特開2019-200505(P2019-200505A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2019-200505(P2019-200505A)
(43)【公開日】2019年11月21日
(54)【発明の名称】情報処理装置および方法
(51)【国際特許分類】
   G05B 23/02 20060101AFI20191025BHJP
【FI】
   G05B23/02 V
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2018-93503(P2018-93503)
(22)【出願日】2018年5月15日
(71)【出願人】
【識別番号】000006666
【氏名又は名称】アズビル株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100098394
【弁理士】
【氏名又は名称】山川 茂樹
(74)【代理人】
【識別番号】100064621
【弁理士】
【氏名又は名称】山川 政樹
(72)【発明者】
【氏名】飯田 洋介
【テーマコード(参考)】
3C223
【Fターム(参考)】
3C223AA01
3C223AA21
3C223BA03
3C223BB01
3C223CC02
3C223DD03
3C223EA04
3C223EA06
3C223GG01
3C223HH29
(57)【要約】
【課題】制御などのシステムの変更や復旧がより迅速に実施できるようにする。
【解決手段】記憶部101は、管理対象を管理するための項目に関する論理情報と、管理対象を管理するフィールド機器121を識別するための第1識別およびフィールド機器121における項目に対応してフィールド機器121で入出力される管理情報を識別するための第2識別から構成された物理情報とを各々関連づけて記憶する。論理情報および物理情報には、項目が複数設定され、物理情報には、各々の項目に対応して第2識別が設定されている。検索部103は、受付部102で受け付けられた論理情報に関連づけられた物理情報を記憶部101から検索する。取得部104は、検索部103が検索した物理情報の第1識別で識別されるフィールド機器121の第2識別で識別される管理情報を取得する。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
管理対象の制御、監視、診断を含む前記管理対象を管理するための項目に関する論理情報と、前記管理対象を管理する機器を識別するための第1識別および前記機器における項目に対応して前記機器で入出力される管理情報を識別するための第2識別から構成された物理情報とを各々関連づけて記憶するように構成された記憶部と、
論理情報を識別情報として指定して対応する管理値の入出力要求を受け付けるように構成された受付部と、
前記受付部で受け付けられた論理情報に関連づけられた物理情報を前記記憶部から検索するように構成された検索部と、
前記検索部が検索した物理情報の第1識別で識別される前記機器の第2識別で識別される管理情報を取得するように構成された取得部と、
前記取得部が取得した管理情報を、前記受付部が受け付けた入出力要求の対象とするように構成された入出力制御部と
を備えることを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
請求項1記載の情報処理装置において、
前記記憶部が記憶する物理情報の更新を受け付けるように構成された更新受付部を更に備えることを特徴とする情報処理装置。
【請求項3】
請求項1または2記載の情報処理装置において、
論理情報および物理情報には、項目が複数設定され、
物理情報には、各々の項目に対応して前記第2識別が設定されている
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項4】
管理対象の制御、監視、診断を含む前記管理対象を管理するための項目に関する論理情報と、前記管理対象を管理する機器を識別するための第1識別および前記機器における項目に対応して前記機器で入出力される管理情報を識別するための第2識別から構成された物理情報とを各々関連づけて記憶部に記憶する第1ステップと、
論理情報を識別情報として指定して対応する制御値の入出力要求を受け付ける第2ステップと、
前記第2ステップで受け付けられた論理情報に関連づけられた物理情報を前記記憶部より検索する第3ステップと、
前記第3ステップで検索した物理情報の第1識別で識別される前記機器の第2識別で識別される管理情報を取得する第4ステップと、
前記第4ステップで取得した管理情報を、前記第2ステップで受け付けた入出力要求の対象とする第5ステップと
を備えることを特徴とする情報処理方法。
【請求項5】
請求項4記載の情報処理方法において、
前記記憶部が記憶する物理情報の更新を受け付ける第6ステップを更に備えることを特徴とする情報処理方法。
【請求項6】
請求項4または5記載の情報処理方法において、
