【解決手段】本発明のタッチ式インタラクティブ電子ペットを組み合わせたケアシステムは、システムプラットフォームを備える。このシステムプラットフォームは、少なくとも一つのサーバーと、少なくとも一つの無線伝送装置と、少なくとも一つのシステムディスプレイとから成る。無線伝送装置を介してネットワークと接続することで、複数のタッチ式インタラクティブ電子ペットがサーバーとつながる。サーバーは、これらの複数の電子ペットからのインタラクション情報を受信し、統計した後、複数の平均インタラクション情報を生成する。リアルタイム受信したインタラクション情報の値の中で、平均インタラクション情報の値との差が、ある閾値より大きい場合、警告情報が発生し、システムディスプレイの画面上に表示される。
システムプラットフォーム、少なくとも一つのサーバー、システム無線伝送装置及びシステムディスプレイが含まれており、また、タッチ式インタラクティブ電子ペットを組み合わせたケアシステムであって、
前記システム無線伝送装置がネットワークを介して複数の前記タッチ式インタラクティブ電子ペットと接続することが可能であり、
前記サーバーは各前記タッチ式インタラクティブ電子ペットから送られた複数のインタラクション情報を受信し、統計した後に、複数の平均インタラクション情報を生成し、各前記タッチ式インタラクティブ電子ペットの中のリアルタイム伝送された各前記インタラクション情報の中の一つと前記平均インタラクション情報との差がある閾値より大きい場合、警告メッセージが生成され、前記システムディスプレイに表示されることを特徴とするケアシステム。
前記タッチ式インタラクティブ電子ペットは、さらにマイクと音声識別モジュールを含んでおり、前記マイクと前記音声識別モジュールは、周辺環境の音声を収集し、音声を識別することによって音声識別情報を生成し、
前記制御ユニットは、前記音声識別情報を受信した後、前記タッチ式インタラクティブ電子ペットに対し、対応する制御動作を行うことを特徴とする請求項4に記載のケアシステム。
前記第一インタラクションメッセージは活動手配メッセージであり、前記第二インタラクションメッセージはインタラクション手配メッセージであることを特徴とする請求項9に記載のケア装置。
前記タッチ式インタラクティブ電子ペットから送られたタッチモードを受信した後、ダウンロードタッチモードを生成し、前記タッチ式インタラクティブ電子ペットに伝送することによって、前記タッチ式インタラクティブ電子ペットの中の複数の前記タッチモードの更新を行うことをさらに含むことを特徴とする請求項12に記載のケア方法。
サーバーによって複数の前記ダウンロードタッチモード、複数のダウンロード音声情報、複数のダウンロードモーター動作モードが生成され、前記タッチ式インタラクティブ電子ペットに伝送されることをさらに含むことを特徴とする請求項13に記載のケア方法。
前記タッチ式インタラクティブ電子ペットから送られた前記タッチモード情報を受信した後、ダウンロードタッチモードが生成され、前記タッチ式インタラクティブ電子ペットに伝送されることによって、前記タッチ式インタラクティブ電子ペットの中の前記タッチモード情報が更新される内容をさらに含むことを特徴とする請求項15のケア方法。
前記サーバーによって複数の前記ダウンロードタッチモード、複数のダウンロード音声情報、複数のダウンロードモーター動作モードが生成され、前記タッチ式インタラクティブ電子ペットに伝送され、更新されることを特徴とする請求項16に記載のケア方法。
前記タッチ式インタラクティブ電子ペットから送られた前記タッチモード情報を受信した後、ダウンロードタッチモードが生成され、前記タッチ式インタラクティブ電子ペットに伝送され、前記タッチ式インタラクティブ電子ペットの中の前記タッチモード情報の更新を行う内容をさらに含むことを特徴とする請求項18に記載のケア方法。
前記サーバーによって複数のダウンロードタッチモード、複数のダウンロード音声情報、複数のダウンロードモーター動作モードが生成され、前記タッチ式インタラクティブ電子ペットに伝送されることをさらに含むことを特徴とする請求項18に記載のケア方法。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述の目的に達成するために、本発明は、従来の技術では解決できない、環境光が干渉する問題を解決し、赤外線技術により車内用の赤外線ジェスチャー制御機能を実現する赤外線ジェスチャー制御装置及びジェスチャー制御方法を提供する。
【0007】
本発明は、タッチ式インタラクティブ電子ペットを組み合わせたケアシステムを提供する。タッチ式インタラクティブ電子ペットを組み合わせたケアシステムは、一つのシステムプラットフォームを含む。
このプラットフォームは少なくとも、サーバー、無線伝送装置とシステムディスプレイから成る。無線伝送装置を介してネットワークと接続し、複数のタッチ式のインタラクティブ電子ペットがサーバーとつながることができる。
サーバーはこれらの複数の電子ペットからのインタラクション情報を受信し、統計した後に複数の平均インタラクション情報を生成する。リアルタイムで受信した電子ペットのインタラクション情報の中で、平均インタラクション情報との差が、ある閾値より大きい場合、警告メッセージが発生し、そのシステムのディスプレイの画面上に表示される。
【0008】
タッチ式インタラクティブ電子ペットを組み合わせたケアシステムは、複数のタッチ式インタラクティブ電子ペットとシステムプラットフォームからなる。
タッチ式インタラクティブ電子ペットは、本体、フレキシブルプリント基板、スピーカー、バッテリーユニット、制御回路基板、無線モジュール、光センサ、及び無線充電コイルモジュールから構成される。
フレキシブルプリント基板は、本体の内表面に付けられており、複数の電極を有する。これらの電極はマトリックス配置で配列し、コンデンサ式触感マトリックスを構成している。
制御回路基板は、制御ユニットを含み、中にはメモリーが設けられ、そのメモリーに複数の音声情報と複数のタッチモードが保存されており、その制御ユニットはフレキシブルプリント基板、スピーカー及びバッテリーユニットとつながっている。フレキシブルプリント基板が触られたとき、フレキシブルプリント基板にあるマトリックスコンデンサの変化モードによって、タッチモードを判断し、対応する音声情報をキャプチャし、そのスピーカーを制御し、キャプチャされた音声情報を再生する。
無線モジュールは制御ユニットに接続している。
