特開2019-197362(P2019-197362A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 富士ゼロックス株式会社の特許一覧
<>
  • 特開2019197362-表示装置及びプログラム 図000004
  • 特開2019197362-表示装置及びプログラム 図000005
  • 特開2019197362-表示装置及びプログラム 図000006
  • 特開2019197362-表示装置及びプログラム 図000007
  • 特開2019197362-表示装置及びプログラム 図000008
  • 特開2019197362-表示装置及びプログラム 図000009
  • 特開2019197362-表示装置及びプログラム 図000010
  • 特開2019197362-表示装置及びプログラム 図000011
  • 特開2019197362-表示装置及びプログラム 図000012
  • 特開2019197362-表示装置及びプログラム 図000013
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2019-197362(P2019-197362A)
(43)【公開日】2019年11月14日
(54)【発明の名称】表示装置及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/0482 20130101AFI20191018BHJP
   G09G 5/00 20060101ALI20191018BHJP
   G09G 5/36 20060101ALI20191018BHJP
   G09G 5/34 20060101ALI20191018BHJP
   G09G 5/377 20060101ALI20191018BHJP
   H04M 1/00 20060101ALI20191018BHJP
   G06F 3/0485 20130101ALI20191018BHJP
【FI】
   G06F3/0482
   G09G5/00 530T
   G09G5/36 530Y
   G09G5/34 Z
   G09G5/36 520M
   G09G5/00 510H
   G09G5/00 550X
   H04M1/00 R
   G06F3/0485
【審査請求】未請求
【請求項の数】11
【出願形態】OL
【全頁数】17
(21)【出願番号】特願2018-90597(P2018-90597)
(22)【出願日】2018年5月9日
(71)【出願人】
【識別番号】000005496
【氏名又は名称】富士ゼロックス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002583
【氏名又は名称】特許業務法人平田国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】石垣 徹
【テーマコード(参考)】
5C182
5E555
5K127
【Fターム(参考)】
5C182AA03
5C182AB02
5C182AB08
5C182AC02
5C182AC03
5C182AC13
5C182BA01
5C182BA06
5C182CB14
5C182CB42
5C182CB47
5C182CB54
5C182CB56
5C182CC13
5C182CC17
5C182CC21
5C182DA19
5C182DA68
5E555AA26
5E555BA02
5E555BA04
5E555BA27
5E555BB02
5E555BB06
5E555BB27
5E555BC17
5E555DB11
5E555DC05
5E555FA00
5K127AA36
5K127BA03
5K127CB02
5K127CB22
5K127CB28
5K127CB29
5K127CB31
5K127HA08
5K127JA09
5K127KA09
(57)【要約】
【課題】画面の遷移によって表示対象の表示位置が変更される場合であっても、遷移前の画面で検索された表示対象が含まれるように表示することが可能な表示装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】表示装置は、操作者に応じて第1の画面が第2の画面に遷移することにより、第2の画面内に表示された表示対象及び配列が第1の画面に表示された表示対象及び配列から変化した場合、第1の画面内に表示されている表示対象が一定の割合で含まれるように第2の画面の表示状態を切り替える切替手段を備える。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
操作者に応じて第1の画面が第2の画面に遷移することにより、前記第2の画面内に表示された表示対象及び配列が前記第1の画面に表示された表示対象及び配列から変化した場合、前記第1の画面内に表示されている前記表示対象が一定の割合で含まれるように前記第2の画面の表示状態を切り替える切替手段を備える表示装置。