論理情報には、項目が複数設定され、
物理情報には、各々の項目に対応して前記第2識別が設定されている
ことを特徴とする情報処理方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、制御システムおよび機器管理装置などで用いる管理情報の処理を行う情報処理装置および方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
例えば、建築物に付帯している各設備の監視制御や、プラントなどの制御には制御システムが用いられ、さらに機器管理のシステムが用いられている場合がある(特許文献1参照)。例えば、機器管理のシステムでは、フィールドバスなどのネットワークにより接続している現場に設置されたプロセス機器や各種センサなどのフィールド機器との間で信号をやりとりし、フィールド機器の動作状態や計測結果を収集して診断結果を表示し、設定情報の構成などを行う。
【0003】
このようなシステムでは、複数のフィールド機器を管理対象としているため、フィールド機器を一意に識別可能な識別定義情報を、フィールド機器に関連付けて設定している。この識別定義情報は、フィールド機器を識別するための情報に加え、識別されるフィールド機器で計測される計測値に関する情報、制御情報、当該フィールド機器との通信に必要な手順の情報なども含まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2012−014388号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述したような機器管理のシステムにおいて、故障や更新などによりフィールド機器を交換する場合、交換前のフィールド機器と交換後のフィールド機器とが同一ではない場合がある。例えば、故障の場合、緊急に復旧させるために、同機能の他製品のフィールド機器に交換する場合がある。また、1つのフィールド機器で実現していた機能を、複数のフィールド機器に置き換える場合もある。このような場合、識別定義情報が異なってくるため、識別定義情報を変更する必要がある。しかしながら、識別定義情報を変更することは、識別情報に基づいているシステム本来の機能への影響が避けられないため容易ではなく、非常に手間がかかる。識別定義情報の変更が困難であることは、システムの迅速な変更や復旧を妨げる原因となる。
【0006】
本発明は、以上のような問題点を解消するためになされたものであり、制御などのシステムの変更や復旧がより迅速に実施できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る情報処理装置は、管理対象の制御、監視、診断を含む管理対象を管理するための項目に関する論理情報と、管理対象を管理する機器を識別するための第1識別および機器における項目に対応して機器で入出力される管理情報を識別するための第2識別から構成された物理情報とを各々関連づけて記憶するように構成された記憶部と、論理情報を識別情報として指定して対応する管理値の入出力要求を受け付けるように構成された受付部と、受付部で受け付けられた論理情報に関連づけられた物理情報を記憶部から検索するように構成された検索部と、検索部が検索した物理情報の第1識別で識別される機器の第2識別で識別される管理情報を取得するように構成された取得部と、取得部が取得した管理情報を、受付部が受け付けた入出力要求の対象とするように構成された入出力制御部とを備える。
【0008】
上記情報処理装置において、記憶部が記憶する物理情報の更新を受け付けるように構成された更新受付部を更に備える。
【0009】
上記情報処理装置において、論理情報および物理情報には、項目が複数設定され、物理情報には、各々の項目に対応して第2識別が設定されている。
【0010】
本発明に係る情報処理方法は、管理対象の制御、監視、診断を含む管理対象を管理するための項目に関する論理情報と、管理対象を管理する機器を識別するための第1識別および機器における項目に対応して機器で入出力される管理情報を識別するための第2識別から構成された物理情報とを各々関連づけて記憶部に記憶する第1ステップと、論理情報を識別情報として指定して対応する制御値の入出力要求を受け付ける第2ステップと、第2ステップで受け付けられた論理情報に関連づけられた物理情報を記憶部より検索する第3ステップと、第3ステップで検索した物理情報の第1識別で識別される機器の第2識別で識別される管理情報を取得する第4ステップと、第4ステップで取得した管理情報を、第2ステップで受け付けた入出力要求の対象とする第5ステップとを備える。
【0011】
上記情報処理方法において、記憶部が記憶する物理情報の更新を受け付ける第6ステップを更に備える。
【0012】
上記情報処理方法において、論理情報には、項目が複数設定され、物理情報には、各々の項目に対応して第2識別が設定されている。
【発明の効果】
【0013】