光センサは制御ユニットに接続し、本体の開口に取り付けられており、外部からの光をセンシングする。制御ユニットは光センサのセンシング情報を受信する。受信したセンシング情報が予め設定された閾値より小さく、かつその低下時間も予め設定された時間を超えたとき、スピーカーを制御し、音声情報のうちの一つをキャプチャし、再生する。さらに、無線モジュールを制御し、第一インタラクション情報を送信する。
無線充電コイルモジュールは、充電可能なバッテリーと制御ユニットに接続し、外部の無線充電器とカップリングした後、充電可能なバッテリーへの充電ができる。制御ユニットが充電可能のバッテリーの容量が低いことを検出したときに、音声情報の中の低電力状態であることを知らせる音声情報を読み込み、スピーカーを制御し、音声を再生するとともに、無線モジュールを制御し、第二インタラクション情報を送信する。
システムプラットフォームは、それぞれ一つ以上のサーバー、無線伝送装置及びシステムディスプレイ画面からなる。無線伝送装置を用いてネットワークを介し、複数のタッチ式インタラクティブ電子ペットとつながり、サーバーがつながっているタッチ式インタラクティブ電子ペットから伝送されたインタラクション情報を受信し、統計した後に複数の平均インタラクション情報を生成する。これらのタッチ式インタラクティブ電子ペットの中で、電子ペットから送られたリアルタイムインタラクション情報の値と平均インタラクション情報の値との差が、ある閾値より大きくなっているとき、警告メッセージが生成され、システムの画面上に表示される。
【0009】
本発明は、タッチ式インタラクティブ電子ペットを組み合わせたケア装置を提供している。この装置は、少なくとも一つ以上のタッチ式インタラクティブ電子ペット及び形態端末を含む。
タッチ式インタラクティブ電子ペットは本体、フレキシブルプリント基板、スピーカー、バッテリーユニット及び制御回路基板、無線モジュール、光センサを含む。
フレキシブルプリント基板は、本体の内表面に付けられており、複数の電極を有する。これらの複数の電極はマトリックス配置で配列し、コンデンサ式触感マトリックスを構成している。
制御回路基板は、制御ユニットを含み、この制御ユニットの中には、メモリーが設けられている。メモリーには複数の音声情報及びタッチモードが保存されており、制御ユニットは、フレキシブルプリント基板、スピーカー及びバッテリーユニットとつながっている。フレキシブルプリント基板が触られたとき、フレキシブルプリント基板にあるマトリックス容量の変化モードによって、タッチモードを判断し、対応する音声情報を読み込み、スピーカーを制御し、読み込まれた音声情報が再生される。
無線モジュールは、制御ユニットに接続されている。
光センサは、制御ユニットに接続し、本体の開口に取り付けられており、外部からの光をセンシングする。制御ユニットはこの光センサのセンシング情報を受信する。受信したセンシング情報の値が予め設定された閾値より小さく、かつその低下状態にある時間も予め設定された時間を超えると、スピーカーを制御し、音声情報から対応する音声情報を読み込み、再生する。さらに、無線モジュールを制御し、第一インタラクション情報を送信する。
無線充電コイルモジュールは、充電可能なバッテリーと制御ユニットに接続し、外部の無線充電器とカップリングした後で、充電可能なバッテリーへの充電が可能である。制御ユニットが充電可能なバッテリーの充電可能容量が低いと検出したとき、音声情報の中の低電力状態であることを知らせるための音声情報を読み込み、スピーカーを制御し、音声を再生するとともに、無線モジュールを制御し、第二インタラクション情報を送信する。
携帯端末は、携帯端末ディスプレイと携帯装置無線モジュールからなる。この携帯端末が無線モジュールを用いてタッチ式インタラクティブ電子ペットの無線モジュールに接続され、タッチ式インタラクティブ電子ペットから第一インタラクション情報と第二インタラクション情報を受信すると、対応する第一インタラクティブメッセージ及び第二インタラクティブメッセージが生成され、携帯端末のディスプレイに表示される。
【0010】
本発明は、さらに携帯端末に応用されるタッチ式インタラクティブ電子ペットを組み合わせたケア方法を提供する。
携帯端末は、携帯端末ディスプレイを有し、タッチ式インタラクティブ電子ペットとつながるケーブルを含み、タッチ式インタラクティブ電子ペットの光センサ時間を受信している。もし光センシング情報が予め設定している閾値より低く、かつ低くなっている時間が予め設定している時間を超える場合、第一インタラクティブメッセージが生成され、携帯端末のディスプレイ画面上に表示される。また、タッチ式インタラクティブ電子ペットの低電力警告メッセージを受信すると、この低電力警告メッセージによって第二インタラクティブメッセージが生成され、携帯端末のディスプレイ画面上に表示される。
設定をオンにする指令を受信すると、設定オプションが生成され、携帯端末ディスプレイに表示される。設定オプションは、少なくとも予め設定する時間、バッテリーの低電力警告メッセージの時間を含む。設定オプションが選択された結果、及び、選択された設定オプションの結果を記録し、タッチ式インタラクティブ電子ペットに伝送し、保存する。
【0011】
本発明は、サーバー及びシステムディスプレイに応用される、タッチ式インタラクティブ電子ペットを組み合わせたケア方法を提供し、以下のステップを含む。
複数のタッチ式インタラクティブ電子ペットに対応する複数のユーザーメッセージバックスが表示されるステップ。
タッチ式インタラクティブ電子ペットにつながるステップ。
タッチ式インタラクティブ電子ペットから光センサ時間、低電量警告メッセージ及びタッチモード情報を受信するステップ。
光センサ時間、受信した低電力警告メッセージ及びタッチモード情報を統計し、一つ以上の平均活動情報が得られるステップ。
当日の光センサ時間、当日の低電力警告メッセージ及び当日のタッチモード情報と、平均活動情報との比較を行い、当日の光センシング時間、低電力警告メッセージ及びタッチモード情報のうちどれか一つが平均活動情報より低くなっている場合、警告が生成され、対応するユーザーメッセージボックスに標記され、システムのディスプレイに表示されるステップ。
ユーザーメッセージボックスをタッチして選択する指令によって、ユーザーに対応するユーザーメッセージボックスが生成され、システムディスプレイに表示され、それに警告メッセージバックスが含まれているステップ。