【請求項2】
前記抽出手段は、前記表示対象のうち、前記第1の画面に全体が表示された前記表示対象を抽出する、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記抽出手段は、前記表示対象の表示態様に応じた重み付けを付して前記表示対象を抽出する、
請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記表示制御手段は、前記第2の画面の上に、前記第1の画面内に表示された前記表示対象を含む第3の画面を重ねて表示するよう制御する、
請求項1から3のいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項5】
前記第3の画面を表示させる操作子をさらに備える、
請求項4に記載の表示装置。
【請求項6】
前記表示制御手段は、前記表示対象の属性に応じた表示態様で前記表示対象を表示するよう制御する、
請求項1から5のいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項7】
前記表示制御手段は、前記表示対象の属性として、前記操作者に前記表示対象に対応する機能を利用する権限が付与されていない場合に、当該表示対象を予め定められた特定の表示態様で表示するよう制御する、
請求項6に記載の表示装置。
【請求項8】
前記表示制御手段は、前記表示対象の属性として、前記操作者に前記表示対象に対応する機能を利用する権限が付与されていない場合に、当該表示対象を表示しないように制御する、
請求項6に記載の表示装置。
【請求項9】
前記操作者の操作を受け付ける受付手段をさらに備え、
前記切替手段は、前記表示対象を追加する操作が受け付けられた場合に、前記第2の画面の表示状態を切り替える、
請求項1から8のいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項10】
操作者に応じて第1の画面が第2の画面に遷移することにより、前記第2の画面内に表示された表示対象及び配列が前記第1の画面に表示された表示対象及び配列から変化した場合、前記第1の画面内に表示されている前記表示対象が一定の割合で含まれるように前記第2の画面の表示状態を切り替える切替手段と、
前記第1の画面内に表示された前記表示対象を含む第3の画面を前記第2の画面上に重ねて表示するよう制御する表示制御手段と、
を備える表示装置。
【請求項11】
コンピュータを、
操作者に応じて第1の画面が第2の画面に遷移することにより、前記第2の画面内に表示された表示対象及び配列が前記第1の画面に表示された表示対象及び配列から変化した場合、前記第1の画面内に表示されている前記表示対象が一定の割合で含まれるように前記第2の画面の表示状態を切り替える切替手段として、
機能させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、操作性に優れたメニュー画面(例えば、ホーム画面等)を表示する表示装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
特許文献1に記載された表示装置は、操作される毎に操作履歴を記憶する記憶手段と、操作起点となるホーム画面を表示する際、前記記憶手段から操作履歴情報を取得してこの操作履歴情報に基づいて推奨情報を生成する生成手段と、前記生成手段により生成された推奨情報を含んだホーム画面を表示する表示手段とを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2011−66850号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の課題は、画面の遷移によって表示対象の表示位置が変更される場合であっても、遷移前の画面で検索された表示対象が含まれるように表示することが可能な表示装置及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
[1]操作者に応じて第1の画面が第2の画面に遷移することにより、前記第2の画面内に表示された表示対象及び配列が前記第1の画面に表示された表示対象及び配列から変化した場合、前記第1の画面内に表示されている前記表示対象が一定の割合で含まれるように前記第2の画面の表示状態を切り替える切替手段を備える表示装置。
[2]前記抽出手段は、前記表示対象のうち、前記第1の画面に全体が表示された前記表示対象を抽出する、
前記[1]に記載の表示装置。
[3]前記抽出手段は、前記表示対象の表示態様に応じた重み付けを付して前記表示対象を抽出する、
前記[2]に記載の表示装置。
[4]前記表示制御手段は、前記第2の画面の上に、前記第1の画面内に表示された前記表示対象を含む第3の画面を重ねて表示するよう制御する、
前記[1]から[3]のいずれか1つに記載の表示装置。
[5]前記第3の画面を表示させる操作子をさらに備える、
前記[4]に記載の表示装置。
