告出稿を許可しない業界を「食品・飲料」に限定登録しているため、店舗A4に入店したユーザに対して「食品・飲料」の業界の広告情報が提供されることはない。
【0093】
このように、自動車販売店を管理する管理者S4は、入店するユーザに対して、例えば、飲酒運転等を助長する広告情報を提供しないようにするために、「食品・飲料」の業界を、広告出稿を許可しない業界として広告出稿許可条件データベース122bに予め登録しておくことができる。つまり、選択部132は、ユーザが店舗A4に入店した場合、広告出稿条件データベース122aにおいて広告主が「食品・飲料」の業界の広告情報は選択しないことになる。
【0094】
また、選択部132は、広告情報と連動させてユーザに対して情報を提供する場合に、位置情報の位置に応じたクーポン情報を選択する。具体的には、選択部132は、上述したマッチング結果に基づいてユーザに対して提供する広告情報を選択した後、クーポン情報記憶部123における広告連動条件に従ってクーポン情報を選択する。
【0095】
より具体的に説明すると、例えば、ユーザが、管理者S1が管理する百貨店の店舗A1に入店した場合、かかる管理者S1は広告連動条件を「広告情報とクーポン情報とを連動させる/広告情報における商品とクーポン情報における商品とが同一である/広告情報における商品とクーポン情報における商品とが関連する」といった条件で登録しているため、ユーザに対して広告情報と連動させてクーポン情報を提供することが可能である。
【0096】
この例では、ユーザに対して広告主K1の「缶コーヒー」の広告情報が提供されるに伴って、かかる広告情報の商品と同一の商品である「缶コーヒー」のクーポン情報が提供されることになる。また、提供するかかるクーポンの割引条件は、「店舗A1で2000円以上の買い物で缶コーヒーを100円値引きする」といった条件である。
【0097】
このように、ユーザが、管理者S1が管理する百貨店の店舗A1に入店した場合、ユーザが利用する端末装置10の表示部13に、広告主K1の「缶コーヒー」の広告情報と、「店舗A1で2000円以上の買い物で缶コーヒーを100円値引きする」クーポン情報とが並べて表示される。
【0098】
決定部133は、ユーザが利用する端末装置10に広告情報を提供したことによる広告効果に基づいて、広告主に対する課金額を決定する。ここで、広告効果とは、例えば、端末装置10の表示部13に広告情報を表示させた回数、かかる表示時間、ユーザに広告がクリックされた回数、広告情報が表示された表示部13においてユーザがスクロール操作を行った回数、スクロール操作が行われた量、広告にアクセスしたユーザが商品またはサービスを購入した数などの指標値である。かかる指標値は、取得部131が取得し、上記した課金情報記憶部124に記憶される。具体的には、決定部133は、ユーザが広告を選択した回数に応じた課金額を決定する。また、決定部133は、ユーザが店舗において広告に対応する商品またはサービスの購入に応じた課金額を決定する。
【0099】
より具体的に説明すると、例えば、百貨店の店舗A1に入店した各ユーザが利用する端末装置10の表示部13に、広告主K1の「缶コーヒー」の広告情報と、「店舗A1で2000円以上の買い物で缶コーヒーを100円値引きする」クーポン情報とが並べて表示されたとする。
【0100】
かかる場合において、店舗A1におけるユーザが表示部13において「缶コーヒー」の広告を選択した回数が「100回」で、店舗A1におけるユーザが広告主K1の「缶コーヒー」を購入しなかったとする。決定部133は、かかる収集結果に基づき、課金情報記憶部124に記憶されている課金情報から広告主K1に課される課金額を「1000円」と決定する。
【0101】
また、例えば、百貨店の店舗A1に入店した各ユーザが利用する端末装置10の表示部13に、広告主K2の「シャンプー」の広告情報と、「店舗A1で販売される広告主K2のシャンプーを100円値引きする」クーポン情報とが並べて表示されたとする。
【0102】
かかる場合において、店舗A1におけるユーザが表示部13において「シャンプー」の広告を選択した回数が「0回」で、店舗A1におけるユーザが広告主K1の「シャンプー」を購入したとする。決定部133は、かかる収集結果に基づき、課金情報記憶部124に記憶されている課金情報から広告主K2に課される課金額を「1000円」と決定する。
【0103】
また、決定部133は、クーポンの割引条件について、管理者が管理する店舗におけるユーザの購買履歴に基づいて、かかる管理者が提供するクーポンの割引率を自動で決定する。
【0104】
提供部134は、位置情報に基づくユーザの状況に応じた広告に関する情報と、位置情報の位置に応じた任意の情報とを、ユーザが利用する端末装置10に提供する。また、提供部134は、任意の情報として、位置情報と対応する店舗からユーザに対して提供される利益に関する情報を提供する。また、提供部134は、広告に関する情報であって、位置情報に対応する店舗で取り扱っている商品またはサービスの広告主により登録された情報を提供する。また、提供部134は、ユーザに対して提供される利益であって、ユーザの行動履歴に応じた内容の利益に関する情報を提供する。また、提供部134は、任意の情報であって、位置情報に対応する店舗の管理者により登録された情報を提供する。
【0105】