警告メッセージボックスをタッチして選択する指令によって、警告メッセージボックスに対応する光センサ時間、低電力警告メッセージ及びタッチモード情報が対応している複数の統計情報が生成され、システムディスプレイに表示されるステップ。
【0012】
本発明は、サーバー及びシステムディスプレイに応用されるタッチ式インタラクティブ電子ペットを組み合わせたケア方法を提供し、以下のステップを含む。
複数のタッチ式インタラクティブ電子ペットに対応する複数のユーザーメッセージが表示されるステップ。
ユーザーメッセージボックス及び携帯端末とタッチ式インタラクティブ電子ペットとがつながるステップ。
携帯端末から伝送されたタッチ式インタラクティブ電子ペットの光センサ時間、低電力警告メッセージ、タッチモードの情報及び設定オプションの選択結果が受信されるステップ。
光センシング時間、低電力警告メッセージ及びタッチモード情報を統計し、一つ以上の平均活動情報を取得するステップ。
当日の光センサ時間、低電力警告メッセージ及びタッチモード情報と、その平均活動情報との比較を行い、当日の光センサ時間、低電力警告メッセージ及びタッチモード情報の値が平均活動情報の値より低いとき、警告が対応するユーザーのメッセージボックスに標記され、システムディスプレイに表示されるステップ。
ユーザーメッセージボックスをタッチして選択する指令によって、ユーザーメッセージバックスに対応するユーザーメッセージボックスが生成され、システムディスプレイに表示され、それが警告メッセージボックスを含むステップ。
警告メッセージボックスをタッチして選択する指令によって、警告メッセージボックスに対応する光センサ時間、低電力警告メッセージ及びタッチモード情報に対応している複数の統計情報が生成され、システムディスプレイに表示されるステップ。
心配メッセージが携帯端末に送られるステップ。
【0013】
本発明の目的、特徴及び長所をさらにわかりやすく説明するため、以下、複数の望ましい実施例を挙げ、図と合わせ、詳しく説明する。
【発明を実施するための形態】
【0015】
本発明は、マトリックス型のコンデンサ式触感電極を電子ペットの本体に取り付けられており、マトリックス型のコンデンサ式触感電極がフレキシブル板の上に作られることによって、電子ペットに大面積のマトリックス型のコンデンサ式触感電極の配置が可能となり、ユーザーの多種のタッチモードを組み立てることによって、ユーザーとのインタラクティブを実現する。
また、スピーカーに出力される音、モーターに駆動される機械作動などによって、異なるタッチモードが呼び出され、電子ペットの異なる反応を達成する。
さらに、無線モジュールによって、ユーザーのタッチモードを記録し、クラウドまたは携帯端末にアップロードする。
これにより、ユーザーのタッチモードの分析が可能となり、ユーザーの操作習慣を検知し、能動的インタラクティブ性という目的を実現する。
【0016】
(タッチ式インタラクティブ電子ペットの制御装置システム実施例1)
まず、
図1は、本発明のタッチ式インタラクティブ電子ペットの制御装置のシステム図である。これは本体(
図5のおもちゃグマ1)に取り付けられている。
制御装置は、フレキシブルプリント基板20、スピーカー50、バッテリーユニット(図示せず)、制御回路基板10、モーター70、光センサ40、充電コイル60、アンテナ30、マイクと音声識別モジュール80を含む。
フレキシブルプリント基板20は本体の内表面に付けられており、複数の電極を有する。
図1に示すように、4本のX軸電極21(4つのサブ電極から構成)と4本のY軸電極(4つのサブ電極から構成)があり、これらの電極はマトリックス方式で配置され、コンデンサ式触感マトリックスを構成している。
制御回路基板10は、制御ユニット11、無線モジュール12、X軸接続電極13、Y軸接続電極14を含む。そのうち、制御ユニット11の内部にはメモリ(図示せず)が取り付けられており、メモリーには複数の音声情報と複数のタッチモードが保存されている。
制御ユニット11は、フレキシブルプリント基板20、スピーカー50及びバッテリーユニットに接続し、フレキシブルプリント基板20が触られたとき、フレキシブルプリント基板20のマトリックスの容量の変化モードによって、タッチモードを判断し、対応する音声情報を読み込み、スピーカー50を制御し、読み込んだ音声を出力する。
マイクと音声識別モジュール80は環境からの音を記録し、オーナーの音声を識別する。制御ユニット11は、マイクと音声識別モジュール80から音声の識別情報を受信した後、制御ユニット11内のメモリーに保存されている音声識別指令と比較し、その中の指令の一つであると判断すれば、タッチ式インタラクティブ電子ペットに対して対応する動作を制御することが可能である。
例えば、耳を搖動する、音声を出す、または尻尾を搖動する(尻尾の部分に駆動モーターの実施例がある)、頭を搖動する(頭部に駆動モーターの実施例がある)などの動作が制御される。
【0017】
そのうち、本発明の技術特徴は、マトリックス式触感電極によるタッチモードが生成され、そのタッチモードを判断することによって、対応する部材の制御が行われる。
例えば、スピーカー50、モーター70、無線モジュール12のようである。このタッチモードは、マトリックス式触感電極が触られたときの特定モードや頻度、時間の長さによって定義することが可能である。例えば、
左から右へ一回、左から右へ二回、左から右へ三回…、または、
右から左へ一回、右から左へ二回、右から左へ三回、または、
上から下へ一回、上から下へ二回、上から下へ三回…
このように類推することができる。
以上はタッチの方向(特定モード)と頻度による定義方式である。例えば、
左から右へ連続一秒、左から右へ連続二秒、左から右へ連続三秒…、または、
右から左へ連続一秒、右から左へ連続二秒、右から左へ連続三秒、または、
上から下へ連続一秒、上から下へ連続二秒、上から下へ連続三秒…
このように類推することができる。
【0018】
同様に、マトリックス式触感電極が触られた特定モード及び頻度、時間の長短の三者を用いて同時に定義することが可能である。例えば、
左から右へ一回(0.1秒、0.2秒、0.3秒…)、
左から右へ二回(0.1秒、0.2秒、0.3秒…)、
左から右へ三回(0.1秒、0.2秒、0.3秒…)…、または、
右から左へ一回(0.1秒、0.2秒、0.3秒…)、
右から左へ二回(0.1秒、0.2秒、0.3秒…)、
右から左へ三回(0.1秒、0.2秒、0.3秒…)、または、
上から下へ一回(0.1秒、0.2秒、0.3秒…)、