以上説明したことにより、本発明によれば、制御などのシステムの変更や復旧がより迅速に実施できるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1図1は、本発明の実施の形態における情報処理装置の構成を示す構成図である。
図2図2は、本発明の実施の形態における情報処理方法を説明するためのフローチャートである。
図3図3は、本発明に係る情報処理装置のハードウエア構成を示す構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の実施の形態おける情報処理装置100について図1を参照して説明する。情報処理装置100は、記憶部101、受付部102、検索部103、取得部104、入出力制御部105を備える。
【0016】
記憶部101は、管理対象の制御、監視、診断を含む管理対象を管理するための
項目に関する論理情報と、管理対象の制御,監視,診断などの管理を行なうフィールド機器(機器)121を識別するための第1識別およびフィールド機器121における項目に対応してフィールド機器121で入出力される管理情報を識別するための第2識別から構成された物理情報とを各々関連づけて記憶する。論理情報および物理情報には、項目が複数設定され、物理情報には、各々の項目に対応して第2識別が設定されている。
【0017】
受付部102は、論理情報を識別情報として指定して対応する管理値の入出力要求を受け付ける。受付部102は、例えば、機器管理装置122より、ネットワーク131を介して入出力の要求を受け付ける。
【0018】
検索部103は、受付部102で受け付けられた論理情報に関連づけられた物理情報を記憶部101から検索する。取得部104は、検索部103が検索した物理情報の第1識別で識別されるフィールド機器121の第2識別で識別される管理情報を取得する。取得部104は、例えば、ネットワーク131を介し、フィールド機器121より管理情報を取得する。入出力制御部105は、取得部104が取得した管理情報を、受付部102が受け付けた入出力要求の対象とする。
【0019】
例えば、受付部102が、機器管理装置122より、フィールド機器121に設定されている所定の論理情報で特定される設定値の取得(出力)要求を受付けた場合、検索部103は、受け付けられた設定値を特定する論理情報に関連付けれ物理情報を記憶部101から検索する。取得部104は、検索された物理情報の第1識別で識別されるフィールド機器121より、第2識別で識別される設定値を取得する。入出力制御部105は、取得部104が取得したフィールド機器121の設定値を、要求元の機器管理装置122に送信する。
【0020】
また、実施の形態における情報処理装置100は、記憶部101が記憶する物理情報の更新を受け付ける更新受付部106を備える。
【0021】
次に、本発明の実施の形態における情報処理装置の動作例(情報処理方法)について、図2のフローチャートを用いて説明する。
【0022】
まず、第1ステップS101で、管理対象の制御、監視、診断を含む管理対象を管理するための項目に関する論理情報と、管理対象の制御,監視,診断などの管理を行なう(管理対象を管理)する機器を識別するための第1識別および機器における項目に対応して機器で入出力される管理情報を識別するための第2識別から構成された物理情報とを各々関連づけて記憶部101に記憶する。記憶部101に記憶されている論理情報には、項目が複数設定され、物理情報には、各々の項目に対応して第2識別が設定されている。
【0023】
次に、第2ステップS102で、受付部102が、論理情報を識別情報として指定して対応する管理値の入出力要求を、機器管理装置122から受け付けると(第2ステップS102のyes)、第3ステップS103で、検索部103が、受け付けられた論理情報に関連づけられた物理情報を記憶部101より検索する。
【0024】
次に、第4ステップS104で、第3ステップS103で検索部103が検索した物理情報の第1識別で識別される機器の第2識別で識別される管理情報をフィールド機器121より取得する。次に、第5ステップS105で、第4ステップS104で取得部104が取得した管理情報を、第2ステップS102で受け付けた入出力要求の対象とし、例えば、対象とした管理情報を要求元の機器管理装置122に送信する。
【0025】
なお、記憶部101が記憶する物理情報の更新を更新受付部106で受け付ける第6ステップを更に備えるようにしてもよい。
【0026】
例えば、フィールド機器121が故障して、これを復旧させることになり、一時的に代替のフィールド機器を設置し、故障前と同じフィールド機器121が入手されたら、新たなフィールド機器121を設定する場合を考える。
【0027】
例えば、表1に示すように、フィールド機器121は、圧力センサを備えるバルブであり、項目として開度、駆動信号、供給空気圧、出力空気圧がある。開度については、論理情報として「Travel」が設定され、駆動信号については、論理情報として「Duty」が設定され、供給空気圧については、論理情報として「Ps」が設定され、出力空気圧については、論理情報として「Po」が設定されている。