具体的には、提供部134は、端末装置10からユーザが店舗に入店した情報を取得したことをトリガーとして、ユーザの行動履歴に基づき、広告情報およびクーポン情報をユーザが利用する端末装置10に提供する。
【0106】
つまり、提供部134は、位置情報の取得を契機として、ユーザ情報記憶部121に記憶されているインターネット上あるいは店舗でのユーザの行動履歴に基づき、広告情報記憶部122から選択された広告情報と、クーポン情報記憶部123から選択されたクーポン情報とをユーザが利用する端末装置10に提供する。
【0107】
[4.情報処理手順の一例]
次に、図9を用いて、実施形態に係る情報処理装置100による情報処理手順について説明する。図9は、実施形態に係る情報処理装置100による情報処理手順の一例を示すフローチャートである。
【0108】
図9に示すように、情報処理装置100は、ユーザが利用する端末装置10の位置情報を取得する(ステップS101)。そして、情報処理装置100は、広告主によって指定された広告出稿条件と、位置情報に対応する店舗の管理者によって指定された広告出稿許可条件とをマッチングする(ステップS102)。
【0109】
そして、情報処理装置100は、マッチング結果に基づいて、ユーザに対して提供する広告情報を広告情報記憶部122から選択する(ステップS103)。続いて、情報処理装置100は、選択された広告情報に関連する位置情報の位置に応じたクーポン情報をクーポン情報記憶部123から選択する(ステップS104)。
【0110】
そして、情報処理装置100は、選択された広告情報および選択されたクーポン情報をユーザが利用する端末装置10に提供し(ステップS105)、処理を終了する。
【0111】
[5.表示手順の一例]
次に、図10を用いて、実施形態に係るユーザが利用する端末装置10の表示部13に広告情報およびクーポン情報を表示させる表示手順について説明する。図10は、実施形態に係る情報処理装置100による表示手順の一例を示すフローチャートである。
【0112】
図10に示すように、情報処理装置100は、ユーザが利用する端末装置10の位置情報を取得する(ステップS201)。そして、情報処理装置100は、位置情報に基づくユーザの状況に応じた広告情報と、位置情報の位置に応じたクーポン情報とを取得する(ステップS202)。続いて、情報処理装置100は、ユーザが利用する端末装置10の表示部13に取得された広告情報とクーポン情報とを並べて表示させ(ステップS203)、処理を終了する。
【0113】
[6.利用例]
本実施形態では、ユーザが利用する端末装置10の表示部13に広告情報およびクーポン情報が並べて表示される。したがって、情報処理装置100は、かかる表示態様における広告効果やレベニューシュアを取得してもよい。
【0114】
例えば、情報処理装置100は、どのようなユーザに、どのような内容の広告情報およびクーポン情報を提供したかのログを取得する。そして、情報処理装置100は、取得したログと、ユーザが端末装置10の表示部13において選択した広告若しくは使用したクーポンのログと、ユーザが入店した店舗での購買履歴とに基づいて、どのようなユーザに、どのような内容の広告情報およびクーポン情報を提供した場合に、どのような商品を購入したかを特定する。
【0115】
このような情報は、例えば、ある商品を販売したい際に、どのような内容の広告情報とクーポン情報とを組み合わせてユーザに提供すればよいかの指標となり得る。また、どのような内容の広告情報とクーポン情報とを組み合わせた場合に、広告の訴求効果を向上させることができるかの指標となり得る。例えば、ある広告の広告効果を向上させるためには、どのようなクーポンを組み合わせる若しくは発行すればよいかの指標となり得る。また、広告効果を向上させるため、店舗を管理する管理者に対してある内容のクーポンを発行してもらった場合に、かかる管理者に対して広告主からどれくらいの報酬を支払うかの指標となり得る。
【0116】
[7.その他]
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動で行うこともできる、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
【0117】
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
【0118】
また、上記実施形態では、情報処理装置100において情報処理の機能・作用を実現・実行しているが、端末装置10に情報処理装置100が有する情報処理の機能・作用を持たせ、端末装置10において情報処理の機能・作用を実現・実行してもよい。
【0119】
また、上述してきた各実施形態に記載された各処理は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
【0120】
例えば、上述した情報処理装置100は、複数のサーバコンピュータで実現してもよく、また、機能によっては外部のプラットホーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティング等で呼び出して実現する等、構成は柔軟に変更できる。
【0121】
[8.ハードウェア構成]
