特開2019-203400IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

ここに開示された技術は、エンジンの燃焼制御方法及び燃焼制御装置に関する技術分野に属する。

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】エンジンの燃焼抑制要求時に、着火時期を遅らせることができるようにする。
【解決手段】エンジンの運転時において、該エンジンの燃焼抑制要求時に、所定当量比以上のリッチ混合気が少なくとも局所的に形成されるように、インジェクタ14により燃焼室6内に燃料を噴射させるとともに、放電プラグ13の電極13a.13b間にリッチ混合気が存在している期間に、電極13a,13b間で放電させて非平衡プラズマを生成することで、燃焼室6内での混合気の燃焼を抑制する物質である抑制種を生成する。
【選択図】図8

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところで、本発明者らが鋭意研究したところ、プラズマ生成手段の電極間に、当量比の高いリッチ混合気が存在しているときに、電極間で放電させて非平衡プラズマを生成すると、混合気の着火及び燃焼を抑制する物質(以下、抑制種という)が生成されることが分かった。このことを利用すれば、エンジンの燃焼抑制要求時に、着火時期を遅くして、燃焼を緩慢にすることできることがと分かった。 ここに開示された技術は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、エンジンの燃焼抑制要求時に、着火時期を遅らせることができるようにすることにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

課題を解決するために、ここに開示された技術では、燃焼室が形成された気筒と、燃焼室内に臨むように配置され、電極間に電圧を印加することによる放電により燃焼室内にプラズマを生成するプラズマ生成手段と、燃焼室内に燃料を噴射する燃料噴射手段とを備え、燃料噴射手段により噴射された燃料によって形成される混合気を燃焼室内で燃焼させるエンジンの燃焼制御方法を対象にして、エンジンの運・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
以上説明したように、ここに開示された技術によると、プラズマ生成手段の電極間に所定当量比以上のリッチ混合気が存在している期間に非平衡プラズマを生成して、燃焼室内での混合気の燃焼を抑制する物質である抑制種を効率良く生成することができ、この結果、生成された抑制種によって、エンジンの燃焼抑制要求時に、着火時期を遅らせることができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】実施形態1に係る燃焼制御装置が適用されたエンジンシステムの概略構成図である。

【図2】放電プラグの電極周辺を示す概略図である。

【図3】エンジンの制御系統を示すブロック図である。

【図4】非平衡プラズマの生成条件を示すマップである。

【図5】非平衡プラズマを生成する際のパルス電圧の波形の一例を示すグラフである。

【図6】高負荷領域における放電態様及び燃料噴射態様の一例を示す図である。

【図7】燃料噴射時における、燃焼室内のリッチ混合気の分布を示す図である。

【図8】圧縮後期における、燃焼室内のリッチ混合気の分布を示す図である。

【図9】抑制種生成制御を実行する際のPCMの処理動作を示すフローチャートである。

【図10】抑制種生成制御を実行した場合の熱発生の履歴の一例を概略的に示す図である。

【図11】実施形態2に係る燃焼制御装置が適用されたエンジンにおける、放電プラグとインジェクタとの位置関係を示す概略図である。

【図12】実施形態2のエンジンの制御系統を示すブロック図である。

【図13】実施形態2の、高負荷領域における放電態様及び燃料噴射態様の一例を示す図である。

【図14】実施形態2において、抑制種生成制御を実行する際のPCMの処理動作を示すフローチャートである。

【図15】放電プラグの電極間の混合気の空燃比を計測するためのマップである。

選択図 図8出願人が指定した本件の代表的な図

1 エンジン   5 ピストン   6 燃焼室   7 クランクシャフト   13 放電プラグ(プラズマ生成手段)   13a 中心電極(プラズマ生成手段の電極)   13b 接地電極(プラズマ生成手段の電極)   14 インジェクタ(燃焼噴射手段)   100 PCM(制御手段)

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