[6]前記表示制御手段は、前記表示対象の属性に応じた表示態様で前記表示対象を表示するよう制御する、
前記[1]から[5]のいずれか1つに記載の表示装置。
[7]前記表示制御手段は、前記表示対象の属性として、前記操作者に前記表示対象に対応する機能を利用する権限が付与されていない場合に、当該表示対象を予め定められた特定の表示態様で表示するよう制御する、
前記[6]に記載の表示装置。
[8]前記表示制御手段は、前記表示対象の属性として、前記操作者に前記表示対象に対応する機能を利用する権限が付与されていない場合に、当該表示対象を表示しないように制御する、
前記[6]に記載の表示装置。
[9]前記操作者の操作を受け付ける受付手段をさらに備え、
前記切替手段は、前記表示対象を追加する操作が受け付けられた場合に、前記第2の画面の表示状態を切り替える、
前記[1]から[8]のいずれか1つに記載の表示装置。
[10]操作者に応じて第1の画面が第2の画面に遷移することにより、前記第2の画面内に表示された表示対象及び配列が前記第1の画面に表示された表示対象及び配列から変化した場合、前記第1の画面内に表示されている前記表示対象が一定の割合で含まれるように前記第2の画面の表示状態を切り替える切替手段と、
前記第1の画面内に表示された前記表示対象を含む第3の画面を前記第2の画面上に重ねて表示するよう制御する表示制御手段と、
を備える表示装置。
[11]コンピュータを、
操作者に応じて第1の画面が第2の画面に遷移することにより、前記第2の画面内に表示された表示対象及び配列が前記第1の画面に表示された表示対象及び配列から変化した場合、前記第1の画面内に表示されている前記表示対象が一定の割合で含まれるように前記第2の画面の表示状態を切り替える切替手段として、
機能させるためのプログラム。
【発明の効果】
【0007】
請求項1、10、11に係る発明によれば、画面の遷移によって表示対象の表示位置が変更される場合であっても、遷移前の画面で検索された表示対象が含まれるように表示することができる。
請求項2に係る発明によれば、遷移前の画面に表示対象の一部のみが表示されている場合であっても、当該表示対象が含まれるように表示することができる。
請求項3に係る発明によれば、表示態様に応じて表示対象の重み付けを決定することができる。
請求項4に係る発明によれば、遷移前の画面で検索された表示対象を見やすく表示することができる。
請求項5に係る発明によれば、操作者の操作に応じて遷移前の画面で検索された表示対象を表示することができる。
請求項6、7に係る発明によれば、利用権限のない機能に係る表示対象を他の表示対象と区別して表示することができる。
請求項8に係る発明によれば、利用権限のない機能に係る表示対象を表示させないようにすることができる。
請求項9に係る発明によれば、スクロール操作をしなくとも追加した機能に係る表示対象を表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1図1は、本発明の第1の実施の形態に係る表示装置の制御系の一例を示すブロック図である。
図2図2は、ユーザ情報テーブルの一例を示す図である。
図3図3は、メニュー情報テーブルの一例を示す図である。
図4図4は、画像データの一例を示す図である。
図5図5は、第1のメニュー画面の一例を示す図であり、(a)は、第1のメニュー画面の初期画面の一例を示す図、(b)は、スクロール操作後の第1のメニュー画面の一例を示す図である。
図6図6は、第2のメニュー画面の一例を示す図であり、(a)は、第2のメニュー画面の初期画面の一例を示す図、(b)は、推奨アプリケーションを含む第2のメニュー画面の一例を示す図である。
図7図7は、第1の実施の形態の表示装置の動作の一例を示すフローチャートである。
図8図8は、本発明の第2の実施の形態に係る表示装置の制御系の一例を示すブロック図である。
図9図9は、推奨アプリケーション画面の表示の一例を示す図である。
図10図10は、第2のメニュー画面の変形例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、各図中、実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付してその重複した説明を省略する。
【0010】
[実施の形態の要約]
本実施の形態に係る表示装置は、操作者に応じて第1の画面が第2の画面に遷移することにより、第2の画面内に表示された表示対象及び配列が第1の画面に表示された表示対象及び配列から変化した場合、第1の画面内に表示されている表示対象が一定の割合で含まれるように第2の画面の表示状態を切り替える切替手段を備える。
【0011】
表示対象とは、表示面に表示されている対象物をいう。表示対象は、例えば、表示装置に備えられた機能を示すアイコンが該当する。アイコンの詳細については、後述する。第1の画面は、例えば、未認証のときに表示される画面である。第2の画面は、例えば、特定の操作者が認証されたときに表示される画面である。
【0012】
[第1の実施の形態]