上述してきた実施形態に係る情報処理装置100は、例えば、図11に示すような構成のコンピュータ200によって実現される。以下、情報処理装置100を例に挙げて説明する。図11は、情報処理装置100の機能を実現するコンピュータ200の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ200は、CPU210、RAM220、ROM230、HDD240、通信インターフェイス(I/F)250、入出力インターフェイス(I/F)260、およびメディアインターフェイス(I/F)270を有する。
【0122】
CPU210は、ROM230またはHDD240に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM230は、コンピュータ200の起動時にCPU210によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ200のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
【0123】
HDD240は、CPU210によって実行されるプログラム、および、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス250は、ネットワークを介して他の機器からデータを受信してCPU210へ送り、CPU210が生成したデータを、ネットワークを介して他の機器へ送信する。
【0124】
CPU210は、入出力インターフェイス260を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、および、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU210は、入出力インターフェイス260を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU210は、生成したデータを、入出力インターフェイス260を介して出力装置へ出力する。
【0125】
メディアインターフェイス270は、記録媒体280に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM220を介してCPU210に提供する。CPU210は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス270を介して記録媒体280からRAM220上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体280は、例えばDVD(Digital Versatile Disk)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
【0126】
例えば、コンピュータ200が実施形態に係る情報処理装置100として機能する場合、コンピュータ200のCPU210は、RAM220上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。また、HDD240には、記憶部120内のデータが格納される。コンピュータ200のCPU210は、これらのプログラムを記録媒体280から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
【0127】
[9.効果]
上述したように、情報処理装置100は、取得部131と提供部134とを備える。取得部131は、ユーザが利用する端末装置10の位置情報を取得する。提供部134は、取得部131によって取得された位置情報に基づくユーザの状況に応じた広告に関する情報と、位置情報の位置に応じた任意の情報とを、ユーザが利用する端末装置10に提供する。
【0128】
これにより、情報処理装置100は、位置情報に基づくユーザの状況に応じた広告に関する情報と、位置情報に位置に応じた任意の情報とを、ユーザが利用する端末装置10に同時に提供することができる。したがって、情報処理装置100は、ユーザに対して付加価値のある広告の提供サービスを実現することができる。
【0129】
また、情報処理装置100は、選択部132をさらに備える。選択部132は、インターネット上でのユーザの行動履歴に基づいて、広告に関する情報および任意の情報を選択する。これにより、情報処理装置100は、ユーザの嗜好に応じた広告に関する情報および任意の情報をユーザに対して提供することができる。
【0130】
また、情報処理装置100において、選択部132は、先に広告に関する情報が選択された場合に、かかる選択された広告に関する情報に関連する任意の情報を選択する。これにより、情報処理装置100は、ユーザに対して広告に関する情報に関連する任意の情報を提供することができる。
【0131】
また、情報処理装置100において、選択部132は、先に任意の情報が選択された場合に、かかる選択された任意の情報に関連する広告に関する情報を選択する。これにより、情報処理装置100は、ユーザに対して任意の情報に関連する広告に関する情報を提供することができる。
【0132】
また、情報処理装置100において、選択部132は、位置情報と対応する店舗でのユーザの行動履歴に基づいて、広告に関する情報および任意の情報を選択する。これにより、情報処理装置100は、ユーザの嗜好に応じた広告に関する情報および任意の情報をユーザに対して提供することができる。
【0133】
