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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2019-192079(P2019-192079A)
(43)【公開日】2019年10月31日
(54)【発明の名称】携帯端末
(51)【国際特許分類】
   G06K 7/10 20060101AFI20191004BHJP
   H01Q 1/24 20060101ALI20191004BHJP
   H05K 5/02 20060101ALI20191004BHJP
   G06K 7/00 20060101ALI20191004BHJP
【FI】
   G06K7/10 224
   G06K7/10 476
   G06K7/10 252
   H01Q1/24 Z
   H05K5/02 Z
   G06K7/00 004
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】OL
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2018-86408(P2018-86408)
(22)【出願日】2018年4月27日
(71)【出願人】
【識別番号】501428545
【氏名又は名称】株式会社デンソーウェーブ
(74)【代理人】
【識別番号】100095795
【弁理士】
【氏名又は名称】田下 明人
(74)【代理人】
【識別番号】100143454
【弁理士】
【氏名又は名称】立石 克彦
(72)【発明者】
【氏名】竹内 廉泰
(72)【発明者】
【氏名】佐武 優
(72)【発明者】
【氏名】山本 圭一郎
【テーマコード(参考)】
4E360
5J047
【Fターム(参考)】
4E360AB04
4E360AB05
4E360AB42
4E360BA08
4E360BD02
4E360CA02
4E360EA11
4E360EC12
4E360FA08
4E360FA12
4E360FA13
4E360GA52
4E360GB26
5J047AA02
5J047AA07
5J047AA12
5J047FD01
(57)【要約】
【課題】小型化や薄型化を阻害することなく無線通信性能を向上させ得る構成を提供する。
【解決手段】筐体11の長手方向一側が薄板状の把持部12として構成される筐体11の長手方向他側に、情報コード読取ユニット40を保持するホルダ50が組み付けられる。ホルダ50は、把持部12の一部を構成する裏面11bに対して突出するように筐体11に組み付けられ、無線通信用アンテナ28aは、ホルダ50の把持部12側と裏面11bのホルダ50側との間であってホルダ50の突出端部51と裏面11bとの間に設けられる蓋部13の支持面13cを利用して配置される。
【選択図】図9
【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報コードを光学的に読み取る読取部と、
アンテナを介して無線通信を行う無線通信部と、
長手方向一側が薄板状の把持部として構成される筐体と、
前記筐体の長手方向他側に組み付けられて、前記読取部を保持するホルダと、
を備える携帯端末であって、
前記ホルダは、前記把持部の一部を構成する一面に対して突出するように前記筐体に組み付けられ、
前記アンテナは、前記ホルダの前記把持部側と前記一面の前記ホルダ側との間であって前記ホルダの突出端部と前記一面との間に設けられる支持面を利用して配置されることを特徴とする携帯端末。
【請求項2】
前記支持面は、前記筐体に対して着脱可能に組み付けられる蓋部の内面側に設けられることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報コードを光学的に読み取る携帯端末に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、情報コードを光学的に読み取る情報コードリーダとしての機能に加えて無線通信機能を有する携帯端末に関する技術として、例えば、下記特許文献1に開示される情報読取装置が知られている。この情報読取装置は、バーコードを光学的に読み取るコードリード部とデータキャリアに記録される情報を電磁波によって読み取るデータキャリアリード部とを一体に備え、バーコードとデータキャリアを同時に及び/又は別々に読み取るように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平09−297808号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、無線通信機能を有する携帯端末では、筐体内に補強用の金属ホルダなどの金属体が収容される場合が多く、このような金属体からアンテナをできるだけ離すように配置する必要がある。しかしながら、アンテナを筐体内の金属体から単に離すような配置構成では、筐体の厚みが増してしまい、筐体の小型化や薄型化が困難になるという問題がある。