上から下へ二回(0.1秒、0.2秒、0.3秒…)、
上から下へ三回(0.1秒、0.2秒、0.3秒…)…
このように類推することができる。異なるタッチモードの判定によって、異なるタッチモードのコードを定義することができる。
このコードによって制御ユニット11がメモリーに保存されている情報を読み込むことが可能となる。例えば、音声情報は異なるタッチモードに対応している。その対応は一対一も可能であり、多対一も可能である。例えば、メモリーの中で多種類のモーター動作モードが保存されており、異なるタッチモードに対応し、一対一の対応も可能であり、一対多も可能である。
【0019】
モーター70は、制御ユニット11に接続し、本体の耳構造(図示せず)に取り付けられることによって、耳構造の動作を制御する。例えば、耳構造は搖動可能であり、耳構造のモーターの動作頻度及び回数を制御することによって、ペットのフィールを表現することができる。
これらの動作頻度及び回数などは、メモリーの中に保存されている複数の「モーター動作モード」に定義することが可能である。
モーター動作モードは、同様にそれらのタッチモードに対応しており、一対一も可能であれば、一対多も可能である。
制御ユニット11は、判断した異なるタッチモードによって、モーター70を制御し、そのモーターの動作モードを読み込み、耳構造の動作を行う。
【0020】
このように、本発明のタッチ式インタラクティブ電子ペットは、異なるタッチモードによって、異なる音声を出力することができる。また、異なるタッチモードによって、異なる耳搖動の動作を生成することができる。従って、簡易型の電子ペットがさらに良いインタラクティブモードを持たせるようになる。
【0021】
以上は受動的なインタラクティブモードである。本発明はこれ以外に、さらに複数の能動的なインタラクティブモードも提供する。
これは、光センサ40、無線充電コイル60及びマイクと音声識別モジュール80の三つの部材によって実現可能である。以下に説明する。
【0022】
光センサ40は、制御ユニット11に接続し、本体の一つの開口に取り付けされており、外部からの光源をセンシングするのに用いられる。
制御ユニット11は、光センサ40の一つのセンシング情報を受信し、受信した光センシング情報の値が光センシングの予め設定した値より小さく、かつ予め設定した時間(例えば、12時間、24時間、36時間…)を超えたとき、スピーカー50を制御し、これらの音声情報のうちの一つを読み込んで出力する。
また、タッチ式インタラクティブ電子ペットの説明書に以下のように説明することができる。ペットが長時間陽光を浴びないと、ペットから音声が出力され、オーナーに散歩の要求を出す。光センサ40の光センシング時間強度と時間によって、主体的なインタラクティブ方式をオンにするか否かを決定する。こ
のモードを有効に利用することによって、主体的に音声を出力するまたは耳を搖動する、さらに尻尾を搖動するなどの動作を実現する。これによって能動的なインタラクティブ機能を増加する。
【0023】
また、無線充電コイルモジュール60の配置も、能動的なインタラクティブ機能を達成することができる。
無線充電コイルモジュール60は充電可能なバッテリー(図示せず)と制御ユニット11に接続し、外部の無線充電器90(
図5を参照)とカップリングした後、充電可能なバッテリーへの充電ができる。そのうち、制御ユニット11が充電可能なバッテリーの電力が低すぎると検知されたときに、音声情報の中の低電力音声情報を読み込み、スピーカー50を制御し音声を出力する。
このモードは同様に能動的なインタラクティブモードの生成方法に属している。そのうち、電力が低すぎるという概念は、電力が残り75%、50%、25%などを採用することができる。主要な目的はオーナー、すなわち高齢者とタッチ式インタラクティブ電子ペットとのインタラクティブ活動である。
タッチ式インタラクティブ電子ペットの説明書の中に、このときは「タッチ式インタラクティブペットは食事したい」と明記し、この低電力音声情報の出力によって、オーナーがタッチ式インタラクティブ電子ペットは、お腹が空いたと認識するようになる。
さらに、無線充電器90によって充電し、「お腹がいっぱいです」という音声情報を生成することができ、このとき、制御ユニット11が同様にスピーカーを制御し音声を出力する。
【0024】
ここで、タッチ式インタラクティブ電子ペットがおもちゃ犬の場合、多種類の犬の音を用いて合わせることができる。
タッチ式インタラクティブ電子ペットがおもちゃ猫の場合、多種類の猫の音を用いて合わせることができる。
【0025】
マイクと音声識別モジュール80は、他の種類の能動的なインタラクティブモードを実現することができる。
マイクと音声識別モジュール80が検知したオーナーの音声に対して識別し、制御ユニット11が識別した音声をメモリーの中に保存された音声情報と比較し、一致している場合は能動的にレスポンスする。例えば、耳の搖動、対応の音声の出力、尻尾の搖動(尻尾の機械動作モードを追加)、頭の搖動(頭部の機械動作モードを追加)などの動作が行われる。
これらの動作によって、他の種類の能動的なインタラクティブモードを実現することできる。
【0026】
この他に、本発明は、無線モジュール12を用いてもう一つのクラウド制御と個人化の機能を実現する。そのうち、無線モジュール12は、制御ユニット11に接続し、一つの携帯端末(図示せず)または一つの無線基地局(図示せず)とつながり、フレキシブルプリント基板20が触れたときに、「タッチモード履歴」を送信する。
無線モジュール12は無線基地局または携帯端末から送られた複数のダウンロードのタッチモード、音声情報、モーター動作モードを受信し、メモリーに保存することができる。この機能によって、個人化のタッチモードを実現することができる。言い換えれば、前述の予め設定したタッチモードは、無線モジュール12を用い、実際の使用者のタッチ行為を記録し、無線モジュール12によってアップロードする。
アップロードした結果を統計分析し、そのユーザー専用の「ダウンロードタッチモード」に変更し、本発明のタッチ式インタラクティブ電子ペットにダウンロードする。このように、ダウンロードタッチモードの更新の他に、スピーカー50から出力する音声の内容とモーターの動作モードを更新することもできる。即ち、「ダウンロード音声情報」、「ダウンロードモーター動作モード」である。