また、情報処理装置100において、取得部131はユーザの行動履歴としてかかるユーザの購買履歴を取得し、選択部132は、ユーザの購買履歴の傾向に応じて、広告に関する情報および任意の情報を選択する。これにより、情報処理装置100は、ユーザに対してかかるユーザの購買履歴の傾向に応じた広告に関する情報および任意の情報を提供することができる。
【0134】
また、情報処理装置100において、提供部134は、任意の情報として、位置情報と対応する店舗からユーザに対して提供される利益に関する情報を提供する。これにより、情報処理装置100は、ユーザが店舗に入店した場合に、かかる店舗において有益な情報をユーザに提供することができる。
【0135】
また、情報処理装置100において、提供部134は、ユーザに対して提供される利益であって、ユーザの行動履歴に応じた内容の利益に関する情報を提供する。これにより、情報処理装置100は、ユーザが店舗に入店した場合に、かかる店舗において有益な情報で、且つ、ユーザの嗜好に応じた情報をユーザに提供することができる。
【0136】
また、情報処理装置100において、提供部134は、広告に関する情報であって、位置情報に対応する店舗で取り扱っている商品またはサービスの広告主により登録された情報を提供する。これにより、情報処理装置100は、ユーザが店舗に入店した場合に、かかる店舗で取り扱っている商品またはサービスの広告主により登録された情報をユーザに提供することができる。
【0137】
また、情報処理装置100において、提供部134は、任意の情報であって、位置情報に対応する店舗の管理者により登録された情報を提供する。これにより、情報処理装置100は、ユーザが店舗に入店した場合に、かかる店舗の管理者により登録された情報をユーザに提供することができる。
【0138】
また、上述したように、情報処理装置100は、取得部131と、選択部132とを備える。取得部131は、ユーザが利用する端末装置10の位置情報を取得する。選択部132は、広告主によって指定された広告出稿条件と、取得部131により取得された位置情報に対応する店舗の管理者によって指定された広告出稿許可条件とのマッチング結果に基づいて、ユーザに対して提供する広告に関する情報を選択する。
【0139】
これにより、情報処理装置100は、店舗に入店したユーザに対して提供する広告に関する情報において、広告主によって指定された広告出稿条件と店舗の管理者によって指定された広告出稿許可条件の合致による広告に関する情報の提供を行うことができる。したがって、情報処理装置100は、ユーザに対して付加価値のある広告の提供サービスを実現することができる。
【0140】
また、情報処理装置100において、選択部132は、広告に関する情報として、店舗で取り扱っている商品またはサービスの広告に関する情報を選択する。これにより、情報処理装置100は、店舗に入店したユーザに対して、かかる店舗で取り扱っている商品またはサービスの広告に関する情報を提供することができる。
【0141】
また、情報処理装置100は、決定部133をさらに備える。決定部133は、ユーザが利用する端末装置10に広告に関する情報を提供したことによる広告効果に基づいて、広告主に対する課金額を決定する。これにより、情報処理装置100は、広告主に対してユーザが利用する端末装置10に広告に関する情報を提供したことによる広告効果に基づいた課金額の決定を行うことができる。
【0142】
また、情報処理装置100において、決定部133は、ユーザが広告を選択した回数に応じた課金額を決定する。これにより、情報処理装置100は、広告主に対してユーザが広告を選択した回数に応じた課金額の決定を行うことができる。
【0143】
また、情報処理装置100において、決定部133は、ユーザが店舗において広告に対応する商品またはサービスの購入に応じた課金額を決定する。これにより、情報処理装置100は、広告主に対してユーザが店舗において広告に対応する商品またはサービスの購入に応じた課金額の決定を行うことができる。
【0144】
また、情報処理装置100において、選択部132は、広告に関する情報と連動させてユーザに対して情報を提供する場合に、位置情報の位置に応じた任意の情報を選択する。これにより、情報処理装置100は、ユーザに対して広告に関する情報と連動させて任意の情報を提供することができる。
【0145】
また、情報処理装置100において、選択部132は、任意の情報として、位置情報と対応する店舗からユーザに対して提供される利益に関する情報を選択する。これにより、情報処理装置100は、ユーザが店舗に入店した場合に、かかる店舗において有益な情報をユーザに提供することができる。
【0146】
また、情報処理装置100において、選択部132は、ユーザに対して提供される利益であって、ユーザの行動履歴に応じた内容の利益に関する情報を選択する。これにより、情報処理装置100は、ユーザが店舗に入店した場合に、かかる店舗において有益な情報で、且つ、ユーザの嗜好に応じた情報をユーザに提供することができる。
【0147】
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
【0148】
また、上記してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」等に読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