図1は、表示装置2の制御系の一例を示すブロック図である。表示装置2には、例えば、パーソナルコンピュータ、画像形成装置、タブレッド端末、多機能携帯電話機(スマートフォン)等が含まれる。この表示装置2は、制御部20と、各種のデータを記憶する記憶部21と、情報の入力及び表示を行う操作表示部22とを備える。
【0013】
制御部20は、CPU(Central Processing Unit)、インターフェース等から構成されている。CPUは、記憶部21に記憶されたプログラム210に従って動作することにより、受付手段200、認証手段201、画面生成手段202、移動表示手段204、検知手段205、アプリケーション抽出手段206、画面切替手段207、表示制御手段208、集計手段209等として機能する。アプリケーション抽出手段206は、抽出手段の一例である。各手段の詳細については後述する。
【0014】
記憶部21は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスク等から構成され、プログラム210、アプリケーション211、ユーザ情報テーブル212、メニュー情報テーブル213、操作履歴情報214、画像データ215等の各種データを記憶する。記憶部21は、記憶手段の一例である。なお、本明細書において、テーブルに情報を書き込む場合に記録を用い、記憶部に情報を書き込む場合に記憶を用いる。
【0015】
(プログラム210及びアプリケーション211)
プログラム210は、上述の各手段を機能させるものである。アプリケーション211は、例えば、コピー、スキャン、プリント、ファクシミリ、電子メール、チャット、メッセージ通信等の各種機能を実行するソフトウェアである。アプリケーション211は、モバイルアプリケーションを含む。また、アプリケーション211には、当該機能を実行するための設定項目に操作者(以下、「ユーザ」ともいう。)の所望する特定の値を設定したもの(例えば、プリント機能においてA4用紙で3枚とする等)が含まれる。
【0016】
(ユーザ情報テーブル212の構成)
図2は、ユーザ情報テーブル212の一例を示す図である。ユーザ情報テーブル212には、ユーザの認証(以下、単に「ユーザ認証」ともいう。)に用いる情報が登録されている。ユーザ情報テーブル212には、例えば、「ユーザID」欄と、「ユーザ名」欄と、「パスワード」欄と、「認証状態」欄とが設けられている。なお、後述する集計手段209により集計されたデータを記録する欄をさらに設けてもよい。
【0017】
「ユーザID」欄には、ユーザを識別するユーザIDが記録されている。「ユーザ名」欄には、ユーザの名前が記録されている。「パスワード」欄には、ユーザが入力したパスワードと照合する情報が記録されている。「認証状態」欄には、認証が成立しているか否かに関する情報が記録されている。
【0018】
(メニュー情報テーブル213)
図3は、メニュー情報テーブル213の一例を示す図である。メニュー情報テーブル213は、ユーザごとに、当該ユーザが表示装置2にログインしたときに、操作表示部22の表示面22aに表示されるメニュー画面5に含まれるアイコン500(図5図6参照)に関する情報を記録したものである。メニュー情報テーブル213には、例えば、「ユーザID」欄と、「ユーザ名」欄と、「アイコン情報」欄とが設けられている。
【0019】
アイコン500とは、アプリケーション211により実行される機能を図形で表したものをいう。アイコン500には、機能を図形で表したものに加えて、機能を図形で表したものに文字や記号を付加したものや、機能を文字や記号のみで構成されたものも含まれる。アイコン500は、表示対象の一例である。
【0020】
なお、「ユーザID」欄に「ALL」と示したものは、未認証のとき、すなわち、ユーザ情報テーブル212に記録されたいずれのユーザもログインしていないときの情報を示している。換言すれば、ALLとは、特定のユーザを示す情報ではなく、全ユーザに共通する情報を示すものである。ALLに代えて、GUEST等の表現を用いてもよい。「ALL」は、第1の操作者の一例である。「ALL」以外の特定のユーザは、第2の操作者の一例である。
【0021】
「アイコン情報」欄には、ユーザごとに予め選択されたアプリケーションに係るアイコン500の名称の一覧(「リスト」ともいう。)と、当該アイコン500の表示の順序を示す情報とが記録されている。「アイコン情報」欄には、アイコン500は、メニュー画面5上に表示される順序で記録されている。アイコン500の表示の順序とは、メニュー画面5上におけるアイコン500の配列の順序(例えば、画面の左上から右下に向かって付した順序)をいう。
【0022】
なお、表示の順序に代えて、アイコン500を表示するメニュー画面5の座標値等、メニュー画面5上でアイコン500を表示する位置(以下、「表示位置」ともいう。)を示す情報を記録してもよい。なお、アイコン情報は、画面情報の一例である。
【0023】
(操作履歴情報214)
操作履歴情報214は、スクロール操作等の操作を示す操作情報を記録したものである。