よって、ユーザーは、自分の持っているタッチ式インタラクティブ電子ペットと一緒にいる時間が長くなるにつれ、行為モードも変わることが認識される。このインタラクティブモードは、無線モジュール12と外部の応用プラットフォームとを組み合わせることによって、成長型電子ペットの概念を実現する。
【0027】
成長型電子ペットの概念に、死亡時間の計算の追加も可能である。例えば、死亡時間は1年、2年、3年である。死亡時間になったとき、死亡音声情報を作動する。オーナーがこの電子ペットがなくなったと思うことによって、この電子ペットインタラクティブ電子ペットは本物だと感じられるような目的を達成する。
死亡時間になったときに、制御ユニット11が継続の充電ができなくなるように無線充電コイルを制御し、タッチ式インタラクティブ電子ペットの充電ができないため継続の動作もできなくなり、「本番の死亡」に至る。
【0028】
フレキシブルプリント基板20の中のコンデンサ式触感マトリックスは多種方式を用いることができる。例えば、
図1は、ダイヤモンド型のマトリックスモード、
図2A、
図2Bは直線型のマトリックスモード、
図3は直線型とスクエア型の電極が混在するモード、
図4はスクエア型のマトリックスモードが、採用されている。
図1の実施例は、ダイヤモンド型のマトリックスモードを採用し、このモードは4本のX軸電極21(それぞれ4つのサブ電極がある)と4本のY軸電極22(それぞれ4つのサブ電極がある)の実施例が採用している。制御をスキャンし、タッチモードの判別を実現する。この種類の電極配置は、一般的には交差線の方式を採用し、配線の絶縁を実現する。
【0029】
(タッチ式インタラクティブ電子ペットの制御装置システム実施例2)
図2Aの実施例は直線型のマトリックスモードを採用している。6つのX軸電極23と6つのY軸電極24の実施例が採用され、制御をスキャンすることによって、タッチモードの判別を実現する。
この実施例は、二重層電極のフレキシブルプリント基板が採用している。
図2Bに示すように、X軸電極23とY軸電極24の間には、一つのPET層25があり、この2つの電極を絶縁させる。
【0030】
(タッチ式インタラクティブ電子ペットの制御装置システム実施例3)
図3の実施例は直線型とスクエア型の電極が混在しているマトリックスモードを採用している。6つのX軸電極27と6つのY軸電極の実施例が採用され、そのうち、各Y軸電極は、6つのY軸サブ電極28−1、28−2、28−3、28−4、28−5、28−6からなる。
この実施例によって、単層電極のフレキシブルプリント基板、かつ交差線の方式でY軸サブ電極28−1、28−2、28−3、28−4、28−5、28−6の接続を実現することが可能である。
【0031】
(タッチ式インタラクティブ電子ペットの制御装置システム実施例4)
図4の実施例は、直線化型とスクエア型の電極が混在しているマトリックスモードを採用している。6つのX軸電極と6つのY軸電極の実施例が採用され、そのうち、
各X軸電極は6つのX軸サブ電極29−1、29−2、29−3、29−4、29−5、29−6からなり、
各Y軸電極は6つのY軸サブ電極28−1、28−2、28−3、28−4、28−5、28−6からなる。
この実施例によって、単層電極のフレキシブルプリント基板、かつ交差線の方式で、
X軸サブ電極29−1、29−2、29−3、29−4、29−5、29−6と、
Y軸サブ電極28−1、28−2、28−3、28−4、28−5、28−6との接続を実現することが可能である。
【0032】
この他、フレキシブルプリント基板20の概念は、必ずしも一つに限らず、一枚に一電極の方式で作られることもできる。
【0033】
(タッチ式インタラクティブ電子ペットの実施例)
次に
図5を参照されたい。
図5は、本発明のタッチ式インタラクティブ電子ペットを示す図であり、おもちゃグマ1を実施例としている。
フレキシブルプリント基板20は、おもちゃグマ1の腹部に配置され、腹部に触ることによって、本発明のタッチ式インタラクティブ電子ペットの制御装置は、ユーザーがどのようにおもちゃグマ1を触っているのかを判別する。そして、中のスピーカー50を制御し、対応している音声を出力する。
また、おもちゃグマの耳構造を制御し、対応する動作を行うこともできる。無線充電コイルモジュール60はおもちゃグマ1の底部に配置することができる。これを用いて無線充電器90と無線でカップリングし充電することができる。
使用説明書の使用方法やおもちゃグマ1に標記などの方法を加えること、または、構造によって無線充電コイルモジュール60と無線充電器90がよいカップリング効果に達成する。
【0034】
(ケアシステムの実施例)
次に、
図6を参照されたい。この図は、本発明のタッチ式インタラクティブ電子ペットを組み合わせたケアシステムの概略図を示しており、タッチ式インタラクティブ電子ペット(この図はおもちゃグマ1の実施例である)、携帯端末100、無線基地局200、サーバー300及びシステムディスプレイ400を含む。
その中で、タッチ式インタラクティブ電子ペットであるおもちゃグマ1については前述のとおりであるため、割愛する。
【0035】
サーバー300は、システムの無線伝送装置とシステムディスプレイ400を用いてシステムプラットフォームを構成し、システム無線伝送装置によって、ネットワークを介して複数のタッチ式インタラクティブ電子ペットとつなぎ、これらのタッチ式インタラクティブ電子ペットから送られた複数のインタラクティブ情報を受信することができる。
受信した情報を統計し、複数の平均インタラクション情報が生成される。これらのタッチ式インタラクティブ電子ペットの中の一つから受信したリアルタイムのインタラクティブな情報のうち、一つの情報が平均インタラクション情報との差がある閾値より大きくなっていると、警告メッセージが生成し、システムディスプレイ400に表示される。
警告メッセージの表示に関しては、
図8A−8Dにて説明する。そのうち、警告メッセージは少なくとも一つの能動的な心配する警告メッセージを含む。
さらに、サーバー300は、一つの心配メッセージが生成され、携帯端末100に送る。携帯端末100は個別に対応しているタッチ式インタラクティブ電子ペットとつながることができる。
図6に示すように、携帯装置100はおもちゃグマ1とつながることができる。
【0036】
そのうち、携帯端末100は、携帯端末のディスプレイ110(