【0028】
【表1】
【0029】
故障前は、開度に対し、物理情報としてフィールド機器121を識別する第1識別として「A100」、項目に対応してフィールド機器121で入出力される管理情報を識別するための第2識別として「Travel」が関連付けられている。
【0030】
また、駆動信号に対し、物理情報としてフィールド機器121を識別する第1識別として「A100」、項目に対応してフィールド機器121で入出力される管理情報を識別するための第2識別として「Duty」が関連付けられている。
【0031】
また、供給空気圧に対し、物理情報としてフィールド機器121を識別する第1識別として「A100」、項目に対応してフィールド機器121で入出力される管理情報を識別するための第2識別として「Ps」が関連付けられている。
【0032】
また、出力空気圧に対し、物理情報としてフィールド機器121を識別する第1識別として「A100」、項目に対応してフィールド機器121で入出力される管理情報を識別するための第2識別として「Po」が関連付けられている。
【0033】
この状態において機器管理装置122から、開度についての要求を受付部102が受け付けると、検索部103は、記憶部101より物理情報「A100.Travel」を検索する。これにより、取得部104は、「A100」で特定されるフィールド機器121より「Travel」で特定される開度の情報を取得する。このように取得された開度の情報が、入出力制御部105から機器管理装置122に送信される。
【0034】
また、この状態において機器管理装置122から、駆動信号についての要求を受付部102が受け付けると、検索部103は、記憶部101より物理情報「A100.Duty」を検索する。これにより、取得部104は、「A100」で特定されるフィールド機器121より「Duty」で特定される駆動信号の情報を取得する。このように取得された駆動信号の情報が、入出力制御部105から機器管理装置122に送信される。
【0035】
また、この状態において機器管理装置122から、供給空気圧についての要求を受付部102が受け付けると、検索部103は、記憶部101より物理情報「A100.Ps」を検索する。これにより、取得部104は、「A100」で特定されるフィールド機器121より「Ps」で特定される供給空気圧の情報を取得する。このように取得された供給空気圧の情報が、入出力制御部105から機器管理装置122に送信される。
【0036】
また、この状態において機器管理装置122から、出力空気圧についての要求を受付部102が受け付けると、検索部103は、記憶部101より物理情報「A100.Po」を検索する。これにより、取得部104は、「A100」で特定されるフィールド機器121より「Po」で特定される出力空気圧の情報を取得する。このように取得された出力空気圧の情報が、入出力制御部105から機器管理装置122に送信される。
【0037】
故障が発生し、新たなフィールド機器121が用意されるまでの故障期間において、フィールド機器121の代わりに、3台の代替機器を用いる場合、利用者の操作による物理情報の更新が更新受付部106で受け付けられると、まず、開度に対し、物理情報としてバルブである第1代替機器を識別する第1識別として「A200」、項目に対応して第1代替機器で入出力される管理情報を識別するための第2識別として「Travel」が関連付けられる。
【0038】
また、駆動信号に対し、物理情報として第1代替機器を識別する第1識別として「A200」、項目に対応して第1代替機器で入出力される管理情報を識別するための第2識別として「Duty」が関連付けられる。
【0039】
また、バルブであるA200は圧力センサを持たないので、供給空気圧に対し、物理情報として圧力センサである第2代替機器を識別する第1識別として「A300」、項目に対応して第2代替機器で入出力される管理情報を識別するための第2識別として「Ps」が関連付けられる。
【0040】
また、出力空気圧に対し、物理情報として圧力センサである第3代替機器を識別する第1識別として「A400」、項目に対応して第1代替機器で入出力される管理情報を識別するための第3識別として「Po」が関連付けられる。
【0041】
この故障期間において機器管理装置122から、開度についての要求を受付部102が受け付けると、検索部103は、記憶部101より物理情報「A200.Travel」を検索する。これにより、取得部104は、「A200」で特定される第1代替機器より「Travel」で特定される開度の情報を取得する。このように取得された開度の情報が、入出力制御部105から機器管理装置122に送信される。
【0042】