【0024】
(画像データ215)
図4は、画像データ215の一例を示す図である。画像データ215は、アプリケーションと対応するアイコン500(画像データ)とを関連付けて記録したものである。
【0025】
操作表示部22は、例えば、タッチパネルディスプレイであり、液晶ディスプレイ等のディスプレイにタッチパネルを重合配置した構成を有する。また、操作表示部22は、各種画面を表示する表示面22aを備える。
【0026】
(各手段)
次に、制御部20を構成する各手段について説明する。受付手段200は、操作表示部22の表示面22aに対して行われる各種操作を受け付ける。受付手段200は、例えば、ユーザの認証を要求する認証要求や、表示面22aに表示されているアイコン500の表示位置を上下左右に移動する操作(スクロール操作や、ページを切り替える操作等)を受け付ける。
【0027】
なお、認証要求は、例えば、操作表示部22に対する操作によりユーザを示す情報(以下、「ユーザ情報」ともいう。ユーザ名やユーザID、パスワード等)を入力して行ってもよく、非接触型ICカード等の認証媒体を用いて行ってもよい。
【0028】
認証手段201は、表示装置2にログインするユーザ認証を行う。具体的には、認証手段201は、受付手段200により受け付けられた認証要求に含まれるユーザ情報を記憶部21のユーザ情報テーブル212に記録された情報と照合してユーザ認証を行う。
【0029】
画面生成手段202は、記憶部21のメニュー情報テーブル213の情報を取得して、メニュー画面5(図5図6参照)を生成する。メニュー画面5には、未認証のときに表示されるメニュー画面(以下、「第1のメニュー画面5A」ともいう。)や、特定のユーザがログインしたとき、すなわち認証されたときに表示されるメニュー画面5(以下、「第2のメニュー画面5B」ともいう。)が含まれる。第1のメニュー画面5Aは、第1の画面の一例である。第2のメニュー画面5Bは、第2の画面の一例である。なお、メニュー画面5は、ホーム画面と呼んでもよい。
【0030】
図5(a)及び図6(b)を参照して、第1のメニュー画面5A及び第2のメニュー画面5Bについて説明する。図5(a)は、第1のメニュー画面5Aの初期画面の一例を示す図である。図6(a)は、第2のメニュー画面5Bの初期画面の一例を示す図である。
【0031】
図5(a)に示すように、第1のメニュー画面5Aは、ユーザ名を示すユーザ名表示領域51Aと、アイコン500を表示するアイコン表示領域52Aとを含んで構成されている。なお、アイコン表示領域52Aの外側に位置するアイコン500(すなわち、表示面22aに表示されないアイコン500)は、破線で示した。なお、以下の説明において、「表示面22aに表示される」には、アイコン表示領域52Aに表示されていることが含まれる。
【0032】
第1のメニュー画面5Aは、上述したメニュー情報テーブル213の「ユーザID」欄に「ALL」と記録された共通ユーザに係るメニュー画面5である。第1のメニュー画面5Aは、例えば、表示装置2が起動したときや休止状態から復帰したとき等に表示されるようになっている。
【0033】
第2のメニュー画面5Bは、図6(a)に示すように、第1のメニュー画面5Aと同様に、ユーザ名を示すユーザ名表示領域51Bと、アイコン500を表示するアイコン表示領域52Bとを含んで構成されている。
【0034】
図6(a)に示す第2のメニュー画面5Bの初期画面は、記憶部21のメニュー情報テーブル213に記録されたアイコン情報に応じて、認証されたユーザごとに生成されるようになっている。具体的には、第2のメニュー画面5Bには、ユーザごとに予め選択されたアイコン500が予め設定された配列で並べられている。換言すれば、第2のメニュー画面5Bは、ユーザごとにカスタマイズされている。
【0035】
移動表示手段204は、受付手段200により受け付けられた操作(例えば、スクロール操作やページの切り替え操作)に応じて、操作表示部22の表示面22aに表示されたアイコン500の表示位置を移動して表示する。また、移動表示手段204は、操作情報を記憶部21の操作履歴情報214に記録する。
【0036】
図5(b)は、スクロール操作後の第1のメニュー画面の一例を示す図である。図5(b)に示すように、移動表示手段204は、スクロール操作により、アイコン500を(例えば、図示の上下方向に)移動して表示する。なお、アイコン500が移動する方向は、図示の上下方向に限定されるものではなく、図示の左右でもよい。
【0037】
検知手段205は、後述する画面切替手段207による表示状態を切り替える処理を行うトリガとなる操作を検知する。具体的には、検知手段205は、以下3つの操作が順番に行われたことを検知する。
1.第1のメニュー画面5Aに対してスクロース操作が行われたこと、
2.認証手段201により特定のユーザの認証が行われたこと、及び
3.第2のメニュー画面5Bが表示されたこと。
【0038】