図7A)と携帯装置無線モジュール(図示せず)、この携帯端末100の携帯装置無線モジュールとタッチ式インタラクティブ電子ぺットの無線モジュールとつながることによって、タッチ式インタラクティブ電子ペットから送られた第一インタラクション情報と第二インタラクティブな情報を受信し、対応する第一インタラクティブメッセージ、第二インタラクティブメッセージが生成され、携帯端末のディスプレイ110に表示される。
そのうち、第一インタラクティブメッセージは活動手配メッセージであり、第二インタラクティブメッセージはインタラクティブ手配メッセージである。インタラクティブメッセージの表示は、
図7A−7Dにて説明する。
【0037】
(ケアシステムの表示インタフェース実施例1)
図7A−7Dを参照されたい。
図7A−7Dは、本発明のタッチ式インタラクティブ電子ペットを組み合わせた電子ケアシステム装置のうち、携帯端末100のインタラクティブ情報表示インタフェースの実施例を示す。
図7Aは本発明の携帯端末100の中にインストールされるアプリケーション(APP)のユーザーインタフェース(GUI)を示している。その表示例の名前は「おもちゃグマBoboの管理者」、「Bobo」はAPPがインストールされるとき、ユーザーが設定したおもちゃグマ1の氏名(親友が設定したかもしれない)である。
携帯端末のディスプレイ110の中で、複数の機能オプションとボタンがあり、それぞれ食事時間の調整ボタン121、散歩時間の調整ボタン122、Boboの写真ボタン123、管理センターへの連絡ボタン124及びカメラ機能ボタン125などである。各ボタンは対応の機能を実行することができる。
そのうち、食事時間の調整ボタン121、散歩時間の調整ボタン122によって、ユーザーがおもちゃグマ1の前述の光センサ40と無線充電コイル60の関連の計時機能を調整することができ、具体的には、時計調整モードにより実行可能である。
【0038】
図7Bは、本発明のおもちゃグマ1が生成された光センサ40の計時の時間になったとき、携帯端末100にメッセージを送信し、携帯装置100が対応する第一インタラクティブメッセージ、即ち、活動の手配メッセージが生成されることを説明している。
この図式のうち、携帯端末ディスプレイ110は、メッセージボックス127「Boboが散歩したい」と警告灯126を生成し、「無視する」というフィードバックボタン128も表示した。これらの活動手配メッセージの生成によって、おもちゃグマ1が携帯端末100に介し、ユーザーとのインタラクションが行い、前述の能動的なインタラクションの目的を達成する。
また、高齢者にとって、このような能動的インタラクティブ方式によって、高齢者に外で散歩する機会を増やし、高齢者の心身の健康をさらに促進することができる。
【0039】
図7Cは、本発明のおもちゃグマ1が生成された無線充電コイル60の低電力警告メッセージが生成されたとき、携帯端末100にメッセージを送った後、携帯端末100が対応する第二インタラクティブメッセージが生成され、即ち、インタラクティブ手配メッセージが生成されることを説明している。
この図式のうち、携帯端末のディスプレイ110がメッセージボックス127「Boboの食事時間です」と警告灯126が生成され、「無視する」というフィードバックボタン128も表示した。
これらの活動手配メッセージの生成によって、おもちゃグマ1が携帯端末100を介し、ユーザーとのインタラクションを行い、ユーザーが無線充電器90をおもちゃグマ1のところに持って行き、おもちゃグマ1に対し充電すると同時に、前述の能動的なインタラクションの目的を達成する。
また、高齢者に対し、この能動的インタラクティブ方式によって、高齢者とおもちゃグマ1とのインタラクションが多くなり、高齢者を安心させる。
【0040】
図7Dは、本発明のケアシステムのサーバー300に警告メッセージが生成されたとき、能動的に心配メッセージを携帯端末100の携帯端末ディスプレイ110に生成することを説明している。図例は、「管理者からのメッセージ」であり、具体的な生成方式は後の
図8Dを参照されたい。
【0041】
(ケアシステムの表示インタフェース実施例2)
次に、
図8A−8Dを参照されたい。これらの図式は、本発明のタッチ式インタラクティブ電子ペットを組み合わせたケアシステムにおいて、システムディスプレイ400のインタラクション情報を表示するインタフェースの実施例を示す。
【0042】
図8Aは、複数のタッチ式インタラクティブ電子ペットの対応するユーザー情報ボックスの表示ステップ(ステップ511、ステップ521)を示す。
この図式には、システムディスプレイ400に画面メッセージボックス410が表示され、そのうち、三名のユーザーの情報が表示され、それぞれのユーザーメッセージボックス420、430、440は、梵谷、趙さん及び胡おばさんの三人に対応する。
そのうち、ユーザーメッセージボックス440胡おばさんのメッセージに、「警告状態」が出ており、内容は「1日以上インタラクションを行っていない」である。高齢者にとっては、毎日の常態の活動は正常、非常態の活動は異常となる。そのため、高齢者が過去におもちゃグマ1を使用した後、徐々にインタラクティブモードが確立する。
その後、高齢者は通常、相対的に固定的な活動モードを採用する。この実施例において、ユーザーメッセージボックス440の中の胡おばさんは、一日以上おもちゃグマ1とのインタラクションが行われていないので、何らかの状況が発生した可能性がある。
これは、本発明の一つの特色でもある。ユーザーと本発明のタッチ式インタラクティブ電子ペットとのインタラクションのモードによって高齢者の活動状態を分析する。高齢者の状況を推測し、リアルタイムに心配する情報を送る。本発明のタッチ式インタラクティブ電子ペットは、おもちゃグマ1だけではなく、高齢者のケアを補助する機能をさらに果たすこともできる。
【0043】
図8Bは、
図8Aのユーザーメッセージボックス440の胡おばさんをタッチした後、ユーザーの基本情報図が表示されることを説明している。胡おばさんの個人メッセージボックス443において、基本情報以外に、警告メッセージボックス441とインタラクション履歴の照会ボタン442が生成されている。管理者がインタラクション履歴の照会ボタン442をタッチしたら、
図8Cの表示例が生成される。
図8Cは、さらに隠れた個人情報メッセージボックス449とインタラクション履歴445、446、447が表示され、それぞれが2018.03.08、2018.03.09、2018.03.10のインタラクション履歴を示している。