またこの故障期間において機器管理装置122から、駆動信号についての要求を受付部102が受け付けると、検索部103は、記憶部101より物理情報「A200.Duty」を検索する。これにより、取得部104は、「A200」で特定される第1代替機器より「Duty」で特定される駆動信号の情報を取得する。このように取得された駆動信号の情報が、入出力制御部105から機器管理装置122に送信される。
【0043】
またこの故障期間において機器管理装置122から、供給空気圧についての要求を受付部102が受け付けると、検索部103は、記憶部101より物理情報「A300.Ps」を検索する。これにより、取得部104は、「A300」で特定される第2代替機器より「Ps」で特定される供給空気圧の情報を取得する。このように取得された供給空気圧の情報が、入出力制御部105から機器管理装置122に送信される。
【0044】
またこの故障期間において機器管理装置122から、出力空気圧についての要求を受付部102が受け付けると、検索部103は、記憶部101より物理情報「A400.Po」を検索する。これにより、取得部104は、「A400」で特定される第3代替機器より「Po」で特定される出力空気圧の情報を取得する。このように取得された出力空気圧の情報が、入出力制御部105から機器管理装置122に送信される。
【0045】
この後、新たなフィールド機器121が用意されて設置されると、利用者の操作による物理情報の更新が更新受付部106で受け付けられ、故障前と同じ物理情報が対応する項目に設定される状態となる。
【0046】
この状態において機器管理装置122から、開度についての要求を受付部102が受け付けると、検索部103は、記憶部101より物理情報「A100.Travel」を検索する。これにより、取得部104は、「A100」で特定されるフィールド機器121より「Travel」で特定される開度の情報を取得する。このように取得された開度の情報が、入出力制御部105から機器管理装置122に送信される。
【0047】
また、この状態において機器管理装置122から、駆動信号についての要求を受付部102が受け付けると、検索部103は、記憶部101より物理情報「A100.Duty」を検索する。これにより、取得部104は、「A100」で特定されるフィールド機器121より「Duty」で特定される駆動信号の情報を取得する。このように取得された駆動信号の情報が、入出力制御部105から機器管理装置122に送信される。
【0048】
また、この状態において機器管理装置122から、供給空気圧についての要求を受付部102が受け付けると、検索部103は、記憶部101より物理情報「A100.Ps」を検索する。これにより、取得部104は、「A100」で特定されるフィールド機器121より「Ps」で特定される供給空気圧の情報を取得する。このように取得された供給空気圧の情報が、入出力制御部105から機器管理装置122に送信される。
【0049】
また、この状態において機器管理装置122から、出力空気圧についての要求を受付部102が受け付けると、検索部103は、記憶部101より物理情報「A100.Po」を検索する。これにより、取得部104は、「A100」で特定されるフィールド機器121より「Po」で特定される出力空気圧の情報を取得する。このように取得された出力空気圧の情報が、入出力制御部105から機器管理装置122に送信される。
【0050】
なお、上述した実施の形態における情報処理装置100は、図3に示すように、CPU(Central Processing Unit;中央演算処理装置)201と主記憶装置202と、外部記憶装置203とネットワーク接続装置204となどを備えたコンピュータ機器であり、主記憶装置202に展開されたプログラムによりCPU201が動作することで、上述した各機能が実現される。ネットワーク接続装置204は、ネットワーク205に接続する。また、各機能は、複数のコンピュータ機器に分散させるようにしてもよい。
【0051】
以上に説明したように、本発明では、管理対象を管理するための項目に関する論理情報と、管理対象を管理する機器を識別するための第1識別および機器における項目に対応して機器で入出力される管理情報を識別するための第2識別から構成された物理情報とを各々関連づけるようにした。これにより、論理情報を指定すれば、実際に設置されている機器の情報を必要とせず、対応する管理情報が得られるようになる。この結果、システムの変更などにおいては、新たな物理情報を論理対応づけておけばよく、制御などのシステムの変更や復旧がより迅速に実施できるようになる。
【0052】
なお、本発明は以上に説明した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で、当分野において通常の知識を有する者により、多くの変形および組み合わせが実施可能であることは明白である。
【符号の説明】
【0053】
100…情報処理装置、101…記憶部、102…受付部、103…検索部、104…取得部、105…入出力制御部、106…更新受付部、121…フィールド機器(機器)、122…機器管理装置、131…ネットワーク。
図1
図2
図3