なお、上記の「1.」において、第1のメニュー画面5Aがアイコン表示領域52Aの最下部までスクロールされた場合や、第1のメニュー画面5Aにおいてスクロール操作が実行されない場合については、検知手段205による検知の対象から除いてもよい。
【0039】
アプリケーション抽出手段206は、検知手段205が上述の操作を検知したとき、操作表示部22の表示面22aに表示されている第1のメニュー画面5Aにおいてスクロール操作後にアイコン表示領域52Aに表示されているアイコン500を抽出する。
【0040】
具体的には、アプリケーション抽出手段206は、第1のメニュー画面5Aが第2のメニュー画面5Bに遷移することにより、第2のメニュー画面5B内に表示されたアイコン500及びその配列が、スクロール操作後の第1のメニュー画面5Aに表示されたアイコン500及びその配列から変化したとき、スクロール後の第1のメニュー画面5Aのアイコン表示領域52Aに表示されているアイコン500を抽出する。以下、抽出されたアイコン500を「推奨アプリケーション」ともいう。
【0041】
具体的には、アプリケーション抽出手段206は、記憶部21の操作履歴情報214を参照し、認証手段201による認証が行われる直前までに記録された操作情報を取得することにより、第1のメニュー画面5Aのアイコン表示領域52Aに認証の直前に表示されていたアイコン500を抽出する。
【0042】
「認証の直前」とは、特定のユーザが認証される前、最後に表示されていた最新の状態をいう。すなわち、第2のメニュー画面5Bに遷移する前の最新の状態をいう。また、「表示面22aに表示されているアイコン」には、アイコン表示領域52Aに全体が表示されているアイコン500のみを含めることとし、アイコン表示領域52Aに一部のみが表示されているアイコン500を含めないようにしてもよい。
【0043】
一例として、図5(b)に示す例の場合、アイコン表示領域52Aに全体が表示されているアイコン500には、「App5」〜「App12」と記された8つのアイコン500が該当し、アイコン表示領域52Aに一部のみが表示されているアイコン500には、「App13」〜「App16」(破線参照)と記された4つのアイコン500が該当する。
【0044】
また、アプリケーション抽出手段206は、以下の関係式に基づいて、第2のメニュー画面5BのN行目のアイコン500がアイコン表示領域52Bの最上部に位置するように表示した場合に、第1のメニュー画面5Aから抽出したアイコン500(推奨アプリケーション)と同一のアイコン500が第2のメニュー画面5Bのアイコン表示領域52Bに含まれる割合を示す指標(以下、「類似度」ともいう。)を算出する。
類似度=N行目に含まれる推奨アプリケーションの個数+(N+1)行目に含まれる推奨アプリケーションの個数。
ここで、Nは、自然数である。また、アプリケーション抽出手段206は、類似度が最大となるのは何行目であるかを示す情報(N)を出力する。
【0045】
一例として、推奨アプリケーションが「App5」〜「App12」(図5(b))で、第2のメニュー画面5Bが図6各図に示す例の場合、類似度は、以下表1に示す値となる。この結果、類似度が最大の5となるN=2が出力される。
【0046】
【表1】
【0047】
なお、アプリケーション抽出手段206は、アイコン500の表示態様に応じての重み付け(例えば、0.0〜1.0)を付してもよい。例えば、アプリケーション抽出手段206は、アイコン表示領域52Aに全体が表示されているアイコン500の重み付けを1.0とし、一部のみ(例えば、上側又は下側のみ)がアイコン表示領域52Aに表示されているアイコンの重み付けを、アイコン500の面積に対する表示されている部分の面積の割合に応じた値(例えば、片側半分が表示されている場合に0.5)としてもよい。
【0048】
また、アプリケーション抽出手段206は、第1のメニュー画面5Aのアイコン表示領域52Aに表示されている複数のアイコン500のうち、ログインしたユーザが利用する利用権限(「実行権限」ともいう。)を有するアプリケーションに係るアイコン500のみを抽出するようにしてもよい。また、アプリケーション抽出手段206は、第1のメニュー画面5Aがアイコン表示領域52Aの最下部までスクロールされた場合や、第1のメニュー画面5Aにおいてスクロール操作が実行されない場合は、アイコン500を抽出する処理を行わないようにしてもよい。
【0049】
画面切替手段207は、第2のメニュー画面5Bの表示状態を切り替える。具体的には、認証の直後の第2のメニュー画面5Bの初期画面を、アプリケーション抽出手段206により抽出された複数のアイコン500と同一のアイコン500が予め定められた一定の割合で含まれるように、すなわち抽出された複数のアイコン500のうち一定の割合のアイコン500がアイコン表示領域52Bに表示されるように第2のメニュー画面5Bの表示状態を切り替える。
【0050】