図8Cからわかるように、2018.03.10の午後1:30に、元々毎日午前中におもちゃグマ1とのインタラクションを3回行っている胡おばさんは、明らかにインタラクションが行われていなかった。その原因として以下の3つが考えられる。一つ目は、おもちゃグマの故障、二つ目は、携帯端末100の故障、三つ目は、胡おばさんはおもちゃグマ1とのインタラクションが行われていないことである。
以上の原因のうち、後者の可能性が高いが、いずれの原因としても、管理者から能動的に胡おばさんに心配メッセージを送る理由が十分である。よって、胡おばさんに他人が心配していることを感じさせる目的に達成し、インタラクティブケアの目標を達成することができる。そのうち、サーバー300は、他に電話で親戚に連絡するボタン444−1と心配メッセージの送信ボタン444−2が生成され、管理者に心配する任務を実行させる。
【0044】
図8Dにおいて、管理者が心配メッセージの送信ボタン444−2をタッチしたことを示している。システムディスプレイ400に、心配メッセージの編集ボックス448が表示され、管理者がその心配メッセージを編集することができる。この心配メッセージを編集し、送信するボタン444−3をタッチした後、サーバー300が心配メッセージを携帯端末100に送信する。これが
図7Dの表示結果である。
【0045】
以上、本発明のタッチ式インタラクティブ電子ペットを組み合わせたケアシステムの各装置の機能を詳しく説明した。続いて、本発明のタッチ式インタラクティブ電子ペットを組み合わせたケア方法を説明する。
【0046】
(ケア方法の実施例1)
以下では、
図9Aを参照されたい。
図9Aは本発明のタッチ式インタラクティブ電子ペットを組み合わせたケア方法のフローチャートの実施例を示す。タッチ式インタラクティブ電子ペットのケア装置に使われる。
図6と突き合わされたい。以下のステップを含む。
【0047】
(ステップ501)
タッチ式インタラクティブ電子ペットと接続する。即ち、携帯端末100をおもちゃグマ1と接続する。
【0048】
(ステップ502)
タッチ式インタラクティブ電子ペットの光センサ時間を受信する。
【0049】
(ステップ503)
もし光センシング情報が予め設定している閾値より低く、かつ低くなっている時間が予め設定している時間を超える場合、第一インタラクティブメッセージが生成され、ディスプレイ画面上に表示される。
おもちゃグマ1は能動的に時間を計り、光センシング時間の情報が生成される。
時間になったら、対応する警告メッセージが生成され、携帯端末100のAPPに送る。第一インタラクティブメッセージは
図7Bに示す。
【0050】
(ステップ504)
タッチ式インタラクティブ電子ペットの低電力警告メッセージを受信する。
【0051】
(ステップ505)
低電力警告メッセージによって、第二インタラクティブメッセージが生成され、ディスプレイに表示される。
おもちゃグマ1は、無線充電コイルモジュール60の電力を検知し、低電力の警告メッセージが生成される。低電力警告メッセージが発生したとき、おもちゃグマ1が対応する警告メッセージが生成され、携帯端末100のAPPに送る。
第二インタラクティブメッセージは
図7Cに示す。
【0052】
(ステップ506)
設定をオンする指令を受信した後、設定オプションが生成され、ディスプレイに表示される。設定オプションは、少なくとも予め設定する時間、低電力警告メッセージの時間を含む。
図7Aの設定ボタンに示す。
【0053】
(ステップ507)
その設定オプションが選定された結果をレコードする。
【0054】
(ステップ508)
その設定オプションの結果がタッチ式インタラクティブ電子ペットに送られ、保存する。設定の結果によって、おもちゃグマ1が低電力警告メッセージのパーセンテージ、光センサ時間の値などを調整し、インタラクションの条件を変更することによって、個人化のインタラクションの条件を設定する目的に達成する。
【0055】
(その他のステップ)
そのうち、さらに以下のステップを含む。
タッチ式インタラクティブ電子ペットから送られた「タッチモード履歴」を受信し、統計した後に新しいダウンロードタッチモードが生成され、タッチ式インタラクティブ電子ペットに伝送することによって、タッチ式インタラクティブ電子ペットのタッチモードを更新する。
これは、携帯端末100がタッチ式インタラクティブ電子ペットから送られた「タッチモード履歴」を受信した後、自動的に携帯端末100のアプリケーション(APP)の計算によって生成される。
【0056】
この他、サーバーからダウンロードした複数のダウンロードタッチモード、複数のダウンロード音声情報、複数のダウンロードモーター動作モードのステップを含む。
サーバー300は、全てのユーザーのタッチモードインタラクティブ電子ペットの「タッチモード履歴」情報を統計した後、常に更新した「ダウンロードタッチモード」が再生成されている。かつ常に更新した音声情報モーター動作モードなどを再制作し、携帯端末100のダウンロードを提供する。
携帯端末100がダウンロードされた後、タッチ式インタラクティブ電子ペットに伝送し、更新することができる。
【0057】
この他、「ダウンロードタッチモード」は、ユーザーのタッチ式インタラクティブ電子ペットが生成された「タッチモード履歴」によって、再統計することによって生成する。
生成の方式は、携帯端末100のAPPによって生成する方式とサーバー300によって生成する方式とがある。
【0058】
(ケア方法の実施例2)
次に、
図9Bを参照されたい。
図9Bは、本発明のタッチ式インタラクティブ電子ペットを組み合わせたケア方法のフローチャートのもう一つの実施例である。
これは、携帯端末100に応用された実施例であり、直接無線基地局200によりサーバー300に接続する実施例である。以下のステップを含む。
【0059】
(ステップ511)
図8Aに示すように、複数のタッチ式インタラクティブ電子ペットの対応するユーザーメッセージボックスが表示される。
【0060】
(ステップ512)
タッチ式インタラクティブ電子ペットと接続する。
【0061】
(ステップ513)
タッチ式インタラクティブ電子ペットの光センサ時間、低電力警告メッセージ及びタッチモード情報を受信する。
【0062】
(ステップ514)
光センシング時間、低電力警告メッセージ及びタッチモード情報を統計し、一つ以上の平均活動情報を取得する。この統計は、サーバー300で実行し、結果は
図8Cに示すように、図表化の方式で表示される。
【0063】
(ステップ515)