【0005】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、小型化や薄型化を阻害することなく無線通信性能を向上させ得る構成を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、特許請求の範囲の請求項1に記載の発明は、
情報コード(C)を光学的に読み取る読取部(40)と、
アンテナ(28a)を介して無線通信を行う無線通信部(28)と、
長手方向一側が薄板状の把持部(12)として構成される筐体(11)と、
前記筐体の長手方向他側に組み付けられて、前記読取部を保持するホルダ(50)と、
を備える携帯端末(10)であって、
前記ホルダは、前記把持部の一部を構成する一面(11b)に対して突出するように前記筐体に組み付けられ、
前記アンテナは、前記ホルダの前記把持部側と前記一面の前記ホルダ側との間であって前記ホルダの突出端部と前記一面との間に設けられる支持面(13c)を利用して配置されることを特徴とする。
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【発明の効果】
【0007】
請求項1の発明では、長手方向一側が薄板状の把持部として構成される筐体の長手方向他側に、読取部を保持するホルダが組み付けられる。ホルダは、把持部の一部を構成する一面に対して突出するように筐体に組み付けられ、アンテナは、ホルダの把持部側と上記一面のホルダ側との間であってホルダの突出端部と上記一面との間に設けられる支持面を利用して配置される。
【0008】
これにより、アンテナが配置される支持面は、ホルダの突出端部と上記一面との間に配置されるため、アンテナが上記一面よりも内側となるように筐体内に収容される場合と比較して、アンテナを筐体内の金属体から離すように配置することができる。特に、支持面は、ホルダの把持部側と上記一面のホルダ側との間となるように配置されるため、ホルダが把持部の一面から飛び出すことでデッドスペースとなりやすいホルダの把持部側近傍のスペースを有効に活用することができる。したがって、小型化や薄型化を阻害することなく無線通信性能を向上させることができる。
【0009】
請求項2の発明では、アンテナが配置される支持面は、筐体に対して着脱可能に組み付けられる蓋部の内面側に設けられる。これにより、アンテナの交換が必要になるような場合でも、蓋部の交換に応じてアンテナを容易に交換することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】第1実施形態に係る携帯端末を示す斜視図である。
図2図1の携帯端末を裏面側から見た示す斜視図である。
図3図1の携帯端末を図2と異なる方向にて裏面側から見た示す斜視図である。
図4図1の携帯端末の平面図である。
図5図4の携帯端末の側面図である。
図6図4の携帯端末の上面図である。
図7図4の携帯端末の下面図である。
図8図8(A)は、図1の携帯端末の電気的構成を例示するブロック図であり、図8(B)は、図8(A)の無線タグ処理ユニットの電気的構成を概略的に例示するブロック図であり、図8(C)は、図8(A)の情報コード読取ユニットの電気的構成を概略的に例示するブロック図である。
図9】無線通信用アンテナの近傍を拡大して示す拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態に係る携帯端末について、図面を参照して説明する。
本実施形態に係る携帯端末10は、ユーザによって携帯されて様々な場所で用いられる携帯型の情報読取端末として構成されており、バーコードや二次元コードなどの情報コードを光学的に読み取る情報コードリーダとしての機能に加えて、アンテナを介して送受信される電波を媒介としてRFIDタグなどの無線タグに記憶されている情報を読み書きする機能を兼ね備え、読み取りを二方式で行いうる構成となっている。
【0012】
図1図7に示すように、携帯端末10は、長手方向一側(図4及び図5の下側)が略薄板状の把持部12として構成される筐体11とこの筐体11の長手方向他側(図4及び図5の上側)に組み付けられるホルダ50とによって外郭が形成されている。
【0013】
図4等に示すように、筐体11の表面11aには、狭額縁化(狭ベゼル化)されるように大型化された表示画面24aが配置されている。また、把持部12の一部を構成する筐体11の裏面11b側には、電池29aを交換等する際に着脱される蓋部13が組み付けられている。この蓋部13は、裏面11bを構成する外面のうち、把持部12側となる第1外面13aが平面状となり、この第1外面13aのホルダ50側に連なる第2外面13bがホルダ50側ほど筐体11の厚みを増すように傾斜して形成される。なお、筐体11の裏面11bは、把持部12の一部を構成する「一面」の一例に相当し得る。
【0014】
特に、図5等に示すように、蓋部13は、第2外面13bがホルダ50の把持部側に対して滑らかに連なるように形成されている。このため、第2外面13bがホルダ50側ほど筐体11の厚みを増すように傾斜して形成されても、この厚みを増した部分が裏面11bから飛び出すホルダ50により形成されるデッドスペースに位置するため、携帯端末10の小型化や薄型化を阻害することもない。
【0015】