一例として、画面切替手段207は、移動表示手段204を制御して、アイコン500を上下に移動して表示させることにより、画面を切り替える。好ましくは、画面切替手段207は、アプリケーション抽出手段206により出力された類似度が最大となる行に応じて、第2のメニュー画面5Bをスクロールする位置(以下、「スクロール位置」ともいう。)を算出し、算出したスクロール位置まで画面をスクロールすることにより、第2のメニュー画面5Bの表示状態を切り替える。
【0051】
図6(b)は、推奨アプリケーションを含む第2のメニュー画面5Bの一例を示す図である。図6(b)に示すように、推奨アプリケーションを含む第2のメニュー画面5Bは、アプリケーション抽出手段206によってスクロール操作後の第1のメニュー画面5Aから抽出されたアイコン500が第2のメニュー画面5Bのアイコン表示領域52Bに一定の割合で含まれるように生成される。
【0052】
好ましくは、画面切替手段207は、スクロール操作後の第1のメニュー画面5Aから抽出されたアイコン500が含まれる割合が最も大きくなるように、特定の行のアイコン500がアイコン表示領域52Bの最上部に位置するようにアイコン500の表示位置を移動することにより、第2のメニュー画面5Bの表示状態を切り替える。
【0053】
表示制御手段208は、操作表示部22の表示面22aに画面生成手段202により生成されたメニュー画面5を表示するよう制御する。換言すれば、認証手段201により特定のユーザが認証されると、表示制御手段208は、第1のメニュー画面5Aを第2のメニュー画面5Bに遷移する。
【0054】
また、表示制御手段208は、アイコン500が表示できない属性を有する場合、当該アイコン500を予め定められた特定の表示態様で表示するよう制御する。なお、「表示できない属性」には、例えば、上述したように、ログインしたユーザに対して、当該アイコン500に係るアプリケーションの利用権限が付与されていない場合等が該当する。この場合、表示制御手段208は、権限が付与されていないことを示す特定の表示態様(例えば、グレーアウト)で当該アプリケーションに係るアイコン500を表示するよう制御してもよい。あるいは、表示制御手段208は、利用権限のないアプリケーションに係るアイコン500をそもそも表示しないように制御してもよい。
【0055】
集計手段209は、ユーザが使用したアプリケーションの機能を集計する。例えば、集計手段209は、コピーの枚数の合計をユーザ毎に集計する。
【0056】
(第1の実施の形態の動作)
次に、表示装置2の動作の一例について図7を参照して説明する。図7は、表示装置2の動作の一例を示すフローチャートである。表示制御手段208は、画面生成手段202により生成された第1のメニュー画面5A(図5(a)参照)を操作表示部22の表示面22aに表示するように制御する(S1)。
【0057】
受付手段200が操作表示部22に対して行われたスクロール操作を受け付けると(S2:Yes)、移動表示手段204は、アイコン500の表示位置を移動して(S3)、表示する(図5(b)参照)。
【0058】
また、移動表示手段204は、操作情報を記憶部21の操作履歴情報214に記録する(S4)。
【0059】
次に、受付手段200がユーザの認証要求を受け付けると、認証手段201は、ユーザ認証を行う(S5)。特定のユーザがログインすると、すなわち、認証手段201がユーザ認証を行うと(S5:Yes)、表示制御手段208は、画面生成手段202により生成された第2のメニュー画面5B(図6(a)参照)を操作表示部22の表示面22aに表示するように制御する(S6)。すなわち、表示制御手段208は、第1のメニュー画面5Aを第2のメニュー画面5Bに遷移する。
【0060】
次に、アプリケーション抽出手段206は、記憶部21の操作履歴情報214を参照して、認証の直前に第1のメニュー画面5Aのアイコン表示領域52Aに表示されていた複数のアイコン500を推奨アプリケーションとして抽出する(S7)。また、アプリケーション抽出手段206は、第2のメニュー画面5Bを構成する行ごとに類似度を算出する。また、画面切替手段207は、類似度に応じたスクロール位置を算出する(S8)。
【0061】
画面切替手段207は、算出したスクロール位置に応じて、アイコン500の表示位置を移動する(S9)。換言すれば、画面切替手段207は、推奨アプリケーションが含まれるように第2のメニュー画面5Bの表示状態を切り替える。
【0062】
[第2の実施の形態]
次に、図8を参照して本発明の第2の実施の形態について説明する。図8は、本発明の第2の実施の形態に係る表示装置2の制御系の一例を示すブロック図である。第2の実施の形態は、第1の実施の形態で説明した画面生成手段202を第1の画面生成手段202とした場合に、アプリケーション抽出手段206により抽出されたアイコン500を含む推奨アプリケーション画面6(図9参照)を生成する第2の画面生成手段203を備える点で第1の実施の形態と相違する。以下、第1の実施の形態と同一の構成要素には同一の符号を付してその詳細な説明を省略するとともに、第1の実施の形態と異なる点を中心に説明する。
【0063】