【符号の説明】
【0149】
1 情報処理システム
10 端末装置
100 情報処理装置
110 通信部
120 記憶部
121 ユーザ情報記憶部
122 広告情報記憶部
123 クーポン情報記憶部
124 課金情報記憶部
130 制御部
131 取得部
132 選択部
133 決定部
134 提供部
200 コンピュータ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
【手続補正書】
【提出日】2019年6月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザが利用する端末装置の位置情報を取得する取得部と、
前記取得部によって取得された位置情報に基づく前記ユーザの状況に応じた広告に関する情報と、前記位置情報の位置に応じた任意の情報とを、前記ユーザが利用する端末装置に提供する提供部と
を備え
前記提供部は、
前記位置情報に対応する店舗の管理者であって、前記広告の広告主とは異なる前記管理者により登録された情報を前記任意の情報として提供する
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
インターネット上での前記ユーザの行動履歴に基づいて、前記広告に関する情報および前記任意の情報を選択する選択部をさらに備える
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記選択部は、
先に前記広告に関する情報が選択された場合に、当該選択された広告に関する情報に関連する前記任意の情報を選択する
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記選択部は
先に前記任意の情報が選択された場合に、当該選択された任意の情報に関連する前記広告に関する情報を選択する
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記選択部は、
前記位置情報と対応する店舗での前記ユーザの行動履歴に基づいて、前記広告に関する情報および前記任意の情報を選択する
ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか1つに記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記取得部は、
前記ユーザの行動履歴として、当該ユーザの購買履歴を取得し、
前記選択部は、
前記ユーザの購買履歴の傾向に応じて、前記広告に関する情報および前記任意の情報を選択する
ことを特徴とする請求項2〜5のいずれか1つに記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記提供部は、
前記任意の情報として、前記位置情報と対応する店舗から前記ユーザに対して提供される利益に関する情報を提供する
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記提供部は、
前記ユーザに対して提供される利益であって、前記ユーザの行動履歴に応じた内容の利益に関する情報を提供する
ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記提供部は、
前記広告に関する情報であって、前記位置情報に対応する店舗で取り扱っている商品またはサービスの広告主により登録された情報を提供する
ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の情報処理装置。
【請求項10】
情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
ユーザが利用する端末装置の位置情報を取得する取得工程と、
前記取得工程によって取得された位置情報に基づく前記ユーザの状況に応じた広告に関する情報と、前記位置情報の位置に応じた任意の情報とを、前記ユーザが利用する端末装置に提供する提供工程と
を含み、
前記提供工程は、
前記位置情報に対応する店舗の管理者であって、前記広告の広告主とは異なる前記管理者により登録された情報を前記任意の情報として提供する
ことを特徴とする情報処理方法。
【請求項11】
ユーザが利用する端末装置の位置情報を取得する取得手順と、
前記取得手順によって取得された位置情報に基づく前記ユーザの状況に応じた広告に関する情報と、前記位置情報の位置に応じた任意の情報とを、前記ユーザが利用する端末装置に提供する提供手順と
をコンピュータに実行させ
前記提供手順は、
前記位置情報に対応する店舗の管理者であって、前記広告の広告主とは異なる前記管理者により登録された情報を前記任意の情報として提供する
ことを特徴とする情報処理プログラム。
【請求項12】
ユーザが利用する端末装置の位置情報を取得する第1取得手順と、
前記位置情報に基づく前記ユーザの状況に応じた広告に関する情報と、前記位置情報の位置に応じた任意の情報とを取得する第2取得手順と、
前記第2取得手順によって取得された前記広告に関する情報と前記任意の情報とを並べて表示させる表示手順と
をコンピュータに実行させ
前記第2取得手順は、
前記位置情報に対応する店舗の管理者であって、前記広告の広告主とは異なる前記管理者により登録された情報を前記任意の情報として取得する
ことを特徴とする表示プログラム。