ホルダ50は、後述する情報コード読取ユニット40を保持する保持部として機能するもので、裏面11bに対して外方に突出するように筐体11に組み付けられている。このホルダ50の突出端部51には、情報コードCからの反射光を取り込むための読取口52が設けられている。
【0016】
次に、携帯端末10の電気的構成について説明する。
図8(A)に示すように、携帯端末10の筐体11内には、携帯端末10全体を制御する制御部21が設けられている。この制御部21は、マイコンを主体として構成されるものであり、CPU、システムバス、入出力インタフェース等を有し、記憶部22とともに情報処理装置を構成している。記憶部22には、情報コードを光学的に読み取る読取処理を実行するための所定のプログラム等が制御部21により実行可能に予め格納されている。
【0017】
また、制御部21には、LED23、タッチパネル24、操作部25、バイブレータ26、ブザー27、通信部28などが接続されている。タッチパネル24は、公知のタッチパネル型の表示装置として構成されており、液晶表示器等の公知の表示デバイスとして構成される表示部と、この表示部の表示画面24aに重ねられて当該表示画面24aに対して押圧操作(接触)している範囲を検出可能な検出部として機能する透明性の操作パネルとを備えている。このタッチパネル24は、制御部21によって表示部の表示内容が制御される。操作部25は、上記操作パネルと筐体11の側面等に設けられる複数のキーとを備えるように構成されることで、タッチパネル24の表示画面24aに対する押圧操作(タッチ範囲等)やキー操作に応じた信号を制御部21に出力するように構成される。また、LED23、バイブレータ26及びブザー27は、制御部21によって制御される構成をなしており、それぞれ、制御部21からの指令を受けて動作する。
【0018】
通信部28は、電話回線網やインターネット等の所定のネットワークを介してデータ通信を行うためのインタフェースとして構成されており、無線通信用のアンテナ(以下、無線通信用アンテナ28aともいう)及び制御部21と協働して無線通信処理を行う構成をなしている。なお、通信部28は、「無線通信部」の一例に相当し、無線通信用アンテナ28aの配置構成については後述する。また、筐体11内には、電源部29が設けられており、この電源部29や電池29aによって制御部21や各種電気部品に電力が供給されるようになっている。
【0019】
また、携帯端末10は、制御部21により制御されて外部の情報を読み取り可能な情報読取部として機能する無線タグ処理ユニット30及び情報コード読取ユニット40を備えている。
【0020】
まず、無線タグ処理ユニット30について、図8(B)を用いて説明する。
無線タグ処理ユニット30は、無線タグT用のアンテナ(以下、タグ用アンテナ34ともいう)及び制御部21と協働して無線タグTとの間で電磁波による通信を行ない、無線タグTに記憶されるデータの読取り、或いは無線タグTに対するデータの書込みを行なうように機能するものである。この無線タグ処理ユニット30は、公知の電波方式で伝送を行う回路として構成されており、図8(B)にて概略的に示すように、送信回路31、受信回路32、整合回路33などを有している。
【0021】
送信回路31は、キャリア発振器、符号化部、増幅器、送信部フィルタ、変調部などによって構成されており、キャリア発振器から所定の周波数のキャリア(搬送波)が出力される構成をなしている。また、符号化部は、制御部21に接続されており、当該制御部21より出力される送信データを符号化して変調部に出力している。変調部は、キャリア発振器からのキャリア(搬送波)、及び符号化部からの送信データが入力される部分であり、キャリア発振器より出力されるキャリア(搬送波)に対し、通信対象へのコマンド送信時に符号化部より出力される符号化された送信符号(変調信号)によってASK(Amplitude Shift Keying)変調された被変調信号を生成し、増幅器に出力している。増幅器は、入力信号(変調部によって変調された被変調信号)を所定のゲインで増幅し、その増幅信号を送信部フィルタに出力しており、送信部フィルタは、増幅器からの増幅信号をフィルタリングした送信信号を、整合回路33を介してタグ用アンテナ34に出力している。このようにしてタグ用アンテナ34に送信信号が出力されると、その送信信号が送信電波として当該タグ用アンテナ34より外部に放射される。
【0022】
一方、タグ用アンテナ34によって受信された応答信号は、整合回路33を介して受信回路32に入力される。この受信回路32は、受信部フィルタ、増幅器、復調部、二値化処理部、複号化部などによって構成されており、タグ用アンテナ34を介して受信された応答信号を受信部フィルタによってフィルタリングした後、増幅器によって増幅し、その増幅信号を復調部によって復調する。そして、その復調された信号波形を二値化処理部によって二値化し、復号化部にて復号化した後、その復号化された信号を受信データとして制御部21に出力している。
【0023】
次に、情報コード読取ユニット40について、図8(C)及び図9を用いて説明する。
情報コード読取ユニット40は、情報コードCを光学的に読み取るように機能するもので、図9に示すように、ホルダ50により支持されて、筐体11の長手方向他側にて裏面11bから飛び出るようにして配置されている。