当日に生成した光センサ時間、低電力警告メッセージ及びタッチモード情報を平均活動情報と比較する。
【0064】
(ステップ516)
光センサ時間、低電力警告メッセージ及びタッチモード情報が平均活動情報より低いとき、
図8A、8Bに示すように、対応するユーザーメッセージボックスに一つの警告標記が生成され、ディスプレイに表示される。
【0065】
(ステップ517)
ユーザーメッセージボックスをタッチして選択する指令によって、
図8Bに示すように、対応するユーザーのユーザーメッセージボックスが生成され、ディスプレイに表示される。そのうち、一つの警告メッセージを含む。
【0066】
(ステップ518)
ユーザーメッセージボックスをタッチして選択する指令によって、
図8Cに示すように、対応する警告メッセージボックスの光センサ時間、低電力警告メッセージ及びタッチモード情報が対応する統計情報が生成され、ディスプレイに表示される。
【0067】
(その他のステップ)
そのうち、さらに以下のステップを含む。タッチ式インタラクティブ電子ペットから送られた「タッチモード履歴」を受信し、統計した後、新しいダウンロードタッチモードが生成され、タッチ式インタラクティブ電子ペットに伝送され、タッチ式インタラクティブ電子ペットの中のタッチモードを更新する。
これは、無線基地局200がタッチ式インタラクティブ電子ペットから送られた「タッチモード履歴」を受信した後、サーバー300に伝送し、計算した後に生成される。
【0068】
この他、サーバー300が無線基地局200を経由してダウンロードした複数のダウンロードタッチモード、複数のダウンロード音声情報、複数のダウンロードモーター動作モードのステップを含む。
サーバー300は全てのユーザーのタッチ式インタラクティブ電子ペットの「タッチモード履歴」を統計し、常に更新した「ダウンロードタッチモード」が再生成されている。かつ、更新した音声情報、モーター動作モードなどを再制作し、無線基地局200のダウンロードを提供する。即ち、タッチ式インタラクティブ電子ペットへ転送し、更新することができる。
【0069】
この他、「ダウンロードタッチモード」の生成は、ユーザー自身のタッチ式インタラクティブ電子ペットが生成された「タッチモード履歴」を再統計することによって生成することもできる。
生成方式は、サーバー300によって生成する。
【0070】
(ケア方法の実施例3)
次に、
図9Cを参照されたい。
図9Cは、本発明のタッチ式インタラクティブ電子ペットを組み合わせたケア方法のフローチャートのもう一つの実施例を示し、以下のステップを含む。
【0071】
(ステップ521)
図8Aに示すように、複数のタッチ式インタラクティブ電子ペットが対応するユーザーのメッセージボックスを表示する。
【0072】
(ステップ522)
一つの携帯端末に接続し、この携帯端末をタッチ式インタラクティブ電子ペットに接続する。
【0073】
(ステップ523)
この携帯端末から送られたタッチ式インタラクティブ電子ペットの光センサ時間、低電力警告メッセージ、タッチモード情報設定オプションが選択された結果を受信する。
【0074】
(ステップ524)
この携帯端末から送られたタッチ式インタラクティブ電子ペットの光センサ時間、低電力警告メッセージ及びタッチモードを受信する。
【0075】
(ステップ525)
光センサ時間、低電力警告メッセージ及びタッチモード情報を統計し、一つ以上の平均活動情報を取得する。この統計はサーバー300によって実行し、
図8Cに示すように、結果は図表化の方式で表示される。
【0076】
(ステップ526)
当日に生成された光センサ時間、低電力警告メッセージ及びタッチモード情報を平均活動情報と比較する。
【0077】
(ステップ527)
光センサ時間、低電力警告メッセージ及びタッチモード情報が平均活動情報より低いとき、
図8A、8Bに示すように、一つの警告標記が対応するユーザーメッセージボックスに生成し、ディスプレイに表示される。
【0078】
(ステップ528)
ユーザーメッセージボックスをタッチして選択する指令によって、
図8Bに示すように、対応するユーザーのユーザー情報ボックスが画面上に生成し、そのうち、一つの警告メッセージを含む。
【0079】
(ステップ529)
警告メッセージボックスをタッチして選択する指令によって、
図8Cに示すように、対応する警告メッセージボックスの光センサ時間、低電力警告メッセージ及びタッチモード情報が対応する統計情報が生成され、画面上に表示される。
【0080】
(ステップ530)
図8Dに示すように、心配メッセージをこの携帯端末または他の携帯端末に送信する。
【0081】
(その他のステップ)
そのうち、さらに以下のステップを含む。タッチ式インタラクティブ電子ペットから送られた「タッチモード履歴」を受信し、統計した後、新しいダウンロードタッチモードが生成され、タッチ式インタラクティブ電子ペットに送信することによって、タッチ式インタラクティブ電子ペットの中のタッチモードを更新する。
これは、携帯端末100がタッチ式インタラクティブ電子ペットから送られた「タッチモード履歴」を受信した後、携帯端末100の中のアプリケーション(APP)が自動的に計算した後に生成する。
【0082】
この他、さらにサーバー300が複数のダウンロードタッチモード、複数のダウンロード音声情報、複数のダウンロードモーター動作モードをダウンロードするステップを含む。
サーバー300が全てのユーザーのタッチ式インタラクティブ電子ペットの「タッチモード履歴」情報を統計した後、常に更新した「ダウンロードタッチモード」を再生成し、かつ、更新した音声情報、モーター動作モードなどを再制作することができる。
すなわち、携帯端末100のダウンロードを提供することができる。携帯端末100がダウンロードされた後、タッチ式インタラクティブ電子ペットに伝送し、更新を行うことができる。
【0083】
この他、「ダウンロードタッチモード」の生成は、ユーザー自分のタッチ式インタラクティブ電子ペットが生成された「タッチモード履歴」を再統計して生成することもできる。
生成の方式は、携帯端末100のAPPにより生成する、またはサーバー300により生成することができる。
【0084】
以上、望ましい実施例により本発明の技術内容を説明したが、これらは本発明を限定するものではない。本分野の技術者において、本発明の論理の元での変更と修飾は、全て本発明の特許請求の範囲内である。よって、本発明の保護範囲は特許請求の範囲に定めるものである。