図9は、推奨アプリケーション画面の表示の一例を示す図である。図9に示すように、推奨アプリケーション画面6には、ユーザのログイン、すなわち認証の直前に第1のメニュー画面5Aに表示されていたアイコン500を縮小した複数のアイコン600(以下、「縮小アイコン600」ともいう。)が含まれる。推奨アプリケーション画面6は、第3の画面の一例である。
【0064】
図9に示すように、表示制御手段208は、推奨アプリケーション画面6を第2のメニュー画面5B上に重ねて、ポップアップ画面として重畳的に表示するよう制御してもよい。この場合、画面切替手段207は、第2のメニュー画面5Bをスクロールして切り替える処理を行ってもよい。
【0065】
また、推奨アプリケーション画面6に含める縮小アイコン600は、例えば、アプリケーション抽出手段206が記憶部21の操作履歴情報214を参照して取得するようにしてもよい。
【0066】
<変形例1>
図10は、第2のメニュー画面5Bの変形例を示す図である。図10に示すように、推奨アプリケーションの一覧を呼び出す推奨釦53を設けてもよい。この場合、表示制御手段208は、ユーザによる推奨釦53を押下する操作により、推奨アプリケーション画面6を表示するように制御してもよい。推奨釦53は、操作子の一例である。
【0067】
<変形例2>
また、例えば、表示装置2が複合機の場合、アプリケーションを追加する操作が実行され、受付手段200が当該操作を受け付けたときに、第2のメニュー画面5Bの表示状態を切り替える処理を行うトリガとなる操作が実行されたものとしてもよい。具体的には、検知手段205は、次の操作が実行されたとき、第2のメニュー画面5Bの表示状態を切り替える処理を行うトリガとなる操作が発生したと判定してもよい。
1.アプリケーションが追加されたこと、及び
2.第2のメニュー画面5Bが表示されたこと
【0068】
アプリケーション抽出手段206は、追加されたアプリケーションを推奨アプリケーションとする。このように、追加されたアプリケーションを推奨アプリケーションとして表示することによって、追加後すぐに実行することが出来る。
【0069】
<変形例3>
また、表示装置2が、アプリケーションを検索する検索機能を有する場合、検知手段205は、次の操作が実行されたとき、第2のメニュー画面5Bの表示状態を切り替える処理を行うトリガとなる操作が発生したと判定してもよい。
1.検索結果が表示されたこと、
2.認証手段201により特定のユーザの認証が行われたこと、及び
3.第2のメニュー画面が表示されたこと
【0070】
アプリケーション抽出手段206は、第2のメニュー画面5Bが表示される前に行われた検索結果に表示されたアプリケーションを推奨アプリケーションとして抽出する。このようにして、ログイン後に再度の検索を行うことなく、検索結果で得られたアプリケーションを開始できる。
【0071】
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の実施の形態は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲内で種々の変形、実施が可能である。例えば、上述の例では、上下にスクロールする場合を例に挙げて説明したが、左右にスクロールする場合も同様である。
【0072】
制御部20の各手段は、それぞれ一部又は全部を再構成可能回路(FPGA:Field Programmable Gate Array)、特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)等のハードウエア回路によって構成してもよい。
【0073】
また、本発明の要旨を変更しない範囲内で、上記実施の形態の構成要素の一部を省くことや変更することが可能である。また、本発明の要旨を変更しない範囲内で、上記実施の形態のフローにおいて、ステップの追加、削除、変更、入替え等が可能である。また、上記実施の形態で用いたプログラムをCD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して提供することができ、クラウドサーバ等の外部サーバに格納しておき、ネットワークを介して利用することもできる。
【符号の説明】
【0074】
2 表示装置
20 制御部
200 受付手段
201 認証手段
202 画面生成手段(第1の画面生成手段)
203 第2の画面生成手段
204 移動表示手段
205 検知手段
206 アプリケーション抽出手段
207 画面切替手段
208 表示制御手段
209 集計手段
21 記憶部
210 プログラム
211 アプリケーション
212 ユーザ情報テーブル
213 メニュー情報テーブル
214 操作履歴情報
215 画像データ
22 操作表示部
22a 表示面
5 メニュー画面
5A 第1のメニュー画面
5B 第2のメニュー画面
51A,51B ユーザ名表示領域
52,52A,52B アイコン表示領域
53 推奨釦
500 アイコン
6 推奨アプリケーション画面
600 縮小アイコン
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10