【0024】
情報コード読取ユニット40は、図8(C)に示すように、CCDエリアセンサからなる受光センサ43、結像レンズ42、複数個のLEDやレンズ等から構成される照明部41などを備えた構成をなしており、制御部21と協働して読取対象Rに付された情報コードC(バーコードや二次元コード)を読み取るように機能する。
【0025】
この情報コード読取ユニット40によって読み取りを行う場合、まず、制御部21によって指令を受けた照明部41から照明光Lfが出射され、この照明光Lfが読取口52を通って読取対象Rに照射される。そして、照明光Lfが情報コードCにて反射した反射光Lrは読取口52を通って装置内に取り込まれ、結像レンズ42を通って受光センサ43に受光される。読取口52と受光センサ43との間に配される結像レンズ42は、情報コードCの像を受光センサ43上に結像させる構成をなしており、受光センサ43はこの情報コードCの像に応じた受光信号を出力する。受光センサ43から出力された受光信号は、画像データとして記憶部22(図8(A))に記憶され、情報コードCに含まれる情報を取得するためのデコード処理に用いられるようになっている。なお、情報コード読取ユニット40には、受光センサ43からの信号を増幅する増幅回路や、その増幅された信号をデジタル信号に変換するAD変換回路等が設けられているがこれらの回路については図示を省略している。
【0026】
このように構成される携帯端末10では、把持部12が薄板状に形成されているため、剛性を高める目的で、図9に示すように、略平板状の金属ホルダ60が筐体11内にて当該筐体11の長手方向に沿って配置されている。このため、この金属ホルダ60から無線通信用アンテナ28aを離して配置することで、無線通信用アンテナ28aを利用した無線通信に関して金属ホルダ60の影響を低減する必要がある。
【0027】
そこで、本実施形態では、無線通信用アンテナ28aは、蓋部13の内面のうち、ホルダ50側となる支持面13cを利用して配置される。この支持面13cは、蓋部13における第2外面13bの内面側となる面であり、第2外面13bと同様に把持部12側の裏面11bに対して傾斜するように形成されており、ホルダ50側ほど金属ホルダ60から離れるようになっている。この無線通信用アンテナ28aは、蓋部13の内面に設けられるコネクタ28bを介して制御部21に接続される。このため、無線通信用アンテナ28aは、支持面13cを利用することで、筐体11内の金属ホルダ60から離されるように配置される。
【0028】
このように、無線通信用アンテナ28aは、ホルダ50の把持部12側と裏面11bのホルダ50側との間であってホルダ50の突出端部51と裏面11bとの間に設けられる蓋部13の支持面13cを利用して配置される。
【0029】
これにより、無線通信用アンテナ28aが配置される支持面13cは、ホルダ50の突出端部51と裏面11bとの間に配置されるため、無線通信用アンテナ28aが裏面11bよりも内側となるように筐体11内に収容される場合と比較して、無線通信用アンテナ28aを筐体11内の金属ホルダ60から離すように配置することができる。特に、支持面13cは、ホルダ50の把持部12側と裏面11bのホルダ50側との間となるように配置されるため、ホルダ50が裏面11bから飛び出すことでデッドスペースとなりやすいホルダ50の把持部12側近傍のスペースを有効に活用することができる。したがって、小型化や薄型化を阻害することなく無線通信性能を向上させることができる。
【0030】
特に、無線通信用アンテナ28aが配置される支持面13cは、筐体11に対して着脱可能に組み付けられる蓋部13の内面側に設けられる。これにより、無線通信用アンテナ28aの交換が必要になるような場合でも、蓋部13の交換に応じて無線通信用アンテナ28aを容易に交換することができる。
【0031】
なお、本発明は上記実施形態等に限定されるものではなく、例えば、以下のように具体化してもよい。
(1)蓋部13の支持面13cを利用して無線通信用アンテナ28aが配置されることに限らず、他のアンテナ、例えば、蓋部13の支持面13cを利用してタグ用アンテナ34が配置されてもよい。このように蓋部13の支持面13cを利用してタグ用アンテナ34が配置される場合には、このタグ用アンテナ34を金属ホルダ60から離すことができるので、無線タグTの読み書きに関して無線通信性能を向上させることができる。
【0032】
(2)支持面13cは、上述のように筐体11に対して着脱可能な蓋部13に設けられることに限らず、筐体11から取り外し不能な部位のうち、ホルダ50の把持部12側と裏面11bのホルダ50側との間であってホルダ50の突出端部51と裏面11bとの間に設けられる部位の内面等に設けられてもよい。
【符号の説明】
【0033】
10…携帯端末
11…筐体
11b…裏面(一面)
12…把持部
13…蓋部
13c…支持面
28…通信部(無線通信部)
28a…無線通信用アンテナ(アンテナ)
40…情報コード読取ユニット(読取部)
50…ホルダ
51…突出端部
52…読取口
60…金属ホルダ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9